JP2002159774A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

洗濯乾燥機

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JP2002159774A JP2000357276A JP2000357276A JP2002159774A JP 2002159774 A JP2002159774 A JP 2002159774A JP 2000357276 A JP2000357276 A JP 2000357276A JP 2000357276 A JP2000357276 A JP 2000357276A JP 2002159774 A JP2002159774 A JP 2002159774A
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健太郎 鑓
Hiroshi Sagane
寛 砂金
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登 坂本
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己紀夫 田原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内槽内に温風を送風して洗濯物を乾燥させる
行程を有し、洗濯から乾燥までを一貫して実施できる洗
濯乾燥機において、乾燥効率を向上して乾燥時間を短縮
する。 【解決手段】 筐体24内に弾性的に吊支した外槽25
内に、回転中心軸を鉛直方向に有し洗濯物を収容する内
槽30を回転自在に支持し、内槽30の内底部に回転翼
32を回転自在に設け、内槽30または回転翼32をモ
ータ27により駆動可能とする。内槽30内にヒータ3
6により加熱され温風を温風送風機35により送風し、
この温風を高湿温風を除湿する除湿機能を有する温風循
環経路41を循環させる。乾燥行程の途中で、温風循環
経路41を循環する温風の一部を外部に適宜排気するよ
う構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内槽内に温風を送
風して洗濯物を乾燥させる行程を有し、洗濯から乾燥ま
でを一貫して実施できる洗濯乾燥機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】新しい洗濯乾燥機として、発明者らは、
図12に示す構成の洗濯乾燥機を提案している。以下、
その構成について説明する。
【0003】図12に示すように、筐体1は、外槽2を
サスペンション機構3により懸垂防振支持している。外
槽2の下方にはモータ4を設け、中空で二軸構造となっ
た洗濯・脱水軸5、および洗濯または脱水時によって回
転力の伝達を洗濯・脱水軸5に切り換えるクラッチ6を
介して、外槽2の内部に回転自在に設けた内槽7に連結
している。
【0004】内槽7の上方に流体バランサー8を設け、
内槽7の内底部に回転翼9を回転自在に設けている。排
水弁10は、外槽2内の水を排水するものである。温風
送風機11は、乾燥のために内槽7内に温風を送風する
もので、筐体1の略上方に設けている。ヒータ12は、
温風送風機11により送風される空気を加熱する。冷却
用送風機13は、筐体1の側壁に設け、外部から筐体1
の内部に冷風を導入するものである。
【0005】外槽2の上面は外槽カバー14により覆
い、外槽カバー14の略中心部に開閉自在の中蓋15を
設けている。吐出口16は外槽カバー14に設け、温風
送風機11により送風される温風を吐出する。この吐出
口16とヒータ12に連結した温風循環経路17の端部
とを伸縮自在の上部蛇腹ホース18で連結している。外
槽2の下部に温風出口19を設け、この温風出口19と
温風循環経路17とを切換弁20を介して、伸縮自在の
下部蛇腹ホース21で連結している。22は除湿水を排
水する排水出口である。内槽7内には、投入された衣類
23が入っている。
【0006】温風送風機11による循環風は、ヒータ1
2を通り上部蛇腹ホース18、吐出口16、内槽7内
部、内槽7の周辺の小穴(図示せず)、回転翼9の小穴
(図示せず)、外槽2の下部、外槽2の下部に設けた下
部蛇腹ホース21、切換弁20、温風循環経路17を通
り、再び、温風送風機11へと循環する通路を循環す
る。
【0007】上記構成において動作を説明する。洗濯行
程とすすぎ行程では、排水弁10、切換弁22を閉じた
状態で、内槽7に衣類23と洗剤を投入し、水または湯
を給水し、伝達機構部のクラッチ6を洗濯側に設定し
て、モータ4の動力を洗濯・脱水軸5を介して回転翼9
に伝達し、回転翼9が回転することで、衣類23が水中
で撹拌されて洗濯・すすぎされる。
【0008】脱水行程では、洗濯行程またはすすぎ行程
を終了し、内槽7内の水を排水弁10を開いて排水した
後、伝達機構部のクラッチ6を脱水側に切り換えて、モ
ータ4の動力を洗濯・脱水軸5を介して内槽7に伝達し
て回転させ、衣類23に遠心力を与えることにより、水
分を衣類23から分離し、排水弁10を通過して外部へ
排水する。
【0009】乾燥行程では、まず、切換弁20を開いた
上、回転翼9をゆっくり回転させることにより、脱水時
の遠心力により内槽7の内壁に張り付いた衣類23を引
