JP2017079926A - 衣類乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】循環風路に排気口を設けたものにおいて、その排気口からの排気量や排気タイミングを制御することができるようにする。【解決手段】乾燥風の入口および出口を有し内部に乾燥対象の衣類が収容される乾燥室と、この乾燥室の外側において一端部が前記入口に接続され他端部が前記出口に接続された循環風路と、この循環風路中に設けられ乾燥室内の空気を循環風路を通して循環させる送風機と、循環風路中に設けられ当該循環風路を流れる循環風を加熱する加熱手段と、循環風路を流れる循環風を循環風路外へ排出する排気口と、この排気口を開閉する排気ダンパと、循環風の温度を検知する温度センサと、衣類を乾燥させる乾燥運転を制御する制御手段と、を備える。制御手段は、乾燥運転中において温度センサが設定温度を検知することに基づき前記排気ダンパを開とする。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、衣類乾燥機に関する。
衣類乾燥機としては、例えば衣類の洗濯機能と乾燥機能を備えた洗濯乾燥機が知られている。この洗濯乾燥機においては、乾燥室として機能する水槽の外側に循環風路が設けられ、その循環風路内に、加熱手段、除湿手段、および送風機が設けられている。そして、乾燥運転時には、送風機の送風作用により、乾燥室内の空気を循環風路を通して循環させ、このとき、加熱手段により加熱した空気を乾燥室内に送ることで乾燥室内の衣類を加熱するとともに、湿気を含んだ空気を除湿手段にて除湿することを繰り返すことで、衣類を乾燥させるようになっている。
特開2008−110135号公報
この種の洗濯乾燥機においては、前記循環風路に排気口を設けた構成のものがあるが、その排気口は常時開放されていて、乾燥運転中は常に循環風の一部を排気していた。このため、排気口からの排気量や排気するタイミングを制御することができなかった。
そこで、循環風路に排気口を設けたものにおいて、その排気口からの排気量や排気タイミングを制御することができる衣類乾燥機を提供する。
本実施形態の衣類乾燥機は、乾燥風の入口および出口を有し内部に乾燥対象の衣類が収容される乾燥室と、この乾燥室の外側において一端部が前記入口に接続され他端部が前記出口に接続された循環風路と、この循環風路中に設けられ前記乾燥室内の空気を前記循環風路を通して循環させる送風機と、前記循環風路中に設けられ当該循環風路を流れる循環風を加熱する加熱手段と、前記循環風路を流れる循環風を循環風路外へ排出する排気口と、この排気口を開閉する排気ダンパと、前記循環風の温度を検知する温度センサと、前記衣類を乾燥させる乾燥運転を制御する制御手段と、を備える。前記制御手段は、前記乾燥運転中において前記温度センサが設定温度を検知することに基づき前記排気ダンパを開とする。
第1実施形態の洗濯乾燥機における概略構成を模式的に示す破断側面図 洗濯乾燥機における概略構成を模式的に示す背面図 後部側から見た洗濯乾燥機の外観斜視図 天板部の一部を破断した状態で示す排気口付近の斜視図 要部の縦断側面図 乾燥運転時の温度変化と排気ダンパの開閉制御の関係を示す図 第2実施形態における乾燥運転のコースと排気ダンパの開閉制御の関係などを示す図 乾燥運転時の温度変化と各コースにおける排気ダンパの開閉制御の関係を示す図 第3実施形態における乾燥運転時の温度変化と、排気ダンパの開閉制御および加熱手段の出力の変化を示す図 第4実施形態における乾燥運転時の温度変化と、排気ダンパの開閉制御および加熱手段の出力の変化を示す図 第5実施形態における乾燥運転時の温度変化と排気ダンパの開閉制御の関係を示す図 第6実施形態における図1相当図 乾燥運転時の温度変化および湿度変化と、排気ダンパの開閉制御の関係を示す図
以下、複数の実施形態による衣類乾燥機を、図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
第1実施形態について図1から図6を参照して説明する。まず、図3に示す洗濯乾燥機1は、衣類の洗濯機能と乾燥機能を備えた、いわゆるドラム式のものであり、衣類乾燥機としても機能する。洗濯乾燥機1の外殻を構成する外箱2は、矩形の箱状をなしている。この外箱2の前面部2aには、図示しない洗濯物出入口を開閉する扉3(図1参照)が設けられている。この場合、前面部2aは、やや前下がりの傾斜状に形成されている。
外箱2の天板部2bの前部には、操作パネル4(図3参照)が設けられている。この操作パネル4には、電源オンキー5aおよび電源オフキー5bと、タッチパネル6が設けられている。電源オンキー5aを押圧操作することで電源がオンされ、電源オフキー5bを押圧操作することで電源がオフされる。タッチパネル6は、使用者による種々の入力を受け付ける入力部としての機能と、使用者に対する種々の表示を行う表示部としての機能を有していて、運転コースなどの設定を行うことができる。
