JP2753081B2 - 乾燥機 - Google Patents
乾燥機Info
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- JP2753081B2 JP2753081B2 JP1282146A JP28214689A JP2753081B2 JP 2753081 B2 JP2753081 B2 JP 2753081B2 JP 1282146 A JP1282146 A JP 1282146A JP 28214689 A JP28214689 A JP 28214689A JP 2753081 B2 JP2753081 B2 JP 2753081B2
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- Japan
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- air
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は除湿タイプの乾燥機に関する。
(従来の技術) 従来より、乾燥機においては、除湿タイプのものが供
されている。この除湿タイプの乾燥機は、乾燥室内の空
気を熱交換器及びヒータを順に通して循環させると共
に、機外空気を前記熱交換器を通して流通させることに
より、前記乾燥室内空気と機外空気との熱交換をし、そ
れにより乾燥室内空気の除湿をして被乾燥物の乾燥をさ
せるようにしたものである。
されている。この除湿タイプの乾燥機は、乾燥室内の空
気を熱交換器及びヒータを順に通して循環させると共
に、機外空気を前記熱交換器を通して流通させることに
より、前記乾燥室内空気と機外空気との熱交換をし、そ
れにより乾燥室内空気の除湿をして被乾燥物の乾燥をさ
せるようにしたものである。
(発明のが解決しようとする課題) 上述のものの場合、乾燥室内空気の除湿は、その乾燥
室内空気が熱交換器を通る折りに機外空気によって冷却
されることによりなされる。従って、その機外空気の流
通量(風量)が少ないときには、乾燥室内空気の冷却が
充分に行なわれなくなって、その除湿性能が低下する。
特に近年では、例えば静寂な深夜等での運転を可能とす
る考えがあって、このものなどでは上記機外空気の流通
量を減ずるようにすれば、風切音が減って、相当の減音
効果が得られることから、それを実行する傾向にある。
しかしながら、そのようにして機外空気の流通量を減ず
る結果、上述のように乾燥室内空気の除湿性能が低下す
ると、乾燥室内には充分に除湿されない多分に湿気を帯
びたままの空気が戻されることになり、乾燥効率が低下
することから、電力費等も無駄に多くを要するだけとな
ってしまうという問題点を有していた。
室内空気が熱交換器を通る折りに機外空気によって冷却
されることによりなされる。従って、その機外空気の流
通量(風量)が少ないときには、乾燥室内空気の冷却が
充分に行なわれなくなって、その除湿性能が低下する。
特に近年では、例えば静寂な深夜等での運転を可能とす
る考えがあって、このものなどでは上記機外空気の流通
量を減ずるようにすれば、風切音が減って、相当の減音
効果が得られることから、それを実行する傾向にある。
しかしながら、そのようにして機外空気の流通量を減ず
る結果、上述のように乾燥室内空気の除湿性能が低下す
ると、乾燥室内には充分に除湿されない多分に湿気を帯
びたままの空気が戻されることになり、乾燥効率が低下
することから、電力費等も無駄に多くを要するだけとな
ってしまうという問題点を有していた。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従
ってその目的は、機外空気の流通量に応じた効率の良い
乾燥運転を行なうことのできる優れた除湿タイプの乾燥
機を提供するにある。
ってその目的は、機外空気の流通量に応じた効率の良い
乾燥運転を行なうことのできる優れた除湿タイプの乾燥
機を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の乾燥機は、乾燥室内の空気を熱交換器及びヒ
ータを順に通して循環させると共に、機外空気を前記熱
交換器を通して流通させることにより、前記乾燥室内空
気の除湿をして被乾燥物の乾燥をさせるようにし、且つ
