JPH0510669A - 衣類乾燥機 - Google Patents
衣類乾燥機Info
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- JPH0510669A JPH0510669A JP3164272A JP16427291A JPH0510669A JP H0510669 A JPH0510669 A JP H0510669A JP 3164272 A JP3164272 A JP 3164272A JP 16427291 A JP16427291 A JP 16427291A JP H0510669 A JPH0510669 A JP H0510669A
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Landscapes
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は衣類乾燥機に関するもので、実際の
使用における行動を考慮して省エネルギー効果を得るこ
とを目的としたものである。 【構成】 乾燥室１に対して設けた除湿、加熱、換気の
全部または一部からなる乾燥運転手段５において、タイ
マーと乾燥室内温を検出する温度検出手段を設け、タイ
マーの計時時間と乾燥室内温の変化率から乾燥状態を判
断し、大部分の乾燥がおこなわれるとともにエネルギー
効率の優れた恒率乾燥が終了した時点で運転を停止す
る。これにより、省エネルギーを達成する。
使用における行動を考慮して省エネルギー効果を得るこ
とを目的としたものである。 【構成】 乾燥室１に対して設けた除湿、加熱、換気の
全部または一部からなる乾燥運転手段５において、タイ
マーと乾燥室内温を検出する温度検出手段を設け、タイ
マーの計時時間と乾燥室内温の変化率から乾燥状態を判
断し、大部分の乾燥がおこなわれるとともにエネルギー
効率の優れた恒率乾燥が終了した時点で運転を停止す
る。これにより、省エネルギーを達成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は衣類乾燥機に関するもの
である。
である。
【０００２】
【従来の技術】従来の衣類乾燥機は図６に示すように、
乾燥室１と、除湿手段２と、加熱手段３と、換気手段４
と、前記除湿手段２と加熱手段３と換気手段４を制御す
る制御手段５とで構成されている。
乾燥室１と、除湿手段２と、加熱手段３と、換気手段４
と、前記除湿手段２と加熱手段３と換気手段４を制御す
る制御手段５とで構成されている。
【０００３】そして上記衣類乾燥機は、制御手段５によ
って乾燥室１内の空気の状態を乾燥速度が速くなるよう
に除湿手段２と加熱手段３と換気手段４の組合せを制御
する。
って乾燥室１内の空気の状態を乾燥速度が速くなるよう
に除湿手段２と加熱手段３と換気手段４の組合せを制御
する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、ある投入エネルギーに対して最も乾燥時間
を短くする組合せを実現はできるが、つぎに述べる乾燥
過程を考慮すれば、必ずしもエネルギーを有効に利用し
ているとは限らない。つまり、乾燥過程は大きく分けて
恒率乾燥と減率乾燥に大別され、恒率乾燥とは水分を含
んだ衣類の表面に布の内部から毛細管現象により次々に
水分が供給されて、乾燥速度が一定になっているときの
乾燥過程であり、減率乾燥とは衣類の水分が減り、乾燥
した表面が残りの水分の乾燥に対して抵抗になるために
乾燥速度が徐々に減じる乾燥過程である。そして、衣類
に含まれる水分の大部分は恒率乾燥の過程で蒸発させら
れるのであるが、減率乾燥に移行すると乾燥速度が遅く
なるため、残った水分は少量にもかかわらず、投入する
エネルギー量は比較的多く、乾燥効率が低下するので、
乾燥過程全体では多大のエネルギーを消費してしまうと
いう課題がある。
の構成では、ある投入エネルギーに対して最も乾燥時間
を短くする組合せを実現はできるが、つぎに述べる乾燥
過程を考慮すれば、必ずしもエネルギーを有効に利用し
