JPH10235092A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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Publication number
JPH10235092A
JPH10235092A JP9037402A JP3740297A JPH10235092A JP H10235092 A JPH10235092 A JP H10235092A JP 9037402 A JP9037402 A JP 9037402A JP 3740297 A JP3740297 A JP 3740297A JP H10235092 A JPH10235092 A JP H10235092A
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JP
Japan
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drum
motor
ptc heater
dried
current flowing
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JP9037402A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Asanuma
勝彦 浅沼
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾燥運転中にドラム内の被乾燥衣類が団子状
になったときのモータロックの回避が被乾燥衣類の量や
種類に関係なくより確実にできると共に、そのモータロ
ックの回避について、室温の高低にも関係なく正しい制
御ができ、更に検知精度も高くて一段と正しい制御がで
きるようにする。 【解決手段】 モータによりドラムと共に回転駆動され
るファンと該ファンが起こす風を熱するPTCヒータと
で生成した温風をドラム内に供給して被乾燥衣類を乾燥
させるようにしたものにおいて、その乾燥運転中にPT
Cヒータに流れる電流を検知して(S2)、その検知結
果からPTCヒータに流れる電流の変動幅を所定の変動
幅と比較し(S3)、その比較結果からPTCヒータに
流れる電流の変動幅が所定の変動幅を超えていると判断
されたときにモータを逆転させ(S12)、且つ、その
逆転状態を次に又PTCヒータに流れる電流の変動幅が
所定の変動幅を越えていると判断されるまで継続する制
御をするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドラム式の衣類乾燥
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ドラム式の衣類乾燥機におい
ては、被乾燥衣類をドラムの内部に収容し、この被乾燥
衣類を収容したドラムを回転させ、且つ、そのドラムの
内部に温風を供給することにより、被乾燥衣類を乾燥さ
せるようになっている。この場合、ドラムの回転は一般
的には終始一方向であり、一部には正逆転させるように
なっているものもあるが、その正逆転はあらかじめ定め
られた一定時間置きに切換えられるものであった。
【0003】しかしながら、このような衣類乾燥機にお
いては、ドラムの回転によって撹拌されるはずの被乾燥
衣類が衣類同士でからみ合って団子状の固まりとなり、
この固まりの状態で、ドラムを支持した部材や扉など、
ドラムの内部が面する静止部に接してこれの抵抗を大き
く受けることにより、ドラムの回転を停止させるまでに
なって、これによりドラムの回転駆動源であるモータが
ロック状態になることがあった。
【0004】これに対して、特開平3−143499号
公報に示されるように、ドラムと温風生成用のファンと
を共通のモータで回転駆動するようにし、且つ、温風生
成用のヒータとしてPTC(温度の上昇に対して抵抗値
が増加する正の特性を有する)ヒータを用いたものにお
いて、乾燥運転中、そのPTCヒータに流れる電流を検
知して、その検知電流が所定値以下になったときに、所
定時間だけモータを逆転させるようにしたものが存在す
る。
【0005】このものでは、ドラムと温風生成用のファ
ンとを共通のモータで回転駆動するようにしているか
ら、前述のように被乾燥衣類が団子状の固まりとなって
