JP3185282B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JP3185282B2
JP3185282B2 JP28440291A JP28440291A JP3185282B2 JP 3185282 B2 JP3185282 B2 JP 3185282B2 JP 28440291 A JP28440291 A JP 28440291A JP 28440291 A JP28440291 A JP 28440291A JP 3185282 B2 JP3185282 B2 JP 3185282B2
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光幸 木内
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正光 三原
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室温と布量と脱水率を
検出して、ヒータまたはモータを自動的に制御するよう
にした衣類乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、衣類乾燥機は乾燥性能を向上する
ために、衣類の量や、脱水率に最適の乾燥制御をするこ
とが求められている。
【0003】従来、この種の衣類乾燥機の制御装置は、
室内温度の影響を考慮していなかった。また、衣類を乾
燥させる循環熱風の温度を測定する温度センサが、所定
の温度に達してから一定時間で衣類の乾燥を終了させて
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の衣類
乾燥機の制御装置では、室温が変わると過乾燥や生乾き
で乾燥を終了してしまう場合があった。また、温度セン
サが所定の温度に達してから一律に一定時間で乾燥を終
了させていたので、布量や脱水率や室温の変化に応じた
きめ細かな制御ができなかった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、布量
と脱水率と室温に応じたドラムやヒータの出力をするこ
とにより乾燥時間を最適にすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】衣類を収容するドラム
と、前記ドラムに熱風を循環させ除湿を行い衣類を乾燥
させるための熱交換型両翼ファンと循環熱風経路とヒー
タおよびモータと、前記熱交換型両翼ファンの入り口側
で循環熱風の温度を検出するサーミスタと、熱交換型両
翼ファンの外側にて室温を検出する室温温度検出手段
と、乾燥工程を制御する制御手段とを備え、前記制御手
段は、乾燥を開始した後前記サーミスタの検出温度が所
定温度に達するまでの時間と、この所定温度到達後にこ
の所定温度で行う前記ヒータのオン・オフ制御の温調周
期と、前記温度検出手段で検出する室温とをもとにファ
ジィ推論で残りの乾燥時間を設定し、この乾燥時間後に
前記ヒータあるいはモータをオフさせて乾燥運転を終了
する制御手段より構成されている。
【0007】
【作用】本発明は上記した課題解決手段により、布量と
脱水率と室温が検出でき、それらに応じたヒータとモー
タの出力制御を行うことにより、最適な乾燥時間で終了
させることができる。特に、室温が高い場合や衣類の量
が少なく脱水率が低い場合には、生乾きで終了すること
もなく最適な乾燥状態で終了する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1から図
7を参照しながら説明する。
【0009】図1,図2に示すように、ドラム1は衣類
を入れ、モータ2で回転させる。熱交換型両翼ファン3
は除湿を行うためのもので、モータ2で回転させる。サ
ーミスタ4は熱交換型両翼ファン3の入口側にあり循環
熱風の温度を検出する。サーミスタ5は熱交換型両翼フ
ァン3の外側にあり室温を検出する。ヒータ6は循環熱
風径路に位置し、衣類を乾燥させるためのものである。
【0010】制御回路7はサーミスタ4,5の出力を入
力し、モータ2及び熱交換型両翼ファン3とヒータ6の
出力を制御するもので、ファジィ推論器8,布量推論器
9,脱水率推論器10,室温推論器11及びファジィ制
御器12により構成している。
【0011】図3(a),(b),(c)はファジィ推
論器8の前件部となる布量,脱水率,室温のメンバーシ
ップ関数の一実施例であり、図4はファジィ制御の後件
部となる残り乾燥時間のメンバーシップ関数の一実施例
である。推論ルールは、たとえば「布量が少なくかつ脱
水率が低くかつ室内の温度が高ければ残り乾燥時間を非
常に長くする。」「布量が中かつ脱水率が中かつ室内の
温度が中ならば残り乾燥時間を中にする。」「布量が多
くかつ脱水率が高くかつ室内の温度が低ければ残り乾燥
時間を非常に短くする。」などより構成する。以上のよ
うな推論ルールによりファジィ推論演算を行い、残り乾
燥時間をファジィ推論し、ヒータ6およびモータ2の出
力を制御する。
【0012】図5(a),(b)は室温が30℃と20
℃の場合で、乾燥検知手段であるサーミスタ4による温
度が所定の温度に達するまでの時間よりファジィ推論し
た布量と脱水率により分類された衣類のランク0〜4
と、所定の温度に達してからヒータのON/OFFによ
り再び所定の温度に多するまでの時間よりファジィ推論
した布量に対する残り乾燥時間のファジィ推論結果を室
温に応じてファジィ制御テーブルとして制御回路7の内
部に記憶する一実施例である。制御回路7のメモリ内に
室温に応じたファジィ制御テーブルを記憶させテーブル
ルックアップ機能によりファジィ制御する方法は高速で