その乾燥運転を、前記熱交換器を通る機外空気の流通量
を減じて行なう静音コースの実行を可能としたものにあ
って、前記ヒータの発熱量を複数段に切換可能に構成す
ると共に、前記熱交換器を通った機外空気の温度を検知
する検温手段を具え、且つ前記静音コースの実行時に、
前記検温手段による温度検知結果に基づいてその検知温
度が所定値以上に達したときに前記ヒータの発熱量を減
じる制御手段を具えて成るところに特徴を有するもので
ある。
ータを順に通して循環させると共に、機外空気を前記熱
交換器を通して流通させることにより、前記乾燥室内空
気の除湿をして被乾燥物の乾燥をさせるようにし、且つ
その乾燥運転を、前記熱交換器を通る機外空気の流通量
を減じて行なう静音コースの実行を可能としたものにあ
って、前記ヒータの発熱量を複数段に切換可能に構成す
ると共に、前記熱交換器を通った機外空気の温度を検知
する検温手段を具え、且つ前記静音コースの実行時に、
前記検温手段による温度検知結果に基づいてその検知温
度が所定値以上に達したときに前記ヒータの発熱量を減
じる制御手段を具えて成るところに特徴を有するもので
ある。
又、本発明の乾燥機は、乾燥室内の空気を熱交換器及
びヒータを順に通して循環させると共に、機外空気を前
記熱交換器を通して流通させることにより、前記乾燥室
内空気の除湿をして被乾燥物の乾燥をさせるようにし、
且つその乾燥運転を、前記熱交換器を通る機外空気の流
通量を減じて行なう静音コースの実行を可能としたもの
にあって、前記ヒータの発熱量を複数段に切換可能に構
成すると共に、前記乾燥室から出た乾燥室内空気の温度
を検知する検温手段を具え、且つ前記静音コースの実行
時に、前記検温手段による温度検知結果に基づいてその
検知温度が所定値以上に達したときに前記ヒータの発熱
量を減じる制御手段を具えて成るところに特徴を有する
ものでもある。
びヒータを順に通して循環させると共に、機外空気を前
記熱交換器を通して流通させることにより、前記乾燥室
内空気の除湿をして被乾燥物の乾燥をさせるようにし、
且つその乾燥運転を、前記熱交換器を通る機外空気の流
通量を減じて行なう静音コースの実行を可能としたもの
にあって、前記ヒータの発熱量を複数段に切換可能に構
成すると共に、前記乾燥室から出た乾燥室内空気の温度
を検知する検温手段を具え、且つ前記静音コースの実行
時に、前記検温手段による温度検知結果に基づいてその
検知温度が所定値以上に達したときに前記ヒータの発熱
量を減じる制御手段を具えて成るところに特徴を有する
ものでもある。
更に、本発明の乾燥機は、乾燥室内の空気を熱交換器
及びヒータを順に通して循環させると共に、機外空気を
前記熱交換器を通して流通させることにより、前記乾燥
室内空気の除湿をして被乾燥物の乾燥をさせるように
し、且つその乾燥運転を、前記熱交換器を通る機外空気
の流通量を減じて行なう静音コースの実行を可能とした
ものにあって、前記ヒータの発熱量を複数段に切換可能
に構成すると共に、前記熱交換器に通す機外空気の温度
を検知する検温手段を具え、且つ前記静音コースの実行
時に、前記検温手段による温度検知結果に基づいてその
検知温度が所定値以上に達したときに前記ヒータの発熱
量を減じる制御手段を具えて成るところに特徴を有する
ものでもある。
及びヒータを順に通して循環させると共に、機外空気を
前記熱交換器を通して流通させることにより、前記乾燥
室内空気の除湿をして被乾燥物の乾燥をさせるように
し、且つその乾燥運転を、前記熱交換器を通る機外空気
の流通量を減じて行なう静音コースの実行を可能とした
ものにあって、前記ヒータの発熱量を複数段に切換可能
に構成すると共に、前記熱交換器に通す機外空気の温度
を検知する検温手段を具え、且つ前記静音コースの実行
時に、前記検温手段による温度検知結果に基づいてその
検知温度が所定値以上に達したときに前記ヒータの発熱
量を減じる制御手段を具えて成るところに特徴を有する
ものでもある。
(作用) 除湿タイプの乾燥機において、機外空気の流通量が少
ないと、乾燥室内空気の冷却が充分に行なわれなくなる
から、該乾燥室内空気の温度が上昇し、それに伴い、そ
れと熱交換する機外空気の熱交換器を通ったところの温
度並びに乾燥室から出た乾燥室内空気の温度も高くな
る。従って、それらの温度をそれぞれに検知して、その
検知温度が所定値以上に達したときにヒータの発熱量を