ドラムの内部が面するドラム支持部材等の静止部から大
きな抵抗を受けるようになると、該ドラムの回転数が低
下することにより、モータの回転数も低下して、ファン
の回転数が低下し、ドラムに対する給風量が減少する。
又、このようにドラムに対する給風量が減少すると、P
TCヒータに接する風量も減少して該PTCヒータの温
度が上昇し、これによりPTCヒータの抵抗値が増加し
て該PTCヒータに流れる電流が減少する。
【0006】従って、上述のように乾燥運転中のPTC
ヒータに流れる電流を検知して、その検知電流が所定値
以下になったときに、所定時間だけモータを逆転させる
ようにしたものでは、被乾燥衣類が団子状の固まりとな
ってドラムの内部が面する静止部から大きな抵抗を受け
るようになったときにドラムを逆転させることになり、
これによって、被乾燥衣類にそれまでの回転力と逆方向
の回転力を与えて、からみをほぐし、被乾燥衣類がドラ
ムにそれ以上過大な抵抗を与えることのないようにし
て、モータがロック状態になるのを回避できるのであ
る。
【0007】しかしながら、このものの場合、PTCヒ
ータに流れる電流が所定値以下になったときのモータの
逆転は所定時間に限ってであり、被乾燥衣類の量が多か
ったときや種類が絡まりやすいものであったときにはモ
ータの逆転する時間が足らず、被乾燥衣類を充分にほぐ
し切らないうちに元の方向の回転状態に戻り、被乾燥衣
類が再びからみ合ってモータがロック状態になってしま
うことがあった。
【0008】又、PTCヒータに流れる電流は衣類乾燥
機を設置した室の温度によっても相違するもので、冬季
など室温が低いときには該PTCヒータの抵抗値が小さ
くなることにより多く流れるが、夏季など室温が高いと
きには該PTCヒータの抵抗値が大きくなることにより
少なく流れるものであり、このように室温の高低によっ
てPTCヒータに流れる電流が相違するため、単にPT
Cヒータに流れる電流の値(絶対値)を検知してモータ
を逆転させる上述のものでは、その判定に正確さを欠
き、被乾燥衣類が団子状になっていないのにモータを逆
転させてしまう、あるいは逆に被乾燥衣類が団子状にな
っているのにモータを逆転させないという誤った制御を
してしまうことがあった。
【0009】これに対して一方、本出願人においては、
特開平7−185196号公報に示されるように、乾燥
運転中、ドラムの回転駆動源であるモータに流れる電流
や、モータの回転数、その双方、モータに流れる電流と
印加電圧との位相差、モータ用のコンデンサの端子間電
圧等を検知して、それらの変動幅が所定値以上となった
ときに、モータを逆転させ、更にその逆転状態を次に又
上記モータに流れる電流等の変動幅が所定値以上である
と判断されるまで継続するようにしたものを考え出し
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のものでも、被乾
燥衣類が団子状の固まりとなってドラムの内部が面する
静止部から大きな抵抗を受けるようになれば、該ドラム
の回転数が低下することにより、モータの回転数も低下
してロック気味となり、該モータに流れる電流等が増加
してその変動幅が大きくなるので、それによりモータを
逆転させることによって、被乾燥衣類をほぐし、被乾燥
衣類がドラムにそれ以上過大な抵抗を与えることのない
ようにして、モータがロック状態になるのを回避でき
る。
【0011】又、この場合、モータの逆転は所定時間に
限ってではなく、その逆転後、次に又モータに流れる電
流等の変動幅が所定値以上であると判断されるまで継続
するのであるから、被乾燥衣類の量が多かったり種類が
絡まりやすいものであったりしても、被乾燥衣類を充分
にほぐすことができて、モータがロック状態になってし
まうことをより確実に回避できる。
【0012】更に、モータに流れる電流等は、PTCヒ
ータと違い、室温の高低によって値が大きく相違すると
いうことがない。それに加え、上述のものでは、モータ
に流れる電流等の絶対値ではなく変動幅如何でモータを
逆転させるのであるから、室温の高低に関係なく正確に
判定できて、正しい制御をすることができる。
【0013】しかしながら、上述のモータに流れる電流
等はその絶対値が小さく、例えばそのうちのモータに流
れる電流は通常1〜2[A]程度のわずかなものであ
り、従って、その変動幅も小さく、検知精度が低くて、
判定に正確さを欠くことがあり、正しい制御ができにく
