JPH0780195A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JPH0780195A
JPH0780195A JP5230432A JP23043293A JPH0780195A JP H0780195 A JPH0780195 A JP H0780195A JP 5230432 A JP5230432 A JP 5230432A JP 23043293 A JP23043293 A JP 23043293A JP H0780195 A JPH0780195 A JP H0780195A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電流制御および温度制御をきめ細かに行うこ
とによって、乾燥時間を短縮した衣類乾燥機を提供する
ことを目的とする。 【構成】 第1番目の方法として、位相制御によってP
TCヒ−タに加える実効電圧を調整し、その発熱量(電
流値)をきめ細かに制御する。第2番目の方法として、
PTCヒ−タへの送風量を変えることによって、PTC
ヒ−タの温度(すなわち抵抗値)を制御し、発熱量(電
流値)をきめ細かに制御する。該送風量の変更は、位相
制御によって交流モ−タ5に加える実効電圧を調整する
ことことによって行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、消費電流及び乾燥室出
口温度をきめ細かに制御することによって、乾燥時間の
短縮化を図った衣類乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、一般家庭に供給されている交流電
圧は100vに統一されているため、電流を大きくする
のが、電気機器の消費電力を高める最も容易な方法であ
る。ところが、該電流についても、一般家庭におけるコ
ンセントは15アンペア(A)容量のものに標準化されて
いるため、これ以上の電流を必要とする場合には、専用
の配線を設ける等の電気工事が必要となってしまう。従
って、一般の家電製品は、該電気工事を避けるためにそ
の消費電力(この場合、電流値)を15A以内に抑えて
いる。家庭用の衣類乾燥機も、ごく一部の製品を除い
て、その消費電力を該容量内に抑えている。
【0003】衣類乾燥機のような熱機器においては、消
費電力(この場合、電流値)がそのまま乾燥時間に反映
されるため、該容量の限度いっぱいの電流を使うように
するのが(発熱量の増大による乾燥時間の短縮化という
観点からは)好ましい。しかし、乾燥機に使用されてい
るPTCヒータの特性は個々の製品ごとのバラツキが大
きく、また、同一のPTCヒータであっても、使用条件
によっても、特性が大きく変化する。例えば、温度が高
いほど抵抗が大きくなるため、電源電圧(実効電圧)が
同じであっても、外気温度が低いとヒータ自体の温度も
低めとなり電流値が大きくなる。また、外気温度が一定
であっても、電源電圧(実効電圧)が低いほど大きな電
流が流れる。
【0004】そのため、設計の際には、このような変動
分を考慮せざるをえず、設計上、上記容量いっぱいの電
力を使用するわけにはいかなかった。
【0005】例えば、通常の乾燥機においては、図19
に示すように、外気温20℃、電源電圧100Vの条件
下で、消費電力(1250w)以下となるように設計されてい
る。これは、想定使用条件{外気温度0〜30(℃)、電
源電圧90〜110(V)}内における最大電流値が15Aを
越えないようにとの観点から決定されるものである。な
お、該想定使用条件の範囲内における最大電流は、外気
温0℃、電源電圧90Vにおいて得られている。さら
に、図19に重ねて示したとおり、製品誤差が±5%あ
るだけで、実際に流れる電流値は、電源電圧90、11
0Vに相当する値となってしまう。使用条件に起因した
変動と、製品ごとのバラツキとが重なって影響を与える
ため、実際の最大電流値は15Aを越える可能性がある
と思われる。
【0006】高級機種においては、使用頻度の高い領域
に重点をおいて乾燥時間の短縮化を図ったものもある。
例えば、図20の例では、斜線領域では、ヒータの弱運
転を含めることによって、熱エネルギー換算で電流値が
15アンペア(A)を越えない様にしている。その代わり
に、他の領域ではヒータの強運転を連続して行ってい
る。このように、ヒータの強、弱を使いわけることによ
って消費電力を増やしている。この図の例では、外気温
20℃、電源電圧100Vにおいては、消費電力を1300
wにまで高めている。この場合の制御は、図21のフロ
ーチャートに示されているとおり、電流値が15Aを越
える恐れのない外気温度10℃以上の領域では常にヒー
タを強にしている。一方、外気温度が10℃以下の場合
には、電流値を確認し、実際に15Aを実際に越えてい
る場合にかぎり、上記強弱運転を行う。
【0007】なお、PTCヒ−タ(Positibe Temperatu
re Coefficent)とは、チタン酸バリウム(BaTi
3)を主成分とした酸化物半導体セラミックであり、
その材料組成によってキュリ−点(抵抗急変温度)を任
意の温度にすることができるものである。現在、定温発
熱体、電流制限素子、温度センサなどに広く用いられて
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
(図20)における弱運転は、一部(一般的には、半
分)のヒータへの通電を完全に停止してしまうものであ
り、該弱運転の間は、発熱量が大幅に減少していた。従
って、乾燥途中、弱運転が入った場合には、図19の場
合よりも、却って乾燥時間が長くなってしまうという問
題があった。
【0009】このような方法が採用されているのは、上
記斜線領域(電源電圧90V,外気温が10℃以下)は、使
用頻度が少ないためこれを犠牲にしても影響が少なく、
また、使用頻度の高い領域(外気20℃付近)での乾燥
時間の短縮化を図ることの方がより重要だからである。
乾燥時間をさらに短くしようと、上記図20と同じ手法
を用いて、外気温20℃、電源電圧100Vにおける消
費電力を1450wにする試みもなされている(図22
参照)。しかし、これでは、想定使用範囲の半分の領域
で、上記強弱運転を行うこととなり実用的ではなかっ
た。該図22の制御を実際に行った場合には、電流の範
囲は12.5〜17.3アンペア(A)となり、約半分もの領域で
乾燥時間が約7%伸びてしまう。従って、乾燥時間のさ
らなる短縮を可能とする新しい方法が求められていた。
【0010】ここまで、乾燥機は消費電力が高いほど乾
燥時間を短くできるとの観点から述べてきた。ところ
で、乾燥機内の温度が高くなりすぎると被乾燥物たる衣
類や乾燥機が傷んでしまうため、実際の乾燥機にはこれ
を防ぐための温度制御機構が付与されている。従来から