き剥がした後、回転翼9を瞬間的に正逆の方向に強力に
回転させて、衣類23を内槽7内で上方に放り上げるよ
うにして撹拌したり、内槽7を回転させたりする。
【0010】同時に、温風送風機11により、ヒータ1
2を通過させて加熱した温風を、上部蛇腹ホース18、
吐出口16を経由して、内槽7の内部へ送り込む。この
温風は、内槽7内にて衣類23を暖めてその水分をと
り、外槽2および下部蛇腹ホース21、温風循環経路1
7を通過する際に、冷却用送風機13による外部からの
送風にて冷却されるので、水分は結露して除湿されて、
排水口22から排水され、室内を湿らせることなく乾燥
が進む。その後、温風は再び温風送風機11に戻り、こ
の行程が繰り返される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、乾燥行程において、湿気を含んだ温風が温風循環
経路17を通過する際に、冷却用送風機13による外部
からの送風にて温風循環経路17を冷却し、その壁面を
介して湿気を含んだ温風を冷却して除湿されるが、湿気
を含んだ温風を乾燥終了まで循環させていることから、
乾燥終了に近づく頃には循環温風の中に含まれる湿気が
少ないために、温風循環経路17の壁面である熱交換壁
面に、上記温風内の湿気が触れる機会が相対的に少なく
なる。
【0012】このことは湿気が結露しにくくなることを
示しており、これにより、冷却効率の低下から、除湿の
効率が低下し、ひいては、乾燥時間が長くなる原因にな
っていた。
【0013】また、同じく、従来の構成では、水分を外
部へ排水する経路が、排水弁10を経由するものと、切
換弁20を経由するものの2種類となり、部品点数が多
いのみならず、筐体1から外部への排水するための排水
出口が2箇所となり、複雑なものになっていた。
【0014】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、乾燥効率を向上して乾燥時間を短縮することを第1
の目的としている。
【0015】また、部品点数を低減し、筐体外部への排
水出口を1箇所にして洗浄水と除湿水を排水できるよう
にすることを第2の目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、筐体内に弾性的に吊支した外槽内
に、回転中心軸を鉛直方向に有し洗濯物を収容する内槽
を回転自在に支持し、内槽の内底部に回転翼を回転自在
に設け、内槽または回転翼を駆動手段により駆動可能と
し、内槽内に加熱手段により加熱され温風を温風送風手
段により送風し、この温風を高湿温風を除湿する除湿機
能を有する温風循環経路を循環させるよう構成し、乾燥
行程にて、温風循環経路を循環する温風の一部を外部に
適宜排気するよう構成したものである。
【0017】これにより、乾燥行程の排気行程で、温風
循環経路内の湿気を含んだ温風の一部を外部へ排出する
ことにより、除湿しなければならない水分が少なくな
り、乾燥効率を向上して乾燥時間を短縮することができ
る。
【0018】また、上記第2の目的を達成するために、
筐体内に弾性的に吊支した外槽内に、回転中心軸を鉛直
方向に有し洗濯物を収容する内槽を回転自在に支持し、
内槽の内底部に回転翼を回転自在に設け、内槽または回
転翼を駆動手段により駆動可能とし、内槽内に加熱手段
により加熱され温風を温風送風手段により送風し、この
温風を高湿温風を除湿する除湿機能を有する温風循環経
路を循環させるよう構成し、外槽の下部に設けた排水口
に排水手段を連結し、排水手段は、外槽内の洗浄水の排
水と、乾燥行程での除湿水の排水とを制御するよう構成
したものである。
【0019】これにより、洗濯行程から脱水行程までの
洗浄水と乾燥行程での除湿水とを同一排水手段により制
御して外部に排水することで、部品点数を低減できると
ともに、筐体外部への排水出口を1箇所にして洗浄水と
除湿水を排水することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、筐体内に弾性的に吊支した外槽と、回転中心軸を鉛
直方向に有し前記外槽内に回転自在に支持し洗濯物を収
容する内槽と、前記内槽の内底部に回転自在に設けた回
転翼と、前記内槽または回転翼を駆動する駆動手段と、
前記内槽内に温風を送風する温風送風手段と、前記温風
送風手段により送風される空気を加熱する加熱手段と、
高湿温風を除湿する除湿機能を有し前記温風送風手段に
よる温風を循環させる温風循環経路とを備え、乾燥行程
にて、前記温風循環経路を循環する温風の一部を外部に
適宜排気するよう構成したものであり、乾燥行程の排気
行程で、温風循環経路内を循環する湿気を含んだ温風の
一部を外部へ排出することにより、その水分量だけ除湿
しなくてもよくなることから、乾燥効率を向上して乾燥
時間を短縮することができる。
【0021】請求項2に記載の発明は、筐体内に弾性的
に吊支した外槽と、回転中心軸を鉛直方向に有し前記外
槽内に回転自在に支持し洗濯物を収容する内槽と、前記
内槽の内底部に回転自在に設けた回転翼と、前記内槽ま
たは回転翼を駆動する駆動手段と、前記内槽内に温風を
送風する温風送風手段と、前記温風送風手段により送風
される空気を加熱する加熱手段と、高湿温風を除湿する
除湿機能を有し前記温風送風手段による温風を循環させ
る温風循環経路とを備え、前記外槽の下部に設けた排水