いという未だ解決すべき点を有していた。
【0014】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、乾燥運転中にドラム内の被
乾燥衣類が団子状になったときのモータロックの回避が
被乾燥衣類の量や種類に関係なくより確実にできると共
に、そのモータロックの回避について、室温の高低にも
関係なく正しい制御ができ、更に検知精度も高くて一段
と正しい制御ができる衣類乾燥機を提供するにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の衣類乾燥機は、第1に、被乾燥衣類を収容
してモータにより回転駆動されるドラムの内部に、その
モータによりドラムと共に回転駆動されるファンと該フ
ァンが起こす風を熱するPTCヒータとで生成した温風
を供給して上記被乾燥衣類を乾燥させるようにしたもの
において、その乾燥運転中に上記PTCヒータに流れる
電流を検知するヒータ電流検知手段と、その検知結果か
ら上記PTCヒータに流れる電流の変動幅を所定の変動
幅と比較する比較手段とを具えると共に、その比較結果
から上記PTCヒータに流れる電流の変動幅が所定の変
動幅を超えていると判断されたときに上記モータを逆転
させ、且つ、その逆転状態を次に又上記PTCヒータに
流れる電流の変動幅が所定の変動幅を越えていると判断
されるまで継続する制御をする制御手段を具えたことを
特徴とする。
【0016】前述のように、被乾燥衣類が団子状の固ま
りとなってドラムの内部が面するドラム支持部材等の静
止部から大きな抵抗を受けるようになると、該ドラムの
回転数が低下する。又、その静止部に接した被乾燥衣類
の固まりは静止部に接した後該静止部から離れもし、更
にその後再び静止部に接するということを繰返す。この
ため、ドラムの回転は不規則になり、モータの回転も不
規則になるから、該モータをドラムと共通の回転駆動源
としているファンの回転も不規則になり、ドラムに対す
る給風量が変動する。又、このようにドラムに対する給
風量が変動すると、PTCヒータに接する風量も変動し
て該PTCヒータの温度が変化し、これによりPTCヒ
ータの抵抗値が変化して該PTCヒータに流れる電流が
変動する。
【0017】従って、上述のように乾燥運転中のPTC
ヒータに流れる電流を検知して、その変動幅が所定の変
動幅を超えたときに、モータを逆転させるようにしたも
のでは、被乾燥衣類が団子状の固まりとなってドラムの
内部が面する静止部から大きな抵抗を受けるようになっ
たときにドラムを逆転させることになり、これによっ
て、被乾燥衣類にそれまでの回転力と逆方向の回転力を
与えて、からみをほぐし、被乾燥衣類がドラムにそれ以
上過大な抵抗を与えることのないようにして、モータが
ロック状態になるのを回避できる。
【0018】又、この場合、モータの逆転は所定時間に
限ってではなく、その逆転後、次に又PTCヒータに流
れる電流の変動幅が所定の変動幅を越えていると判断さ
れるまで継続するのであるから、被乾燥衣類の量が多か
ったり種類が絡まりやすいものであったりしても、被乾
燥衣類を充分にほぐすことができて、モータがロック状
態になってしまうことをより確実に回避できる。
【0019】更に、PTCヒータに流れる電流は、室温
の高低によって値が大きく相違するという事情を有する
ものの、上述のものでは、PTCヒータに流れる電流の
絶対値ではなく変動幅如何でモータを逆転させるのであ
って、その変動幅は室温に関係なくほゞ同じであるか
ら、結局、室温の高低に関係なく正確に判定できて、正
しい制御をすることができる。
【0020】加えて、PTCヒータに流れる電流はモー
タに流れる電流等に比してその絶対値が大きく、例えば
通常10〜12[A]程度であり、従って、その変動幅
もモータに流れる電流等の変動幅に比して大きく、これ
により検知精度が高く得られて、より正確に判定でき、
より正しい制御ができる。
【0021】本発明の衣類乾燥機は、第2に、被乾燥衣
類を収容して回転駆動されるドラムの内部に温風を供給
して上記被乾燥衣類を乾燥させるようにしたものにおい
て、上記ドラムの内部に、該ドラムの内部が面する静止
部に対して、その静止部側より反静止部側がドラムの回
転方向の後側に位置する傾斜面を有するバッフルを設け
たことを特徴とする。
【0022】このものによれば、ドラム回転中、被乾燥