減じるようにすれば、被乾燥物から除湿性能以上に湿気
を出させるまでヒータを発熱させることがなくなり、す
なわち、ヒータの無駄な分の発熱がなくなって、効率良
く運転できるようになる。又、この場合、機外空気の熱
交換器を通る前の温度を検知して同様のことを行なって
も、同様の好結果が得られる。
ないと、乾燥室内空気の冷却が充分に行なわれなくなる
から、該乾燥室内空気の温度が上昇し、それに伴い、そ
れと熱交換する機外空気の熱交換器を通ったところの温
度並びに乾燥室から出た乾燥室内空気の温度も高くな
る。従って、それらの温度をそれぞれに検知して、その
検知温度が所定値以上に達したときにヒータの発熱量を
減じるようにすれば、被乾燥物から除湿性能以上に湿気
を出させるまでヒータを発熱させることがなくなり、す
なわち、ヒータの無駄な分の発熱がなくなって、効率良
く運転できるようになる。又、この場合、機外空気の熱
交換器を通る前の温度を検知して同様のことを行なって
も、同様の好結果が得られる。
(実施例) 以下、本発明をドラム式乾燥機に適用した一実施例に
つき、第1図ないし第5図を参照して説明する。
つき、第1図ないし第5図を参照して説明する。
まず第2図に示すように、乾燥機全体の外箱1には、
前面部に被乾燥物出入口2を形成すると共に、この被乾
燥物出入口2を開閉する扉3を枢設している。又、外箱
1内には、乾燥室を構成するところのドラム4を、ドラ
ム支え4aにより上記被乾燥物出入口2に連なるようにし
て回転可能に支承配設している。ドラム4には、その内
部の前面側でドラム支え4aの上部に乾燥度検知用の電極
5を装着しており、それより下部に入気口6を多数の孔
により形成していて、更に、後面部の中央部に出気口7
を同じく多数の孔により形成し、該出気口7にはリント
捕獲用のフィルタ8を装着している。そしてドラム4の
上方部には、ベルト9を介してドラム4を回転駆動する
モータ10を配設しており、又、ここには、ドラム4後方
のファンケーシング11内部に回転可能に支承配設したフ
ァン12をベルト13を介して回転駆動する例えばタップ切
換方式にて変速可能なモータ14をも配設している。
前面部に被乾燥物出入口2を形成すると共に、この被乾
燥物出入口2を開閉する扉3を枢設している。又、外箱
1内には、乾燥室を構成するところのドラム4を、ドラ
ム支え4aにより上記被乾燥物出入口2に連なるようにし
て回転可能に支承配設している。ドラム4には、その内
部の前面側でドラム支え4aの上部に乾燥度検知用の電極
5を装着しており、それより下部に入気口6を多数の孔
により形成していて、更に、後面部の中央部に出気口7
を同じく多数の孔により形成し、該出気口7にはリント
捕獲用のフィルタ8を装着している。そしてドラム4の
上方部には、ベルト9を介してドラム4を回転駆動する
モータ10を配設しており、又、ここには、ドラム4後方
のファンケーシング11内部に回転可能に支承配設したフ
ァン12をベルト13を介して回転駆動する例えばタップ切
換方式にて変速可能なモータ14をも配設している。
上記ファン12は熱交換器を兼ねるもので、前翼部12a
及び後翼部12bを有する両翼形を成すものであり、その
前後両翼部12a,12b間の遮風をする仕切部材15をファン
ケーシング11の内周部に配設している。ファンケーシン
グ11のファン前翼部12aを収容した前部には、下部の出
口部分にダクト16を接続しており、その先端部をドラム
4の前記入気口6に接続し、又、その入気口6近くのダ
クト16内部には、ヒータ例えば正特性の半導体ヒータ17
を配設している。このヒータ17は、従来のものよりも発
熱量を増大化したもので、詳細には第3図に示すよう
に、複数個例えば5個の単位ヒータ17a〜17eから成って
おり、それによって発熱量を複数段この場合最大5個に
切換え得るようになっている。これに対して一方、ファ
ンケーシング11のファン後翼部12bを収容した後部に対
しては、中央部に吸込口18を有し下部に吐出口19を有す
る背板20を設けており、その吐出口19部分に検温手段で
ある第1の温度センサ21を設けている。そして、ファン
ケーシング11前部の入口部分には、同じく検温手段であ
る第2の温度センサ22を設けている。
及び後翼部12bを有する両翼形を成すものであり、その
前後両翼部12a,12b間の遮風をする仕切部材15をファン
