JP6910771B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、衣類乾燥機に関する。
衣類乾燥機として、例えば洗濯機能及び乾燥機能の双方を備え、洗い、すすぎ、脱水等からなる洗濯行程の実行後に、引続き乾燥行程を実行する洗濯乾燥運転が可能なドラム式の洗濯乾燥機が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の洗濯乾燥機は、水槽の外側に循環風路が設けられ、その循環風路内に、送風器、ヒータ、除湿器が設けられている。そして、乾燥行程においては、送風器により、水槽(回転ドラム)内の空気を循環風路を通して循環させ、このとき、ヒータにより加熱した空気を水槽内に供給して衣類を加熱すると共に、湿気を含んだ空気を除湿器にて除湿することを繰返すことで、衣類を乾燥させるようになっている。
特開2008−110135号公報
上記のものでは、洗濯行程の最後の脱水において絡まった状態となった衣類に対し、そのまま乾燥行程が進むと、シワ付きが発生し、乾燥の仕上り状態が悪化してしまう事情がある。特に、乾燥行程の時間短縮を図るべく、高温度で大風量の乾燥風を衣類に吹付ける場合には、衣類からの水分の蒸発が急速に行われてシワが定着してしまう傾向がある。
そこで、衣類のシワ付きを抑制した上質な仕上り状態の上質乾燥コースの実行が可能な衣類乾燥機を提供する。
本実施形態の衣類乾燥機は、衣類が収容される回転ドラムと、加熱手段及び送風ファンを有し乾燥風を生成する乾燥機構と、前記回転ドラム内に前記乾燥風を循環供給するための循環風路と、前記循環風路を流れる乾燥風を該循環風路外へ排出する排出割合を調整するためのダンパと、前記ダンパの開度を制御する制御手段とを備え、標準的な衣類の乾燥仕上り状態を得る標準乾燥コースと、前記標準乾燥コースより衣類の仕上り状態の良好な上質乾燥コースとの実行が可能に構成されていると共に、前記制御手段は、前記上質乾燥コースの実行時には、少なくとも乾燥行程の初期において、前記回転ドラム内に供給される乾燥風の温度上昇を抑制するために、前記ダンパを制御して前記循環風路を流れる乾燥風を該循環風路外へ排出する排出割合を増やし、乾燥行程開始から所定時間が経過したときに前記ダンパを閉塞させる
第1の実施形態を示すもので、洗濯乾燥機の内部構成を概略的に示す縦断右側面図 洗濯乾燥機のヒートポンプを含む内部構成を概略的に示す背面図 洗濯乾燥機の電気的構成を示すブロック図 洗濯乾燥運転時の行程とダンパの開閉との関係(a)及び上質乾燥コースにおけるダンパ制御の様子(b)を示す図 標準乾燥コース及び上質乾燥コースにおけるコンプレッサ周波数、ファン回転数、ドラム回転数の関係を示す図 衣類の布量と排気ダンパを開放する所定時間との関係を示す図 第2の実施形態を示すもので、標準乾燥コース及び上質乾燥コースにおけるコンプレッサ周波数、乾燥風の風速の関係を示す図 第3の実施形態を示すもので、標準乾燥コース及び上質乾燥コースにおけるドラム回転周期の関係を示す図 第4の実施形態を示すもので、標準乾燥コース及び上質乾燥コースにおける脱水率、脱水回転数、脱水時間の関係を示す図
以下、洗濯機能及び乾燥機能を有するドラム式の洗濯乾燥機に適用したいくつかの実施形態について、図面を参照しながら説明する。尚、複数の実施形態間で共通する部分については、同一符号を付して、新たな図示や繰返しの説明を省略することとする。
(1)第1の実施形態
第1の実施形態について、図1から図6を参照しながら説明する。まず、図1から図3を参照しながら、本実施形態に係る衣類乾燥機としてのドラム式の洗濯乾燥機1の全体構成について述べる。洗濯乾燥機1の本体を構成する外箱2は、ほぼ矩形箱状をなし、外箱2内には、円筒状の水槽3が後下がりに傾斜した状態で、図示しない弾性支持機構を介して支持されている。前記水槽3内には、衣類(洗濯物)が収容される回転槽としての円筒状の回転ドラム4が回転可能に支持されている。この回転ドラム4は、前後方向に延び且つ後下がりに傾斜した傾斜軸を中心に回転するように構成されている。
図1に示すように、この回転ドラム4の周壁部及び後壁部には通水、通気用の多数の孔4aが形成され、また、回転ドラム4の周壁部の内面には、洗濯物撹拌用の図示しない複数個のバッフルが設けられている。図示はしないが、この回転ドラム4の前面部には、衣類が出し入れされる開口部が設けられている。前記水槽3の前面部には、前記開口部に連なる投入口が形成されており、外箱2の前面には、その投入口を開閉する扉5が設けられている。外箱2の前面部の上部には、操作パネル6(図3参照)が設けられている。
