JP2657126B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JP2657126B2
JP2657126B2 JP3094276A JP9427691A JP2657126B2 JP 2657126 B2 JP2657126 B2 JP 2657126B2 JP 3094276 A JP3094276 A JP 3094276A JP 9427691 A JP9427691 A JP 9427691A JP 2657126 B2 JP2657126 B2 JP 2657126B2
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semiconductor heater
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達哉 廣田
義明 青木
浩一 田中
清和 藤川
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣類乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の衣類乾燥機は、特開昭60−2
42900号公報に開示されている。このものは、半導
体ヒータからなる常時通電式ヒータと、オンオフ制御式
ヒータと、これらのヒータに流れる電流を検知する電流
検知手段と、乾燥運転開始時に前記常時通電式ヒータの
みを通電する第1通電手段と、前記常時通電式ヒータに
流れる電流値と設定電流値とを比較する比較部と、該比
較部で設定電流値以下であることを検知すればオンオフ
制御式ヒータに通電する第2通電手段から構成され、乾
燥運転開始時にヒータの突入電流によりブレーカを飛ば
さないために常時通電式ヒータのみを通電し、該ヒータ
に流れる電流が設定電流値以下となればオンオフ制御式
ヒータに通電して最大発熱量を確保するよう動作するも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例にあって
は、ヒータとして半導体ヒータを使用しているので、フ
ィルターの目づまりに起因して送風量が低下すると、半
導体ヒータの発熱量が低下し、乾燥時間が長くなる欠点
があった。
【0004】本発明は、斯る課題を解決するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めの本発明の手段は、機枠内に配設されたドラムと、該
ドラムの乾燥風出口を覆うフィルターと、半導体ヒータ
と、該半導体ヒータで加熱された乾燥風を前記ドラム内
へ導入するとともに、前記ドラム内の乾燥風を前記フィ
ルターを介して導出するファンと、前記半導体ヒータに
流れる電流を検知する電流検知手段と、該電流検知手段
の検出値が設定値以下である限り、電流検知手段の検出
値が設定値以上となるように前記ファンの回転数を順次
上昇させるとともに、前記電流検知手段の検出値が前記
設定値以上になる前に前記ファンの回転数が所定回転数
まで上昇した場合、前記フィルターの目詰まり報知に係
る制御を行う制御手段とを備えた構成である。
【0006】
【作用】即ち、半導体ヒータに通電されて、ファンから
フィルターを介して送風されると、半導体ヒータはファ
ンからの風を加熱する。
【0007】ここで、フィルターが目づまりすると、フ
ァンからの送風量が低下する。ファンからの送風量が低
下すると、半導体ヒータの発熱量も低下するので、半導
体ヒータに流れる電流も減少する。この電流の減少を電
流検出手段で検知すると、制御部はファンからの送付量
を増加するよう制御し、半導体ヒータの発熱量を増加さ
せる。
【0008】
【実施例】図1乃至図3において、1は衣類乾燥機2の
機枠、3はこの機枠1の前面中央に設けられた衣類の投
入口、4は前記機枠1の後面に取り付けられた後面板、
5は前記後面板4の中央に設けられた多数の空気の導入
孔、6は前記後面板4の下部に設けられた導出口であ
る。7は前記投入口3を開閉するドア、8は前記機枠1
内において、前記投入口4を囲むように取り付けられた
環状のドラム支持板、9は前記機枠1の後部に、前記後
面板5と間隔をあけて横方向に取り付けられた支持板、
10は前記支持板9に固定されたファンケーシングであ
る。前記ファンケーシング10は、前記機枠1内を乾燥
室11とファン室12に区画する。13は前記乾燥室1
1内に配設された横軸型のドラムであり、前面開口を前
記投入口4に対向させて、前記ドラム支持板8にフェル
ト等を介して支持されているとともに、後面側は軸14
に回転自在に支持されている。15は前記ドラム13の
後面中央に設けられた乾燥風出口、16は前記出口15
を覆うリントフィルタ、17は前記ドラム支持板8の下
部で正面から見て機枠1の右コーナ部に近い位置、即ち
図1中の点線で示された位置に設けられた乾燥風入口、
18は前記支持板9に設けられ、前記乾燥室11とファ
ン室12とを連通する連通口、19は前記乾燥風出口1
5からの風を確実に前記連通口18に送るためのシール
部材である。20は前記ファン室12内において、前記
軸14に固定された円板状の合成樹脂製両面ファンであ
り、前記乾燥室11側に位置する循環ファン21と前記
後面板4側に位置する冷却ファン22とを夫々放射状に
表裏一体に形成されている。23は前記両面ファン20
の冷却ファン22側中央部に設けられたプーリ、24は
ファンケーシング10に、前記両面ファン20を囲むよ
うに設けられた合成樹脂製仕切板である。この仕切板2
4の中央の円形開口内には前記両面ファン20が収納さ
れ、前記仕切板24と前記両面ファン20とで前記ファ
ン室10内を乾燥風路25と冷却風路26とに区画して
いる。
【0009】27は前記両面ファン20の内周に一体形
成された、前記乾燥風路25へ向けて開口する同心状の
回転溝群、28は前記仕切板24の内周縁に一体形成さ
れた、前記冷却風路26へ向けて開口する同心状の固定
溝群である。前記回転溝群27は、前記固定溝郡28に
非接触状態で遊嵌されている。この結合はラビリンス結
合と呼ばれている。
【0010】29は前記乾燥風路25の下部と前記乾燥
