JP3185440B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JP3185440B2
JP3185440B2 JP01402693A JP1402693A JP3185440B2 JP 3185440 B2 JP3185440 B2 JP 3185440B2 JP 01402693 A JP01402693 A JP 01402693A JP 1402693 A JP1402693 A JP 1402693A JP 3185440 B2 JP3185440 B2 JP 3185440B2
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rotating drum
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光幸 木内
正一 松井
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータで回転駆動される
回転ドラム内へ温風を循環して衣類を乾燥させる衣類乾
燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用の衣類乾燥機は広く普及
し、正温度特性ヒータを用いて安全性を高めた衣類乾燥
機が求められている。
【0003】従来、この種の衣類乾燥機は、特開昭61
−64293号公報に示すように構成されていた。すな
わち、正温度特性ヒータ(PTCヒータ)の電流を検出
して、送風運転または加熱運転の各設定電流と比較して
ヒータ電流が増加または減少すると異常を検知するよう
にしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の衣類
乾燥機では、送風ファン回転が停止した場合と通電制御
手段が開放故障した場合の区別ができず、故障診断が誤
ったり、または故障診断とその修理に時間を費やす問題
を有していた。特に、送風ファンを回転駆動するモータ
の故障、またはモータ回転を伝達するファンベルト切れ
故障と、リレーなどの通電制御手段が開放故障した場合
の区別ができないという問題を有していた。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、誤動
作が少なく、加熱手段の開閉手段動作に異常が発生した
ときにのみ確実に異常を検知し、さらに異常内容を明確
に報知させることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、衣類を乾燥させる回転ドラムと、前記回転
ドラム内へ温風を循環させる送風手段と、前記回転ドラ
ム内への送風経路に設けた正温度特性ヒータよりなる
熱手段と、前記送風手段または前記回転ドラムを回転駆
動するモータと、前記モータおよび前記加熱手段を制御
して乾燥運転を制御する制御手段とを有し、前記制御手
段は、前記加熱手段を通電制御する開閉手段と、前記加
熱手段の電流を検知する電流検知手段と、前記開閉手段
の開閉動作時の開閉動作前と開閉動作後における前記電
流検知手段の出力変化より前記開閉器の異常を検出する
異常検知手段とを備えたことを第1の課題解決手段とし
ている。
【0007】また、上記第1の課題解決手段の加熱手段
は複数の正温度特性ヒータより構成し、前記加熱手段そ
れぞれに開閉手段を接続し、異常検知手段は、前記複数
の開閉手段を順次開閉して開閉前後の電流変化と、開閉
後の電流値より異常を検知するようにしたことを第
課題解決手段としている。
【0008】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
制御手段は、加熱手段に接続した開閉手段を開閉させた
ときの電流変化を電流検知手段により検知し、電流変化
の大小により開閉手段の故障を送風手段の故障と区別し
て異常検知手段により検出する。したがって、加熱手段
の開閉手段の故障と送風手段または送風手段を駆動する
モータの故障を区別でき、開閉手段の開放故障を確実に
検出できる。
【0009】また、第2の課題解決手段により、通常運
転では異常報知せずに、特別なサービスチェックモード
のみ加熱手段の開放故障の異常報知を行うことができ
る。
【0010】また、第3の課題解決手段により、加熱手
段が複数個に分割された場合でも開閉手段を順次開閉す
ることにより故障を検知できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2を
参照しながら説明する。
【0012】図に示すように、回転ドラム1は被乾燥物
(衣類)を収容して乾燥させるもので、熱交換型両翼フ
ァン(送風手段)2により回転ドラム1内に温風を循環
させる。熱交換型両翼ファン2は、回転ドラム1内に温
風を循環させると同時に外部からの空気を取り入れてフ
ァンを冷却し、回転ドラム1の循環空気を除湿する。P
TCヒータ(加熱手段)3は、回転ドラム1への送風経
