JPH07171300A - 衣類乾燥機 - Google Patents
衣類乾燥機Info
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- JPH07171300A JPH07171300A JP6006420A JP642094A JPH07171300A JP H07171300 A JPH07171300 A JP H07171300A JP 6006420 A JP6006420 A JP 6006420A JP 642094 A JP642094 A JP 642094A JP H07171300 A JPH07171300 A JP H07171300A
- Authority
- JP
- Japan
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- temperature
- motor
- fan
- heater
- rotation
- Prior art date
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- Pending
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- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 乾燥室内の温度調節をしつつ、乾燥時間の短
縮化と、コストの低廉化とを図り、更により安全に使用
し得るようにすると共に、被乾燥衣類の傷み,縮みを少
なく留めるようにもする。 【構成】 ドラム内から排出される温風の検知温度に応
じてファンを回転駆動するモータを正転,逆転させるこ
とにより、ドラム内に供給される風量を変え、もってヒ
ータを通電したままドラム内に供給される総熱量を変え
て、ドラム内温風の調節をするようにした。又、その温
度降下すべきときに検知温度が高くなるようであれば、
運転を停止させ、加えて、この場合、異常の報知をもす
るようにした。更に、ドラムを、ファンを回転駆動する
モータとは別のモータにより回転駆動するようにして、
ファンを回転駆動するモータの回転方向を切換えるとき
にも、ドラムはその回転を継続し、被乾燥衣類が一所で
温風にさらされるようになるのを回避するようにした。
縮化と、コストの低廉化とを図り、更により安全に使用
し得るようにすると共に、被乾燥衣類の傷み,縮みを少
なく留めるようにもする。 【構成】 ドラム内から排出される温風の検知温度に応
じてファンを回転駆動するモータを正転,逆転させるこ
とにより、ドラム内に供給される風量を変え、もってヒ
ータを通電したままドラム内に供給される総熱量を変え
て、ドラム内温風の調節をするようにした。又、その温
度降下すべきときに検知温度が高くなるようであれば、
運転を停止させ、加えて、この場合、異常の報知をもす
るようにした。更に、ドラムを、ファンを回転駆動する
モータとは別のモータにより回転駆動するようにして、
ファンを回転駆動するモータの回転方向を切換えるとき
にも、ドラムはその回転を継続し、被乾燥衣類が一所で
温風にさらされるようになるのを回避するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乾燥室内にファン及び
ヒータにより温風を供給して被乾燥衣類を乾燥させる衣
類乾燥機に関する。
ヒータにより温風を供給して被乾燥衣類を乾燥させる衣
類乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、衣類乾燥機においては、乾燥
室内にファン及びヒータにより温風を供給して被乾燥衣
類を乾燥させるようになっている。そして又、上記衣類
乾燥機の機内には、乾燥室内から排出される温風の温度
を検知する温度センサが設けられ、この温度センサによ
る検知結果から、その検知温度が図17に示すように例
えば70℃に達したら上記ヒータへの通電を断ち、その
後、降温して例えば60℃に達したらヒータへの通電を
再開するという制御にて、乾燥運転時の温度調節を行な
うようになっている。
室内にファン及びヒータにより温風を供給して被乾燥衣
類を乾燥させるようになっている。そして又、上記衣類
乾燥機の機内には、乾燥室内から排出される温風の温度
を検知する温度センサが設けられ、この温度センサによ
る検知結果から、その検知温度が図17に示すように例
えば70℃に達したら上記ヒータへの通電を断ち、その
後、降温して例えば60℃に達したらヒータへの通電を
再開するという制御にて、乾燥運転時の温度調節を行な
うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、ヒータが断電されたとき、余熱でのみ乾
燥運転を行なうことになるため、熱量が不足し、乾燥時
間が長くかかるという問題点を有していた。又、乾燥運
転中、ヒータを何回となく通断電するため、そのための
電気接点の疲労が激しく、寿命の点から、該電気接点に
高品質のものが要求され、コスト高になるという問題点
をも有していた。
来のものでは、ヒータが断電されたとき、余熱でのみ乾
燥運転を行なうことになるため、熱量が不足し、乾燥時
間が長くかかるという問題点を有していた。又、乾燥運
転中、ヒータを何回となく通断電するため、そのための
電気接点の疲労が激しく、寿命の点から、該電気接点に
高品質のものが要求され、コスト高になるという問題点
をも有していた。
【0004】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、乾燥時間の短縮化を図り、
併せてコストの低廉化をも図り得る衣類乾燥機を提供
し、加えて、より安全に使用し得る衣類乾燥機を提供す
ると共に、被乾燥衣類の傷み,縮みを少なく留めること
もできる衣類乾燥機を提供するにある。
であり、従ってその目的は、乾燥時間の短縮化を図り、
併せてコストの低廉化をも図り得る衣類乾燥機を提供
し、加えて、より安全に使用し得る衣類乾燥機を提供す
ると共に、被乾燥衣類の傷み,縮みを少なく留めること
もできる衣類乾燥機を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の衣類乾燥機においては、乾燥室内にファン
及びヒータにより温風を供給して被乾燥衣類を乾燥させ
るものにあって、回転方向が正逆に切換え可能で上記フ
ァンを回転駆動するモータを具えると共に、上記乾燥室
内から排出される温風の温度を検知する温度検知手段を
具え、上記乾燥運転中、上記温度検知手段の検知結果を
受けて、その検知温度が第1の設定値に達したときに上
記モータを逆転させ、その後、第1の設定値より低い第
2の設定値に達したときに上記モータを正転させるよう
にしたことを特徴とする。
に、本発明の衣類乾燥機においては、乾燥室内にファン
及びヒータにより温風を供給して被乾燥衣類を乾燥させ
るものにあって、回転方向が正逆に切換え可能で上記フ
ァンを回転駆動するモータを具えると共に、上記乾燥室
内から排出される温風の温度を検知する温度検知手段を
具え、上記乾燥運転中、上記温度検知手段の検知結果を
受けて、その検知温度が第1の設定値に達したときに上
記モータを逆転させ、その後、第1の設定値より低い第
2の設定値に達したときに上記モータを正転させるよう
にしたことを特徴とする。
【0006】又、本発明の衣類乾燥機においては、乾燥
室内にファン及びヒータにより温風を供給して被乾燥衣
類を乾燥させるものにあって、回転方向が正逆に切換え
可能で上記ファンを回転駆動するモータを具えると共
