JP2731184B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JP2731184B2 JP63269263A JP26926388A JP2731184B2 JP 2731184 B2 JP2731184 B2 JP 2731184B2 JP 63269263 A JP63269263 A JP 63269263A JP 26926388 A JP26926388 A JP 26926388A JP 2731184 B2 JP2731184 B2 JP 2731184B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はいわゆるドラム式の衣類乾燥機に関する。
(従来の技術) 従来より、この種ドラム式の衣類乾燥機においては、
回転ドラムを具え、この回転ドラム内で被乾燥衣類を乾
燥させるようにしている。しかしてこの場合、回転ドラ
ムは、一般に一方向回転されるものであり、中には正逆
回転されるものもあるが、いずれも被乾燥衣類の量に関
係なくそれを行なうものであった。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のもののうち、回転ドラムを
一方向回転させるものでは、被乾燥衣類の量が大なると
きに、該被乾燥衣類にしわを生じやすく、絡まりも生じ
やすくて、乾燥をし終えるまでに長い時間を要するとい
う問題点を有していた。又、この場合、被乾燥衣類の量
が小なるときには、該被乾燥衣類が回転ドラムの内周面
にへばりついてしまって、効率良く乾燥できないという
問題点を有していた。そして一方、回転ドラムを正逆回
転させるものでは、ドラム駆動装置の中でそのための例
えばリレー接点の開閉切換えや伝動ベルトの緊張,弛緩
が回転ドラムの方向転換に伴い頻繁に繰返されること
で、それらの寿命が短くしかもたないという問題点を有
していた。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従
ってその目的は、被乾燥衣類をその量に応じてそれぞれ
具合良く、又、ドラム駆動装置の関係部品の寿命も長く
保つようにして乾燥させることのできる優れた衣類乾燥
機を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の衣類乾燥機は、被乾燥衣類を回転ドラム内で
乾燥させるようにしたものにあって、その回転ドラム内
に収容された被乾燥衣類の量を検出する衣類量検出手段
を具備すると共に、この衣類量検出手段の検出結果を受
けて前記被乾燥衣類の量を大,中,小に判別する衣類量
判別手段を具備し、そしてこの衣類量判別手段の判別結
果を受けて前記被乾燥衣類の量が大及び小であるときに
前記回転ドラムを正逆回転させ中であるときに前記回転
ドラムを一方向回転させる回転制御手段とを具備して成
るところに特徴を有するものである。
(作用) 上記手段によれば、被乾燥衣類の量が大及び小である
ときには、その判別に基づき、回転ドラムが正逆回転さ
れることによって、被乾燥衣類のほぐしが行なわれるも
のであり、それによって大の量の被乾燥衣類はしわつき
がなくされ、絡みつきもなくされるもので、その分、従
来より短い時間で乾燥を終えるようにできる。又、この
場合、小の量の被乾燥衣類は回転ドラム内周面へのへば
りつきがなくされるもので、効率良く乾燥できるように
なる。そして、被乾燥衣類の量が中であるときには、そ
の判別に基づき、回転ドラムが一方向回転されることに
よって、すべての場合に回転ドラムを正逆回転させるも
のより、ドラム駆動装置の関係部品の疲労を軽減でき、
その寿命を長く延ばすことができる。
(実施例) 以下本発明の一実施例につき図面を参照して説明す
る。
まず第2図において、1は全体の外箱であり、前面の
中央部に扉2によって開閉される被乾燥衣類出入口3を
有している。4は外箱1内に配置した回転ドラムで、こ
の回転ドラム4の前面側の開口部5は外箱1内の上記被
乾燥衣類出入口3周囲の部分に設けた環状支持部6に支
承され、後面側の開口部7は外箱1内の後面側に配置し
たケーシング8に支承されている。9は熱交換器を兼ね
るファンであり、これはケーシング8内にこれを前後に
仕切るように配置され、その中心ボス部10をケーシング
8の中心部に取付けた軸11に支承させている。12は外箱
1の後面開口部に装着した裏蓋で、これには中央部に外
気吸入口13を形成し、周囲部に外気吐出口14を形成して
いる。そして、回転ドラム4及びファン9を駆動モータ
15によってそれぞれベルト伝動機構16,17を介し回転駆
動するようにしており、そのうちのファン9の回転によ