路、すなわち循環空気取入れ口に配設して循環空気を加
熱する。フィルター4は熱交換型両翼ファン2の送風経
路、すなわち回転ドラム1内の空気の排気口に設けてい
る。糸屑などによりフィルター4が目詰まりすると、送
風量が減ってPTCヒータ3の加熱電力が減少し、乾燥
時間が長くなり乾燥効率も低下する。モータ5は、回転
ドラム1と熱交換型両翼ファン2を回転駆動させるもの
で、モータ5の回転数を制御することにより回転ドラム
1と熱交換型両翼ファン2の回転数を制御でき、PTC
ヒータ3の発熱量を制御でき電流制御が可能となる。温
度検知手段6は、回転ドラム1の排気空気温度を検出す
るものである。
【0013】制御手段7は、PTCヒータ3を通電制御
するリレー(開閉手段)8と、PTCヒータ3の電流を
検知する電流検知手段9と、電流検知手段9の出力信号
より異常状態を検出する異常検知手段10と、乾燥運転
内容を設定する操作設定手段11と、光または音により
運転状態や異常報知する報知手段12とで構成してい
る。また、異常検知手段10により異常を検知した場合
には、報知手段12により異常報知するとともに、モー
タ制御手段13によりモータ5の通電も停止するように
している。電源開閉手段14は、PTCヒータ3または
モータ制御手段13に直列に接続し、交流電源15から
の通電を制御する。PTCヒータ3は、複数のヒータ3
a、3bに分割されており、それぞれにリレー8a、8
bを直列に接続している。
【0014】上記構成において図3および図4を参照し
ながら動作を説明すると、図3は本発明の一実施例の動
作フローチャートで、ステップ30で電源スイッチをオ
ンし運転開始する。ステップ31でモータ5に通電し回
転ドラム1と送風手段2を回転駆動する。ステップ32
で一定以上の遅延時間を設け、ステップ33で電流検知
手段9によりPTCヒータ3の電流I0を検出する。ス
テップ34は異常判定で、電流I0 が設定値以上流れる
とリレー8が短絡故障と判定し、ステップ35で異常報
知し、ステップ36で電源開閉手段14をオフさせる。
【0015】ステップ34で正常ならば、ステップ37
でリレー8aを閉じてヒータ3aに通電し、ステップ3
8で電流検知手段9により電流I1を検出する。電流I1
の検出はリレー8aを閉じてから約3秒後に検知する。
ステップ39はリレー8aを閉じたときのPTCヒータ
3の電流変化を検出するもので、電流I1と電流I0の差
より求める。ステップ40は、電流変化(I1−I0)を
設定値と比較するもので、設定値より大きければヒータ
3aに通電されて電流が増加したものと判定でき、正常
である。電流変化(I1−I0)が小さければリレー8a
が開放故障と判断し、ステップ41でリレー8の開放故
障の異常報知し、ステップ42でリレー8とモータ制御
手段13を制御してモータ5とPTCヒータ3の通電を
停止する。ステップ41の異常報知の内容は、ステップ
35の異常報知の内容と区別して報知する。
【0016】つぎに、ステップ40でリレー8aが正常
ならば、ステップ43で一定以上の遅延時間の後、ステ
ップ44でPTCヒータ3の電流I2を検出する。その
後、ステップ45でリレー8bを閉じ、ステップ38と
同様に、リレー8bを閉じてから3秒後にPTCヒータ
電流I3 を検出する。そして、ステップ47で電流変化
(I3−I2)を演算し、ステップ48で、電流変化(I
3−I2)が設定値以上ならば正常と判断し次工程に進
む。設定値以下ならば、ステップ49に進み異常報知
し、ステップ50で安全のためリレー8とモータ制御手
段13を制御してモータ5とPTCヒータ3の通電を停
止する。
【0017】図4(a)〜(c)はリレー8を導通制御したと
きのPTCヒータ3の電流変化を示すもので、図4(a)
は、リレー8と送風手段2が正常な場合のPTCヒータ
3の電流を示している。図4(b)は、リレー8が正常で
送風手段2が停止した場合を示している。リレー8が閉
じた場合には、送風手段2が故障してもPTCヒータ3
に突入電流が流れ、リレー8が閉じる前と、閉じた後の
電流変化により通電を検出できる。図4(c)は、リレー
8aが開放故障で送風手段2が正常な場合の電流変化を
示している。リレー8が開放故障した場合には、電流変
化はないので故障を確実に検出できる。
【0018】つぎに、本発明の他の実施例について説明
する。図1の操作設定手段11は、乾燥運転内容を設定
するものであるが、この操作設定手段11を用いて通常
使わない特別な操作設定により、故障診断のためのサー
ビスチェックプログラムを実行させてリレー8の開放故
障を調べる。通常運転においては、リレー8が開放故障
しても安全上問題がないと考えられ、異常報知の必要性
がないので、以上に示したフローチャート動作は故障診
断のためのサービスチェック時に実行するとよい。なぜ
なら、2つに分割されたヒータ3a、3bのに直列に接
続したリレー8a、8bが同時に故障すること殆どな
く、乾燥時間が長くなる欠点を除いては運転可能とする
方がよい場合もあるからである。
