JP2876623B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JP2876623B2
JP2876623B2 JP1130804A JP13080489A JP2876623B2 JP 2876623 B2 JP2876623 B2 JP 2876623B2 JP 1130804 A JP1130804 A JP 1130804A JP 13080489 A JP13080489 A JP 13080489A JP 2876623 B2 JP2876623 B2 JP 2876623B2
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temperature sensor
heater
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哲夫 河合
健太郎 鑓
久哉 松井
登 坂本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭において使用される衣類の乾燥状態
に応じて自動的に運転を停止する衣類乾燥機に関するも
のである。
従来の技術 従来の衣類乾燥機の構成を第3図〜第6図に示す。第
3図に示すように、ハウジング1の上部にモータ2を設
け、このモータ2とハウジング1の背面側に設けた熱交
換ファン3およびこの熱交換ファン3の前方に設けた回
転ドラム4との間にそれぞれベルト5,6を張設して、モ
ータ2の駆動により熱交換ファン3および回転ドラム4
を回転させる。また、ハウジング1の正面側にヒータ7
を配設し、熱交換ファン3の前方、回転ドラム4の後方
に第1の温度センサー8を設け、熱交換ファン3とヒー
タ7を継ぐ通風経路9内に第2の温度センサー10を設け
ている。そして、熱交換ファン3の回転により、ヒータ
7を通って加熱された熱風が回転ドラム4内に導入さ
れ、これによって回転ドラム4内に収容された被乾燥物
(衣類)が加熱乾燥されるとともに、熱交換ファン3の
背面側に流れる冷たい空気と正面側の暖かい湿った空気
が熱交換ファン3により熱交換され、暖かい湿った空気
内の水分は水滴となって排水口11より機外へ流出し、乾
いた空気がヒータ7を介して再び回転ドラム4内に導入
されるようになっている。矢印Aは循環風の流れ、矢印
Bは冷却風の流れを示す。
第4図に回転ドラム4内に洗濯機で脱水した被乾燥物
を入れて運転した場合の第1の温度センサー8により検
出された温度aと第2の温度センサー10により検出され
た温度bの時間変化を示す。第5図に示すcはaとbの
差であり、乾燥が進行するとともに上昇する。第6図に
は運転開始後所定時間t1経過後におけるcの単位時間t
当りの変化率Pを示している。Pが所定の値K1と比較し
てP<K1となった時刻をt2とし、時刻t2以降はcの単位
時間t当りの変化率Pと所定の値K2とを比較し、P>K2
となった時刻t3において乾燥が終了したと判断する。な
お、時刻t2を設定するのは、それ以前(運転開始時)の
変化率PもK2以上となるため、誤検知を防止するためで
ある。
発明が解決しようとする課題 上記構成において、モータ2がロックあるいはベルト
5が切断あるいははずれて熱交換ファン3が回転しない
等の異常により、ヒータ7部に風が通過しなくなった場
合、第1の温度センサー8の温度が上昇しないため運転
を停止させることができず、ヒータ7近傍の温度が異常
に上昇するために安全上好ましくない状況になるという
課題があった。
本発明はこのような課題を解決するもので、ヒータ部
に風が通過しなくなった場合には、それを検知して即運
転を停止させることを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、ヒータ近傍に取
付けた第2の温度センサーの温度が所定の値よりも大で
あると判断すれば、温度差変化率によらず即運転を停止
するものである。
作用 この構成により、モータロックあるいはベルトが切断
あるいははずれて熱交換ファンが回転しない等の異常に
より、ヒータ部に風が通過しなくなった場合、それを検
知して即運転を停止させることができる。
実施例 以下、本発明の実施例について第1図および第2図を
参照して説明する。なお、衣類乾燥機の基本構成は第5
図の構成と同一であるため、その説明を省略し、本発明
の特徴である制御部分を第1図により説明する。
第1図において、12は温度検知手段であり、第1の温
度センサー8および第2の温度センサー10の温度を検知
する。13はマイクロコンピューター(制御手段)であ
り、温度検知手段12により検知した2つの温度の温度差
を検知する温度差検知手段14、前記温度差の単位時間当
りの変化率を検知する温度差変化率検知手段15、前記温
度差変化率および第2の温度センサー10の温度とそれぞ
れ所定の値と比較する比較手段16を内蔵する。17はマイ
クロコンピューター13から出力される制御信号に従って
モータ2とヒータ7への電流制御を行なう電流制御手段
である。
上記構成において、回転ドラム内に洗濯機で脱水した
被乾燥物を入れて運転した場合の温度,温度差,温度差
変化率の時間変化および判断動作は第4図〜第6図に示
したものと同様である。
上記構成において、モータ2がロックあるいはベルト
