JP3297302B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JP3297302B2
JP3297302B2 JP12197996A JP12197996A JP3297302B2 JP 3297302 B2 JP3297302 B2 JP 3297302B2 JP 12197996 A JP12197996 A JP 12197996A JP 12197996 A JP12197996 A JP 12197996A JP 3297302 B2 JP3297302 B2 JP 3297302B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱源にPTCヒータ
を用いた衣類乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、衣類乾燥機においては、熱源
にPTCヒータを用いたものが供されている。このもの
では、そのPTCヒータとファンとで温風を生成し、こ
の温風を被乾燥衣類を収容した乾燥室に供給して、被乾
燥衣類を乾燥させるようになっており、PTCヒータが
それに供給される空気の温度により発熱量を変えて生成
する温風の温度をほゞ一定にする特性を有することか
ら、熱効率良く乾燥運転を行ない得る利点を有してい
る。
【0003】しかしながら、上記PTCヒータには、そ
の特性から、冬季など低温時に多くの電流が流れるもの
であり、これによって、使用家庭における電流が許容電
流値を越え、ブレーカを作動させてしまう結果と間々な
っていた。そこで、従来では、PTCヒータに流れる電
流の値を総じて小さくすることが行なわれており、ある
いは、PTCヒータに流れる電流をカレントセンサ等の
電流検出手段により検知し、多くの電流が流れたときに
その電流値を減じるように制御することが行なわれてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のもののう
ち、前者では、PTCヒータの発熱量までが総じて小さ
くなるため、乾燥終了までの時間が長くかかってしまう
という欠点があり、一方、後者では、カレントセンサ等
の電流検出手段が特別に必要であるため、製品がコスト
高になるという問題点を有していた。
【0005】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、PTCヒータの電力制御
が、乾燥終了までの時間を長くすることなく、且つ、製
品をコスト高にすることもなくできる衣類乾燥機を提供
するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の衣類乾燥機においては、第1に、被乾燥衣
類を収容する乾燥室と、この乾燥室に温風を供給するフ
ァン及び複数のPTCヒータと、このPTCヒータに供
給される空気の温度を検知する温度検知手段とを具備
し、前記PTCヒータの通電個数を切換えることにより
ヒータ強度の切換えを可能としたものにおいて、そのヒ
ータ強度を弱にして乾燥運転を開始し、その後、前記温
度検知手段による検知結果から前記PTCヒータに供給
される空気の温度が所定温度上昇したと判断されたとき
にヒータ強度を強に切換えて乾燥運転を継続する制御を
する制御手段を具備し、その制御手段が、ヒータ強度を
強に切換える所定温度を、乾燥運転開始時のPTCヒー
タに供給される空気の温度が低いほど、大きく設定する
ことを特徴とする。
【0007】このものによれば、PTCヒータに供給さ
れる空気の温度が低い乾燥運転の初期にPTCヒータに
流れる電流を抑制する弱運転が行なわれ、PTCヒータ
に供給される空気の温度が高くなったところから、PT
Cヒータに流れる電流を抑制しない強運転に切換えられ
もので、カレントセンサ等のPTCヒータに流れる電
流を検知する手段を必要とすることなく必要な制御がな
され、しかも、そのための温度検知手段は乾燥室の排気
温度を検知するものなど、衣類乾燥機に既設のものが流
用できるし、別途設けたとしても、カレントセンサ等の
PTCヒータに流れる電流を検知する手段より安価なも
ので済ませることができる。
【0008】本発明の衣類乾燥機においては、第2に、
被乾燥衣類を収容する乾燥室と、この乾燥室に温風を供
