JPH06190192A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JPH06190192A
JPH06190192A JP4347987A JP34798792A JPH06190192A JP H06190192 A JPH06190192 A JP H06190192A JP 4347987 A JP4347987 A JP 4347987A JP 34798792 A JP34798792 A JP 34798792A JP H06190192 A JPH06190192 A JP H06190192A
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heating
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光幸 木内
Shoichi Matsui
正一 松井
Akira Shoji
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータで回転駆動される回転ドラム内へ温風
を循環して衣類を乾燥させる衣類乾燥機において、加熱
手段または送風手段に異常が発生したときに加熱手段へ
の通電と回転ドラムを停止させる。 【構成】 衣類を乾燥させる回転ドラム1内へ熱交換型
両翼ファンにより温風を循環させ、回転ドラム1内への
送風経路にPTCヒータ3を設け、回転ドラム1と熱交
換型両翼ファンとをモータ5により回転駆動する。回転
ドラム1の回転数を回転検知手段7により検知し、回転
制御手段9によりモータ5の電流を制御して回転ドラム
1を設定回転数に制御する。PTCヒータ3と直列にリ
レー25を接続し、PTCヒータ3の電流を検知する電
流検知手段16を設け、電流検知手段16と回転検知手
段7の出力により異常状態を検知したとき、異常保護手
段20によりPTCヒータ3の加熱と回転ドラム1の回
転を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータで回転駆動される
回転ドラム内へ温風を循環して衣類を乾燥させる衣類乾
燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用の衣類乾燥機は広く普及
し、正温度特性ヒータを用いて安全性を高めた衣類乾燥
機が求められている。
【0003】従来、この種の衣類乾燥機は、実開昭62
−90098号公報に示すように構成されていた。すな
わち、正温度特性ヒータ(以下、PTCヒータという)
の電流を検知してヒータ電流が増加すると送風ファン能
力を制御するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の衣類
乾燥機では、送風ファンが停止するとヒータ電流が減少
してしまうため、ヒータ電流を増加させるようにモータ
または回転ドラムが高速回転し安全性上問題を有してい
た。特に、送風ファンを回転駆動するモータから送風フ
ァンへ回転トルクを伝達するファンベルト切れの場合、
またはヒータ電流を開閉制御するリレーなどの開閉手段
が開放故障した場合には、モータが異常回転してしまう
という問題を有していた。また、ヒータ電流の開閉手段
が短絡故障した場合には常に加熱状態となり回転ドラム
内の温度が異常温度上昇する問題があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、誤動
作が少なく、動作に異常が発生したときにのみ確実に故
障内容を区別して報知し、PTCヒータの加熱を停止さ
せ、さらにモータの回転を停止させることを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、衣類を乾燥させる回転ドラムと、前記回転
ドラム内へ温風を循環させる送風手段と、前記回転ドラ
ム内への送風経路に設けた加熱手段と、前記送風手段ま
たは前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記回転
ドラムまたは前記モータなどの回転数を検知する回転検
知手段と、前記モータ電流を制御して前記回転ドラムま
たは前記モータなどの回転数を設定回転数に制御する回
転制御手段と、前記加熱手段を制御する開閉手段と、前
記加熱手段の電流を検知する電流検知手段と前記回転検
知手段の出力により異常状態を検知する異常保護手段と
を備えたことを第1の課題解決手段としている。
【0007】また、上記第1の課題解決手段の異常保護
手段は、電流検知手段と回転検知手段の出力により異常
状態を検知したとき、加熱手段の加熱とモータの回転を
停止するようにしたことを第2の課題解決手段としてい
る。
【0008】また、上記第1の課題解決手段の異常保護
手段は、加熱手段の通電時に回転検知手段により検知し
た回転数が所定の回転数以上でかつ電流検知手段の出力