外箱2の内部には、図1および図2に示すように、水槽7が図示しないサスペンションにより弾性的に支持された状態で配設されている。この水槽7は、円筒状をなし、後面が水槽端板により閉鎖されている。水槽7は、これの中心軸線が前後方向を向く横向きで、かつやや前上がりの傾斜状態で配置されていて、前面開口部がべローズ8を介して前記洗濯物出入口に接続されている。洗濯乾燥機1には、水槽7内へ給水するための給水機構10(図3参照)が設けられている。給水機構10は、図示はしないが給水ホースを介して水道の蛇口に接続される。
水槽7の後部の底部には排水口11が設けられていて、この排水口11に、排水弁12を介して排水管13が接続されている。排水弁12が閉鎖された状態で給水機構10から水槽7内に水が供給された場合には、その水は水槽7内に貯留される。排水弁12が開放されることに伴い、水槽7内に貯留されていた水は、排水管13を通して機外へ排出される。
水槽7内には、回転槽14が回転可能に配設されている。この回転槽14も、水槽7と同様に、後面が回転槽端板により閉鎖された円筒状をなしていて、これの中心軸線が前後方向を向く横向きで、かつやや前上がりの傾斜状態で配置されている。回転槽14の前面開口部は、水槽7の前面開口部および洗濯物出入口に連通している。扉3を開放することで、洗濯物出入口、水槽7の前面開口部、および回転槽14の前面開口部を通して回転槽14に対して衣類を出し入れすることができる。したがって、回転槽14内には、洗濯および乾燥の対象物となる衣類が出し入れ可能に収容される。回転槽14の周壁部および後部の端板には、複数の孔部15が設けられている。この孔部15は、洗濯運転時には通水孔として機能し、脱水運転時には脱水孔として機能し、乾燥運転時には通風孔として機能する。
水槽7の背面部にはモータ16が設けられている。このモータ16は、この場合アウターロータタイプのDCブラシレスモータにより構成されていて、これの回転軸が水槽端板を貫通して回転槽14の端板に連結されている。回転槽14は、モータ16により直接回転駆動される。水槽7は、乾燥運転時に乾燥対象の衣類を収容する乾燥室として機能する。
外箱2内において、水槽7の外側には循環風路18が設けられている。水槽7には、この循環風路18と接続するための入口19と出口20が設けられている。このうちの入口19は、図2に示すように、水槽7の背面となる水槽端板においてモータ16の上方となる部位に設けられ、出口20は、図1に示すように、水槽7の周壁部における前部の右上部に設けられている。
循環風路18は、この場合、排気ダクト21と、フィルタ用ダクト22と、中間ダクト23と、熱交換器用ダクト24と、給気ダクト25を備えている。循環風路18の一端部を構成する排気ダクト21の一端部が、水槽7の前記出口20に接続されている。排気ダクト21の後端部が、フィルタ用ダクト22に前方から接続されている。フィルタ用ダクト22の前部には、乾燥用のフィルタ装置27が設けられている。フィルタ装置27については、後で詳述する。フィルタ用ダクト22は、図5にも示すように、後方に向けて下降傾斜していて、後下端部が中間ダクト23の上端部に接続されている。
中間ダクト23は、図2に示すように下方へ延び、その下端部が、外箱2内の下部に配置された熱交換器用ダクト24の一端部に接続されている。熱交換器用ダクト24は、外箱2内の下部において左右方向に延び、他端部が送風機28のファンケーシング29における吸気口29aに接続されている。送風機28は、ファンケーシング29と、このファンケーシング29内に配置されたファン30と、このファン30を回転駆動するファンモータ31を備えている。ファンケーシング29の吐出口29bは上に向けられ、給気ダクト25の下端部に接続されている。給気ダクト25は、上下方向に延びていて、その上端部が、水槽7の背面部において前記入口19に接続されている。
熱交換器用ダクト24内には、図2に示すように、ヒートポンプ32の凝縮器33と蒸発器34が配設されている。ヒートポンプ32は、周知のように、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機35と、圧縮機35から吐出された高温高圧の冷媒を放熱して凝縮させて液化させる凝縮器33と、この凝縮器33で液化した冷媒の流量を調整する絞り装置36と、この絞り装置36を通った冷媒を蒸発させる蒸発器34を、冷媒流路37でサイクル接続して構成されたもので、冷凍サイクルを構成している。このうち、凝縮器33は、熱交換器用ダクト24内を流れる空気を加熱する加熱手段として機能し、蒸発器34は、熱交換器用ダクト24内を流れる空気を冷却して除湿する除湿手段として機能する。熱交換器用ダクト24において、蒸発器34が中間ダクト23との接続部寄りに配置され、凝縮器33が送風機28寄りに配置されている。
ここで、送風機28のファンモータ31が駆動されると、ファン30の送風作用により、図1および図2に矢印で示すように、ファンケーシング29の吐出口29bから吐出された空気が給気ダクト25を通り、入口19から水槽7内、ひいては回転槽14内に供給される。また、回転槽14内、ひいては水槽7内の空気は、出口20から排気ダクト21、フィルタ用ダクト22、中間ダクト23、熱交換器用ダクト24を順に通り、ファンケーシング29の吸気口29aからファンケーシング29内に吸い込まれる。このようにして、水槽7内の空気が循環風路18を通して循環される。