ているとは限らない。つまり、乾燥過程は大きく分けて
恒率乾燥と減率乾燥に大別され、恒率乾燥とは水分を含
んだ衣類の表面に布の内部から毛細管現象により次々に
水分が供給されて、乾燥速度が一定になっているときの
乾燥過程であり、減率乾燥とは衣類の水分が減り、乾燥
した表面が残りの水分の乾燥に対して抵抗になるために
乾燥速度が徐々に減じる乾燥過程である。そして、衣類
に含まれる水分の大部分は恒率乾燥の過程で蒸発させら
れるのであるが、減率乾燥に移行すると乾燥速度が遅く
なるため、残った水分は少量にもかかわらず、投入する
エネルギー量は比較的多く、乾燥効率が低下するので、
乾燥過程全体では多大のエネルギーを消費してしまうと
いう課題がある。
【０００５】また、乾燥し終わった衣類にはしわが残る
ため、衣類の種類によりアイロンがけをする。このとき
スチームが一般に使われるが、これはいったん乾燥させ
た衣類に再び水分を与えて乾燥させることであり、エネ
ルギー的にみて不合理である。
ため、衣類の種類によりアイロンがけをする。このとき
スチームが一般に使われるが、これはいったん乾燥させ
た衣類に再び水分を与えて乾燥させることであり、エネ
ルギー的にみて不合理である。
【０００６】本発明は上記課題を解決するもので、実際
の使用における行動を考慮して衣類乾燥のエネルギー効
率を改善することを目的としたものである。
の使用における行動を考慮して衣類乾燥のエネルギー効
率を改善することを目的としたものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、乾燥室と、前記乾燥室内の空気の除湿、加
熱、換気の全部または一部をおこなう乾燥運転手段と、
前記乾燥室内の空気温度を検出する温度検出手段と、乾
燥運転開始後の時間を計時するタイマーと、前記タイマ
ーによる計時時間があらかじめ設定された時間を経過し
た後、前記温度検出手段の出力の変化率があらかじめ設
定された値以上である場合に乾燥運転を終了させる乾燥
運転制御手段とを設けた構成としてある。
するため、乾燥室と、前記乾燥室内の空気の除湿、加
熱、換気の全部または一部をおこなう乾燥運転手段と、
前記乾燥室内の空気温度を検出する温度検出手段と、乾
燥運転開始後の時間を計時するタイマーと、前記タイマ
ーによる計時時間があらかじめ設定された時間を経過し
た後、前記温度検出手段の出力の変化率があらかじめ設
定された値以上である場合に乾燥運転を終了させる乾燥
運転制御手段とを設けた構成としてある。
【０００８】また、温度検出手段のかわりに湿度検出手
段を設けてある。さらに、温度あるいは湿度の変化率に
よって乾燥運転を終了させるか継続するかを選択するス
イッチなどの選択手段を設ける構成としてある。
段を設けてある。さらに、温度あるいは湿度の変化率に
よって乾燥運転を終了させるか継続するかを選択するス
イッチなどの選択手段を設ける構成としてある。
【０００９】
【作用】本発明は上記構成によって、乾燥運転が開始さ
れると同時にタイマーが運転時間の計時を開始する。そ
の計時時間がある設定値に達した後、温度検知手段ある
いは湿度検知手段の出力の変化率がある設定値以上にな
ったときに乾燥運転が停止される。ここで、計時時間の
設定値は、乾燥運転が開始された後、立上りの温度上昇
などの乾燥室内の環境変化が終わるのに十分な時間に設
定してあり、温度検知手段あるいは湿度検知手段の出力
の変化率の設定値は減率乾燥に移行して乾燥速度が減少
したときの環境変化よりもいくらか小さい値に決められ
る。したがって、乾燥速度が一定となる恒率乾燥期を経
て乾燥の大部分が終了し、減率乾燥期に移行すると、乾
燥速度が遅くなることにより室温が上昇するとともに湿
度が下降する現象が温度検出手段あるいは湿度検出手段
によりとらえられて、乾燥運転が停止させられる。
れると同時にタイマーが運転時間の計時を開始する。そ
の計時時間がある設定値に達した後、温度検知手段ある
いは湿度検知手段の出力の変化率がある設定値以上にな
ったときに乾燥運転が停止される。ここで、計時時間の
