JPH0984997A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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Publication number
JPH0984997A
JPH0984997A JP7249028A JP24902895A JPH0984997A JP H0984997 A JPH0984997 A JP H0984997A JP 7249028 A JP7249028 A JP 7249028A JP 24902895 A JP24902895 A JP 24902895A JP H0984997 A JPH0984997 A JP H0984997A
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JP
Japan
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clothes
temperature
heating
control means
rotary drum
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Application number
JP7249028A
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English (en)
Inventor
Akira Shoji
彰 荘司
Toshihiko Ura
敏彦 裏
Masamitsu Mihara
正光 三原
Yoshio Fukui
美穂 福井
Masashi Kanetake
政司 兼武
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排気式の衣類乾燥機において、洗濯後の衣類
に付着している雑菌、だになどを退治し、所定の除菌効
果が維持できるようにする。 【構成】 衣類を乾燥させる回転ドラム2内にバーナ5
により加熱された熱風を送風ファンにより供給し、加熱
制御手段15によりバーナ5の加熱量を制御する。回転
ドラム2から排出される排気温度を排気温度検知手段1
3により検知し、回転ドラム2内の衣類の乾燥度合いを
乾燥度合検知手段11により検知する。回転ドラム2と
送風ファンをモータ16により駆動し、モータ16また
はバーナ5を制御する制御手段22は、少なくともバー
ナ5またはモータ16の回転数のいずれか一方を制御し
て回転ドラム2内の衣類の温度を通常運転時の温度より
高くし、乾燥度合検知手段11により衣類が所定の乾燥
度合いに達したとき、モータ16およびバーナ5を間欠
通電するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排気温度や衣類の量、
乾燥度合いに応じて送風手段による風量や加熱手段の加
熱量を制御する衣類乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用の衣類乾燥機は広く普及し
てきているが、衛生志向が高まるとともに、洗濯後の衣
類に付着している雑菌、だになどを退治し、天日乾燥よ
りも除菌効果が高い衣類乾燥機が提案されている。
【0003】従来、この種の衣類乾燥機の内、除湿式の
衣類乾燥機は、回転ドラム内の温度を高温に保つために
回転ドラムをほぼ一定の回転数で低速に制御することに
より、布を傷めない程度の高温の温風を循環させ、予熱
乾燥期間、恒率乾燥期間、減率乾燥期間を経てできる限
り短時間で乾燥運転を終了させるように構成している。
【0004】一方、排気式の衣類乾燥機は、図11およ
び図12に示すような構成が一般的である。以下、その
構成について説明する。
【0005】図12に示すように、乾燥機本体1内の回
転ドラム2は前面をドラム前板3で回転自在に支持し、
このドラム前板3の平面部に多数の熱風穴4を設け、バ
ーナ(加熱手段)5の燃焼による熱風を燃焼筒6により
熱風穴4まで導き、回転ドラム2内に流入させる。ま
た、回転ドラム2の後部には送風ファン(送風手段)7
を設け、衣類乾燥後の湿気を排気ガイド8を介して乾燥
機本体1の外に排出する。扉9は乾燥機本体1の前面の
衣類投入口を覆っている。
【0006】ドラム前板3に電極センサ10を固定し、
図11に示すように、電極センサ10を乾燥度合検知手
段11に接続している。乾燥度合検知手段11は、回転
ドラム2が回転することにより回転ドラム2内の衣類が
電極センサ10に接触し、衣類の抵抗値が衣類の乾燥度