に、上記乾燥室内から排出される温風の温度を検知する
温度検知手段を具え、上記乾燥運転中、上記温度検知手
段の検知結果を受けて、その検知温度が第1の設定値に
達したときに上記モータを所定時間逆転させ、その後に
正転させるようにしたことをも特徴とする。
室内にファン及びヒータにより温風を供給して被乾燥衣
類を乾燥させるものにあって、回転方向が正逆に切換え
可能で上記ファンを回転駆動するモータを具えると共
に、上記乾燥室内から排出される温風の温度を検知する
温度検知手段を具え、上記乾燥運転中、上記温度検知手
段の検知結果を受けて、その検知温度が第1の設定値に
達したときに上記モータを所定時間逆転させ、その後に
正転させるようにしたことをも特徴とする。
【0007】これらの場合、ヒータには正の温度特性を
有するものを使用すると良い。又、モータを逆転させる
間に温度検知手段による検知温度が第1の設定値より高
い第3の設定値に達したときには運転を停止させるよう
にすると良い。更に、温度検知手段による検知温度が第
3の設定値に達したときに運転を停止させるとき、異常
の報知をもするようにすると良い。
有するものを使用すると良い。又、モータを逆転させる
間に温度検知手段による検知温度が第1の設定値より高
い第3の設定値に達したときには運転を停止させるよう
にすると良い。更に、温度検知手段による検知温度が第
3の設定値に達したときに運転を停止させるとき、異常
の報知をもするようにすると良い。
【0008】一方、乾燥室はドラムとし、このドラム
を、ファンを回転駆動するモータとは別のモータにより
回転駆動するようにすると良い。又、ファンの回転、又
はファンを回転駆動するモータの回転を検知する回転検
知手段を具え、その回転検知手段による検知結果からフ
ァンを回転駆動するモータの回転方向の切換え制御をす
るようにすると良い。
を、ファンを回転駆動するモータとは別のモータにより
回転駆動するようにすると良い。又、ファンの回転、又
はファンを回転駆動するモータの回転を検知する回転検
知手段を具え、その回転検知手段による検知結果からフ
ァンを回転駆動するモータの回転方向の切換え制御をす
るようにすると良い。
【0009】
【作用】衣類乾燥機に使用するファンは、ケーシングの
形状(うず形)等について、ファンが正方向に回転され
たときに送風量が大になるように設計されており、逆方
向に回転されれば、送風量は減少するようになってい
る。又、送風量が減少すれば、乾燥室内に供給される温
風の風量が減少するため、ヒータは発熱したままでも、
供給される総熱量は減少する。
形状(うず形)等について、ファンが正方向に回転され
たときに送風量が大になるように設計されており、逆方
向に回転されれば、送風量は減少するようになってい
る。又、送風量が減少すれば、乾燥室内に供給される温
風の風量が減少するため、ヒータは発熱したままでも、
供給される総熱量は減少する。
【0010】よって、乾燥室内から排出される温風の検
知温度が第1の設定値に達したときにファンを回転駆動
するモータを逆転させるものでは、それによって乾燥室
内に供給される総熱量が減少し、乾燥室内の温度は降下
する。又、それにより、乾燥室内から排出される温風の
検知温度が第1の設定値より低い第2の設定値に達した
ときに上記モータを正転させるものでは、反対に乾燥室
内に供給される総熱量が増加し、乾燥室内の温度は上昇
する。これを繰返すことにより、乾燥運転時の乾燥室内
温度の調節ができる。この場合、モータを逆転させたと
き、乾燥室内に供給される総熱量が減少するといって
も、それはヒータを通電したままでできるもので、該ヒ
ータを断電するものよりは多くの熱量を供給できるもの
であり、それによって被乾燥衣類の乾燥を速め得、乾燥
時間を短縮することができる。又、ヒータを通電したま
まで良いから、電気接点の疲労を軽減でき、該電気接点
にことさら高品質のものを使用する必要がなくなる。
知温度が第1の設定値に達したときにファンを回転駆動
するモータを逆転させるものでは、それによって乾燥室
内に供給される総熱量が減少し、乾燥室内の温度は降下
する。又、それにより、乾燥室内から排出される温風の
検知温度が第1の設定値より低い第2の設定値に達した
ときに上記モータを正転させるものでは、反対に乾燥室
内に供給される総熱量が増加し、乾燥室内の温度は上昇
する。これを繰返すことにより、乾燥運転時の乾燥室内
温度の調節ができる。この場合、モータを逆転させたと
き、乾燥室内に供給される総熱量が減少するといって
も、それはヒータを通電したままでできるもので、該ヒ
ータを断電するものよりは多くの熱量を供給できるもの
であり、それによって被乾燥衣類の乾燥を速め得、乾燥
時間を短縮することができる。又、ヒータを通電したま
まで良いから、電気接点の疲労を軽減でき、該電気接点
にことさら高品質のものを使用する必要がなくなる。
【0011】一方、乾燥室内から排出される温風の検知
温度が第1の設定値に達したときにモータ(ファン)を
所定時間逆転させ、その後に正転させるようにしたもの
でも、上述と同様の作用が得られるもので、この場合
も、乾燥時間を短縮することができ、電気接点の疲労も
軽減できる。
温度が第1の設定値に達したときにモータ(ファン)を
所定時間逆転させ、その後に正転させるようにしたもの
でも、上述と同様の作用が得られるもので、この場合
も、乾燥時間を短縮することができ、電気接点の疲労も
軽減できる。
【0012】そしてそれらの場合、特に、ヒータに正の
温度特性を有するものを使用したものでは、モータの逆
転によりファンの送風量が減少したとき、ヒータの発熱
量も減少するため、乾燥室内の温度の降下が速く、温度
調節がより適切にできる。もちろん、この場合でも、ヒ
ータが発熱量を減少するといっても、ヒータを断電する
ものよりは多くの熱量を供給できるものであり、従っ
て、乾燥時間を短縮することができる。
温度特性を有するものを使用したものでは、モータの逆
転によりファンの送風量が減少したとき、ヒータの発熱
量も減少するため、乾燥室内の温度の降下が速く、温度
調節がより適切にできる。もちろん、この場合でも、ヒ
ータが発熱量を減少するといっても、ヒータを断電する
ものよりは多くの熱量を供給できるものであり、従っ
て、乾燥時間を短縮することができる。
【0013】更に、モータを逆転させる間、乾燥室内か
ら排出される温風の温度は降下するのが普通で、上昇す
るのは、ヒータが異常発熱したり、ファンが逆転しなか
ったりしたときなど、異常が発生した場合である。よっ
て、そのモータを逆転させる間に乾燥室内から排出され
る温風の検知温度が第1の設定値より高い第3の設定値
に達したときに運転を停止させるようにしたものでは、
異常の発生に対する安全性を確保することができる。
又、この場合、異常の報知をもするようにしたもので
は、使用者が運転を正常に終了したと誤認するのを防ぐ
ことができる。
ら排出される温風の温度は降下するのが普通で、上昇す
るのは、ヒータが異常発熱したり、ファンが逆転しなか
ったりしたときなど、異常が発生した場合である。よっ
て、そのモータを逆転させる間に乾燥室内から排出され
る温風の検知温度が第1の設定値より高い第3の設定値
に達したときに運転を停止させるようにしたものでは、
異常の発生に対する安全性を確保することができる。
又、この場合、異常の報知をもするようにしたもので
は、使用者が運転を正常に終了したと誤認するのを防ぐ
ことができる。
【0014】一方、ファンを回転駆動するモータの回転
方向を切換えるとき、ファンは一旦その回転を停止させ
なければならない。これに対して、乾燥室をドラムと
し、このドラムを、ファンを回転駆動するモータとは別
