JPH07289783A - 乾燥機 - Google Patents

乾燥機

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JPH07289783A
JPH07289783A JP6088624A JP8862494A JPH07289783A JP H07289783 A JPH07289783 A JP H07289783A JP 6088624 A JP6088624 A JP 6088624A JP 8862494 A JP8862494 A JP 8862494A JP H07289783 A JPH07289783 A JP H07289783A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、一部の被乾燥物が未乾燥のままで
乾燥完了が検知されることをなくすと共に、被乾燥物の
布絡み状態等も解消させる。 【構成】 マイクロコンピュータ28は、被乾燥物量に
応じて乾燥完了検知開始時間Tを設定し、この乾燥完了
検知開始時間T内において、乾燥度検出手段34により
所定乾燥度を検出したときに一定時間モータ9を休止、
逆回転、休止、正回転させるサイクルを2回行なうか
ら、被乾燥物の布絡み状態あるいは団子状態を解消する
ことができる。しかもマイクロコンピュータ28はこの
乾燥完了検知開始時間Tが過ぎてから乾燥完了検知を行
なうから、乾燥完了検知が適正に行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドラム内に収容された
被乾燥物の乾燥度を電極により検出して乾燥運転を制御
するようにした乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、乾燥機においては、ヒータお
よびファンを備えた温風生成装置により生成した温風
を、モータによって回転駆動されるドラム内に供給し、
もって該ドラム内にあらかじめ収容された被乾燥物を乾
燥するようにしている。この場合、ドラム内に収容され
た被乾燥物が電極に接触することにより、該被乾燥物の
乾燥度を検出し、その検出された乾燥度に基づいて乾燥
完了検知を行なうようになっている。すなわち、上記検
出された乾燥度が所定乾燥度(乾燥完了判定のための所
定乾燥度)に達したか否かの検知を行ない、検出された
乾燥度が所定乾燥度に達すると(乾燥完了が検知される
と)、これに基づいて完全乾燥に要する残り時間を設定
し、この設定された残り時間乾燥運転を継続実行して乾
燥運転を終了するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、被乾燥物として、ゆかたやバスローブあ
るいはシーツ等の大物衣類を一般衣類に混ぜて乾燥させ
ると、一般衣類が大物衣類に絡んだり、包み込まれたり
することがある。この場合、その布絡み状態あるいは団
子状態の衣類においてその外側部分は常に温風を良好に
受けて早く乾燥し、あるいは、温風供給口近くに位置す
る衣類が温風を集中的に受けて早く乾燥する。すると、
この布絡み状態あるいは団子状態の衣類の外側部分が、
電極に接触して所定乾燥度が検出されることになる。す
なわち、中心部分の衣類が未乾燥であるにもかかわら
ず、乾燥完了と誤検知されてしまい、一部の衣類が未乾
燥のまま乾燥運転が終了する不具合がある。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、一部の被乾燥物が未乾燥のままで乾
燥完了が検知されることがないと共に、被乾燥物が布絡
み状態あるいは団子状態となるようなことがあってもこ
れを解消できる乾燥機を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の手段は、内部に被
乾燥物を収容し正逆回転可能なモータによって回転駆動
されるドラムと、ヒータおよびファンを有して温風を生
成しこの温風を前記ドラム内に供給して被乾燥物を乾燥
させる温風生成装置と、前記ドラム内の被乾燥物が接触
し得る部位に設けられた電極と、この電極への前記被乾
燥物の接触により該被乾燥物の乾燥度を検出する乾燥度
検出手段と、前記被乾燥物の前記電極への接触頻度によ
り該被乾燥物の量を検出する被乾燥物量検出手段と、こ
の被乾燥物量検出手段による検出結果に基づいて乾燥完
了検知開始時間を設定する乾燥完了検知開始時間設定手
段と、乾燥運転開始に基づき前記モータを回転させて前