合いと相関があることを利用して衣類の乾燥度合いを検
知する。排気ガイド8にサーミスタ12を取り付け、こ
のサーミスタ12を排気温度検知手段13に接続してい
る。
【0007】乾燥度合検出手段11の出力と排気温度検
知手段13の出力を制御手段14に入力し、制御手段1
4の出力は加熱制御手段15を介してバーナ5の燃焼量
を制御する。モータ16は回転ドラム2および送風ファ
ン7を駆動するもので、モータ16に直列に接続した双
方向性サイリスタ17を介して制御手段14により制御
するようにしている。
【0008】上記構成において、図13および図14を
参照しながら動作を説明すると、まず、ステップ100
で、回転ドラム2を46r/minで回転させる。ステ
ップ101で加熱制御手段15によりバーナ5の燃焼量
を4.65[kW]にする。以上により乾燥運転が開始
される。ステップ102で乾燥度合検知手段11により
衣類の乾燥度合いが検知される。
【0009】回転ドラム2を回転させると、衣類が電極
センサ10に接触するが、衣類の乾燥率が95%以下の
ときに(乾燥終了時は103%の乾燥率になる)電極セ
ンサ10がオン信号を乾燥度合検知手段11に出力する
ようにあらかじめ設定されている。乾燥度合検知手段1
1は、0.1秒の周期で運転開始から終了まで電極セン
サ10からの出力信号がオンかどうか検知する。
【0010】1秒間に10回、よって1分間に600
回、乾燥度合検知手段11は電極センサ10のオン、オ
フ状態を入力するが、そのうち1分間に湿った衣類が電
極センサ10に接触して電極センサ10がオンしている
回数を乾燥度合いデータWsum[回]とする(0≦W
sum≦600)。衣類の量が多くかなり湿っている場
合、たとえばタオル4.0kg、60%の脱水率(=乾
燥率)のとき(洗濯機で脱水直後)、運転開始時のWs
umは300〜400回程度になり、乾燥が進行するに
従って、乾燥度合いデータWsumは、図14(a)に
示すように、徐々に0に近づく。逆に、衣類の量が少な
い場合や生乾きの衣類の場合、たとえばタオル0.5k
g、60%脱水率のとき、運転開始時のWsumは0〜
20回程度になる(図示せず)。
【0011】ステップ103でサーミスタ12により排
気温度データが排気温度検知手段11を通して制御手段
14に入力される。排気温度データは、図14(b)に
示すようになり、周囲温度が25℃においては恒率乾燥
期間中は約40〜42℃程度になる。ステップ104で
乾燥度合いデータWsum≦5[回]、すなわち、衣類
がほぼ95%以上乾燥していると判断したとき、ステッ
プ105でバーナ5を加熱制御手段15で制御して、燃
焼量を徐々に下げる。ステップ106で一定時間の乾燥
運転が行われた後、ステップ107の送風で衣類は10
3%程度の乾燥率となり、終了となる。
【0012】以上のように通常の乾燥においては恒率乾
燥期間時の排気温度が42℃程度にしか上昇せず、よっ
て排気温度より推定される衣類の温度も42℃以下とな
り、衣類の除菌効果が望める46℃以上に達しないため
除菌効果が低くなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の衣類
乾燥機では、所定温度の湿熱状態(回転ドラム2内の空
気が湿っている状態)が所定時間維持できる恒率乾燥期
間が存在する場合は衣類に付着している雑菌などの除菌
を行うことができる。ここで、恒率乾燥温度が高ければ
高いほど、また恒率乾燥期間が長ければ長いほど除菌効
果が向上することが知られている。しかし、排気式の衣
類乾燥機では湿った空気を排出してしまうので、恒率乾
燥期間が短く、恒率乾燥温度が低い。このような場合に
は、衣類に付着している雑菌などの除菌効果が低下する
という問題があった。
【0014】本発明は上記課題を解決するもので、排気
式の衣類乾燥機であっても所定の除菌効果が維持できる
ようにすることを第1の目的としている。
【0015】また、乾燥する衣類の量や衣類の湿り具合
によらず除菌効果を維持できることを第2の目的として
いる。
【0016】また、周囲の温度によらず所定の除菌効果
を維持できることを第3の目的としている。
【0017】また、衣類の温度が除菌効果が得られる所
定温度に達すると加熱量を下げたり、風量を増やして、
乾燥機本体の温度上昇や衣類の温度上昇による痛みを防
ぐことを第4の目的としている。
【0018】また、除菌運転中であることを使用者に知
らせるようにすることを第5の目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、衣類を乾燥させる回転ドラムと、前
記回転ドラム内に加熱手段により加熱された熱風を供給
