JPS63181791A - 全自動洗濯機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、設定時刻に洗濯動作を終了させる全自動洗濯
機の制御装置に関するものである。

従来の技術 近年、マイクロコンピュータを利用して、洗濯終了時刻
を設定することが可能な全自動洗濯機が開発されてきた
。

以下に、従来のこの種の全自動洗濯機の制御装置の制御
フローを第４図により説明する。

まず、制御装置に電源を投入後、洗濯の動作内容と洗濯
動作終了時刻を設定する。次に、停止状態から起動状態
にすると、設定された動作内容に応じて洗濯動作に要す
る時間を算出し、洗濯動作終了時刻から、前記時間を差
し引くことにより、洗濯動作開始時刻を決定し、その時
刻になるまで一時停止しており、前記時刻になったなら
ば動作を開始するようになっていた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来の制御方法では、第４図すに示す洗
濯工程動作を行うとき、給水時間および排水時間のばら
つきにより、実際の洗濯動作時間と算出により決定した
洗濯動作時間にもばらつきが生じ、よって洗濯終了時刻
が設定した時刻より早く終了しすぎて、洗濯物が乾燥し
てしわがつくという問題点を有していた。

本発明は、このような従来の問題点を解決するもので、
洗濯動作中に一定の工程において一時停止を行い、給水
時間等のばらつきによる時間の修正を行うことにより設
定した洗濯動作終了時刻に動作を終了することのできる
全自動洗濯機の制御装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するだめの手段 上記目的を達成するために本発明の全自動洗濯機の制御
装置は、洗濯動作中に一時停止するとと５ペー。

によって、洗濯動作終了時刻を修正する逐次動作制御手
段を有している。

作用 上記構成によって、洗濯動作終了時刻の精度を高め、ま
た、洗濯物の乾燥によるしわを防ぐことができる。

実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。

本実施例における全自動洗濯機の制御装置は第１図に示
すように、洗い・すすぎ・脱水の回数・時間等を設定可
能な洗濯内容設定手段１、洗濯動作開始から終了までに
要する時間および最終脱水工程に要する時間を算出する
洗濯時間算出手段２、洗濯終了時刻を設定可能な洗濯終
了時刻設定手段３、洗濯動作の最終工程が脱水であるか
どうかを判別する最終工程判別手段４、時間の演算手段
５、計時手段６、洗い・すすぎ・脱水等一連の負荷の動
作を司る逐次動作手段７から構成されている。

上記洗濯時間算出手段２、最終工程判別手段４．６ベー
ノ 時間の演算手段６、計時手段６および逐次動作手段７は
第３図に示すようにマイクロコンピュータ８により構成
されている。このマイクロコンピュータ８は交流電源１
１に接続されたモータ、給水弁等の負荷を制御する。ま
だマイクロコンピュータ８は直流電源１ｏにより動作し
、洗濯内容設定手段１の信号を入力している。

次に本実施例の動作を第２図により説明する。

洗濯内容設定手段１により洗濯内容が設定されると、そ
の設定内容に応じて洗濯時間算出手段２が、洗濯動作開
始から終了までに要する最長時間の定数倍、例えば１．
５倍の時間を洗濯時間として算出する。設定された洗濯
内容の最終工程が脱水であるかどうかを、最終工程判別
手段４によって判別する。洗濯終了時刻設定手段３によ
って希望洗濯終了時刻が設定されたならば、時間の演算
手段６の中でその設定された希望洗濯終了時刻から前記
洗濯時間算出手段２によって算出された洗濯時間を差し
引く演算が行なわれ、その結果洗濯動作開始時刻が決定
される。逐次動作手段７は、計７１＼−ン 時手段６により、前記洗濯動作開始時刻を検出するまで
、洗濯動作一時停止状態を保持しており、洗濯動作開始
時刻を検出したという信号を入力した時から洗濯動作を
開始する。さらに、最終工程判別手段４によって最終工
程が脱水であると判別されたならば、最終脱水前に、動
作を一時停止状態にする。そして、設定された希望洗濯
終了時刻から最終脱水工程に要する時間を差し引いた時
刻になったならば、再び動作を開始し、希望洗濯終了時
刻に洗濯動作を終了するように負荷に出力するのである
。

以上のように本実施例によれば、最終脱水前に一時停止
して、時間修正を行なう機能を用いることにより、使用
者の希望終了時刻に洗濯を終了させることが可能となる
。従って、給水時間および排水時間のばらつきにより設
定した希望終了時刻よりずっと早い時刻に洗濯が終了し
てしまい、洗濯機内で洗濯物が脱水された１．″！、の
ねじれた形で乾燥するようなことを防ぐことができる。