給するファン及び複数のPTCヒータと、このPTCヒ
ータに供給される空気の温度を検知する温度検知手段
、前記乾燥室に収容された被乾燥衣類の量を検知する
衣類量検知手段とを具備し、上記PTCヒータの通電個
数を切換えることによりヒータ強度の切換えを可能とし
たものにあって、そのヒータ強度を弱にして乾燥運転を
開始し、その後、上記温度検知手段による検知結果から
上記PTCヒータに供給される空気の温度が前記衣類量
検知手段による検知結果に応じた所定温度上昇したと判
断されたときにヒータ強度を強に切換えて乾燥運転を継
続する制御をする制御手段を具備し、その制御手段が、
ヒータ強度を強に切換える所定温度を、前記乾燥室に収
容された被乾燥衣類の量が多いと判断されたときほど、
小さく設定することを特徴とする。
【0009】このものによれば、上述の、PTCヒータ
流れる電流を抑制する弱運転が行なわれて、PTCヒ
ータに流れる電流を抑制しない強運転に切換えられると
きの所定温度上昇値が、乾燥室に収容された被乾燥衣類
の量が多いと判断されたときほど、小さく設定されるこ
とにより、その被乾燥衣類の量が多いときの運転時間の
長延化を避けることができる
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の基本技術につき、
図1ないし図3を参照して説明する。まず図2には衣類
乾燥機全体の構成を示しており、外箱1の前面部のほゞ
中央部に衣類出入口2を有し、この出入口2を扉3によ
り開閉するようにしている。外箱1の内部には乾燥室を
構成するドラム4を収容しており、このドラム4は、前
部を外箱1内の前部に固定したドラム前支え5により回
転可能に支持し、後部を外箱1内の後部に固定したドラ
ム後支え6によりシャフト7を介して同じく回転可能に
支承している。
【0011】又、ドラム後支え6とドラム4との間には
ケーシング8を配設しており、このケーシング8内にフ
ァン9を上記シャフト7に回転可能に取付けて配設して
いる。ファン9は詳細には前翼部9aと後翼部9bとを
有する両翼形で、後述のごとく熱交換器及び除湿器とし
ても機能するようになっており、ドラム4外の外箱1内
上部に配設したモータ10により、プーリ11、ベルト
12、及びプーリ13を介して回転駆動されるようにな
っている。又、ドラム4は同モータ10によりプーリ1
4及びベルト15を介して回転駆動されるようになって
いる。
【0012】ケーシング8内の後半部は、中央部が、ド
ラム後支え6に形成した外気通し口16と、外箱背板1
7の中央部に形成した外気取入口18とにより機外と連
通しており、下部が、外箱背板17の下部に形成した外
気戻し口19により同じく機外と連通している。
【0013】他方、ケーシング8内の前半部は、中央部
が、ケーシング8に形成した吸気口20と、ドラム4の
後部中央部に形成した排気口21とにより、フィルタ2
2を間に置いてドラム4内と連通し、下部が、ケーシン
グ9に形成した吐気口23と、これに接続した連結ダク
ト24、この連結ダクト24に接続したヒータダクト2
5、及び前記ドラム前支え5の前部下部に形成した温風
吹出口26により、ドラム4内と連通している。ヒータ
ダクト25内にはPTC(正の温度係数を有する)ヒー
タ27を配設しており、このPTCヒータ27は、複
数、詳細にはこの場合図3に示すように第1のPTCヒ
ータ27a及び第2のPTCヒータの27bの2つから
成っている。
【0014】ここで、ファン9が回転されれば、前翼部
9aにより、ドラム4内の空気が図2に矢印で示すよう
にフィルタ22を通って、ドラム4の排気口21からケ
ーシング8の吸気口20、ケーシング8内前半部、吐気
口23、連結ダクト24、ヒータダクト25を順に通
り、ドラム4内に戻される。又、後翼部9bにより、機
外の空気が同じく図2に矢印で示すように外箱背板17
の外気取入口18から外気通し口16、ケーシング8内
後半部、外気戻し口19を順に通って外箱1外に戻され
るもので、これらにより、ケーシング8内ではドラム4
内の空気と機外の空気とがファン9を境に接して熱交換
されると共に、ドラム4内の空気の除湿が行なわれる。
しかして、その熱交換され且つ除湿された空気はヒータ
ダクト25を通る過程で、PTCヒータ27により熱せ