する送風手段と、前記加熱手段の加熱量を制御する加熱
制御手段と、前記回転ドラムから排出される排気温度を
検出する排気温度検知手段と、前記回転ドラム内の衣類
の乾燥度合いを検知する乾燥度合検知手段と、前記回転
ドラムおよび前記送風手段を駆動するモータと、前記モ
ータまたは加熱手段を制御する制御手段とを備え、前記
制御手段は、少なくとも前記加熱手段または前記モータ
の回転数のいずれか一方を制御して前記回転ドラム内の
衣類の温度を通常運転時の温度より高くし、前記乾燥度
合検知手段により衣類が所定の乾燥度合いに達したと
き、前記モータおよび加熱手段を間欠通電するようにし
たことを第1の課題解決手段としている。
【0020】また、第1の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段の制御手段は、間欠通電のオフ時間
を回転ドラム内の衣類の温度が所定温度以上に保たれる
最長時間にしたことを第2の課題解決手段としている。
【0021】また、第1の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段の制御手段は、間欠通電のオン時間
を回転ドラム内の衣類の温度を所定値以上にできる最短
時間にしたことを第3の課題解決手段としている。
【0022】また、第2の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段の制御手段は、乾燥度合検知手段の
初期の値より衣類の量を推定し、衣類の量によりモータ
および加熱手段の間欠通電回数を可変するようにしたこ
とを第4の課題解決手段としている。
【0023】また、第3の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段の制御手段は、排気温度検知手段の
初期の出力により、少なくとも送風手段または加熱制御
手段のいずれか一方を制御して風量、加熱量などを可変
し、回転ドラム内の温度を所定値以上にするようにした
ことを第5の課題解決手段としている。
【0024】また、第4の目的を達成するために、上記
第1または第5の課題解決手段の制御手段は、排気温度
検知手段による排気温度が乾燥度合検知手段により推定
された衣類の量により決定される温度に達したとき、加
熱制御手段により加熱量を可変するようにしたことを第
6の課題解決手段としている。
【0025】また、第4の目的を達成するために、上記
第1または第5の課題解決手段の制御手段は、乾燥度合
検知手段により、衣類の含水量が所定以下と判断したと
き、少なくとも送風手段または加熱制御手段のいずれか
一方を制御して風量、加熱量などを可変し、回転ドラム
内の温度を下げるようにしたことを第7の課題解決手段
としている。
【0026】また、第5の目的を達成するために、上記
第1または第5の課題解決手段に加えて、表示手段を備
え、モータまたは加熱手段が間欠運転されている間、前
記表示手段により表示するようにしたことを第8の課題
解決手段としている。
【0027】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
回転ドラム内の衣類の温度を通常運転時の温度より高く
し、モータまたは加熱手段を間欠通電することによっ
て、衣類を高温多湿のまま長時間維持できるので、排気
式の衣類乾燥機であっても、除菌効果を向上させること
ができる。
【0028】また、第2の課題解決手段により、間欠通
電のオフ時間によって、恒率乾燥時間を長くすることが
でき、除菌効果を向上させることができる。
【0029】また、第3の課題解決の手段により、間欠
通電のオン時間を短くすることによって湿気の排出を少
なくし、除菌効果が得られる恒率乾燥時間を確保するこ
とができる。
【0030】また、第4の課題解決手段により、推定し
た衣類の量に合わせて恒率乾燥時間を可変できるので、
最適な運転時間で除菌効果が得られる。
【0031】また、第5の課題解決手段により、周囲温
度を検知して、単位風量あたりの加熱量を増やし回転ド
ラム内の温度を所定以上に上げることにより、周囲の温
度に関係なく、衣類に付着している雑菌などの除菌効果
を得ることができる。
【0032】また、第6の課題解決手段により、衣類の
量や湿り具合に応じて、除菌効果が得られる所定の温度
に達してから加熱量を下げるので、除菌効果を保ちなが
ら乾燥機本体の温度や衣類の温度が必要以上に上がるの
を防ぐことができる。
【0033】また、第7の課題解決手段により、衣類や
乾燥機本体の温度上昇を防ぎ、かつ、風量を増やすこと
により乾燥を早めることができる。
