JPH08173694A - ランドリー装置 - Google Patents

ランドリー装置

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Publication number
JPH08173694A
JPH08173694A JP6325814A JP32581494A JPH08173694A JP H08173694 A JPH08173694 A JP H08173694A JP 6325814 A JP6325814 A JP 6325814A JP 32581494 A JP32581494 A JP 32581494A JP H08173694 A JPH08173694 A JP H08173694A
Authority
JP
Japan
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air
basket
washing machine
clothes dryer
machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP6325814A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakio Sakane
佐紀夫 坂根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP6325814A priority Critical patent/JPH08173694A/ja
Publication of JPH08173694A publication Critical patent/JPH08173694A/ja
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗濯機の水槽内部に位置するバスケットのか
びの発生を、バスケットに特別の処理を施すことなく防
止できるようにする。 【構成】 機内で加温された空気を機外へ排出する排気
口25を有する衣類乾燥機15と、バスケット5を収容
した水槽3の内部に通じる入気口12を有する洗濯機1
とを具えると共に、その洗濯機1の入気口12と衣類乾
燥機15の排気口25とを接続する接続パイプ26を具
え、その接続パイプ26を通じて衣類乾燥機15からの
排気を洗濯機1の水槽3内部に導入して、該水槽3内部
のバスケット5を乾かすようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衣類乾燥機と洗濯機とか
ら成るランドリー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、洗濯機、中でも脱水兼用洗濯
機においては、水槽の内部にバスケットを収容し、その
水槽内部からバスケット内部に水を溜めて洗濯をし、排
水後、バスケットを高速回転させることにより脱水を行
なうようになっている。
【0003】しかして、このものにおいては、バスケッ
トが洗濯時に水に浸り、且つその外面に合成洗剤の溶け
残りや粉石けんの石けんかす等の汚れが付着することか
ら、該バスケット外面にかびが発生する。これを防止す
るために、従来は、抗菌剤をバスケット材料中に混入し
たり、抗菌剤のコーティングをバスケット外面に施す処
理をしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように抗菌剤をバスケット材料中に混入したり、抗菌剤
のコーティングをバスケット外面に施す処理をするもの
では、コストアップすることが免れなかった。
【0005】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、洗濯機の水槽内部に位置す
るバスケットのかびの発生を、そのバスケットに特別の
処理を施すことなく防止できるランドリー装置を提供す
るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のランドリー装置においては、機内で加温さ
れた空気を機外へ排出する排気口を有する衣類乾燥機
と、バスケットを収容した水槽の内部に通じる入気口を
有する洗濯機とを具備すると共に、この洗濯機の入気口
と上記衣類乾燥機の排気口とを接続する接続パイプを具
備し、その接続パイプを通じて上記衣類乾燥機からの排
気を上記洗濯機の水槽内部に導入するようにしたことを
特徴とする。
【0007】この場合、衣類乾燥機は、乾燥室から排出
された空気を機内に導入した機外空気と熱交換して乾燥
室に戻す循環を行なわしめ、排気口からその熱交換をし
て加温された機外空気を排出するようになっていると良
い。
【0008】又、衣類乾燥機は、乾燥室から排出された