られて温風と化し、ドラム4内に供給されて被乾燥衣類
の乾燥に供する。
【0015】ドラム前支え5の下部には、対をなす電極
28をドラム4内に臨ませて取付けている。この電極2
8は、被乾燥衣類との接触により、被乾燥衣類の量を検
知する衣類量検知手段として機能すると共に、被乾燥衣
類の乾燥度を検知する乾燥度検知手段としても機能す
る。又、ケーシング8の吸気孔20部分には例えばサー
ミスタから成る温度センサ29を配設しており、この温
度センサ29は、上記ファン9からPTCヒータ27に
供給される空気の温度を検知する温度検知手段として機
能すると共に、ドラム4(乾燥室)の排気温度を検知す
る温度検知手段としても機能する。
【0016】一方、図3には制御装置30を示してい
る。この制御装置30はマイクロコンピュータから成る
もので、制御手段として機能するようになっており、電
源31から整流回路32を介して必要な電源が供給され
るようになっている。又、この制御装置30には、各種
スイッチから成るスイッチ入力部33より各種スイッチ
信号が入力されると共に、前記電極28から被乾燥衣類
の量と乾燥度とについての検知信号が処理回路34を介
して入力され、前記モータ10の回転を検知するように
設けた回転センサ35から回転検知信号が、クロックパ
ルス発生回路36からクロック信号が、そして、前記温
度センサ29から温度検知信号がそれぞれ入力されるよ
うになっている。
【0017】しかして、制御装置30は、上述の入力並
びにあらかじめ記憶された制御プログラムに基づいて、
前記PTCヒータ27(第1のPTCヒータ27a及び
第2のPTCヒータの27b)、モータ10、及びブザ
ー37を駆動するための駆動回路38に駆動制御信号を
与えるようになっている。又、電源31から上記PTC
ヒータ27、モータ10、及びブザー3へと至る回路
には電源スイッチ39を介挿接続している。
【0018】次に、上記構成のものの作用を述べる。運
転が開始されると、制御装置30は、図1に示すよう
に、温度センサ29による温度(PTCヒータ27に供
給される空気の温度)の検知をして、その検知温度を記
憶する(ステップS1)。
【0019】次いで、モータ10に通電してドラム4及
びファン9を回転させると共に、PTCヒータ27の第
1のPTCヒータ27a及び第2のPTCヒータの27
bの双方に通電してこれらを発熱させる(ステップS
2)。これにより前述の乾燥運転、特にはヒータ強度を
「強」にしての乾燥運転が開始されるもので、その後、
制御装置30はタイマーに例えば140[秒]の計時時
間をセットする(ステップS3)。このセット時間は再
悪の条件(低温など)でも使用家庭のブレーカが作動す
ることのない時間であれば良いもので、140[秒]に
限られるものではない。
【0020】そして、その後、制御装置30はステップ
S1での検知記憶温度が例えば30[℃]以上であるか
否かの判断をし(ステップS4)、30[℃]以上であ
ると判断されれば、PTCヒータ27の通・断電制御回
数χを例えば「0」にセットする(ステップS5)。
又、ステップS4で、30[℃]以上ではないと判断さ
れれば、例えば10[℃]以上であるか否かの判断をし
(ステップS6)、10[℃]以上であると判断されれ
ば、PTCヒータ27の通・断電制御回数χを例えば
「5」にセットする(ステップS7)。更に、ステップ
S6で、10[℃]以上ではないと判断されれば、PT
Cヒータ27の通・断電制御回数χを例えば「10」に
セットする(ステップS8)。すなわち、PTCヒータ
27に供給される空気の初期温度が低いほど、PTCヒ
ータ27の通・断電制御回数χを多くセットするのであ
る。
【0021】この後、制御装置30はステップS3でセ
ットしたタイマーの計時時間(140[秒])が経過し
たか否かの判断をし(ステップS9)、経過したと判断
されたところで、PTCヒータ27の通・断電制御回数
χが「0」であるか否かの判断をし(ステップS1
0)、「0」であると判断されれば、次に、電極28に
よる被乾燥衣類の乾燥度の検知結果等から乾燥運転を終
了すべきであるか否かの判断をし(ステップS11)、
終了すべきであると判断されるまでヒータ強度を「強」
にしての乾燥運転を続け、その後、前記モータ10及び