行われている温度制御は図18に示す(従来方式:破
線)ように、ドラム出口温度が一定の温度(例えば、7
8℃)に達すると、ヒータを弱運転に切り替えるものが
一般的である。ところが、該弱運転では上述したとおり
発熱量が極端に少なくなってしまうため、設計上の消費
電力がいかに高くなっていても、乾燥時間の短縮に実質
的に寄与していないような場合もあった。
【0011】本発明の目的は、消費電力のきめ細かな制
御を行うことによって乾燥時間の短縮化を図った衣類乾
燥機を提供することにある。
【0012】本発明の目的は、よりきめ細かな温度制御
を行うことによって、乾燥時間の短縮化を図った衣類乾
燥機を提供することにある。
【0013】また、本発明は上記目的を実現するために
必要となる衣類乾燥機用の電力制御方法を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたもので、その一態様としては、被乾
燥物を収納する乾燥室と、空気を加熱する加熱手段と、
上記加熱手段に風を送るとともに、該加熱手段によって
加熱された熱風を上記乾燥室に送り込む送風手段と、上
記加熱手段に印加する電圧の実効値(以下”実効電圧”
という)を少なくとも3段階に変更可能な制御手段と、
を有することを特徴とする衣類乾燥機が提供される。
【0015】この場合、上記衣類乾燥機全体での電流値
を検出する全電流検出手段をさらに備え、上記制御手段
は、上記全電流検出手段の検出した電流値が予め定めら
れた値を越えた場合には上記実効電圧を下げるものであ
ることが好ましい。上記加熱手段は、その比抵抗値を変
更可能な抵抗体を含んで構成され、上記制御手段は、該
抵抗体の比抵抗値を変更させる機能をさらに有すること
が好ましい。また、上記抵抗体は、PTCヒータを含ん
で構成され、上記制御手段による比抵抗値の変更は、上
記送風手段の送風量を変えることによって行うものであ
ってもよい。上記制御手段は、上記全電流検出手段の検
出した電流値が予め定められた値を越えた場合には、上
記比抵抗値を高くするものであることが好ましい。そし
て、上記制御手段は、上記比抵抗値の変更のみでは、上
記電流値を上記予め定められた値以下にすることができ
ない場合にかぎり、上記加熱手段に印加する実効電圧を
下げるものであることが好ましい。
【0016】また、上記乾燥室近くの予め定められた部
分における温度を検出する温度検知手段をさらに備え、
上記制御手段は、上記温度検知手段の検出した温度が予
め定められた値を越えた場合には上記実効電圧を下げる
ものであることが好ましい。上記加熱手段は、その比抵
抗値を変更可能な抵抗体を含んで構成され、上記制御手
段は、該抵抗体の比抵抗値を変更させる機能をさらに有
することが好ましい。上記抵抗体は、PTCヒータを含
んで構成され、上記制御手段は、上記送風手段の送風量
を変えることによって、上記比抵抗値を変更させるもの
であってもよい。上記制御手段は、上記温度検知手段の
検出した温度が予め定められた値を越えている場合に
は、上記比抵抗値を高くするものであることが好まし
い。そして、上記制御手段は、上記送風量の変更のみで
は、上記温度を上記予め定められた値以下にすることが
できない場合にかぎり、上記加熱手段に印加する上記実
効電圧を下げるものであることが好ましい。
【0017】本発明の第2の態様としては、被乾燥物を
収納する乾燥室と、空気を加熱する加熱手段と、上記加
熱手段に風を送るとともに、該加熱手段によって加熱さ
れた熱風を上記乾燥室に送り込む送風手段と、を備えた
衣類乾燥機において、上記加熱手段は、その比抵抗値を
変更可能な抵抗体を含んで構成され、上記抵抗体の比抵
抗値を変更させる制御手段をさらに有すること、を特徴
とする衣類乾燥機が提供される。
【0018】この場合、上記衣類乾燥機全体での電流値
を検出する全電流検出手段をさらに備え、上記制御手段
は、上記全電流検出手段の検出した電流値が予め定めら
れた値を越えた場合には上記抵抗値を高くするものであ
ることが好ましい。上記乾燥室近くの予め定められた部
分における温度を検出する温度検知手段をさらに備え、
上記制御手段は、上記温度検知手段の検出した温度が予
め定められた値を越えた場合には上記抵抗値を高くする
ものであることが好ましい。上記抵抗体は、PTCヒ−
タであり、上記制御手段は、上記PTCヒ−タの温度を
変えることによって、上記比抵抗値を変更させるもので
あることが好ましい。上記制御手段は、上記送風手段に
よる送風量を変更することによって上記PTCヒ−タの
温度を変更させるものであってもよい。上記制御手段
は、上記送風手段に供給される電圧の実効値(以下”実
効電圧という)を変更することによって、上記送風量を
変更させるものであってもよい。
【0019】上記各態様において、上記制御手段は、上
記実効電圧の変更を位相制御によって行なうものであっ
てもよい。
【0020】
【作用】第1の態様について説明する。
【0021】制御手段は、加熱手段に印加する電圧の実
効値(以下”実効電圧”という)をきめ細かに(少なく
とも3段階)に変更する。例えば、全電流検出手段の検
出した電流値が予め定められた値を越えた場合や、温度
検知手段の検出した温度が予め定められた値を越えた場
合には、実効電圧を下げる。
【0022】制御手段が、抵抗体の比抵抗値を変更する
機能(例えば、送風量の調整機能)を備えている場合に
は、該比抵抗値の変更を加熱手段に印加する実行電圧の
変更に優先して行う。
【0023】第2の態様について説明する。
【0024】上記加熱手段が、その抵抗値を変更可能な
抵抗体を含んで構成されるものである場合には、制御手
段は、その抵抗値を変更させる。例えば、全電流検出手
段の検出した電流値が予め定められた値を越えた場合
や、温度検知手段の検出した温度が予め定められた値を
越えた場合には上記抵抗値を高くする。
【0025】このような抵抗体としてはPTCヒ−タを
採用した場合には、送風手段に印加する実効電圧を変更
して送風量を変え、これによってPTCヒ−タの温度
(すなわち、抵抗値)を変更させる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0027】本実施例の衣類乾燥機の外観を図1に、ま
た、側面透視図を図2に示す。
【0028】本実施例の乾燥機の外枠1は、その前面側
に、ドア2を備えた衣類投入口10を有している。ま
た、その前面下側には、運転状況等を示す表示パネル1
1、操作基板12、電源スイッチ13が設けられてい
る。背面側には、外部の空気を導入する外気導入口10
2、熱交換後の空気を排出するための排出口104が設
けられている。
【0029】外枠1の内部には、乾燥室を構成するドラ
ム3が、前後方向(図2における左右方向)に伸びる軸
を中心として回転自在な状態で取り付けられている。該
ドラム3は、その一端面に衣類投入するための開口部3