口に排水手段を連結し、前記排水手段は、前記外槽内の
洗浄水の排水と、乾燥行程での除湿水の排水とを制御す
るよう構成したものであり、洗濯行程から脱水行程まで
の洗浄水と乾燥行程での除湿水とを同一排水手段により
制御して外部に排水することで、部品点数を低減できる
とともに、筐体外部への排水出口を1箇所にして洗浄水
と除湿水を排水することができ、外部に通じる排水ホー
スが単一になり、外部への排水を簡易化することができ
る。
【0022】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、外槽の下部に設けた排水
口に排水手段を連結し、前記排水手段を介して少なくと
も乾燥行程での除湿水を排水するよう構成し、乾燥行程
にて前記排水手段を開き、温風循環経路を循環する温風
の一部を外部に排気するよう構成したものであり、乾燥
行程にて排水手段を開いて除湿水を適宜排出し、温風循
環経路が除湿水で塞がるのを防ぐことができるととも
に、温風循環経路内を循環する温風の湿気をも適宜外部
に排出するので、除湿する量を減らすことができ、乾燥
時間を短縮することができる。
【0023】請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、乾燥行程を開始し所定時間経
過後に、温風循環経路を循環する温風の一部を外部に排
気するようにしたものであり、乾燥行程を開始し所定時
間経過した後、温風循環経路を循環する湿気を含む温風
の一部を外部に排出するので、それ以降の除湿する量を
減らすことができ、乾燥時間を短縮することができる。
【0024】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、乾燥行程を開始した後、乾燥
布量に応じて設定した時間経過後に、温風循環経路を循
環する温風の一部を外部に排気するようにしたものであ
り、乾燥布量に応じて予め設定した時間経過後に、温風
循環経路を循環する湿気を含む温風の一部を外部に排出
するので、それ以降の除湿する量を減らすことができ、
乾燥時間を短縮することができる。
【0025】請求項6に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、乾燥行程にて、乾燥衣類の乾
燥率が所定値に達すると、温風循環経路を循環する温風
の一部を外部に排気するようにしたものであり、乾燥衣
類の乾燥率が所定値に達した後の湿気を極少量含む温風
を外部へ排出するので、乾燥終了までの時間を短縮する
ことができる。
【0026】請求項7に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、乾燥行程にて、温風循環経路
を循環する温風の一部を所定時間ごとに外部に排気する
ようにしたものであり、温風循環経路を循環する温風を
排気すると同時に、温風循環経路の下部に除湿されて溜
まった水を定期的に排出することができ、除湿水で温風
循環経路が狭くなるのを防ぐことができ、温風循環経路
を循環する温風が滑らかに流れて乾燥効率を向上するこ
とができる。
【0027】請求項8に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、乾燥行程にて、温風循環経路
を循環する温風の一部を常時外部に排気するようにした
ものであり、湿気を含む温風はほぼ全量、外部に排出さ
れるので、除湿に費やす時間が大幅に削減されて、乾燥
に必要とされる時間を短縮することができる。
【0028】請求項9に記載の発明は、上記請求項1〜
8に記載の発明において、温風送風手段の吸気側の近傍
に外気を吸気する吸気口を設けたものであり、温風循環
経路内を循環する温風の一部を外部へ排出するとき、吸
気口から外気を吸引して温風循環経路内へ外気流を流す
ことができ、温風循環経路内の温風を円滑に排出するこ
とができるとともに、温風循環経路内の気流を滑らかに
することができる。
【0029】請求項10に記載の発明は、上記請求項9
に記載の発明において、吸気口に開閉自在の吸気手段を
設けたものであり、温風循環経路内へ外気を吸気するタ
イミングを規制することができる。
【0030】請求項11に記載の発明は、上記請求項1
0に記載の発明において、吸気手段は、洗濯行程から乾
燥行程の任意のタイミングで開閉するようにしたもので
あり、密閉された外槽内の気圧の上昇、下降を防ぐこと
ができ、外槽内の気圧を外部と同一に保つことができ
る。
【0031】請求項12に記載の発明は、上記請求項1
0または11に記載の発明において、吸気手段と排水手
段とを互いに関連して開閉するようにしたものであり、
吸排気に伴う気流の流れをスムースにすることができ、
乾燥効率を向上することができる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0033】(実施例1)図1に示すように、筐体24
は、外槽25を複数のサスペンション機構26により懸
垂防振支持している。外槽24の下方にモータ(駆動手
段)27を設け、中空で二軸構造となった洗濯・脱水軸
28、および洗濯または脱水時によって回転力の伝達を
洗濯・脱水軸28に切り換えるクラッチ29を介して、
外槽24の内部に回転自在に設けた内槽30に連結して
いる。
【0034】内槽30の上方に流体バランサー31を設