前記フィルタ装置27は、図5に示すように、第1のフィルタ部材40と、第2のフィルタ部材41を備えている。これら第1のフィルタ部材40および第2のフィルタ部材41は、乾燥運転時に衣類から出るリント(糸屑)などを捕獲し、リントなどが下流に流れることを防止するためのもので、二重構造となっている。第2のフィルタ部材41の網目は、第1のフィルタ部材40の網目より細かいものが用いられていて、第1のフィルタ部材40を通過したリントも第2のフィルタ部材41で捕獲できるようになっている。これら第1および第2のフィルタ部材40,41は、フィルタ用ダクト22のフィルタ収容部42に対して着脱可能に装着されている。
図3および図4にも示すように、外箱2の天板部2bにおいて、フィルタ装置27に対応する部位には、フィルタカバー43が設けられている。このフィルタカバー43は、後端部の軸部43a(図5参照)を支点に上下方向へ回動可能とされている。また、フィルタカバー43には、手掛け用開口部44が設けられているとともに、この手掛け用開口部44を開閉する手掛け用蓋45が設けられている。手掛け用蓋45は、後端部の軸部45aを支点に上下方向へ回動可能とされていて、ばねなどの付勢手段により閉鎖方向に付勢されている。
この場合、使用者が、閉鎖状態の手掛け用蓋45の前部を手指で上方から下方へ押すことで、手掛け用蓋45を下方へ回動させて手指を手掛け用開口部44に挿入し、そして手掛け用開口部44の前縁部に手指を掛けてフィルタカバー43を引き上げるようにすることで、フィルタカバー43を開放させることができる。フィルタカバー43を開放させることで、第1および第2のフィルタ部材40,41をフィルタ収容部42から外して掃除することが可能となる。
フィルタ用ダクト22において、フィルタ収容部42の後方側は、前述したように後方に向けて下降傾斜していて、その途中の上部にほぼ水平となる水平状部47が設けられている。その水平状部47に排気口48が設けられている。排気口48は、図4に示すように、複数のスリットによって形成されていて、フィルタ用ダクト22内ひいては循環風路18内と循環風路18外を連通させている。水平状部47の上面側には、排気口48を開閉する排気ダンパ49が設けられている。この排気ダンパ49は、一端部の軸部49aを支点に回動が可能で、図示しないモータによって回動操作される。
外箱2の天板部2bには、水平状部47の上方付近に位置させて、後方に向けて下降傾斜する傾斜部50が設けられていて、この傾斜部50に、外側排気口51が設けられている。この外側排気口51も、図3に示すように、複数のスリットによって形成されていて、外箱2内と外箱2外とを連通させている。この場合、外側排気口51の開口面積は、排気口48の開口面積よりも大に設定している。外箱2には、天板部2bの下側に位置させて補強部材52(図4参照)が設けられている。
ここで、送風機28の運転時において、排気ダンパ49が開放動作して排気口48が開放されると、循環風路18内を流れる空気の一部が、図1に矢印A1で示すように、排気口48から外側排気口51を通って外箱2の外部へ排出される。
図2に示すように、循環風路18における熱交換器用ダクト24の上部には、蒸発器34と凝縮器33との間に位置させて吸気口53が設けられている。この吸気口53は、循環風路18内と循環風路18外とを連通させている。吸気口53は常時開放されていて、前記送風機28の運転時に排気ダンパ49が排気口48を開放して循環風の一部が排気されることに伴い、循環風路18外(外箱2内)の空気が循環風路18内へ吸入される。
図2に示すように、循環風路18における給気ダクト25には、循環風路18内を流れる循環風の温度を検知する第1温度センサ55が設けられている。この第1温度センサ55は、循環風路18にあって加熱手段を構成する凝縮器33と入口19との間のうち、入口19の近傍に配置されている。第1温度センサ55は、循環風路18内を流れる循環風のうち、凝縮器33にて加熱されて水槽7内に供給される風の温度を検知する。
図1に示すように、循環風路18における出口20側、この場合フィルタ用ダクト22には、排気口48の下流側に位置させて第2温度センサ56が設けられている。この第2温度センサ56は、循環風路18内を流れる循環風のうち出口20側の温度を検知する。
図2に示すように、ヒートポンプ32には、冷媒流路37を流れる冷媒の温度を検知する冷媒用温度センサが複数個設けられている。具体的には、圧縮機35の吐出口35a付近の温度を検知する第1冷媒用温度センサ57と、凝縮器33の温度を検知する第2冷媒用温度センサ58と、蒸発器34の入口側の温度を検知する第3冷媒用温度センサ59と、圧縮機35の吸入口35b付近の温度を検知する第4冷媒用温度センサ60が設けられている。
