JPH0412799A

JPH0412799A - 乾燥機

Info

Publication number: JPH0412799A
Application number: JP2114906A
Authority: JP
Inventors: Tsunehiro Muramatsu; 村松　恒裕
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1990-04-27
Filing date: 1990-04-27
Publication date: 1992-01-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は乾燥棚を出し入れ可能に具えた乾燥機に関する
。

（従来の技術）従来より、乾燥機においては、乾燥棚を出し入れ可能に
具えたものが供されている。このものの場合、乾燥棚は
、温風供給装置によって温風が供給される乾燥室内に収
納配置されて例えばズック靴等の被乾燥物を載せ置くも
のであり、その載せ置いた被乾燥物に上記温風を接触さ
せて乾燥させるようになっている。又、上記乾燥室内に
は、本来、上述のごとく乾燥棚に載せ置く被乾燥物とは
異なる衣類等の他の被乾燥物を収容して、これに温風を
接触させ乾燥させるようになっており、従ってこの場合
には、乾燥棚は乾燥室内に収納配置することはせず、乾
燥室外に留め置くようになっている。

（発明が解決しようとする課ｆｆ１）上述のように、乾燥棚は、使用時に乾燥室内に配置され
、不使用時には乾燥室外に留め置がれるものであるが、
その乾燥棚に載せ置く被乾燥物とは異なる他の被乾燥物
を乾燥室内に入れて乾燥させるとき、前の乾燥運転で使
用した乾燥棚を乾燥室内に配置したまま、それに気付が
ず、次の乾燥運転を行なってしまうということがあり、
このときには、例えば乾燥室内で乾燥される他の被乾燥
物が乾燥運転中乾燥棚に引掛かって傷付くとが、あるい
は乾燥棚に絡まってそれを落とし大きな音を出させるこ
とにより使用者を驚かす、又は乾燥棚や乾燥室に損傷を
与えるとかいった問題を呈していた。又、特に乾燥室が
ドラムによって構成され、該ドラムを乾燥運転時にモー
タにより回転させるようにしたものでは、被乾燥物を乾
燥室内に配置した乾燥棚に載せ置いてのみ乾燥させよう
としても、ドラム回転そのほがの振動等で被乾燥物が乾
燥棚から落ちたとき、この落ちた被乾燥物がドラムの回
転によって転がり、乾燥棚に絡まって傷付く、あるいは
乾燥棚を落とす、ひいてはやはりそれによって使用者を
驚かすとか、乾燥棚やドラムに（ｉ傷を与えるとかいっ
た問題を呈していた。

本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従っ
てその目的は、乾燥室内での乾燥棚の有無を容易に知る
ことができて、誤った運転等を極力避けることができ、
又、乾燥室をドラムにより構成したものでは、乾燥室内
に乾燥棚を配置した状態でドラムを回転させることを確
実に避けることができて、それぞれ被乾燥物や乾燥棚、
乾燥室（ドラム）を傷付けたり、使用者を驚がしたりす
ることのない優れた乾燥機を提供するにある。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）上記目的を達成するために、本発明の乾燥機においては
、乾燥室と、この乾燥室内に温風を供給する温風供給装
置、並びに乾燥室内に配置されて被乾燥物を載せ置く出
し入れ可能な乾燥棚とを具備するものにあって、その乾
燥室内での乾燥棚の有無を検出する検出手段と、表示手
段とを設けると共に、その検出手段による検出結果を受
けて前記乾燥室内に乾燥棚が有ると判断されたときに表
示手段にてそのことを表示する制御をする制御手段を設
けたことを特徴とするものである。

又、ドラムによって構成された乾燥室と、モータにより
駆動されるファンを有して乾燥室内に温風を供給する温
風供給装置、及びこの温風供給装置のファンを駆動する
モータとは別にドラムを駆動するモータ、並びに乾燥室
内に配置されて被乾燥物を載せ置く出し入れ可能な乾燥
棚とを具備するものにあっては、その乾燥室内での乾燥
棚の有無を検出する検出手段と、この検出手段による検
出結果を受けて前記乾燥室内に乾燥棚が有ると判断され
たときに上記ドラムを駆動するモータを駆動停止状態に
保つ制御をする制御手段とを設けたことを特徴とするも
のである。