PTCヒータ27への通電を断って乾燥運転を終了させ
る(ステップS12)。
【0022】これに対して、上記ステップS10で、
「0」ではないと判断されれば、「χ」から「1」を減
じる「χ−1」の演算をし(ステップS13)、その
後、PTCヒータ27の第1のPTCヒータ27a及び
第2のPTCヒータの27bのうちの第2のPTCヒー
タの27bへの通電を断ってヒータ強度を「弱」に切換
え(ステップS14)、更にその後、タイマーに例えば
100[秒]の計時時間をセットする(ステップS1
5)。
【0023】そして、そのタイマーの計時時間(100
[秒])が経過したか否かの判断をし(ステップS1
6)、経過したと判断されたところで、第2のPTCヒ
ータの27bへの通電を再開してヒータ強度を「強」に
戻し(ステップS17)、その後、タイマーに前述の例
えば140[秒]の計時時間をセットし(ステップS1
8)、ステップS9に戻る。
【0024】ステップS9に戻ってからは前述同様で、
ステップS10でχが「0」であると判断されるまで同
じ作用を繰返し、χが「0」であると判断されたところ
で、ステップS11に進む。
【0025】このように本構成のものでは、乾燥運転開
始時のPTCヒータ27に供給される空気の温度に応じ
てPTCヒータ27に供給する電力の制御をするもの
で、供給される空気の温度が低いほど、第2のPTCヒ
ータ27bの断電回数を多くすることにより、PTCヒ
ータ27への通電を少なくしてPTCヒータ27に流れ
る電流を抑制し、もって、使用家庭のブレーカが作動す
ることのないようにできるものであり、従来のもののよ
うなPTCヒータ27に流れる電流の値を総じて小さく
することはしないので、乾燥終了までの時間を長びかせ
るようなことはない。又、従来のカレントセンサ等のP
TCヒータ27に流れる電流を検知する手段を必要とす
ることもなく、それに代わる温度センサ29も、ドラム
4の排気温度を検知するものとして衣類乾燥機に既設の
ものであり、これが流用できるから、製品がコスト高に
なることもない。
【0026】なお、乾燥運転開始時、機外の温度も機内
の温度と変わりないものであり、従って、PTCヒータ
27に供給される空気の温度としては機外の温度を検知
しても良く、そのために別途温度センサを必要として
も、それは例えばサーミスタ等で良いから、従来のカレ
ントセンサ等のPTCヒータ27に流れる電流を検知す
る手段よりコスト安に留めることができる。
【0027】又、上記構成のものでは、PTCヒータ2
7に供給する電力の制御を、PTCヒータ27(第2の
PTCヒータ27b)の通・断電の回数を変えて行なう
ようにしており、これによって、必要な電力制御がより
確実且つ安価にできる。
【0028】以上に対して、図4は本発明の第1参考
を示すもので、電源の電圧を検知し、その結果と、先の
温度検知結果とから、PTCヒータ27に供給する電力
の制御をするようにしたものを示している。この場合、
具体的には、制御装置30が、前述のステップS1〜S
3を経た後に、電源の電圧を検知し(ステップS10
1)、その結果から、電源電圧が例えば105[V]以
上であるか否かの判断をし(ステップS102)、10
5[V]以上であると判断されれば、ステップS1での
検知記憶温度が例えば25[℃]以上であるか否かの判
断をし(ステップS103)、25[℃]以上であると
判断されれば、PTCヒータ27の通・断電制御回数χ
を例えば「0」にセットする(ステップS104)。
【0029】又、ステップS103で、25[℃]以上
ではないと判断されれば、例えば5[℃]以上であるか
否かの判断をし(ステップS105)、5[℃]以上で
あると判断されれば、PTCヒータ27の通・断電制御
回数χを例えば「5」にセットし(ステップS10
6)、5[℃]以上ではないと判断されれば、PTCヒ
ータ27の通・断電制御回数χを例えば「10」にセッ
トする(ステップS107)。
【0030】一方、ステップS102で、105[V]
以上ではないと判断されれば、電源電圧は例えば95
[V]以上であるか否かの判断をし(ステップS10
8)、95[V]以上であると判断されれば、ステップ
S1での検知記憶温度が例えば30[℃]以上であるか
否かの判断をし(ステップS109)、30[℃]以上