設定値は、乾燥運転が開始された後、立上りの温度上昇
などの乾燥室内の環境変化が終わるのに十分な時間に設
定してあり、温度検知手段あるいは湿度検知手段の出力
の変化率の設定値は減率乾燥に移行して乾燥速度が減少
したときの環境変化よりもいくらか小さい値に決められ
る。したがって、乾燥速度が一定となる恒率乾燥期を経
て乾燥の大部分が終了し、減率乾燥期に移行すると、乾
燥速度が遅くなることにより室温が上昇するとともに湿
度が下降する現象が温度検出手段あるいは湿度検出手段
によりとらえられて、乾燥運転が停止させられる。
【００１０】また、他の構成では、乾燥運転制御手段に
設けられた乾燥運転選択手段により、恒率乾燥過程が終
了したときに乾燥運転を停止するか、完全に乾燥するま
で運転を継続するかを選択できるようになっている。
設けられた乾燥運転選択手段により、恒率乾燥過程が終
了したときに乾燥運転を停止するか、完全に乾燥するま
で運転を継続するかを選択できるようになっている。
【００１１】
【実施例】以下本発明の実施例を図１〜図３を参照して
説明する。
説明する。
【００１２】図１において、乾燥室１に対して、除湿手
段としての冷却コイル２、加熱手段としてのヒータ３、
換気手段としての流路切り換え用のダンパ４と乾燥室内
空気を前記冷却コイル２、ヒータ３、ダンパ４が設けら
れた空気回路６内に搬送する送風機７と、温度検出手段
としてのサーミスタ８が設けられている。
段としての冷却コイル２、加熱手段としてのヒータ３、
換気手段としての流路切り換え用のダンパ４と乾燥室内
空気を前記冷却コイル２、ヒータ３、ダンパ４が設けら
れた空気回路６内に搬送する送風機７と、温度検出手段
としてのサーミスタ８が設けられている。
【００１３】また、図２は乾燥運転制御手段５のブロッ
ク図を示し、運転開始後の時間を計時するタイマー９
と、タイマー９の設定時間が経過した後作動し、サーミ
スタ８からの信号の変化率を演算する変化率演算部１０
と、変化率演算部１０の演算結果と減率乾燥を判断する
しきい値との比較をおこなう比較部１１と、比較部１１
における比較結果に基づいて、乾燥運転を終了させる信
号を出力する終了信号発生部１２とからなる。
ク図を示し、運転開始後の時間を計時するタイマー９
と、タイマー９の設定時間が経過した後作動し、サーミ
スタ８からの信号の変化率を演算する変化率演算部１０
と、変化率演算部１０の演算結果と減率乾燥を判断する
しきい値との比較をおこなう比較部１１と、比較部１１
における比較結果に基づいて、乾燥運転を終了させる信
号を出力する終了信号発生部１２とからなる。
【００１４】上記構成において、動作を説明する。乾燥
室１内に衣類１３が吊され、乾燥運転が開始される。図
３は衣類乾燥時の乾燥室内の温湿度の変化と、乾燥の度
合を時間を横軸にとって表したものである。運転開始か
ら環境状態が安定するまでは一般に３０分から１時間程
度を要し、この間は温度、湿度とも変化する。この後、
乾燥室が熱的に安定するとともに衣類からの蒸発量が時
間的に一定となる恒率乾燥に移行すると、温湿度は一定
を保つようになる。タイマー９の設定時間は乾燥室が熱
的に安定するのに十分な時間（たとえば１〜１.5時間）
に設定してあり、運転の開始からこの時間までは温度の
変化率に関わりなく乾燥運転がなされる。タイマー９の
設定時間が経過すると温度の変化率が変化率演算部１０
により演算される。恒率乾燥の期間は変化率がほぼゼロ
となる。その後、減率乾燥に移行すると、乾燥速度は徐
々に減じて、乾燥室１内では空気から奪われる蒸発熱が
減少してくるので、空気温度が上昇する。したがって、
変化率演算部１０の演算結果は正の値を取り始めるが、
この値が比較部１１により減率乾燥と判断されると、終
了信号発生部１２は運転停止の信号を出力し、乾燥運転
が停止される。
室１内に衣類１３が吊され、乾燥運転が開始される。図
３は衣類乾燥時の乾燥室内の温湿度の変化と、乾燥の度
合を時間を横軸にとって表したものである。運転開始か
ら環境状態が安定するまでは一般に３０分から１時間程