図1、図2に示すように、前記水槽3の後部には、例えばアウタロータ形のブラシレスモータからなるドラムモータ8が配置されている。このドラムモータ8の回転軸の先端は、水槽3の背面を貫通して水槽3内に突出し、前記回転ドラム4の後部中心部に連結固定されている。このような構成により、回転ドラム4はドラムモータ8により直接的に回転駆動される。また、このドラムモータ8には、該ドラムモータ8のロータの回転を検出するための回転センサ42(図3にのみ図示)が設けられている。この回転センサ42が、回転ドラム4内の布量を検出する負荷検出手段として機能するようになっている。
詳しく図示はしないが、前記外箱2内の上部には、前記水槽3内に給水するための給水装置が設けられている。この給水装置は、給水源としての水道の蛇口に接続ホースを介して接続される給水弁11(図3参照)、洗剤投入ケースを引出し可能に有する注水ケース等を備えて構成されている。一方、図1に示すように、水槽3の下部には、排水管路12が接続され、この排水管路12の途中部には排水弁13設けられている。排水弁13が閉鎖された状態で給水装置から水槽3内に水が供給された場合には、その水は水槽3内に貯留される。このとき、水槽3内の水位は、水位センサ7(図3参照)により検出されるようになっている。前記排水弁13が開放されることに伴い、水槽3内に貯留されていた水は、排水管路12を通して機外へ排出される。
図1に示すように、前記水槽3には、前部の上面右寄り部位に空気の排出口17が設けられていると共に、背面部の上部左寄り部位に空気の供給口18が設けられている。そして、図1、図2に示すように、外箱2内部には、回転ドラム4内に乾燥風(温風)を循環供給する乾燥機構19が設けられている。本実施形態では、乾燥機構19は、水槽3の外部に位置して、循環風路20を備えると共に、ヒートポンプ21を備えている。前記循環風路20は入口と出口を有していて、その入口が水槽3の前記排出口17に接続され、出口が前記供給口18に接続されている。また、乾燥機構19は、排出口17から排出された空気を、循環風路20内を矢印A方向に循環させながら前記供給口18から水槽3ひいては回転ドラム4内に供給する送風ファン22を備えている。
具体的には、前記循環風路20は、排気ダクト23と、ヒートポンプダクト24と、給気ダクト25とを備えている。そのうち排気ダクト23は、その基端部が前記排出口17に接続され、外箱2内の右側上部を後方に延びた後、折曲って水槽3の後方を下方に延び、その先端がヒートポンプダクト24の基端部(右端部)に接続されている。また、排気ダクト23の前端側部分には、乾燥風から糸くずを捕獲するための周知のリントフィルタ26が設けられている。
前記ヒートポンプダクト24は、外箱2内の底部後寄り部位を右左方向に延び、その先端側(図2で右端側)に前記送風ファン22が設けられている。この送風ファン22は、例えばファンケーシング14内に遠心ファン15及びそれを駆動するファンモータ16を備えて構成されている。前記ファンケーシング14の出口部に、前記給気ダクト25の基端部(下端部)が接続されている。給気ダクト25は、外箱2内の左側の水槽3の後方を上方に延び、その先端部(上端部)が前記供給口18に接続されている。
図2に示すように、前記ヒートポンプダクト24内には、ヒートポンプ(冷凍サイクル)21を構成する蒸発器27及び凝縮器28が、右左(図2で左右)に順に位置して配置されている。前記ヒートポンプ21は、圧縮機29と、前記凝縮器28と、減圧手段たる絞り弁30と、前記蒸発器27とを、冷媒配管31により閉ループ状に接続して構成されている。ヒートポンプ21の内部には、所要量の冷媒が封入され、冷媒配管31を循環する。このとき、凝縮器28が乾燥風を加熱する加熱手段として機能し、また、蒸発器27が乾燥風から湿気を除去する除湿手段として機能する。
このヒートポンプ21は、乾燥運転時において、圧縮機29が駆動されることにより、圧縮機29から吐出された気体冷媒が、凝縮器28に流入し、該凝縮器28における熱交換により凝縮されて液体冷媒とされる。凝縮器28から流出した液体冷媒が絞り弁30によって膨張させて霧状とされ、その霧状の冷媒が、蒸発器27に流入される。そして、蒸発器27において、外気との熱交換により冷媒が気化され、その気体冷媒が圧縮機29に戻される。圧縮機29にて冷媒が圧縮されて高温、高圧とされて吐出されるという循環が行われる。