のモータにより回転駆動するようにしたものでは、上述
のようにファンを回転駆動するモータの回転方向を切換
えるときにも、ドラムはその回転を停止させる必要がな
く、継続して回転させ得るから、被乾燥衣類が一所で温
風にさらされるようになることを回避することができ、
熱による被乾燥衣類の傷み,縮みを少なくすることがで
きる。
方向を切換えるとき、ファンは一旦その回転を停止させ
なければならない。これに対して、乾燥室をドラムと
し、このドラムを、ファンを回転駆動するモータとは別
のモータにより回転駆動するようにしたものでは、上述
のようにファンを回転駆動するモータの回転方向を切換
えるときにも、ドラムはその回転を停止させる必要がな
く、継続して回転させ得るから、被乾燥衣類が一所で温
風にさらされるようになることを回避することができ、
熱による被乾燥衣類の傷み,縮みを少なくすることがで
きる。
【0015】又、ファンの回転、又はファンを回転駆動
するモータの回転を検知する回転検知手段を具え、その
回転検知手段による検知結果からファンを回転駆動する
モータの回転方向の切換え制御をするようにしたもので
は、ファン、又はファンを回転駆動するモータが実際に
回転を停止したところで、その回転方向の切換えができ
るから、余分に多くの時間を見越す必要をなくすことが
でき、運転時間の一層の短縮化を達成することができ
る。
するモータの回転を検知する回転検知手段を具え、その
回転検知手段による検知結果からファンを回転駆動する
モータの回転方向の切換え制御をするようにしたもので
は、ファン、又はファンを回転駆動するモータが実際に
回転を停止したところで、その回転方向の切換えができ
るから、余分に多くの時間を見越す必要をなくすことが
でき、運転時間の一層の短縮化を達成することができ
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の第1実施例につき、図1ない
し図4を参照して説明する。まず図2には衣類乾燥機全
体の外箱1を示しており、前面部の中央部に、衣類出入
口2を形成し、且つ該出入口2を開閉する扉3を枢設し
ている。外箱1の内部には、乾燥室を構成するドラム4
を配設し、その前部を、開口部5により、外箱1内の衣
類出入口2周囲の部分に固定して設けたドラム前支え6
に回転可能に支承させ、後部を、中心シャフト7によ
り、外箱1の後部中間部に架設したドラム後支え8に同
じく回転可能に支承させている。又、このドラム4とド
ラム後支え8との間には、うず形のケーシング9を配設
しており、このケーシング9内には、ファン10をドラ
ム4の上記中心シャフト7に回転可能に取付けて配設し
ている。
し図4を参照して説明する。まず図2には衣類乾燥機全
体の外箱1を示しており、前面部の中央部に、衣類出入
口2を形成し、且つ該出入口2を開閉する扉3を枢設し
ている。外箱1の内部には、乾燥室を構成するドラム4
を配設し、その前部を、開口部5により、外箱1内の衣
類出入口2周囲の部分に固定して設けたドラム前支え6
に回転可能に支承させ、後部を、中心シャフト7によ
り、外箱1の後部中間部に架設したドラム後支え8に同
じく回転可能に支承させている。又、このドラム4とド
ラム後支え8との間には、うず形のケーシング9を配設
しており、このケーシング9内には、ファン10をドラ
ム4の上記中心シャフト7に回転可能に取付けて配設し
ている。
【0017】ここで、ファン10は、前翼部10aと後
翼部10bとを有する両翼形で、熱交換材(伝熱材)か
ら成ることにより後述のごとく除湿器としても機能する
ようになっており、ドラム4外の外箱1内上部に配設し
た正逆両方向に回転可能なモータ11により、プーリ1
2、ベルト13、及びプーリ14を介して回転駆動され
るようになっている。又、ドラム4は同モータ11によ
りプーリ15及びベルト16を介して回転駆動されるよ
うになっている。
翼部10bとを有する両翼形で、熱交換材(伝熱材)か
ら成ることにより後述のごとく除湿器としても機能する
ようになっており、ドラム4外の外箱1内上部に配設し
た正逆両方向に回転可能なモータ11により、プーリ1
2、ベルト13、及びプーリ14を介して回転駆動され
るようになっている。又、ドラム4は同モータ11によ
りプーリ15及びベルト16を介して回転駆動されるよ
うになっている。
【0018】ケーシング9内の後半部は、中央部が、ド
ラム後支え8に形成した外気通し口17と、外箱背板1
8の中央部に形成した外気取入口19とにより機外と連
通し、下部が、外箱背板18の下部に形成した外気戻し
口20により同じく機外と連通している。
ラム後支え8に形成した外気通し口17と、外箱背板1
8の中央部に形成した外気取入口19とにより機外と連
通し、下部が、外箱背板18の下部に形成した外気戻し
口20により同じく機外と連通している。
【0019】他方、ケーシング9内の前半部は、中央部
が、ケーシング9に形成した吸気口21と、ドラム4の
後部中央部に形成した排気口22とにより、フィルタ2
3を隔ててドラム4内と連通し、下部が、ケーシング9
に形成した吐気口24と、これに接続した連結ダクト2
5、この連結ダクト25に接続したヒータダクト26、
及びドラム前支え6の前部下部に形成した温風吹出口2
7により、ドラム4内と連通している。ヒータダクト2
6内にはヒータ28を配設しており、特にこのヒータ2
8は正の温度特性を有しており、更に詳細には図3に示
すように、第1のヒータ28a及び第2のヒータ28b
から成っている。
が、ケーシング9に形成した吸気口21と、ドラム4の
後部中央部に形成した排気口22とにより、フィルタ2
3を隔ててドラム4内と連通し、下部が、ケーシング9
に形成した吐気口24と、これに接続した連結ダクト2
5、この連結ダクト25に接続したヒータダクト26、
及びドラム前支え6の前部下部に形成した温風吹出口2
7により、ドラム4内と連通している。ヒータダクト2
6内にはヒータ28を配設しており、特にこのヒータ2
8は正の温度特性を有しており、更に詳細には図3に示
すように、第1のヒータ28a及び第2のヒータ28b
から成っている。
【0020】又、図3には制御回路の主要構成部品を示
しており、その中枢であるマイクロコンピュータ29は
制御手段として機能するようになっていて、電源30か
ら整流回路31を介して必要な直流電源が供給されるよ
うになっている。又、このマイクロコンピュータ29に
は、温度検知手段として機能する温度センサ32から温
度検知信号が入力されるようになっている。上記温度セ
ンサ32は、図2に示すように、前記ケーシング9の吸
気口21部に配設されていて、ドラム4内から排出され
る温風の温度を検知し、その温度検知信号をマイクロコ
ンピュータ29に入力するようになっている。
しており、その中枢であるマイクロコンピュータ29は
制御手段として機能するようになっていて、電源30か
ら整流回路31を介して必要な直流電源が供給されるよ
うになっている。又、このマイクロコンピュータ29に
は、温度検知手段として機能する温度センサ32から温
度検知信号が入力されるようになっている。上記温度セ
ンサ32は、図2に示すように、前記ケーシング9の吸
気口21部に配設されていて、ドラム4内から排出され
る温風の温度を検知し、その温度検知信号をマイクロコ
ンピュータ29に入力するようになっている。
【0021】そしてそのほか、マイクロコンピュータ2
9には、各種スイッチから成るスイッチ入力部33より
各種スイッチ信号が入力されると共に、前記ドラム4内
に臨ませてドラム前支え6の下部に取付けた電極34か