度を要し、この間は温度、湿度とも変化する。この後、
乾燥室が熱的に安定するとともに衣類からの蒸発量が時
間的に一定となる恒率乾燥に移行すると、温湿度は一定
を保つようになる。タイマー９の設定時間は乾燥室が熱
的に安定するのに十分な時間（たとえば１〜１.5時間）
に設定してあり、運転の開始からこの時間までは温度の
変化率に関わりなく乾燥運転がなされる。タイマー９の
設定時間が経過すると温度の変化率が変化率演算部１０
により演算される。恒率乾燥の期間は変化率がほぼゼロ
となる。その後、減率乾燥に移行すると、乾燥速度は徐
々に減じて、乾燥室１内では空気から奪われる蒸発熱が
減少してくるので、空気温度が上昇する。したがって、
変化率演算部１０の演算結果は正の値を取り始めるが、
この値が比較部１１により減率乾燥と判断されると、終
了信号発生部１２は運転停止の信号を出力し、乾燥運転
が停止される。
【００１５】このように、衣類乾燥において大部分の乾
燥がおこなわれ、かつエネルギー効率のよい恒率乾燥だ
けをおこなうことにより、省エネルギーの運転が可能に
なる。そして、乾燥後にアイロンがけをおこなう場合
は、適度な水分を含むのでスチームを用いる必要がな
く、手間が少なくなるとともに、普通であれば一旦乾燥
したものをもう一度湿らせて乾燥させるというエネルギ
ー的な不合理も解消されるものである。また、天候の良
いときなどは、仕上げに天日乾燥をおこないたい場合も
多く、たとえば夜間、本発明の衣類乾燥機によって大部
分の乾燥をすませ、午前中に短時間の天日乾燥をおこな
うというような利用法もできる。この場合には、紫外線
の殺菌効果を得ると同時に、前述した以上に省エネルギ
ーに多大な貢献ができるものである。
燥がおこなわれ、かつエネルギー効率のよい恒率乾燥だ
けをおこなうことにより、省エネルギーの運転が可能に
なる。そして、乾燥後にアイロンがけをおこなう場合
は、適度な水分を含むのでスチームを用いる必要がな
く、手間が少なくなるとともに、普通であれば一旦乾燥
したものをもう一度湿らせて乾燥させるというエネルギ
ー的な不合理も解消されるものである。また、天候の良
いときなどは、仕上げに天日乾燥をおこないたい場合も
多く、たとえば夜間、本発明の衣類乾燥機によって大部
分の乾燥をすませ、午前中に短時間の天日乾燥をおこな
うというような利用法もできる。この場合には、紫外線
の殺菌効果を得ると同時に、前述した以上に省エネルギ
ーに多大な貢献ができるものである。
【００１６】さらに、浴室を用いる衣類乾燥機において
は、暖房や冷房の室温制御に用いる温度検出手段を併用
できるので構成が簡単となり、コストアップが抑えられ
るという効果もある。
は、暖房や冷房の室温制御に用いる温度検出手段を併用
できるので構成が簡単となり、コストアップが抑えられ
るという効果もある。
【００１７】図４は他の実施例を示し、第１の実施例に
おける温度検出手段としてのサーミスタ８のかわりに湿
度検出手段としての湿度センサ１４を設けたものであ
る。この実施例の構成によれば、湿った衣類からの湿分
発生が直接とらえられるので、温度の検出よりもさらに
直接的で、検出結果に対する精度が高いという効果があ
る。
おける温度検出手段としてのサーミスタ８のかわりに湿
度検出手段としての湿度センサ１４を設けたものであ
る。この実施例の構成によれば、湿った衣類からの湿分
発生が直接とらえられるので、温度の検出よりもさらに
直接的で、検出結果に対する精度が高いという効果があ
る。
【００１８】図５は、乾燥運転制御手段５に、恒率乾燥
が終了して減率乾燥に移行した後、乾燥運転を終了させ
るか、またはそのまま継続させるかを選択する乾燥運転
選択手段１５を設けたものであり、この実施例によれ
ば、乾燥機で完全に乾燥させたい場合、早く乾燥させた
い場合、アイロンがけが不要な衣類の場合などに対応で
き、衣類の種類や生活のスタイルに応じた衣類乾燥を実
現できる。
が終了して減率乾燥に移行した後、乾燥運転を終了させ
るか、またはそのまま継続させるかを選択する乾燥運転
選択手段１５を設けたものであり、この実施例によれ