記ドラムを回転駆動させると共に前記温風生成装置を動
作させて温風を生成させ、前記乾燥運転開始から前記乾
燥完了検知開始時間設定手段により設定された乾燥完了
検知開始時間が経過するまでの間において前記乾燥度検
出手段により所定乾燥度を検出したときに一定時間前記
モータを休止、逆回転、休止、正回転させるサイクルを
1回以上行ない、前記乾燥完了検知開始時間が経過する
と前記乾燥度検出手段による検出乾燥度に基づいて乾燥
完了検知を行なう制御手段とを含んで構成される(請求
項1の発明)。
【0006】第2の手段は、内部に被乾燥物を収容しモ
ータによって回転駆動されるドラムと、ヒータおよびフ
ァンを有して温風を生成しこの温風を前記ドラム内に供
給して被乾燥物を乾燥させる温風生成装置と、前記ドラ
ム内の被乾燥物が接触し得る部位に設けられた電極と、
この電極への前記被乾燥物の接触により該被乾燥物の乾
燥度を検出する乾燥度検出手段と、前記被乾燥物の前記
電極への接触頻度により該被乾燥物の量を検出する被乾
燥物量検出手段と、この被乾燥物量検出手段による検出
結果に基づいて乾燥完了検知開始時間を設定する乾燥完
了検知開始時間設定手段と、乾燥運転開始に基づき前記
モータを回転させて前記ドラムを回転駆動させると共に
前記温風生成装置を動作させて温風を生成させ、前記乾
燥運転開始から前記乾燥完了検知開始時間設定手段によ
り設定された乾燥完了検知開始時間が経過するまでの間
において前記乾燥度検出手段により所定乾燥度を検出し
たときに一定時間前記モータを間欠駆動し、前記乾燥完
了検知開始時間が経過すると前記乾燥度検出手段による
検出乾燥度に基づいて乾燥完了検知を行なう制御手段と
を含んで構成される(請求項2の発明)。
【0007】第3の手段は、第1または第2の手段にお
いて、ヒータをPTCヒータから構成し、該PTCヒー
タの電流を検出するヒータ電流検出手段と、このヒータ
電流検出手段により検出された電流値に基づいて、乾燥
完了検知開始時間設定手段により設定された乾燥完了検
知開始時間を補正する補正手段とを設けたところに特徴
を有する(請求項3の発明)。
【0008】第4の手段は、第1または第2の手段にお
いて、制御手段が、乾燥度検出手段により所定乾燥度を
検出した回数が所定回数となったときに乾燥運転を中止
するようになっているところに特徴を有する(請求項4
の発明)。
【0009】第5の手段は、第1または第2もしくは第
4の手段において、報知手段を備え、制御手段が、乾燥
度検出手段により所定乾燥度を検出した回数が所定回数
となったときに前記報知手段を報知動作させるようにな
っているところに特徴を有する(請求項5の発明)。
【0010】
【作用】被乾燥物がドラムの回転により撹拌されると、
被乾燥物は絡まらずに撹拌されることが通常であるが、
被乾燥物に大物が混じっているような場合に布絡み状態
あるいは団子状態となることがある。しかして、被乾燥
物が布絡み等を惹起しない状況で乾燥がすすむと、ほぼ
ある時間で被乾燥物が乾燥完了相当の乾燥度に達するも
のであり、この時間は被乾燥物の量によって異なる。ま
た、上記時間が経過する前に布絡み状態あるいは団子状
態が発生した場合には内部の被乾燥物が未乾燥状態であ
るにもかかわらず外側の被乾燥物が乾燥完了相当の乾燥
度に達して乾燥完了誤検知の原因となる。つまり、乾燥
運転開始から、ある時間を超えるまでは乾燥完了検知に
不適正な時間帯であって、この時間帯において検出され
た乾燥度が所定乾燥度となるとこれをもって布絡みと判
定できるものであり、乾燥運転開始から該時間を超えれ
ば乾燥完了検知に適正な時間帯となるものである。
【0011】しかして、第1の手段においては、乾燥完
了検知開始時間を設定し、乾燥運転開始からこの乾燥完
了検知開始時間が経過するまでの間において、所定乾燥
度を検出したことをもって、被乾燥物が布絡み状態ある
いは団子状態となったことを検出でき、そして、このと
きには一定時間モータを休止、逆回転、休止、正回転さ
せるサイクルを1回以上行なうから、ドラムが正逆回転
し、これにより被乾燥物の撹拌方向も反転し、この結
果、被乾燥物の布絡み状態あるいは団子状態を解消する
ことができる。
【0012】さらにこの第1の手段においては、上記乾
燥完了検知開始時間を被乾燥物量に応じて設定するか
ら、被乾燥物量が異なる場合でも布絡み状態あるいは団
子状態の発生の有無を良好に検出できる。また、設定さ
れた乾燥完了検知開始時間が経過してから、つまり布絡
み状態や団子状態が発生し得ない時間帯になってから、