このヒートポンプ21の駆動と共に、送風ファン22が駆動されることにより、図1、図2に矢印Aで示すように、水槽3(回転ドラム4)内の空気が、排出口17から排気ダクト23を通ってヒートポンプダクト24に至り、ヒートポンプダクト24内を流れて蒸発器27及び凝縮器28を順に通った後、給気ダクト25に流れ、供給口18及び孔4aを通って回転ドラム4内に供給されるという循環が行われる。この空気の循環により、水槽3(回転ドラム4)内の衣類から湿気を奪って多量の蒸気を含んだ空気が、ヒートポンプダクト24内の蒸発器27部分を通って冷却されることにより、蒸気が凝縮(あるいは昇華)されて除湿され、その除湿空気が凝縮器28部分を通ることにより加熱されて乾いた温風となり、再び回転ドラム4内に供給され、衣類の乾燥に供されるようになる。
このとき、図2に示すように、ヒートポンプ21には、冷媒流路37を流れる冷媒の温度を検知する複数個の温度センサが設けられている。具体的には、圧縮機29の吐出側には、圧縮機出口温度センサ32が設けられ、凝縮器28には凝縮器温度センサ33が設けられ、蒸発器27の入口部には、蒸発器温度センサ34が設けられ、圧縮機29の吸入側には、圧縮機入口温度センサ35が設けられている。更に、図1にも示すように、前記循環風路20における給気ダクト25には、供給口18の近傍に位置して、循環風路20内を流れ回転ドラム4に供給される乾燥風の温度を検知する乾燥風温度センサ56が設けられている。
そして、図1に示すように、前記排気ダクト23の途中部、つまりリントフィルタ26の後方部位の上壁部には、循環風路20を外部に開放する、つまり循環風路20内の空気(ひいては水槽3内の空気)を、循環風路20外へ排出するための開口部としての排気口37が設けられている。この排気口37は、外箱2に設けられた外側排気口38に連通している。前記排気口37部分には、開度の制御により排出割合(排出量)を調整するためのダンパ39が設けられている。このダンパ39は、例えばダンパモータ40(図3にのみ図示)を駆動源として動作されるようになっている。前記ダンパ39の開度の制御には、開放、閉塞の2段階も含まれ、本実施形態では、前記ダンパ39は開閉制御される。
また、図2に示すように、前記ヒートポンプダクト24の上部には、蒸発器27と凝縮器28との間に位置させて吸気口24aが設けられている。この吸気口24aは、常時開放されていて、循環風路18内と循環風路18外とを連通させている。これにて、送風ファン22の駆動状態で、ダンパ39を動作させて排気口37が開放されると、図1に矢印Bで示すように、循環風路20内を通過する空気の一部が排気口37及び外側排気口38を通って外箱2外部へ排気される。これと共に、図2に矢印Cで示すように、吸気口24aから外気が循環風路18内に取込まれる。
尚、前記操作パネル6には、電源入りスイッチ、電源切りスイッチや、必要な表示を行う表示部9のほか、各種の操作部10が設けられている(いずれも図3にのみ図示)。本実施形態では、ユーザが操作部10を操作して、洗濯運転に連続して乾燥運転を実行する洗濯乾燥運転の実行を指示することが可能となっている。また、洗濯運転に関する運転のコースや乾燥運転に関する運転のコースを選択設定することができる。このとき、乾燥運転に関して設定できるコースとして、標準的な衣類の仕上り状態を得る標準乾燥コースと、前記標準乾燥コースより衣類の仕上り状態の良い上質乾燥コースとが含まれている。
さて、前記外箱2内には、例えばマイクロコンピュータを主体に構成され、洗濯乾燥機1全体の制御を行う制御手段としての制御装置41が設けられている。図3は、制御装置41を中心とした、本実施形態の洗濯乾燥機1の電気的構成を概略的に示している。即ち、制御装置41には、操作パネル6の操作部10からの操作信号が入力されると共に、制御装置41が操作パネル6の表示部9の表示を制御する。
また、制御装置41には、前記水位センサ7、回転センサ42、ヒートポンプ21の各温度センサ32〜35、乾燥風温度センサ36からの検知信号が入力される。制御装置41は、前記給水弁11、排水弁13、ドラムモータ8、送風ファン22(ファンモータ16)、ヒートポンプ21の圧縮機29及び絞り弁30、ダンパモータ40(ダンパ39)を制御する。このとき、制御装置41は、送風ファン22(ファンモータ16)を、可変の回転数(出力)で制御することが可能とされ、また、圧縮機(コンプレッサ)29を可変の周波数で駆動するようになっている。更に、制御装置41は、ドラムモータ8の回転数の制御も可能とされている。