けており、内槽30の内底部に回転翼32を回転自在に
設け、この回転翼32の上面には撹拌ブレード32aを
設けている。排水弁33は、外槽25内の水を排水出口
34から排水するものである。温風送風機(温風送風手
段)35は、乾燥のために温風を送風するもので、筐体
24の略上方に設けている。ヒータ(加熱手段)36
は、温風送風機35により送風する空気を加熱する。冷
却用送風機37は、筐体24の側壁に設け、外部から筐
体24の内部に冷風を導入するものである。
【0035】外槽25の上面に外槽カバー38を設け、
この外槽カバー38の略中心部に開閉自在の中蓋39を
設けている。外槽カバー38に吐出口40を設け、温風
(循環風)を吐出させるようにしている。吐出口40と
ヒータ36につづく温風循環経路41aの開口部42と
は、略相対した位置関係に設け、これら開口部42と吐
出口40とを略垂直方向に伸縮自在の柔軟ホース43に
より連結している。
【0036】外槽25の下部に温風出口46を設け、温
風出口46と温風循環経路41とを伸縮自在の下部蛇腹
ホース47を介して連結している。温風循環経路41の
下部には、切換弁48を介して除湿水を排水する排水出
口49を設けている。内槽30内には、投入された衣類
50が入っている。また、51は温度センサである。
【0037】表示部52は制御部53に接続しており、
制御部53は、マイクロコンピュータを具備しており、
モータ27、排水弁33、温風送風機35、ヒータ3
6、冷却用送風機37、切換弁48などの動作を制御
し、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥の一連の行程を逐次制御
するよう構成している。54は給水弁を含む給水部であ
る。
【0038】温風送風機35により循環する温風(循環
風)は、ヒータ36を通り、蛇腹ホース43、吐出口4
0、内槽30内部、内槽30の周辺の小穴(図示せ
ず)、外槽25の下部、外槽25の下部に設けた下部蛇
腹ホース47、切換弁48、温風循環経路41を通り、
再び温風送風機35へと循環する。このとき、冷却用送
風機37により外部から導入した冷風により温風循環経
路41を冷却し、循環する高湿温風を除湿する。
【0039】上記構成において動作を説明する。洗濯行
程とすすぎ行程では、表示部52に従い、制御部53の
制御により、排水弁33、切換弁48を閉じた状態で、
内槽30内に衣類50と洗剤を投入し、給水部54によ
り水または湯を給水し、伝達機構部のクラッチ29の切
り換えにより、モータ27の動力を洗濯・脱水軸28を
介して、内槽30または回転翼32に伝達し、内槽30
または回転翼32が回転することで、衣類50に洗剤を
含む水分を通過させたり、衣類50を洗剤を含む水中で
撹拌されて洗濯、すすぎされる。
【0040】脱水行程では、洗濯行程、すすぎ行程が終
了した後、内槽30内の水を制御部53により、排水弁
33を開いて排水出口34から外部へ排水した後、伝達
機構部のクラッチ29を脱水側に切り換えて、モータ2
7の動力を洗濯・脱水軸28を介して内槽30に伝達し
て回転させ、衣類50に遠心力を与えることにより、水
分を衣類50から分離し、排水弁33、排水出口34を
通過して外部へ排水する。
【0041】乾燥行程では、同様に制御部53により、
排水弁33を閉じた上、回転翼32をゆっくり回転させ
ることにより、脱水行程での遠心力により内槽30の内
壁に張り付いた衣類50を引き剥がした後、回転翼32
を瞬間的に正逆の方向に強力に回転させて、衣類50を
撹拌ブレード32aに引っかけて内槽30内で上方に放
り上げるようにして踊らせる。
【0042】同時に、温風送風機35により、ヒータ3
6を通過させて加熱した温風を蛇腹ホース43、吐出口
40を経由して、内槽30の内部へ送り込む。この温風
は、内槽30内にて衣類50を暖めてその水分をとり、
外槽25および下部蛇腹ホース48、温風循環経路41
を通過する際に、冷却用送風機37による外部からの送
風にて冷却されるので、除湿されて切換弁48の上部付
近に除湿水が溜まる。この除湿水は、切換弁48が開か
れたときに、排水出口49から外部へ排水される。その
後、気流は再び温風送風機35に戻り、この繰り返し
で、衣類50を乾燥する。
【0043】このような動作の過程の中で、排水弁33
は、洗濯行程から脱水行程で外部へ排水するときに開か
れ、他の行程のとき、特に乾燥行程時には閉じている。
これに対して、切換弁48は、乾燥行程で適宜開閉でき
るようになっており、開くことにより内部に溜まった除
湿水を排水出口49を通して外部へ排水するとともに、
循環している湿気を含んだ温風の一部をも排出する。
【0044】このように本実施例によれば、乾燥行程に
て、切換弁49を適宜開閉するので、除湿水を適宜排出
できて、循環通路41が除湿水で塞がるのを避けること
ができるとともに、温風循環経路41内を循環する湿気
を含んだ温風の一部を外部へ適宜排出することができ、
その水分量だけ除湿しなくてもよくなることから、乾燥
効率を向上して乾燥時間を短縮することができる。
【0045】(実施例2)図2に示すように、外槽25
の下部に設けた排水口55に下部蛇腹ホース47を介し
て排水弁(排水手段)56を連結し、排水弁56は、乾
燥行程にて適宜開いて、温風循環経路41を循環する温
風の一部を外部に排気するとともに、外槽25内の洗浄