0と空気を導入するための導入口32とを、また、他端
面に排気口34を、備えている。該ドラム3は、当然な
がら、該開口部30を外枠1の衣類投入口10に向けて
配置されている。
【0030】該ドラム3の後方(図2の右側方向)に
は、送風装置4が配置されている。また、ドラム3の上
方には、該ドラム3および送風装置4を駆動するための
交流モータ5が設置されている。該交流モータ5の回転
力は、ドラムベルト51、ファンベルト52を介してド
ラム3、送風装置4に伝達されている。該交流モータ5
への通電状態は、制御装置7によってきめ細かく制御さ
れている。
【0031】送風装置4のファン40は、熱交換器を兼
ね備え、ドラム3内の高温多湿な空気を吸入すると同時
に、外気のつめたい空気を外気導入口102より吸い込
んで、熱交換するものである。ドラム3内の空気はファ
ン40で熱交換され、気体流路106を経て、再び、P
TCヒータ6で温められドラム3内へと導かれる。この
時、熱交換によって凝集された水は、気体流路106の
排出口107より排出される。外気導入口102より吸
入された冷気は、ファン40による熱交換後排気口10
4から排出される。
【0032】該PTCヒータ6は、熱の無駄を最小限と
するために、気体流路106の導入口32側の末端、ド
ラム3に入る直前位置に設置されている。該PTCヒー
タ6への通電状態は、制御装置7によってきめ細かく制
御されている。PTCヒータは、一般にキュリ−点付近
を境として抵抗−温度特性が急変する。これよりも低い
温度領域においては、温度が高くなるにつれて抵抗が減
少する。これよりも高い温度領域においては温度が高く
なるにつれて抵抗が増大する。本実施例では、通常の乾
燥運転時には該PTCヒ−タ6は温度が高くなるにつれ
て抵抗も増大するような領域で使用している。なお、本
実施例ではキュリ−点が約175℃のPTCヒ−タを使
用し、乾燥運転時の該PTCヒ−タ6の表面の最高温度
は約190℃となるようにされている。
【0033】制御装置7(図2には図示せず)は、図3
に示すとおり、装置全体の動作状態を各種センサ(例え
ば、出口部温度センサ81、外気温度センサ82、湿度
センサ83、全電流検知装置84、回転数センサ85)
によって監視しつつ、これを制御する機能を備えてい
る。さらに、本実施例の制御装置7は、PTCヒータ6
や交流モータ5に印加する電圧の実効値(実効電圧)を
きめ細かに調整することによって、電流値やPTCヒー
タ6の発熱量をきめ細かに制御する機能を備えている。
これにより、該制御装置7は、PTCヒータ6の発熱量
の低減を最小限に抑えつつ乾燥機全体での電流が限界容
量(15A)を越えたり、ドラム出口部における温度が
必要以上に高くなるのを、防いでいる。なお、該実効電
圧の変更は、PTCヒータ6に投入される実効電圧と、
交流モータ5に投入される実効電圧とは、独立的に制御
可能になっている。本実施例の制御装置7は、上記実効
電圧の変更を電源電圧の位相制御を行うことによって実
現している。
【0034】本実施例では、制御装置7を、電源回路7
0と、マイクロコンピュータ72と、駆動回路74と、
から構成している。
【0035】電源回路70は、交流100v電源電圧か
らマイクロコンピュータ72等が必要とする電圧(例え
ば、直流5v)を作る機能を備えている。また、駆動回
路74には、交流100v電圧をそのまま供給する機能
を備えている。さらに、電源電圧検知回路,電源周波数
検知回路等を備えており、電源電圧が0になったときに
は、その旨を示すゼロクロス信号をマイクロコンピュー
タ72に対して出力する機能を備えている。
【0036】駆動回路74は、電源回路70から供給さ
れる交流100vの電圧を、PTCヒータ6や交流モー
タ5に、投入/遮断するものである。駆動回路74の一
例を、図4に示す(注:図4には、電源回路70は示し
ていない)。該駆動回路74は、各PTCヒータ6、交
流モータ5毎に、トライアック740を備えており、該
トライアック740をON/OFFさせることによって
PTCヒータ6等への電圧の投入/遮断を行っている。
なお、トライアック740のON/OFFは、マイクロ
コンピュータ72からの指示(=後述するオン信号)に
基づいて実行される構成となっている。
【0037】マイクロコンピュータ72は、内部に制御
動作を規定したプログラムを備えており、該プログラム
を実行することによって各種制御機能を実現している。
例えば、上述したとおり、該マイクロコンピュータ72
は、駆動回路74に対し、上記電圧の投入/遮断を指示
する機能を備えている。マイクロコンピュータ72は、
上記電源回路70の有する電圧検知回路、電源周波数検
知回路の検出結果に基づきながら、該電圧の投入/遮断
を電源電圧の所定の位相毎に行わせることによって位相
制御を実現している。
【0038】上記出口部温度センサ81は排気口34か
ら出てきた空気の温度(以下、”ドラム出口部温度”と
いう場合がある。)を検出するためのものである。外気
温度センサ82は、外気導入口102から新たに導入さ
れた空気の温度を検出するためのものである。湿度セン
サ83は、排気口34から出てきた空気の湿度を検知す
るものである。全電流検知装置84は、該乾燥機全体で
の電流を検知するためのものである。回転数センサ85
は、交流モータ5の回転数を検出するためのものであ
る。これらセンサの種類、具体的構成等は特に限定され
ない。
【0039】電圧の位相制御について図5を用いて説明
する。
【0040】電源回路70は、電源電圧を監視し、電源
電圧が0になった瞬間に、マイクロコンピュータ72に
対してゼロクロス信号を出力する。すると、マイクロコ
ンピュータ72は、該ゼロクロス信号を受けた時点から
計時を開始し、所定時間(あるいは、所定位相)経過後
に、駆動回路74に対してオン信号を出力する。駆動回
路74のトライアック740は、該オン信号を受ける
と”ON”状態となり、電源電圧がPTCヒータ6等に
投入されることとなる。この結果、PTCヒータ6等へ
の通電が開始され、該電源電圧が再び0になるまで電流
が流れつづける(注:言うまでもないが、電源は交流で
あるため半周期毎に電圧は0になる)。電圧が0になる
と、トライアック740は”OFF”状態となり、電圧
が遮断される。その一方で、電源回路70は再びゼロク
ロス信号を出力する。従って、所定時間(=所定位相)
経過後には、PTCヒータ6等には、再び、電圧が投入
されることとなる。以上の処理を繰り返すことによっ
て、制御装置7は半周期毎に、所定の時間分(位相分)
だけ電源電圧を投入することになる。
【0041】このような位相制御においては、電圧を印
加している時間(以下”ONタイム”という)は、マイ
クロコンピュータ72がゼロクロス信号を受け取ってか
らオン信号を出力するまでの時間(以下”OFFタイ