衣類がバッフルの傾斜面に沿って動くことにより静止部
から常に離れるようにして撹拌され、該被乾燥衣類がそ
の静止部に接してこれの抵抗を大きく受けるようなこと
がなくなる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につ
き、図1ないし図4を参照して説明する。まず図2には
衣類乾燥機全体の構成を示しており、外箱1の前面部の
ほゞ中央部に衣類出入口2を有し、この出入口2を扉3
により開閉するようにしている。外箱1の内部には上記
衣類出入口2から投入される被乾燥衣類(図示せず)を
収容して乾燥させる乾燥室を構成するドラム4を配設し
ており、このドラム4は、前部の比較的大きな開口部4
aを外箱1内の前部に固定したドラム支持体であるドラ
ム前支え5により回転可能に支持し、後部の中心部を外
箱1内の後部に固定した同じくドラム支持体であるドラ
ム後支え6によりシャフト7を介して同じく回転可能に
支承している。
【0024】又、ドラム後支え6とドラム4との間には
シャフト7を囲繞する形態でケーシング8を配設してお
り、このケーシング8内にファン9をシャフト7に回転
可能に取付けて配設している。ファン9は詳細には前翼
部9aと後翼部9bとを有する両翼形で、後述のごとく
熱交換器及び除湿器としても機能するようになってお
り、ドラム4外の外箱1内上部に配設したモータ10に
より、プーリ11、ベルト12、及びプーリ13を介し
て回転駆動されるようになっている。又、ドラム4は同
モータ10によりプーリ14及びベルト15を介して回
転駆動されるようになっている。
【0025】ケーシング8内の後半部は、中央部が、ド
ラム後支え6に形成した外気通し口16と、外箱背板1
7の中央部に形成した外気取入口18とにより機外と連
通しており、下部が、外箱背板17の下部に形成した外
気戻し口19により同じく機外と連通している。
【0026】他方、ケーシング8内の前半部は、中央部
が、ケーシング8に形成した吸気口20と、ドラム4の
後部中央部に形成した排気口21とにより、フィルタ2
2を間に置いてドラム4内と連通し、下部が、ケーシン
グ9に形成した吐気口23と、これに接続した連結ダク
ト24、この連結ダクト24に接続したヒータダクト2
5、及び前記ドラム前支え5の前部下部に形成した温風
吹出口26により、ドラム4内と連通している。ヒータ
ダクト25内にはPTCヒータ27を配設しており、こ
のPTCヒータ27は、複数、詳細にはこの場合図3に
示すように第1のPTCヒータ27a及び第2のPTC
ヒータの27bの2つから成っている。
【0027】ここで、ファン9が回転されれば、前翼部
9aにより、ドラム4内の空気が図2に矢印で示すよう
にフィルタ22を通って、ドラム4の排気口21からケ
ーシング8の吸気口20、ケーシング8内前半部、吐気
口23、連結ダクト24、ヒータダクト25を順に通
り、ドラム4内に戻される。又、後翼部9bにより、機
外の空気が同じく図2に矢印で示すように外箱背板17
の外気取入口18から外気通し口16、ケーシング8内
後半部、外気戻し口19を順に通って外箱1外に戻され
るもので、これらにより、ケーシング8内ではドラム4
内の空気と機外の空気とがファン9を境に接して熱交換
されると共に、ドラム4内の空気の除湿が行なわれる。
しかして、その熱交換され且つ除湿された空気はヒータ
ダクト25を通る過程で、PTCヒータ27により熱せ
られて温風と化し、ドラム4内に供給されて被乾燥衣類
の乾燥に供する。
【0028】ドラム前支え5の下部には、対をなす電極
28をドラム4内に臨ませて取付けている。この電極2
8は、被乾燥衣類との接触により、被乾燥衣類の量を検
知する衣類量検知手段として機能すると共に、被乾燥衣
類の乾燥度を検知する乾燥度検知手段としても機能す
る。又、ケーシング8の吸気孔20部分には例えばサー
ミスタから成る温度センサ29を配設しており、この温
度センサ29は、ドラム4の排気温度を検知する温度検
知手段として機能する。
【0029】一方、図3には制御装置30を示してい
る。この制御装置30はマイクロコンピュータから成る
もので、後述のごとくPTCヒータ27に流れる電流の
変動幅を所定の変動幅と比較する比較手段として機能す
ると共に衣類乾燥機の運転を御する制御手段として機能
するようになっており、電源31から整流回路32を介
して必要な電源が供給されるようになっている。又、こ