空気を機内に導入した機外空気と熱交換して乾燥室に戻
す循環を行なわしめ、排気口からその循環空気の一部を
排出するようになっていると共に、その排出空気の湿度
を検知する湿度検知手段、及びその排出路を開閉する開
閉手段を具え、この開閉手段を上記湿度検知手段により
排出空気の湿度が所定値未満であることが検出されたと
きに開放させ、所定値以上であることが検出されたとき
には閉鎖させる制御をするようになっていても良い。
【0009】更に、衣類乾燥機から排出される空気の温
度を検知する温度検知手段と、その排出路を開閉する開
閉手段を具え、この開閉手段を上記温度検知手段により
排出空気の温度が所定値未満であることが検出されたと
きに開放させ、所定値以上であることが検出されたとき
には閉鎖させる制御をするようになっていても良い。
【0010】加えて、衣類乾燥機は、洗濯機のバスケッ
トを乾燥させるのに適した温風を生成して排気口から排
出するバスケット乾燥コースの選択実行が可能となって
いても良く、衣類乾燥機と洗濯機の双方を制御すること
が可能な制御手段を具え、この制御手段により、衣類乾
燥機からの排気を洗濯機の水槽内部に導入するときに、
洗濯機のバスケットを低速回転させるようになっていて
も良い。
【0011】
【作用】上記手段によれば、衣類乾燥機からの排気を利
用して洗濯機の水槽内部に位置するバスケットを乾か
し、かびの発生を防止することができる。その場合、特
に、衣類乾燥機が乾燥室から排出された空気を機内に導
入した機外空気と熱交換して乾燥室に戻す循環を行なわ
しめ、排気口からその熱交換をして加温された機外空気
を排出するようにしたものでは、その排出される機外空
気をそのまま利用して洗濯機のバスケットを乾かすこと
ができる。
【0012】又、衣類乾燥機が乾燥室から排出された空
気を機内に導入した機外空気と熱交換して乾燥室に戻す
循環を行なわしめ、排気口からその循環空気の一部を排
出するようになっていると共に、その排出空気の湿度を
検知する湿度検知手段、及びその排出路を開閉する開閉
手段を具え、この開閉手段を上記湿度検知手段により排
出空気の湿度が所定値未満であることが検出されたとき
に開放させ、所定値以上であることが検出されたときに
は閉鎖させる制御をするようにしたものでは、衣類乾燥
機の循環空気に被乾燥衣類から出た湿気が含まれている
ものの、湿度が所定値未満となったときの空気だけを利
用して洗濯機のバスケットを乾かすことができる。
【0013】更に、衣類乾燥機から排出される空気の温
度を検知する温度検知手段と、その排出路を開閉する開
閉手段を具え、この開閉手段を上記温度検知手段により
排出空気の温度が所定値未満であることが検出されたと
きに開放させ、所定値以上であることが検出されたとき
には閉鎖させる制御をするようにしたものでは、洗濯機
のバスケットや水槽あるいは他の水槽内部に位置する部
品への熱の悪影響を与えないようにして、バスケットを
乾かすことができる。
【0014】加えて、衣類乾燥機が洗濯機のバスケット
を乾燥させるのに適した温風を生成して排気口から排出
するバスケット乾燥コースの選択実行を可能としたもの
では、洗濯機のバスケットを適切な温度で乾かすことが
できる。
【0015】又、衣類乾燥機と洗濯機の双方を制御する
ことが可能な制御手段を具え、この制御手段により、衣
類乾燥機からの排気を洗濯機の水槽内部に導入するとき
に、洗濯機のバスケットを低速回転させるようにしたも
のでは、洗濯機のバスケットをむらなく乾かすことがで
きる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の第1実施例につき、図1を参
照して説明する。図において、1は洗濯機を示してお
り、外箱2の内部に水槽3を周知の弾性支持機構(図示
せず)により支持して揺動可能に配設し、水槽3の内部
に周囲に脱水孔4を多数有するバスケット5を配設して
いる。バスケット5の内部には底部に撹拌体6を配設し
ている。
【0017】又、水槽3の外下方部にはモータ7を主体
とする駆動機構8を配設しており、この駆動機構8によ
って、洗濯時にバスケット5を制止して撹拌体6を回転
させ、脱水時にバスケット5を撹拌体6と共に回転させ
るようにしている。なお、洗濯時には水槽3の内部から
バスケット5の内部に水を溜めるようになっており、水
槽3の外下方部にはその水を排出するための排水弁9及
び排水ホース10をも配設している。
【0018】そして、この洗濯機1の水槽3の後側の上
部には通気口11を形成しており、外箱2の後側の上部
には入気口12を形成していて、これらを水槽3の揺動
に応じる蛇腹状の可撓ホース13により接続し、入気口
12がその可撓ホース13及び通気口11を介して水槽
3の内部に通じるようにしている。