ケーシング11の内周部に配設している。ファンケーシン
グ11のファン前翼部12aを収容した前部には、下部の出
口部分にダクト16を接続しており、その先端部をドラム
4の前記入気口6に接続し、又、その入気口6近くのダ
クト16内部には、ヒータ例えば正特性の半導体ヒータ17
を配設している。このヒータ17は、従来のものよりも発
熱量を増大化したもので、詳細には第3図に示すよう
に、複数個例えば5個の単位ヒータ17a〜17eから成って
おり、それによって発熱量を複数段この場合最大5個に
切換え得るようになっている。これに対して一方、ファ
ンケーシング11のファン後翼部12bを収容した後部に対
しては、中央部に吸込口18を有し下部に吐出口19を有す
る背板20を設けており、その吐出口19部分に検温手段で
ある第1の温度センサ21を設けている。そして、ファン
ケーシング11前部の入口部分には、同じく検温手段であ
る第2の温度センサ22を設けている。
外箱1の前面部の上部には、操作パネル23を設けてお
り、この操作パネル23には、第4図に示すように、電源
スイッチ24と、スタートスイッチ25、コース選択スイッ
チ26、「静音」コース表示LED27及び「速乾」コース表
示LED28を設けている。
り、この操作パネル23には、第4図に示すように、電源
スイッチ24と、スタートスイッチ25、コース選択スイッ
チ26、「静音」コース表示LED27及び「速乾」コース表
示LED28を設けている。
更に、外箱1内の上部には、回路基板29を配設してお
り、この回路基板29には、第5図に示す制御回路の主構
成電子部品を実装している。又、その制御回路にあって
は、マイクロコンピュータ(以下マイコンと略称する)
30を制御手段として具えており、このマイコン30に電源
31から前記電源スイッチ24及び整流回路32を介して直流
電源が供給されるようになっている。又、マイコン30に
は、コース選択スイッチ26から選択コース信号が、スタ
ートスイッチ25からスタート信号が、前記電極5から乾
燥度検出回路33を介して乾燥度検知信号が、クロックパ
ルス発生回路34からクロックパルスが、前記第1の温度
センサ21から温度検知信号が、そして又、第2の温度セ
ンサ22からも温度検知信号がそれぞれ入力されるように
なっており、かかる入力信号並びにあらかじめ記憶され
た制御プログラムに基づいて、前記モータ14,10及びヒ
ータ17の通電状態を駆動回路35を介して制御するように
なっている。
り、この回路基板29には、第5図に示す制御回路の主構
成電子部品を実装している。又、その制御回路にあって
は、マイクロコンピュータ(以下マイコンと略称する)
30を制御手段として具えており、このマイコン30に電源
31から前記電源スイッチ24及び整流回路32を介して直流
電源が供給されるようになっている。又、マイコン30に
は、コース選択スイッチ26から選択コース信号が、スタ
ートスイッチ25からスタート信号が、前記電極5から乾
燥度検出回路33を介して乾燥度検知信号が、クロックパ
ルス発生回路34からクロックパルスが、前記第1の温度
センサ21から温度検知信号が、そして又、第2の温度セ
ンサ22からも温度検知信号がそれぞれ入力されるように
なっており、かかる入力信号並びにあらかじめ記憶され
た制御プログラムに基づいて、前記モータ14,10及びヒ
ータ17の通電状態を駆動回路35を介して制御するように
なっている。
そこで、以下においては、マイコン30による制御内容
の大略及びこれに関連した作用について、第1図をも参
照しながら説明する。
の大略及びこれに関連した作用について、第1図をも参
照しながら説明する。
すなわち、マイクロ30はその作動を開始してスタート
スイッチ25が操作されたとき、コース選択スイッチ26に
より選択されたコースが「静音」コースであるか否かの
判断をする(ステップS1)。このとき、「静音」コース
が選択されていれば、次にヒータ17の全単位ヒータ17a
〜17eとモータ10に普通に通電し、モータ14には低速回
転状態となるように通電する(ステップS2)。これによ
って、ヒータ17の全単位ヒータ17a〜17eが発熱する状況
で、ドラム4がモータ10によりベルト9を介して回転駆
動され、ファン12はモータ14によりベルト13を介して低
速回転駆動される。従って、そのファン12の前翼部12a