り、回転ドラム4内の空気がケーシング8の吸気口18か
らケーシング8内に吸入された後、吐出口19から回転ド
ラム4内に吐出され、一方、外気が外気吸入口13からケ
ーシング8内に吸入された後、外気吐出口14から機外に
排出されるようになっている。しかして、その間に回転
ドラム4内の空気と外気とがファン9を介して熱交換さ
れるようになっており、これに対して、ケーシング8の
吐出口19部分には電気ヒータ20を配設し、もって回転ド
ラム2内にはそれによって熱せられた空気すなわち熱風
が吐出供給されるようになっている。21,22は衣類量検
出手段として取付板23を介し回転ドラム4内に臨むケー
シング8の前面下部に取付けた一対の電極で、回転ドラ
ム4が回転されると、この電極21,22に被乾燥衣類が接
触するようになっている。
次に第3図において、24は衣類量判別手段であり且つ
回転制御手段でもあるマイクロコンピュータで、これに
は乾燥運転についてのコース切換スイッチ25の切換信号
S25、スタートスイッチ26のスタート信号S26が与えられ
るようになっていると共に、クロックパルス発生回路27
のクロックパルスP27が与えられるようになっている。
そして、このマイクロコンピュータ24は、コース切換ス
イッチ25により選択された運転コースをコース表示器28
により表示すると共に、その選択された運転コースに応
じた目標乾燥率を設定し、衣類の乾燥率がその設定され
た乾燥率に達したとき乾燥運転を終了させるようになっ
ている。29は電源スイッチ30がオンされると直流電圧+
VDDを出力する直流電源回路で、その直流電圧+VDDは
マイクロコンピュータ24のほか、各種の回路に与えられ
るようになっている。一方、前述の電極21,22におい
て、その一方の電極21は直流電圧+VDDが与えられた直
流端子31に接続され、他方の電極22は抵抗32を介してア
ースされており、その電極22と抵抗32との共通接続点は
接触検出回路33及び乾燥検出回路34の入力端子に接続さ
れ、これから出力される検出信号Vt1及びVt2がマイクロ
コンピュータ24に与えられるようになっている。35はマ
イクロコンピュータ24の信号に基づいて駆動モータ15及
び電気ヒータ20を通断電制御する負荷制御回路である。
さて、上述のごとく構成したものの場合、乾燥運転を
行なうに当たっては、扉2を開けて被乾燥衣類出入口3
から回転ドラム4内に被乾燥衣類を入れ、その後に扉2
を閉じ、スタートスイッチ26を操作する。すると、その
スタートスイッチ26からのスタート信号S26がマイクロ
コンピュータ24に与えられることにより、マイクロコン
ピュータ24は作動を開始し、駆動モータ15に通電すると
共に電気ヒータ20に通電する。この動作を表わしたもの
が第1図のステップS1,S2であり、マイクロコンピュー
タ24は次にステップS3,S4で一定時間だけ接触検出回路3
3からの検出信号Vt1を取込んで、電極21,22に対する衣
類の接触率を検出し、ステップS5,S6,S7でその検出した
接触率から回転ドラム4内に収容された被乾燥衣類の量
の判別をする。すなわち、駆動モータ15が通電されれ
ば、回転ドラム4が回転されるので、その内部に収容さ
れた被乾燥衣類が撹拌されて電極21,22に接触し、その
接触頻度は被乾燥衣類の量の多少により相違するから、
単位時間当りの接触頻度(接触率)を検出することによ
って被乾燥衣類の量を検出し、その判別ができるのであ
る。この判別については、ステップS5が被乾燥衣類の量
が「大」であるか否かの判別、ステップS6が被乾燥衣類
の量が「中」であるか否かの判別、ステップS7が被乾燥
衣類の量が「小」であるか否かの判別であり、ステップ
S5で被乾燥衣類の量が「大」であると判別されれば、そ
れに基づいて次にはステップS8で駆動モータ15が第4図
に示すように1分正転、5秒休止、そして1分逆転,5秒
休止という内容の繰返しによる正逆回転をするように通
・断電され、従って回転ドラム4も同様に正逆回転され
る。これに対して、ステップS6で被乾燥衣類の量が
「中」であると判別されれば、それに基づいて次にはス
テップS9で駆動モータ15が一方向回転をするように通電
され、従って回転ドラム4も同様に一方向回転される。
そして、ステップS7で被乾燥衣類の量が「小」であると
判別されれば、それに基づいて次にはステップS10で駆
動モータ15が第5図に示すように30秒正転、5秒休止、
そして30秒逆転,5秒休止という内容の繰返しによる正逆
回転をするように通・断電され、従って回転ドラム4も
同様に正逆回転される。
しかしてそのうち、被乾燥衣類の量が「大」及び
「小」であることの判別に基づいて回転ドラム4が正逆
回転されることによっては、それら被乾燥衣類のほぐし