図1に示すように、外箱2内の下部の前部には、制御手段を構成する制御装置61が設けられている。この制御装置61は、マイクロコンピュータを主体に構成されていて、操作パネル4における電源オンキー5a、電源オフキー5b、タッチパネル6の入力部、第1および第2温度センサ55,56、第1〜第4冷媒用温度センサ57〜60などからの信号や、予め備えた制御プログラムに基づき、操作パネル4の表示部、給水機構10、排水弁12、モータ16、送風機28、ヒートポンプ32の圧縮機35、排気ダンパ49などを制御する機能を備えている。
上記構成において、回転槽14内に衣類を収容した状態で、使用者により操作パネル4において乾燥運転が設定されると、制御装置61は乾燥運転を実行する。乾燥運転では、モータ16により回転槽14を適宜回転させるとともに、ヒートポンプ32の圧縮機35を駆動させ、さらに送風機28を駆動させる。
このうち、回転槽14を回転させることで、回転槽14内の衣類が撹拌される。また、圧縮機35を駆動させることで、冷媒が冷媒流路37を通して循環し、これに伴い、凝縮器33での放熱により当該凝縮器33の周りの空気が加熱されるとともに、蒸発器34での吸熱により当該蒸発器34の周りの空気が冷却されて除湿される。
そして、送風機28の駆動に伴い、凝縮器33で加熱された温風が給気ダクト25を通り、入口19から水槽7内、ひいては回転槽14内に供給される。その温風により衣類が加熱され、湿気が奪われる。湿気を奪った空気は、出口20から排気ダクト21側へ排出される。排気ダクト21側へ排出された空気は、フィルタ用ダクト22、中間ダクト23を通り、熱交換器用ダクト24内に入る。熱交換器用ダクト24内に入った、湿気を含んだ空気は、蒸発器34を通過する過程で冷却されて除湿される。除湿された空気は、凝縮器33を通過する過程で再び加熱されて温風化され、その温風が給気ダクト25を通り、入口19から水槽7内に供給される。この流れを繰り返すことで、衣類が次第に乾燥されるようになる。
この乾燥運転中において、衣類からリントが発生すると、そのリントも、出口20から排気ダクト21側へ排出される空気と共に流れ、第1のフィルタ部材40、第2のフィルタ部材41を通過する際にそれらに捕獲される。
また、この乾燥運転中において、制御装置61は、排気ダンパ49を開閉制御する。具体的には、図6に示すように制御する。図6には、乾燥室となる水槽7の入口19側の温度(乾燥室入口側温度と称する)を検知する第1温度センサ55の検知温度の変化と、乾燥室となる水槽7の出口20側の温度(乾燥室出口側温度と称する)を検知する第2温度センサ56の検知温度の変化と、排気ダンパ49を開閉するタイミングを示している。
乾燥運転の開始時は、排気ダンパ49は閉じている(図5の二点鎖線参照)。乾燥運転が進むにつれて乾燥室入口側温度が上昇するとともに、乾燥室出口側温度も少しずつ上昇する。排気ダンパ49が閉じている状態では、水槽7内および循環風路18内を流れる循環風は排気口48から排気されないとともに、吸気口53から吸気もされない。
そして、乾燥室入口側温度(第1温度センサ55の検知温度)が、予め設定された設定温度(第1設定温度)である60℃になると、制御装置61は排気ダンパ49を開放動作させ、排気口48を開放させる(図5の実線状態参照)。すると、循環風路18を流れる循環風の一部は、図1の矢印A1で示すように、排気口48から外側排気口51を通って機外である外箱2の外側へ排気される。このとき、排気口48から機外へ排出される排気は、衣類から奪った湿気を含んでいて、湿気も排出されることになる。また、循環風の一部が排気されることに伴い、循環風路18外の空気が、熱交換器用ダクト24の吸気口53から循環風路18内へ吸気されるようになる(図2の矢印A2参照)。
そして、乾燥運転がさらに進み、乾燥室出口側温度(第2温度センサ56の検知温度)が、予め設定された設定温度(第2設定温度)である65℃になると、制御装置61は排気ダンパ49を閉鎖動作させ、排気口48を閉鎖する。すると、排気口48から機外への排気が停止されるとともに、吸気口53から循環風路18内への吸気も停止されるようになる。これにより、65℃を越えるような高温の空気が排気口48から機外へ排出されることを防止することができる。
制御装置61は、乾燥運転が進み、例えば、乾燥室入口側温度(第1温度センサ55の検知温度)と、乾燥室出口側温度(第2温度センサ56の検知温度)との温度差が設定値以下になると、乾燥が完了したと判断し、ヒートポンプ32の運転を停止し、送風機28の駆動を継続して冷却運転を行った後、送風機28も停止させて乾燥運転を終了することになる。
上記した実施形態によれば、次のような作用効果を得ることができる。
循環風路18に排気口48を設けるとともに、この排気口48を開閉する排気ダンパ49を設けたことにより、排気口48からの排気量や排気タイミングを制御することができる。