ば、乾燥機で完全に乾燥させたい場合、早く乾燥させた
い場合、アイロンがけが不要な衣類の場合などに対応で
き、衣類の種類や生活のスタイルに応じた衣類乾燥を実
現できる。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように本発明の衣類乾燥機
によれば、つぎの効果が得られる。 （１）乾燥室と、前記乾燥室内の空気の除湿、加熱、換
気の全部または一部をおこなう乾燥運転手段と、前記乾
燥室内の空気温度を検出する温度検出手段と、乾燥運転
開始後の時間を計時するタイマーと、前記タイマーによ
る計時時間があらかじめ設定された時間を経過した後、
前記温度検出手段の出力の変化率があらかじめ設定され
た値以上である場合に乾燥運転を終了させる乾燥運転制
御手段とを設けているので、恒率乾燥過程と減率乾燥過
程とを判断し、エネルギー効率のよい恒率乾燥が終了す
れば乾燥運転を停止することができる。この状態で衣類
は適当な水分を含むのでアイロンがけに都合がよく、ス
チームが不要で手間が省ける上に一旦乾燥させた衣類を
再度湿らせてアイロンがけをするというエネルギー的な
不合理も解消できる。したがって、従来の衣類乾燥機に
比較して省エネルギー効果は非常に大きい。 （２）上記の温度検出手段のかわりに湿度検出手段を用
いれば、湿った衣類からの湿分発生が直接とらえられる
ので、高い検出精度が得られる。 （３）恒率乾燥が終了して減率乾燥に移行した後、乾燥
運転を終了させるか、またはそのまま継続させるかを選
択する乾燥運転選択手段を設ければ、乾燥機だけで完全
に乾燥させたい場合、早く乾燥させたい場合、アイロン
がけが不要な衣類の場合などに対応でき、衣類の種類や
生活のスタイルに応じた衣類乾燥を実現できる。
によれば、つぎの効果が得られる。 （１）乾燥室と、前記乾燥室内の空気の除湿、加熱、換
気の全部または一部をおこなう乾燥運転手段と、前記乾
燥室内の空気温度を検出する温度検出手段と、乾燥運転
開始後の時間を計時するタイマーと、前記タイマーによ
る計時時間があらかじめ設定された時間を経過した後、
前記温度検出手段の出力の変化率があらかじめ設定され
た値以上である場合に乾燥運転を終了させる乾燥運転制
御手段とを設けているので、恒率乾燥過程と減率乾燥過
程とを判断し、エネルギー効率のよい恒率乾燥が終了す
れば乾燥運転を停止することができる。この状態で衣類
は適当な水分を含むのでアイロンがけに都合がよく、ス
チームが不要で手間が省ける上に一旦乾燥させた衣類を
再度湿らせてアイロンがけをするというエネルギー的な
不合理も解消できる。したがって、従来の衣類乾燥機に
比較して省エネルギー効果は非常に大きい。 （２）上記の温度検出手段のかわりに湿度検出手段を用
いれば、湿った衣類からの湿分発生が直接とらえられる
ので、高い検出精度が得られる。 （３）恒率乾燥が終了して減率乾燥に移行した後、乾燥
運転を終了させるか、またはそのまま継続させるかを選
択する乾燥運転選択手段を設ければ、乾燥機だけで完全
に乾燥させたい場合、早く乾燥させたい場合、アイロン
がけが不要な衣類の場合などに対応でき、衣類の種類や
生活のスタイルに応じた衣類乾燥を実現できる。
【図１】本発明の一実施例における衣類乾燥機の構成図
【図２】上記図１の乾燥運転制御手段のブロック図
【図３】上記図１の動作時の乾燥室内の温湿度と乾燥度
合の時間変化を示した図
合の時間変化を示した図
【図４】本発明の他の実施例における衣類乾燥機の構成
図
図
【図５】本発明の他の実施例における衣類乾燥機の乾燥
運転制御手段のブロック図
運転制御手段のブロック図
【図６】従来の衣類乾燥機の構成図
１ 乾燥室
２ 除湿手段としての冷却コイル
３ 加熱手段としてのヒータ
４ 換気手段としてのダンパ
５ 乾燥運転制御手段
８ 温度検出手段としてのサーミスタ
９ タイマー
１４ 湿度検出手段としての湿度センサ
１５ 乾燥運転選択手段
Claims (3)
- 【請求項１】 乾燥室と、前記乾燥室内の空気の除湿、
加熱、換気の全部または一部をおこなう乾燥運転手段