ら検知回路35を介して被乾燥衣類の乾燥度検知信号が
入力され、更に、クロックパルス発生回路36からクロ
ックパルスがそれぞれ入力されるようになっており、そ
れらの入力並びにあらかじめ記憶した制御プログラムに
基づいて、マイクロコンピュータ29は、前記モータ1
1と、ヒータ28(第1のヒータ28a及び第2のヒー
タ28b)、及び報知手段であるブザー37を駆動する
ための駆動回路38に駆動制御信号を与えるようになっ
ている。又、電源30から上記モータ11,ヒータ2
8,及びブザー37へと至る回路には電源スイッチ39
を介挿接続している。
9には、各種スイッチから成るスイッチ入力部33より
各種スイッチ信号が入力されると共に、前記ドラム4内
に臨ませてドラム前支え6の下部に取付けた電極34か
ら検知回路35を介して被乾燥衣類の乾燥度検知信号が
入力され、更に、クロックパルス発生回路36からクロ
ックパルスがそれぞれ入力されるようになっており、そ
れらの入力並びにあらかじめ記憶した制御プログラムに
基づいて、マイクロコンピュータ29は、前記モータ1
1と、ヒータ28(第1のヒータ28a及び第2のヒー
タ28b)、及び報知手段であるブザー37を駆動する
ための駆動回路38に駆動制御信号を与えるようになっ
ている。又、電源30から上記モータ11,ヒータ2
8,及びブザー37へと至る回路には電源スイッチ39
を介挿接続している。
【0022】次に、上記構成のものの作用を述べる。運
転が開始されると、マイクロコンピュータ29は、図1
に示すように、ヒータ28(第1のヒータ28a及び第
2のヒータ28b)に通電すると共に、モータ11に正
の回転(正転)方向に通電する(ステップS1)。
転が開始されると、マイクロコンピュータ29は、図1
に示すように、ヒータ28(第1のヒータ28a及び第
2のヒータ28b)に通電すると共に、モータ11に正
の回転(正転)方向に通電する(ステップS1)。
【0023】すると、モータ11は、プーリ15からベ
ルト16を介してドラム4を正の方向に回転させ、プー
リ12からベルト13及びプーリ14を介してファン1
0も正の方向に回転させる。そして、そのファン10の
回転により、ドラム4内の空気がドラム4の排気口22
からケーシング9の吸気口21,ケーシング9内前半
部,吐気口24,連結ダクト25,ヒータダクト26を
順に通してドラム4内に戻される。又、外箱1外の後方
からは、機外の空気が外箱背板18の外気取入口19か
ら外気通し口17,ケーシング9内後半部,外気戻し口
20を順に通して外箱1外に戻されるもので、これらに
より、ケーシング9内ではドラム4内の空気と外箱1外
の空気とがファン10を境に接して熱交換され、ドラム
4内の空気の除湿が行なわれる。しかして、その除湿さ
れた空気は上記ヒータダクト26を通る過程で、ヒータ
28に熱せられて温風と化し、ドラム4内に供給されて
被乾燥衣類(図示せず)の乾燥に供する。
ルト16を介してドラム4を正の方向に回転させ、プー
リ12からベルト13及びプーリ14を介してファン1
0も正の方向に回転させる。そして、そのファン10の
回転により、ドラム4内の空気がドラム4の排気口22
からケーシング9の吸気口21,ケーシング9内前半
部,吐気口24,連結ダクト25,ヒータダクト26を
順に通してドラム4内に戻される。又、外箱1外の後方
からは、機外の空気が外箱背板18の外気取入口19か
ら外気通し口17,ケーシング9内後半部,外気戻し口
20を順に通して外箱1外に戻されるもので、これらに
より、ケーシング9内ではドラム4内の空気と外箱1外
の空気とがファン10を境に接して熱交換され、ドラム
4内の空気の除湿が行なわれる。しかして、その除湿さ
れた空気は上記ヒータダクト26を通る過程で、ヒータ
28に熱せられて温風と化し、ドラム4内に供給されて
被乾燥衣類(図示せず)の乾燥に供する。
【0024】このように乾燥運転が開始された後、マイ
クロコンピュータ29は、温度センサ32からの温度検
知信号により、ドラム4内から排出される温風の検知温
度tが第1の設定値である例えば70[℃]に達したか
否かの判断をする(ステップS2)。ここで、検知温度
tが70[℃]に達していないと判断されれば、電極3
4から検知回路35を介した乾燥度検知信号により被乾
燥衣類の乾燥度が所定値に達したか否かの判断をし(ス
テップS3)、ここでも達していないと判断されれば、
ステップS2に戻る。
クロコンピュータ29は、温度センサ32からの温度検
知信号により、ドラム4内から排出される温風の検知温
度tが第1の設定値である例えば70[℃]に達したか
否かの判断をする(ステップS2)。ここで、検知温度
tが70[℃]に達していないと判断されれば、電極3
4から検知回路35を介した乾燥度検知信号により被乾
燥衣類の乾燥度が所定値に達したか否かの判断をし(ス
テップS3)、ここでも達していないと判断されれば、
ステップS2に戻る。
【0025】又、ステップS2で、検知温度tが70
[℃]に達したと判断されれば、モータ11を断電し
(ステップS4)、ファン10及びドラム4が回転を完
全に停止するのを見越した時間例えば10秒が経過した
か否かの判断をして(ステップS5)、経過したと判断
されたところで、モータ11を逆の回転(逆転)方向に
通電する(ステップS6)。
[℃]に達したと判断されれば、モータ11を断電し
(ステップS4)、ファン10及びドラム4が回転を完
全に停止するのを見越した時間例えば10秒が経過した
か否かの判断をして(ステップS5)、経過したと判断
されたところで、モータ11を逆の回転(逆転)方向に
通電する(ステップS6)。
【0026】ここで、衣類乾燥機に使用するファン10
は、ケーシング9の形状(うず形)等について、ファン
10が正方向に回転されたときに送風量が大になるよう
に設計されており、逆方向に回転されれば、送風量は減
少するようになっている。又、送風量が減少すれば、ド
ラム4内に供給される温風の風量が減少するため、ヒー
タ28は発熱したままでも、供給される総熱量は減少
し、ドラム4内の温度は降下する。特に、ヒータ28に
正の温度特性を有するものを使用した上記構成のもので
は、ファン10の逆転により送風量が減少したとき、ヒ
ータ28の発熱量も減少するため、ドラム4内の温度の
降下は速い。
は、ケーシング9の形状(うず形)等について、ファン
10が正方向に回転されたときに送風量が大になるよう
に設計されており、逆方向に回転されれば、送風量は減
少するようになっている。又、送風量が減少すれば、ド
ラム4内に供給される温風の風量が減少するため、ヒー
タ28は発熱したままでも、供給される総熱量は減少
し、ドラム4内の温度は降下する。特に、ヒータ28に
正の温度特性を有するものを使用した上記構成のもので
は、ファン10の逆転により送風量が減少したとき、ヒ
ータ28の発熱量も減少するため、ドラム4内の温度の
降下は速い。
【0027】よって、この後、マイクロコンピュータ2
9が、温度センサ32からの温度検知信号により、ドラ
ム4内から排出される温風の検知温度tが第1の設定値
より低い第2の設定値例えば60[℃]に達したか否か
の判断をしたところ(ステップS7)では、まもなく達
したと判断されるもので、達しないと判断されるうち
は、検知温度tが第1の設定値より高い第3の設定値例
えば72[℃]に達したか否かの判断をし(ステップS
8)、ここでも達しないと判断されれば、ステップS7
に戻る。
9が、温度センサ32からの温度検知信号により、ドラ
ム4内から排出される温風の検知温度tが第1の設定値
より低い第2の設定値例えば60[℃]に達したか否か