水の排水と、乾燥行程での除湿水の排水とを制御するよ
う構成している。他の構成は上記実施例1と同じであ
り、同一符号を付して説明を省略する。
【0046】上記構成において作用を説明する。ここ
で、洗濯行程から脱水行程までの動作と、乾燥行程の基
本的な動作は、上記実施例1の動作と同じであるので説
明を省略する。
【0047】乾燥行程にて排水弁56を適宜開いて、温
風循環経路41を循環する温風の一部を外部に排気する
ことにより、温風循環経路41内を循環する温風の湿気
を適宜外部に排出することができ、除湿する量を減らす
ことができて、乾燥時間を短縮することができる。この
とき、同時に、除湿水を排出することができ、温風循環
経路41が除湿水で塞がるのを防ぐことができる。
【0048】また、洗濯行程から脱水行程までの洗浄水
と乾燥行程での除湿水とを同一の排水弁56により制御
して外部に排水することで、部品点数を低減できるとと
もに、筐体24外部への排水出口49を1箇所にして洗
浄水と除湿水を排水することができ、外部に通じる排水
ホース(図示せず)が単一になり、外部への排水を簡易
化することができる。
【0049】(実施例3)図2に示す制御部53は、図
3に示すように、乾燥行程を開始し所定時間経過後に排
水弁56を開いて、温風循環経路41を循環する温風の
一部を外部に排気するようにしている。他の構成は上記
実施例2と同じである。
【0050】上記構成においての作用を説明する。ここ
で、洗濯行程から脱水行程までの動作と、乾燥行程の基
本的な動作は、上記実施例2の動作と同じであるので説
明を省略する。
【0051】排水弁56を乾燥行程を開始し所定時間経
過後に開けることにより、外槽25内に満ちている湿気
を含んだ温風は、その多くが排水口55から外部へ排出
される。これにより、それ以降の除湿する量を減らすこ
とができ、乾燥時間を短縮することができる。なお、乾
燥行程を開始してから排水弁56を開くまでの所定時間
は、定格乾燥容量などに基づいて適宜設定する。
【0052】(実施例4)図2に示す制御部53は、図
4に示すように、乾燥行程を開始した後、乾燥布量に応
じて設定した時間T1経過後に排水弁56を開いて、温
風循環経路41を循環する温風の一部を外部に排気する
ようにし、以降乾燥終了まで開放状態を保つようにして
いる。乾燥布量に対する時間T1は、図5に示すとおり
であり、制御部53に記憶している。
【0053】乾燥布量は、モータ27により回転翼32
を駆動し、モータ27が所定回転数になるように、モー
タ27に電力を供給するスイッチング素子(図示せず)
をスイッチング制御し、そのスイッチング制御量と、ス
イッチング素子の入力電流値と、その後モータ27を休
止し、休止後のモータ27の惰性回転によりモータ27
が1回転する間に発生するパルス信号から検知するよう
にしている。他の構成は上記実施例2と同じである。
【0054】上記構成において動作を説明する。ここ
で、洗濯行程から脱水行程までの動作と、乾燥行程の基
本的な動作は、上記実施例2の動作と同じであるので説
明を省略する。
【0055】洗濯から乾燥までを行うときには、洗濯開
始時または乾燥開始時に、また、乾燥のみ行うときには
乾燥開始時に、モータ27により回転翼32を駆動し
て、乾燥布量を検知し、その検知した乾燥布量に応じ
て、乾燥を開始した後、図5に示すように、予め定めた
比較的乾燥が進む時間、すなわち、布量が多いときには
より長い時間、少ないときにはより短い時間T1経過後
に、排水弁56を開ける。
【0056】このことにより、外槽25内に比較的少な
くなって満ちている湿気を含んだ温風は、温風循環経路
41でなく、排水出口49から多くが外部へと排出され
る。これにより、それ以降の除湿する量を減らすことが
でき、除湿に費やされる時間が節約され、乾燥時間を短
縮することができる。
【0057】(実施例5)図2に示す制御部53は、図
6に示すように、乾燥行程にて、乾燥衣類の乾燥率が所
定値、すなわち、ほとんど乾燥完了に近い状態である9
5%に達すると、排水弁56を開いて、温風循環経路4
1を循環する温風の一部を外部に排気するようにし、以
降乾燥終了まで開放状態を保つようにしている。他の構
成は上記実施例2と同じである。
【0058】上記構成において動作を説明する。ここ
で、洗濯行程から脱水行程までの動作と、乾燥行程の基
本的な動作は、上記実施例2の動作と同じであるので説
明を省略する。
【0059】乾燥行程にて、乾燥が進行して、乾燥衣類
の乾燥率95%に達したことを複数個の温度センサ51
(図2では1個図示している)により検知し、このとき
の時間T2にて排水弁56を開ける。
【0060】このことにより、外槽25内に満ちている
ほとんど湿気を含まない温風は温風循環経路41でな
く、排水出口49からその大部分が外部へ排出される。
これにより、乾燥衣類の乾燥率が95%に達した後の湿
気を極少量含む温風を外部へ排出するので、残り少ない
湿気を除湿するために費やされていた多くの時間が省略
され、乾燥終了までの時間を短縮することができる。
【0061】(実施例6)図2に示す制御部53は、図
7に示すように、乾燥行程にて、予め定めたタイミング
で排水弁56を開閉して、温風循環経路41を循環する
温風の一部を所定時間ごとに外部に排気するようにして
いる。他の構成は上記実施例2と同じである。
【0062】上記構成において動作を説明する。ここ