以上の構成により、制御装置41は、操作部10にてユーザにより設定される運転コースに応じて、各センサからの入力信号や予め記憶された制御プログラムに基づいて、洗濯乾燥機1の各機構を制御し、洗い行程、すすぎ行程、脱水行程からなる洗濯運転や、乾燥運転を自動で実行する。この場合、洗濯運転に連続して乾燥運転を行う洗濯乾燥運転の実行も可能に構成されている。洗濯運転の各行程については、周知であるので説明を省略するが、洗濯運転の開始時には、回転ドラム4に対する負荷検知に基づいて衣類の布量判定が行われ、その判定結果に応じて水位等が決定される。
そして、上記したように、乾燥運転においては、ユーザが、標準乾燥コースや上質乾燥コースを設定することができる。本実施形態では、次の作用説明でも述べるように、ユーザが上質乾燥コースを設定した場合には、制御装置41は、少なくとも乾燥行程の初期において、前記ダンパ39を制御して循環風路20を流れる乾燥風を外部に排出させる排出量を増やすように構成されている。尚、乾燥行程の初期とは、乾燥行程の前半におけるいずれかの時点をいう。
より具体的には、本実施形態では、閉塞状態(開度0)のダンパ39を、乾燥行程の開始時から前記ダンパ39を開放させるようになっている。尚、排出割合を増やすには、同じ送風ファン22の回転数の条件下で、ダンパ39の開度を上げていくことが含まれ、また閉塞(開度0)からダンパ39を開いていくことも含まれる。排出割合を減らすには、ダンパ39の開度を下げていくことや、閉塞する(開度0にする)ことが含まれる。
このとき、本実施形態では、制御装置41は、上記ダンパ39の制御と併せて、上質乾燥コースにあっては、圧縮機29の駆動周波数つまり加熱手段の出力を、標準乾燥コースの場合よりも低く設定する。これと共に、送風ファン22の回転数及び回転ドラム4の回転速度(回転数)を、夫々標準乾燥コースよりも高く設定して運転を制御するようになっている。送風ファン22の回転数が高くなることにより、循環風路20を流れる(回転ドラム4内に供給される)風量が増大する。
また、特に本実施形態では、制御装置41は、上質乾燥コースにおいて、乾燥行程開始から所定時間tが経過したときに、ダンパ39を制御して乾燥風の排出割合を減らす、具体的にはダンパ39を閉塞させるようになっている。この際の所定時間tとしては、回転ドラム4内の衣類の重量(布量)に応じて、該布量が大きいほど長くなるように設定される。更に本実施形態では、制御装置41は、乾燥行程開始から所定時間tが経過して前記ダンパ39を閉塞した後、前記乾燥風温度センサ36の検知した循環風路20内の乾燥風の温度、この場合水槽3の入口部(供給口18)近傍の温度に基づき、乾燥風温度センサ36の検知温度が所定温度(例えば60℃)以上になったときに、ダンパ39を再び開放させて乾燥風の排出割合を増やすようになっている。
次に、上記構成の洗濯乾燥機1の作用について、図4〜図6も参照して述べる。今、例えば洗濯運転に連続して乾燥運転を行う洗濯乾燥運転を実行させる場合、ユーザは、回転ドラム4内に衣類を投入すると共に、洗剤投入ケース内に必要な洗剤等を投入した上で、操作パネル6の操作部10を操作して設定を行う。この場合、洗濯乾燥運転を設定すると共に、乾燥行程におけるコース、即ち標準乾燥コース及び上質乾燥コースのいずれか選択設定することができる。標準的な仕上り状態で良い場合には、標準乾燥コースを選択し、衣類に対するシワ付きの少ない良好な仕上り状態を得たい場合には、上質乾燥コースを選択する。
図4は、洗濯乾燥運転の各行程と、循環風路20の排気口37を開閉するダンパ39の開閉状態との関係を示している。洗濯乾燥運転がスタートされると、制御装置41により、洗い行程、すすぎ行程、脱水行程からなる洗濯運転が実行される。この洗濯運転中は、ダンパ39はずっと閉塞状態とされている。洗濯運転(脱水行程)が終了すると、引続き、乾燥行程(乾燥運転)が実行される。上記したように、乾燥行程においては、ヒートポンプ21及び送風ファン22が駆動されると共に、回転ドラム4の比較的低速での正逆回転が所定周期で繰返される。