と、前記乾燥室内の空気温度を検出する温度検出手段
と、乾燥運転開始後の時間を計時するタイマーと、前記
タイマーによる計時時間があらかじめ設定された時間を
経過した後、前記温度検出手段の出力の変化率があらか
じめ設定された値以上である場合に乾燥運転を終了させ
る乾燥運転制御手段とからなる衣類乾燥機。 - 【請求項２】 乾燥室と、前記乾燥室内の空気の除湿、
加熱、換気の全部または一部をおこなう乾燥運転手段
と、前記乾燥室内の空気湿度を検出する湿度検出手段
と、乾燥運転開始後の時間を計時するタイマーと、前記
タイマーによる計時時間があらかじめ設定された時間を
経過した後、前記湿度検出手段の出力の変化率があらか
じめ設定された値以上である場合に乾燥運転を終了させ
る乾燥運転制御手段とからなる衣類乾燥機。 - 【請求項３】 乾燥運転制御手段は、乾燥運転を終了さ
せるか継続するかを選択する乾燥運転選択手段を設けた
請求項１または請求項２記載の衣類乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3164272A JPH0510669A (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3164272A JPH0510669A (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 衣類乾燥機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0510669A true JPH0510669A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=15789936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3164272A Pending JPH0510669A (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 衣類乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0510669A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2927367A1 (en) * | 2014-03-31 | 2015-10-07 | Electrolux Appliances Aktiebolag | Method of conducting a drying cycle in a laundry treating machine, laundry treating machine and electronic controller unit |
| WO2016165668A1 (zh) * | 2015-04-17 | 2016-10-20 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 干衣机烘干时间的判断方法以及装置 |
| CN107663761A (zh) * | 2017-08-29 | 2018-02-06 | 珠海格力电器股份有限公司 | 衣物烘干判断方法和装置 |
| WO2024045478A1 (zh) * | 2021-09-01 | 2024-03-07 | 深圳洛克创新科技有限公司 | 衣物处理设备及其控制方法 |
-
1991
- 1991-07-04 JP JP3164272A patent/JPH0510669A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN106149331B (zh) * | 2015-04-17 | 2019-08-09 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 干衣机烘干时间的判断方法 |
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