【0019】一方、洗濯機1の上方にはスタンド14を
介して衣類乾燥機15を設置している。この衣類乾燥機
15は、外箱16の内部に乾燥室を構成するドラム17
を回転可能に支持して配設している。又、その外箱16
の内部には、ドラム17をベルト18を介して回転させ
るモータ19を配設すると共に、そのモータ19により
ベルト20を介して回転されるファン21、及び該ファ
ン21を囲繞するケーシング22を配設している。
【0020】ここで、ファン21は上述のように回転さ
れることにより、ドラム17内の空気を矢印Aで示すよ
うにケーシング22内の前部に吸入すると共に、機外の
空気を矢印Bで示すようにケーシング22内の後部に吸
入するもので、同時に伝熱材から成っていることによ
り、それらドラム17内空気と機外空気とを熱交換さ
せ、ドラム17内空気の除湿を行なうようになってい
る。
【0021】しかして、除湿されたドラム17内空気は
通風ダクト23を介してドラム17の前部から内部へ戻
され循環されるようになっており、その戻し口部分には
ヒータ24を配設し、これによりドラム17内に戻され
る空気を加熱し温風化して、ドラム17に収容された被
乾燥衣類(図示せず)の乾燥を行なうようになってい
る。
【0022】又、ドラム17内空気と熱交換した機外空
気はそれにより加温されて、ケーシング22後部の最下
部より延びて外箱16の後側底部から機外に臨んだ排気
口25より排出されるようになっており、この排気口2
5と前記洗濯機1の入気口12とを接続パイプ26によ
り接続している。
【0023】さて、上述のごとく構成したものの場合、
衣類乾燥機15で被乾燥衣類の乾燥を行なう運転をする
と、排気口25からはドラム17内空気(循環空気)と
熱交換されて加温された機外空気が排出され、それが接
続パイプ26を通じて、洗濯機1の入気口12から可撓
ホース13及び通気口11を介し水槽3の内部に導入さ
れる。従って、このような衣類乾燥機15の運転を洗濯
機1の運転終了後に行なうことにより、洗濯機1の水槽
3内は上述のごとく導入される衣類乾燥機15からの排
出空気によって温度を上げられ、湿度を下げられて、バ
スケット5を乾かすものであり、かくしてバスケット5
のかびの発生を防止することができる。
【0024】このように本構成のものでは、衣類乾燥機
15からの排気を利用して洗濯機1の水槽3内部に位置
するバスケット5を乾かし、かびの発生を防止すること
ができるもので、従来のもののような抗菌剤をバスケッ
ト5材料中に混入したり、抗菌剤のコーティングをバス
ケット5外面に施したりする処理を要することなく、バ
スケット5のかびの発生を防止できるから、コストアッ
プも少なく留めることができる。
【0025】又、特に上記構成のものの場合、衣類乾燥
機15は、ドラム17内から排出された空気を機内に導
入した機外空気と熱交換してドラム17内に戻す循環を
行なわしめるものであるが、排気口25からはその熱交
換をして加温された機外空気を排出するようにしている
ので、その排出される機外空気をそのまま利用して洗濯
機1のバスケット5を乾かすことができ、コストアップ
を更に少なく留めることができる。
【0026】以上に対して、図2ないし図4は本発明の
第2実施例を示すもので、衣類乾燥機15の排気口27
をケーシング22前部の最下部より延ばして設け、これ
に接続パイプ26を接続するようにしたものを示してい
る。又、このものの場合、ケーシング22前部の中央部
には温度検知手段である温度センサ28を設け、最下部
に湿度検知手段である湿度センサ29を設けて、そこと
上記排気口27との間の排出路部分に該排出路を開閉す
る開閉手段である弁30を設けている。
【0027】更に、このものの場合、衣類乾燥機15は
図3に示すマイクロコンピュータ31を制御手段として
具えており、このマイクロコンピュータ31には電源3
2から整流回路33を介して必要な直流電源を供給する
ようにしている。又、このマイクロコンピュータ31に
は、上記温度センサ28から温度検知信号が入力される
と共に、湿度センサ29から湿度検知信号が入力される
ようになっている。
【0028】このほか、マイクロコンピュータ31に
は、各種スイッチから成るスイッチ入力部34より各種
スイッチ信号が入力され、前記ドラム17内に臨ませて
設けた被乾燥衣類量検知手段であり乾燥度検知手段でも
ある電極35から検知回路36を介して被乾燥衣類量検
知信号及び乾燥度検知信号が入力され、更に、クロック
パルス発生回路37からクロックパルスが入力されるよ
うになっている。
【0029】そして、それらの入力並びにあらかじめ記
憶された制御プログラムに基づいて、マイクロコンピュ
ータ31は、前記モータ19と、ヒータ24(第1のヒ