動作し、メモリ内容が少なくて最も実現しやすい。もち
ろんメンバーシップ関数よりファジィ推論演算を実行す
ればより細やかな制御が可能となる。
【0013】つぎに、サーミスタ4の出力により布量と
脱水率を推定する方法について説明する。
【0014】図6(a),(b)はサーミスタ4の乾燥
運転後の変化を表し、布量が少なく脱水率が高い場合に
は(a)のように所定温度T1に達するまでの時間S1
aは短くなる。また、布量が多く脱水率が低い場合には
(b)のように所定温度T1に達するまでの時間S1b
は長くなる。また、室温が高いとS1a(S1b)は短
くなり、室温が低いとS2a(S2b)は長くなる。よ
って、サーミスタ4の温度データが所定温度T1に達す
るまでの時間S1a(S1b)と室温からファジィ推論
することにより布量と脱水率を推定することができる。
また、(a)に示すように布量が少ない場合にはT1に
達した後ヒータ6をOFFし(温調)、温度がT1未満
になると再びヒータ6をONしたときにT1に達するま
での時間(温調周期)S2aは短くなり、(b)に示す
ように布量が多い場合には温調周期S2bは長くなる。
よって温調周期S2a(S2b)からファジィ推論する
ことにより布量を推定することができる。以上より、布
量と脱水率と室温に応じた残り乾燥時間S3a(S3
b)をファジィ推論により推定することができ、適切な
乾燥時間で乾燥を終了させることができる。
【0015】上記構成において、図7に示した乾燥工程
の制御回路7の制御内容を示すフローチャートにより動
作を説明する。
【0016】制御回路7は、サーミスタ5より室温デー
タを入力し、スイッチング回路14によりモータ2をO
Nして、ドラム1を回転させる(ステップ1)。つぎ
に、ヒータ6をONし(ステップ2)、衣類に熱風を送
り乾燥運転を行う(ステップ3)。循環熱風径路に位置
するサーミスタ4の入力温度が所定温度T1に達したと
き(温調温度に達したとき)(ステップ4)、乾燥運転
スタートから温調までの時間をS1とし(ステップ
5)、ヒータ6をOFFする(ステップ6)。そして、
サーミスタ4による入力温度が所定温度T1より小さく
なり温調が解除されると(ステップ7)、ヒータ6をO
Nする(ステップ8)。再び、サーミスタ4による入力
温度がT1に達し温調がかかるとヒータ6をOFFし
(ステップ9、10)、温調の周期をS2とする(ステ
ップ11)。S1、S2より布量と脱水率をファジィ推
論により推定する(ステップ12)。さらに、布量、脱
水率および室温に応じて残り乾燥時間をファジィ推論に
より推定し乾燥運転を行う(ステップ13)。乾燥運転
終了後、ヒータ6をOFFし、3分間の送風運転を行う
(ステップ14)。モータ2をOFFし運転を終了する
(ステップ15)。
【0017】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、乾燥工程を制御する制御手段は、室温検知用
の温度検出手段と循環熱風径路に位置する温度センサよ
り、室温と衣類の量と衣類の脱水率に応じた適切な乾燥
を自動で行うことができ、消費電力の削減や乾燥効率の
向上、乾燥時間の短縮を行うことができる。また、適切
な仕上がり状態で乾燥を終了させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の乾燥機の制御装置のブロッ
ク図
【図2】本発明による制御装置を備えた衣類乾燥機の一
部切り書きした構成図
【図3】本発明による制御装置のファジィ制御の前件部
のメンバーシップ関数を示す図
【図4】本発明による制御装置のファジィ制御の後件部
のメンバーシップ関数を示す図
【図5】本発明による布量と、布量と脱水率よりにより
分類された衣類のランクのファジィ制御テーブルを示す
【図6】本発明による乾燥運転時の循環熱風温度と乾燥
時間の関係図
【図7】本発明による制御装置の動作を説明するフロー
チャート
【符号の説明】
4 温度センサ 5 温度検出手段 6 ヒータ 7 制御回路 8 ファジィ推論器 9 布量推論器 10 脱水率推論器 11 室温推論器 12 ファジィ制御器
フロントページの続き (72)発明者 三原 正光 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−90198(JP,A) 特開 昭60−220100(JP,A) 特開 昭63−71298(JP,A) 特開 平3−158198(JP,A) 実開 昭62−130599(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 58/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類を収容するドラムと、前記ドラムに
    熱風を循環させ除湿を行い衣類を乾燥させるための熱交
    換型両翼ファンと循環熱風経路とヒータおよびモータ
    と、前記熱交換型両翼ファンの入り口側で循環熱風の温
    度を検出するサーミスタと、熱交換型両翼ファンの外側
    にて室温を検出する室温温度検出手段と、乾燥工程を制
    御する制御手段とを備え、前記制御手段は、乾燥を開始
    した後前記サーミスタの検出温度が所定温度に達するま
    での時間と、この所定温度到達後にこの所定温度で行う
    前記ヒータのオン・オフ制御の温調周期と、前記温度検
    出手段で検出する室温とをもとにしてファジィ推論で残
    りの乾燥時間を設定し、この乾燥時間後に前記ヒータあ
    るいはモータをオフさせて乾燥運転を終了する衣類乾燥
    機。
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