（作用）上記手段によれば、乾燥室内での乾燥棚の有無を、検出
手段により検出して、表示手段により表示することがで
き、使用者の注意を喚起せしめることができる。

又、特に乾燥室が温風供給装置のファン駆動用モータと
は別のモータによって回転されるドラムにより構成され
るものにあっては、検出手段によって乾燥室内に乾燥棚
が有ることが検出されたとき、制御手段によって、上記
ドラムを回転させるモータを駆動停止状態に保つ制御を
することにより、ドラムを確実に停止状態に保つことが
できる。

（実施例）以下、本発明の一実施例につき、図面を参照して説明す
る。

まず第１図に示すように、乾燥機全体の外箱１には、前
面部の中央部に被乾燥物出入口２を形成しており、且つ
、その出入口２を開閉する扉３を枢設している。外箱１
の内部には、乾燥室４を構成するドラム５を収容してお
り、収容したドラム５は、その後面部の中心部に設けた
軸６を、外箱１の後部に設けた支持板７に回転可能に支
承せしめ、前面部に形成した径大な開口部８を、外箱１
の前部に設けたドラム支え９に同じく回転可能に支承せ
しめている。ドラム５外の外箱１内上部には、該ドラム
５をベルト１０を介して回転させるモータ１１を配設し
ている。

又、上記ドラム５に対して、その後部から外下力そして
前部にかけては、ドラム５内（乾燥室４内）に温風を供
給する温風供給装置１２を設けており、それを詳細に述
べると、ドラム５の後部中央部に多数の小孔を穿設して
形成した出気口１３、出気口１３に連通したファンケー
シング１４、ファンケーシング１４内を前後に仕切るよ
うに配設した両翼形のファン１５、ファンケーシング１
４の前部に連通したダクト１６、ダクト１６の先方に位
置してドラム支え９に取付けた強弱切換可能なヒータ１
７、ドラム支え９に多数の小孔を穿設して形成した人気
口１８、そしてファン１５をファンケーシング１４外の
この場合外箱１内上部からベルト１９を介して回転駆動
するように設けたモータ２０から成っている。なお、こ
の温風供給装置１２の上記出気口１３部分にはドラム５
内に位置してフィルタ２１を装設している。又、外箱１
の背面の開放部を塞いだ背板２２には、中央部に外気取
入口２３を形成しており、下部に外気戻し口２４を形成
している。

そして、ドラム５内には乾燥棚２５を配置しており、こ
れは、詳細には第２図に示すように、はぼ矩形状を成す
もので、前記被乾燥物出入口２がらドラム５内に入れら
れ、このドラム５内で、後部の中央上部に設けた後フッ
ク部２５ａを前記フィルタ２１の中心部に形成した引掛
孔２６に挿入して掛け、前部の左右両側に設けた前フッ
ク部２５ｂをそれぞれ前記被乾燥物出入口２の下側縁部
に載せ掛けて、水平状態に配置されている。しかして、
この配置状態から、上記前フック部２５ｂを被乾燥物出
入口２の下側縁部がら離し、後フック部２５ａをフィル
タ２１の引掛孔２６がら抜き出して、全体を被乾燥物出
入口２を通して引き出すことにより、ドラム５内から出
されるようになっている。

上述のような乾燥棚２５に対して、被乾燥物出入口２下
側縁部のそれぞれ前フック部２５ｂが載る箇所には、乾
燥室４内での乾燥棚２５の有無を検出する検出手段とし
て、それぞれ中央部に乾燥棚２５の前フック部２５ｂが
載る凹部２７ａを有する電極２７を設けている。この電
極２７も、詳細には第３図に示すように、プラスチック
など電気絶縁材から成るホルダ２８に上方から嵌合され
て、このホルダ２８を介し、被乾燥物出入口２下側縁部
のそれぞれ前フック部２５ｂが載る箇所に配置され、そ
して下方からのねじ２９により止め固定されている。又
、この場合、電極２７両端の折曲部２７ｂは、ホルダ２
８を貫通し、更に被乾燥物出入口２下側縁部のそれぞれ
前フック部２７が載る箇所に形成した孔３０を貫通して
その下方に突出している。そして、この突出した折曲部
２７ｂのそれぞれ一方を接続端子として、これに給電線
３１を例えばファストン端子３２を介して接続し、この
給電線３１により電極２７間に所定の電圧を印加するよ
うにしている。