これにて、図2に矢印Aで示すように、回転ドラム4内の衣類を回転によりほぐしながら、循環風路20を通して、回転ドラム4(水槽3)内に乾いた温風からなる乾燥風が循環供給され、衣類が乾燥されるようになる。このとき、本実施形態では、図4に示すように、標準乾燥コースの場合には、ダンパ39は閉塞状態のままとされる。これに対し、上質乾燥コースの実行時には、制御装置41により、少なくとも乾燥行程の開始時から所定時間tは、ダンパ39が開放され循環風路20の排気口37が外部に開放される。
これにより、上質乾燥コースにあっては、矢印Bで示すように、循環風路20の排気ダクト23から、排気口37及び外部排気口38を通して乾燥風の排出が行われると共に、矢印Cで示すように、ヒートポンプダクト24の吸気口24aから空気の吸気がなされるようになり、乾燥風の温度上昇が、標準乾燥コースの場合に比べて抑制される。このように、回転ドラム4の回転による衣類のほぐしが、乾燥風の温度を上げない状態で行われることにより、衣類のしわ取りが行われるようになる。例えば直前に行われた脱水行程における衣類同士の絡まりに起因する、衣類の折曲りやねじれをほぐして、衣類の布を広げる(シワを延ばす)ようにすることで、シワ付きを抑えることができる。
また、本実施形態では、図5に示すように、標準乾燥コースの実行時と上質乾燥コースの実行時との間で、設定を異ならせている。即ち、上質乾燥コースにあっては、圧縮機29の駆動周波数(例えば40Hz)が標準乾燥コースの場合(例えば60Hz)よりも低く設定される。これと共に、送風ファン22の回転数(例えば5500rpm)が標準乾燥コースの場合(例えば3700rpm)よりも高く設定され、回転ドラム4の回転数(53rpm)が、標準乾燥コースの場合(50rpm)よりもやや高く設定される。
これにて、上質乾燥コースにあっては、圧縮機29の駆動周波数(例えば40Hz)が標準乾燥コースの場合(例えば60Hz)よりも低く設定されるので、標準乾燥コースの場合に比べて、乾燥風の温度上昇がさらに抑制されるので、シワ付きの抑制効果がより高いものとなる。送風ファン22の回転数(乾燥風の風量)が標準乾燥コースよりも高く設定されることにより、乾燥風の風量を標準乾燥コースよりも大きくすることができ、衣類のほぐし(布を広げることによるシワ延ばし)がより促進されるようになる。回転ドラム4の回転速度が、標準乾燥コースよりもやや高く設定されるので、衣類の回転移動が促進され、衣類がより多く動くことにより、シワの定着を抑えることができるようになる。
更に、本実施形態では、図4(b)に示すように、上質乾燥コースにおいて、乾燥行程開始から所定時間tが経過したときに、ダンパ39が閉塞される。この場合、所定時間tは、図6に示すように、回転ドラム4内の衣類の布量に応じて、該重量が大きいほど長くなるように設定される。具体的には、例えば、布量が1kgの場合は10分、2kgの場合には20分、3kgの場合には30分、4kgの場合には40分とされる。そして、図4(b)に示すように、上質乾燥コースにおいて、所定時間tが経過してダンパ39を閉塞した後、乾燥風温度センサ36の検知温度が所定温度、例えば60℃以上になったときに、ダンパ39が再び開放されるようになっている。
この制御により、乾燥行程開始から所定時間tが経過して衣類が十分にほぐれたところで、ダンパ39が閉塞されることにより、乾燥風の温度を上げて衣類の乾燥を進めることができる。そのため、乾燥行程の時間が徒に長くなることを抑制することができる。この際、回転ドラム4内の衣類の重量が比較的小さい場合には、ほぐしの時間は短くて済むので、その分所定時間tを短くすることにより、以後は衣類の乾燥を進めて、全体としての乾燥時間を短く済ませることができる。
しかも、乾燥風温度センサ36の検知温度が所定温度、例えば60℃以上になったときに、ダンパ39が再び開放されるので、衣類のほぐしの終了後の乾燥を進める際にあっても、過度な温度上昇を抑えることができ、衣類のシワ付きを防止することができる。このとき、乾燥風温度センサ36は、供給口18近傍の回転ドラム4内に供給される乾燥風の温度を検出する位置に設けられているので、衣類に直接的に作用する乾燥風の温度を正確に検出でき、制御をより確実に行うことができる。