乾燥運転中において、循環風路18を流れる循環風の温度を第1温度センサ55にて検知し、制御装置61は、その第1温度センサ55が設定温度である60℃を検知することに基づき排気ダンパ49を開放動作させるようにした。これにより、循環風が適度に温まってから、循環風の一部を機外へ排出させることで、循環風に含まれる湿気の一部も排出させることが可能になる。これに伴い、除湿を促進させることが可能となり、乾燥時間の短縮化や、消費電力の抑制を図ることが期待できる。また、排気に伴い、吸気口53から吸気も行われるので、循環風の温度上昇が抑えられる。これに伴いヒートポンプ32の冷媒流路37を流れる冷媒の温度上昇が抑えられ、圧縮機35の運転が頻繁に停止することを防止できる。
この場合、第1温度センサ55は乾燥室の入口付近の温度を検知するようにしているので、循環風の立ち上がり温度を良好に検知することができ、排気ダンパ49の開制御に有効である。
また、循環風路18にあって、水槽7の出口20側を流れる循環風の温度を検知する位置に第2温度センサ56を設け、この第2温度センサ56が第2設定温度である65℃を検知することに基づき排気ダンパ49を閉鎖動作させるようにした。これにより、65℃を越えるような高温の空気が機外へ排出されることを防止することができる。この場合、加熱手段として機能する凝縮器33を備えたヒートポンプ32(圧縮機35)の出力を特に低下させることなく、高温の空気が機外へ排出されることを防止できる。
本実施形態において、内側の排気口48は上向きで、外側排気口51は後斜め上向きで、開口角度が異なっていて、排気口48から排出される排気は、天板部2bに設けられた傾斜部50の外側排気口51から上斜め後方へ排出されるようになる。このため、洗濯乾燥機1が設置された周辺の壁に、排気による結露は発生し難くできる。また、前方へ排気しないので、使用者からは排気は見え難く、しかも使用者に排気が直接かかることを防止できる。
さらに、排気ダンパ49で直接開閉される排気口48のスリットは、フィルタ用ダクト22の風路と同方向に延びるように設けているので、排気口48に、循環風路18を流れるリントが付き難い利点がある。また、フィルタ用ダクト22の風路は後ろ下がりに傾斜しているが、排気口48は水平状部47に設けているので、排気口48のスリットに結露水が溜まり難い利点がある。また、外側排気口51の開口面積を、内側の排気口48の開口面積よりも大に設定しているので、排気口48から出た排気が外側排気口51から機外へ排出される際の流速を落とすことができる。
上記した実施形態において、排気ダンパ49を開放動作させた際に、送風機28の出力である回転数を上げるようにすることができる。これによれば、循環風路18を流れる循環風の風量が増え、排気量および吸気量が増えることになり、循環風の温度上昇を抑制することが可能になる。
(第2実施形態)
次に第2実施形態について主に図7および図8を参照して説明する。制御装置61が実施できる乾燥運転には、図7に示すように4つのコースがある。4つのコースとは、この場合、省エネコースと、お急ぎコースと、念入りコースと、上質乾燥コースである。
省エネコースは、消費電力の抑制を志向するコースで、ファン回転数(送風機28の回転数)は低め(4000rpm)、循環風温度も低め、乾燥時間は標準とする。
お急ぎコースは、乾燥時間の短時間化を志向するコースで、ファン回転数は標準(5000rpm)、循環風温度は高め、乾燥時間は短めとなる。
念入りコースは、しっかりと乾燥させることを志向するコースで、ファン回転数は標準(5000rpm)、循環風温度は高め、乾燥時間は長めとなる。
上質乾燥コースは、布傷みを少なく、しかもしわの発生を抑えることを志向するコースで、ファン回転数は高く(5500rpm)、循環風温度は低め、乾燥時間は長めとなる。
この場合、これら4つのコースのうち、省エネコース以外の3つのコース(お急ぎコース、念入りコース、上質乾燥コース)は、省エネコースより消費電力の抑制を志向しないコースということもできる。
制御装置61は、これら4つのコースにおいて、排気ダンパ49を開放させる設定温度と、閉鎖させる設定温度を設定していて、これらの設定温度はコースによって異なっている。具体的には、省エネコースの場合、排気ダンパ49を開放させる設定温度は40℃、排気ダンパ49を閉鎖させる設定温度は65℃とする。お急ぎコースの場合は、排気ダンパ49を開放させる設定温度は60℃、排気ダンパ49を閉鎖させる設定温度は63℃とする。念入りコースの場合は、排気ダンパ49を開放させる設定温度は60℃、排気ダンパ49を閉鎖させる設定温度は60℃とする。そして、上質乾燥コースの場合は、排気ダンパ49は常時閉鎖状態とし、開閉制御は行わない。
図8には、乾燥運転における乾燥室入口側温度(第1温度センサ55の検知温度)と乾燥室出口側温度(第2温度センサ56の検知温度)の変化と、排気ダンパ49を開閉するタイミングを示している。
省エネコースの場合、乾燥運転開始時は排気ダンパ49は閉鎖している。そして、第1温度センサ55が設定温度である40℃を検知すると、排気ダンパ49を開放動作させる。そして、乾燥運転が進み、第2温度センサ56が設定温度である65℃を検知すると、排気ダンパ49を閉鎖動作させる。