で、洗濯行程から脱水行程までの動作と、乾燥行程の基
本的な動作は、上記実施例2の動作と同じであるので説
明を省略する。
【0063】乾燥行程にて、図7に示すタイミングで排
水弁56を開閉するので、温風循環経路41を循環する
温風を排気すると同時に、除湿水は温風循環経路41内
に溜まることなく、排水出口49から排出される。この
ため、温風循環経路41の内部を流れる気流は、除湿水
により狭くされて、圧力損失が高くなった通路ではな
く、広くて圧力損失の低い通路を通ることになり、流れ
が滑らかとなり、吐出口40からの吐出する温風もスム
ースになり、その温風は、乾燥衣類に効率よく当たるた
め、乾燥効率を向上することができ、乾燥時間を短縮で
きる。
【0064】(実施例7)図2に示す制御部53は、図
8に示すように、乾燥行程に入った直後に排水弁56を
開いて、温風循環経路41を循環する温風の一部を常時
外部に排気するようにし、以降乾燥終了まで開放状態に
している。他の構成は上記実施例2と同じである。
【0065】上記構成において作用を説明する。ここ
で、洗濯行程から脱水行程までの動作と、乾燥行程の基
本的な動作は、上記実施例2の動作と同じであるので説
明を省略する。
【0066】乾燥行程に入った直後から、排水弁56は
開放状態になっているので、湿気を含んだ温風は、多く
が温風循環経路41を通らずに外部へ排出され、すべて
の湿気を含んだ温風が外部へ排出されると室内が湿るな
どの不具合点があるものの、一部は温風循環経路41へ
回り、外部への排出は一部であるので、上記不具合点も
制限されて、除湿に費やす時間が大幅に削減されて、乾
燥に必要とされる時間を短縮することができる。
【0067】(実施例8)図9に示すように、温風送風
機35の吸気側の近傍に吸気口57を設けている。他の
構成は上記実施例2と同じであるので、同一符号を付し
て説明を省略する。
【0068】上記構成において動作を説明する。ここ
で、洗濯行程から脱水行程までの動作と、乾燥行程の基
本的な動作は、上記実施例2の動作と同じであるので説
明を省略する。
【0069】温風送風機35の吸気側の近傍に吸気口5
7を設けているので、排水弁56を開いて、温風循環経
路41を循環する温風の一部を外部に排気するとき、排
気側の圧力損失が下がるため、吸気側の吸気口57を通
して外気が入りやすくなる。これにより、外槽25の内
部を気流が勢いよく通り抜け、温風循環経路41内の温
風を円滑に排出することができるとともに、温風循環経
路41内の気流を滑らかにすることができ、排水弁56
を開いた効果を高めて乾燥効率を向上することができ
る。
【0070】(実施例9)図10に示すように、温風送
風機35の吸気側の近傍に吸気口58を設け、この吸気
口58に吸気弁(吸気手段)59を設け、吸気弁59
は、洗濯行程から乾燥行程の任意のタイミングで開閉す
るようにしている。他の構成は上記実施例2と同じであ
るので、同一符号を付して説明を省略する。
【0071】上記構成において動作を説明する。ここ
で、洗濯行程から脱水行程までの動作と、乾燥行程の基
本的な動作は、上記実施例2の動作と同じであるので説
明を省略する。
【0072】洗濯行程から乾燥行程にて、吸気弁59に
より、任意のタイミングで吸気側を開口状態にすること
ができるので、密閉された外槽25の内部に外気を導入
したいときは、いつでも導入することができ、洗濯行程
での回転翼32の回転による内圧の上昇を防いで、水流
を回りやすくしたり、脱水時には、内槽30の回転によ
る内圧の上昇を防いだり、乾燥行程で温度が低いときに
は閉めておいたりなどのコントロールができ、また、外
気を適宜導入することにより乾燥効率を向上することが
できる。
【0073】(実施例10)図10に示す制御部53
は、図11に示すように、吸気弁59と排水弁56を乾
燥行程に入った後、同じタイミングで開閉している。他
の構成は上記実施例2と同じである。
【0074】上記構成において動作を説明する。ここ
で、洗濯行程から脱水行程までの動作と、乾燥行程の基
本的な動作は、上記実施例9の動作と同じであるので説
明を省略する。
【0075】乾燥行程に入った後、吸気弁59を開ける
ときには、排水弁56も開いているので、外気は吸気弁
59を経由して吸気口58から導入され、排水弁56を
経由して排水出口49から排気されるように、必ず気流
の道筋が作られるので、流れがスムースになる。これに
より、外気導入の効果が高められ、除湿に費やされる時
間が短縮され、乾燥時間を短縮することができる。
【0076】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、筐体内に弾性的に吊支した外槽と、回転
中心軸を鉛直方向に有し前記外槽内に回転自在に支持し
洗濯物を収容する内槽と、前記内槽の内底部に回転自在
に設けた回転翼と、前記内槽または回転翼を駆動する駆
動手段と、前記内槽内に温風を送風する温風送風手段
と、前記温風送風手段により送風される空気を加熱する
加熱手段と、高湿温風を除湿する除湿機能を有し前記温
風送風手段による温風を循環させる温風循環経路とを備
え、乾燥行程にて、前記温風循環経路を循環する温風の
一部を外部に適宜排気するよう構成したから、乾燥行程
の排気行程で、温風循環経路内を循環する湿気を含んだ
温風の一部を外部へ排出することにより、温風中の除湿