の制御装置30には、各種スイッチから成るスイッチ入
力部33より各種スイッチ信号が入力されると共に、前
記電極28から被乾燥衣類の量と乾燥度とについての検
知信号が検知回路34を介して入力され、クロックパル
ス発生回路35からクロック信号が、又、前記温度セン
サ29から温度検知信号がそれぞれ入力されるようにな
っている。更に、制御装置30には、上記電源31から
前記PTCヒータ27(第1のPTCヒータ27a及び
第2のPTCヒータの27b)、モータ10、及び異常
報知手段であるブザー36へと至る回路中の、PTCヒ
ータ27へ至る回路に設けた変流器37から、PTCヒ
ータ27に流れる電流についての検知信号が検知回路3
8を介して入力されるようになっており、従って、変流
器37はPTCヒータ27に流れる電流を検知するヒー
タ電流検知手段として機能するようになっている。
【0030】しかして、制御装置30は、上述の入力並
びにあらかじめ記憶された制御プログラムに基づいて、
上記PTCヒータ27、モータ10、及びブザー36を
駆動するための駆動回路39に駆動制御信号を与えるよ
うになっている。又、電源31から上記PTCヒータ2
7、モータ10、及びブザー36へと至る回路には電源
スイッチ40を介挿接続している。
【0031】次に、上記構成のものの作用を述べる。図
1に示すように、制御装置30は、電源が投入された待
機状態からスイッチ入力部33に存するスタートスイッ
チの操作があれば乾燥運転を開始(スタート)し、PT
Cヒータ27(第1のPTCヒータ27a及び第2のP
TCヒータの27b)に通電すると共に、モータ10に
正の回転(正転)方向に回転するように通電する(ステ
ップS1)。すると、ドラム4が正転方向に回転駆動さ
れると共に、ファン9も正転方向に回転駆動され、この
ファン9の回転とPTCヒータ27の発熱とで前述のご
とく生成した温風がドラム4内に供給される。
【0032】こうした状況で、制御装置30は、次に変
流器37(ヒータ電流検知手段)から検知回路38を介
して入力される、PTCヒータ27に流れる電流Iの読
込みをし(ステップS2)、その後に、その読込み結果
からPTCヒータ27に流れる電流Iの変化幅を所定の
変動幅例えば1[A]と比較し、それ以下であるか否か
の判断をする(ステップS3)。
【0033】ここで、図4は上記PTCヒータ27に流
れる電流Iの、乾燥運転中における経時変化を表してい
る。この図4で明らかなように、PTCヒータ27に流
れる電流Iは、PTCヒータ27に接する風の温度が低
い運転の初期に多く流れ、その風の温度が高まるに連れ
少なくなって安定して流れるようになる。
【0034】しかしながら、上記ドラム4の回転によっ
て撹拌されるはずの被乾燥衣類が衣類同士でからみ合っ
て団子状の固まりになると、前述のように、その固まり
状態で、ドラム4を支持したドラム前支え5や扉3な
ど、ドラム4の内部が面する静止部に接してこれの抵抗
を大きく受けることにより、該ドラム4の回転数が低下
する。又、その静止部に接した被乾燥衣類の固まりは静
止部に接した後該静止部から離れもし、更にその後再び
静止部に接するということを繰返す。このため、ドラム
4の回転は不規則になり、モータ10の回転も不規則に
なる。
【0035】すると、モータ10をドラム4と共通の回
転駆動源としているファン9の回転も不規則になり、ド
ラム4に対する給風量が変動する。又、このようにドラ
ム4に対する給風量が変動すると、PTCヒータ27に
接する風量も変動して該PTCヒータ27の温度が変化
し、これによりPTCヒータ27の抵抗値が変化して該
PTCヒータ27に流れる電流Iが変動する。
【0036】上述のステップS2でのPTCヒータ27
に流れる電流Iの読込みはこのようになると推定される
状況(乾燥運転開始から所定時間を経過した後)で行わ
れるもので、更にその電流Iの読込み自体も所定の時間
幅をもって行われ、ステップS3では、その読込んだ電
流Iの最大値と最小値との差から電流Iの変化幅を算出
し、その算出値を所定の変動幅(この場合、1[A])
と比較し、それ以下であるか否かの判断をする。
【0037】なお、図4にはPTCヒータ27に流れる
電流Iの、室温による違いをも表しており、5[℃]で
例示した室温が低いときに多く流れ、30[℃]で例示
した室温が高いときには少なく流れることが分かる。し
