JP3064660B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents
衣類乾燥機Info
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- JP3064660B2 JP3064660B2 JP4104197A JP10419792A JP3064660B2 JP 3064660 B2 JP3064660 B2 JP 3064660B2 JP 4104197 A JP4104197 A JP 4104197A JP 10419792 A JP10419792 A JP 10419792A JP 3064660 B2 JP3064660 B2 JP 3064660B2
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- Japan
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- rotation speed
- motor
- current
- drum
- rotation
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- D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
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- D06F58/10—Drying cabinets or drying chambers having heating or ventilating means
-
- D—TEXTILES; PAPER
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- D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
- D06F58/00—Domestic laundry dryers
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
- D06F2101/00—User input for the control of domestic laundry washing machines, washer-dryers or laundry dryers
- D06F2101/16—Target humidity for the drying process, e.g. very-dry cycles
-
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- D06F2103/00—Parameters monitored or detected for the control of domestic laundry washing machines, washer-dryers or laundry dryers
- D06F2103/52—Parameters monitored or detected for the control of domestic laundry washing machines, washer-dryers or laundry dryers related to electric heating means, e.g. temperature or voltage
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家庭用の衣類を乾燥させ
る衣類乾燥機に関する。
る衣類乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用の衣類乾燥機は、加熱手段
に正特性感温ヒータ(以下PTCヒータと略す)を設
け、過熱温度上昇による衣類の焼損を防止していた。し
かしPTCヒータは、突入電流が大きく、しかも低温で
ヒータ電流が大きく家庭のブレーカが動作する恐れがあ
るので、電流が例えば15A以上となるとパワーダウン
させる衣類乾燥機が提案されている。
に正特性感温ヒータ(以下PTCヒータと略す)を設
け、過熱温度上昇による衣類の焼損を防止していた。し
かしPTCヒータは、突入電流が大きく、しかも低温で
ヒータ電流が大きく家庭のブレーカが動作する恐れがあ
るので、電流が例えば15A以上となるとパワーダウン
させる衣類乾燥機が提案されている。
【0003】従来、この種の衣類乾燥機は、実開昭62
−90098号公報に示すように構成されていた。すな
わち、PTCヒータの電流変化を電流測定装置により検
出し、この電流値が大きくなるほどファン装置の送風能
力を低下させるようにしていた。
−90098号公報に示すように構成されていた。すな
わち、PTCヒータの電流変化を電流測定装置により検
出し、この電流値が大きくなるほどファン装置の送風能
力を低下させるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の衣類
乾燥機では、PTCヒータ電流を検知してファン装置の
送風能力を制御するので、PTCヒータ電流が大きい場
合にファンの回転数を低下させるので、回転数が不安定
となる問題がある。特に、乾燥運転開始直後の数分間は
PTCヒータ電流変化が大きく、電流変化でファン回転