であると判断されれば、ステップS104に進む。
【0031】又、ステップS109で、30[℃]以上
ではないと判断されれば、例えば10[℃]以上である
か否かの判断をし(ステップS110)、10[℃]以
上であると判断されれば、ステップS106に進み、1
0[℃]以上ではないと判断されれば、ステップS10
7に進む。
【0032】更に、ステップS108で、95[V]以
上ではないと判断されれば、ステップS1での検知記憶
温度が例えば35[℃]以上であるか否かの判断をし
(ステップS111)、35[℃]以上であると判断さ
れれば、ステップS104に進み、35[℃]以上では
ないと判断されれば、15[℃]以上であるか否かの判
断をし(ステップS112)、15[℃]以上であると
判断されれば、ステップS106に進み、15[℃]以
上ではないと判断されれば、ステップS107に進む。
そして、その後、前述のステップS9〜S18を経る。
【0033】このものでは、要するに、検知した電源電
圧の値によりPTCヒータ27の通・断電制御回数χを
決定する温度のしきい値を変えているもので、電源電圧
が高いほど、PTCヒータ27の発熱量が大きくなって
空気の温度が上がりやすいから、それだけPTCヒータ
27の通・断電制御回数χを決定する温度のしきい値を
低くしている。この場合、検知した電源電圧に応じてP
TCヒータ27の通・断電制御回数χを変えるようにし
ても良く、それと温度のしきい値との両方を変えるよう
にしても良い。
【0034】なお、図5は電源電圧を検知する回路40
を示しており、電源41に直列に接続した抵抗42とダ
イオード43及びコンデンサ44、並びにコンデンサ4
4に並列に接続した抵抗45,46,47から成ってい
る。又、図6は電源電圧の区分例を示しており、上述の
ように大別するのではなく、91.1[V]から10
8.3[V]まで16段階に細分する例を示している。
このようにすることによって、より精細に対応できる。
【0035】図7は本発明の第2参考例を示すもので、
モータ10の回転速度、ひいてはファン9の回転速度が
複数設定可能なもので、先の温度検知結果と共にその設
定回転速度に応じてPTCヒータ27に供給する電力の
制御をするようにしたものを示している。この場合、具
体的には、制御装置30が、前述のステップS1〜S3
を経た後に、モータ10の回転速度がA(例えば125
0[rpm])であるか否かの判断をし(ステップS2
01)、Aであると判断されれば、ステップS1での検
知記憶温度が例えば30[℃]以上であるか否かの判断
をし(ステップS202)、30[℃]以上であると判
断されれば、PTCヒータ27の通・断電制御回数χを
例えば「2」にセットする(ステップS203)。
【0036】又、上記ステップS202で、30[℃]
以上ではないと判断されれば、例えば10[℃]以上で
あるか否かの判断をし(ステップS204)、10
[℃]以上であると判断されれば、PTCヒータ27の
通・断電制御回数χを例えば「7」にセットし(ステッ
プS205)、10[℃]以上ではないと判断されれ
ば、PTCヒータ27の通・断電制御回数χを例えば
「12」にセットする(ステップS206)。
【0037】これに対して、ステップS201で、Aで
はないと判断されれば、ステップS1での検知記憶温度
が例えば30[℃]以上であるか否かの判断をし(ステ
ップS207)、30[℃]以上であると判断されれ
ば、PTCヒータ27の通・断電制御回数χを例えば
「0」にセットする(ステップS208)。
【0038】又、上記ステップS207で、30[℃]
以上ではないと判断されれば、例えば10[℃]以上で
あるか否かの判断をし(ステップS209)、10
[℃]以上であると判断されれば、PTCヒータ27の
通・断電制御回数χを例えば「5」にセットし(ステッ
プS210)、10[℃]以上ではないと判断されれ
ば、PTCヒータ27の通・断電制御回数χを例えば
「10」にセットする(ステップS211)。そして、
その後、前述のステップS9〜S18を経る。
【0039】このものでは、要するに、モータ10の設
定回転速度、ひいてはファン9の設定回転速度の高低に
よりPTCヒータ27の通・断電制御回数χを変えてい
るもので、それらの回転速度が高いほど、風量が大きく
