JP3185418B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JP3185418B2 JP32528092A JP32528092A JP3185418B2 JP 3185418 B2 JP3185418 B2 JP 3185418B2 JP 32528092 A JP32528092 A JP 32528092A JP 32528092 A JP32528092 A JP 32528092A JP 3185418 B2 JP3185418 B2 JP 3185418B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータで回転駆動される
回転ドラム内へ温風を循環して衣類を乾燥させる衣類乾
燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用の衣類乾燥機は広く普及
し、被乾燥物の種類に関係なく乾燥むらがなく乾燥でき
ることが求められている。
【0003】従来、この種の衣類乾燥機は、回転ドラム
をほぼ一定の回転数で回転駆動し、回転ドラム内へ循環
させる温風の温度もほぼ一定になるように制御するよう
に構成したものが一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の衣類
乾燥機では、シーツやタオルケットのような広い面積の
大きな衣類を乾燥した場合には、衣類がだんご状にから
まって表面だけ乾燥し、衣類の内部は乾燥しなくて乾燥
むらが大きくなるという問題を有していた。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、シー
ツやタオルケットのようなだんご状態になりやすい衣類
のだんご状態を自動的に検知して、乾燥むらなく乾燥で
きるようにするとともに、だんご状態になった衣類と少
量衣類とを判別できるようにすることを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、衣類を乾燥させる回転ドラムと、前記回転
ドラム内へ温風を循環させる送風手段と、前記回転ドラ
ム内への送風経路に設けた加熱手段と、前記送風手段ま
たは前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記回転
ドラム、モータなどの回転数または回転周期を検知する
回転検知手段と、前記回転ドラム内温度または前記加熱
手段の吸気温度を検出する温度検知手段と、前記モータ
の回転数または前記加熱手段を制御する制御手段とを備
え、前記制御手段は、乾燥運転初期工程、衣類状態検知
工程または乾燥運転工程に応じて前記回転ドラムの回転
数を制御し、衣類状態検知工程において前記温度検知手
段の検知温度の変化により衣類の種類、または衣類の状
態を検知できるようにし、制御手段は、衣類状態検知工
程において回転ドラムの回転数を高速に制御し、温度検
知手段の検知温度の衣類状態検知工程開始時の温度から
の低下の程度により衣類の種類、または衣類の状態を判
定するようにしたことを第1の課題解決手段としてい
る。
【0007】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
運転開始時に回転ドラムの回転数を低速で運転すること
によって連動する送風手段の回転数を低速で運転でき、
PTCヒータなどで構成した加熱手段の突入電流を規定
の電流値以下で運転を開始でき、回転ドラム内の温度が
上昇すると回転ドラムの回転数を高速へ可変制御する。
このとき、温度検知手段の検知温度が設定値に達するま
での時間と所定の基準時間とを比較し、所定の基準時間
T0以下であれば、回転ドラム内の衣類がシーツ、タオ
ルケットなどのだんご状態になりやすい衣類、または少
量衣類であると判定して、回転ドラムを高速で運転する
衣類状態検知工程に入る。衣類状態検知工程では、シー
ツ、タオルケットなどのだんご状態になりやすい衣類
は、衣類がほぐされて回転ドラム内の温度が急激に低下
し、少量衣類では温度低下が少ないため、温度検知手段
の検知温度の変化により、衣類の種類または回転ドラム
内の衣類の状態を検知できる。
【0008】また、乾燥運転初期工程で回転ドラム内の
衣類がシーツ、タオルケットなどのだんご状態になりや