数を制御すると制御系の変動要素が大きくファン回転数
が不安定となり、場合によってはファンの回転が停止す
る場合が考えられる。
乾燥機では、PTCヒータ電流を検知してファン装置の
送風能力を制御するので、PTCヒータ電流が大きい場
合にファンの回転数を低下させるので、回転数が不安定
となる問題がある。特に、乾燥運転開始直後の数分間は
PTCヒータ電流変化が大きく、電流変化でファン回転
数を制御すると制御系の変動要素が大きくファン回転数
が不安定となり、場合によってはファンの回転が停止す
る場合が考えられる。
【0005】本発明は上記従来課題を解決するもので、
PTCヒータの電流変化で送風ファン回転数を直接制御
するものではなく、ファンの回転数を安定に制御しなが
ら、PTCヒータ電流を制御して最大加熱出力を得るこ
とを目的とする。
PTCヒータの電流変化で送風ファン回転数を直接制御
するものではなく、ファンの回転数を安定に制御しなが
ら、PTCヒータ電流を制御して最大加熱出力を得るこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、衣類を乾燥するドラムと、前記ドラム内へ
温風を循環させる送風手段と、前記ドラム内への送風径
路に設けたPTCヒータよりなる加熱手段と、前記送風
手段あるいは前記ドラムを回転駆動するモータと、前記
モータの回転制御手段と、前記加熱手段の電流検知手段
と電流比較設定手段よりなり、前記電流比較設定手段の
出力信号により前記回転制御手段の設定回転数を制御す
ることを課題解決の手段としている。
するために、衣類を乾燥するドラムと、前記ドラム内へ
温風を循環させる送風手段と、前記ドラム内への送風径
路に設けたPTCヒータよりなる加熱手段と、前記送風
手段あるいは前記ドラムを回転駆動するモータと、前記
モータの回転制御手段と、前記加熱手段の電流検知手段
と電流比較設定手段よりなり、前記電流比較設定手段の
出力信号により前記回転制御手段の設定回転数を制御す
ることを課題解決の手段としている。
【0007】
【作用】本発明は上記した課題解決手段により、送風手
段の回転数を制御し回転数を安定化すると同時に、衣類
乾燥機の消費電流を一定値以下にしてブレーカが動作し
ないようにできる。また、交流電源周波数の50Hzある
いは60Hzに関わらず回転数を制御できるので、電源周
波数に応じた部品交換不要の衣類乾燥機を実現できる。
段の回転数を制御し回転数を安定化すると同時に、衣類
乾燥機の消費電流を一定値以下にしてブレーカが動作し
ないようにできる。また、交流電源周波数の50Hzある
いは60Hzに関わらず回転数を制御できるので、電源周
波数に応じた部品交換不要の衣類乾燥機を実現できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
【0009】図1は、本発明による衣類乾燥機の構造を
示す断面図である。回転ドラム1は被乾燥物を収容し、
送風手段2である熱交換ファンによりドラム1内に温風
を循環させるとともに外部からの空気を取り入れてファ
ンを冷却し、ドラム1の循環空気を除湿する。PTCヒ
ータ(加熱手段)3は、ドラム1への送風径路すなわち
循環空気取り入れ口に配設し循環空気を加熱する。モー
タ4は、前記ドラム1と前記送風手段2を回転駆動させ
る。モータ4の回転数を制御することによりドラム1と
送風手段2の回転数を制御でき、PTCヒータ3の発熱
量を制御でき電流制御が可能となる。回転制御のための
回転センサ50は、モータ4に取りつけてもよいが、本
実施例は、ドラム1の回転数を検知するもので、磁気セ
ンサ50aを本体部に固定し、磁石50bをドラム1に
取りつける。ドラム1に磁石50bを3〜6個取りつけ
ることにより回転数を検知して設定値に制御できる。こ
のようにすれば、モータ4とドラム1の安定な回転制御
が可能となるばかりではなく、ドラム1とモータ4間の
回転伝達手段であるベルトの故障を検知できる特徴があ
る。又この場合送風手段2に回転センサ50を取りつけ
てもよいし、ドラム1と送風手段2をそれぞれ別個のモ
ータにより駆動する場合は、ドラム1あるいは送風手段
2の駆動モータに回転センサ50を取りつける。
示す断面図である。回転ドラム1は被乾燥物を収容し、
送風手段2である熱交換ファンによりドラム1内に温風
を循環させるとともに外部からの空気を取り入れてファ
ンを冷却し、ドラム1の循環空気を除湿する。PTCヒ
ータ(加熱手段)3は、ドラム1への送風径路すなわち
循環空気取り入れ口に配設し循環空気を加熱する。モー
タ4は、前記ドラム1と前記送風手段2を回転駆動させ
る。モータ4の回転数を制御することによりドラム1と
送風手段2の回転数を制御でき、PTCヒータ3の発熱
量を制御でき電流制御が可能となる。回転制御のための
回転センサ50は、モータ4に取りつけてもよいが、本
実施例は、ドラム1の回転数を検知するもので、磁気セ
ンサ50aを本体部に固定し、磁石50bをドラム1に
取りつける。ドラム1に磁石50bを3〜6個取りつけ
ることにより回転数を検知して設定値に制御できる。こ
のようにすれば、モータ4とドラム1の安定な回転制御
が可能となるばかりではなく、ドラム1とモータ4間の
回転伝達手段であるベルトの故障を検知できる特徴があ
る。又この場合送風手段2に回転センサ50を取りつけ
てもよいし、ドラム1と送風手段2をそれぞれ別個のモ
ータにより駆動する場合は、ドラム1あるいは送風手段