【0034】また、第8の課題解決手段により、除菌運
転中にモータや加熱手段を停止させても、使用者に表示
手段で運転中であることを知らせることができる。
【0035】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1および図
2を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成の
ものは同一符号を付して説明を省略する。
【0036】図に示すように、回転ドラム2は、磁石1
8を取り付け、この磁石18と乾燥機本体1に固定した
磁気センサ19とにより、回転ドラム2の回転数に応じ
たパルス信号を発生し、回転数検知手段20はそのパル
ス信号を入力し、そのパルスの周期より回転ドラム2の
回転数を検知するようにしている。
【0037】回転数設定手段21は、制御手段22の出
力により回転ドラム2の回転数を設定する。回転数比較
手段23は、回転数検知手段20により検知した回転ド
ラム2の回転数と回転数設定手段21で設定した設定回
転数とを比較し、この回転数比較手段23の出力により
導通時間制御手段24を介してモータ16に直列に接続
した双方向性サイリスタ17の導通角を制御してモータ
16の回転数を制御するようにしている。最も簡単な導
通時間制御方法として位相制御が考えられる。インバー
タの場合は導通時間だけでなく周波数も制御できる。
【0038】表示手段25は、ランプや発光ダイオード
からなり、制御手段22の出力により点灯する。
【0039】制御手段22は、モータ16の回転数を制
御して回転ドラム2内の衣類の温度を通常運転時の温度
より高くし、乾燥度合検知手段11により衣類が所定の
乾燥度合いに達したとき、モータ16とバーナ5を間欠
通電するようにしている。また、制御手段22は、乾燥
度合検知手段11の初期の値より衣類の量を推定し、衣
類の量によりモータ16とバーナ5の間欠通電回数を可
変するようにし、モータ16とバーナ5が間欠運転され
ている間、表示手段25により表示するようにしてい
る。
【0040】また、制御手段22は、乾燥度合検知手段
11により、衣類の乾燥率が所定以上と判断したとき、
モータ16とバーナ5を制御して風量、加熱量などを可
変し、回転ドラム内の温度を下げるようにしている。
【0041】上記構成において、図3および図4を参照
しながら動作を説明すると、まず、ステップ30で、回
転ドラム2を36r/minで回転させる。ステップ3
1で加熱制御手段15によりバーナ5の燃焼量を4.6
5[kW]にする。通常の乾燥運転におけるドラム回転
数46r/minに比べ回転数を下げることにより、送
風ファン7により風量が下がるので、単位風量あたりの
加熱量(燃焼量)が大きくなり、回転ドラム2内の温度
が上昇し、同時に排気温度が上昇する(排気温度はほぼ
回転ドラム内の温度に等しい)。
【0042】たとえば、タオル4.0kg、60%脱水
率のものを乾燥させたとき、恒率乾燥期間における排気
温度は周囲温度25℃においては46〜48℃に達す
る。このとき、衣類自身の温度も46〜48℃に達して
いることがあらかじめ行った実験結果よりわかってい
る。衣類の量が少なくなるにつれて、恒率乾燥時の排気
温度と衣類自身の温度の差が大きくなり、衣類の温度が
46〜48℃のときの排気温度はタオル約60%脱水率
(洗濯機脱水直後)のものでは1kgで60℃、2kg
で50〜55℃、3kgで48〜50℃、4kgで46
〜48℃になっている。よって、恒率乾燥期間時の送風
ファン7の回転数を下げて排気温度を制御することによ
り、衣類の温度を46〜48℃に制御することができ
る。
【0043】衣類自身の温度が恒率乾燥状態で46℃以
上に20分以上保持されるとき、衣類に付着する雑菌や
ダニなどを退治し、天日乾燥よりも除菌効果が約100
〜1000倍高くなることがあらかじめ行った試験でわ
かっている。なお、上記実施例では、回転ドラム2の回
転数を下げて加熱量を同一にして、単位風量当たりの加
熱量を上げたが、回転ドラム2の回転数を同一にして、
加熱量を上げても単位風量当たりの加熱量は上がり同様
の効果が得られる。
【0044】ステップ32で乾燥度合い検知手段11に
より衣類の乾燥度合いが検知される。従来例で説明して
いるように、0.1秒毎に湿った衣類が電極センサ10
に接触する頻度、すなわち1分間の積算値Wsumで衣
類の量と湿り具合が推定される。衣類の量が多く、かな
り湿っている場合はWsumは600[回]に近く、少
量で、乾いている場合はWsumは0[回]に近くな
る。運転スタート後2分間の乾燥度合い検知データWs