お急ぎコースの場合も、乾燥運転開始時は排気ダンパ49は閉鎖している。そして、第1温度センサ55が設定温度である60℃を検知すると、排気ダンパ49を開放動作させる。そして、乾燥運転が進み、第2温度センサ56が設定温度である63℃を検知すると、排気ダンパ49を閉鎖動作させる。
念入りコースの場合も、乾燥運転開始時は排気ダンパ49は閉鎖している。そして、第1温度センサ55が設定温度である60℃を検知すると、排気ダンパ49を開放動作させる。そして、乾燥運転が進み、第2温度センサ56が設定温度である60℃を検知すると、排気ダンパ49を閉鎖動作させる。
上質乾燥コースの場合は、乾燥運転中、常時排気ダンパ49は閉鎖している。
上記した実施形態において、省エネコースの場合、排気ダンパ49を開放させる設定温度を他のコースより低く設定し、かつ排気ダンパ49を閉鎖させる設定温度を他のコースよりも高く設定していて、排気ダンパ49を開放させている機会を多くしている。これにより、排気口48から排出される排気とともに湿気を多く排出でき、加熱手段である凝縮器33および除湿手段である蒸発器34による仕事量を減らすことが可能になり、省エネ性を向上させることが期待できる。
お急ぎコースの場合、排気ダンパ49を開放させる時期を省エネコースよりも遅らせることで、循環風の温度を早く、しかも高くなるまで上昇させ、一度に除湿できる量を増やすことが可能となる。しかし、循環風の温度が上がり過ぎてヒートポンプ32の圧縮機35が停止してしまうと、循環風の温度が低下して、乾燥効率が低下してしまう。そこで、循環風の温度が十分に高く、しかもヒートポンプ32の圧縮機35が停止する前に排気ダンパ49を開放動作させることで、乾燥効率の低下を防止でき、乾燥時間の短縮化に寄与できる。
また、省エネコースは、循環風温度は低く設定されていて、排気熱量は少ない。お急ぎコースは、循環風温度が省エネコースの場合よりも高く設定されていて、排気熱量は多い。念入りコースは、しっかりと衣類を乾燥させるため、お急ぎコースよりも運転時間が長く、循環風温度はお急ぎコースと同様に高く設定されている。よって、排気熱量は、省エネコース<お急ぎコース<念入りコースであるため、排気ダンパ49を閉とする設定温度は、省エネコースは65℃、お急ぎコースは63℃、念入りコースは60℃としている。
乾燥により発生する衣類のしわは、過乾燥になると、より顕著に現れやすい。過乾燥については、衣類の繊維質の違いによる乾きやすさの違いによる乾きむらなどによる場合がある。排気を行うと、湿気も同時に排出されるが、これは外気温や湿度に影響を受けやすいため、湿度が想定以上に低いなどして過乾燥になったり、または、乾きやすい衣類が乾いた状態であっても、乾き難い衣類を乾かすため、乾きやすい衣類が過乾燥になったりして、乾きむらが発生することがある。
そこで、上質乾燥コースの場合は、排気ダンパ49を常時閉とし排気を行わないようにして、外気温等の影響を抑制し、湿度をコントロールし、過乾燥や乾きむらの発生を抑制することで、仕上がり性能の向上を図ることが可能となる。
(第3実施形態)
次に第3実施形態について主に図9を参照して説明する。ここでは、制御装置61は、通常の乾燥行程の後半に除菌行程を実行するようにしている。通常の乾燥行程の前半においては、排気ダンパ49は閉鎖していて、第1温度センサ55の検知温度が例えば60℃を検知することに基づき排気ダンパ49を開放させる。除菌行程は衣類の除菌を目的とする行程であり、加熱手段の出力を高くし、循環風の温度を高くして行う必要があるが、排気口48からの排気温度が高くなると、安全性が損なわれるおそれがある。そこで、本実施形態においては、除菌行程を実行する際には、排気ダンパ49を閉鎖する。本実施形態の場合、加熱手段の出力を高くするには、圧縮機35の出力を高くする。
このようにすることで、除菌行程では排気を行わない、すなわち吸気も行わないため、排気による熱ロスを抑制することができ、循環風温度を高めることができ、また、高温の空気を排気することなく、安全に衣類の除菌を行うことが可能となる。
(第4実施形態)
次に第4実施形態について主に図10を参照して説明する。ここでは、制御装置61は、通常の乾燥行程の後半にしわ抑制行程を実行するようにしている。この場合も、通常の乾燥行程の前半においては、排気ダンパ49は閉鎖していて、第1温度センサ55の検知温度が例えば60℃を検知することに基づき排気ダンパ49を開放させる。しわ抑制行程は、衣類にしわが発生することを抑制することを目的とする行程であり、前述した上質乾燥コースの場合と同様に、送風機28の回転数を高くするとともに、加熱手段の出力を低くする。乾燥により発生するしわは、前述したように、過乾燥になると、より顕著に現れやすい。排気を行うと、湿気も同時に排出されるが、これは外気温や湿度に影響を受けやすいため、湿度が想定以上に低いなどして過乾燥になったり、または、乾きやすい衣類が乾いた状態であっても、乾き難い衣類を乾かすため、乾きやすい衣類が過乾燥になったりして、乾きむらが発生することがある。