このように本実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。即ち、上質乾燥コースの実行時には、少なくとも乾燥行程の初期において、ダンパ39を制御して循環風路20を流れる乾燥風を該循環風路20外へ排出する排出割合を増やすように構成したので、乾燥風の温度上昇を、標準乾燥コースの場合に比べて抑制することができ、衣類の布を広げる(シワを延ばす)ようにすることで、シワ付きを抑えることができる。この結果、衣類のシワ付きを抑制した上質な仕上り状態の上質乾燥コースの実行が可能となるという優れた効果を奏する。
特に本実施形態では、乾燥行程の開始時から、循環風路20の排気口37のダンパ39を開放させように構成したので、乾燥風の温度上昇を効果的に抑えることができる。上質乾燥コースにあっては、送風ファン22の回転数を、標準乾燥コースよりも高く設定したので、乾燥風の風量を標準乾燥コースよりも大きくすることができ、衣類のほぐし、つまり布を広げることによるシワ伸ばしがより促進されるようになる。上質乾燥コースにあっては、送風ファン22の回転数制御に加えて、圧縮機29の駆動周波数を標準乾燥コースよりも小さくして乾燥風の加熱を抑制するようにしたので、乾燥風の温度上昇が抑えられ、シワ付きの防止効果がより高いものとなる。上質乾燥コースにあっては、回転ドラム4の回転速度を標準乾燥コースよりも高くしたので、衣類がより頻繁に動かされるようになり、シワの定着を抑える効果を得ることができる。
また本実施形態では、上質乾燥コースにおいて、乾燥行程開始から所定時間が経過したときに、ダンパ39を閉塞させるようにしたので、衣類が十分にほぐれたところで、乾燥風の温度を上げて衣類の乾燥を促進することができ、乾燥行程の時間が不要に長くなることを防止することができる。このとき、衣類の布量が少ない場合にはほぐしに要する時間は短くて済み、衣類量が多くなるほどほぐしに要する時間が長くかかるので、上記した所定時間を、衣類の布量に応じて設定することにより、布量が少ない場合には全体の乾燥時間を短くできるなど、効率的な乾燥運転を行うことができる。
さらに本実施形態では、上質乾燥コースにおいて、ダンパ39を制御して乾燥風の排出割合を減らした後、乾燥風温度センサ36の検知温度が所定温度以上になったときに、ダンパ39を制御して乾燥風の排出割合を増やすように構成したので、衣類のほぐし終了後に乾燥を進める際にあっても、温度上昇が過度になることを抑えることができ、衣類のシワ付きを防止することができる。この場合、乾燥風温度センサ36は、回転ドラム4に供給される乾燥風の温度を検出する位置に設けられているので、衣類に対して直接的に作用する乾燥風の温度を正確に検知でき、制御をより確実に行うことができる。
(2)第2〜第4の実施形態、その他の実施形態
図7は、第2の実施形態を示すものであり、上記第1の実施形態と異なる点は、上質乾燥コースにおいて、送風ファン22の回転数を、標準乾燥コースよりも高く設定することに代えて、回転ドラム4内に給気される乾燥風の風速を、標準乾燥コースよりも高く設定する点にある。即ち、この第2の実施形態では、乾燥行程における乾燥風の風速を、上質乾燥コースにあっては32km/時、標準乾燥コースにあっては22km/時に設定している。ダンパ37の開閉制御や、圧縮機29の駆動周波数制御なども、上記第1の実施形態と同様に行われる。
これによれば、上質乾燥コースにあっては、乾燥風の風速を標準乾燥コースよりも大きくすることができ、衣類のほぐし、つまり布を広げることによるシワ延ばしがより促進されるようになる。従って、この第2の実施形態においても、上記第1の実施形態と同様に、衣類のシワ付きを抑制した上質な仕上り状態の上質乾燥コースの実行が可能となるという優れた効果を得ることができる。尚、乾燥風の風速を調整する(通常時と比べて変化させる)ための手法としては、送風ファン22の回転数制御に限らず、供給口18等における風路断面積の調整等(2つの風路の切替えも含む)も考えられる。
図8は、第3の実施形態を示すものであり、上記第1の実施形態と異なるところは、上質乾燥コースにあっては、回転ドラム4の正逆回転の周期を、標準乾燥コースよりも短く設定するようにした点にある。具体的には、標準乾燥コースにおいては、回転ドラム4を、30秒間正回転、30秒間逆回転を繰返すのに対し、上質乾燥コースにあっては、7秒間正回転、7行間逆回転を繰返すように構成している。尚、正回転と逆回転との切替時に、1秒〜数秒の休止時間を設けても良い。