2の駆動モータに回転センサ50を取りつける。
【0010】図2は、本発明による衣類乾燥機のブロッ
ク図である。5は回転制御手段で、PTCヒータの電流
検知手段6からの信号と、電流比較設定手段7の信号に
応じて、回転数設定手段8の設定回転数を制御し、モー
タ4の回転数を制御する。回転制御手段5は、回転セン
サ50と回転数検知手段51により検知したドラム1の
回転数と、回転数設定手段8の回転数の差を回転数比較
手段52により比較し、導通時間制御手段53により双
方向サイリスタなどのパワースイッチング手段54を制
御してモータ4の回転数を制御する。最も簡単な導通時
間制御方法として位相制御が考えられる。インバータの
場合は導通時間だけではなく周波数も制御する。電流比
較設定手段7は、電流設定手段70と電流比較手段71
より構成され、電流検知手段6と電流設定手段70の出
力信号を電流比較手段71により比較して、電流値が設
定値以上とならないように回転数設定手段8の設定信号
を変更する。時限手段9はモータ4の回転起動時に、強
制的に回転数設定手段8の設定値を低くして、電流比較
設定手段7の信号の大小に関わらず起動時の回転数を低
くする。10は交流電源で、PTCヒータ3a,3bと
直列関係にリレーの接点11a,11bを接続する。モ
ータ4の回転数を下げても、PTCヒータ3の電流値が
設定値よりも高い場合には、リレー接点11aあるいは
11bを開いて電流を小さくする。
ク図である。5は回転制御手段で、PTCヒータの電流
検知手段6からの信号と、電流比較設定手段7の信号に
応じて、回転数設定手段8の設定回転数を制御し、モー
タ4の回転数を制御する。回転制御手段5は、回転セン
サ50と回転数検知手段51により検知したドラム1の
回転数と、回転数設定手段8の回転数の差を回転数比較
手段52により比較し、導通時間制御手段53により双
方向サイリスタなどのパワースイッチング手段54を制
御してモータ4の回転数を制御する。最も簡単な導通時
間制御方法として位相制御が考えられる。インバータの
場合は導通時間だけではなく周波数も制御する。電流比
較設定手段7は、電流設定手段70と電流比較手段71
より構成され、電流検知手段6と電流設定手段70の出
力信号を電流比較手段71により比較して、電流値が設
定値以上とならないように回転数設定手段8の設定信号
を変更する。時限手段9はモータ4の回転起動時に、強
制的に回転数設定手段8の設定値を低くして、電流比較
設定手段7の信号の大小に関わらず起動時の回転数を低
くする。10は交流電源で、PTCヒータ3a,3bと
直列関係にリレーの接点11a,11bを接続する。モ
ータ4の回転数を下げても、PTCヒータ3の電流値が
設定値よりも高い場合には、リレー接点11aあるいは
11bを開いて電流を小さくする。
【0011】図3は、本発明による衣類乾燥機の運転開
始時の回転数Nと消費電流Iの時間に対する変化を示
す。運転開始時には回転数Nは低く数分後に徐々に高く
なり最大回転数Nmaxになる。消費電流Iは、PTC
ヒータ3の突入電流により数10秒間最大設定電流Im
ax以上となるが、その後は、回転数制御により電流値
が設定値となるように制御される。PTCヒータ3の吸
気温度すなわち循環空気温度が高くなると、キューリテ
ィ温度と雰囲気温度との差が小さくなるので、送風手段
2の回転数が高くなってもPTCヒータ3の加熱電力は
減少する。回転数が高くなると騒音が高くなるので、最
大回転数Nmax以上にはならないように回転数の限界
値に制御される。また、回転数を低くしすぎると布回り
が悪くなるので、ドラム1の回転数は35〜45rpm
に制限し、ドラムの回転数に上限と下限を設ける。
始時の回転数Nと消費電流Iの時間に対する変化を示
す。運転開始時には回転数Nは低く数分後に徐々に高く
なり最大回転数Nmaxになる。消費電流Iは、PTC
ヒータ3の突入電流により数10秒間最大設定電流Im
ax以上となるが、その後は、回転数制御により電流値
が設定値となるように制御される。PTCヒータ3の吸
気温度すなわち循環空気温度が高くなると、キューリテ
ィ温度と雰囲気温度との差が小さくなるので、送風手段
2の回転数が高くなってもPTCヒータ3の加熱電力は
減少する。回転数が高くなると騒音が高くなるので、最
大回転数Nmax以上にはならないように回転数の限界
値に制御される。また、回転数を低くしすぎると布回り
が悪くなるので、ドラム1の回転数は35〜45rpm
に制限し、ドラムの回転数に上限と下限を設ける。
【0012】図4は本発明の他の実施例の衣類乾燥機の
ブロック図であり、回転制御手段5’と電流比較設定手
段7’の信号がオア回路12に加えられ、どちらか一方
の信号により制御されるものである。基本的には、回転
制御手段5’により回転数制御され、電流検知手段6’
からの信号が設定値以上となると、電流制御手段7’か
らの信号により回転数を下げるように、導通時間制御手
段53によりモータ4の回転数を制御する。
ブロック図であり、回転制御手段5’と電流比較設定手
段7’の信号がオア回路12に加えられ、どちらか一方
の信号により制御されるものである。基本的には、回転
制御手段5’により回転数制御され、電流検知手段6’
からの信号が設定値以上となると、電流制御手段7’か
らの信号により回転数を下げるように、導通時間制御手
段53によりモータ4の回転数を制御する。
【0013】図5は、本発明によるフローチャートの一
