JPH02265598A - 自動洗濯乾燥機の制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は自動洗濯乾燥機の制御方法、特に予約タイマー
機能により洗濯の開始及び終了時刻が設定され、所望の
時刻に洗濯を終了させることができる自動洗濯乾燥機の
制御方法に関するものである。

［従来の技術］ 自動洗濯乾燥機には洗濯・すすぎ工程と乾燥工程の両者
を行うドラム式洗濯機などが周知である。

第５図は従来のドラム式洗濯機の操作部を示したもので
あり、（１）は電源スィッチ、（２）は時刻表示部、（
３）は洗濯の開始あるいは終了時刻を分単位で予約設定
する予約タイマーボタン、（４）は洗い工程の時間を３
０分、２０分又は１５分の中からいずれかを選択する洗
い選択ボタン、（５）は脱水工程において高速脱水又は
低速脱水のいずれかを選択する脱水選択ボタン、（６）
は乾燥工程において仕上げの程度を標準にするが又はア
イロンかけできる状態にするがの選択を行う乾燥選択ボ
タン、（７）は標準コース又は低い電力コストとなる深
夜時間帯に洗濯を行う深夜コースのいずれかを選択する
コース選択ボタンである。

このような洗濯機によれば、予約タイマーボタン（３）
により設定した時間に洗濯を開始することができ、また
コース選択ボタン（７）にて深夜コースを設定すること
により、電力料金が安くなる深夜時間帯の最終時刻に全
ての洗濯を終了させることかできる。

従来においては、深夜電力の終了時刻と乾燥所要時間と
に基づいて乾燥機の運転制御を行うものとして、特開昭
６２−１９７１００号に示されるものがある。

［発明が解決しようとする課題］ ところで、従来の洗濯機では、予約タイマーにて洗濯の
開始を設定することはあるが、乾燥工程を有する洗濯機
において、乾燥工程の終了時刻から逆算して洗濯を開始
するものは存在しない。従って、本発明は予約タイマー
にて乾燥工程の終了時刻を設定し、所望の時刻に乾燥工
程までを終了させる方法を提案するものである。

このような方法において、予約された終了時刻から渕っ
て洗濯の開始時刻を設定する場合には、洗い工程から乾
燥工程までに必要な時間の最大時間に基づいて行うこと
になる。

しかしながら、最大時間にて制御する方法では、乾燥工
程が設定された所望の時刻前に終了し、この後にもドラ
ム内に衣類が放置されるので、衣類にシワが発生すると
いう問題がある。

この発明は、かかる課題を解決するためになされたもの
で、衣類のシワをなくした良好な状態で、所望の時刻に
洗濯を終了させることのできる自動洗濯乾燥機の制御方
法を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る自動洗濯乾燥機の制御方法は、まず、予
約タイマー機能にて乾燥工程の終了時刻が設定された場
合にこの終了時刻に基づいて演算された開始時刻から洗
濯を開始し、乾燥工程に移行した際には乾燥終了検知を
行うことにより乾燥工程を終了する。そして、この乾燥
工程終了後から前記終了時刻までの間に所定時間おきに
ドラム回転運転を縁り返すほぐし工程を行うことを特徴
とする。

［作用］ この発明に係る自動選択乾燥機は、予約タイマー機能に
て乾燥工程の終了時刻を設定できるようにした洗濯乾燥
機に関し、まず設定された終了時刻に基づいて演算され
た洗濯開始時刻から洗い工程を開始する。

そして、脱水工程を経て乾燥工程に移行すると乾燥終了
検知を行うことにより乾燥工程を終了する。この乾燥終
了検知は、従来装置において用いられている検知法で行
うことができ、例えばドラム内の温度の変化を測定する
ことにより１００％乾燥状態を検知することができる。

このようにして、乾燥工程が終了した後には、所定時間
おきにドラム回転運転を繰り返すほぐし工程を開始する
。そして、このほぐし工程は設定されている終了時刻ま
で行う。従って、衣類のシワをなくして、予約タイマー
で設定された終了時刻に乾燥工程を含む洗濯の全てを終
了することができる。

［実施例コ 以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を。

説明する。

第１図は実施例に係る一槽のドラムにて洗濯工程から乾
燥工程までの全てを行うドラム式洗濯機の１１１４成で
あり、（８）はキャビネット、（９）はキャビネット（
８）に張架支持された洗濯槽の外槽、（１０）は前記外
槽（９）内で回転し洗濯物を叩き洗いあるは揉み洗いす
るための洗濯槽であって乾燥工程においては乾燥槽とな
る回転ドラム、（１１）は洗濯物を出し入れする扉、（
１２）は前記回転ドラム（１０）の支持回転軸にブーり
やベルトを介して接続されたモータ、（１３）は；温風
を循環させる風路、（１４）は回転ドラム（１０）側へ
の風路出口に設けられたヒータ、（１５）は温風を循環
させるためのファンである。

本発明において特徴的なことは、予約タイマーで設定さ
れた終了時刻にシワのない良好な状態で洗濯を終わらせ
るようにしたことである。

第１図において、（１６）は前記第５図に示されるよう
な操作部、（１７）はほぐし運転などの制御を行うコン
トローラ、（１８）は乾燥の終了を検知する乾燥終了検
知手段、（１９）は乾燥工程が終了した後のほぐし工程
において回転ドラム（１０）等の運転を行うためのほぐ
し運転設定手段である。