すべき湿気の量を減らすことになるので、乾燥効率を向
上して乾燥時間を短縮することができる。
【0077】また、請求項2に記載の発明によれば、筐
体内に弾性的に吊支した外槽と、回転中心軸を鉛直方向
に有し前記外槽内に回転自在に支持し洗濯物を収容する
内槽と、前記内槽の内底部に回転自在に設けた回転翼
と、前記内槽または回転翼を駆動する駆動手段と、前記
内槽内に温風を送風する温風送風手段と、前記温風送風
手段により送風される空気を加熱する加熱手段と、高湿
温風を除湿する除湿機能を有し前記温風送風手段による
温風を循環させる温風循環経路とを備え、前記外槽の下
部に設けた排水口に排水手段を連結し、前記排水手段
は、前記外槽内の洗浄水の排水と、乾燥行程での除湿水
の排水とを制御するよう構成したから、洗濯行程から脱
水行程までの洗浄水と乾燥行程での除湿水とを同一排水
手段により制御して外部に排水することで、部品点数を
低減できるとともに、筐体外部への排水出口を1箇所に
して洗浄水と除湿水を排水することができ、外部に通じ
る排水ホースが単一になり、外部への排水を簡易化する
ことができ、容易に設置することができる。
【0078】また、請求項3に記載の発明によれば、外
槽の下部に設けた排水口に排水手段を連結し、前記排水
手段を介して少なくとも乾燥行程での除湿水を排水する
よう構成し、乾燥行程にて前記排水手段を開き、温風循
環経路を循環する温風の一部を外部に排気するよう構成
したから、乾燥行程にて排水手段を開いて除湿水を適宜
排出し、温風循環経路が除湿水で塞がるのを防ぐことが
できるとともに、温風循環経路内を循環する温風の湿気
をも適宜外部に排出するので、除湿する量を減らすこと
ができ、乾燥時間を短縮することができる。
【0079】また、請求項4に記載の発明によれば、乾
燥行程を開始し所定時間経過後に、温風循環経路を循環
する温風の一部を外部に排気するようにしたから、外槽
内に満ちている湿気を含んだ温風は温風循環経路でな
く、排水出口から多くが外部へと排出されることにな
り、それ以降の除湿する量を減らすことができ、除湿に
費やされていた時間が省略され、乾燥時間を短縮するこ
とができる。
【0080】また、請求項5に記載の発明によれば、乾
燥行程を開始した後、乾燥布量に応じて設定した時間経
過後に、温風循環経路を循環する温風の一部を外部に排
気するようにしたから、布量が多いときにはより長い時
間、少ないときにはより短い時間経過後に、排水弁を開
けることにより、外槽内に比較的少なくなって満ちてい
る湿気を含んだ温風は温風循環経路でなく、排水出口か
ら多くが外部へと排出され、それ以降の除湿する量を減
らすことができ、除湿に費やされていた時間が節約さ
れ、乾燥時間を短縮することができる。
【0081】また、請求項6に記載の発明によれば、乾
燥行程にて、乾燥衣類の乾燥率が所定値に達すると、温
風循環経路を循環する温風の一部を外部に排気するよう
にしたから、外槽内に満ちているほとんど湿気を含まな
い温風は温風循環経路でなく、排水出口からその大部分
が外部へと排出され、残り少ない湿気を除湿するために
費やされていた多くの時間が省略され、乾燥終了までの
時間を短縮することができる。
【0082】また、請求項7に記載の発明によれば、乾
燥行程にて、温風循環経路を循環する温風の一部を所定
時間ごとに外部に排気するようにしたから、温風循環経
路を循環する温風を排気すると同時に、温風循環経路の
下部に除湿されて溜まった水を定期的に排出することが
でき、除湿水で温風循環経路が狭くなるのを防ぐことが
でき、温風循環経路を循環する温風が滑らかに流れて乾
燥効率を向上することができる。
【0083】また、請求項8に記載の発明によれば、乾
燥行程にて、温風循環経路を循環する温風の一部を常時
外部に排気するようにしたから、湿気を含む温風はほぼ
全量、外部に排出されるので、除湿に費やす時間が大幅
に削減されて、乾燥に必要とされる時間を短縮すること
ができる。
【0084】また、請求項9に記載の発明によれば、温
風送風手段の吸気側の近傍に外気を吸気する吸気口を設
けたから、温風循環経路内を循環する温風の一部を外部
へ排出するとき、吸気口から外気を吸引して温風循環経
路内へ外気流を流すことができ、温風循環経路内の温風
を円滑に排出することができるとともに、温風循環経路
内の気流を滑らかにすることができる。
【0085】また、請求項10に記載の発明によれば、
吸気口に開閉自在の吸気手段を設けたから、温風循環経
路内へ外気を吸気するタイミングを規制することができ
る。
【0086】また、請求項11に記載の発明によれば、
吸気手段は、洗濯行程から乾燥行程の任意のタイミング
で開閉するようにしたから、密閉された外槽内の気圧の
上昇、下降を防ぐことができ、外槽内の気圧を外部と同
一に保つことができる。
【0087】また、請求項12に記載の発明によれば、
吸気手段と排水手段とを互いに関連して開閉するように
したから、吸排気に伴う気流の流れをスムースにするこ
とができ、乾燥効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯乾燥機の断面図
【図2】本発明の第2の実施例の洗濯乾燥機の断面図
【図3】本発明の第3の実施例の洗濯乾燥機の要部動作
タイムチャート
【図4】本発明の第4の実施例の洗濯乾燥機の要部動作
タイムチャート