が切断あるいははずれて熱交換ファン3が回転しない等
の異常により、ヒータ7部に風が通過しなくなった場
合、第2図に示すように第1の温度センサー8の温度
a′はあまり上昇せずに、第2の温度センサー10の温度
b′が急激に上昇する。第2の温度センサー10は通風経
路29内のヒータ27近傍に配設されているため、ヒータ7
部に風が通過しなくなった場合、ヒータ7の熱が第2の
温度センサー10に伝わるからである。マイクロコンピュ
ーター13内の比較手段16により、第2の温度センサー10
の温度b′と所定の値K3とを比較し、b′>K3となれば
温度差変化率によらず即運転を停止する。このため、先
に述べたような異常によりヒータ7部に風が通過しなく
なった場合、危険な状態になる前に運転を停止できる。
ここで、所定の値K3は正常にヒータ7部に風が流れてい
る場合や運転途中で停止した場合の第2の温度センサー
10の温度よりも充分高い値を設定している。
このように本発明の特徴は、基本的には2つの温度セ
ンサーの温度差の変化率により制御を行ないながら、第
2の温度センサー10の温度を異常時の検出に利用するこ
とにある。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、ヒ
ータ部に風が流れなくなる異常を検出し運転を停止でき
るため、衣類およびヒータ近傍の部品の損傷を防止で
き、安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す衣類乾燥機のブロック
図、第2図は同衣類乾燥機のヒータ部に風が流れていな
い場合の第1および第2の温度センサーの温度の時間変
化を示したグラフ、第3図は従来例の衣類乾燥機を示す
縦断面図、第4図は一般的な衣類乾燥機に洗濯機で脱水
した被乾燥物を入れて正常に運転した場合の第1および
第2の温度センサーの時間変化を示したグラフ、第5図
は同第1および第2の温度センサーの温度差の時間変化
を示したグラフ、第6図は同温度差の変化率の時間変化
を示したグラフである。 2……モータ、3……熱交換ファン、4……回転ドラ
ム、5……ベルト、7……ヒータ、8……第1の温度セ
ンサー、9……通風経路、10……第2の温度センサー、
12……温度検知手段、13……マイクロコンピューター、
14……温度差検知手段、15……温度差変化率検知手段、
16……比較手段。
フロントページの続き (72)発明者 坂本 登 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−198395(JP,A) 特公 昭62−6836(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 58/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱源となるヒータと、駆動源となるモータ
    と、被乾燥物を収容して回転攪拌させる回転ドラムと、
    前記ヒータを通過して加熱された熱風を前記回転ドラム
    内に導入するファンと、前記回転ドラム内の被乾燥物を
    通過した湿った空気から水分を分離させる熱交換器と、
    前記熱交換器の入口側に取付けられた第1の温度センサ
    ーと、前記熱交換器の出口側の前記ヒータ近傍に取付け
    られた第2の温度センサーと、前記第1の温度センサー
    および第2の温度センサーからの温度を検知する温度検
    知手段と、前記第1の温度センサーおよび第2の温度セ
    ンサーの温度差を検知する温度差検知手段と、前記温度
    差の変化率を検知する温度差変化率検知手段と、前記温
    度差変化率および前記第2の温度センサーの温度とそれ
    ぞれ所定の値と比較する比較手段と、前記比較手段にて
    得られた情報に基づき前記ヒータおよびモータを制御す
    る制御手段とを備え、前記制御手段は前記第2の温度セ
    ンサーの温度が所定の値よりも大であると判断すれば、
    前記温度差変化率によらず即運転を停止する衣類乾燥
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2657123B2 (ja) * 1991-03-14 1997-09-24 三洋電機株式会社 衣類乾燥機
JP2555316Y2 (ja) * 1991-05-10 1997-11-19 三洋電機株式会社 乾燥機
NZ555019A (en) * 2004-11-11 2010-09-30 Fisher & Paykel Appliances Ltd A method of reducing a risk of fire in a laundry appliance and an appliance incorporating said method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58198395A (ja) * 1982-05-14 1983-11-18 三菱電機株式会社 衣類乾燥機の制御装置
JPS63197499A (ja) * 1987-02-13 1988-08-16 株式会社東芝 乾燥機

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