の判断をしたところ(ステップS7)では、まもなく達
したと判断されるもので、達しないと判断されるうち
は、検知温度tが第1の設定値より高い第3の設定値例
えば72[℃]に達したか否かの判断をし(ステップS
8)、ここでも達しないと判断されれば、ステップS7
に戻る。
【0028】この場合、上述のように、ファン10を逆
転させる間、ドラム4内から排出される温風の温度は降
下するのが普通で、上昇するのは、ヒータ28が異常発
熱したり、ファン10が逆転しなかったりしたときな
ど、異常が発生した場合である。このように異常が発生
した場合、ドラム4内から排出される温風の検知温度t
は72[℃]に早々に達するため、上記ステップS8で
は、達したと判断され、ヒータ28を断電すると共に、
モータ11を断電して、運転を停止させる(ステップS
9)。更にこの場合、ブザー37を作動させて異常発生
の報知をもする(ステップS10)。
転させる間、ドラム4内から排出される温風の温度は降
下するのが普通で、上昇するのは、ヒータ28が異常発
熱したり、ファン10が逆転しなかったりしたときな
ど、異常が発生した場合である。このように異常が発生
した場合、ドラム4内から排出される温風の検知温度t
は72[℃]に早々に達するため、上記ステップS8で
は、達したと判断され、ヒータ28を断電すると共に、
モータ11を断電して、運転を停止させる(ステップS
9)。更にこの場合、ブザー37を作動させて異常発生
の報知をもする(ステップS10)。
【0029】一方、ステップS7で、順当に60[℃]
に達したと判断された場合、マイクロコンピュータ29
は、次にモータ11を断電し(ステップS11)、ステ
ップS5同様にファン10及びドラム4が回転を完全に
停止するのを見越した例えば10秒の時間が経過したか
否かの判断をして(ステップS12)、経過したと判断
されたところで、モータ11を正の回転(正転)方向に
通電する(ステップS13)。
に達したと判断された場合、マイクロコンピュータ29
は、次にモータ11を断電し(ステップS11)、ステ
ップS5同様にファン10及びドラム4が回転を完全に
停止するのを見越した例えば10秒の時間が経過したか
否かの判断をして(ステップS12)、経過したと判断
されたところで、モータ11を正の回転(正転)方向に
通電する(ステップS13)。
【0030】モータ11が正転されれば、ファン10も
正転するので、ドラム4内に供給される温風の風量が増
加して、供給される総熱量が増加し、ドラム4内の温度
は上昇する。よって、この後、ステップS2に戻ったと
ころでは、まもなく検知温度tが70[℃]に達したと
判断されるもので、以後、上述のステップS4以降の作
動を繰返す。図4はこのときの温度の変化を表わしてい
る。
正転するので、ドラム4内に供給される温風の風量が増
加して、供給される総熱量が増加し、ドラム4内の温度
は上昇する。よって、この後、ステップS2に戻ったと
ころでは、まもなく検知温度tが70[℃]に達したと
判断されるもので、以後、上述のステップS4以降の作
動を繰返す。図4はこのときの温度の変化を表わしてい
る。
【0031】しかして、この後、ステップS3で、被乾
燥衣類の乾燥度が所定値に達したと判断されれば、残り
時間Tのカウント値を「0」にし(ステップS14)、
その後、その残り時間Tのカウントを開始する(ステッ
プS15)。そして、そのカウントした残り時間Tが被
乾燥衣類を完全に乾燥させるに必要な所定の時間T1に
達したか否かの判断をし(ステップS16)、達してい
ないと判断されるうちは、上述のステップS2,S4〜
S8,S11〜S13同様のステップS17〜S25を
経、達したと判断されたところで、ヒータ28を断電し
(ステップS26)、更に10分が経過したか否かの判
断をして(ステップS27)、経過したと判断されたと
ころで、モータ11をも断電し、運転を終了する(ステ
ップS28)。
燥衣類の乾燥度が所定値に達したと判断されれば、残り
時間Tのカウント値を「0」にし(ステップS14)、
その後、その残り時間Tのカウントを開始する(ステッ
プS15)。そして、そのカウントした残り時間Tが被
乾燥衣類を完全に乾燥させるに必要な所定の時間T1に
達したか否かの判断をし(ステップS16)、達してい
ないと判断されるうちは、上述のステップS2,S4〜
S8,S11〜S13同様のステップS17〜S25を
経、達したと判断されたところで、ヒータ28を断電し
(ステップS26)、更に10分が経過したか否かの判
断をして(ステップS27)、経過したと判断されたと
ころで、モータ11をも断電し、運転を終了する(ステ
ップS28)。
【0032】このように本構成のものでは、ドラム4内
から排出される温風の検知温度tに応じてファン10を
回転駆動するモータ11を正転,逆転させることによ
り、乾燥運転時のドラム4内温度の調節ができるもの
で、特にそのモータ11を逆転させたとき、ドラム4内
に供給される総熱量は減少するものの、それはヒータ2
8を通電したままでできるものであり、該ヒータ28を
断電していた従来のものより多くの熱量を供給できるこ
とから、被乾燥衣類の乾燥を速め得、乾燥時間の短縮化
を所望に達成することができる。又、ヒータ28を通電
したままで良いから、その通断電をするリレー接点など
電気接点の疲労を軽減でき、該電気接点にことさら高品
質のものを使用する必要がなくなることによって、コス
トの低廉化を達成することができる。
から排出される温風の検知温度tに応じてファン10を
回転駆動するモータ11を正転,逆転させることによ
り、乾燥運転時のドラム4内温度の調節ができるもの
で、特にそのモータ11を逆転させたとき、ドラム4内
に供給される総熱量は減少するものの、それはヒータ2
8を通電したままでできるものであり、該ヒータ28を
断電していた従来のものより多くの熱量を供給できるこ
とから、被乾燥衣類の乾燥を速め得、乾燥時間の短縮化
を所望に達成することができる。又、ヒータ28を通電
したままで良いから、その通断電をするリレー接点など
電気接点の疲労を軽減でき、該電気接点にことさら高品
質のものを使用する必要がなくなることによって、コス
トの低廉化を達成することができる。
【0033】又、特に上記構成のものでは、ヒータ28
に正の温度特性を有するものを使用したことにより、フ
ァン10の逆転により送風量が減少したとき、ヒータ2
8の発熱量も減少し、それによってドラム4内の温度降
下を速め得るから、ドラム4内の温度調節がより適切に
できる。もちろん、この場合、ヒータ28が発熱量を減
少するといっても、ヒータ28を断電するものよりは多
くの熱量を供給できるもので、乾燥時間の短縮化ができ
ることに変わりはない。
に正の温度特性を有するものを使用したことにより、フ
ァン10の逆転により送風量が減少したとき、ヒータ2
8の発熱量も減少し、それによってドラム4内の温度降
下を速め得るから、ドラム4内の温度調節がより適切に
できる。もちろん、この場合、ヒータ28が発熱量を減
少するといっても、ヒータ28を断電するものよりは多
くの熱量を供給できるもので、乾燥時間の短縮化ができ
ることに変わりはない。
【0034】加えて、モータ11を逆転させる間にドラ
ム4内から排出される温風の検知温度tが第1の設定値
より高い第3の設定値に達するようであれば、それは既
述のように、ヒータ28が異常発熱したり、ファン10
が逆転しなかったりしたときなど、異常が発生したとき
で、このような場合、上記構成のものでは運転を停止さ
せるようにしたことにより、異常の発生に対する安全性
を確保することができる。