乾燥完了検知を行なうから、乾燥完了検知を適正に行な
うことができる。この結果、一部の被乾燥物が未乾燥の
ままで乾燥完了が検知されることはない。
【0013】第2の手段においては、第1の手段とほぼ
同様の作用を奏するが、次の点が異なる。すなわち、乾
燥運転開始から乾燥完了検知開始時間が経過するまでの
間において乾燥度検出手段により所定乾燥度を検出した
ときに、一定時間モータを間欠駆動するから、ドラムが
間欠的に回転し、これにより、被乾燥物に対する回転遠
心力が変化して該被乾燥物の撹拌状況が変化し、もって
モータを逆転させない方式でありながらも被乾燥物の布
絡み状態や団子状態を有効に解消できる。
【0014】第3の手段においては、ヒータをPTCヒ
ータから構成し、該PTCヒータの電流を検出するヒー
タ電流検出手段と、このヒータ電流検出手段により検出
された電流値に基づいて、乾燥完了検知開始時間設定手
段により設定された乾燥完了検知開始時間を補正する補
正手段とを設けているから、温風供給量の変化に応じて
乾燥完了検知開始時間を補正することができ、温風供給
量の変化に対応した適正な乾燥完了検知を図ることがで
きる。
【0015】第4の手段においては、制御手段が、乾燥
度検出手段により所定乾燥度を検出した回数が所定回数
となったときに乾燥運転を中止するようになっているか
ら、被乾燥物の布絡み状態や団子状態が解消されずに何
度も所定乾燥度の検出が行なわれるといった異常が発生
した場合に、該異常発生のまま乾燥運転が継続されるこ
とを防止できる。
【0016】第5の手段においては、報知手段を備え、
制御手段が、乾燥度検出手段により所定乾燥度を検出し
た回数が所定回数となったときに前記報知手段を報知動
作させるようになっているから、被乾燥物の布絡み状態
や団子状態が解消されずに何度も所定乾燥度の検出が行
なわれるといった異常が発生した場合に、該異常発生を
報知できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例につき図1ない
し図3を参照しながら説明する。図2には、乾燥機全体
の概略縦断面構造が示されている。この図2において、
外箱1は、前面部中央に被乾燥物の出入口2を備えてお
り、その出入口2には開閉扉3が設けられている。外箱
1内に収容されたドラム4は、その後面部の中心部から
突設された軸5が、外箱1の後部に設けられた支持板6
に回転可能に支持されていると共に、前面部の径大開口
部の周縁に形成された円筒状フランジ部7が、外箱1内
の前部に設けられたドラム支え8に回転可能に支持され
た構成となっている。このように構成されたドラム4
は、外箱1内上部に配設された正逆回転可能なモータ9
によってベルト伝達機構10を介して回転駆動されるよ
うになっている。
【0018】上記ドラム4内に温風を供給するための温
風供給装置11は、ドラム4の後部中央部に多数の小孔
を穿設して形成された通気口12と、この通気口12に
連通されたファンケーシング13と、このファンケーシ
ング13内を前後に仕切り且つ前記軸5と同軸状に配設
された除湿器兼用の両翼形のファン14と、ドラム4の
下方にファンケーシング13の前部と連通した状態で配
設されたダクト15と、このダクト15の下流側(前方
側)に位置した状態でドラム支え8に取付けられたヒー
タたる2個のPTCヒータ16a及び16b(図2では
一方のPTCヒータ16aのみ図示)と、ドラム支え8
に多数の小孔を穿設して形成された温風吹出口17と、
ファン14に前記モータ9の回転力を伝達するベルト伝
達機構18とから構成されている。
【0019】尚、上記温風供給装置11の上記通気口1
2部分には、それらをドラム4内側から覆うようにして
フィルタ19が配設されている。また、外箱1の背面の
開放部には、これを塞ぐようにして背板20が設けられ
ており、この背板20は、中央部に多数の小孔からなる
外気取入口21を備え、且つ下部にルーバー状の外気戻
し口22を備えた構成となっている。
【0020】前記ドラム支え8の下部には、ドラム4内
に臨むようにして対をなす電極23が互いに所定の絶縁
間隙を存した状態で取り付けられている。これら電極2
3には、ドラム4内の被乾燥物が該ドラム4の回転に伴
い接触するものであり、その接触毎に、電極23間の抵
抗値が定常時より低い値へ変化することになる。この場
合の電極23間の抵抗値の変化量は、接触する被乾燥物
に含まれる水分量が少なくなるほど、換言すれば被乾燥
物の乾燥度が高くなる程小さくなる性質があるから、当