が設定値以下の場合に異常状態を検知するようにしたこ
とを第3の課題解決手段としている。
【0009】また、上記第1の課題解決手段の異常保護
手段は、加熱手段の非通電時に回転検知手段により検知
した回転数が所定の回転数以上でかつ電流検知手段の出
力が設定値以上の場合に異常状態を検知するようにした
ことを第4の課題解決手段としている。
【0010】さらに、上記第1の課題解決手段に加え
て、モータ通電後回転制御し遅れて加熱手段を通電する
起動制御手段を備え、異常保護手段は、加熱手段通電前
に電流検知手段の出力が設定値以上の場合に異常状態を
検知するようにしたことを第5の課題解決手段としてい
る。
【0011】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
回転ドラムまたはモータの回転数を回転検知手段により
検知して回転制御手段により制御する。異常保護手段に
より回転検知手段の出力と電流検知手段の出力により異
常状態を検知するようにすることにより、加熱手段を制
御する送風手段の回転または加熱手段の開閉手段に異常
が発生したとき異常を検知し、加熱手段への通電を停止
することができ、安全性を向上できる。
【0012】また、第2の課題解決手段により、異常保
護手段は、加熱手段を制御する送風手段の回転が停止し
た場合または加熱手段の開閉手段の異常が発生したとき
に異常状態を検知することができ、加熱手段とモータへ
の通電を停止させることができ、安全性を向上させるこ
とができる。
【0013】また、第3の課題解決手段により、異常保
護手段は、加熱手段を制御する送風手段の回転が停止し
た場合または加熱手段の開閉手段の開放異常が発生した
とき異常状態を検知することができ、加熱手段とモータ
への通電を停止させることができ、安全性を向上させる
ことができる。
【0014】また、第4の課題解決手段により、異常保
護手段は、加熱手段の開閉手段の短絡異常などが発生し
たとき異常状態を検知することができ、加熱手段とモー
タへの通電を停止させることができ、異常加熱を防止す
ることができる。
【0015】また、第5の課題解決手段により、異常保
護手段は、モータ通電後所定回転数に達してから加熱手
段通電前に電流検知手段の出力により異常状態、特に、
加熱手段の開閉手段の短絡故障を検知することができ、
加熱手段とモータへの通電を停止させることができ、安
全性を向上させることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2を
参照しながら説明する。
【0017】図に示すように、回転ドラム1は被乾燥物
(衣類)を収容して乾燥させるもので、熱交換型両翼フ
ァン(送風手段)2により回転ドラム1内に温風を循環
させる。熱交換型両翼ファン2は、回転ドラム1内に温
風を循環させると同時に外部からの空気を取り入れてフ
ァンを冷却し、回転ドラム1の循環空気を除湿する。P
TCヒータ(加熱手段)3は、回転ドラム1への送風経
路、すなわち循環空気取入れ口に配設して循環空気を加
熱する。フィルター4は熱交換型両翼ファン2の送風経
路、すなわち回転ドラム1内の空気の排気口に設けてい
る。糸屑などによりフィルター4が目詰まりすると、送
風量が減ってPTCヒータ3の加熱電力が減少し、乾燥
時間が長くなり乾燥効率も低下する。モータ5は、回転
ドラム1と熱交換型両翼ファン2を回転駆動させるもの
で、モータ5の回転数を制御することにより回転ドラム
1と熱交換型両翼ファン2の回転数を制御でき、PTC
ヒータ3の発熱量を制御でき電流制御が可能となる。温
度検知手段6は、第1の温度検知手段6aと、第2の温
度検知手段6bとからなり、第1の温度検知手段6aは
回転ドラム1内の温度に応じた排気温度を検知するもの
で、回転ドラム1の排気口に取りつけており、第2の温
度検知手段6bはPTCヒータ3の吸い込み空気温度を
検知するものである。回転検知手段7は、回転ドラム1
の回転数を検知するもので、回転ドラム1に磁石8を3
〜6個取り付け、磁気センサ(図示せず)を本体部に固
定して回転ドラム1の回転数を検知する。
【0018】回転制御手段9はモータ5の回転数を制御
するもので、モータ5に直列に接続した双方向性サイリ
スタなどのパワー半導体素子10と、回転検知手段7の
出力により回転ドラム1の回転数を判別する回転数判別
手段11と、回転ドラム1の回転数を設定する回転数設
定手段12と、回転数判別手段11の出力と回転数設定
手段12の出力とを比較する回転数比較手段13と、回
転数比較手段13の出力によりパワー半導体素子10の
導通時間を制御するパルス幅制御手段14と、モータ5
の起動時に設定回転数を低く設定し、モータ5に通電し
てからPTCヒータ3を遅れて通電する低速起動手段
(起動制御手段)15とで構成しており、回転検知手段
7により検知した回転ドラム1の回転数と回転数設定手
段12からの設定回転数との差を回転数比較手段13に