um1、Wsum2のうち大きい方をWmaxとする。
【0045】ステップ33でサーミスタ12から排気温
度データが排気温度検知手段13に入力される。ステッ
プ34で乾燥が進行するに従って減少する乾燥度合いデ
ータWsumがWmax/2以下になったかどうかを検
知する。この条件を満たした段階で以下説明するバーナ
5とモータ16の間欠駆動運転が開始される。
【0046】Wsum=Wmax/2のとき、スタート
時に衣類に含まれている水分が加熱されることにより回
転ドラム2内に水蒸気として充満し、ほぼ恒率乾燥状態
になる。また、このとき、衣類の温度が除菌効果の得ら
れる約46℃以上になるように燃焼量や送風量を制御し
ている。除菌効果を向上させるために恒率乾燥期間をで
きるだけ長くする必要があるが、特に容量が少ない場合
など衣類に含まれる水分量も少なく、排気式の衣類乾燥
機ではすぐに水蒸気を排出し衣類を乾燥させてしまい、
除菌効果がなくなってしまう。
【0047】そこで、この除菌効果が得られる恒率乾燥
期間を延ばすためにステップ35にて、バーナ5とモー
タ16をオフする。よって水蒸気が排出されずに高温高
湿状態が保たれる。ステップ36で表示手段25により
除菌中であることを使用者に知らせるために表示ランプ
等を点灯させる。よって、運転途中で誤って、扉9を開
けてしまうこともない。
【0048】ステップ37で停止時間が5分経過したか
どうか判定し、5分経過していればステップ38でバー
ナ5とモータ16をオンする。間欠運転のオフ時間を5
分間行うのは、回転ドラム2内の水蒸気を送風により排
出するのを防ぎ、かつ、衣類を高温高湿状態で保つため
である。また、実際の試験結果より、停止により排気温
度はすぐに低下するが、衣類の温度は5分程度は停止し
た時点の温度が保たれた後、5分以降徐々に低下してし
まう。よって、最長の5分に設定されている。
【0049】ステップ39でオン時間が3分経過したか
判定する。間欠運転のオン時間を3分間としたのは、オ
ン時間はできるだけ短い方が水蒸気の排出も少なく、か
つトータル乾燥時間が短くなるが、衣類の温度を1〜2
℃上げて衣類の温度を常に46℃より下がらないように
する最短時間として、実際の試験結果により3分間に設
定している。
【0050】ステップ40で上記のオン、オフ間欠運転
をn回繰り返す。nは衣類の量と湿り具合により異な
り、(表1)に示すように乾燥度合いデータWmaxに
より、1〜5[回]となる。
【0051】
【表1】
【0052】たとえば、少容量の場合や生乾きの場合に
は、Wmaxは100[回]より小さくなり、乾燥スタ
ートから停止までの時間Tも短くなるため、間欠運転回
数を増やして恒率乾燥状態を保持し除菌効果を上げる。
逆に、大容量やかなり湿っている中容量の場合、Wma
xは400[回]より大きくなり、乾燥スタートから停
止までの時間Tも長くなるため、間欠運転回数を減らし
ても恒率乾燥期間(恒率乾燥状態)が十分得られるた
め、除菌効果が得られる。
【0053】恒率乾燥状態は長ければ長いほど除菌効果
が上がるが、同時にトータル運転時間も長くなるのであ
まり長すぎない適切な時間に設定する必要がある。間欠
運転が終了するとステップ41で、表示ランプを消灯す
る。
【0054】衣類の乾燥が進行するに従って、図4
(a)に示すように、乾燥度合いデータWsumも徐々
に0に近づき、ステップ42で、乾燥度合いデータWs
um≦5(時間P)、すなわち、衣類の乾燥率が95%
以上と判断したとき、ステップ43で回転ドラム2の回
転数を46r/minに上げる。同時に送風ファン7に
より風量も増加する。
【0055】衣類がほぼ乾燥している状態(乾燥率95
%以上)では、回転ドラム2内の湿度も低く、加えられ
た熱量は衣類の温度上昇と乾燥機本体1の温度上昇に寄
与してしまい、衣類を傷めたり、乾燥機本体1が高温に
なってしまうので、風量を増やすことにより、衣類や乾
燥機本体1の温度を下げる。また、風量を増やすことは
回転ドラム内の水蒸気をはやく排出するので乾燥をはや
めることにもなる。
【0056】ステップ44でバーナ5を加熱制御手段1
5で制御して、燃焼量を2.56[kW]にすることに
より、同様に衣類と乾燥機本体1の温度上昇防止を行
う。ステップ43、44はいずれか一方でも衣類や器機
本体1の温度を下げる効果が得られる。ステップ45で
一定時間の乾燥運転が行われた後、ステップ46の送風
で終了となる。このとき、衣類は約103%の乾燥率に
達している。
【0057】つぎに、本発明の第2の実施例について説
明する。図1における制御手段22は、サーミスタ12
の初期の出力により、(表2)に示すように、回転ドラ