ータ24a及び第2のヒータ24b)及び報知手段であ
るブザー38を駆動するための駆動回路39に駆動制御
信号を与えるようになっている。又、電源32から上記
モータ19,ヒータ24,及びブザー38へと至る回路
には電源スイッチ40を設けている。
【0030】このものの作用は図4に示すごとくであ
る。すなわち、衣類乾燥機15の運転がスタートされる
と、マイクロコンピュータ31が、弁30を閉じ(ステ
ップC1)、その後にモータ19とヒータ24とを作動
させることにより乾燥運転を実際に開始する(ステップ
C2)。そして、その状況で、湿度センサ29からの湿
度検知信号により排気口27から排出される空気の湿度
Hが所定値未満であるか否かの判断をし(ステップC
3)、所定値未満ではない(所定値以上である)と判断
されれば、弁30を閉じたままにするが、所定値未満で
あると判断されれば、弁30を開放させる(ステップC
4)。これにより、排気口27から排出される空気が接
続パイプ26を通じて洗濯機1の水槽3の内部に導入さ
れるようになる。そして、その後、電極35からの乾燥
度検知信号等に基づき乾燥運転を終了する時期であるか
否かの判断をし(ステップC5)、終了する時期である
と判断されたところでモータ19とヒータ24との作動
を断ち(ステップC6)、乾燥運転を終了する。
【0031】このものの場合、上記排気口27から排出
される空気はドラム17内から吸出されて通風ダクト2
3を通じドラム17内に戻される循環空気の一部であっ
て、被乾燥衣類から出た湿気が含まれている。しかし、
上述のように、その湿度を検知して、それが被乾燥衣類
の乾燥の進行により所定値未満となってから後、弁30
を開放させて、洗濯機1の水槽3内部に導入されるよう
にしているので、湿気の少ない空気で洗濯機1のバスケ
ット5を効果的に乾かすことができる。
【0032】図5は本発明の第3実施例を示すもので、
このものでは、マイクロコンピュータ31が、上述のス
テップC1〜C4同様のステップD1〜D4を経た後、
温度センサ28からの温度検知信号により排気口27か
ら排出される空気の温度Tが所定値未満であるか否かの
判断をし(ステップD5)、所定値未満であると判断さ
れれば、弁30を開放させ続けるが、所定値未満ではな
い(所定値以上である)と判断されれば、弁30を閉鎖
させる(ステップD6)。そして、その後、上述のステ
ップC5,C6同様のステップD7,D8を経て、乾燥
運転を終了する。
【0033】このものの場合、要するに、洗濯機1の水
槽3内に、所定値以上の温度の空気を衣類乾燥機15か
ら導入することを避け、所定値未満の温度の空気だけを
衣類乾燥機15から導入するのであるから、洗濯機1の
バスケット5や水槽3あるいは他の水槽3内部に位置す
る部品への熱の悪影響を与えないようにして、バスケッ
ト5を乾かすことができ、特にそれらがプラスチック製
の場合に好適する。
【0034】図6及び図7は本発明の第4実施例を示す
もので、衣類乾燥機15の運転コースにバスケット乾燥
コースを設けて、それの選択実行を可能としたものを示
している。このバスケット乾燥コースは、具体的には、
図6に示す操作パネル41(例えば外箱16の前面下部
に設けられている)の「コース」選択スイッチ42を操
作して、「バスケット乾燥」コース選択表示用発光部4
3の発光で分かる「バスケット乾燥」コースを選択し、
その上で、スタート用(一時停止用でもある)スイッチ
44を操作することにより、実行される。
【0035】しかして、「バスケット乾燥」コースが実
行されると、図7に示すように、第1のヒータ24aが
断続的に通電され、第2のヒータ24bは連続通電、モ
ータ19も連続通電されることにより、温度センサ28
で検知されるドラム17内の温度は50〜60[℃]の
範囲で上下するも、ほゞ一定に保たれる。この温度は、
衣類乾燥運転時の恒率乾燥期間における上限温度70
[℃]より低く、洗濯機1のバスケット5を乾燥させる
のに適した温度であり、従って、その温度の空気が排気
口27から排出されて洗濯機1の水槽3内部に導入され
ることにより、洗濯機1のバスケット5を適切な温度
で、もちろん、熱の悪影響を種々の部品に与えることの
ないようにして、乾かすことができる。又、この場合の
コース実行時間は一定とする。
【0036】図8及び図9は本発明の第5実施例を示す
もので、マイクロコンピュータと各種駆動回路等とから
成る制御装置45を衣類乾燥機15と洗濯機1の双方を
制御することが可能な制御手段として具えたものを示し
ている。従って、その制御装置45には、洗濯機1のモ
ータ7や排水弁9及び給水弁46を接続すると共に、各
種スイッチから成るスイッチ入力部47及び表示部48
を接続しており、更に、衣類乾燥機15のモータ19,