かしながら、被乾燥衣類が団子状の固まりになったとき
のPTCヒータ27に流れる電流Iの変動幅Iaはその
室温の違いに関係なくほゞ同じである。
【0038】さて、ステップS3で、PTCヒータ27
に流れる電流Iの変化幅が1[A]以下である(YE
S)と判断されれば、制御装置30は、電極28(乾燥
度検知手段)から検知回路34を介して入力される乾燥
度検知信号により被乾燥衣類の乾燥度が所定の乾燥度に
達したか否かの判断をし(ステップS4)、達した(Y
ES)と判断されたところで、残り時間Tのカウント値
を「0」にし(ステップS5)、その後、その残り時間
Tのカウントをする(ステップS6)。そして、そのカ
ウントした残り時間Tが被乾燥衣類を充分に乾燥させる
に必要な時間T1に達したか否かの判断をし(ステップ
S7)、達した(YES)と判断されたところで、PT
Cヒータ27を断電し(ステップS8)、更に10分が
経過したか否かの判断をして(ステップS9)、経過し
た(YES)と判断されたところで、モータ10をも断
電し(ステップS10)、乾燥運転を終了して前述の待
機状態に戻る(リターン)。
【0039】これに対して、ステップS3で、PTCヒ
ータ27に流れる電流Iの変化幅が1[A]以下ではな
い(NO=1[A]を超えている)と判断されれば、制
御装置30は、モータ10をドラム4及びファン9が回
転を完全に停止するに必要な時間である例えば10
[秒]間断電し(ステップS11)、次いで、モータ1
0にこれまでと逆の回転方向に回転するように通電する
(ステップS12)。すると、ドラム4がこれまでと逆
の回転方向に回転駆動されると共に、ファン9もこれま
でと逆の回転方向に回転駆動され、そのドラム4の逆転
によって被乾燥衣類にそれまでの回転力と逆方向の回転
力を与えて、からみをほぐし、被乾燥衣類がドラム4に
それ以上過大な抵抗を与えることのないようにする。
【0040】この後、モータ10の逆転回数のカウント
値Nに「1」を加算し(ステップS13)、その後、そ
のカウント値Nが所定値例えば3回以上であるか否かの
判断をし(ステップS14)、3回以上ではない(N
O)と判断されれば、ステップS2に戻って乾燥運転を
継続する。又、そのステップS2に戻った後、ステップ
S3で再びPTCヒータ27に流れる電流Iの変化幅が
1[A]以下ではない(NO)と判断されれば、ステッ
プS11,S12と進んでモータ10にこれまでと逆の
回転方向に回転するように通電し、ドラム4を逆転(そ
れまでの回転が逆転ならば、その逆の正転)させる。換
言すれば、それまでの間、モータ10の逆転(これも、
それまでの回転が逆転ならば、その逆の正転)を継続す
る。
【0041】そして、ステップS14で、モータ10の
逆転回数のカウント値Nが3回以上である(YES)と
判断されれば、モータ10を断電すると共にPTCヒー
タ27をも断電して乾燥運転を中止し(ステップS1
5)、その後にブザー36を作動させて異常の報知をす
る(ステップS16)。
【0042】このように本構成のものでは、乾燥運転中
のPTCヒータ27に流れる電流を検知して、その変動
幅が所定の変動幅を超えたときに、モータ10を逆転さ
せるようにしており、それによって、被乾燥衣類が団子
状の固まりとなってドラム4の内部が面する静止部から
大きな抵抗を受けるようになったときにドラム4を逆転
させることになり、その逆転によって被乾燥衣類にそれ
までの回転力と逆方向の回転力を与えて、からみをほぐ
し、被乾燥衣類がドラム4にそれ以上過大な抵抗を与え
ることのないようにして、モータ10がロック状態にな
るのを回避することができる。
【0043】又、この場合、モータ10の逆転は所定時
間に限ってではなく、その逆転後、次に又PTCヒータ
27に流れる電流の変動幅が所定の変動幅を越えている
と判断されるまで継続するものであり、これによって、
被乾燥衣類の量が多かったり種類が絡まりやすいもので
あったりしても、被乾燥衣類を充分にほぐすことができ
て、モータ10がロック状態になってしまうことをより
確実に回避することができる。
【0044】更に、PTCヒータ27に流れる電流は、
図4に示したように衣類乾燥機を設置した室の温度の高
低によって値が大きく相違するという事情を有するもの
の、上述のものでは、PTCヒータ27に流れる電流の
絶対値ではなく変動幅如何でモータ10を逆転させるの