すい衣類、または少量衣類であると判定され衣類状態検
知工程に入ると、回転ドラムの回転数を高速にしてだん
ご状態をほぐすことができ、しかも、温度検知手段の検
知温度はシーツ、タオルケットなどのだんご状態になり
やすい衣類では急激に低下し、少量衣類では温度低下が
少ないため、温度検知手段の検知温度の変化により、衣
類の種類または回転ドラム内の衣類の状態を検知でき
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2を
参照しながら説明する。
【0010】図に示すように、回転ドラム1は被乾燥物
(衣類)を収容して乾燥させるもので、熱交換型両翼フ
ァン(送風手段)2により回転ドラム1内に温風を循環
させる。熱交換型両翼ファン2は、回転ドラム1内に温
風を循環させると同時に外部からの空気を取り入れてフ
ァンを冷却し、回転ドラム1の循環空気を除湿する。P
TCヒータ(加熱手段)3は、回転ドラム1への送風経
路、すなわち循環空気取入れ口に配設して循環空気を加
熱する。フィルター4は熱交換型両翼ファン2の送風経
路、すなわち回転ドラム1内の空気の排気口に設けてい
る。糸屑などによりフィルター4が目詰まりすると、送
風量が減ってPTCヒータ3の加熱電力が減少し、乾燥
時間が長くなり乾燥効率も低下する。モータ5は、回転
ドラム1と熱交換型両翼ファン2を回転駆動させるもの
で、モータ5の回転数を制御することにより回転ドラム
1と熱交換型両翼ファン2の回転数を制御でき、PTC
ヒータ3の発熱量を制御でき電流制御が可能となる。温
度検知手段6は、第1の温度検知手段6aと第2の温度
検知手段6bとからなり、第1の温度検知手段6aは回
転ドラム1内の温度に応じた排気温度を検出するもの
で、回転ドラム1の排気口に取り付けており、第2の温
度検知手段6bはPTCヒータ3の送風経路に設けてい
る。
【0011】回転検知手段7は、回転ドラム1の回転数
を検知するするもので、回転ドラム1に磁石8を3〜6
個取り付け、磁気センサ(図示せず)を本体部に固定し
て回転ドラム1の回転数を検知する。制御手段9は、モ
ータ5の回転数とPTCヒータ3とを制御するもので、
回転ドラム1の回転数を設定する回転数設定手段10
と、回転検知手段7の出力と回転数設定手段10の出力
とを比較する回転数比較手段11と、回転数比較手段1
1の出力によりモータ5に直列に接続した双方向性サイ
リスタ12の導通角を制御する導通角制御手段13と、
電流検知手段14の出力を入力する電流比較設定手段1
5と、温度検知手段6の出力を入力する温度制御手段1
6とで構成しており、回転検知手段7により検知した回
転ドラム1の回転数と回転数設定手段10からの設定回
転数との差を回転数比較手段11により比較し、導通角
制御手段13により双方向性サイリスタ12を制御して
モータ5の回転数を制御する。最も簡単な導通時間制御
方法として位相制御が考えられる。インバータの場合は
導通時間だけではなく周波数も制御する。このようにす
れば、モータ5と回転ドラム1の安定な回転制御ができ
る。
【0012】制御手段9は、乾燥運転初期工程、衣類状
態検知工程または乾燥運転工程に応じて回転ドラム1の
回転数を制御し、衣類状態検知工程において温度検知手
段6の検知温度の変化により衣類の種類、または衣類の
状態を検知できるようにしている。このとき、温度検知
手段6は、第1の温度検知手段6aの検知温度と第2の
温度検知手段6bの検知温度の差温を検知温度としてい
る。なお、第1の温度検知手段6aの検知温度のみで温
度検知手段6の検知温度としてもよい。また、回転ドラ
ム1への循環空気の温度を検知する温度検知手段6の出
力を温度制御手段16に入力し、この温度制御手段16
の出力によりPTCヒータ3a、3bにそれぞれ接続し
たリレー接点17a、17bを制御し、PTCヒータ3
a、3bをオン、オフ制御して循環空気の温度を制御す
る。
【0013】電流検知手段14は、カレントトランス1
8と電流−電圧変換回路19とで構成し、PTCヒータ
3の入力電流を検知し、その出力を電流比較設定手段1
5に入力する。電流比較設定手段15は、PTCヒータ
3の設定電流値と電流検知手段14の出力とを比較し、
その出力を回転数設定手段10に入力して設定回転数を
制御する。ここで、回転数設定手段10により設定され