ム2の回転数を制御して送風ファン7の回転数を制御し
て風量を可変し、回転ドラム2内の温度を所定値以上に
するようにしている。他の構成は上記第1の実施例と同
じである。
【0058】
【表2】
【0059】上記構成において図5および図6を参照し
ながら動作を説明すると、ステップ50でサーミスタ1
2により初期の排気温度データが排気温度検知手段13
を通して制御手段22に入力される。ステップ51で回
転ドラム2の回転数を36r/minに3分間制御され
る。ステップ52でバーナ5の燃焼量を4.65[k
W]にする。ステップ53で、スタート時に検知した排
気温度により、スタート3分後から(表2)に示すよう
に回転ドラム2の回転数を30〜36r/minの間で
可変させる。
【0060】たとえば、スタート時の初期排気温度が5
℃の場合、図6(a)および(表2)に示すように、起
動時のオーバーシュートを除きスタート後3分間は36
r/minに制御されるが、3分後以降回転数は30r
/minに制御されることになる。以降の動作は上記第
1の実施例の動作と同じであるので説明を省略する。
【0061】したがって、図6(b)に示すように、タ
オル4.0kg、60%脱水率の乾燥では、ドラム回転
数が36r/minで制御された場合に恒率乾燥期間に
おける排気温度が約38℃までしか上昇しないのに比べ
(曲線X)、ドラム回転数が30r/minに制御され
ると、さらに単位風量あたりの加熱量が増し、恒率乾燥
期間における排気温度が約47℃に達して衣類の除菌効
果を得ることができる。また、衣類の容量が少ない場合
も同様に衣類の温度を約46〜48℃になるように排気
温度を制御して除菌効果を向上させることができる。
【0062】つぎに、本発明の第3の実施例について説
明する。図1における制御手段22は、サーミスタ12
の初期の出力により、(表3)に示すように、加熱制御
手段15を制御してバーナ5の加熱量を可変し、回転ド
ラム内の温度を所定値以上にするようにしている。他の
構成は上記第1の実施例と同じである。
【0063】
【表3】
【0064】上記構成において図7および図8を参照し
ながら動作を説明すると、ステップ60でサーミスタ1
2により初期の排気温度データが排気温度検知手段13
を通して制御手段22に入力される。ステップ61で回
転ドラムにの回転数を36r/minに3分間制御され
る。ステップ62でバーナ5の燃焼量を4.65[k
W]にする。ステップ63で、スタート時に測定された
排気温度により、スタート3分後から(表3)に示すよ
うに、バーナ5の燃焼量を4.65〜5.5[kW]の
間で可変させる。以降の動作は上記第1の実施例の動作
と同じであるので説明を省略する。
【0065】たとえば、スタート時の初期排気温度が5
℃の場合、図8(a)および(表3)に示すように、バ
ーナ5の燃焼量をスタート3分後から5.5[kW]に
すると、排気温度は、図8(b)の曲線Yのように上昇
し、回転ドラム2の回転数を低下させる場合と同様に、
除菌効果が得られることになる。
【0066】つぎに、本発明の第4の実施例について説
明する。図1における制御手段22は、排気温度検知手
段13による排気温度が乾燥度合検知手段11により推
定された衣類の量により設定される温度に達したとき、
加熱制御手段15により加熱量を可変するようにしてい
る。他の構成は上記第1の実施例と同じである。
【0067】上記構成において図9および図10を参照
しながら動作を説明すると、ステップ70で乾燥度合い
検知手段11により乾燥度合いデータWsumを制御手
段22に入力する。ステップ71でバーナ5の燃焼量を
4.65[kW]にする。ステップ72で回転ドラム2
の回転数を36r/minに制御する。ステップ73で
スタート2分後において、乾燥度合い検知データWsu
mの最大値Wmax(Wsum1とWsum2のうちの
大きい方)の値により(表4)に示すように加熱量を下
げる設定温度を決める。
【0068】
【表4】
【0069】ステップ74で排気温度が設定温度に達し
たかを判定し、設定温度に達したときバーナ5の燃焼量
を4.07[kW]に下げる。たとえば衣類の量が1k
g程度のとき、初期の乾燥度合いデータWmaxは0〜
100[回]、2kg程度のときWmaxは101〜2
00[回]、3kg程度のときWmaxは200〜30
0[回]、3.5kg程度のときWmaxは301〜4
00[回]、4kg程度のときWmaxは401〜60
0[回]になる(ただし、通常の脱水後衣類の脱水率は
40〜60%程度のときで、脱水率が高くなるとWma
xの値は小さくなる)。
【0070】このとき、加熱量を下げる設定温度は(表