ム”という)に応じて決まる。なお、ここでは、オン信
号が出力されてから実際に電圧が投入されるまでの遅延
時間は無視する。OFFタイムを長くすれば、結果的
に、ONタイムが短くなる。逆に、OFFタイムを短く
すれば、ONタイムが長くなる。さらに、該電圧の変動
をマクロ的にみた場合には、ONタイムが短くなるほど
その実効電圧は下がることになる。すなわち、該OFF
タイムを制御することによって、PTCヒータ6等に加
えられている電圧の実効値を制御することができる。そ
して、該実効電圧の調整の単位は、上記OFFタイムを
どれだけ細かく変更できるかということにかかってい
る。
【0042】本実施例においては、該OFFタイムを1
ms単位で伸長、短縮しているが、調整幅(調整の単位
幅)あるいは、調整の仕方はこれに限定されるものでは
ない。実効電圧をすくなくとも3段階[0v(完全OF
F状態),100v(OFFタイム=0状態),Xv
(0<X<100)]に調整可能にするだけでも、(強
弱2段階運転の)上記従来技術と比較した場合において
は、本発明の効果がある。
【0043】なお、上述したとおり、本実施例において
は、交流モータ5に印加する電圧と、PTCヒータ6に
印加する電圧とは、独立して制御を行っている。従っ
て、後述する動作説明においては、交流モータ5に印加
する電圧を制御するためのOFFタイムを、”モータO
FFタイム”と、一方、PTCヒータ6に印加する電圧
を制御するためのOFFタイムを”ヒータOFFタイ
ム”と呼んでいる。
【0044】本実施例においては、駆動回路74等の回
路構成を容易とするため電源電圧が0になった時点でO
FFとし、所定時間経過後にONとしているが、原理的
には、これとは逆に、電源電圧が0になった時点でON
とし、所定時間経過後にOFFとしても構わない。しか
し、このようにすると電圧が高くなっている時にONか
らOFFに移行することになるため、該ON/OFF切
り替えに伴う突入電流が大きくなり、電流が振動するな
どの問題が生じやすくなる。
【0045】実効電圧を変える方法としては、位相制御
以外にもインバータ等を用いることもできる。
【0046】次に、交流モータ5の回転数を制御するこ
とによって、上記電流値やドラム出口部温度の制御が可
能となる理由を説明する。送風装置4のファン40は、
交流モータ5によって駆動されているため、両者の回転
数は当然比例関係がある(図6参照)。また、ファン4
0の回転数が増えると、PTCヒータ6を通過する風量
も増大する(図7参照)。PTCヒータ6の通過風量
と、一定電圧の下でPTCヒ−タ6を流れる電流(つま
り発熱量)とは一定の関係があり、通過風量が増大する
と、発熱量も増大する(図8参照)。これは、PTCヒ
−タ6にあたる風量が増大するとPTCヒ−タ6の温度
が下がるため、これに応じてその比抵抗値(以下、単
に”抵抗値”、”抵抗”という場合がある)も低下する
からである。さらに、PTCヒータ6の発熱量とドラム
出口部温度とは一定の関係があり、発熱量が多いとドラ
ム出口温度も高くなる(図9参照)。
【0047】つまり、(交流モータ5の回転数−−ファ
ン40の回転数−−PTCヒータ6通過風量−−PTC
ヒ−タの温度−−PTCヒ−タの抵抗値−−PTCヒ−
タを流れる電流値−−PTCヒ−タ発熱量−−ドラム出
口部温度)と、いうつながりが存在している。従って、
交流モータ5の回転数を上げて風量を増やしてやれば、
PTCヒ−タの温度が下がりその抵抗値も下がる。その
結果、PTCヒータ6を流れる電流値が増大する。この
場合、電圧は変更していないため、該電流増加分だけ発
熱量が増大し、ドラム出口部温度を高めることができ
る。逆に、交流モータ5の回転数を下げて風量を減らせ
ば、PTCヒ−タの温度が高くなり、その抵抗値も高く
なる。その結果、PTCヒ−タを流れる電流値(発熱
量)が減少し、ドラム出口部温度を下げることができ
る。
【0048】ところで、交流モータ5の回転数とトルク
との関係を示す曲線は、一般に、図10に示すとおり、
電圧が小さくなるに従って下がってくる。そして、これ
にともなって、ある一定の負荷をかけた場合の回転数も
低下することとなる。つまり、交流モータ5に加える電
圧を制御することによって、交流モータ5の回転数を制
御することができる。該図10の例では、定格負荷時に
は実線矢印で示した範囲内で、また、無負荷時には点線
矢印で示した範囲内で、回転数を制御することができる
ことになる。従って、交流モ−タ5に印加する実効電圧
を制御することによって、最終的には、ドラム出口部温
度の温度を制御することができる。なお、PTCヒータ
の温度(抵抗値)を変更する具体的方法は、上記したフ
ァンの回転数を変更する方法に限定されるものではな
く、他の方法を用いて変更制御するようにしても構わな
い。例えば、PTCヒータの風にあたる面積を変更する
ようにしても構わない。表面積を大きくすれば、風に奪
われる熱量が増大し、温度を下げることができる。該面
積の変更は、PTCヒ−タ表面に複数の孔を設けるとと
もに、該孔をふさぐ部材を設けることによって可能であ
る。ふさぐ孔の子数を変更することによって、風にあた
る面積を変えることができる。さらには、PTCヒータ
の風の流れ方向に対する向きを変えることによっても、
同様にその温度(抵抗値)を変更することが可能であ
る。
【0049】次にPTCヒータ6に加える電圧を制御す
ることによって、電流およびドラム出口温度を制御する
ことができる理由を説明する。PTCヒータ6の特性を
図11に示す。この図から分かるように、通常の電源電
圧(90〜110v)の範囲においては、電圧を下げて
も、電流が増大し、その発熱量はほとんど代わらない、
しかし、電圧が変曲点以下の領域においては、電圧と発
熱量(電流)とはほぼ比例関係になっている。従って、
電圧を該変曲点以下にまで下げてやれば、発熱量(電
流)を減らして、ドラム出口温度や全電流値を下げるこ
とができる。また、この範囲内で電圧を上げれば、発熱
量(電流)を増大させて、ドラム出口温度を高めること
ができる。
【0050】次に、制御装置7による制御動作の概要を
図12のフローチャートを用いて説明する。
【0051】運転をスタートさせると、電源回路70内
の電源電圧検知回路,電源周波数検知回路は、電源電
圧,周波数を検知しこれをマイクロコンピュータ72に
報告する。また、外気温度センサ82は外気温度に対応
した信号を出力する。マイクロコンピュータ72は予め
格納されているプログラムに従って、これらの条件に適
した回転数で交流モータ5を回転させる(ステップ12
2)。同様に、PTCヒータ6にも、上記条件(電源電
圧,電源周波数,外気温)に応じて、最適な発熱量が得
られるように制御を行う(ステップ123)。この時の
交流モータ5の回転数、PCTヒータ6の発熱量の調整
は、言うまでもなく上述した位相制御によって実効電圧