ヒータ24(24a,24b),及び弁30を接続する
と共に、スイッチ入力部34,表示部49,電極35,
温度センサ28,湿度センサ29を接続している。
【0037】しかして、このものの場合、制御装置45
は、洗濯機1の運転中(ステップE1)、該洗濯機1の
運転が終了したか否かの判断をし(ステップE2)、終
了したと判断されたところで、衣類乾燥機15が運転中
であるか否かの判断をする(ステップE3)。ここで、
衣類乾燥機15が運転中であると判断されれば、そのま
ま、運転中ではないと判断されれば、衣類乾燥機15の
運転を開始させて(ステップE4)、それぞれ次に時間
TA のカウントを開始し(ステップE5)、その後、洗
濯機1のモータ7を作動させてバスケット5を低速回転
させる(ステップE6)。従って、洗濯機1の水槽3内
には、バスケット5を低速回転させている状況で衣類乾
燥機15から排出空気が導入されるもので、このとき
に、衣類乾燥機15から排出される空気の湿度,温度を
前述のように検知して、適切な湿度,温度の空気が洗濯
機1の水槽3内に導入するようにしても良いことはもち
ろんで、更に、前述の「バスケット乾燥」コースを実行
し、その排出空気を導入するようにしても良い。
【0038】なお、上記ステップE6の後には、時間の
カウント値TA が所定値に達したか否かの判断をし(ス
テップE7)、所定値に達したと判断されたところで、
衣類乾燥機15の運転及び洗濯機1の運転(バスケット
5の低速回転)をともに終了する。
【0039】このようにしたものでは、衣類乾燥機15
から導入される空気による乾燥作用がバスケット5の低
速回転で、該バスケット5の全体に均一に及ぶようにな
るので、バスケット5をむらなく乾かすことができる。
【0040】図10は本発明の第6実施例を示すもの
で、洗濯機1の水槽3の上部に内蓋50を設けて、衣類
乾燥機15からの排出空気の導入時に水槽3の上部開口
を閉塞し得るようにしたものを示している。このもので
は、衣類乾燥機15から導入された空気を洗濯機1の水
槽3内部にこもらせて、バスケット5を更に効率良く乾
かすことができる。
【0041】なお、洗濯機の水槽は外箱の内部を上下に
仕切って構成したものであっても良い。又、衣類乾燥機
はドラム式ではなく、キャビネット式であっても良い。
そのほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にの
み限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で
適宜変更して実施し得る。
【0042】
【発明の効果】本発明のランドリー装置は以上説明した
とおりのもので、次に述べる効果を奏する。第1に、機
内で加温された空気を機外へ排出する排気口を有する衣
類乾燥機と、バスケットを収容した水槽の内部に通じる
入気口を有する洗濯機とを具えると共に、その洗濯機の
入気口と上記衣類乾燥機の排気口とを接続する接続パイ
プを具え、その接続パイプを通じて上記衣類乾燥機から
の排気を上記洗濯機の水槽内部に導入するようにしたこ
とにより、衣類乾燥機からの排気を利用して洗濯機の水
槽内部に位置するバスケットを乾かすことができて、そ
のバスケットのかびの発生を、バスケットに特別の処理
を施すことなく防止することができる。
【0043】第2に、上記衣類乾燥機が、乾燥室から排
出された空気を機内に導入した機外空気と熱交換して乾
燥室に戻す循環を行なわしめ、排気口からその熱交換を
して加温された機外空気を排出するようになっているこ
とにより、その衣類乾燥機から排出される機外空気をそ
のまま利用して洗濯機のバスケットを乾かすことができ
る。
【0044】第3に、上記衣類乾燥機が、乾燥室から排
出された空気を機内に導入した機外空気と熱交換して乾
燥室に戻す循環を行なわしめ、排気口からその循環空気
の一部を排出するようになっていると共に、その排出空
気の湿度を検知する湿度検知手段、及びその排出路を開
閉する開閉手段を具え、この開閉手段を上記湿度検知手
段により排出空気の湿度が所定値未満であることが検出
されたときに開放させ、所定値以上であることが検出さ
れたときには閉鎖させる制御をするようにしたことによ
り、衣類乾燥機の循環空気に被乾燥衣類から出た湿気が
含まれているのに対して、その湿度が所定値未満となっ
たときの空気だけを利用して洗濯機のバスケットを乾か
すことができる。
【0045】第4に、上記衣類乾燥機から排出される空
気の温度を検知する温度検知手段と、その排出路を開閉
する開閉手段を具え、この開閉手段を上記温度検知手段
により排出空気の温度が所定値未満であることが検出さ
れたときに開放させ、所定値以上であることが検出され
たときには閉鎖させる制御をするようにしたことによ