ム4内から排出される温風の検知温度tが第1の設定値
より高い第3の設定値に達するようであれば、それは既
述のように、ヒータ28が異常発熱したり、ファン10
が逆転しなかったりしたときなど、異常が発生したとき
で、このような場合、上記構成のものでは運転を停止さ
せるようにしたことにより、異常の発生に対する安全性
を確保することができる。
【0035】そして又、この場合、ブサー34を作動さ
せて異常の報知をもするようにしたことにより、使用者
に異常の発生による運転の停止をより正確に知らしめる
ことができて、運転が正常に終了したと誤認するのを防
ぐことができ、もって適切な処置をとらせることができ
る。
せて異常の報知をもするようにしたことにより、使用者
に異常の発生による運転の停止をより正確に知らしめる
ことができて、運転が正常に終了したと誤認するのを防
ぐことができ、もって適切な処置をとらせることができ
る。
【0036】以上に対して、図5は本発明の第2実施例
を示すもので、ヒータ28に正の温度特性を有しない通
常のニクロム線ヒータやシーズ線ヒータ等を用いたもの
のドラム4内から排出される温風の温度の変化を示して
おり、図4との比較で明らかなように、正の温度特性を
有するもののような、ファン10の逆転により送風量が
減少したときのヒータ28の発熱量の減少がないため、
ドラム4内の温度の降下は遅いものの、ドラム4内に供
給される総熱量は減少するため、ドラム4内温度の調節
が同様にできるもので、むしろその供給総熱量の減少が
少ないことから、被乾燥衣類の乾燥を上述より速め得、
乾燥時間の一層の短縮化を達成することができる。
を示すもので、ヒータ28に正の温度特性を有しない通
常のニクロム線ヒータやシーズ線ヒータ等を用いたもの
のドラム4内から排出される温風の温度の変化を示して
おり、図4との比較で明らかなように、正の温度特性を
有するもののような、ファン10の逆転により送風量が
減少したときのヒータ28の発熱量の減少がないため、
ドラム4内の温度の降下は遅いものの、ドラム4内に供
給される総熱量は減少するため、ドラム4内温度の調節
が同様にできるもので、むしろその供給総熱量の減少が
少ないことから、被乾燥衣類の乾燥を上述より速め得、
乾燥時間の一層の短縮化を達成することができる。
【0037】図6は本発明の第3実施例を示すもので、
前述のステップS7,S21における温度の判断に代
え、それぞれ、所定時間例えば30秒が経過したか否か
の判断をするようにしたもの(ステップS29,S3
0)を示しており、このように時間で制御しても、ドラ
ム4内の温度は、ファン10の逆転による送風量の減少
(供給熱量の減少)により、第2の設定値(例えば60
℃)まで降下するから、前述と同様の作用が得られるも
ので、もちろん、この場合も乾燥時間を所望に短縮化す
ることができる。
前述のステップS7,S21における温度の判断に代
え、それぞれ、所定時間例えば30秒が経過したか否か
の判断をするようにしたもの(ステップS29,S3
0)を示しており、このように時間で制御しても、ドラ
ム4内の温度は、ファン10の逆転による送風量の減少
(供給熱量の減少)により、第2の設定値(例えば60
℃)まで降下するから、前述と同様の作用が得られるも
ので、もちろん、この場合も乾燥時間を所望に短縮化す
ることができる。
【0038】図7ないし図9は本発明の第4実施例を示
すもので、モータ11をファン10の回転駆動専用と
し、それとは別に設けたモータ40によりドラム4を回
転駆動するようにしたものを示している。この場合、そ
のドラム用モータ40の通断電制御もマイクロコンピュ
ータ29により行なうもので、ステップS1で通電し、
ステップS9,S28で断電するようにしている。又、
モータ11は図9に「ファン用モータ」で表わし、前述
のように通断電制御するようにしている。
すもので、モータ11をファン10の回転駆動専用と
し、それとは別に設けたモータ40によりドラム4を回
転駆動するようにしたものを示している。この場合、そ
のドラム用モータ40の通断電制御もマイクロコンピュ
ータ29により行なうもので、ステップS1で通電し、
ステップS9,S28で断電するようにしている。又、
モータ11は図9に「ファン用モータ」で表わし、前述
のように通断電制御するようにしている。
【0039】このようにすることによって、ファン用モ
ータ11の回転方向(ファン10の回転方向)を切換え
るときにも、ドラム4はその回転を停止させる必要がな
くなり、継続して回転させ得るから、被乾燥衣類が一所
で温風にさらされるようになることを避けることがで
き、熱による被乾燥衣類の傷み,縮みを少なくすること
ができる。特に、前述の構成のものの場合、温風吹出口
27がドラム4内の下部に臨んでいて、ドラム4の回転
を停止させたとき、被乾燥衣類がドラム4内の下部に集
まってその温風吹出口27の温風吹出先に位置し、温風
にさらされやすいから、一層効果的である。
ータ11の回転方向(ファン10の回転方向)を切換え
るときにも、ドラム4はその回転を停止させる必要がな
くなり、継続して回転させ得るから、被乾燥衣類が一所
で温風にさらされるようになることを避けることがで
き、熱による被乾燥衣類の傷み,縮みを少なくすること
ができる。特に、前述の構成のものの場合、温風吹出口
27がドラム4内の下部に臨んでいて、ドラム4の回転
を停止させたとき、被乾燥衣類がドラム4内の下部に集
まってその温風吹出口27の温風吹出先に位置し、温風
にさらされやすいから、一層効果的である。
【0040】図10は本発明の第5実施例を示すもの
で、上記第4実施例のもので第3実施例のもののステッ
プS29,S30の時間判断を行なうようにしたものを
示しており、このように制御することもできる。
で、上記第4実施例のもので第3実施例のもののステッ
プS29,S30の時間判断を行なうようにしたものを
示しており、このように制御することもできる。
【0041】図11ないし図13は本発明の第6実施例
を示すもので、ファン10と一体に回転するプーリ14
に永久磁石等の磁性体41を取付け、これと対向して、
ドラム後支え8にホール素子やリードスイッチ等の磁気
センサ42を取付けて、磁性体41の磁気を磁気センサ
42により検知することにより、ファン10の回転を検
知する回転検知手段として機能する回転センサ43を構
成し、その回転検知信号をマイクロコンピュータ29に
入力して、前述のステップS5,S12,S19,S2
4における時間の判断に代え、それぞれ、ファン10の
回転が停止したか否かの判断をするようにしたもの(ス
テップS31,S32,S33,S34)を示してい
る。
を示すもので、ファン10と一体に回転するプーリ14
に永久磁石等の磁性体41を取付け、これと対向して、
ドラム後支え8にホール素子やリードスイッチ等の磁気
センサ42を取付けて、磁性体41の磁気を磁気センサ
42により検知することにより、ファン10の回転を検
知する回転検知手段として機能する回転センサ43を構
成し、その回転検知信号をマイクロコンピュータ29に
入力して、前述のステップS5,S12,S19,S2
4における時間の判断に代え、それぞれ、ファン10の
回転が停止したか否かの判断をするようにしたもの(ス
テップS31,S32,S33,S34)を示してい
る。
【0042】このものによれば、ファン用モータ11の
回転方向の切換えが、ファン10の回転が実際に停止し
たところでできるから、余分に多くの時間を見越す必要
をなくすことができ、運転時間の一層の短縮化を達成す
ることができる。
回転方向の切換えが、ファン10の回転が実際に停止し
たところでできるから、余分に多くの時間を見越す必要