を最適な値に設定することによってなされている。
【0052】この後も、制御装置7は、装置全体での電
流値を監視し、該電流値が15Aを越えないように制御
を行う(ステップ124)。また、ドラム出口部温度が
あまり高くなりすぎないように制御を行う(ステップ1
25)。なお、ステップ124の電流制御処理について
は図13を用いて、また、ステップ125の温度制御処
理については図14を用いて、後ほど詳細に説明する。
【0053】この後は、ステップ124,125で行わ
れた制御結果の状態を保ちつつ、所定時間の間、乾燥を
続ける(ステップ126)。所定時間経過後には、衣類
等が十分乾燥したか否かを確認し(ステップ128)、
乾燥していれば、停止処理動作を行って(ステップ12
8)動作を停止する。一方、ステップ128において、
十分乾燥していなかった場合には、再びステップ124
に戻って同様の処理を行う。つまり、衣類が十分乾燥す
るまで、ステップ124ないしステップ127の処理を
繰り返す。ステップ126ないしステップ128の処理
については、後ほど図15を用いて詳細に説明する。
【0054】図12のステップ124における電流制御
を図13を用いて詳細に説明する。
【0055】制御装置7は、全電流検知装置84の出力
信号に基づいて、全電流値(I)を、検出する(ステップ
1240)。
【0056】そして、該全電流値(I)の値に応じて、
ステップ1241〜ステップ1249の処理を行う。
【0057】まず、該全電流値(I)が15A以下にな
っているか否かを確認する(ステップ1241)。その
結果、15Aを越えていた場合には、続いて交流モータ
5の回転数が1200rpm未満であるか否かを確認す
る(ステップ1242)。なお、該1200rpmとい
う回転数は、本実施例において、ドラム8等を正常に回
転させるために必要な最低回転数である。確認の結果、
1200rpm以上になっていれば、モータOFFタイ
ム(=交流モータ5に印加される電圧に対して行われて
いる位相制御でのOFFタイム)を1ms長くして、交
流モータ5に印加する電圧を下げる(ステップ124
3)。すると、交流モータ5の回転数が低下して送風装
置4の送風量も減少する。その結果、PTCヒ−タ6を
流れる電流値も小さくなる。一方、ステップ1242に
おいて、回転数が1200rpm未満であった場合に
は、これ以上回転数を下げるわけにいかないため、ヒー
タOFFタイムを1ms長くして、PTCヒータ6に流
れる電流を小さくする(ステップ1244)。この場
合、電圧値が変曲点に近づくにつれて、一時的に電流が
増大するが、そのまま処理を続けて変曲点以下の領域に
まで電圧下げてやれば、最終的には電圧の低下にともな
って電流も低下することになる(図11参照)。
【0058】なお、ステップ1243、1244の後
は、再びステップ1240に戻る。従って、全電流値
(I)が15Aを越えている間は、ステップ1241〜
ステップ1244の処理が繰り返し実行され、これによ
って全電流値(I)が15A以下にまで下げられる。
【0059】ステップ1241で全電流値(I)が15
A以下であった場合には、ステップ1245に進み、今
度は、全電流値(I)が14.7Aを越えているか否か
を確認する。確認の結果、14.7A以下であった場合
(注:このような場合の実効電圧は図11における変曲
点以下となっていると思われる。)には、続いてヒータ
OFFタイムが0になっているか否かを確認する(ステ
ップ1246)。0になっていなければ、ヒータOFF
タイムを1ms短くして、PTCヒータ6に印加される
電圧を高める(ステップ1247)。これにより、PT
Cヒータ6の発熱量を増大させることができる。
【0060】一方、ステップ1247においてヒータO
FFタイムが0になっていた場合には、これ以上電圧を
高めることはできないため、モータOFFタイムを1m
s短くする(ステップ1248)。これにより、交流モ
ータ5の回転数、すなわち、送風量が増加し、結果的に
PTCヒータ6の発熱量を増大させることができる。こ
の後は、交流モータ5の回転数が1450rpmを越え
ているか否かを確認する(ステップ1249)。なお、
該1450rpmという回転数は、最高回転数として設
定された値である。回転数がこれを越えると、遠心力が
重力よりも大きくなって、衣類がドラム8にへばりつい
たままとなり、十分な乾燥ができなくなる。該確認の結
果、1450rpm以下であれば、再び、ステップ12
40に戻り、同様の処理を繰り返すことによって、モー
タOFFタイムをさらに短くして、発熱量の増大を図る
ことができる。なお、1450rpmを越えている場合
には、これ以上回転数を高くすることは好ましくないた
め、そのまま次の処理(図12のステップ125)に進
む。
【0061】次に、図12のステップ125における温
度制御を図14を用いて詳細に説明する。
【0062】制御装置7は、出口部温度センサ81の出
力信号に基づいて、ドラム出口温度を、検出する(ステ
ップ1250)。
【0063】そして、該ドラム出口の温度に応じて、ス
テップ1251〜ステップ1259の処理を行う。ま
ず、該ドラム出口温度が78℃以下になっているか否か
を確認する(ステップ1251)。その結果、78℃を
越えていた場合には、続いて交流モータ5の回転数が1
200rpm未満になっているか否かを確認する(ステ
ップ1252)。確認の結果、回転数が1200rpm
以上になっていれば、モータOFFタイムを1ms長く
して、交流モータ5に印加する電圧(実効電圧)を下げ
る(ステップ1253)。すると、交流モータ5の回転
数が低下して送風装置4の送風量も減少する。その結
果、PTCヒ−タ6の発熱量も小さくなる。
【0064】一方、ステップ1242において、回転数
が1200rpm未満であった場合には、これ以上回転
数を下げるわけにいかないため、ヒータOFFタイムを
1ms長くして、PTCヒータ6に流れる電流を小さく
する(ステップ1254)。この場合、電圧が変曲点よ
りも高い領域においては、電圧を下げても発熱量はほと
んど変化しない。しかし、処理を繰り返して電圧を変曲
点(図11参照)以下にまで下げてやれば、電圧の低下
に応じて発熱量も低下するようになる。
【0065】なお、ステップ1253、1254の後
は、再びステップ1250に戻る。従って、ドラム出口
部の温度が78℃を越えている間は、ステップ1251
〜ステップ1254の処理が繰り返し実行され、これに
よって温度が78℃以下にまで下げられる。
【0066】ステップ1251で温度が78℃以下であ
った場合には、ステップ1255に進み、今度は、ドラ
ム出口温度が75℃を越えているか否かを確認する。確
認の結果、75℃以下であった場合には、続いてヒータ
OFFタイムが0になっているか否かを確認する(ステ