前記外箱１の前面部には操作パネル３３を設けている。

この操作パネル３３は、第４図に示すように、「コース
切換」スイッチ３４と、「ヒータ切換」スイッチ３５、
及び「スタート」スイッチ３６を有すると共に、「標準
」、「念入り」。

「アイロンＪ、ｒ９０分タイマー」のそれぞれコースを
表示する表示ランプ３７〜４０．並びに乾燥室４内での
乾燥棚の有無を表示する表示手段を兼ねてヒータの「強
」、「弱」の表示をする表示ランプ４］、４２を有して
いる。

外箱１内の上部には、回路基板４３を配設しており、こ
の回路基板４３に、第５図に示す制御回路の主構成部品
を実装している。しかして、その制御回路にあっては、
マイクロコンピュータ（以下マイコンと略称する）４４
を制御手段として具えており、このマイコン４４に、電
源４５から電源スィッチ４６及び整流回路４７を介して
直流電源を供給するようにしている。又、マイコン４４
には、前記部３の開閉を検出するように設けた扉開閉検
出スイッチ４８からその検出信号が、前記「コース切換
」スイッチ３４からコース選択信号が、「スタート」ス
イッチ３６からスタート信号が、「ヒータ切換」スイッ
チ３５からヒータ選択信号が、前記乾燥室４内での乾燥
棚２５の有無を検出する検出手段である電極２７からそ
の検出信号が、前記ドラム５内に臨ませてドラム支え９
に取付けた電極４９から接触検出回路５０を介して接触
検出信号が、又、同電極４９から乾燥度検出回路５１を
介して乾燥度検出信号が、そしてクロックパルス発生回
路５２からクロックパルスがそれぞれ入力されるように
しており、その人力並びにあらかじめ記憶した制御プロ
グラムに基づいて、マイコン４４は、前記モータ１１，
２０及びヒータ１７を通電駆動するための駆動回路５３
にその各通電制御信号を与え、同時に前記表示ランプ３
７〜４２にも通電制御信号を与えるようにしている。

そこで、以下には、上記マイコン４４の制御に基づく作
用について、乾燥棚２５の使用、不使用と関係する部分
を中心に、第６図をも参照しながら説明する。

まずマイコン４４は電源４５がら電源スィッチ４６及び
整流回路４７を介して直流電源が供給されたスタート時
、「コース切換」スイッチ３４や「ヒータ切換」スイッ
チ３５並びに「スタート」スイッチ３６等のスイッチ操
作の受付けをしくステップＳ１）、次にその操作に基づ
くコースの設定を「標準Ｊ、ｒ念入り」、「アイロン」
、「９０分タイマーコの中からしくステップｓ２）、次
いで「スタートＪスイッチ３６が操作されたが否かの判
断をする（ステップＳ３）。ここで今、「スタートＪス
イッチ３６が操作されたと判断されれば、次に設定され
たコースがｒ９０分タイマー」であるか否かの判断をし
くステップＳ４）、「９０分タイマー」ではないと判断
されれば、他のコースについての図示しないステップへ
と進むが、ｒ９０分タイマー」であると判断されれば、
次に乾燥室４内に乾燥棚２５が配置されているが否かの
判断をする（ステップＳ５）。

すなわち、乾燥棚２５を使用する運転は、通常、「９０
分タイマー」コースで行なうようにしており、この関係
で、特にこの「９０分タイマー」コースが選択されたと
きに、乾燥室５内に乾燥棚２５が配置されているか否か
の判断をするのである。

又、乾燥室４内に乾燥棚２５が配置されているか否かの
判断は、電極２７から入力される検出信号をみてなされ
るもので、特にこの場合には、その電極２７間の電位差
でそれをみるようにしている。

これについて更に詳述すると、電極２７間には前述のよ
うに所定の電圧を印加しており、乾燥室４内に乾燥棚２
５を前述のごとく配置すれば、該乾燥棚２５の前フック
部２５ｂが電極２７に載って接するから、この乾燥棚２
５を通じて電極２７間が導通し、該電極２７間の電位差
がなくなる。よって、それをマイコン４４がみて乾燥室
５内に乾燥棚２５が配置されていると判断するものであ
り、一方、乾燥室４内に乾燥棚２５が配置されていなけ
れば、電極２７間は非導通状態にあって、電位差が生じ
るから、これをマイコン４４がみて乾燥室５内に乾燥棚
２５が配置されていないと判断する。

