JPH05154297A - 衣類乾燥機の制御装置 - Google Patents

衣類乾燥機の制御装置

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JPH05154297A
JPH05154297A JP3318982A JP31898291A JPH05154297A JP H05154297 A JPH05154297 A JP H05154297A JP 3318982 A JP3318982 A JP 3318982A JP 31898291 A JP31898291 A JP 31898291A JP H05154297 A JPH05154297 A JP H05154297A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drying
control data
clothes
dryness
degree
Prior art date
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Pending
Application number
JP3318982A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsusachi Kiuchi
光幸 木内
Akira Shoji
彰 荘司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3318982A priority Critical patent/JPH05154297A/ja
Publication of JPH05154297A publication Critical patent/JPH05154297A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者の好みや衣類の種類、使用方法に応じ
て仕上げ時の乾燥率を最適値に微調整できるように、操
作表示手段と記憶手段により乾燥制御データを演算する
学習制御方法を提供する。 【構成】 衣類の乾燥度合を検知する乾燥状態検知手段
9と、検知した乾燥状態信号により乾燥運転を制御する
制御回路10と、ヒータ2a,2bやモータ4を制御す
るスイッチング手段11a〜11cと、学習操作キーを
備えた操作表示手段13と、記憶手段12より構成し、
前記学習操作キーからの操作により、前記記憶手段12
の乾燥制御データを修正して使用者の好みに応じた乾燥
制御データに変更して乾燥運転を行う衣類乾燥機の制御
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用の衣類を乾燥さ
せる衣類乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用の衣類乾燥機は、センサと
電子制御回路により衣類の乾燥度合を検出し、衣類の種
類や使用者の好みに応じて乾燥時間を最適に制御する衣
類乾燥機が提案されている。
【0003】以下に従来の乾燥時間制御方法について説
明する。特公昭58−92399号公報は、衣類の乾燥
度合を電極とFETトランジスタにより検出するもの
で、設定された乾燥度合に達するとタイマモータが動作
して、一定時間後ヒータへの加熱が遮断されるものであ
る。乾燥度合の設定値は抵抗により所望の値に切り替え
ることができ、アイロンがけに適した乾燥度合の低いも
のでも設定できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、仕上げ時の乾燥率の設定段階が限られてお
り、また、仕上げ時の乾燥率の制御範囲も乾燥検知の性
能により限定される課題があった。つまり、通常の乾燥
検知方法では98〜102%近傍の乾燥率検知が困難で
あり、この近傍での乾燥率検知設定値を変えると、乾燥
検知ができない場合が生じる。また、使用者の要望する
仕上げ乾燥率は100〜104%の微妙な調整範囲であ
り、従来のような抵抗調整では所望の仕上げ乾燥率に設
定することが非常に困難であった。
【0005】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、乾燥検知方法に影響されないで、使用者の所望の微
妙な仕上げ乾燥率に設定可能な衣類乾燥機を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、衣類の布量あるいは乾燥度合を検知する乾
燥状態検知手段と、前記乾燥状態検知手段に応じて乾燥
運転を制御する制御回路と、前記制御回路によりヒー
タ、モータなどの負荷を制御するスイッチング手段と、
乾燥運転を開始あるいは設定表示できる操作表示手段
と、乾燥運転制御データを記憶する記憶手段よりなり、
前記操作表示手段は仕上がり時の乾燥度合を調整可能な
操作学習キーを備え、前記操作学習キーからの操作デー
タと、前記記憶手段に記憶した乾燥運転制御データを演
算して新たな乾燥運転制御データを求めて乾燥運転を制
御し、前記新たな乾燥運転制御データを前記記憶手段に
記憶することを特徴とする制御装置より構成されてい
る。
【0007】
【作用】この構成によって、使用者の好みに応じた仕上