4)に示すように、Wmax=0〜100[回]で60
℃、Wmax=101〜200[回]で55℃、Wma
x=201〜300[回]で50℃、Wmax=301
〜400[回]で48℃、Wmax400[回]以上で
46℃に設定されている。排気温度が上記設定温度に達
したとき、各衣類の容量における恒率乾燥時の衣類の温
度が46℃以上に達するように調整されている。
【0071】したがって、図10(a)に示すように、
たとえば衣類4kgの場合にはWmaxは401〜60
0[回]となり、設定温度は46℃となるから、排気温
度が46℃に達すると恒率乾燥状態では衣類の温度もほ
ぼ46℃になっているため、充分除菌ができる。よっ
て、加熱量を4.07[kW]に下げても、図10
(b)に示すように、排気温度は少しオーバーシュート
し上昇して47〜48℃になり、除菌効果は変わらな
い。以降の動作は上記第1の実施例の動作と同じである
ので説明を省略する。
【0072】ここで、加熱量を下げずにそのまま運転す
ると曲線Uのように排気温度も衣類の温度も上昇してし
まう。余分な熱量を加えることもなくなり、乾燥機本体
1の温度上昇も防ぐことができることになる。また、衣
類1kgならばWmaxは0〜100[回]となり、設
定温度は60℃となる。排気温度が60℃に達すると、
恒率乾燥状態では衣類の温度が約47〜48℃に達して
いるため、加熱量を下げても衣類の除菌が可能となる。
【0073】なお、上記各実施例では、加熱手段にバー
ナ5を使用し、加熱制御手段17によってガス消費量を
制御するようにしているが、加熱手段にヒータなどを使
用して電力量を制御するようにしてもよい。また、上記
実施例では、乾燥度合検知の一手段として、回転ドラム
2内の電極センサ10間の抵抗変化で行っているが、排
気温度または湿度の変化などを利用してもよく、要は、
回転ドラム2内の衣類の乾燥状態を把握できればよい。
【0074】また、上記実施例では、回転ドラム2と送
風ファン7を1個のモータで駆動する場合を示したが、
それぞれにモータを設けた2モータでも効果は同じであ
る。
【0075】
【発明の効果】以上のように本発明は、衣類を乾燥させ
る回転ドラムと、前記回転ドラム内に加熱手段により加
熱された熱風を供給する送風手段と、前記加熱手段の加
熱量を制御する加熱制御手段と、前記回転ドラムから排
出される排気温度を検出する排気温度検知手段と、前記
回転ドラム内の衣類の乾燥度合いを検知する乾燥度合検
知手段と、前記回転ドラムおよび前記送風手段を駆動す
るモータと、前記モータまたは加熱手段を制御する制御
手段とを備え、前記制御手段は、少なくとも前記加熱手
段または前記モータの回転数のいずれか一方を制御して
前記回転ドラム内の衣類の温度を通常運転時の温度より
高くし、前記乾燥度合検知手段により衣類が所定の乾燥
度合いに達したとき、前記モータおよび加熱手段を間欠
通電するようにしたから、排気式の衣類乾燥機において
も衣類を高温多湿状態に長時間保つことができ、除菌効
果が得られる。
【0076】また、制御手段は、間欠通電のオフ時間を
回転ドラム内の衣類の温度が所定温度以上に保たれる最
長時間にしたから、効率よく衣類を高温多湿状態に長時
間保つことができ、さらに除菌効果を向上することがで
きる。
【0077】また、制御手段は、間欠通電のオン時間を
回転ドラム内の衣類の温度を所定値以上にできる最短時
間にしたから、恒率乾燥状態で無駄に湿気を排出するこ
ともなく、かつ除菌効果の得られる最短の時間で除菌を
することができる。
【0078】また、制御手段は、乾燥度合検知手段の初
期の値より衣類の量を推定し、衣類の量によりモータお
よび加熱手段の間欠通電回数を可変するようにしたか
ら、衣類の量に関係なく天日干しに比べ100〜100
0倍の除菌効果が得られる。
【0079】また、制御手段は、排気温度検知手段の初
期の出力により、少なくとも送風手段または加熱制御手
段のいずれか一方を制御して風量、加熱量などを可変
し、回転ドラム内の温度を所定値以上にするようにした
から、周囲温度に関係なく除菌効果が得られる。
【0080】また、制御手段は、排気温度検知手段によ
る排気温度が乾燥度合検知手段により推定された衣類の
量により決定される温度に達したとき、加熱制御手段に
より加熱量を可変するようにしたから、衣類や乾燥機本
体が必要以上に温度が上がることなく、衣類の除菌を行
うことができる。
【0081】また、制御手段は、乾燥度合検知手段によ
り、衣類の含水量が所定以下と判断したとき、少なくと
も送風手段または加熱制御手段のいずれか一方を制御し
て風量、加熱量などを可変し、回転ドラム内の温度を下