前記乾燥終了検知手段（１８）は、例えばドラム内温度
の変化、実施例では外槽出口（９ａ）での排気温度の変
化から検知することができる。すなわち、第２図には外
槽出口（９ａ）での排気温度により表わした特性曲線が
示されており、この特性曲線は周囲温度が２０℃、湿度
が６５％で、衣類の瓜が標章である場合のものであるが
、前記各要素の相違によって多少異なってくる曲線であ
る。図において、乾燥時間０分〜約３０分の間の温度勾
配率が高い期間を予熱期間、乾燥時間約３０分〜９０分
の間で温度が一定となる期間を乾燥効率が安定している
という意味で効率期間といい、乾燥時間約９０分以上の
温度が上昇する期間を乾燥効率が落ちるという意味で減
率期間という。

このような特性曲線において、乾燥の終了は減率期間で
の点（２００）を検出することにより知ることができ、
例えば効率期間を過ぎて温度が所定温度だけ」ユ昇した
時に乾燥の終了とすることができる。

また、はぐし運転設定手段（１９）は、シワが生じない
程度に数分におきに数秒間だけ回転ドラム（１９）を回
転させるほぐし運転を設定するものであり、前記乾燥終
了検知手段（１８）から乾燥終了の検知信号を受けた時
点がまた終了時刻前である場合に、前記はぐし運転設定
手段（１９）からの情報をコントローラ（１７）に出力
する。

そして、このほぐし運転は、原則的には回転ドラム（１
０）のみを回転させるが、同時に冷風あるいは温風を供
給するようにしてもよい。

このようにして制御される洗濯の全工程は第３図に示さ
れるものとなり、時刻ｔ　（開始時刻）〜ｔ　の洗い工
程、時刻ｔ１〜ｔ２の脱水工程、■ 時刻ｔ２〜ｔ３の乾燥工程を終了した後に、はぐし工程
を時刻ｔ　から終了時刻ｔ４まで行うことになる。

実施例は以上の構成からなり、以下に第４図に基づいて
その作用を説明する。

第４図において、まずステップ１０１にて前記操作部（
１６）で予約コースが選択された（終了時刻の設定の場
合のみを考える）か否かを判定し、“Ｎｏ″の場合には
更にステップ１０１を繰り返し、“ＹＥＳ”の場合には
ステップ１０２に移行して開始時刻を設定する。

この開始時刻は、洗い工程から脱水工程を経て乾燥工程
までの最大の時間を予約タイマーで設定された乾燥工程
の終了時刻から逆算して演算しており、この開始時刻を
洗い工程の開始時間として設定する。

次に、ステップ１０３では、前記ステップ１０２にて設
定された開始時刻になったか否かの判定を行っており、
“Ｎｏ”の場合には更にステップ１０３を繰り返し、“
ＹＥＳ“の場合にはステップ１０４に移行して洗い・脱
水・乾燥の運転を開始する。

そして、乾燥工程に入ると、ステップ１０５に移行して
乾燥が終了したか否かの判定を行う。この判定は、前述
したように、外槽出ＣＩ（９ａ）からの排気温度の変化
にて検知しており、実施例では、第２図に示される乾燥
１００％の点２００を検出することによって、乾燥工程
の終了を険知する。

このようにして、乾燥工程の終了を険知するとステップ
１０６に移行して、前記設定されている終了時刻になっ
たか否かを判定し、“ＹＥＳ”の場合には制御をＥＮＤ
にし、“Ｎｏ“の場合にはステップ１０７に移行してほ
ぐし運転を行う。

従って、第３図に示されるように、乾燥工程が終了する
と数分に一回の間隔で、回転ドラム（１０）の回転が数
秒間質われることになる。このようにすれば、衣類にシ
ワなどを生じさせることなく、良好な状態で設定した終
了時刻に洗濯を終了させることが可能となる。

［発明の効果］ この発明は以上説明したとおり、乾燥工程にも予約タイ
マー機能を付加し、乾燥」工程が終了したことを自動的
に検知して、乾燥終了後はほぐし運転を行うようにした
ので、まず予約タイマー機能にて所望の時間に乾燥工程
を含む洗濯を終了させことができる。

そして、この際には衣類のシワを発生させることがなく
、良好な乾燥状態での仕上げを行うことが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明をドラム式洗濯機に適用した場合の構成
を示す図、第２図はある条件におけるドラム内温度の変
化を表す特性曲線の図、第３図は本発明の洗濯順序を示
す図、第４図は実施例の作用を示すフローチャート図、
第５図は従来装置の操作部の構成を示す図である。 図において、（３）は予約タイマーボタン、（７）はコ
ース選択ボタン、（８）はキャビネット、（９）は外槽
、（１０）は回転ドラム、（１２）はモータ、（１４）
はヒータ、（１５）はファン、（１６）は操作部、（１
７）はコントローラ、（１８）は乾燥終了検知手段、（
１９）はほぐし運転設定手段である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人　弁理士　大　岩　増　雄 第２図 ８を水工狸 第１図 １０：ｒ３転ｂ′ラム １２：モータ １４：ヒータ １５ニアｙｙ 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）予約タイマー機能にて乾燥工程の終了時刻が設定
   された場合にこの終了時刻に基づいて演算された開始時
   刻から洗濯を開始し、乾燥工程に移行した際には乾燥終
   了検知を行うことにより乾燥工程を終了し、この乾燥工
   程終了後から前記終了時刻までの間は所定時間おきにド
   ラム回転運転を繰り返すほぐし工程を行う自動洗濯乾燥
   機の制御方法。