により、ドラム4(乾燥室)内の空気が、第2図中実線
矢印で示すように、フィルタ8からドラム4の出気口7
を通じてファンケーシング11の前部に吸出され、そこか
らダクト16を経て上記ヒータ17の全単位ヒータ17a〜17e
により加熱温風化され、入気口6からドラム4内に戻さ
れるということが繰返されて、循環される。一方、ファ
ン12の後翼部12bにより、機外の空気が、同図中破線矢
印で示すように、背板20の吸込口18からファンケーシン
グ11の後部に吸入され、背板20の吐出口19から吐出され
るということが繰返されて流通される。この結果、ファ
ンケーシング11内ではドラム4内の空気と機外の空気と
がファン12(熱交換器)を境に接して熱交換し、すなわ
ち、ドラム4内の空気が機外の空気により冷却され、図
示しない被乾燥物から出た湿気を水に変えて取除く除湿
が行なわれる。
スイッチ25が操作されたとき、コース選択スイッチ26に
より選択されたコースが「静音」コースであるか否かの
判断をする(ステップS1)。このとき、「静音」コース
が選択されていれば、次にヒータ17の全単位ヒータ17a
〜17eとモータ10に普通に通電し、モータ14には低速回
転状態となるように通電する(ステップS2)。これによ
って、ヒータ17の全単位ヒータ17a〜17eが発熱する状況
で、ドラム4がモータ10によりベルト9を介して回転駆
動され、ファン12はモータ14によりベルト13を介して低
速回転駆動される。従って、そのファン12の前翼部12a
により、ドラム4(乾燥室)内の空気が、第2図中実線
矢印で示すように、フィルタ8からドラム4の出気口7
を通じてファンケーシング11の前部に吸出され、そこか
らダクト16を経て上記ヒータ17の全単位ヒータ17a〜17e
により加熱温風化され、入気口6からドラム4内に戻さ
れるということが繰返されて、循環される。一方、ファ
ン12の後翼部12bにより、機外の空気が、同図中破線矢
印で示すように、背板20の吸込口18からファンケーシン
グ11の後部に吸入され、背板20の吐出口19から吐出され
るということが繰返されて流通される。この結果、ファ
ンケーシング11内ではドラム4内の空気と機外の空気と
がファン12(熱交換器)を境に接して熱交換し、すなわ
ち、ドラム4内の空気が機外の空気により冷却され、図
示しない被乾燥物から出た湿気を水に変えて取除く除湿
が行なわれる。
しかしてこの後、マイコン30は電極5から乾燥度検出
回路33を介して入力される乾燥度検知信号を読込んで、
それにより示されるドラム4内の上記被乾燥物の乾燥度
が充分な値に達したか否かの判断をし(ステップS3)、
達していない時点では、次に第1の温度センサ21から入
力される温度検知信号を読込んで、それにより示される
前記ファン12(熱交換器)を通った機外空気の温度が所
定の高い値に達したか否かの判断をする(ステップS
4)。ここで、この場合の「静音」コースでは、風切音
を減ずるべく、前述のようにモータ14がファン12を低速
回転させるものであるから、機外空気の流通量(風量)
が少なく、ドラム4内空気の冷却を充分に行ない得な
い。このため、ドラム4内空気の温度は漸次上昇し、そ
れに伴い、そのドラム4内空気と熱交換する機外空気の
上記ファン12を通ったところの温度も同様に上昇する。
従って、その温度が所定の高い値に達するまでは、上述
の被乾燥物の乾燥度の判断とファン12を通った機外空気
の温度の判断とを繰返していたものが、所定の高い値に
達してからは、次にヒータ17の一つの単位ヒータ17eへ
の通電を断ち、該ヒータ17の発熱量を一段減じる(ステ
ップS5)。これによって、被乾燥物から除湿性能以上に
湿気を出させるまでヒータ17を発熱させることがなくな
り、すなわち、ヒータ17の無駄な分の発熱がなくなっ
て、効率良く運転できるようになる。
回路33を介して入力される乾燥度検知信号を読込んで、
それにより示されるドラム4内の上記被乾燥物の乾燥度
が充分な値に達したか否かの判断をし(ステップS3)、
達していない時点では、次に第1の温度センサ21から入
力される温度検知信号を読込んで、それにより示される
前記ファン12(熱交換器)を通った機外空気の温度が所
定の高い値に達したか否かの判断をする(ステップS
4)。ここで、この場合の「静音」コースでは、風切音
を減ずるべく、前述のようにモータ14がファン12を低速
