JP2532569B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JP2532569B2
JP2532569B2 JP63100727A JP10072788A JP2532569B2 JP 2532569 B2 JP2532569 B2 JP 2532569B2 JP 63100727 A JP63100727 A JP 63100727A JP 10072788 A JP10072788 A JP 10072788A JP 2532569 B2 JP2532569 B2 JP 2532569B2
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哲夫 河合
健太郎 鑓
久哉 松井
宏有 松井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭において使用される、衣類の乾燥状
態に応じて自動的に運転を停止する衣類乾燥機に関する
ものである。
従来の技術 従来の衣類乾燥機の構成を第5図〜第11図に示す。第
5図に示すように、ハウジング1の上部にモータ2を設
け、このモータ2とハウジング1の背面側に設けた熱交
換ファン3およびこの熱交換ファン3の前方に設けた回
転ドラム4との間にそれぞれベルト5,6を張設して、モ
ータ2の駆動により熱交換ファン3および回転ドラム4
を回転させる。また、ハウジング1の正面側にヒータ7
を配設し、熱交換ファン3の前方、回転ドラム4の後方
に第1の温度センサー8を設け、熱交換ファン3とヒー
タ7を継ぐ通風経路9内に第2の温度センサー10を設け
ている。そして、熱交換ファン3の回転により、ヒータ
7を通って加熱された熱風が回転ドラム4内に導入さ
れ、これによって回転ドラム4内に収容された被乾燥物
(衣類)が加熱乾燥されるとともに、熱交換ファン3の
背面側に流れる冷たい空気と正面側の暖かい湿った空気
が熱交換ファン3により熱交換され、暖かい湿った空気
内の水分は水滴となって排水口11より機外へ流出し、乾
いた空気がヒータ7を介して再び回転ドラム4内に導入
されるようになっている。矢印Aは循環風の流れ、矢印
Bは冷却風の流れを示す。第6図に回転ドラム4内に洗
濯機で脱水した被乾燥物を入れて運転した場合の第1の
温度センサー8により検出された温度aと第2の温度セ
ンサー10により検出された温度bの時間変化を示してい
る。第7図に示すcはaとbの差であり、乾燥が進行す
るとともに上昇する。第8図には、運転開始後所定時間
t1経過後におけるcの単位時間t当りの変化率Pを示し
ている。Pが所定の値K1と比較してP<K1となった時刻
をt2とし、時刻t2以降はcの単位時間t当りの変化率P
と所定の値K2とを比較し、P>K2となった時刻t3におい
て乾燥が終了したと判断する。なお、時刻t2を設定する
のは、それ以前(運転開始時の変化率PもK2以上となる
ため、誤検知を防止するためである。
発明が解決しようとする課題 上記構成において、回転ドラム4内の被乾燥物の絞り
率が約90%程度のいわゆる生乾きの状態の場合を考え
る。第9図はこの場合の第1の温度センサー8により検
出された温度a′と第2の温度センサー10により検出さ
れた温度b′の時間変化を示している。被乾燥物に含ま
れている水分量が少ないため、a′とb′は単調に上昇
し、a′の方が傾きが大きくなる。したがって第10図に
示すa′とb′の差c′も単調に上昇する。ここで、同
様に第11図に示すように運転開始後所定時間t1経過後よ
りc′の単位時間t当りの変化率P′の演算を開始し、
P′とK1を比較するわけであるが、この場合P′<K1
条件が成立しないので、時刻t2が設定できず運転を終了
させることができない。
本発明はこのような課題を解決するもので、被乾燥物
が生乾きの状態である場合でも、それを検知して適当な
時間で運転を停止させることを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、運転開始後のあ
る時刻から所定時間内において温度差変化率が連続して
所定の値よりも大であると判断すれば、その後、温度差
変化率によらず所定時間で運転を停止するものである。
作用 この構成により、温度差変化率が連続して所定の値よ
りも大である被乾燥物が生乾きの状態であっても永久に
運転を続けることなく、状態を判断して適当な時間に運
転を停止させることができる。
実施例 以下、本発明の実施例について第1図〜第4図を参照
して説明する。なお、この実施例にかかわる衣類乾燥機
の基本構成は第5図の衣類乾燥機の構成と同等であり、
重複を避けるために同一構成部分には同一符号を付しそ
の説明を省略する。
第1図において、12は温度検知手段であり、第1の温
度センサー8および第2の温度センサー10の温度を検知
する。13はマイクロコンピューター(制御手段)であ
り、温度検知手段12により検知した2つの温度の温度差
を検知する温度差検知手段14、前記温度差の単位時間当
りの変化率を検知する温度差変化率検知手段15、前記温