る設定回転数は、PTCヒータ3の電流が所定の電流値
以上または以下にならない風量になるように設定する。
【0014】上記構成において図3(a)〜(c)および図4
(a)〜(c)を参照しながら動作を説明すると、図3(a)〜
(c)は回転ドラム1内の衣類がシーツ、タオルケットな
どのだんご状態になりやすい衣類を乾燥する場合を示し
ており、図4(a)〜(c)は回転ドラム1内の衣類が少量衣
類を乾燥する場合を示している。乾燥運転初期工程の運
転開始時に回転ドラム1を低速(36rpm)で運転を
開始する。このため、熱交換型両翼ファン2の回転数を
低くできてPTCヒータ3の突入電流を規定の電流値以
下で運転を開始できる。電流検知手段14の出力を電流
比較設定手段15に入力しており、この電流比較設定手
段15の出力により回転数設定手段10の設定回転数を
制御して、回転ドラム1内の温度が上昇するのに応じて
回転ドラム1の回転数を徐々に上昇させる。これと同時
にPTCヒータ3には、図3(c)または図4(c)に示すよ
うに通電されているため、回転ドラム1内の温度は、図
3(b)または図4(b)に示すように徐々に上昇する。この
とき、回転ドラム1内の衣類がだんご状態のときまたは
少量のときには、衣類に温風がほとんど当たらないた
め、回転ドラム1ないの温度は急速に上昇する。
【0015】温度検知手段6の検知温度が時間t1で設
定値Tsに達すると、温度検知手段6の検知温度が設定
値Tsに達するまでの時間t1と所定の基準時間t0とを
比較し、所定の基準時間t0以下であれば、回転ドラム
1内の衣類がシーツ、タオルケットなどのだんご状態に
なりやすい衣類、または少量衣類であると判定して、P
TCヒータ3をオフにし、回転ドラム1を高速(45r
pm)で運転する衣類状態検知工程に入る。回転ドラム
1の回転数を高速に設定することにより、回転ドラム1
内のシーツ、タオルケットなどのだんご状態になった衣
類がほぐされる。そのため、衣類に温風が当たって回転
ドラム1内の温度が急速に低下する。回転ドラム1内の
温度が低下するとPTCヒータ3をオンさせるので、P
TCヒータ3のオン時間、または温度低下の程度により
シーツ、タオルケットなどのだんご状態になった衣類を
検知できる。すなわち、衣類状態検知工程での温度検知
手段6の検知温度の変化によるPTCヒータ3のオン時
間は、シーツ、タオルケットなどのだんご状態になりや
すい衣類では、図3(c)に示すように長くなるため、P
TCヒータ3に通電する時間が基準時間tsより長いと
きは、シーツ、タオルケットなどのだんご状態になりや
すい衣類であると判定する。そして、乾燥運転工程でも
回転ドラム1を高速(45rpm)で回転させる。ま
た、少量衣類では、温度検知手段6の検知温度は、図4
(b)に示すように短時間で低下するため、PTCヒータ
3に通電する時間は、図4(c)に示すように基準時間ts
より短くなって少量衣類と判定し、このときは乾燥運転
工程で回転ドラム1を低く(40rpm)して乾燥運転
を続行する。
【0016】つぎに、上記動作を図5および図6を参照
しながら詳細に説明する。図5は本発明の一実施例の動
作フローチャートで、ステップ30で開始し、ステップ
31で乾燥運転初期工程かどうかを判定する。乾燥運転
初期工程であればステップ32へ進み、PTCヒータ3
の電流を検出してモータ5の設定回転数を制御し、この
設定回転数によりモータ5の回転数を制御する。このと
きの動作の詳細を図6を参照しながら詳細に説明する。
【0017】ステップ51で1秒タイマーをセットし、
ステップ52で電流検知手段14により電流を検知し、
ステップ53で電流比較設定手段15により電流設定値
との誤差を演算する。この演算結果を回転数設定手段1
0に入力し、ステップ54で演算結果により回転ドラム
1の回転周期を演算設定する。そして、ステップ55で
演算設定した周期Tsを最大周期Tsmaxと比較し、周期
Tsが最大周期Tsmaxより大きい場合はステップ56へ
進み、最大周期Tsmaxを設定周期とする。周期Tsが最
大周期Tsmaxより小さい場合はステップ57へ進み、演
算設定した周期Tsを最小周期Tsminと比較し、周期Ts
が最小周期Tsminより小さい場合はステップ58へ進
み、最小周期Tsminを設定周期としてステップ59へ進
む。周期Tsが最小周期Tsminより大きい場合はステッ