ここで、回転ドラム4が一方向に連続で回転している時間が比較的長くなると、回転ドラム4内の衣類のねじれが比較的大きくなり、シワ付きの虞も大きくなる。これに対し、本実施形態では、上質乾燥コースにおける回転ドラム4の正逆回転の周期を短くしたので、回転ドラム4が一方向に連続で回転している時間が標準乾燥コースの場合よりも短く済み、その分、衣類のねじれを小さく済ませることができてシワ付きを抑えることができる。従って、この第3の実施形態でも、衣類のシワ付きを抑制した上質な仕上り状態の上質乾燥コースの実行が可能となるという優れた効果を得ることができる。
図9は、第4の実施形態を示すものである。この第4の実施形態では、洗濯乾燥運転を実行する際に、乾燥行程に上質乾燥コースが設定されている場合には、洗濯運転(脱水行程)終了時の衣類の脱水率が、標準乾燥コースの場合よりも低くなるように制御される。このとき、標準乾燥コースの場合には、脱水行程終了時の衣類の脱水率が、66%とされるのに対し、上質乾燥コースの場合には、脱水行程終了時の衣類の脱水率が、63%とされる。
このとき、上記脱水率を実現するために、脱水行程における回転ドラム4の脱水回転数を制御(変更)することができる。或いは、脱水行程の実行時間を制御(変更)することができる。具体的には、回転ドラム4の脱水回転数を制御する場合には、標準乾燥コースでは、回転ドラム4の脱水回転数が1400rpmとされ、上質乾燥コースでは、1000rpmとされる。脱水行程の実行時間を制御する場合には、標準乾燥コースでは、脱水時間が10分とされ、上質乾燥コースでは、5分とされる。
この第4の実施形態によっても、上記第1の実施形態等と同様に、衣類のシワ付きを抑制した上質な仕上り状態の上質乾燥コースの実行が可能となるという優れた効果を得ることができる。このとき、特に本実施形態では、上質乾燥コースの場合には、乾燥行程開始時における衣類に含まれる水分量が標準乾燥コースの場合よりも多くなるので、乾燥行程の進行、つまり衣類から水分が蒸発するスピードが抑えられるので、シワ付きの抑制により効果的となる。
尚、図示は省略するが、その他の実施形態として、上質乾燥コースにおいて、乾燥運転中に、前記回転センサ42により回転ドラム4の1回転中の回転ドラム4内の衣類のばらつき(負荷のばらつき)を検出するようにし、検出された負荷のばらつきが所定以下となったときに、ダンパ37を閉塞させるように構成することも可能である。これによれば、衣類のほぐれ度合いが小さいと、負荷のばらつきが大きくなるといった関係があるので、衣類のほぐれ度合いを負荷のばらつきで判断することができる。これにより、比較的低温の乾燥風を供給して衣類をほぐす時間を、必要最低限に済ませることができ、より効果的となる。
上記各実施形態では、ダンパ39を開閉制御するように構成したが、ダンパ39の開度を3段階以上(無段階を含む)に調整するように構成しても良い。要するに、循環風路からの乾燥風の排出割合を増加、減少させるように調整できれば良い。また、この種の洗濯乾燥機では、ヒートポンプ21の温度上昇の立上りを促進するために、乾燥運転の開始前つまり脱水行程の途中からヒートポンプ21を駆動させる、いわゆるプリヒート脱水を実行することも行われる。このようなプリヒート脱水を行う場合には、プリヒート脱水開始時からつまり脱水行程の途中からダンパ37を開放させる構成としても良い。つまり、少なくとも乾燥行程の開始までにダンパ37を開放させていれさえすれば良い。
上記した各実施形態では、乾燥運転のコースとして、標準乾燥コースと上質乾燥コースとの2つを上げたが、それらに加えて、念入りコース、お急ぎコース、省エネコースなどを備え、それらから選択設定できる構成としても良い。上記実施形態では、排気口37にダンパ39を設けるようにしたが、循環風路の吸気口にダンパを設けて、そのダンパを制御するようにしても良い。上記各実施形態では説明しなかったが、上質乾燥コースでは、シワを抑制するために、回転ドラム4内には空間に余裕を持たせることが望ましい。そこで、マニュアルに記載する等により、定格容量即ち回転ドラム4内に収容できる最大布量を、標準乾燥コースの場合(例えば7kg)よりも少なく(例えば4kg)設定するようにしても良い。
更に、上記した各実施形態のうち複数を実施形態を組合せて実施することも可能である。その他、乾燥機構として、ヒートポンプを備えたものに限らず、加熱手段としてヒータを備えたものであっても良い。また、洗濯乾燥機に限らず、洗濯機能を備えていない衣類乾燥機に適用することも可能である等、ハードウエア構成についても種々の変更が可能である。更には、上記各実施形態における、各種の時間や、送風ファン、回転ドラムの回転数、圧縮機の周波数などの具体的数値としても、一例を示したに過ぎず、適宜変更することが可能である等、上記した各実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で様々に変更して実施し得るものである。