回転させるものであるから、機外空気の流通量(風量)
が少なく、ドラム4内空気の冷却を充分に行ない得な
い。このため、ドラム4内空気の温度は漸次上昇し、そ
れに伴い、そのドラム4内空気と熱交換する機外空気の
上記ファン12を通ったところの温度も同様に上昇する。
従って、その温度が所定の高い値に達するまでは、上述
の被乾燥物の乾燥度の判断とファン12を通った機外空気
の温度の判断とを繰返していたものが、所定の高い値に
達してからは、次にヒータ17の一つの単位ヒータ17eへ
の通電を断ち、該ヒータ17の発熱量を一段減じる(ステ
ップS5)。これによって、被乾燥物から除湿性能以上に
湿気を出させるまでヒータ17を発熱させることがなくな
り、すなわち、ヒータ17の無駄な分の発熱がなくなっ
て、効率良く運転できるようになる。
そして更にその後、マイコン30は被乾燥物の乾燥度の
判断を上述同様にし(ステップS6)、その乾燥度が未だ
充分な値に達していない時点では、更にその後、ファン
12を通った機外空気の温度の判断を上述同様にして(ス
テップS7)、それらを繰返す。これは、機外空気の温度
が高いときには、ドラム4内空気の冷却を更に充分に行
ない得ないからであって、このようなときにはドラム4
内空気の温度は更に上昇し、機外空気の上記ファン12を
通ったところの温度も同様に上昇するから、前記第1の
温度センサ21の温度検知信号で示されるその温度を読込
んで、それが所定の更に高い値に達したならば、次にヒ
ータ17の今一つの単位ヒータ17dへの通電をも断ち、該
ヒータ17の発熱量を更に一段減じる(ステップS8)。こ
れによって、更に効率良く運転できるようになる。
判断を上述同様にし(ステップS6)、その乾燥度が未だ
充分な値に達していない時点では、更にその後、ファン
12を通った機外空気の温度の判断を上述同様にして(ス
テップS7)、それらを繰返す。これは、機外空気の温度
が高いときには、ドラム4内空気の冷却を更に充分に行
ない得ないからであって、このようなときにはドラム4
内空気の温度は更に上昇し、機外空気の上記ファン12を
通ったところの温度も同様に上昇するから、前記第1の
温度センサ21の温度検知信号で示されるその温度を読込
んで、それが所定の更に高い値に達したならば、次にヒ
ータ17の今一つの単位ヒータ17dへの通電をも断ち、該
ヒータ17の発熱量を更に一段減じる(ステップS8)。こ
れによって、更に効率良く運転できるようになる。
この後、被乾燥物の乾燥度が充分な値に達した時点
で、マイコン30はヒータ17全体への通電を断ち、その発
熱を全面的に停止させて(ステップS9)、更にモータ1
0,14への通電をも断ち、ドラム4及びファン12の回転を
停止させる(ステップS10)。
で、マイコン30はヒータ17全体への通電を断ち、その発
熱を全面的に停止させて(ステップS9)、更にモータ1
0,14への通電をも断ち、ドラム4及びファン12の回転を
停止させる(ステップS10)。
尚、機外空気の流通量を減じる「静音」コースでも、
機外空気の温度が低ければ、第1の温度センサ21で検知
する、ファン12を通った機外空気の温度は、ステップS4
で所定値以上に達したと判断される温度にまで上昇する
ことはなく、又、この場合には、機外空気の温度が低い
ことで、その流通量が少なくてもドラム4内空気の充分
な冷却(除湿)ができるから、ヒータ17の発熱量を減じ
ることなく乾燥運転を続行して、該乾燥運転を速やかに
終了させることができる。
機外空気の温度が低ければ、第1の温度センサ21で検知
する、ファン12を通った機外空気の温度は、ステップS4
で所定値以上に達したと判断される温度にまで上昇する
ことはなく、又、この場合には、機外空気の温度が低い
ことで、その流通量が少なくてもドラム4内空気の充分
な冷却(除湿)ができるから、ヒータ17の発熱量を減じ
ることなく乾燥運転を続行して、該乾燥運転を速やかに
終了させることができる。
又、最初のコース判断の時点(ステップS1)で、「静
音」コースが選択されていなければ、「速乾」コースが
選択されているのであるから、そのときには、ヒータ17
の全単位ヒータ17a〜17eとモータ10とが普通に通電さ
れ、モータ14は高速回転状態となるように通電される
(ステップS11)。従ってこの場合には、ヒータ17の全