なってPTCヒータ27に流れる電流が増すため、その
分、多くPTCヒータ27通・断電制御するものであ
り、この場合、それに代えて温度のしきい値を変えても
良く、PTCヒータ27の通・断電制御回数χと温度の
しきい値との両方を変えるようにしても良い。
【0040】図8は本発明の第実施例を示すもので、
このものでは、制御装置30が、最初に温度センサ29
による温度(PTCヒータ27に供給される空気の温
度)Xの検知と記憶をし(ステップS301)、その
後、モータ10に通電してドラム4及びファン9を回転
させると共に、PTCヒータ27の第1のPTCヒータ
27aにのみ通電してこれを発熱させる(ステップS3
02)。これによりヒータ強度を「弱」にしての乾燥運
転が開始されるもので、その後、制御装置30は、ステ
ップS301での検知記憶温度が例えば30[℃]以上
であるか否かの判断をし(ステップS303)、30
[℃]以上であると判断されれば、上昇判断温度ΔTを
0[℃]にセットする(ステップS304)。
【0041】これに対して、上記ステップS303で、
30[℃]以上ではないと判断されれば、例えば10
[℃]以上であるか否かの判断をし(ステップS30
5)、10[℃]以上であると判断されれば、上昇判断
温度ΔTを5[℃]にセットし(ステップS306)、
10[℃]以上ではないと判断されれば、上昇判断温度
ΔTを10[℃]にセットする(ステップS307)。
【0042】そして、その後、温度センサ29による温
度(ドラム4の排気温度)Yの検知を再度行ない(ステ
ップS308)、その結果から、ステップA301で検
知した温度XよりステップS304,S306,S30
7のいずれかでセットした上昇判断温度ΔT上昇したか
否かの判断をし(ステップS309)、上昇したと判断
されたところで、第2のPTCヒータ27bにも通電し
ヒータ強度を「強」に切換えて乾燥運転を継続する。
【0043】このものでは、PTCヒータに供給される
空気の温度が低い乾燥運転の初期にPTCヒータに流れ
る電流を抑制する弱運転が行なわれ、PTCヒータに供
給される空気の温度が高くなったところから、PTCヒ
ータに流れる電流を抑制しない強運転に切換えられるも
ので、供給される空気の温度が低いほど、PTCヒータ
27への通電を少なくしてPTCヒータ27に流れる電
流を抑制する点で前述の基本技術と同様であり、従っ
て、基本技術同様の効果を得ることができる。
【0044】しかも、この場合、ヒータ強度を「強」に
切換える温度を、乾燥運転開始時のPTCヒータ27に
供給される空気の温度に応じて異ならせているので、よ
り精細な制御ができる。
【0045】図9は本発明の第実施例を示すもので、
このものでは、制御装置30が、上述のステップS30
1、S302を経た後に、電極28から処理回路34を
通じて入力される信号数(電極28がドラム4内の被乾
燥衣類と接触するごとに出力する信号数)nのカウント
をし(ステップS401)、それをその後1[分]が経
過したと判断されるまで行なう(ステップS402)。
この場合、信号数nのカウントは例えば5.9[mse
c]ごとに電極28から信号が入力されているか否かの
判断をするもので、それを1[分]間行なうということ
は、約10170回ある判断機会の中で信号が何回入力
されたかをみることである。
【0046】しかして、その後、制御装置30は、上記
1[分]間の合計カウント数から上昇判断温度ΔTの設
定をする(ステップS403)。ここで、図10は上記
上昇判断温度ΔTの設定内容を具体的に表わしている。
ステップS401、S402での合計カウント数nはド
ラム4内の被乾燥衣類の量に応じて異なるもので、被乾
燥衣類の量が多いほど、その合計カウント数nも多くな
る。すなわち、合計カウント数nはドラム4内の被乾燥
衣類の量を示しているもので、図10に表わしたよう
に、ドラム4内の被乾燥衣類の量が多いと判断されるほ
ど、上昇判断温度ΔTを小さく設定しているのである。
【0047】又、上昇判断温度ΔTは、第実施例同様
にステップS301で検知し記憶した乾燥運転開始時の
PTCヒータ27に供給される空気の温度Xに応じても
異ならせているもので、図10に表わしたように、供給
空気温度Xが高いほど、上昇判断温度ΔTを小さく設定