風入口17とを接続する乾燥ダクトで、前記機枠1の右
コーナ部に設けられている。30は前記乾燥ダクト29
内部に配置された半導体ヒータ、31は乾燥ダクト29
の最下部に設けられ、乾燥ダクト29内で凝縮した除湿
水を機外に排出するための排出口、32aは両面ファン
20を回転させるためのファン駆動モータ、32bはド
ラム13を回転駆動させるためのドラム駆動モータ、3
3はファン駆動モータ32aに装着され、前記プーリ2
3とベルト34を介して接続された小プーリ、35はド
ラム駆動モータ32bに装着され、ドラム13にベルト
36を介して接続されるプーリ、37と38はアイドラ
ーである。前記アイドラー37と38はベルト36を引
っ張って、プーリ35及びドラム13とベルト36との
スリップを防止するものである。39は乾燥風路25内
でかつ乾燥風出口15付近に配置されたサーミスタ、4
0は乾燥ダクト29内でかつ半導体ヒータ30付近に配
置されたサーミスタである。
【0011】41はスタートボタン等が配列されている
キー入力部、42は運転状況を表示する表示部、43は
ファン駆動モータ32aを駆動するモータ駆動回路、4
4はドラム駆動モータ32aを駆動するモータ駆動回
路、45は半導体ヒータ30を駆動するヒータ駆動回
路、46は半導体ヒータ30に流れる電流を検知する電
流検知手段、47はキー入力部41、サーミスタ39、
40からの入力データに基づいて駆動モータ32a、3
2b及び半導体ヒータ30を駆動する制御手段である。
【0012】図4に基づいて衣類乾燥機の動作を説明す
る。
【0013】まず電源が入れられるとサーミスタ39と
40で温度を測定する。
【0014】次に、この検知温度に基づいてフィルター
が目づまりしたと判断するための設定値を補正する。こ
れは、半導体ヒータ30はヒータの温度により流れる電
流が変わるため、外気温が変動すると半導体ヒータ30
に送風される風の温度も変動するからである。
【0015】その後、ファン駆動モータ32a、ドラム
駆動モータ32b、半導体ヒータ30をオンし乾燥動作
を開始する。
【0016】乾燥運転中は、ヒータ電流が設定値以下か
どうか判断して、設定値以下であればファン駆動回路に
回転数を少し(例えば10rpmずつ)上昇させるよう
ファン駆動回路に指示する。
【0017】即ち、両面ファンの回転数を上昇させて両
面ファンから半導体ヒータに送風する送風量を増加させ
半導体ヒータの温度を下げている。
【0018】ファンの回転数を上昇してもまだ、電流検
知手段で検知される電流値が設定値以下であれば、更に
上昇させる。この動作を電流検知手段で検知される電流
値が設定値以上になるまで継続される。
【0019】サーミスタ39と40で検知される温度差
が乾燥終了温度差に達すれば乾燥動作を終了する。
【0020】もし、電流検知手段で検知される電流値が
設定値以上になるまでにファンが最高回転数まで上昇す
れば、その時点で半導体ヒータの通電を停止してクール
ダウン動作を行うとともに表示部にフィルターが目づま
りである旨表示する。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、フィルターに少し糸屑
等が付着する程度であれば、ファンの回転数を増やして
半導体ヒータへの送風量を増加するので、送風量の低下
を招くことなくそのまま乾燥動作が継続でき、乾燥時間
が長くなるのを抑制できる。 更に、フィルターが目詰ま
りするほど糸屑等が付着した場合は、目詰まり報知制御
を行うので、もはや半導体ヒータへの送風量を増やすべ
くファンの回転数を増やすような無駄な制御を回避でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の衣類乾燥機の正面図である。
【図2】図1のa−a断面図である。
【図3】衣類乾燥機の制御ブロック図である。
【図4】本発明の衣類乾燥機の動作フローチャートを示
す図である。
【符号の説明】
13 ドラム(乾燥室) 16 リントフィルター(フィルター) 20 両面ファン(ファン) 30 半導体ヒータ 47 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤川 清和 守口市京阪本通2丁目18番地 三洋電機 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−11198(JP,A) 特開 平3−149098(JP,A) 特開 平4−99600(JP,A) 特開 平3−142000(JP,A) 特開 平3−85199(JP,A) 特開 平3−284299(JP,A) 特開 昭63−315100(JP,A) 特開 昭60−242900(JP,A) 実開 昭62−90098(JP,U) 実開 昭57−118093(JP,U) 実開 昭56−125195(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠内に配設されたドラムと、該ドラム
    の乾燥風出口を覆うフィルターと、半導体ヒータと、該
    半導体ヒータで加熱された乾燥風を前記ドラム内へ導入
    するとともに、前記ドラム内の乾燥風を前記フィルター
    を介して導出するファンと、前記半導体ヒータに流れる
    電流を検知する電流検知手段と、該電流検知手段の検出
    値が設定値以下である限り、電流検知手段の検出値が設
    定値以上となるように前記ファンの回転数を順次上昇さ
    せるとともに、前記電流検知手段の検出値が前記設定値
    以上になる前に前記ファンの回転数が所定回転数まで上
    昇した場合、前記フィルターの目詰まり報知に係る制御
    を行う制御手段とを備えたことを特徴とする衣類乾燥
    機。
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GB0903682D0 (en) 2009-03-04 2009-04-15 Dyson Technology Ltd A fan
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