ップ1256)。0になっていなければ、ヒータOFF
タイムを1ms短くして、PTCヒータ6に印加される
電圧を高める(ステップ1257)。これにより、PT
Cヒータ6の発熱量を増大させ、温度を高めることがで
きる。
【0067】一方、ヒータOFFタイムが0になってい
れば、これ以上PTCヒータ6に対する電圧を高めるこ
とはできないため、モータOFFタイムを1ms短くす
る(ステップ1258)。すると、交流モータ5の回転
数、すなわち、送風量を増大させ、結果的にPTCヒー
タ6の発熱量を増大させて温度を高めることができる。
【0068】この後は、交流モータ5の回転数が145
0rpmを越えているか否かを確認する(ステップ12
59)。その結果、1450rpm以下になっていれ
ば、再び、ステップ1250に戻って同様の処理を繰り
返し、さらに、1450rpmを越えていれば、これ以
上回転数を高くするわけにはいかないため、そのまま次
の処理(図12のステップ125)に進む。
【0069】次に、図12のステップ126乃至ステッ
プ128における処理の詳細を図15を用いて説明す
る。
【0070】まず、上記ステップ124及びステップ1
25の処理の実行された直後の交流モータ5の回転数n
0を、回転数センサ85の出力信号から検出する(ステ
ップ1260)。
【0071】そして、この後は、回転数がn0±5の範
囲内に収まるように、ステップ1261ないしステップ
1267の制御を実行する。すなわち、まず、その時
の、交流モータ5の回転数ntを検出する。また、これ
と同時に、タイマによる計時を開始する(ステップ12
61)。続いて、回転数ntがn0+5以下となっている
か否かを確認する(ステップ1262)。確認の結果、
0+5を越えていれば、続いて回転数ntが1200r
pm未満であるか否かを確認する(ステップ126
3)。1200rpm以上になっていれば、回転数を下
げるためにモータOFFタイムを1ms長くして(ステ
ップ1264)、この後は、再びステップ1261に戻
る。なお、ステップ1263において、回転数が120
0rpm未満であった場合には、これ以上回転数を下げ
ることは好ましくないため、そのままステップ1265
に進む。ステップ1262において回転数がn0+5以
下であった場合も、そのままステップ1265に進む。
【0072】ステップ1265においては、回転数nt
がn0−5を越えているか否かを確認する。その結果、
0−5以下であれば、続いて、回転数ntが1450r
pmを越えているか否かを確認する(ステップ126
6)。回転数ntが1450rpm以下であれば、回転
数を高めるためにモータOFFタイムを1ms短くする
(ステップ1267)。一方、ステップ1266におい
て、1450rpmを越えている場合には、これ以上回
転数を高くすることは好ましくないため、そのままステ
ップ1268に進む。なお、ステップ1265において
回転数ntがn0−5を越えている場合も、そのままステ
ップ1268に進む。
【0073】ステップ1268においては、ステップ1
261を行ってからの経過時間が30秒を越えたか否か
を確認する。30秒を越えていなければ、再びステップ
1261に戻ってステップ1261ないしステップ12
67の処理を繰り返して定常的な回転を保つ。一方、3
0秒を経過していた場合には、乾燥を終了すべきか否か
を判定するため、湿度センサ83の出力信号に基づいて
ドラム出口部の湿度を確認する(ステップ1270)。
その結果、湿度が30%を越えていれば、まだ十分乾燥
されていないと判断し、再びステップ124に戻り、乾
燥動作を継続する。図12において、ステップ127か
らステップ124に戻る処理経路は、この場合に相当す
るものである。
【0074】ステップ1270で、湿度が30%以下と
なっていた場合には、十分乾燥したと判断し、ヒータへ
の通電を停止するとともに(ステップ1280)、所定
時間経過後(本実施例では10分)交流モータ5への通
電も停止する(ステップ1282)。なお、交流モータ
5への通電停止をPTCヒータ6への通電停止から遅ら
せて行うのは、PTCヒータ6の保護のためである。
【0075】上記実施例においては、全電流(I)および
ドラム出口温度(T)の制御を交流モータ13とPTCヒ
ータ6との両方を用いて行っていた。しかし、ヒータへ
の通電状態を頻繁に変更することは、ヒータの寿命を縮
めることになる。そこで、上記制御を交流モータ5への
位相制御のみで行う例を第2実施例として説明する。な
お、該実施例は、制御装置7が実行する制御内容以外
は、上記実施例と全く同様であるため、ここでは、該制
御の内容のみを説明し、他の点については説明しない。
【0076】図16は、全電流およびドラム出口温度の
制御内容を示すフローチャートである。該図16に示し
た処理は、上記実施例における図13、図14に相当す
るものである。
【0077】制御装置7は、全電流検知装置84の出力
信号に基づいて、全電流値(I)を、検出し(ステップ1
600)、該全電流値(I)が15A以下になっている
か否かを確認する(ステップ1601)。その結果、1
5Aを越えていた場合には、続いて交流モータ5の回転
数が1200rpm未満であるか否かを確認する(ステ
ップ1602)。1200rpm以上になっていれば、
モータOFFタイムを1ms長くして、交流モータ5に
印加する電圧を下げる(ステップ1603)。これによ
り、交流モータ5に流れる電流を小さくすることができ
る。これに伴って、交流モータ8の回転数が低下する
が、この時の回転数は1200rpm以上になっている
ため支障はない。ステップ1603の後は、再びステッ
プ1601に戻る。ステップ1602において、回転数
が1200rpm未満であった場合には、これ以上回転
数を下げるわけにいかないため、そのままステップ16
04に進む。
【0078】ステップ1601で全電流値(I)が15
A以下であった場合と、ステップ1602において12
00rpm未満であった場合には、ステップ1604に
進み、今度は、全電流値(I)が14.6Aを越えてい
るか否かを確認する。確認の結果、14.6A以下であ
った場合には、続いて交流モータ5の回転数が1450
rpmを越えているか否かを確認する(ステップ160
5)。1450rpm以下であれば、再び、モータOF
Fタイムを1ms短くする(ステップ1606)。これ
により、送風量が増大し、PTCヒ−タ6の発熱量を高
めることができる。この後は、再びステップ1601に
戻って同様の処理を繰り返す。なお、1450rpmを
越えていた場合には、これ以上回転数を高めることは好
ましくないため、そのままステップ1607に進む。
【0079】ステップ1604で全電流が14.7Aを
越えていた場合、および、ステップ1605で1450
rpmを越えていた場合には、制御装置7は、出口部温