実施例を示す。
実施例を示す。
【0014】100はプログラムスタートで、101に
て回転起動時の初期回転数を設定する。102は起動時
に動作する時限手段のタイマーカウントで、103はモ
ータ4あるいはドラム1の回転数を検知する。この場合
回転数を検知する手段は、回転センサ50の周期でもよ
い。104は回転数制御サブルーチンで、設定回転数N
sと回転数検知手段により検知した回転数を比較し、設
定からの誤差に応じて回転数制御の操作量、すなわち導
通時間を制御する。105は起動時のソフトスタート設
定時間tsとの比較判断で、時限手段のタイマー動作
で、一定時間初期回転数に制御される。106は電流I
と回転数Nの検知である。107は検知電流Iと最大設
定電流Imaxを比較し、検知電流が大きければ108
にて設定回転数Nsを減らし、逆ならば設定回転数Ns
を増やす。110は設定回転数Nsと最大限界回転数N
maxの比較で、111にて設定回転数NsがNmax
以上とならないようにする。112は104と同じ回転
数制御サブルーチンである。113は乾燥運転の終了を
判断する。
て回転起動時の初期回転数を設定する。102は起動時
に動作する時限手段のタイマーカウントで、103はモ
ータ4あるいはドラム1の回転数を検知する。この場合
回転数を検知する手段は、回転センサ50の周期でもよ
い。104は回転数制御サブルーチンで、設定回転数N
sと回転数検知手段により検知した回転数を比較し、設
定からの誤差に応じて回転数制御の操作量、すなわち導
通時間を制御する。105は起動時のソフトスタート設
定時間tsとの比較判断で、時限手段のタイマー動作
で、一定時間初期回転数に制御される。106は電流I
と回転数Nの検知である。107は検知電流Iと最大設
定電流Imaxを比較し、検知電流が大きければ108
にて設定回転数Nsを減らし、逆ならば設定回転数Ns
を増やす。110は設定回転数Nsと最大限界回転数N
maxの比較で、111にて設定回転数NsがNmax
以上とならないようにする。112は104と同じ回転
数制御サブルーチンである。113は乾燥運転の終了を
判断する。
【0015】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、衣類を乾燥するドラムと、前記ドラム内へ温
風を循環させる送風手段と、前記ドラム内への送風径路
に設けたPTCヒータよりなる加熱手段と、前記送風手
段あるいは前記ドラムを回転駆動するモータと、前記モ
ータの回転制御手段と、前記加熱手段の電流検知手段と
電流比較設定手段とを備え、前記電流比較設定手段の出
力信号により前記回転制御手段の設定回転数を制御する
ので、交流電源周波数に関わらずドラムあるいは送風手
段の安定な回転数が得られ、しかもヒータ電流が一定値
以上とならないので安全ブレーカが動作することがなく
なる。また、最大加熱出力を得ることができ乾燥時間を
短縮できる。さらに、時限手段により運転起動時には設
定回転数を下げてソフトスタートさせるので、PTCヒ
ータの突入電流を減らすことができ、回転数制御と電流
制御が同時に働いて回転が不安定となる問題がなくな
る。また、設定回転数の上限と下限を設けることによ
り、回転数が高い場合の騒音を減らすことができ、ドラ
ム回転数も同時に変える場合には、ドラム回転数の低下
による布回り不具合を防止できる。
によれば、衣類を乾燥するドラムと、前記ドラム内へ温
風を循環させる送風手段と、前記ドラム内への送風径路
に設けたPTCヒータよりなる加熱手段と、前記送風手
段あるいは前記ドラムを回転駆動するモータと、前記モ
ータの回転制御手段と、前記加熱手段の電流検知手段と
電流比較設定手段とを備え、前記電流比較設定手段の出
力信号により前記回転制御手段の設定回転数を制御する
ので、交流電源周波数に関わらずドラムあるいは送風手
段の安定な回転数が得られ、しかもヒータ電流が一定値
以上とならないので安全ブレーカが動作することがなく
なる。また、最大加熱出力を得ることができ乾燥時間を
短縮できる。さらに、時限手段により運転起動時には設
定回転数を下げてソフトスタートさせるので、PTCヒ
ータの突入電流を減らすことができ、回転数制御と電流
制御が同時に働いて回転が不安定となる問題がなくな
る。また、設定回転数の上限と下限を設けることによ
り、回転数が高い場合の騒音を減らすことができ、ドラ
ム回転数も同時に変える場合には、ドラム回転数の低下
による布回り不具合を防止できる。
【0016】以上述べたように本発明の実施例はドラム
と送風手段のファン回転数を一つのモータで駆動する場
合を示したが、それぞれにモータを設けた2モータでも
効果は同じである。また、回転センサをモータあるいは
送風手段に設けても効果は同じである。
と送風手段のファン回転数を一つのモータで駆動する場
合を示したが、それぞれにモータを設けた2モータでも
効果は同じである。また、回転センサをモータあるいは
送風手段に設けても効果は同じである。
【図1】本発明の一実施例の衣類乾燥機の断面図
【図2】同衣類乾燥機のブロック図
【図3】同衣類乾燥機の回転制御説明のための回転数と
電流の時間変化を示す図
電流の時間変化を示す図
【図4】本発明の他の実施例の衣類乾燥機のブロック図
【図5】同衣類乾燥機の動作を説明するフローチャート