なお、本実施例では、洗濯内容設定手段がある場合につ
いて述べているが、洗濯物の汚れ具合および脱水具合に
応じて洗濯内容を変化させることが可能であるセンサー
付き全自動洗濯機の場合にも適用できる。この場合、セ
ンサーによる最長洗濯時間の１．６倍を洗濯時間とする
。

また、本実施例で、最終工程が脱水である場合について
述べているのは、本発明の効果の１つに脱水後、洗濯物
が乾燥することにより、しわがつくのを防ぐことがある
からである。従って、最終工程が脱水で々い場合、例え
ば、全自動洗濯機であるのに、洗いのみとか、洗いとす
すぎだけをする場合にも考えるとするならば、最終脱水
工程と限定する必要はなく、単に最終工程前に一時停止
することによって時間を修正する機能を有する全自動洗
濯機でも良い。

さらに、洗濯終了時刻を設定せずに動作させた時には、
普通の全自動洗濯機として使うことが可能である仕様に
なっていても良い。また、一時停止する回数が複数回で
あっても良い。

発明の効果 ９ベーン 以上述べてきたように、本発明によれば、洗濯動作中に
ある工程で自動的に一時停止して、時間の修正をする機
能を持たせることにより、希望終了時刻に洗濯を終了さ
せることが可能となる。それに伴い、希望終了時刻に洗
濯物を取り出しに行った時、洗濯物が、脱水後のねじれ
た形のまま乾燥し始めていて、洗濯物にしわがつくとい
うことを防ぐことができる。さらには、しわを伸ばすと
いう作業の軽減およびしわによる布の傷みの防止が可能
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における全自動洗濯機の制御
装置のブロック図、第２図は同制御装置のフローチャー
ト、第３図は同制御装置の具体的な構成図、第４図ａは
従来の全自動洗濯機の制御装置のフローチャート、第４
図すは同動作工程を示す図である。 １・・・・・洗濯内容設定手段、２・・・・・・洗濯時
間算出手段、３・・・・・洗濯終了時刻設定手段、４・
・・最終工程判別手段、５・・・・・時間の演算手段、
６・・・・・・計１ｏペーノ 時手段、７・・・・・逐次動作制御手段。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第４
図 （α）

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）洗濯動作に要する時間を算出する洗濯時間算出手
   段と、洗濯終了時刻を設定可能な洗濯終了時刻設定手段
   と、計時手段と、時間の演算手段と、洗い・すすぎ・脱
   水等の洗濯に関する一連の逐次動作制御手段を備え、前
   記時間の演算手段は洗濯終了時刻設定手段により設定さ
   れた時刻から、洗濯時間算出手段により算出された洗濯
   時間を差し引くことにより洗濯開始時刻を決定し、逐次
   動作制御手段は計時手段により洗濯動作開始時刻になっ
   たことを検知すれば洗濯動作を開始するとともに、洗濯
   動作終了時刻に洗濯動作が終了するように一時停止によ
   り時間修正を行う全自動洗濯機の制御装置。
2. （２）逐次動作制御手段は、洗い終了直後に自動的に一
   時停止し、設定された洗濯終了時刻から残りの洗濯動作
   に要する時間を差し引いた時刻になったことを検知すれ
   ば再始動することにより、設定した洗濯終了時刻に洗濯
   が終了するように時間を修正することを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の全自動洗濯機の制御装置。
3. （３）逐次動作制御手段は、すすぎ終了直後に自動的に
   一時停止し、設定された洗濯終了時刻から残りの洗濯動
   作に要する時間を差し引いた時刻になったことを検知す
   れば再始動することにより、設定した洗濯終了時刻に洗
   濯が終了するように時間を修正することを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の全自動洗濯機の制御装置。
4. （４）逐次動作制御手段は、脱水直前に自動的に一時停
   止し、設定された洗濯終了時刻から残りの洗濯動作に要
   する時間を差し引いた時刻になったことを検知すれば、
   再始動することにより、設定した洗濯終了時刻に洗濯が
   終了するように時間を修正することを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載の全自動洗濯機の制御装置。
5. （５）逐次動作制御手段は、最終脱水の直前に自動的に
   一時停止し、設定された洗濯終了時刻から残りの洗濯動
   作に要する時間を差し引いた時刻になったことを検知す
   れば、再始動することにより、設定した洗濯終了時刻に
   洗濯が終了するように時間を修正することを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の全自動洗濯機の制御装置。