そこで、しわ抑制行程では、上質乾燥コースの場合と同様に、排気ダンパ49を閉鎖して排気を行わないようにすることで、外気温等の影響を抑制し、湿度をコントロールし、過乾燥や乾きむらの発生を抑制することで、仕上がり性能の向上を図ることが可能となる。また、排気ダンパ49を閉鎖したら、加熱手段の出力を下げ、循環風温度の想定以上の上昇を抑えることで、乾燥むらを一層抑制することが可能となる。
(第5実施形態)
次に第5実施形態について主に図11を参照して説明する。ここでは、制御装置61は、乾燥運転において、ヒートポンプ32における冷媒の温度を検知する温度センサとして、この場合第3冷媒用温度センサ59の検知温度(蒸発器34の入口付近の温度)が、予め設定された設定温度、例えば38℃を検知することに基づき排気ダンパ49を開放させる。そして、第2温度センサ56が設定温度、この場合も65℃を検知することに基づき排気ダンパ49を閉鎖させる。
乾燥運転中において、冷媒温度が高温になり過ぎると圧縮機35に負担がかかるため、通常、冷媒温度が予め設定された温度以上になると、圧縮機35を停止させ、冷媒温度が低下したら、圧縮機35を再起動するように制御するようにしている。圧縮機35が停止している間は乾燥が進まないため、圧縮機35の停止が起きると乾燥時間が長くなってしまう。また、圧縮機35の停止、再起動を頻繁に繰り返すことは、圧縮機35の負担になり、動作不良につながる。
そこで、圧縮機35が強制的に停止する前に冷媒温度が設定温度(この場合、38℃)になったら、排気ダンパ49を開けて排気をし、循環風温度を下げることで、冷媒温度の上昇を抑え、圧縮機35の停止による乾燥時間の長時間化を防止することが可能となる。また、排気ダンパ49を開放した際に、送風機28の回転数を上げて風量を上げることで、吸排気される空気の量が増え、循環風の温度上昇をさらに抑制することが可能となる。
本実施形態においては、蒸発器34の入口付近での冷媒温度を検知する第3冷媒用温度センサ59の検知温度に基づき排気ダンパ49を開けるようにしている。この第3冷媒用温度センサ59は、主に外部(洗濯乾燥機の設置空間)の温度環境に起因する異常を見ているため、凝縮器33の冷媒温度を検知する第2冷媒用温度センサ58とは違い、循環風路18におけるフィルタ詰まりとは無関係である。このため、循環風の温度が高くなった場合に、循環風の流れが適切な状態で循環風の一部を排気させることで、循環風の温度低下が機能しやすい。
上記した実施形態に代えて、冷媒用温度センサとして凝縮器33の温度を検知する第2冷媒用温度センサ58の検知温度に基づき、排気ダンパ49を開けるようにすることもできる。ヒートポンプ32の制御においては、第2冷媒用温度センサ58の検知温度が例えば90℃になると、圧縮機35を停止させる制御があり、第2冷媒用温度センサ58の検知温度が90℃に達する前の近い設定温度になったときに、排気ダンパ49を開けるようにする。
ただし、第2冷媒用温度センサ58は、主に循環風路18内のフィルタ詰まりによる異常を見ていて、その第2冷媒用温度センサ58の検知温度が高い場合は、循環風量が低下していることが想定される。このため、上記第3冷媒用温度センサ59の検知温度で判断する場合と比較して、排気ダンパ49を開けても外気の取り込み量は少なく、循環風温度は下がり難い。
また、冷媒用温度センサとして、圧縮機35の吐出口35a付近の温度を検知する第1冷媒用温度センサ57の検知温度に基づき、排気ダンパ49を開けるようにすることもできる。ヒートポンプ32の制御においては、第1冷媒用温度センサ57の検知温度が所定温度になると、圧縮機35を停止させる制御があり、第1冷媒用温度センサ57の検知温度が設定温度になったときに、排気ダンパ49を開けるようにすることで、循環風温度を低下させることが可能となる。
(第6実施形態)
次に第6実施形態について主に図12および図13を参照して説明する。ここでは、図12に示すように、循環風路18における出口20側、この場合、第2温度センサ56の近傍に湿度センサ65を設けている。この湿度センサ65は、乾燥運転時において、出口20から出た循環風の湿度を検知する。制御装置61は、図13に示すように、乾燥運転の開始時には排気ダンパ49は閉鎖していて、湿度センサ65の検知湿度が、予め設定された設定湿度、例えば95%を検知することに基づき排気ダンパ49を開放させるようにしている。そして、乾燥運転が進み、第2温度センサ56が設定温度、この場合も65℃を検知することに基づき排気ダンパ49を閉鎖させる。
乾燥運転中において、検知湿度が高くなったところで排気ダンパ49を開放させることで、排気とともに湿気も効率良く排出することで、乾燥効率の向上を図ることが可能となる。
(その他の実施形態)
上記した実施形態では、いわゆるドラム式の洗濯乾燥機を例示したが、水槽および回転槽の軸線が上下方向を指向する、いわゆる縦軸型の洗濯乾燥機にも適用することができる。また、衣類乾燥機としては、少なくとも乾燥機能があれば洗濯機能がないものでもよい。さらに、加熱手段はヒータ、除湿手段は水冷式除湿器とすることもできる。