より比較し、パルス幅制御手段14によりパワー半導体
素子10を制御してモータ5の回転数を制御する。最も
簡単な導通時間制御方法として位相制御が考えられる。
インバータの場合は導通時間だけではなく周波数も制御
する。このようにすれば、モータ5と回転ドラム1の安
定な回転制御ができる。低速起動手段15は、モータ5
起動時の所定時間(たとえば、20秒間)に回転数設定
手段12を制御し、通常運転時の回転ドラム1の回転数
(たとえば、45rpm)に対して低い回転数(たとえ
ば、36rpm)に設定し、モータ5が回転起動してか
らPTCヒータ25に通電する遅延時間を設けている。
また、回転数判別手段11は、回転検知手段7の出力よ
り回転ドラム1の回転周期を判別するようにしてもよ
い。
【0019】電流検知手段16は、カレントトランス1
7と電流−電圧変換回路18とで構成し、PTCヒータ
3の入力電流を検知し、その出力を電流比較設定手段1
9に入力する。電流比較設定手段19は、PTCヒータ
3の設定電流値と電流検知手段16の出力とを比較し、
その出力を回転数設定手段12に入力して設定回転数を
制御する。ここで、回転数設定手段12により設定され
る設定回転数は、PTCヒータ3の電流が所定の電流値
以上または以下にならない風量になるように設定する。
【0020】異常保護手段20は、停止手段21と報知
手段22とにより構成し、回転数判別手段11の出力と
電流検知手段16の出力を入力し、回転数判別手段11
と電流検知手段16により送風手段2の回転異常、また
は開閉手段25の短絡故障を検知したとき、停止手段2
1によりスイッチ23をオフして回転ドラム1の回転を
停止させると同時に、PTCヒータ3と直列に接続され
たリレー(開閉手段)25をオフし、報知手段22によ
り報知する。交流電源24は、PTCヒータ3a、3b
にリレー25の接点25a、25bをそれぞれ直列に接
続して接続する。
【0021】上記構成において図3から図5を参照しな
がら動作を説明すると、図3は本発明の一実施例の動作
フローチャートで、ステップ30で電源スイッチをオン
して運転を開始し、ステップ31で初期設定した後、ス
テップ32でモータ5をオンし、ステップ33で回転ド
ラム1の回転数とPTCヒータ3の電流を検知する。ス
テップ34で遅延時間(5秒)を設け、ステップ35で
異常カウンタNが異常設定に達したかどうか判定し、異
常ならばステップ36で回転異常報知をし、ステップ3
7でモータ5をオフする。ステップ38は回転ドラム1
の回転数が設定値に達したかどうか判定するもので、回
転数が低ければステップ39で異常カウンタNをインク
リメントしステップ32に戻る。ステップ38で回転ド
ラム1の回転数が設定値に達するとステップ40へ進
む。ステップ40は回転ドラム1の回転数を低速一定制
御するサブルーチンである。低速起動手段15により回
転数設定手段12の設定回転数を低速(36rpm)に
設定し、回転検知手段7により検知した回転ドラム1の
回転数と回転数設定手段12からの設定回転数との差を
回転数比較手段13により比較し、パルス幅制御手段1
4によりパワー半導体素子10を制御してモータ5の回
転数を低速に制御する。このため、回転ドラム1への循
環風量は少なく、PTCヒータ3に流れる突入電流を小
さく抑えることができる。
【0022】つぎに、ステップ41でPTCヒータ3の
電流と設定値(Is1)とを比較し、PTCヒータ3の電
流が設定値(Is1)より大きいとき、リレー25が短絡
故障したものと判定し、ステップ42で異常報知し、ス
テップ43で電源をオフさせる。ステップ41でPTC
ヒータ3の電流が設定値(Is1)以下であればステップ
44へ進み、ステップ44で20秒の遅延時間を経過し
たかを判定する。このとき、リレー25はオフ状態でP
TCヒータ3には通電されていない。所定の遅延時間
(20秒間)が経過すると、ステップ45でリレー25
の接点25aがオンし、PTCヒータ3aをオンさせて
ステップ46へ進み、30秒遅延させる。つぎに、ステ
ップ47へ進み、リレー25の接点25bが閉じ、PT
Cヒータ3aをオンしてから30秒経過後にPTCヒー
タ3bがオンしてステップ48へ進む。
【0023】ステップ48で回転ドラム1の回転数が設
定値(30rpm)より低いかどうか判定し、設定値以
下ならば回転ドラム1がスリップして回転数異常となっ
たと判定し、ステップ49で異常報知し、ステップ50
でモータ5のの回転を停止させる。ステップ48で回転
ドラム1の回転数が設定値(30rpm)より高ければ
ステップ51へ進み、ステップ51でPTCヒータ3の
電流が設定値(Is2)より少ないかどうか判定する。P
TCヒータ3の電流が設定値より少なければステップ5
2へ進み、ファンベルト切れなどの送風手段異常報知を
行い、ステップ53でPTCヒータ3をオフし、ステッ
プ54でモータ5を停止させる。ステップ51でPTC