1 ドラム 2 送風手段 3 PTCヒータ(加熱手段) 4 モータ 5 回転制御手段 6 電流検知手段 7 電流比較設定手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−284299(JP,A) 特開 平4−99600(JP,A) 特開 平3−149098(JP,A) 特開 平2−239900(JP,A) 特開 昭60−242900(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 58/28 D06F 58/02
Claims (3)
- 【請求項1】衣類を乾燥するドラムと、前記ドラム内へ
温風を循環させる送風手段と、前記ドラム内への送風径
路に設けた正特性感温ヒータよりなる加熱手段と、前記
送風手段あるいは前記ドラムを回転駆動するモータと、
前記モータの回転制御手段と、前記加熱手段の電流検知
手段と、前記電流検知手段の出力と予め設定された電流
値とを比較する電流比較設定手段とを備え、前記モータ
の回転制御手段は、回転数設定手段と、設定回転数に制
御する回転数比較手段と、時限手段より構成し、前記モ
ータの回転制御手段は、モータの回転起動時から設定さ
れた期間の間、所定回転数でモータを駆動し、その後前
記電流比較設定手段の出力信号によりモータの設定回転
数を制御する衣類乾燥機。 - 【請求項2】電流比較設定手段の設定電流値と回転制御
手段の設定回転数のそれぞれに上限値を設けた請求項1
記載の衣類乾燥機。 - 【請求項3】回転制御手段の設定回転数に下限値を設け
た請求項1又は2記載の衣類乾燥機。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4104197A JP3064660B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 衣類乾燥機 |
TW082101156A TW269715B (ja) | 1992-04-23 | 1993-02-18 | |
KR1019930006777A KR970006004B1 (ko) | 1992-04-23 | 1993-04-22 | 의류건조기 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4104197A JP3064660B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 衣類乾燥機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05293297A JPH05293297A (ja) | 1993-11-09 |
JP3064660B2 true JP3064660B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=14374257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4104197A Expired - Lifetime JP3064660B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 衣類乾燥機 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3064660B2 (ja) |
KR (1) | KR970006004B1 (ja) |
TW (1) | TW269715B (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100461637B1 (ko) * | 2001-10-25 | 2004-12-14 | 주식회사 엘지이아이 | 건조기의 히터제어방법 및 장치 |
ES2233732T3 (es) * | 2002-03-28 | 2005-06-16 | CATEM GMBH & CO.KG | Calefaccion electrica para un vehiculo a motor. |
KR20040046079A (ko) * | 2002-11-26 | 2004-06-05 | 엘지전자 주식회사 | 세탁기의 듀티 제어방법 |
KR101228656B1 (ko) * | 2005-11-29 | 2013-01-31 | 엘지전자 주식회사 | 응축식 건조기 및 그 제어 방법 |
-
1992
- 1992-04-23 JP JP4104197A patent/JP3064660B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-02-18 TW TW082101156A patent/TW269715B/zh not_active IP Right Cessation
- 1993-04-22 KR KR1019930006777A patent/KR970006004B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR930021873A (ko) | 1993-11-23 |
KR970006004B1 (ko) | 1997-04-23 |
TW269715B (ja) | 1996-02-01 |
JPH05293297A (ja) | 1993-11-09 |
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