プ59へ進む。したがって、回転数設定手段12により
設定される設定周期Tsは、最大周期Tsmaxより小さ
く、最小周期Tsminより大きく設定される。
【0018】ステップ59では、回転検知手段7より回
転検知信号が入力されているかどうかを判定し、回転検
知信号が入力されていると、ステップ60で回転周期T
を検出してステップ61へ進む。ステップ61では回転
数比較手段13により設定周期Tsとの誤差を検出して
ステップ62へ進み、検出した誤差が設定範囲内かどう
かを判定し、設定範囲内であれば次行程(図5のステッ
プ33)へ進む。検出した誤差が設定範囲内でなければ
ステップ63へ進み、導通角制御手段13により制御位
相を演算設定し、回転ドラム1の回転数を回転数設定手
段10により設定した回転数に制御する。そして次行程
へ進む。ステップ59で、回転検知手段7より回転検知
信号が入力されていなければ次行程へ進む。
【0019】このようにして回転ドラム1の回転数は運
転開始時の低速(36rpm)から徐々に上昇する。図
5のステップ33では、温度検知手段6の検知温度が設
定値Tsに達したかどうかを判定し、時間t1で設定値T
sに達するとステップ34へ進み、温度検知手段6の検
知温度が設定値に達するまでの時間t1と所定の基準時
間t0とを比較する。回転ドラム1内の衣類がシーツ、
タオルケットなどのだんご状態になりやすい衣類または
少量衣類であると、温度検知手段6の検知温度が設定値
に達するまでの時間が短いため、所定の基準時間t0以
下であれば、ステップ35へ進み、回転ドラム1内の衣
類がシーツ、タオルケットなどのだんご状態になりやす
い衣類、または少量衣類であると判定する。そして、ス
テップ36で衣類状態検知工程に入ると、ステップ37
で回転数設定手段10により回転ドラム1の回転数を高
速(45rpm)に設定し、ステップ38で回転ドラム
1の回転数が高速になるように制御する。
【0020】ステップ39で温度検知手段6の検知温度
が設定値に達したかどうかを判定し、時間t3で設定値
に達するとステップ40へ進み、PTCヒータ3をオフ
にする。そして、ステップ41でPTCヒータ3オン時
間と基準時間tsとを比較し、基準時間tsより長いとき
はステップ42へ進み、回転ドラム1内の衣類がシー
ツ、タオルケットなどのだんご状態になりやすい衣類で
あると判定して次工程(乾燥運転工程)へ進み、回転ド
ラム1の回転数を高速(45rpm)のまま乾燥運転を
続行する。また、基準時間tsより短いときは、ステッ
プ44へ進み回転ドラム1内の衣類が少量衣類と判定し
て次工程(乾燥運転工程)へ進み、回転ドラム1の回転
数を40rpmに下げて乾燥運転を続行する。ステップ
39で温度検知手段6の検知温度が設定値に達したない
ときは、ステップ45へ進みPTCヒータ3をオンに
し、ステップ46へ進みヒータオンタイマーをカウント
し、ステップ37へ戻る。
【0021】以上のように本実施例によれば、制御手段
9は、乾燥運転初期工程、衣類状態検知工程または乾燥
運転工程に応じて回転ドラム1の回転数を制御し、衣類
状態検知工程において温度検知手段6の検知温度の変化
により衣類の種類、または衣類の状態を検知できるよう
にしたから、衣類状態検知工程での温度検知手段6の検
知温度は、シーツ、タオルケットなどのだんご状態にな
りやすい衣類では、急速に低下し、少量衣類では低下が
少ないため、温度検知手段6の検知温度の変化により、
シーツ、タオルケットなどのだんご状態になりやすい衣
類と、少量衣類とを判別でき、衣類の種類または回転ド
ラム内の衣類の状態に応じて乾燥運転ができる。
【0022】なお、上記実施例では、回転ドラム1と熱
交換型両翼ファン2のファンを1個のモータ5で駆動す
る場合を示したが、それぞれにモータを設けた2モータ
でも効果は同じである。
【0023】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、衣類を乾燥させる回転ドラムと、前記回転ド
ラム内へ温風を循環させる送風手段と、前記回転ドラム
内への送風経路に設けた加熱手段と、前記送風手段また
は前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記回転ド
ラム、モータなどの回転数または回転周期を検知する回