であって、その変動幅は同じく図4に示したように室温
に関係なくほゞ同じであるから、結局、室温の高低に左
右されることなく正確に判定できて、正しい制御をする
ことができる。
【0045】加えて、PTCヒータ27に流れる電流は
モータ10に流れる電流等に比してその絶対値が大き
く、例えば通常10〜12[A]程度であり、従って、
その変動幅もモータ10に流れる電流等の変動幅に比し
て大きく、これにより検知精度が高く得られて、より正
確に判定できるものであり、より正しい制御ができる。
【0046】加えて、上記構成のものでは、PTCヒー
タ27に流れる電流の変動幅が所定の変動幅を越えた回
数(モータ10の逆転回数)をカウントして、そのカウ
ント値が所定値以上となったときに乾燥運転を中止する
ようにしており、これによって、からまった被乾燥衣類
がドラム4を逆転させてもほぐされない状況で乾燥運転
を続けることのないようにし、それ以上の電力使用の無
駄等を省くことができると共に、衣類乾燥機の寿命の低
下等を防止することもできる。
【0047】以上に対して、図5は本発明の第2実施例
を示すもので、上記第1実施例との相違点のみを述べ
る。この場合、先のステップS12でモータ10を逆転
させるときに、ドラム4の回転数をそれまでより高める
制御をするようにしており、具体的には、ドラム4の回
転数を最初は例えば48[rpm]に定め、第1回目の
逆転で52[rpm]に高め、更に第2回目の逆転で5
6[rpm]に高めるようにしている。
【0048】このようにすることによって、逆転後は逆
転前よりも遠心力が大きくなり、ドラム4内の被乾燥衣
類をより強くかき上げることができるから、該被乾燥衣
類のほぐしが効果的にでき、モータ10のロックの回避
がより確実にできる。
【0049】なお、この場合、ドラム4の回転数を最初
から高くしない理由は、最初から高くすると、例えば被
乾燥衣類が少量であった場合に、遠心力が大き過ぎて被
乾燥衣類がドラム4の内周面にへばりつき、乾燥しない
からである。又、この場合のドラム4の回転数を高くす
る方法としては、単にモータ10の回転数を高くしても
良いが、モータ10の回転数は高くせずに、ギヤトレー
ン等の変速機を具え、その変速比を変える方法であって
も良い。
【0050】図6は本発明の第3実施例を示すもので、
これも上記第1実施例との相違点のみを述べる。この場
合、ドラム4の内部、特に胴部4bの内周面部にバッフ
ル41を数箇所に設けており(1つのみ図示)、このバ
ッフル41の一方の側面41aはドラム4の一方の回転
方向X側を指向し、他方の側面41bはそれとは逆のド
ラム4の他方の回転方向Y側を指向している。そして、
それらの側面41a,41bは、ドラム4の内部が面す
る前述のドラム前支え5や扉3等の静止部に対しては、
その静止部側(図中左下側)より反静止部側(図中右上
側)が、それぞれ指向するドラム4の回転方向(一方の
側面41aは一方の回転方向X、他方の側面41aは他
方の回転方向Y)の後側に位置する傾斜面42,43
を、特に静止部側に寄せて有している。
【0051】このようにすることにより、被乾燥衣類4
4は、ドラム4がX方向に回転するときは、バッフル4
1の傾斜面42に沿って静止部から離れる矢印Z方向に
動き、ドラム4がY方向に回転するときは、図示しない
が、バッフル41の傾斜面43に沿って同じく静止部か
ら離れる方向に動く。すなわち、このものの場合、被乾
燥衣類44は、ドラム4の回転中、静止部から常に離れ
るように動いて撹拌されるものであり、これによって、
該被乾燥衣類44がその静止部に接してこれの抵抗を大
きく受けることようなことがなくなる。よって、これに
ても、モータ10のロックの回避がより確実にできる。
【0052】なお、上述のバッフル41の傾斜面42,
43はバッフル41の静止部側に寄せてでなく、その全
長にわたって有していても良い。又、そのバッフル41
の傾斜面42,43は第1実施例及び第2実施例の制御
構成に加えて設けても良いが、その制御構成とは別に単
独に設けても良い。そのほか、本発明は上記し且つ図面
に示した実施例にのみ限定されるものではなく、例えば
ドラム4内に対する給風方式としては、前述の循環方式
ではなく、単にドラム4内を通過させるタイプであって
も良いなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実
施し得る。