をなくすことができ、運転時間の一層の短縮化を達成す
ることができる。
【0043】図14ないし図16は本発明の第7実施例
を示すもので、ファン用モータ11と一体に回転するプ
ーリ12に磁性体44を取付け、これと対向して、ファ
ン用モータ11の取付板45に磁気センサ46を取付け
て、磁性体44の磁気を磁気センサ46により検知する
ことにより、ファン用モータ11の回転を検知する回転
検知手段として機能する回転センサ47を構成し、その
回転検知信号をマイクロコンピュータ29に入力して、
上述のステップS31〜S34でのファン10の回転停
止の判断に代え、それぞれ、ファン用モータ110の回
転が停止したか否かの判断をするようにしたもの(ステ
ップS35,S36,S37,S38)を示している。
を示すもので、ファン用モータ11と一体に回転するプ
ーリ12に磁性体44を取付け、これと対向して、ファ
ン用モータ11の取付板45に磁気センサ46を取付け
て、磁性体44の磁気を磁気センサ46により検知する
ことにより、ファン用モータ11の回転を検知する回転
検知手段として機能する回転センサ47を構成し、その
回転検知信号をマイクロコンピュータ29に入力して、
上述のステップS31〜S34でのファン10の回転停
止の判断に代え、それぞれ、ファン用モータ110の回
転が停止したか否かの判断をするようにしたもの(ステ
ップS35,S36,S37,S38)を示している。
【0044】このものでは、ファン用モータ11の回転
方向の切換えが、ファン用モータ11自体の回転が実際
に停止したところでできるもので、上記第7実施例同様
の効果を得ることができる。
方向の切換えが、ファン用モータ11自体の回転が実際
に停止したところでできるもので、上記第7実施例同様
の効果を得ることができる。
【0045】なお、これらの場合、回転センサ43,4
7は光センサを使用したものでも良く、例えばプーリ1
4,12に光反射板を取付け、ドラム後支え8,取付板
45に発光ダイオード等の発光素子及びフォトトランジ
スタ等の受光素子から成る光センサを取付けて、発光素
子が発した光を光反射板で反射させ受光素子に受けさせ
ることにより、その受光信号をファン10,ファン用モ
ータ11の回転検知信号としてマイクロコンピュータ2
9に入力するようにしても良いのである。このほか、本
発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定される
ものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して
実施し得る。
7は光センサを使用したものでも良く、例えばプーリ1
4,12に光反射板を取付け、ドラム後支え8,取付板
45に発光ダイオード等の発光素子及びフォトトランジ
スタ等の受光素子から成る光センサを取付けて、発光素
子が発した光を光反射板で反射させ受光素子に受けさせ
ることにより、その受光信号をファン10,ファン用モ
ータ11の回転検知信号としてマイクロコンピュータ2
9に入力するようにしても良いのである。このほか、本
発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定される
ものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して
実施し得る。
【0046】
【発明の効果】本発明の衣類乾燥機は以上説明したとお
りのもので、下記の効果を奏する。第1に、乾燥室内に
ファン及びヒータにより温風を供給して被乾燥衣類を乾
燥させるものにおいて、回転方向が正逆に切換え可能で
上記ファンを回転駆動するモータと、上記乾燥室内から
排出される温風の温度を検知する温度検知手段とを具備
し、上記乾燥運転中、上記温度検知手段の検知結果を受
けて、その検知温度が第1の設定値に達したときに上記
モータを逆転させ、その後、第1の設定値より低い第2
の設定値に達したときに上記モータを正転させるように
したことにより、乾燥室内の温度調節を適切にしつつ、
乾燥時間の短縮化を達成でき、併せてコストの低廉化を
も達成することができる。
りのもので、下記の効果を奏する。第1に、乾燥室内に
ファン及びヒータにより温風を供給して被乾燥衣類を乾
燥させるものにおいて、回転方向が正逆に切換え可能で
上記ファンを回転駆動するモータと、上記乾燥室内から
排出される温風の温度を検知する温度検知手段とを具備
し、上記乾燥運転中、上記温度検知手段の検知結果を受
けて、その検知温度が第1の設定値に達したときに上記
モータを逆転させ、その後、第1の設定値より低い第2
の設定値に達したときに上記モータを正転させるように
したことにより、乾燥室内の温度調節を適切にしつつ、
乾燥時間の短縮化を達成でき、併せてコストの低廉化を
も達成することができる。
【0047】第2に、乾燥室内にファン及びヒータによ
り温風を供給して被乾燥衣類を乾燥させるものにおい
て、回転方向が正逆に切換え可能で上記ファンを回転駆
動するモータと、上記乾燥室内から排出される温風の温
度を検知する温度検知手段とを具備し、上記乾燥運転
中、上記温度検知手段の検知結果を受けて、その検知温
度が第1の設定値に達したときに上記モータを所定時間
逆転させ、その後に正転させるようにしたことにより、
上述同様に、乾燥室内の温度調節を適切にしつつ、乾燥
時間の短縮化を達成できると共に、コストの低廉化をも
達成することができる。
り温風を供給して被乾燥衣類を乾燥させるものにおい
て、回転方向が正逆に切換え可能で上記ファンを回転駆
動するモータと、上記乾燥室内から排出される温風の温
度を検知する温度検知手段とを具備し、上記乾燥運転
中、上記温度検知手段の検知結果を受けて、その検知温
度が第1の設定値に達したときに上記モータを所定時間
逆転させ、その後に正転させるようにしたことにより、
上述同様に、乾燥室内の温度調節を適切にしつつ、乾燥
時間の短縮化を達成できると共に、コストの低廉化をも
達成することができる。
【0048】第3に、上記両構成において、ヒータに正
の温度特性を有するものを使用したことにより、乾燥室
内の温度調節がより適切にできつつ、乾燥時間の短縮化
を達成することができる。
の温度特性を有するものを使用したことにより、乾燥室
内の温度調節がより適切にできつつ、乾燥時間の短縮化
を達成することができる。
【0049】第4に、上記各構成において、モータを逆
転させる間に温度検知手段による検知温度が第1の設定
値より高い第3の設定値に達したときに運転を停止させ
るようにしたことにより、異常の発生に対する安全性を
確保することができる。
転させる間に温度検知手段による検知温度が第1の設定
値より高い第3の設定値に達したときに運転を停止させ
るようにしたことにより、異常の発生に対する安全性を
確保することができる。
【0050】第5に、上記温度検知手段による検知温度
が第3の設定値に達したときに運転を停止させるとき、
異常の報知をもするようにしたことにより、使用者に異
常の発生による運転の停止をより正確に知らしめること
ができて、適切な処置をとらせることができる。
が第3の設定値に達したときに運転を停止させるとき、
異常の報知をもするようにしたことにより、使用者に異
常の発生による運転の停止をより正確に知らしめること
ができて、適切な処置をとらせることができる。
【0051】第6に、乾燥室をドラムとし、このドラム
を、ファンを回転駆動するモータとは別のモータにより
回転駆動するようにしたことにより、ファンを回転駆動
するモータの回転方向を切換えるときにも、ドラムはそ