しているのである。
【0048】このように上昇判断温度ΔTを設定した
後、制御装置30は、温度センサ29による検知結果か
らPTCヒータ27に供給される空気の温度が設定上昇
判断温度ΔTだけ上昇したか否かの判断をし(ステップ
S404)、上昇していないと判断されるうちは所定時
間例えば10[分]が経過したか否かの判断をし(ステ
ップS405)、経過していないと判断されるうちにス
テップS404で設定上昇判断温度ΔTだけ上昇したと
判断されれば、ステップS310に進んで第2のPTC
ヒータ27bにも通電しヒータ強度を「強」に切換えて
乾燥運転を継続する。
【0049】又、ステップS404で設定上昇判断温度
ΔTだけ上昇していないと判断されるまま、ステップS
405で10[分]が経過したと判断されれば、ステッ
プS310に進んでヒータ強度を強制的に強に切換え
る。
【0050】このものによれば、要するに、第実施例
同様のヒータ強度の切換制御を行なう中で、そのヒータ
強度を「弱「から「強」に切換える温度を、ドラム4内
に収容された被乾燥衣類の量に応じて異ならせているも
ので、それにより、PTCヒータ27の電力制御が被乾
燥衣類の量にも合った最適の内容でできる。
【0051】特に、被乾燥衣類の量が多くなれば、ドラ
ム4内を通る風の抵抗が増して風量が減り、それに応じ
てPTCヒータ27に流れる電流も減る。よって、PT
Cヒータ27の発熱量が減って、ドラム4内に与えられ
る熱量が少なくなり、被乾燥衣類の乾燥に長い時間がか
かるようになる。一方、この場合には、PTCヒータ2
7に流れる電流は減るのであるから、ヒータ強度を
「強」にしても、PTCヒータ27に流れる電流はブレ
ーカを作動させてしまうほどにはならない。
【0052】そこで、上述のものでは、ヒータ強度を
「強」に切換える温度を、ドラム4内に収容された被乾
燥衣類の量が多いと判断されたときほど、小さく設定す
るようにしているのであり、これによって、被乾燥衣類
の量が多いときほどヒータ強度を「強」に切換える時期
が遅れるようになるのを避けることができ、すなわち、
被乾燥衣類の乾燥に要する時間が長引くことを避け得
て、運転時間の短縮化を達成することができる。
【0053】又、この場合も、ヒータ強度を「強」に切
換える温度を、乾燥運転開始時のPTCヒータ27に供
給される空気の温度に応じて異ならせているので、より
精細な制御ができる。
【0054】更に、フィルタ22が目詰まり気味になっ
たような場合にも、ドラム4内を通る風の抵抗が増して
風量が減り、それに応じてPTCヒータ27に流れる電
流も減る。よって、PTCヒータ27の発熱量が減っ
て、ドラム4内に与えられる熱量が少なくなり、風の温
度がヒータ強度を「強」に切換える温度に達するのに時
間がかかるようになる。
【0055】そこで、上述のものでは、PTCヒータ2
7に供給される空気の温度が所定時間経過後もヒータ強
度を「強」に切換える温度まで上昇しないときには、ヒ
ータ強度を強制的に強に切換えるようにしているのであ
り、これによっても、被乾燥衣類の乾燥に要する時間が
長引くことを避け得、運転時間の短縮化を達成すること
ができる。もちろん、この場合にも、ヒータ強度を
「強」にしても、PTCヒータ27に流れる電流がブレ
ーカを作動させてしまうほどにはならないことは上述同
様である。
【0056】図11は本発明の第実施例を示すもの
で、このものでは、温度センサ29をPTCヒータ27
の風上側直前部に設けており、このようにすることによ
って、PTCヒータ27に供給される空気の温度をPT
Cヒータ27に最も近いところで検知できるので、それ
だけ適正なPTCヒータ27の通電制御ができる。
【0057】なお、PTCヒータ27に供給される空気
はドラム4から熱を奪ってPTCヒータ27部分に至る
ものであれば、機外から吸入されるものであっても良い
ものであり、従って、通風方式としては上述の循環方式
に限られるものではない。そのほか、本発明は上記し且
つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、
特に具体的な数値等の点につき、要旨を逸脱しない範囲
内で適宜変更して実施し得る。
【0058】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおりのもので、