【0053】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおりのもので、
下記の効果を奏する。請求項1の衣類乾燥機によれば、
乾燥運転中にドラム内の被乾燥衣類が団子状になったと
きのモータロックの回避が被乾燥衣類の量や種類に関係
なくより確実にできると共に、そのモータロックの回避
について、室温の高低にも関係なく正しい制御ができ、
更に検知精度も高く得られて一段と正しい制御ができ
る。
【0054】請求項2の衣類乾燥機によれば、被乾燥衣
類のほぐしが効果的にできて、モータロックの回避がよ
り確実にできる。請求項3の衣類乾燥機によれば、から
まった被乾燥衣類がほぐされないまま乾燥運転を続ける
ことのないようにし得て、電力使用の無駄等を省くこと
ができると共に、衣類乾燥機の寿命の低下等を防止する
ことができる。請求項4の衣類乾燥機によれば、被乾燥
衣類のほぐしが効果的にでき、モータロックの回避がよ
り確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す作用説明のためのフ
ローチャート
【図2】一部を切除した全体の縦断側面図
【図3】概略電気構成図
【図4】PTCヒータに流れる電流の経時変化を表した
【図5】本発明の第2実施例を示すドラムの回転数の制
御内容を表した図
【図6】本発明の第3実施例を示すドラム内一部の拡大
斜視図
【符号の説明】
3は扉(静止部)、4はドラム、5はドラム前支え(静
止部)、9はファン、10はモータ、27はPTCヒー
タ、30は制御装置(比較手段、制御手段)、36はブ
ザー(異常報知手段)、37は変流器(ヒータ電流検知
手段)、41はバッフル、42,43は傾斜面、44は
被乾燥衣類を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被乾燥衣類を収容してモータにより回転
    駆動されるドラムの内部に、そのモータによりドラムと
    共に回転駆動されるファンと該ファンが起こす風を熱す
    るPTCヒータとで生成した温風を供給して前記被乾燥
    衣類を乾燥させるようにしたものにおいて、 その乾燥運転中に前記PTCヒータに流れる電流を検知
    するヒータ電流検知手段と、 その検知結果から前記PTCヒータに流れる電流の変動
    幅を所定の変動幅と比較する比較手段とを具えると共
    に、 その比較結果から前記PTCヒータに流れる電流の変動
    幅が所定の変動幅を超えていると判断されたときに前記
    モータを逆転させ、且つ、その逆転状態を次に又前記P
    TCヒータに流れる電流の変動幅が所定の変動幅を越え
    ていると判断されるまで継続する制御をする制御手段を
    具えたことを特徴とする衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】 制御手段が、モータを逆転させたとき、
    ドラムの回転数をそれまでより高める制御をすることを
    特徴とする請求項1記載の衣類乾燥機。
  3. 【請求項3】 制御手段が、PTCヒータに流れる電流
    の変動幅が所定の変動幅を越えた回数をカウントして、
    そのカウント値が所定値以上となったときに乾燥運転を
    中止する制御をすることを特徴とする請求項1記載の衣
    類乾燥機。
  4. 【請求項4】 被乾燥衣類を収容して回転駆動されるド
    ラムの内部に温風を供給して前記被乾燥衣類を乾燥させ
    るようにしたものにおいて、 前記ドラムの内部に、該ドラムの回転方向を指向すると
    共に、ドラムの内部が面する静止部に対して、その静止
    部側より反静止部側がドラムの回転方向の後側に位置す
    る傾斜面を有するバッフルを設けたことを特徴とする衣
    類乾燥機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6897416B2 (en) * 2002-03-28 2005-05-24 Catem Gmbh & Co. Kg Air current interruption detection responsive to consumed PTC heater power
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