の回転を停止させる必要がなく、継続して回転させ得る
から、被乾燥衣類が一所で温風にさらされるようになる
ことを回避することができ、熱による被乾燥衣類の傷
み,縮みを少なくすることができる。
を、ファンを回転駆動するモータとは別のモータにより
回転駆動するようにしたことにより、ファンを回転駆動
するモータの回転方向を切換えるときにも、ドラムはそ
の回転を停止させる必要がなく、継続して回転させ得る
から、被乾燥衣類が一所で温風にさらされるようになる
ことを回避することができ、熱による被乾燥衣類の傷
み,縮みを少なくすることができる。
【0052】第7に、ファンの回転、又はファンを回転
駆動するモータの回転を検知する回転検知手段を具え、
その回転検知手段による検知結果からファンを回転駆動
するモータの回転方向の切換え制御をするようにしたこ
とにより、ファン、又はファンを回転駆動するモータが
実際に回転を停止したところで、その回転方向の切換え
ができ、余分に多くの時間を見越す必要をなくすことが
できるから、運転時間の一層の短縮化を達成することが
できる。
駆動するモータの回転を検知する回転検知手段を具え、
その回転検知手段による検知結果からファンを回転駆動
するモータの回転方向の切換え制御をするようにしたこ
とにより、ファン、又はファンを回転駆動するモータが
実際に回転を停止したところで、その回転方向の切換え
ができ、余分に多くの時間を見越す必要をなくすことが
できるから、運転時間の一層の短縮化を達成することが
できる。
【図1】本発明の第1実施例を示す作用説明用のフロー
チャート
チャート
【図2】一部を破断した全体の縦断側面図
【図3】概略電気構成図
【図4】ドラム内から排出される温風の温度の経時変化
図
図
【図5】本発明の第2実施例を示す図4相当図
【図6】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図7】本発明の第4実施例を示す図2相当図
【図8】図3相当図
【図9】図1相当図
【図10】本発明の第5実施例を示す図1相当図
【図11】本発明の第6実施例を示す図2相当図
【図12】図3相当図
【図13】図1相当図
【図14】本発明の第7実施例を示す図2相当図
【図15】図3相当図
【図16】図1相当図
【図17】従来例を示す図4相当図
4はドラム(乾燥室)、10はファン、11はファン用
モータ、28はヒータ、29はマイクロコンピュータ
(制御手段)、32は温度センサ(温度検知手段)、3
7はブザー(報知手段)、40はドラム用モータ、4
3,47は回転センサ(回転検知手段)を示す。
モータ、28はヒータ、29はマイクロコンピュータ
(制御手段)、32は温度センサ(温度検知手段)、3
7はブザー(報知手段)、40はドラム用モータ、4
3,47は回転センサ(回転検知手段)を示す。
Claims (7)
- 【請求項1】 乾燥室内にファン及びヒータにより温風
を供給して被乾燥衣類を乾燥させるものにおいて、回転
方向が正逆に切換え可能で前記ファンを回転駆動するモ
ータと、前記乾燥室内から排出される温風の温度を検知
する温度検知手段とを具備すると共に、前記乾燥運転
中、前記温度検知手段の検知結果を受けて、その検知温
度が第1の設定値に達したときに前記モータを逆転さ
せ、その後、第1の設定値より低い第2の設定値に達し
たときに前記モータを正転させる制御をする制御手段を
具備したことを特徴とする衣類乾燥機。 - 【請求項2】 乾燥室内にファン及びヒータにより温風
を供給して被乾燥衣類を乾燥させるものにおいて、回転
方向が正逆に切換え可能で前記ファンを回転駆動するモ
ータと、前記乾燥室内から排出される温風の温度を検知
する温度検知手段とを具備すると共に、前記乾燥運転
中、前記温度検知手段の検知結果を受けて、その検知温
度が第1の設定値に達したときに前記モータを所定時間
逆転させ、その後に正転させる制御をする制御手段を具
備したことを特徴とする衣類乾燥機。 - 【請求項3】 ヒータに正の温度特性を有するものを使
用したことを特徴とする請求項1又は2記載の衣類乾燥
機。 - 【請求項4】 制御手段が、モータを逆転させる間に温
度検知手段による検知温度が第1の設定値より高い第3
の設定値に達したときに運転を停止させる制御をするこ
とを特徴とする請求項1,2又は3記載の衣類乾燥機。 - 【請求項5】 制御手段が、温度検知手段による検知温
度が第3の設定値に達したときに運転を停止させると
き、異常の報知をもする制御をすることを特徴とする請
求項4記載の衣類乾燥機。 - 【請求項6】 乾燥室がドラムで、このドラムを、ファ
ンを回転駆動するモータとは別のモータにより回転駆動
するようにしたことを特徴とする請求項1ないし5のい
ずれかに記載の衣類乾燥機。 - 【請求項7】 ファンの回転、又はファンを回転駆動す
るモータの回転を検知する回転検知手段を具え、制御手
段が、その回転検知手段による検知結果からファンを回
転駆動するモータの回転方向の切換え制御をすることを
特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の衣類乾
燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6006420A JPH07171300A (ja) | 1993-10-26 | 1994-01-25 | 衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26699493 | 1993-10-26 | ||
JP5-266994 | 1993-10-26 | ||
JP6006420A JPH07171300A (ja) | 1993-10-26 | 1994-01-25 | 衣類乾燥機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07171300A true JPH07171300A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=26340555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6006420A Pending JPH07171300A (ja) | 1993-10-26 | 1994-01-25 | 衣類乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07171300A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009148248A3 (ko) * | 2008-06-03 | 2010-03-11 | (주)엘지전자 | 건조기 및 그 제어방법 |
JP2013192660A (ja) * | 2012-03-19 | 2013-09-30 | Rinnai Corp | 衣類乾燥機 |
-
1994
- 1994-01-25 JP JP6006420A patent/JPH07171300A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009148248A3 (ko) * | 2008-06-03 | 2010-03-11 | (주)엘지전자 | 건조기 및 그 제어방법 |
JP2013192660A (ja) * | 2012-03-19 | 2013-09-30 | Rinnai Corp | 衣類乾燥機 |
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