が行なわれるものであり、それによって大の量の被乾燥
衣類については、従来の一方向回転される回転ドラムに
よるもののようなしわつきがなくされ、又、絡みつきも
なくされるもので、その分、従来より短い時間で乾燥を
終えるようにできる。又、この場合、小の量の被乾燥衣
類については、回転ドラム4内周面へのへばりつきがな
くされるもので、効率良く乾燥できるようになし得る。
そして、被乾燥衣類の量が中であることの判別に基づい
て回転ドラム4が一方向回転されることによっては、す
べての場合に回転ドラム4を正逆回転させるものより、
ドラム駆動装置の関係部品例えばリレーの接点やベルト
等の疲労を軽減でき、それらの寿命を長く延ばし得るも
のである。
尚、この後、マイクロコンピュータ24はステップS8に
続くステップS11及びステップS9に続くステップS12並び
にステップS10に続くステップ13でそれぞれ乾燥検出回
路34からの検出信号Vt2を取込み、そして更にそれらに
続くステップ14及びステップ15並びにステップ16でその
検出信号Vt2に対応した被乾燥衣類の乾燥率とあらかじ
め選択された運転コースに応じて設定された目標乾燥率
(基準値)との比較をし、それぞれ被乾燥衣類の乾燥率
がその目標乾燥率に達したところで、所定時間だけ運転
を続け(ステップS17)、次いでその後駆動モータ15及
び電気ヒータ20を共に断電し(ステップS18)、乾燥運
転を終了する。
以上本発明の一実施例を述べたが、本発明はそれに限
られるものではなく、特に回転ドラム4内に収容された
被乾燥衣類の量の判別については、前述とは異なり、回
転ドラム4からの排気温度の変化率を検出してその判別
をするようにしても良く、又、回転ドラム4内の湿度の
変化率を検出してその判別をするようにしても良い。
[発明の効果] 以上の記述で明らかなように、本発明の衣類乾燥機
は、被乾燥衣類を回転ドラム内で乾燥させるようにした
ものであって、その回転ドラム内に収容された被乾燥衣
類の量を検出する衣類量検出手段を具備すると共に、こ
の衣類量検出手段の検出結果を受けて前記被乾燥衣類の
量を大,中,小に判別する衣類量判別手段を具備し、そ
してこの衣類量判別手段の判別結果を受けて前記被乾燥
衣類の量が大及び小であるときに前記回転ドラムを正逆
回転させ中であるときに前記回転ドラムを一方向回転さ
せる回転制御手段とを具備して成るところに特徴を有す
るもので、それにより、大の量の被乾燥衣類について
は、しわつきや絡みつきを生じず、従来より短い時間で
乾燥させることができ、又、小の量の被乾燥衣類につい
ては、回転ドラム内周面へのへばりつきを生じず、効率
良く乾燥させることができるなど、被乾燥衣類をその量
に応じてそれぞれ具合良く乾燥させることができ、しか
も、ドラム駆動装置の関係部品の疲労を軽減でき、それ
らの寿命を長く延ばすことまでできるという優れた効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示したもので、第1図は乾燥
運転についてのフローチャート、第2図は全体の縦断側
面図、第3図は電気的構成図、第4図は被乾燥衣類の量
が大であるときの駆動モータの通・断電(回転ドラムの
正逆回転)パターンを示したタイムチャート、第5図は
被乾燥衣類の量が小であるときの同パターンを示したタ
イムチャートである。 図中、4は回転ドラム、15は駆動モータ、21,22は電極
(衣類量検出手段)、24はマイクロコンピュータ(衣類
量判別手段・回転制御手段)を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被乾燥衣類を回転ドラム内で乾燥させるよ
    うにしたものであって、その回転ドラム内に収容された
    被乾燥衣類の量を検出する衣類量検出手段と、この衣類
    量検出手段の検出結果を受けて前記被乾燥衣類の量を
    大,中,小に判別する衣類量判別手段と、この衣類量判
    別手段の判別結果を受けて前記被乾燥衣類の量が大及び
    小であるときに前記回転ドラムを正逆回転させ中である
    ときに前記回転ドラムの一方向回転させる回転制御手段
    とを具備して成ることを特徴とする衣類乾燥機。
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CN106480673B (zh) * 2015-09-01 2020-08-07 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 一种减少衣物褶皱的烘干方法及洗干一体机

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