げ乾燥率となるように操作学習キーより乾燥度合を学習
記憶でき、乾燥運転終了後の乾燥度合が所望の値でなけ
れば、次回の乾燥度合設定値を前回の制御データと操作
学習キーからのデータにより演算して変更し、最終的に
使用者の所望する微妙な仕上げ乾燥率に設定可能な衣類
乾燥機を実現できる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0009】図2は、本発明による衣類乾燥機の構成の
一実施例を示す構成図であり、除湿型電気乾燥機の例を
示す。1はドラム、2はPTCヒータよりなる加熱手
段、3は送風手段を構成する送風ファンで、4は送風手
段の駆動モータである。送風ファン3は、熱交換ファン
あるいは両翼ファンと呼ばれるもので、ドラム内空気を
循環させ、かつ冷却して除湿する機能を有する。5は送
風手段の送風径路、すなわち、両翼ファンによりドラム
1内の空気の排気口に設けたフィルターである。6aは
温度検出手段で、加熱手段2の吸い込み空気温度を検出
する。6bはドラム1の排気温度を検出する温度検出手
段である。
【0010】図1は、本発明による衣類乾燥機の制御装
置の一実施例を示すブロック図である。7は交流電源
で、8は交流電源ライン間に接続されPTCヒータ2
a、2bおよびモータ4を制御して乾燥運転を制御する
制御装置、9は衣類の布量あるいは乾燥度合を検知する
乾燥状態検知手段である。10は演算、判断を行うマイ
クロコンピュータとその周辺回路よりなる制御回路で、
乾燥状態検知手段9の信号に応じてPTCヒータ2a、
2bおよびモータ4を制御し乾燥度合を制御する。11
a、11b、11bは、ヒータ2a、2bとモータ4の
電力制御を行うリレーあるいはパワー半導体より構成さ
れるスィッチング手段である。スイッチング手段11
a、11bにより加熱出力を少なくとも強弱2段階に制
御できる。送風ファンの回転制御を行えば加熱出力は連
続的に制御できる。12は制御回路10と接続された記
憶手段である。13は操作パネルに含まれるキースイッ
チ、あるいは、操作学習キーと表示灯よりなる操作表示
手段である。そして操作表示手段13の操作学習キーか
らの操作により、記憶手段12の乾燥制御データを修正
して使用者の好みに応じた乾燥制御データに変更する。
【0011】図3は、本発明による操作表示手段の一実
施例である。14aは運転開始や一時停止を制御するス
タート/一時停止操作キー、14bはヒータ強弱切り替
えキー、14cは布量や布種に応じて乾燥度合を切り替
えるコース切り替えキー、14dは、使用者の好みに応
じた微妙な乾燥度合に制御できる操作学習キーである。
15はそれぞれの設定表示灯であり、15a、15bは
強弱表示灯、15c、15d、15eはコース表示灯、
15f、15gは学習設定表示灯である。
【0012】図4は、加熱手段2の吸気温度とドラム1
の排気温度の差温ΔTより乾燥状態を検知する方法にお
いて、乾燥度合を微調整する方法を示す。Aは乾燥初期
で、差温ΔTが徐々に上昇し、その後差温が一定値ΔT
sとなる恒率乾燥区間Bとなる。その後、乾燥率が10
0%に近づくと差温ΔTsから上昇し、ΔTa上昇した
点Paを乾燥率98〜100%のアイロン検知点と呼
ぶ。更に、ΔTsよりΔTb上昇した点Pbを標準乾燥
検知点と呼び、乾燥率103%になったと推定してい
た。本発明は、標準乾燥検知点Pbの乾燥率をほぼ10
0%に設定し、その後の追加乾燥時間Δtを、学習操作
キーと前回のΔtにより変更してゆく。すなわち、今回
の追加乾燥時間Δt(n+1)は、前回のΔt(n)+
E、あるいは、Δt(n)−Eとする。ここでのEは、
操作学習キーからのキー入力データより決定されたデー
タで、長めなら+、短めなら−となる。
【0013】図5は、乾燥状態検知手段が湿度センサの
場合で、衣類の乾燥率がほぼ100%となる相対湿度H
sになった点を標準乾燥検知点とし、そこからの追加時
間Δtを学習操作キーによって変更する。
【0014】図6は、以上説明した本発明の一実施例の
フローチャートである。100より乾燥運転がスタート
し、101は乾燥運転前、あるいは乾燥運転初期に操作
学習キーの入力を受け付けるサブルーチンである。10
2は、乾燥機の電源スイッチを切られた場合でも記憶し
ている不揮発性メモリなどの記憶手段より乾燥制御デー
タを呼び出すルーチンである。103は乾燥運転で、こ
のとき、吸気温度と排気温度、あるいはその差温ΔTな
どの衣類の乾燥状態を検出する。104は乾燥検知点の
判定で、例えば、標準乾燥検知点Pbに達したかどうか
を判定する。Yならば、操作学習キーのデータと記憶手
段から呼び出した追加乾燥時間Δt(n)より、新たな
追加乾燥時間Δt(n+1)を演算する。操作学習キー
より長めに設定されると追加乾燥時間を増加させ、短め
に設定されると追加乾燥時間を減らす。時間の増減方法
は、単に一定値を増減する方法、あるいは、周囲温度と
布量からのファジィ推論値などを用いてもよい。106
は追加乾燥運転で、106により追加乾燥時間の経過を
判定して、追加乾燥時間Δtを記憶手段に記憶させ、1
09の送風運転に移る。
【0015】以上述べたフローチャートは、図4に示し
た差温検知の実施例であり、他の乾燥状態検知方法でも