ヒータ3の電流が設定値(Is2)以上であればステップ
55へ進み、ステップ55で30秒の遅延時間を設けた
後、ステップ56とステップ57では回転ドラム1の回
転数を通常の回転数(たとえば、45rpm)に制御す
る。
【0024】このときの動作の詳細を図4を参照しなが
ら説明すると、ステップ61で1秒タイマーをセット
し、ステップ62で電流検知手段16により電流を検知
し、ステップ63で電流比較設定手段19により電流設
定値との誤差を演算する。この演算結果を回転数設定手
段12に入力し、ステップ64で演算結果により回転ド
ラム1の回転周期を演算設定する。そして、ステップ6
5で演算設定した周期Tsを最大周期Tsmaxと比較し、
周期Tsが最大周期Tsmaxより大きい場合はステップ6
6へ進み、最大周期Tsmaxを設定周期とする。周期Ts
が最大周期Tsmaxより小さい場合はステップ67へ進
み、演算設定した周期Tsを最小周期Tsminと比較し、
周期Tsが最小周期Tsminより小さい場合はステップ6
8へ進み、最小周期Tsminを設定周期としてステップ6
9へ進む。周期Tsが最小周期Tsminより大きい場合は
ステップ69へ進む。したがって、回転数設定手段12
により設定される設定周期Tsは、最大周期Tsmaxより
小さく、最小周期Tsminより大きく設定される。
【0025】ステップ69では、回転検知手段7より回
転検知信号が入力されているかどうかを判定し、回転検
知信号が入力されていると、ステップ70で回転周期T
を検出してステップ71へ進む。ステップ71では回転
数比較手段13により設定周期Tsとの誤差を検出して
ステップ72へ進み、検出した誤差が設定範囲内かどう
かを判定し、設定範囲内であれば次行程へ進む。検出し
た誤差が設定範囲内でなければステップ73へ進み、パ
ルス幅制御手段14により制御位相を演算設定し、回転
ドラム1の回転数を回転数設定手段12により設定した
回転数に制御する。そして次行程へ進む。ステップ69
で、回転検知手段7より回転検知信号が入力されていな
ければ次行程へ進む。
【0026】図5(a)〜(e)は、図3のフローチャートで
示した動作内容をタイムチャートで表わしたものであ
る。時間t0で運転を開始してモータ5をオンし、遅延
時間の後時間t1でPTCヒータ3aがオンし、時間t2
でPTCヒータ3bがオンする。この間、回転ドラム1
の回転数は低回転(36rpm)一定である。ヒータ3
bがオンして遅延時間の後時間t3でPTCヒータ3の
電流を検知して回転ドラム1または熱交換型両翼ファン
2の回転数を制御してPTCヒータ3のパワーを一定に
制御する。
【0027】以上のように本実施例によれば、回転ドラ
ム1の回転数を検知する回転検知手段7と、モータ5の
電流を制御して回転ドラム1を設定回転数に制御する回
転制御手段9と、PTCヒータ3を開閉するリレー25
と、PTCヒータ3の電流を検知する電流検知手段16
と、電流検知手段16と回転検知手段7との出力により
異常状態を検知したときPTCヒータ3の加熱と回転ド
ラム1の回転を停止させる異常保護手段20とを備えた
から、リレー25が短絡故障したときなど、PTCヒー
タ3の電流に異常が発生したとき、または熱交換型両翼
ファン2の回転数が低下してPTCヒータ3の電流が減
少した場合には、PTCヒータ3の加熱と回転ドラム1
または熱交換型両翼ファン2の回転を停止することがで
き、安全性を向上できる。また、起動時には循環風量を
少なくし、PTCヒータ3に流れる突入電流を低減し
て、安定に起動させることができる。
【0028】なお、上記実施例では、回転ドラム1と熱
交換型両翼ファン2のファンを1個のモータ5で駆動す
る場合を示したが、それぞれにモータを設けた2モータ
でも効果は同じである。また、モータ5の回転数を検知
しても同様である。
【0029】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、衣類を乾燥させる回転ドラムと、前記回転ド
ラム内へ温風を循環させる送風手段と、前記回転ドラム
内への送風経路に設けた加熱手段と、前記送風手段また
は前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記回転ド
ラムまたは前記モータなどの回転数または回転周期を検
知する回転検知手段と、前記モータ電流を制御して前記
回転ドラムまたは前記モータなどの回転数を設定回転数
に制御する回転制御手段と、前記加熱手段を制御する開
閉手段と、前記加熱手段の電流を検知する電流検知手段
と、前記回転検知手段の出力と前記電流検知手段の出力
により異常状態を検知する異常保護手段とを備えたか
ら、加熱手段が故障したときなど送風手段または加熱手
段に異常が発生したときには加熱を停止することがで
き、さらにモータを停止して安全性を向上できる。
【0030】また、異常保護手段は、回転検知手段の出
力と電流検知手段の出力により異常状態を検知したと