【図5】同洗濯乾燥機の乾燥布量と排水弁を開ける時間
を示す図
【図6】本発明の第5の実施例の洗濯乾燥機の要部動作
タイムチャート
【図7】本発明の第6の実施例の洗濯乾燥機の要部動作
タイムチャート
【図8】本発明の第7の実施例の洗濯乾燥機の要部動作
タイムチャート
【図9】本発明の第8の実施例の洗濯乾燥機の断面図
【図10】本発明の第9の実施例の洗濯乾燥機の断面図
【図11】本発明の第10の実施例の洗濯乾燥機の要部
動作タイムチャート
【図12】従来の洗濯乾燥機の断面図
【符号の説明】
24 筐体 25 外槽 27 モータ(駆動手段) 30 内槽 32 回転翼 35 温風送風機(温風送風手段) 36 ヒータ(加熱手段) 41 温風循環経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 砂金 寛 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 坂本 登 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 田原 己紀夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA10 AA16 AA18 CB49 CB50 CB55 CB57 KB02 LA13 LA14 LB02 MA01 MA02 MA07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に弾性的に吊支した外槽と、回転
    中心軸を鉛直方向に有し前記外槽内に回転自在に支持し
    洗濯物を収容する内槽と、前記内槽の内底部に回転自在
    に設けた回転翼と、前記内槽または回転翼を駆動する駆
    動手段と、前記内槽内に温風を送風する温風送風手段
    と、前記温風送風手段により送風される空気を加熱する
    加熱手段と、高湿温風を除湿する除湿機能を有し前記温
    風送風手段による温風を循環させる温風循環経路とを備
    え、乾燥行程にて、前記温風循環経路を循環する温風の
    一部を外部に適宜排気するよう構成した洗濯乾燥機。
  2. 【請求項2】 筐体内に弾性的に吊支した外槽と、回転
    中心軸を鉛直方向に有し前記外槽内に回転自在に支持し
    洗濯物を収容する内槽と、前記内槽の内底部に回転自在
    に設けた回転翼と、前記内槽または回転翼を駆動する駆
    動手段と、前記内槽内に温風を送風する温風送風手段
    と、前記温風送風手段により送風される空気を加熱する
    加熱手段と、高湿温風を除湿する除湿機能を有し前記温
    風送風手段による温風を循環させる温風循環経路とを備
    え、前記外槽の下部に設けた排水口に排水手段を連結
    し、前記排水手段は、前記外槽内の洗浄水の排水と、乾
    燥行程での除湿水の排水とを制御するよう構成した洗濯
    乾燥機。
  3. 【請求項3】 外槽の下部に設けた排水口に排水手段を
    連結し、前記排水手段を介して少なくとも乾燥行程での
    除湿水を排水するよう構成し、乾燥行程にて前記排水手
    段を開き、温風循環経路を循環する温風の一部を外部に
    排気するよう構成した請求項1または2記載の洗濯乾燥
    機。
  4. 【請求項4】 乾燥行程を開始し所定時間経過後に、温
    風循環経路を循環する温風の一部を外部に排気するよう
    にした請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯乾燥
    機。
  5. 【請求項5】 乾燥行程を開始した後、乾燥布量に応じ
    て設定した時間経過後に、温風循環経路を循環する温風
    の一部を外部に排気するようにした請求項1〜3のいず
    れか1項に記載の洗濯乾燥機。
  6. 【請求項6】 乾燥行程にて、乾燥衣類の乾燥率が所定
    値に達すると、温風循環経路を循環する温風の一部を外
    部に排気するようにした請求項1〜3のいずれか1項に
    記載の洗濯乾燥機。
  7. 【請求項7】 乾燥行程にて、温風循環経路を循環する
    温風の一部を所定時間ごとに外部に排気するようにした
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  8. 【請求項8】 乾燥行程にて、温風循環経路を循環する
    温風の一部を常時外部に排気するようにした請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  9. 【請求項9】 温風送風手段の吸気側の近傍に外気を吸
    気する吸気口を設けた請求項1〜8のいずれか1項に記
    載の洗濯乾燥機。
  10. 【請求項10】 吸気口に開閉自在の吸気手段を設けた
    請求項9記載の洗濯乾燥機。
  11. 【請求項11】 吸気手段は、洗濯行程から乾燥行程の
    任意のタイミングで開閉するようにした請求項10記載
    の洗濯乾燥機。
  12. 【請求項12】 吸気手段と排水手段とを互いに関連し
    て開閉するようにした請求項10または11記載の洗濯
    乾燥機。
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