【0019】なお、上記各実施例では、リレー8をを順
次閉じて開放故障を調べるようにしているが、短絡故障
も同様に検出することができる。また、リレー8を順次
開いた場合も同様に検出できることは明らかである。
【0020】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、衣類を乾燥させる回転ドラムと、前記回転ド
ラム内へ温風を循環させる送風手段と、前記回転ドラム
内への送風経路に設けた正温度特性ヒータよりなる加熱
手段と、前記送風手段または前記回転ドラムを回転駆動
するモータと、前記モータおよび前記加熱手段を制御し
て乾燥運転を制御する制御手段とを有し、前記制御手段
は、前記加熱手段を通電制御する開閉手段と、前記加熱
手段の電流を検知する電流検知手段と、前記開閉手段の
開閉動作時の開閉動作前と開閉動作後における前記電流
検知手段の出力変化より前記開閉器の異常を検出する異
常検知手段とを備え、前記開閉手段の開閉動作時の前記
電流検知手段の出力変化より異常状態を検出するように
したから、誤動作が少なく、加熱手段の開閉手段の動作
に異常が発生したとき、すなわち開閉手段の開放故障を
確実に検出でき、送風手段の故障と区別することができ
る。
【0021】また、加熱手段を複数に分割し、前記分割
した加熱手段それぞれに開閉手段を接続し、異常検知手
段は前記開閉手段を順次開閉して異常を検知するように
したから、どの開閉手段が開放故障または短絡故障した
かを調べることができる。電流値と電流変化より開放故
障か短絡故障か区別できる。また、1個の電流検知手段
により複数の開閉手段の故障を検知できるので、安価な
故障検知手段を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の衣類乾燥機のブロック図
【図2】同衣類乾燥機の断面図
【図3】同衣類乾燥機の動作フローチャート
【図4】(a)〜(c) 同衣類乾燥機の開閉手段が閉じたと
きの電流の時間変化を示す図
【符号の説明】
1 回転ドラム 2 熱交換型両翼ファン(送風手段) 3 PTCヒータ(加熱手段) 5 モータ 7 制御手段 8 リレー(開閉手段) 9 電流検知手段 10 異常検知手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−164595(JP,A) 特開 平1−230400(JP,A) 特開 昭61−46293(JP,A) 特開 平1−299600(JP,A) 特開 昭63−71299(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 58/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類を乾燥させる回転ドラムと、前記回
    転ドラム内へ温風を循環させる送風手段と、前記回転ド
    ラム内への送風経路に設けた正温度特性ヒータよりなる
    加熱手段と、前記送風手段または前記回転ドラムを回転
    駆動するモータと、前記モータおよび前記加熱手段を制
    御して乾燥運転を制御する制御手段とを有し、前記制御
    手段は、前記加熱手段を通電制御する開閉手段と、前記
    加熱手段の電流を検知する電流検知手段と、前記開閉手
    段の開閉動作時の開閉動作前と開閉動作後における前記
    電流検知手段の出力変化より前記開閉器の異常を検出す
    る異常検知手段とを備えた衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】 加熱手段は複数の正温度特性ヒータより
    構成し、前記加熱手段それぞれに開閉手段を接続し、異
    常検知手段は、前記複数の開閉手段を順次開閉して開閉
    前後の電流変化と、開閉後の電流値より異常を検知する
    ようにした請求項1記載の衣類乾燥機。
JP01402693A 1993-01-29 1993-01-29 衣類乾燥機 Expired - Lifetime JP3185440B2 (ja)

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JPH06218195A JPH06218195A (ja) 1994-08-09
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102279766B1 (ko) * 2019-05-03 2021-07-19 안병준 중공파일을 이용한 연약지반 기초장치 및 그 시공방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102279766B1 (ko) * 2019-05-03 2021-07-19 안병준 중공파일을 이용한 연약지반 기초장치 및 그 시공방법

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