かくして、ステップＳ５で、乾燥室４内に乾燥棚２５が
配置されていないと判断されれば、次には「９０分タイ
マー」コースを普通に、すなわち、モータ１１に通電し
てドラム５を回転させると共に、モータ２０に通電して
ファン１５を回転させ、そして更にヒータ１７に「強」
で発熱するように通電する内容で、実行する（ステップ
Ｓ６）。従ってこの場合、表示ランプ４１．４２は、「
強」の表示ランプ４１を点灯させて、ヒータ１７が「強
」で発熱することの表示をし、そして、ドラム５の回転
により、該ドラム５内に収容された被乾燥物、もっばら
衣類が撹拌され、ファン１５の回転により、ドラム５内
の空気がフィルタ１２を通じて出気口１３からファンケ
ーシング１４内の前部に吸入され、ダクト１６内へと吐
出される。

又、機外の空気が外箱背板２２の外気取入口２３からフ
ァンケーシング１４内の後部に吸入されて、外気戻し口
２４から排出されるものであり、二の結果、ファンケー
シング１４内では、ドラム５内の空気と機外の空気とが
ファン１５を境に接して熱交換され、ドラム５内空気の
除湿が行なわれる。

よって、ダクト１６内には除湿されたドラム５内空気が
通り、これが「強」発熱中のヒータ１７部分に至って加
熱され、温風と化して人気口１８からドラム５内に供給
され、該ドラム５の回転によってその内部で撹拌されて
いる被乾燥物と接してこれを徐々に乾燥させる。

そしてこの後、マイコン４４は９０分が経過したか否か
の判断をするもので（ステップＳ７）、９０分が経過し
たと判断されたところで、運転を終了する。

これに対して、先のステップＳ５で、乾燥室４内に乾燥
棚２５が配置されていると判断されれば、次には「９０
分タイマー」コースを、モータ１１に通電せずドラム５
を停止させたままで、モータ２０に通電すなわちファン
１５を回転させ、そして更にヒータ１７には「弱」で発
熱するように通電する内容で、実行する（ステップＳ８
）。従ってこの場合、表示ランプ４１．４２は、「弱」
の表示ランプ４２を点灯させて、ヒータ１７が「弱」で
発熱することの表示をし、同時にそれによって乾燥室４
内に乾燥棚２５が配置されていることの表示をする。そ
して、ドラム５を停止させた状態で、乾燥室４内には前
述同様にして、但し、それより低い温度の温風を供給し
、乾燥棚２５上に載せ置いた被乾燥物、もっばらズック
靴等を徐々に乾燥させる。なお、このように乾燥棚２５
を使用して被乾燥物を乾燥させるとき、ヒータ１７を「
弱」で発熱させるのは、被乾燥物が撹拌されず静止した
ままで温風がいわゆる片当たりをするからであって、そ
の温度の悪影響を極力少なくしようとする配慮からであ
る。そして又、この場合も、その後にはマイコン４４が
９０分が経過したか否かの判断をしくステップＳ９）、
９０分が経過したと判断されたところで、運転を終了す
る。

このように本構成のものによれば、乾燥室４内での乾燥
棚２５の有無を、検出手段である電極２７により検出し
て、表示手段である表示ランプ４１４２により表示する
ことができるものであり、それによって使用者の注意を
喚起せしめることができる。従って、乾燥棚２５を使用
する必要のない被乾燥物を乾燥させるときに、乾燥室４
内に乾燥棚２５を配置したまま、乾燥運転を行なうとい
うような誤った運転等も、それによって避けることがで
き、被乾燥物が乾燥棚２５に引掛かったり絡まったりす
ることによる被乾燥物の傷付き、並びにそれによる乾燥
棚２５の落下による該乾燥棚２５並びに乾燥室４の傷付
きも防止することができ、更に使用者を驚かしたりする
こともなくすことができる。

又、乾燥室４がドラム５により構成されるものにあって
は、電極２７（検出手段）によって乾燥室４内に乾燥棚
２５が有ることが検出されたとき、ドラム５を回転させ
るモータ１１を駆動停止状態に保つ制御をするようにし
たことにより、該ドラム５を確実に停止状態に保つこと
ができ、被乾燥物の傷付き、並びに乾燥棚２５．乾燥室
４の傷付きをより確実に防止できると共に、使用者を驚
かしたすすることも、より確実になくすことができる。