単位ヒータ17a〜17eが発熱し、ドラム4がモータ10によ
り回転駆動される状況で、ファン12はモータ14により高
速回転駆動される。このため、ドラム4内空気の流通量
(風量)が増し、ドラム4内空気の冷却を充分に行ない
得るようになるから、この場合は、被乾燥物を効率よ
く、そして特には速やかに乾燥させ得るもので、その被
乾燥物の乾燥度の判断をして(ステップS12)、それを
繰返すうちに、その乾燥度が充分な値に達したところ
で、ヒータ17全体への通電を断ち、(ステップS9)、更
にモータ10,14への通電をも断つ(ステップS10)。
音」コースが選択されていなければ、「速乾」コースが
選択されているのであるから、そのときには、ヒータ17
の全単位ヒータ17a〜17eとモータ10とが普通に通電さ
れ、モータ14は高速回転状態となるように通電される
(ステップS11)。従ってこの場合には、ヒータ17の全
単位ヒータ17a〜17eが発熱し、ドラム4がモータ10によ
り回転駆動される状況で、ファン12はモータ14により高
速回転駆動される。このため、ドラム4内空気の流通量
(風量)が増し、ドラム4内空気の冷却を充分に行ない
得るようになるから、この場合は、被乾燥物を効率よ
く、そして特には速やかに乾燥させ得るもので、その被
乾燥物の乾燥度の判断をして(ステップS12)、それを
繰返すうちに、その乾燥度が充分な値に達したところ
で、ヒータ17全体への通電を断ち、(ステップS9)、更
にモータ10,14への通電をも断つ(ステップS10)。
尚、上記実施例において、第2の温度センサ22は、第
1図では図示しないが、ドラム4内温度の異常上昇を検
知するものとして使用する。
1図では図示しないが、ドラム4内温度の異常上昇を検
知するものとして使用する。
第6図は本発明の異なる実施例を示したもので、この
ものでは、上記第2の温度センサ22を先の第1の温度セ
ンサ21に代わるヒータ17の発熱量制御用の検温手段とし
て使用するようにしており、従って、ステップS4,S7
で、その第2の温度センサ22による温度検知信号で示さ
れるドラム4内から出たドラム4内空気の温度を判断す
ることにより、ヒータ17の発熱量制御をするようにして
いる。この場合、「静音」コースで機外空気の流通量が
少ないことにより、ドラム4内空気の冷却が充分に行な
われずに該ドラム4内空気の温度が上昇すると、機外空
気の熱交換器を通ったところの温度が上昇するのみなら
ず、ドラム4内から出たドラム4内空気の温度も高くな
るから、それを検知して、その検知温度が所定値以上に
達したときにヒータ17の発熱量を前述同様に減じること
によって、前述同様に効率良く運転できるという効果が
得られるものである。
ものでは、上記第2の温度センサ22を先の第1の温度セ
ンサ21に代わるヒータ17の発熱量制御用の検温手段とし
て使用するようにしており、従って、ステップS4,S7
で、その第2の温度センサ22による温度検知信号で示さ
れるドラム4内から出たドラム4内空気の温度を判断す
ることにより、ヒータ17の発熱量制御をするようにして
いる。この場合、「静音」コースで機外空気の流通量が
少ないことにより、ドラム4内空気の冷却が充分に行な
われずに該ドラム4内空気の温度が上昇すると、機外空
気の熱交換器を通ったところの温度が上昇するのみなら
ず、ドラム4内から出たドラム4内空気の温度も高くな
るから、それを検知して、その検知温度が所定値以上に
達したときにヒータ17の発熱量を前述同様に減じること
によって、前述同様に効率良く運転できるという効果が
得られるものである。
又、この場合も、機外空気の温度が低ければ、第2の
温度センサ22で検知する、ドラム4内から出たドラム4
内空気の温度は、ステップS4で所定値以上に達したと判
断される温度にまで上昇することはなく、しかも、ドラ
ム4内空気の充分な冷却(除湿)ができるから、ヒータ
17の発熱量を減じることなく乾燥運転を続行して、該乾
燥運転を速やかに終了させることができる。
温度センサ22で検知する、ドラム4内から出たドラム4
内空気の温度は、ステップS4で所定値以上に達したと判
断される温度にまで上昇することはなく、しかも、ドラ
ム4内空気の充分な冷却(除湿)ができるから、ヒータ
17の発熱量を減じることなく乾燥運転を続行して、該乾
燥運転を速やかに終了させることができる。
第7図及び第8図は本発明の更に異なる実施例を示し