度センサ81の出力信号に基づいて、ドラム八3の出口
部における温度を、検出する(ステップ1607)。
【0080】そして、該検出温度に応じて、ステップ1
608〜ステップ1613の処理を行う。すなわち、ド
ラム出口温度が78℃以下になっているか否かを確認す
る(ステップ1608)。その結果、78℃を越えてい
た場合には、続いて交流モータ5の回転数が1200r
pm未満になっているか否かを確認する(ステップ16
09)。回転数が1200rpm以上になっていれば、
モータOFFタイムを1ms長くして、交流モータ5に
印加する電圧を下げる(ステップ1610)。すると、
送風量が低下して、PTCヒ−タ6の発熱量も減少す
る。なお、ステップ1610の後は、再びステップ16
07に戻り、同様の処理を繰り返す。一方、ステップ1
609において、回転数が1200rpm未満であった
場合には、これ以上回転数を下げるわけにいかないた
め、そのままステップ1611に進む。
【0081】ステップ1608で温度が78℃以下であ
った場合、および、ステップ1609において120r
pm未満であった場合には、ステップ1611に進み、
今度は、ドラム出口温度が75℃を越えているか否かを
確認する。75℃以下であった場合には、続いて交流モ
ータ5の回転数が1450rpmを越えているか否かを
確認する(ステップ1612)。該確認の結果、145
0rpm以下であれば、モータOFFタイムを1ms短
くする(ステップ1613)。これにより、送風量を増
大させ、PTCヒ−タ6の発熱量を増やすことができ
る。この後は、ステップ1607に戻って同様の処理を
繰り返す。一方、ステップ1612において、1450
rpmを越えていた場合には、これ以上回転数を高める
ことは好ましくないため、そのまま次の処理(図12の
ステップ126)に進む。
【0082】上記図12のステップ126乃至128に
おいて実行される処理内容は、上記実施例と同様である
(図15参照)。
【0083】本実施例は、上記実施例に比べて多少制御
範囲が狭くなるものの、ほぼ同様の効果を得ることがで
きる。なお、PTCヒータ6の印加電圧のみを位相制御
することによってもほぼ同様の効果を得ることができ
る。
【0084】上記第1実施例の乾燥機を実際に運転した
場合の様子を図17、図18を用いて説明する。なお、
これらの図中には、比較のため従来通りの制御(すなわ
ち、弱運転時には、一部のヒータへの通電を完全にOF
Fにしてしまう制御)を実行した場合の様子を破線で示
した。
【0085】図17は、全電流制御によって乾燥時間が
影響を受けている場合の例である。(a)は被乾燥物の
乾燥度の経時変化を、(b)は乾燥機全体での全電流の
経時変化を、(c)PTCヒータの発熱状態の経時変化
を示している。なお、横軸は、これらのグラフ間で共通
のものである。従来方法においては、強運転と、弱運転
とが所定時間毎に行われているため、強運転時には、1
5Aを越え、一方、弱運転時には容量(15A)よりも
はるかに小さな値になっている。これに対し本実施例の
乾燥機では、常に容量15Aぎりぎりの電流値で連続的
に運転することが可能となっている。その結果、乾燥時
間は、本実施例の方が、大幅に短縮されている。
【0086】図18は、温度制御によって乾燥時間が影
響を受けている場合の例である。(a)は被乾燥物の乾
燥度の経時変化を、(b)は乾燥機全体での全電流の経
時変化を、(c)PTCヒータの発熱状態の経時変化を
示している。なお、横軸は、これらのグラフ間で共通の
ものである。従来方式においては、ドラム出口温度が一
旦78℃に達してしまうと、しばらくの間弱運転状態と
なってしまう。これに対し本実施例の乾燥機では、ヒー
タの発熱量をより決め細かに制御することができるた
め、常に78℃付近に保ちつづけることが可能になって
いる。その結果、本実施例の方が乾燥時間が大幅に短縮
されている。
【0087】上記実施例においては、交流モ−タ5によ
って、ドラム3と、送風装置4との両方を同時に駆動し
ていたため、上述した1200rpm、1450rpm
といった回転数の制限があった。しかし、ドラム3の回
転状態と、送風装置4の回転状態とを独立的に制御可能
に構成した場合には、このような回転数の制限を上記処
理に含める必要はない。
【0088】以上説明したとおり、本発明を適用した衣
類乾燥機においては、電流値、温度の制御をきめ細かに
行うことができるため、乾燥時間の短縮化を図ることが
できる。また、実効電圧の変更を位相制御を用いて行っ
た場合には、コストの上昇も小さくて済む。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば、常に、電流制限容量の
ぎりぎりの電流を用いて乾燥することができ、乾燥時間
を短縮することができる。また、乾燥温度を、常に、衣
類,機体の耐熱温度付近に保ちつづけることができるた
め、乾燥時間を短縮することができる。さらに、位相制
御によって実効電圧を調整する構成とした場合には、コ
ストの上昇も小さい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である衣類乾燥機の外観を示
す斜視図である。
【図2】本実施例の衣類乾燥機を側面から見た模式的な
透視図である。
【図3】内部回路を示すブロック図である。
【図4】交流モータ,PTCヒータおよび制御装置7の
詳細を示す回路図である。
【図5】位相制御の詳細を示す図である。
【図6】交流モータの回転数とファンの回転数との対応
関係の概略を示すグラフである。
【図7】ファンの回転数とPTCヒータ6部分を通過す
る風量との対応関係の概略を示すグラフである。
【図8】PTCヒータ6部分を通過する風量と、PTC
ヒ−タの発熱量(電流値)との対応関係の概略を示すグ
ラフである。
【図9】PTCヒータ発熱量と、ドラム出口温度との対
応関係の概略を示すグラフである。
【図10】交流モ−タ5のトルクカ−ブ(トルク−回転
数)の電圧による変動を示すグラフである。
【図11】PTCヒータのVI特性および発熱量を示す
グラフである。
【図12】制御装置7による制御の概要を示すフロ−チ
ャ−トである。
【図13】電流制御処理の詳細を示すフロ−チャ−トで
ある。
【図14】温度制御処理の詳細を示すフロ−チャ−トで
ある。
【図15】定常回転および乾燥終了判断の詳細を示すフ
ロ−チャ−トである。
【図16】交流モ−タによって電流制御及び温度制御を
行う場合の処理内容を示すフロ−チャ−トである。
【図17】本発明の電流制御(実線)と、従来方法による
電流制御(破線)とを比較したタイムチャ−ト図である。
【図18】本発明の温度制御(実線)と、従来方法による
温度制御(破線)とを比較したタイムチャート図である。
【図19】従来の乾燥機における、使用条件に応じた、
全電流の変動の様子を示すグラフである。