なお、乾燥室４内での乾燥棚の有無を表示する表示手段
としては、ヒータの「強」、「弱」表示を兼ねる表示ラ
ンプ４１．４２には限られず、それ専用の適宜の表示装
置を設けるようにしても良い。

［発明の効果］本発明の乾燥機は以上説明したとおりのもので、下記の
効果を奏する。

乾燥室と、この乾燥室内に温風を供給する温風供給装置
、並びに乾燥室内に配置されて被乾燥物を載せ置く出し
入れ可能な乾燥棚とを具備するものにあって、その乾燥
室内での乾燥棚の有無を検出する検出手段と、表示手段
とを設けると共に、その検出手段による検出結果を受け
て前記乾燥室内に乾燥棚が有ると判断されたときに表示
手段にてそのことを表示する制御をする制御手段を設け
たことにより、乾燥室内での乾燥棚の有無を表示手段に
より知ることができて、使用者の注意を喚起せしめるこ
とができ、よって、誤った運転等を極力避けることかで
きて、被乾燥物が乾燥棚に引掛かったり絡まったりする
ことによる被乾燥物の傷付き、並びに乾燥棚、乾燥室の
傷付きを防止することができ、更に使用者を驚かしたり
することもなくすことができる。

又、ドラムによって構成された乾燥室と、モータにより
駆動されるファンを有して乾燥室内に温風を供給する温
風供給装置、及びこの温風供給装置のファンを駆動する
モータとは別にドラムを駆動するモータ、−並びに乾燥
室内に配置されて被乾燥物を載せ置く出し入れ可能な乾
燥棚とを具備するものにあっては、その乾燥室内での乾
燥棚の有無を検出する検出手段と、この検出手段による
検出結果を受けて前記乾燥室内に乾燥棚が有ると判断さ
れたときに上記ドラムを駆動するモータを駆動停止状態
に保つ制御をする制御手段とを設けたことにより、ドラ
ムを確実に停止状態に保つことができて、被乾燥物の傷
付き、並びに乾燥棚、乾燥室の傷付きをより確実に防止
できると共に、使用者を驚かしたりすることもより確実
になくすことができる。又、この場合、ドラムを回転さ
せないことにより、このドラムの回転振動に基づく乾燥
棚及びこれに載せ置いた被乾燥物の落下からして防止で
きる。更に、ドラムを無駄に回転させることを避は得る
ものでもあるから、電力の無駄な消費を避けることがで
き、各部の摩耗等も少なくできる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示したもので、第１図は全体
の縦断側面図、第２図は乾燥棚と検出手段部分の斜視図
、第３図は一つの検出手段部分の分解斜視図、第４図は
操作パネルの正面図、第５図は概略電気構成図、第６図
は主たる作用を示したフローチャートである。図面中、４は乾燥室、５はドラム、１１はモータ、１２
は温風供給装置、１５はファン、１７はヒータ、２０は
モータ、２５は乾燥棚、２７は電極（検出手段）、４１
．４２は表示ランプ（表示手段）、４４はマイクロコン
ピュータ（制御手段）を示す。

Claims

【特許請求の範囲】１、乾燥室と、この乾燥室内に温風を供給する温風供給
装置、並びに乾燥室内に配置されて被乾燥物を載せ置く
出し入れ可能な乾燥棚とを具備するものであって、その
乾燥室内での乾燥棚の有無を検出する検出手段と、表示
手段とを設けると共に、その検出手段による検出結果を
受けて前記乾燥室内に乾燥棚が有ると判断されたときに
表示手段にてそのことを表示する制御をする制御手段を
設けたことを特徴とする乾燥機。２、ドラムによって構成された乾燥室と、モータにより
駆動されるファンを有して乾燥室内に温風を供給する温
風供給装置、及びこの温風供給装置のファンを駆動する
モータとは別にドラムを駆動するモータ、並びに乾燥室
内に配置されて被乾燥物を載せ置く出し入れ可能な乾燥
棚とを具備するものであって、その乾燥室内での乾燥棚
の有無を検出する検出手段と、この検出手段による検出
結果を受けて前記乾燥室内に乾燥棚が有ると判断された
ときに上記ドラムを駆動するモータを駆動停止状態に保
つ制御をする制御手段とを設けたことを特徴とする乾燥
機。