該電極23間の抵抗値の変化状態をもってドラム4内の
被乾燥物の乾燥度を検出することが可能になる。
【0021】前記ケーシング13には、ドラム4内から
通気口12を通じて流出する空気の温度、つまりドラム
4内の温度を検出するための温度センサ24が配設され
ており、また、外箱1内の上部には、乾燥運転制御のた
めの後述する制御回路装置25(図1参照)及び周辺回
路を構成する電子部品を実装した回路基板26が配設さ
れている。
【0022】さらに、外箱1内の上部には、モータ9と
対応した位置に回転速度検出手段としての回転センサ2
7が設けられている。この回転センサ27は、前記ベル
ト伝達機構18のモータプーリ18a(これはモータ9
の回転軸に直結されている)に取り付けられた磁性体2
7aと、モータ9の支持枠9a側に上記磁性体27aの
回転軌跡と対向するように取り付けられた磁気センサ2
7bと、この磁気センサ27bの出力信号を波形整形し
てパルス信号を発生する信号処理回路27cとを備えた
構成となっている。なお、回転センサ27は光センサで
も良い。
【0023】図1には、上記制御回路装置25及びこれ
に関連した部分の電気的構成が機能ブロックの組み合わ
せによって概略的に示されており、以下これについて説
明する。即ち、制御回路装置25は、本発明でいう被乾
燥物量検出手段、乾燥完了検知開始時間設定手段、制御
手段および補正手段を構成するマイクロコンピュータ2
8を主体に構成されている。このマイクロコンピュータ
28の電源は、交流電源29から電源スイッチ30及び
整流回路31を介して与えられるようになっており、ま
た、図示しないが、マイクロコンピュータ28にクロッ
クパルスを与えるためのクロックパルス発生回路32の
電源、並びに前記電極23に接続された検出回路33の
電源も、上記整流回路31から与えられる構成となって
いる。
【0024】上記検出回路33は、電極23と共に本発
明でいう乾燥度検出手段34を構成するもので、例え
ば、対をなす電極23の抵抗値(つまりドラム4内の被
乾燥物の乾燥度を示す電気信号)を電圧信号に変換し、
その電圧信号を、被乾燥物の乾燥度を示す乾燥度信号S
kとして出力する構成となっており、その乾燥度信号S
kはマイクロコンピュータ28に与えられる。また、上
記検出回路33は、被乾燥物が電極23に接触する都度
接触信号Ssを発生する機能を備えており、この接触信
号Ssもマイクロコンピュータ28に与えるようになっ
ている。
【0025】一方、電源スイッチ30からモータ9、P
TCヒータ16a,16bおよび報知手段としてのブザ
ー35への通電路には、該通電路の電流に応じた電流を
発生する変流器36を設けており、これには電流値検出
回路37が接続されている。これら変流器36と電流値
検出回路37とでヒータ電流検出手段38が構成されて
おり、電流検出回路37により検出された電流値検出信
号Sdはマイクロコンピュータ28に与えられるように
なっている。
【0026】マイクロコンピュータ28には、上記した
クロックパルス、乾燥度信号Sk、接触信号Ssおよび
電流値検出信号Sdの他に、乾燥運転開始用のスタート
スイッチ39からのスタート信号、温度センサ24から
の温度検出信号、回転センサ27からのパルス信号を受
けるようになっており、それらの入力信号及び予め設定
された制御プログラムに基づいて、ブザー35及び前述
したモータ9、PTCヒータ16a,16bの通断電制
御を駆動回路40を通じて行なう構成となっている。
尚、上記ブザー35、モータ9及びPTCヒータ16
a,16bには、交流電源29から電源スイッチ30を
通じて通電される構成となっている。
【0027】しかして、図3には、マイクロコンピュー
タ28による制御内容が示されており、以下これについ
て関連した作用と共に説明する。電源スイッチ30の操
作により電源が投入された状態で、スタートスイッチ3
9の操作によりスタート信号が入力されると、マイクロ
コンピュータ28は、PTCヒータ16a,16bに通
電してこれらを発熱させると共に、モータ9に通電して
これを正回転させる(ステップS1)。
【0028】すると、ドラム4及びファン14が回転さ
れるようになり、図2に矢印Fで示すように、ファン1
4により生成された風が、ファンケーシング13からダ
クト15を経た後に、PTCヒータ16a,16bによ
り温風化されてドラム4内に供給されると共に、そのド
ラム4内から通気口12を通じてファンケーシング13
に至るという空気循環路が形成され、その循環空気によ