以上説明したように、少なくとも一つの実施形態によれば、循環風路に設けた排気口にこれを開閉する排気ダンパを設け、その排気ダンパを開閉制御することで、排気口からの排気量や排気タイミングを制御することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は洗濯乾燥機(衣類乾燥機)、7は水槽(乾燥室)、14は回転槽、18は循環風路、19は入口、20は出口、27はフィルタ装置、28は送風機、32はヒートポンプ、33は凝縮器(加熱手段)、34は蒸発器(除湿手段)、35は圧縮機、36は絞り装置、37は冷媒流路、48は排気口、49は排気ダンパ、50は傾斜部、51は外側排気口、53は吸気口、55は第1温度センサ、56は第2温度センサ、57は第1冷媒用温度センサ、58は第2冷媒用温度センサ、59は第3冷媒用温度センサ(冷媒用温度センサ)、60は第4冷媒用温度センサ、61は制御装置(制御手段)、65は湿度センサを示す。

Claims (8)

  1. 乾燥風の入口および出口を有し内部に乾燥対象の衣類が収容される乾燥室と、
    この乾燥室の外側において一端部が前記入口に接続され他端部が前記出口に接続された循環風路と、
    この循環風路中に設けられ前記乾燥室内の空気を前記循環風路を通して循環させる送風機と、
    前記循環風路中に設けられ当該循環風路を流れる循環風を加熱する加熱手段と、
    前記循環風路を流れる循環風を循環風路外へ排出する排気口と、
    この排気口を開閉する排気ダンパと、
    前記循環風の温度を検知する温度センサと、
    前記衣類を乾燥させる乾燥運転を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記乾燥運転中において前記温度センサが設定温度を検知することに基づき前記排気ダンパを開とする衣類乾燥機。
  2. 前記温度センサは、前記循環風路にあって前記加熱手段と前記入口との間を流れる循環風の温度を検知する位置に配置されている請求項1記載の衣類乾燥機。
  3. 前記温度センサを第1温度センサ、前記設定温度を第1設定温度とし、
    前記循環風路にあって前記出口側を流れる循環風の温度を検知する位置に第2温度センサを備え、
    前記制御手段は、前記第2温度センサが第2設定温度を検知することに基づき前記排気ダンパを閉とする請求項2記載の衣類乾燥機。
  4. 前記排気ダンパを開とする前記設定温度は、前記乾燥運転のコースによって異なる請求項1または2記載の衣類乾燥機。
  5. 乾燥運転のコースとして、消費電力の抑制を志向する第1のコースと、この第1のコースよりも消費電力の抑制を志向しない第2のコースを備え、
    前記第2のコースでは、前記第1のコースに比べて、前記排気ダンパを開とする前記設定温度が高く設定されている請求項4記載の衣類乾燥機。
  6. 乾燥風の入口および出口を有し内部に乾燥対象の衣類が収容される乾燥室と、
    この乾燥室の外側において一端部が前記入口に接続され他端部が前記出口に接続された循環風路と、
    この循環風路中に設けられ前記乾燥室内の空気を前記循環風路を通して循環させる送風機と、
    圧縮機、凝縮器、絞り装置、蒸発器を冷媒流路により接続して冷凍サイクルを構成し、このうちの前記凝縮器および前記蒸発器が前記循環風路内に配置されるヒートポンプと、
    前記循環風路を流れる循環風を循環風路外へ排出する排気口と、
    この排気口を開閉する排気ダンパと、
    前記冷媒流路を流れる冷媒の温度を検知する冷媒用温度センサと、
    前記衣類を乾燥させる乾燥運転を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記乾燥運転中に前記冷媒用温度センサが設定温度を検知することに基づき前記排気ダンパを開とする衣類乾燥機。
  7. 乾燥風の入口および出口を有し内部に乾燥対象の衣類が収容される乾燥室と、
    この乾燥室の外側において一端部が前記入口に接続され他端部が前記出口に接続された循環風路と、
    この循環風路中に設けられ前記乾燥室内の空気を前記循環風路を通して循環させる送風機と、
    前記循環風路中に設けられ当該循環風路を流れる循環風を加熱する加熱手段と、
    前記循環風路を流れる循環風を循環風路外へ排出する排気口と、
    この排気口を開閉する排気ダンパと、
    前記循環風の湿度を検知する湿度センサと、
    前記衣類を乾燥させる乾燥運転を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記乾燥運転中において前記湿度センサが設定湿度を検知することに基づき前記排気ダンパを開とする衣類乾燥機。
  8. 前記制御手段は、前記排気ダンパを開とする際に前記送風機の出力を上げる請求項1から7のいずれか一項記載の衣類乾燥機。
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