下記の効果を奏する。請求項1の衣類乾燥機によれば、
PTCヒータの電力制御が、乾燥終了までの時間を長く
することなく、且つ、製品をコスト高にすることもなく
できる。又、乾燥運転開始時のPTCヒータに供給され
る空気の温度に合わせて、PTCヒータの電力制御が、
より精細にできる。請求項2の衣類乾燥機によれば、P
TCヒータの電力制御が被乾燥衣類の量にも合った最適
の内容ででき、且つ、被乾燥衣類の量が多いときほどヒ
ータ強度を強に切換える時期が遅れるようになるのを避
けることができて、運転時間の短縮化を達成することが
できる。
【0059】
【0060】
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本技術を示す作用説明のためのフロ
ーチャート
【図2】一部を切除した全体の縦断側面図
【図3】概略電気構成図
【図4】本発明の第1参考例を示す図1相当図
【図5】電源電圧検知回路の構成図
【図6】電源電圧の異なる区分を示す図
【図7】本発明の第2参考例を示す図1相当図
【図8】本発明の第実施例を示す図1相当図
【図9】本発明の第実施例を示す図1相当図
【図10】上昇判断温度の設定内容を示す図
【図11】本発明の第実施例を示す全体の破断側面図
【符号の説明】
4はドラム(乾燥室)、9はファン、27はPTCヒー
タ、27aは第1のPTCヒータ、27bは第2のPT
Cヒータ、28は電極(衣類量検知手段)、29は温度
センサ(温度検知手段)、30は制御装置(制御手段
示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−339597(JP,A) 特開 平7−59995(JP,A) 特開 平7−80195(JP,A) 特開 平6−86898(JP,A) 特開 平6−218200(JP,A) 特開 平5−208098(JP,A) 特開 平5−38397(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 58/28 D06F 58/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被乾燥衣類を収容する乾燥室と、この乾
    燥室に温風を供給するファン及び複数のPTCヒータ
    と、このPTCヒータに供給される空気の温度を検知す
    る温度検知手段とを具備し、前記PTCヒータの通電個
    数を切換えることによりヒータ強度の切換えを可能とし
    たものにおいて、 そのヒータ強度を弱にして乾燥運転を開始し、その後、
    前記温度検知手段による検知結果から前記PTCヒータ
    に供給される空気の温度が所定温度上昇したと判断され
    たときにヒータ強度を強に切換えて乾燥運転を継続する
    制御をする制御手段を具備し その制御手段が、ヒータ強度を強に切換える所定温度
    を、乾燥運転開始時のPTCヒータに供給される空気の
    温度が低いほど、大きく設定する ことを特徴とする衣類
    乾燥機。
  2. 【請求項2】 被乾燥衣類を収容する乾燥室と、この乾
    燥室に温風を供給するファン及び複数のPTCヒータ
    と、このPTCヒータに供給される空気の温度を検知す
    る温度検知手段と、前記乾燥室に収容された被乾燥衣類
    の量を検知する衣類量検知手段とを具備し、前記PTC
    ヒータの通電個数を切換えることによりヒータ強度の切
    換えを可能としたものにおいて、 そのヒータ強度を弱にして乾燥運転を開始し、その後、
    前記温度検知手段による検知結果から前記PTCヒータ
    に供給される空気の温度が前記衣類量検知手段による検
    知結果に応じた所定温度上昇したと判断されたときにヒ
    ータ強度を強に切換えて乾燥運転を継続する制御をする
    制御手段を具備し、 その制御手段が、ヒータ強度を強に切換える所定温度
    を、前記乾燥室に収容された被乾燥衣類の量が多いと判
    断されたときほど、小さく設定する ことを特徴とする衣
    類乾燥機。
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