ってドラム4内の被乾燥物の乾燥運転が行われる。ま
た、図2に矢印Gで示すように、外部の比較的冷たい空
気が、外気取入口21からファンケーシング13内に吸
入された後に、外気戻し口22から外部に戻されるとい
う空気流通路が形成され、その流通空気によってファン
14が冷却されるようになる。この結果、前記空気循環
路を流れる空気中(温風中)の水分が、ファン14の前
面側に凝縮して結露するようになり、以てドラム内4の
被乾燥物から出た湿気を水の状態に戻して除去するとい
う除霜運転が行われる。
【0029】このステップS1の後、乾燥運転時間tを
「0」にする(ステップS2)と共に、接触信号Ssの
信号数nを「0」にする(ステップS3)。次いで、乾
燥運転時間tと接触信号Ssの信号数nをカウントする
(ステップS4)。この信号数nは、8msec ごとに接
触信号Ssが与えられているか否かを判断し、接触信号
がSsが与えられていると、信号数nをカウントアップ
するようにしている。この信号数nのカウント動作を、
次のステップS5から分かるように2分間行なう。すな
わち、2分間において、合計15000回の判断機会に
何回接触信号Ssが入力されたといった判断動作を行な
う。この信号数nは被乾燥物の量が多くなるほど多くな
るものであり、つまり、該信号数nは前記電極23への
接触頻度に応じた値を示し、この信号数nをもって被乾
燥物量を検出することができる。
【0030】この2分が経過すると(ステップS5の
「Y」)、ステップS6に移行してこの信号数n(被乾
燥物量検出結果)に基づいて乾燥完了検知開始時間T
(分)を設定する。この乾燥完了検知開始時間Tは、信
号数nに定数kを乗じた値に設定されるようになってい
る。この定数kは乾燥機の定格容量によって異なるが、
定格容量4.5kgのもので、k=0.01〜0.01
5(単位は[分/個])となり、定格容量4.0kgの
もので、k=0.008〜0.013(単位は[分/
個])となる。前記信号数nは被乾燥物量が多くなるほ
ど多くなるものであるから、乾燥完了検知開始時間Tは
被乾燥物量が多くなるほど長く設定されることになる。
今、例えば2分間の信号数n=10500で、k=0.
012とすると、乾燥完了検知時間T=126[分]と
なる。なお、本実施例では、乾燥完了検知開始時間T
を、T=k・nなる式で算出するが、信号数nと、この
信号数nに定数kを乗じて求めたTとをデータとして記
憶手段に記憶させておき、信号数nからTを読み出して
設定するようにしても良い。
【0031】次にステップS7においては、乾燥完了検
知開始時間Tにおける所定乾燥度検出回数のカウント値
N´を「0」にする(リセットする)。ステップS8に
おいては、電流値検出回路37からの電流値検出信号S
dがある一定値に安定したか否かを判断し、安定すれ
ば、ステップS9に移行して、その時の電流値Iを読み
込み、ステップS10において、この電流値Iが予め設
定された第1の基準電流値Ia以上であるか否かを判断
する。なお、この第1の基準電流値Iaは、例えば12
[A]に設定されている。この電流値Iと第1の基準電
流値Iaとの比較の趣旨は次にある。すなわち、フィル
タ19にさほどリントの詰まりがなく温風の流通が比較
的良い場合には、上記電流値Iは通常12.5〜13.
5[A]を示す。ところが、フィルタ19に被乾燥物の
リントが詰まってくると、風(温風)の流通が悪くな
り、PTCヒータ16a,16bへの送風量が減少し、
PTCヒータ16a,16bの電流値も減少する。ま
た、大物衣類等がフィルタ19周辺に貼り付いた状態と
なると、同様に送風量が減少し、PTCヒータ16a,
16bの電流値も減少する。従って、ドラム4内への温
風供給量も減少し、乾燥完了検知に到達する時間も長く
なる。
【0032】しかして、上記電流値Iが第1の基準電流
値Ia(12[A])未満であると(ステップS10の
「N」)、送風量がやや減少していると判断してステッ
プS11に移行する。このステップS11では、この電
流値Iを第2の基準電流値Ib(例えば11[A]に設
定されている)と比較し、電流値Iが第2の基準電流値
Ib以上であれば(Iが12[A]未満で11[A]以
上であれば)、ステップS12に移行して、前述のよう
に設定した乾燥完了検知開始時間Tを「1.1倍」に補
正する。
【0033】ここで、ステップS6で設定した乾燥完了
検知開始時間Tが例えば「126分」であった場合に
は、この乾燥完了検知開始時間Tを、「126分×1.