度差変化率を所定の値と比較する比較手段16を内蔵す
る。17はマイクロコンピューター13から出力される制御
信号に従ってモータ2とヒータ7への電流制御を行なう
電流制御手段である。
上記構成において、回転ドラム4内に洗濯機で脱水し
た被乾燥物を入れて運転した場合の温度,温度差,温度
差変化率の時間変化および判断動作は第6図〜第8図に
示したものと同様である。
上記構成において、回転ドラム4内の被乾燥物が生乾
きの状態である場合を考える。第2図には、この場合の
第1の温度センサー8により検出された温度a″と第2
の温度センサー10により検出された温度b″の時間変化
を示している。被乾燥物に含まれている水分量が少ない
ため、a″とb″は単調に上昇し、a″の方が傾きが大
きくなる。したがって第3図に示すa″とb″の差c″
も単調に上昇する。ここで、同様に第4図に示すように
運転開始後所定時間t1経過後よりc″の単位時間t当り
の変化率P″の演算を開始し、P″とK1を比較する。時
刻t1から所定の時刻Tまでの間P″が連続してP″>K1
である場合は、被乾燥物が生乾きであると判断して運転
を停止する。第4図に示すP″が長時間にわたって大と
なることが、生乾きの衣類を乾燥させたときの特徴であ
るからである。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、被
乾燥物が当初から生乾き状態であることが検出可能であ
るため、従来のシーケンスにおいては永久に停止できな
かったものを適当な時間で停止させることができ、衣類
の損傷を防止できるとともに、より精度の高い自動乾燥
運転を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の衣類乾燥機の一実施例を示すブロック
図、第2図は同衣類乾燥機に生乾きの被乾燥物を入れて
運転した場合の第1の温度センサーおよび第2の温度セ
ンサーの温度の時間変化を示したグラフ、第3図は同第
1および第2の温度センサーの温度差の時間変化を示し
たグラフ、第4図は同温度差の変化率の時間変化を示し
たグラフ、第5図は一般的な衣類乾燥機を示す縦断面
図、第6図は一般的な衣類乾燥機に通常の被乾燥物を入
れて運転した場合の第1および第2の温度センサーの時
間変化を示したグラフ、第7図は同第1および第2の温
度センサーの温度差の時間変化を示したグラフ、第8図
は同温度差の変化率の時間変化を示したグラフ、第9図
は従来例の衣類乾燥機に生乾きの被乾燥物を入れて運転
した場合の第1および第2の温度センサーの温度の時間
変化を示したグラフ、第10図は同第1および第2の温度
センサーの温度差の時間変化を示したグラフ、第11図は
同温度差の変化率の時間変化を示したグラフである。 2……モータ、3……熱交換ファン、4……回転ドラ
ム、7……ヒータ、8……第1の温度センサー、10……
第2の温度センサー、12……温度検知手段、13……マイ
クロコンピューター、14……温度差検知手段、15……温
度差変化率検知手段、16……比較手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 宏有 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 山内 照和 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱源となるヒータと、駆動源となるモータ
    と、被乾燥物を収容して回転攪拌させる回転ドラムと、
    前記ヒータを通過して加熱された熱風を前期回転ドラム
    内に導入するファンと、前記回転ドラム内の被乾燥物を
    通過した湿った空気から水分を分離させる熱交換器と、
    前記熱交換器の入口側に取付けられた第1の温度センサ
    ーと、前記熱交換器の出口側に設けられた第2の温度セ
    ンサーと、前記第1の温度センサーおよび第2の温度セ
    ンサーからの温度を検知する温度検知手段と、前記第1
    の温度センサーおよび第2の温度センサーの温度差を検
    知する温度差検知手段と、前記温度差の変化率を検知す
    る温度差変化率検知手段と、前記温度差変化率を所定の
    値と比較する比較手段と、前記比較手段にて得られた情
    報に基づき前記ヒータおよびモータを制御する制御手段
    とを備え、前記制御手段は運転開始後のある時刻から所
    定時間内において前記温度差変化率が連続して所定の値
    よりも大であると判断すれば、その後、前記温度差変化
    率によらず所定時間にて運転を終了させる衣類乾燥機。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS626836A (ja) * 1985-07-03 1987-01-13 Nissan Motor Co Ltd 車両における運転者の覚醒装置

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