図面中、1は洗濯乾燥機(衣類乾燥機)、2は外箱、3は水槽、4は回転ドラム、6は操作パネル、8はドラムモータ、16はファンモータ、17は排出口、18は供給口、19は乾燥機構、20は循環風路、21はヒートポンプ、22は送風ファン、24aは吸気口、27は蒸発器、28は凝縮器(加熱手段)、29は圧縮機、36は乾燥風温度センサ、37は排気口(開口部)、38は外部排気口、39はダンパ、41は制御装置(制御手段)、42は回転センサ(負荷検出手段)を示す。

Claims (12)

  1. 衣類が収容される回転ドラムと、
    加熱手段及び送風ファンを有し乾燥風を生成する乾燥機構と、
    前記回転ドラム内に前記乾燥風を循環供給するための循環風路と、
    前記循環風路を流れる乾燥風を該循環風路外へ排出する排出割合を調整するためのダンパと、
    前記ダンパの開度を制御する制御手段とを備え、
    標準的な衣類の乾燥仕上り状態を得る標準乾燥コースと、前記標準乾燥コースより衣類の仕上り状態の良好な上質乾燥コースとの実行が可能に構成されていると共に、
    前記制御手段は、前記上質乾燥コースの実行時には、少なくとも乾燥行程の初期において、前記回転ドラム内に供給される乾燥風の温度上昇を抑制するために、前記ダンパを制御して前記循環風路を流れる乾燥風の該循環風路外へ排出する排出割合を増やし、乾燥行程開始から所定時間が経過したときに前記ダンパを閉塞させる衣類乾燥機。
  2. 前記制御手段は、前記上質乾燥コースの実行時には、少なくとも乾燥行程の開始時から前記ダンパを制御して乾燥風の排出割合を増やす請求項1記載の衣類乾燥機。
  3. 前記上質乾燥コースにあっては、前記送風ファンの回転数又は乾燥風の風量が、前記標準乾燥コースよりも高く設定される請求項1又は2記載の衣類乾燥機。
  4. 前記上質乾燥コースにあっては、前記回転ドラム内に給気される乾燥風の風速が、前記標準乾燥コースよりも高く設定される請求項1又は2記載の衣類乾燥機。
  5. 前記上質乾燥コースにあっては、前記加熱手段の出力が、前記標準乾燥コースよりも低く設定される請求項3又は4記載の衣類乾燥機。
  6. 洗濯機能を備え、洗濯行程の実行後に乾燥行程を実行する洗濯乾燥運転の実行が可能なものであって、
    洗濯乾燥運転実行時における前記上質乾燥コースにあっては、洗濯行程終了時の衣類の脱水率が、前記標準乾燥コースの場合よりも低くなるように設定されている請求項1から5のいずれか一項に記載の衣類乾燥機。
  7. 前記上質乾燥コースにあっては、前記回転ドラムの正逆回転の周期が、前記標準乾燥コースよりも短く設定される請求項1から6のいずれか一項に記載の衣類乾燥機。
  8. 前記上質乾燥コースにあっては、前記回転ドラムの回転速度が、前記標準乾燥コースよりも高く設定される請求項1から7のいずれか一項に記載の衣類乾燥機。
  9. 前記所定時間は、前記回転ドラム内の衣類の重量に応じて、該重量が大きいほど長くなるように設定される請求項1から8のいずれか一項に記載の衣類乾燥機。
  10. 前記回転ドラムの1回転中の該回転ドラム内の衣類のばらつきを検出する負荷検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記上質乾燥コースにおいて、前記負荷検出手段により検出された負荷のばらつきが所定以下となったときに、前記ダンパを制御して乾燥風の排出割合を減らす請求項1から9のいずれか一項に記載の衣類乾燥機。
  11. 前記循環風路内の乾燥風の温度を検知する温度センサを備え、
    前記制御手段は、前記上質乾燥コースにおいて、前記ダンパを制御して乾燥風の排出割合を減らした後、前記温度センサの検知温度が所定温度以上になったときに、前記ダンパを制御して乾燥風の排出割合を増やす請求項10記載の衣類乾燥機。
  12. 前記温度センサは、前記回転ドラムに供給される乾燥風の温度を検出する位置に設けられている請求項11記載の衣類乾燥機。
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