1」つまり138.6[分]に補正する。また、電流値
Iが第2の基準電流値Ib(11[A])未満であれ
ば、ステップS13に移行して、前記乾燥完了検知開始
時間Tを「1.2倍」に補正する。この場合、T=12
6×1.2で、該乾燥完了検知開始時間Tは、「15
1.2分」となる。なお、乾燥機の一般使用時において
は、電流値Iは10[A]以上を示すものである。
【0034】一方、上記ステップS10において、電流
値Iが第1の基準電流値Ia以上であることが判断され
ると(ステップS10の「Y」)、上述した乾燥完了検
知開始時間Tの補正はせずに、ステップS14に移行す
る。このステップS14では、乾燥運転時間tが、乾燥
完了検知開始時間Tに達したか否かを判断し、達してい
なければ(該ステップS14の「N」)、検出回路33
からの乾燥度信号Skに基づく乾燥度が予め定められた
所定乾燥度(乾燥完了相当の乾燥度)に達したか否か、
つまり、所定乾燥度を検出したか否かを判断する。この
とき、乾燥運転時間tが乾燥完了検知開始時間Tに未到
達の場合(被乾燥物の乾燥度が通常では上記所定乾燥度
に到達し得ない時間内)に、該所定乾燥度を検出すれ
ば、これをもって被乾燥物に布絡み状態あるいは団子状
態が発生していると判断する。この場合にはステップS
16ないしステップS20に示すように正逆回転を2回
実行する。
【0035】すなわち、ステップS16ではモータ9を
10秒間断電(休止)し、ステップS17ではモータ9
を逆回転するように通電し、この逆回転を20秒実行す
る。ステップS18ではモータ9を10秒間断電(休
止)し、ステップS19ではモータ9を正回転するよう
に通電し、この正回転を20秒実行する。このモータ9
の休止、逆回転、休止、正回転といった正逆転のサイク
ルを2回実行する(ステップS20にて判断)。
【0036】このステップS21では、乾燥運転時間t
が乾燥完了検知開始時間Tを超えない時間において前記
所定乾燥度を検出した回数のカウント値N´をカウント
アップし、そして、ステップS22にて、このカウント
値N´が所定回数この場合例えば10回となったか否か
を判断し、この10回に達すれば、ステップS23に移
行し、モータ9およびPTCヒータ16a,16bを断
電してこの乾燥運転を中止し、そして、ステップS24
に移行してブザー35を通電して異常報知を行なう。
【0037】一方、所定乾燥度が検出されることがな
く、あるいは検出されたとしてもその回数(カウント値
N´)が10回未満であるうちに、乾燥完了検知開始時
間Tが経過すれば、ステップS14からステップS25
に移行して、検出された乾燥度に基づいて乾燥完了検知
動作が実行される。そして、検出された乾燥度が所定乾
燥度に達したことが判断されると、ステップS26に移
行して仕上げ運転を継続し、この乾燥運転を終了する。
この仕上げ運転は、被乾燥物が厚物、薄物によってコー
スが別れており、本実施例では、厚物の場合で40分P
TCヒータ16a,16bに通電しその後冷風運転を1
0分行ない、薄物の場合で20分PTCヒータ16a,
16bに通電しその後冷風運転を10分行なう。この仕
上げ運転によって被乾燥物は完全乾燥状態となる。
【0038】このような本実施例によれば、乾燥完了検
知開始時間Tを設定し、乾燥運転開始からこの乾燥完了
検知開始時間Tが経過するまでの間において、所定乾燥
度を検出したことをもって、被乾燥物が布絡み状態ある
いは団子状態となったことを検出でき、そして、このと
きには一定時間モータ9を休止、逆回転、休止、正回転
させるサイクルをこの場合2回行なうから、ドラム4の
正逆回転により被乾燥物の撹拌方向が反転し、これによ
り、被乾燥物の布絡み状態あるいは団子状態を解消する
ことができる。なお、一定時間モータ9を休止、逆回
転、休止、正回転させるサイクルは1回以上であれば良
い。
【0039】さらに本実施例によれば、上記乾燥完了検
知開始時間Tを被乾燥物量に応じて設定するから、被乾
燥物量が異なる場合でも布絡み状態あるいは団子状態の
発生の有無を良好に検出できる。さらにまた、設定され
た乾燥完了検知開始時間Tが経過してから、つまり、布
絡みや団子状となることが発生し得ない時間帯になって
から、乾燥完了検知を行なうから、乾燥完了検知を適正
に行なうことができる。この結果、一部の被乾燥物が未
乾燥のままで乾燥完了が検知されることを防止できる。
【0040】特に本実施例によれば、ヒータをPTCヒ
ータ16a,16bから構成し、このPTCヒータ16