り、洗濯機のバスケットや水槽あるいは他の水槽内部に
位置する部品への熱の悪影響を与えないようにして、バ
スケットを乾かすことができる。
【0046】第5に、上記衣類乾燥機が、洗濯機のバス
ケットを乾燥させるのに適した温風を生成して排気口か
ら排出するバスケット乾燥コースの選択実行を可能とし
たことにより、洗濯機のバスケットをそのバスケット乾
燥コースで生成した適切な温度で乾かすことができる。
【0047】第6に、上記衣類乾燥機と洗濯機の双方を
制御することが可能な制御手段を具え、この制御手段に
より、衣類乾燥機からの排気を洗濯機の水槽内部に導入
するときに、洗濯機のバスケットを低速回転させるよう
にしたことにより、洗濯機のバスケットをむらなく乾か
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す装置全体の縦断側面
【図2】本発明の第2実施例を示す衣類乾燥機部分の縦
断側面図
【図3】概略電気構成図
【図4】作用説明用のフローチャート
【図5】本発明の第3実施例を示す図4相当図
【図6】本発明の第4実施例を示す操作パネルの正面図
【図7】バスケット乾燥コースの実行内容を示すタイム
チャート
【図8】本発明の第5実施例を示す概略電気構成図
【図9】図4相当図
【図10】本発明の第6実施例を示す洗濯機上部の縦断
側面図
【符号の説明】
1は洗濯機、3は水槽、5はバスケット、11は通気
口、12は入気口、13は可撓ホース、15は衣類乾燥
機、17はドラム(乾燥室)、21はファン、22はケ
ーシング、23は通風ダクト、24はヒータ、25は排
気口、26は接続パイプ、27は排気口、28は温度セ
ンサ(温度検知手段)、29は湿度センサ(湿度検知手
段)、30は弁(開閉手段)、31はマイクロコンピュ
ータ(制御手段)、41は操作パネル、42は「コー
ス」選択スイッチ、43は「バスケット乾燥」コース選
択表示用発光部、45は制御装置(制御手段)、50は
内蓋を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機内で加温された空気を機外へ排出する
    排気口を有する衣類乾燥機と、バスケットを収容した水
    槽の内部に通じる入気口を有する洗濯機と、この洗濯機
    の入気口と前記衣類乾燥機の排気口とを接続する接続パ
    イプとを具備し、その接続パイプを通じて前記衣類乾燥
    機からの排気を前記洗濯機の水槽内部に導入するように
    したことを特徴とするランドリー装置。
  2. 【請求項2】 衣類乾燥機が、乾燥室から排出された空
    気を機内に導入した機外空気と熱交換して乾燥室に戻す
    循環を行なわしめ、排気口からその熱交換をして加温さ
    れた機外空気を排出するようになっていることを特徴と
    する請求項1記載のランドリー装置。
  3. 【請求項3】 衣類乾燥機が、乾燥室から排出された空
    気を機内に導入した機外空気と熱交換して乾燥室に戻す
    循環を行なわしめ、排気口からその循環空気の一部を排
    出するようになっていると共に、その排出空気の湿度を
    検知する湿度検知手段、及びその排出路を開閉する開閉
    手段を具え、この開閉手段を前記湿度検知手段により排
    出空気の湿度が所定値未満であることが検出されたとき
    に開放させ、所定値以上であることが検出されたときに
    は閉鎖させる制御をするようにしたことを特徴とする請
    求項1記載のランドリー装置。
  4. 【請求項4】 衣類乾燥機から排出される空気の温度を
    検知する温度検知手段と、その排出路を開閉する開閉手
    段を具え、この開閉手段を前記温度検知手段により排出
    空気の温度が所定値未満であることが検出されたときに
    開放させ、所定値以上であることが検出されたときには
    閉鎖させる制御をするようにしたことを特徴とする請求
    項1記載のランドリー装置。
  5. 【請求項5】 衣類乾燥機が、洗濯機のバスケットを乾
    燥させるのに適した温風を生成して排気口から排出する
    バスケット乾燥コースの選択実行を可能としたことを特
    徴とする請求項1記載のランドリー装置。
  6. 【請求項6】 衣類乾燥機と洗濯機の双方を制御するこ
    とが可能な制御手段を具え、この制御手段により、衣類
    乾燥機からの排気を洗濯機の水槽内部に導入するとき
    に、洗濯機のバスケットを低速回転させるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載のランドリー装置。
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