き、加熱手段の加熱とモータの回転を停止するようにし
たから、異常保護手段は、加熱手段を制御する送風手段
の回転が停止した場合または加熱手段の開閉手段の異常
が発生したときに異常状態を検知することができ、加熱
手段とモータへの通電を停止させることができ、安全性
を向上させることができる。
【0031】また、異常保護手段は、加熱手段の通電時
に回転検知手段により検知した回転数が所定の回転数以
上でかつ電流検知手段の出力が設定値以下の場合に異常
状態を検知するようにしたから、異常保護手段はモータ
運転開始後、回転検知手段からの信号をチェックして加
熱手段の異常電流低下を検知でき、送風手段の回転停止
または加熱手段の電気的接続不良を判定でき、回転ドラ
ムの回転と加熱手段の加熱を停止できるので、モータの
回転不良と区別できる。また、異常保護手段は異常時に
加熱を停止させるだけではなく、異常報知して使用者ま
たは故障修理担当者に故障内容を早期に区別して報知す
ることができる。
【0032】また、異常保護手段は、加熱手段の非通電
時に回転検知手段により検知した回転数が所定の回転数
以上でかつ電流検知手段の出力が設定値以上の場合に異
常状態を検知するようにしたから、異常保護手段は、加
熱手段の開閉手段の短絡異常などが発生したとき異常状
態を検知することができ、加熱手段とモータへの通電を
停止させることができ、異常加熱を防止することができ
る。
【0033】さらに、モータ通電後回転制御し、遅れて
加熱手段を通電する起動制御手段を備え、異常保護手段
は、加熱手段通電前に電流検知手段の出力が設定値以上
の場合に異常状態を検知するようにしたから、異常保護
手段は、モータ通電後所定回転数に達してから加熱手段
通電前に電流検知手段の出力により異常状態、特に、加
熱手段の開閉手段の短絡故障を早期にしかも確実に判定
でき、加熱手段の加熱と回転ドラムまたはモータの回転
を停止でき安全性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の衣類乾燥機のブロック図
【図2】同衣類乾燥機の断面図
【図3】同衣類乾燥機の動作フローチャート
【図4】同衣類乾燥機の回転数制御のサブルーチンフロ
ーチャート
【図5】(a)〜(e) 同衣類乾燥機の運転開始時の動作タ
イムチャート
【符号の説明】
1 回転ドラム 2 熱交換型両翼ファン(送風手段) 3 PTCヒータ(加熱手段) 5 モータ 7 回転検知手段 9 回転制御手段 16 電流検知手段 20 異常保護手段 25 リレー(開閉手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類を乾燥させる回転ドラムと、前記回
    転ドラム内へ温風を循環させる送風手段と、前記回転ド
    ラム内への送風経路に設けた加熱手段と、前記送風手段
    または前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記回
    転ドラムまたは前記モータなどの回転数または回転周期
    を検知する回転検知手段と、前記モータ電流を制御して
    前記回転ドラムまたは前記モータなどの回転数を設定回
    転数に制御する回転制御手段と、前記加熱手段を制御す
    る開閉手段と、前記加熱手段の電流を検知する電流検知
    手段と、前記回転検知手段の出力と前記電流検知手段の
    出力により異常状態を検知する異常保護手段とを備えた
    衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】 異常保護手段は、回転検知手段の出力と
    電流検知手段の出力により異常状態を検知したとき、加
    熱手段の加熱とモータの回転を停止するようにした請求
    項1記載の衣類乾燥機。
  3. 【請求項3】 異常保護手段は、加熱手段の通電時に回
    転検知手段により検知した回転数が所定の回転数以上で
    かつ電流検知手段の出力が設定値以下の場合に異常状態
    を検知するようにした請求項1記載の衣類乾燥機。
  4. 【請求項4】 異常保護手段は、加熱手段の非通電時に
    回転検知手段により検知した回転数が所定の回転数以上
    でかつ電流検知手段の出力が設定値以上の場合に異常状
    態を検知するようにした請求項1記載の衣類乾燥機。
  5. 【請求項5】 モータ通電後回転制御し、遅れて加熱手
    段を通電する起動制御手段を備え、異常保護手段は、加
    熱手段通電前に電流検知手段の出力が設定値以上の場合
    に異常状態を検知するようにした請求項1記載の衣類乾
    燥機。
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Cited By (3)

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