転検知手段と、前記回転ドラム内温度または前記加熱手
段の吸気温度を検出する温度検知手段と、前記モータの
回転数または前記加熱手段を制御する制御手段とを備
え、前記制御手段は、乾燥運転初期工程、衣類状態検知
工程または乾燥運転工程に応じて前記回転ドラムの回転
数を制御し、衣類状態検知工程において前記温度検知手
段の検知温度の変化により衣類の種類、または衣類の状
態を検知できるようにしたから、回転ドラムの回転数を
高速へ可変制御した衣類状態検知工程での温度検知手段
の検知温度の変化は、シーツ、タオルケットなどのだん
ご状態になりやすい衣類では、衣類がほぐされて急速に
低下し、少量衣類では低下が少ないため、温度検知手段
の検知温度の変化により、衣類の種類または回転ドラム
内の衣類の状態を検知できる。
【0024】また、制御手段は、衣類状態検知工程にお
いて回転ドラムの回転数を高速に制御し、温度検知手段
の検知温度の衣類状態検知工程開始時の温度からの低下
の程度により衣類の種類、または衣類の状態を判定する
ようにしたから、乾燥運転初期工程で回転ドラム内の衣
類がシーツ、タオルケットなどのだんご状態になりやす
い衣類、または少量衣類であると判定され衣類状態検知
工程に入ると、回転ドラムの回転数を高速にしてだんご
状態をほぐすことができ、しかも、温度検知手段の検知
温度はシーツ、タオルケットなどのだんご状態になりや
すい衣類では急激に低下し、少量衣類では温度低下が少
ないため、温度検知手段の検知温度の変化により、衣類
の種類または回転ドラム内の衣類の状態を検知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の衣類乾燥機のブロック図
【図2】同衣類乾燥機の断面図
【図3】(a)〜(c) 同衣類乾燥機のシーツなどを乾燥す
るときの動作タイムチャート
【図4】(a)〜(c) 同衣類乾燥機の少量衣類を乾燥する
ときの動作タイムチャート
【図5】同衣類乾燥機の動作フローチャート
【図6】同衣類乾燥機の回転数制御のサブルーチンフロ
ーチャート
【符号の説明】
1 回転ドラム 2 熱交換型両翼ファン(送風手段) 3 PTCヒータ(加熱手段) 5 モータ 6 温度検知手段 7 回転検知手段 9 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荘司 彰 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 松井 宏有 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−284299(JP,A) 特開 平4−99600(JP,A) 特公 平3−50560(JP,B2) 特公 昭62−6839(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 58/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類を乾燥させる回転ドラムと、前記回
    転ドラム内へ温風を循環させる送風手段と、前記回転ド
    ラム内への送風経路に設けた加熱手段と、前記送風手段
    または前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記回
    転ドラム、モータなどの回転数または回転周期を検知す
    る回転検知手段と、前記回転ドラム内温度または前記加
    熱手段の吸気温度を検出する温度検知手段と、前記モー
    タの回転数または前記加熱手段を制御する制御手段とを
    備え、前記制御手段は、乾燥運転初期工程、衣類状態検
    知工程または乾燥運転工程に応じて前記回転ドラムの回
    転数を制御し、衣類状態検知工程において前記温度検知
    手段の検知温度の変化により衣類の種類、または衣類の
    状態を検知できるようにし、かつ、衣類状態検知工程に
    おいて回転ドラムの回転数を高速に制御し、温度検知手
    段の検知温度の衣類状態検知工程開始時の温度からの低
    下の程度により衣類の種類、または衣類の状態を判定す
    るようにした衣類乾燥機。
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