a,16bの電流値を検出するヒータ電流検出手段38
を設け、このヒータ電流検出手段38により検出された
電流値に基づいて、乾燥完了検知開始時間Tを補正する
ようにしているから、温風供給量の変化に応じて乾燥完
了検知開始時間Tを補正することができ、温風供給量の
変化に対応した適正な乾燥完了検知を図ることができ
る。
【0041】また本実施例によれば、乾燥完了検知開始
時間T内において所定乾燥度を検出した回数(カウント
値N´)が所定回数(10回)となったときに乾燥運転
を中止するようになっているから、被乾燥物の布絡み状
態あるいは団子状態が解消されずに何度も所定乾燥度の
検出が行なわれるといった異常が発生した場合に、該異
常発生のまま乾燥運転が継続されることを防止できる。
しかもこの場合、ブザー35を報知動作させるようにし
ているから、上述の異常発生を報知できる。
【0042】次に、図4は本発明の第2の実施例を示し
ており、この実施例においては、ステップP16ないし
ステップP18が、第1の実施例のステップS16ない
しステップS20と異なる。すなわち、乾燥運転開始か
ら乾燥完了検知開始時間Tが経過するまでの間におい
て、所定乾燥度を検出したときには、ステップP16に
てモータ9を10秒断電した後、ステップP17にてモ
ータ9を20秒正回転するように通電する。この間欠駆
動をステップP18で示すように2回実行する。このよ
うに第2の実施例では、所定乾燥度が検出されたときに
一定時間モータ9を間欠駆動するから、被乾燥物に対す
るドラム4の回転遠心力が変化して該被乾燥物の撹拌状
況が変化するようになり、もってモータ9を逆転させな
い方式でありながらも被乾燥物の布絡み状態あるいは団
子状態を有効に解消できる。なお、本発明は上記各実施
例に限られず、例えば、報知手段はブザーに限られずラ
ンプであっても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々
変更して実施できるものである。
【0043】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、次の効果を得ることができる。請求項1の発明にお
いては、乾燥完了検知開始時間を設定し、乾燥運転開始
からこの乾燥完了検知開始時間が経過するまでの間にお
いて、所定乾燥度が検出されたことをもって、被乾燥物
が布絡み状態あるいは団子状態となったことを検出で
き、そして、このときには一定時間モータを休止、逆回
転、休止、正回転させるサイクルを1回以上行なうか
ら、被乾燥物の布絡み状態あるいは団子状態を解消する
ことができる。さらに、上記乾燥完了検知開始時間を被
乾燥物量に応じて設定するから、被乾燥物量が異なる場
合でも布絡み状態あるいは団子状態発生の有無を検出で
きる。また、設定された乾燥完了検知開始時間が経過し
てから、つまり、布絡み状態あるいは団子状態が発生し
得ない時間帯になってから、乾燥完了検知を行なうか
ら、乾燥完了検知を適正に行なうことができる。この結
果、一部の被乾燥物が未乾燥のままで乾燥完了が検知さ
れるようなことを確実に防止できる。
【0044】請求項2の発明によれば、乾燥運転開始か
ら乾燥完了検知開始時間が経過するまでの間において乾
燥度検出手段により所定乾燥度を検出したときに、一定
時間モータをに間欠駆動するから、モータを逆転させな
い方式でありながらも被乾燥物の布絡み状態あるいは団
子状態を有効に解消できる。
【0045】請求項3の発明によれば、ヒータをPTC
ヒータから構成し、このPTCヒータに流れる電流を検
出するヒータ電流検出手段を設け、このヒータ電流検出
手段により検出された電流値に基づいて、乾燥完了検知
開始時間を補正するから、温風供給量の変化に応じて乾
燥完了検知開始時間を補正することができ、温風供給量
の変化に対応した適正な乾燥完了検知を図ることができ
る。
【0046】請求項4の発明によれば、乾燥度検出手段
により所定乾燥度を検出した回数が所定回数となったと
きに乾燥運転を中止するから、被乾燥物の布絡み状態あ
るいは団子状態が解消されずに何度も所定乾燥度の検出
が行なわれるといった異常が発生した場合に、該異常発
生のまま乾燥運転が継続されることを防止できる。
【0047】請求項5の発明によれば、乾燥度検出手段
により所定乾燥度を検出した回数が所定回数となったと
きに報知手段を報知動作させるから、被乾燥物の布絡み
状態あるいは団子状態が解消されずに何度も所定乾燥度
の検出が行なわれるといった異常が発生した場合に、該