同様である。また、標準乾燥検知点を固定した実施例を
示したが、標準乾燥検知点の乾燥状態検知レベルを、操
作学習キーにより徐々に変更させてもほとんど効果は同
じである。なお、布量に応じたデータは、恒率乾燥に達
するまでの時間、あるいは標準乾燥検知時間から判定で
きる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は、操作表示手段の
操作学習キーからのデータと、記憶手段からの乾燥運転
制御データより、新たな乾燥運転制御データを演算して
求め、乾燥仕上がり時の乾燥度合や乾燥率を制御するも
のである。製造段階で設定された仕上がり時の乾燥率
が、機械のバラツキや使用者の好みにより適当でない場
合に、乾燥率を使用者が設定変更することができる。ま
た、前回の乾燥制御データより、少しずつ変更するの
で、必ず使用者の所望の乾燥率に設定できる。家庭によ
っては、洗濯直後の衣類を洗濯するのではなく、室内あ
るいは室外で乾燥させた後、乾燥機により仕上げ乾燥す
る場合には、乾燥率が少し低めにして乾燥時間を短縮さ
せることができる。また、前回データより僅かずつ変更
するので、設定可能な乾燥率を多くすることができる。
【0017】以上、除湿型電気乾燥機への応用について
説明したが、排気型乾燥機でも同様の効果となることは
明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による衣類乾燥機の制御装置の一実施例
におけるブロック図
【図2】本発明による衣類乾燥機の構成図
【図3】本発明による衣類乾燥機の一実施例における操
作表示手段の正面図
【図4】本発明による制御装置の乾燥状態検知を説明す
る差温と乾燥時間の特性図
【図5】本発明による制御装置の他の動作例を説明する
湿度と乾燥時間の特性図
【図6】本発明による制御装置の動作を説明するフロー
チャート
【符号の説明】
9 乾燥状態検知手段 10 制御回路 11a〜11c スイッチング手段 12 記憶手段 13 操作表示手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類の布量あるいは乾燥度合を検知する
    乾燥状態検知手段と、前記乾燥状態検知手段に応じて乾
    燥運転を制御する制御回路と、前記制御回路によりヒー
    タ、モータなどの負荷を制御するスイッチング手段と、
    乾燥運転を開始あるいは設定表示できる操作表示手段
    と、乾燥運転制御データを記憶する記憶手段よりなり、
    前記操作表示手段は仕上がり時の乾燥度合を調整可能な
    操作キーを備え、前記操作キーからの操作データと、前
    記記憶手段に記憶した乾燥運転制御データを演算して新
    たな乾燥運転制御データを求めて乾燥運転を制御し、前
    記新たな乾燥運転制御データを前記記憶手段に記憶する
    ことを特徴とする衣類乾燥機の制御装置。
  2. 【請求項2】 衣類の布量あるいは乾燥度合を検知する
    乾燥状態検知手段と、前記乾燥状態検知手段の出力信号
    により所定時間乾燥運転を追加する制御回路よりなり、
    前記所定の乾燥追加時間を変更可能な乾燥運転制御デー
    タとすることを特徴とする請求項1記載の衣類乾燥機の
    制御装置。
  3. 【請求項3】 衣類の布量あるいは乾燥度合を検知する
    乾燥状態検知手段と、前記乾燥状態検知手段の出力信号
    により乾燥運転を制御する制御回路よりなり、前記乾燥
    状態検知レベルを変更可能な乾燥運転制御データとする
    ことを特徴とする請求項1記載の衣類乾燥機の制御装
    置。
JP3318982A 1991-12-03 1991-12-03 衣類乾燥機の制御装置 Pending JPH05154297A (ja)

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JP3318982A Pending JPH05154297A (ja) 1991-12-03 1991-12-03 衣類乾燥機の制御装置

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JP (1) JPH05154297A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014076283A (ja) * 2012-09-24 2014-05-01 Panasonic Corp 浴室暖房乾燥機
JP2014087467A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Toshiba Corp 衣類乾燥機
JP2014158606A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Toshiba Corp 洗濯機
JP2018068862A (ja) * 2016-11-02 2018-05-10 アイナックス稲本株式会社 洗濯設備における運転時の工程設定装置及び設定方法

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