【図20】従来の乾燥機における、使用条件に応じた、
全電流の変動の様子を示すグラフである。
【図21】従来の乾燥機におけるヒータ強弱運転制御を
示すフローチャートである。
【図22】従来方法を適用してさらに電流値を高めた場
合の、使用条件に応じた、全電流の変動の様子を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
1:外枠、2:ドア、3:ドラム、4:送風装置、5:
交流モ−タ、6:PTCヒ−タ、7:制御装置、10:
衣類投入口、11:表示パネル、12:操作基板、1
3:電源スイッチ、30:開口部、32:導入口、3
4:排気口、40:ファン、51:ドラムベルト、5
2:ファンベルト、70:電源回路、72:マイクロコ
ンピュ−タ、74:駆動回路、81:出口部温度セン
サ、82:外気温度センサ、83:湿度センサ、84:
全電流検知装置、85:回転数センサ、102:外気導
入口、104:排出口、106:気体流路、740:ト
ライアック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富田 隆士 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所多賀工場内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被乾燥物を収納する乾燥室と、 空気を加熱する加熱手段と、 上記加熱手段に風を送るとともに、該加熱手段によって
    加熱された熱風を上記乾燥室に送り込む送風手段と、 上記加熱手段に印加する電圧の実効値(以下”実効電
    圧”という)を少なくとも3段階に変更可能な制御手段
    と、 を有することを特徴とする衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】上記衣類乾燥機全体での電流値を検出する
    全電流検出手段をさらに備え、 上記制御手段は、上記全電流検出手段の検出した電流値
    が予め定められた値を越えた場合には上記実効電圧を下
    げるものであること、 を特徴とする請求項1記載の衣類乾燥機。
  3. 【請求項3】上記加熱手段は、その比抵抗値を変更可能
    な抵抗体を含んで構成され、 上記制御手段は、該抵抗体の比抵抗値を変更させる機能
    をさらに有すること、 を特徴とする請求項2記載の衣類乾燥機。
  4. 【請求項4】上記抵抗体は、PTCヒータを含んで構成
    され、 上記制御手段による比抵抗値の変更は、上記送風手段の
    送風量を変えることによって行うものであること、 を特徴とする請求項3記載の衣類乾燥機。
  5. 【請求項5】上記制御手段は、上記全電流検出手段の検
    出した電流値が予め定められた値を越えた場合には、上
    記比抵抗値を高くするものであること、 を特徴とする請求項3記載の衣類乾燥機。
  6. 【請求項6】上記制御手段は、上記比抵抗値の変更のみ
    では、上記電流値を上記予め定められた値以下にするこ
    とができない場合にかぎり、上記加熱手段に印加する実
    効電圧を下げるものであること、 を特徴とする請求項5記載の衣類乾燥機。
  7. 【請求項7】上記乾燥室近くの予め定められた部分にお
    ける温度を検出する温度検知手段をさらに備え、 上記制御手段は、上記温度検知手段の検出した温度が予
    め定められた値を越えた場合には上記実効電圧を下げる
    ものであること、 を特徴とする請求項1記載の衣類乾燥機。
  8. 【請求項8】上記加熱手段は、その比抵抗値を変更可能
    な抵抗体を含んで構成され、 上記制御手段は、該抵抗体の比抵抗値を変更させる機能
    をさらに有すること、 を特徴とする請求項7記載の衣類乾燥機。
  9. 【請求項9】上記抵抗体は、PTCヒータを含んで構成
    され、 上記制御手段は、上記送風手段の送風量を変えることに
    よって、上記比抵抗値を変更させるものであること、 を特徴とする請求項8記載の衣類乾燥機。
  10. 【請求項10】上記制御手段は、上記温度検知手段の検
    出した温度が予め定められた値を越えている場合には、
    上記比抵抗値を高くするものであること、 を特徴とする請求項8記載の衣類乾燥機。
  11. 【請求項11】上記制御手段は、上記送風量の変更のみ
    では、上記温度を上記予め定められた値以下にすること
    ができない場合にかぎり、上記加熱手段に印加する上記
    実効電圧を下げるものであること、 を特徴とする請求項10記載の衣類乾燥機。
  12. 【請求項12】被乾燥物を収納する乾燥室と、 空気を加熱する加熱手段と、 上記加熱手段に風を送るとともに、該加熱手段によって
    加熱された熱風を上記乾燥室に送り込む送風手段と、を
    備えた衣類乾燥機において、 上記加熱手段は、その比抵抗値を変更可能な抵抗体を含
    んで構成され、 上記抵抗体の比抵抗値を変更させる制御手段をさらに有
    すること、 を特徴とする衣類乾燥機。
  13. 【請求項13】上記衣類乾燥機全体での電流値を検出す
    る全電流検出手段をさらに備え、 上記制御手段は、上記全電流検出手段の検出した電流値
    が予め定められた値を越えた場合には上記抵抗値を高く
    するものであること、 を特徴とする請求項12記載の衣類乾燥機。
  14. 【請求項14】上記乾燥室近くの予め定められた部分に
    おける温度を検出する温度検知手段をさらに備え、 上記制御手段は、上記温度検知手段の検出した温度が予
    め定められた値を越えた場合には上記抵抗値を高くする
    ものであること、 を特徴とする請求項12記載の衣類乾燥機。
  15. 【請求項15】上記抵抗体は、PTCヒ−タであり、 上記制御手段は、上記PTCヒ−タの温度を変えること
    によって、上記比抵抗値を変更させるものであること、 を特徴とする請求項12記載の衣類乾燥機。
  16. 【請求項16】上記制御手段は、上記送風手段による送
    風量を変更することによって上記PTCヒ−タの温度を
    変更させるものであること、 を特徴とする請求項15記載の衣類乾燥機。
  17. 【請求項17】上記制御手段は、上記送風手段に供給さ
    れる電圧の実効値(以下”実効電圧という)を変更する
    ことによって、上記送風量を変更させるものであるこ
    と、 を特徴とする請求項16記載の衣類乾燥機。
  18. 【請求項18】上記制御手段は、上記実効電圧の変更を
    位相制御によって行なうものであること、 を特徴とする請求項1、または17記載の衣類乾燥機。
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