げるようにしたから、除菌を行う運転コースにおいて、
衣類の温度が必要以上に上がって衣類を傷めたり、乾燥
機本体の温度が上がりすぎて危険になったりすることな
く、最適な時間で除菌乾燥を行うことができる。
【0082】また、表示手段を備え、モータまたは加熱
手段が間欠運転されている間、前記表示手段により表示
するようにしたから、誤って間欠運転中に使用者が扉を
開けることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の衣類乾燥機のブロック
【図2】同衣類乾燥機の断面図
【図3】同衣類乾燥機の動作フローチャート
【図4】同衣類乾燥機の動作タイムチャート
【図5】本発明の第2の実施例の衣類乾燥機の動作フロ
ーチャート
【図6】同衣類乾燥機の動作タイムチャート
【図7】本発明の第3の実施例の衣類乾燥機の動作フロ
ーチャート
【図8】同衣類乾燥機の動作タイムチャート
【図9】本発明の第4の実施例の衣類乾燥機の動作フロ
ーチャート
【図10】同衣類乾燥機の動作タイムチャート
【図11】従来の衣類乾燥機のブロック図
【図12】同衣類乾燥機の断面図
【図13】同衣類乾燥機の動作フローチャート
【図14】同衣類乾燥機の動作タイムチャート
【符号の説明】
2 回転ドラム 5 バーナ(加熱手段) 7 送風ファン(送風手段) 11 乾燥度合検知手段 13 排気温度検知手段 15 加熱制御手段 16 モータ 22 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福井 美穂 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 兼武 政司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類を乾燥させる回転ドラムと、前記回
    転ドラム内に加熱手段により加熱された熱風を供給する
    送風手段と、前記加熱手段の加熱量を制御する加熱制御
    手段と、前記回転ドラムから排出される排気温度を検出
    する排気温度検知手段と、前記回転ドラム内の衣類の乾
    燥度合いを検知する乾燥度合検知手段と、前記回転ドラ
    ムおよび前記送風手段を駆動するモータと、前記モータ
    または加熱手段を制御する制御手段とを備え、前記制御
    手段は、少なくとも前記加熱手段または前記モータの回
    転数のいずれか一方を制御して前記回転ドラム内の衣類
    の温度を通常運転時の温度より高くし、前記乾燥度合検
    知手段により衣類が所定の乾燥度合いに達したとき、前
    記モータおよび加熱手段を間欠通電するようにした衣類
    乾燥機。
  2. 【請求項2】 制御手段は、間欠通電のオフ時間を回転
    ドラム内の衣類の温度が所定温度以上に保たれる最長時
    間にした請求項1記載の衣類乾燥機。
  3. 【請求項3】 制御手段は、間欠通電のオン時間を回転
    ドラム内の衣類の温度を所定値以上にできる最短時間に
    した請求項1記載の衣類乾燥機。
  4. 【請求項4】 制御手段は、乾燥度合検知手段の初期の
    値より衣類の量を推定し、衣類の量によりモータおよび
    加熱手段の間欠通電回数を可変するようにした請求項1
    記載の衣類乾燥機。
  5. 【請求項5】 制御手段は、排気温度検知手段の初期の
    出力により、少なくとも送風手段または加熱制御手段の
    いずれか一方を制御して風量、加熱量などを可変し、回
    転ドラム内の温度を所定値以上にするようにした請求項
    1記載の衣類乾燥機。
  6. 【請求項6】 制御手段は、排気温度検知手段による排
    気温度が乾燥度合検知手段により推定された衣類の量に
    より決定される温度に達したとき、加熱制御手段により
    加熱量を可変するようにした請求項1または5記載の衣
    類乾燥機。
  7. 【請求項7】 制御手段は、乾燥度合検知手段により、
    衣類の含水量が所定以下と判断したとき、少なくとも送
    風手段または加熱制御手段のいずれか一方を制御して風
    量、加熱量などを可変し、回転ドラム内の温度を下げる
    ようにした請求項1または請求項5記載の衣類乾燥機。
  8. 【請求項8】 表示手段を備え、モータまたは加熱手段
    が間欠運転されている間、前記表示手段により表示する
    ようにした請求項1または請求項5項に記載の衣類乾燥
    機。
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