異常発生を報知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気的構成のブロ
ック図
【図2】乾燥機の縦断側面図
【図3】制御内容を示すフローチャート
【図4】本発明の第2の実施例を示す図3相当図
【符号の説明】
4はドラム、9はモータ、11は温風供給装置、16
a,16bはPTCヒータ(ヒータ)、23は電極、2
8はマイクロコンピュータ(被乾燥物量検出手段、乾燥
完了検知開始時間設定手段および制御手段)、34は乾
燥度検出手段、35はブザー(報知手段)、38はヒー
タ電流検出手段を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に被乾燥物を収容し正逆回転可能な
    モータによって回転駆動されるドラムと、 ヒータおよびファンを有して温風を生成しこの温風を前
    記ドラム内に供給して被乾燥物を乾燥させる温風生成装
    置と、 前記ドラム内の被乾燥物が接触し得る部位に設けられた
    電極と、 この電極への前記被乾燥物の接触により該被乾燥物の乾
    燥度を検出する乾燥度検出手段と、 前記被乾燥物の前記電極への接触頻度により該被乾燥物
    の量を検出する被乾燥物量検出手段と、 この被乾燥物量検出手段による検出結果に基づいて乾燥
    完了検知開始時間を設定する乾燥完了検知開始時間設定
    手段と、 乾燥運転開始に基づき前記モータを回転させて前記ドラ
    ムを回転駆動させると共に前記温風生成装置を動作させ
    て温風を生成させ、前記乾燥運転開始から前記乾燥完了
    検知開始時間設定手段により設定された乾燥完了検知開
    始時間が経過するまでの間において前記乾燥度検出手段
    により所定乾燥度を検出したときに一定時間前記モータ
    を休止、逆回転、休止、正回転させるサイクルを1回以
    上行ない、前記乾燥完了検知開始時間が経過すると前記
    乾燥度検出手段による検出乾燥度に基づいて乾燥完了検
    知を行なう制御手段とを備えてなる乾燥機。
  2. 【請求項2】 内部に被乾燥物を収容しモータによって
    回転駆動されるドラムと、 ヒータおよびファンを有して温風を生成しこの温風を前
    記ドラム内に供給して被乾燥物を乾燥させる温風生成装
    置と、 前記ドラム内の被乾燥物が接触し得る部位に設けられた
    電極と、 この電極への前記被乾燥物の接触により該被乾燥物の乾
    燥度を検出する乾燥度検出手段と、 前記被乾燥物の前記電極への接触頻度により該被乾燥物
    の量を検出する被乾燥物量検出手段と、 この被乾燥物量検出手段による検出結果に基づいて乾燥
    完了検知開始時間を設定する乾燥完了検知開始時間設定
    手段と、 乾燥運転開始に基づき前記モータを回転させて前記ドラ
    ムを回転駆動させると共に前記温風生成装置を動作させ
    て温風を生成させ、前記乾燥運転開始から前記乾燥完了
    検知開始時間設定手段により設定された乾燥完了検知開
    始時間が経過するまでの間において前記乾燥度検出手段
    により所定乾燥度を検出したときに一定時間前記モータ
    を間欠駆動し、前記乾燥完了検知開始時間が経過すると
    前記乾燥度検出手段による検出乾燥度に基づいて乾燥完
    了検知を行なう制御手段とを備えてなる乾燥機。
  3. 【請求項3】 ヒータはPTCヒータからなり、該PT
    Cヒータの電流を検出するヒータ電流検出手段と、この
    ヒータ電流検出手段により検出された電流値に基づい
    て、乾燥完了検知開始時間設定手段により設定された乾
    燥完了検知開始時間を補正する補正手段とを設けたこと
    を特徴とする請求項1または2記載の乾燥機。
  4. 【請求項4】 制御手段は、乾燥度検出手段により所定
    乾燥度を検出した回数が所定回数となったときに乾燥運
    転を中止するようになっていることを特徴とする請求項
    1または2記載の乾燥機。
  5. 【請求項5】 報知手段を備え、制御手段は、乾燥度検
    出手段により所定乾燥度を検出した回数が所定回数とな
    ったときに前記報知手段を報知動作させるようになって
    いることを特徴とする請求項1、2、4のいずれかに記
    載の乾燥機。
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