たもので、このものでは、背板20の吸込口18部分の内部
に第1の温度センサ36を設けて、これを先の第1の温度
センサ21に代わるヒータ17の発熱量制御用の検温手段と
して使用するようにしており、従って、この場合、第8
図のステップS4,S7では、第1の温度センサ36による温
度検知信号で示される吸込口18から吸入された機外空気
の温度、すなわちファン12(熱交換器)にこれより通す
機外空気の温度を判断することにより、ヒータ17の発熱
量制御をするようにしている。この場合、「静音」コー
スで機外空気の流通量が少ないのに加え、ファン12に通
す機外空気の温度が高ければ、ドラム4内空気の冷却は
やはり充分に行なわれないから、そのファン12に通す機
外空気の温度を検知して、その検知温度が所定値以上に
達したときにヒータ17の発熱量を前述同様に減じること
によって、やはり前述同様に効率良く運転できるという
効果が得られるものである。
たもので、このものでは、背板20の吸込口18部分の内部
に第1の温度センサ36を設けて、これを先の第1の温度
センサ21に代わるヒータ17の発熱量制御用の検温手段と
して使用するようにしており、従って、この場合、第8
図のステップS4,S7では、第1の温度センサ36による温
度検知信号で示される吸込口18から吸入された機外空気
の温度、すなわちファン12(熱交換器)にこれより通す
機外空気の温度を判断することにより、ヒータ17の発熱
量制御をするようにしている。この場合、「静音」コー
スで機外空気の流通量が少ないのに加え、ファン12に通
す機外空気の温度が高ければ、ドラム4内空気の冷却は
やはり充分に行なわれないから、そのファン12に通す機
外空気の温度を検知して、その検知温度が所定値以上に
達したときにヒータ17の発熱量を前述同様に減じること
によって、やはり前述同様に効率良く運転できるという
効果が得られるものである。
更に、この場合も、機外空気の温度が低ければ、第1
の温度センサ36で検知する、ファン12に通す機外空気の
温度は、ステップS4で所定値以上に達したと判断される
温度にまで上昇することはなく、しかも、ドラム4内空
気の充分な冷却(除湿)ができるから、ヒータ17の発熱
量を減じることなく乾燥運転を続行して、該乾燥運転を
速やかに終了させることができる。
の温度センサ36で検知する、ファン12に通す機外空気の
温度は、ステップS4で所定値以上に達したと判断される
温度にまで上昇することはなく、しかも、ドラム4内空
気の充分な冷却(除湿)ができるから、ヒータ17の発熱
量を減じることなく乾燥運転を続行して、該乾燥運転を
速やかに終了させることができる。
以上、本発明の実施例を述べたが、本発明はそれらに
限られるものではなく、中でも、ヒータ17は前述のよう
に複数個ある単位ヒータの通電個数を変えてその発熱量
を変化させるものでなく、直・並列の接続切換えやタッ
プ切換えでその発熱量を変化させるものであっても良
い。又、乾燥機全体としても、ドラム式のものには限ら
れず、ロッカー式等のものであっても良い。
限られるものではなく、中でも、ヒータ17は前述のよう
に複数個ある単位ヒータの通電個数を変えてその発熱量
を変化させるものでなく、直・並列の接続切換えやタッ
プ切換えでその発熱量を変化させるものであっても良
い。又、乾燥機全体としても、ドラム式のものには限ら
れず、ロッカー式等のものであっても良い。
[発明の効果] 以上の記述で明らかなように、本発明の乾燥機によれ
ば、乾燥室内の空気を熱交換器及びヒータを順に通して
循環させると共に、機外空気を上記熱交換器を通して流
通させることにより、乾燥室内空気の除湿をして被乾燥
物の乾燥をさせるようにし、且つその乾燥運転を、前記
熱交換器を通る機外空気の流通量を減じて行なう静音コ
ースの実行を可能としたものにあって、その静音コース
の実行時に、機外空気の熱交換器を通ったところの温
度、又は乾燥室から出た乾燥室内空気の温度、若しくは
熱交換器に通す機外空気の温度を検知して、その検知温
度が所定値以上に達したときにヒータの発熱量を減じる
ようにしているから、静音コースでの機外空気の流通量
や温度に応じた効率の良い乾燥運転を行なうことができ
るという優れた効果が得られる。
ば、乾燥室内の空気を熱交換器及びヒータを順に通して
循環させると共に、機外空気を上記熱交換器を通して流
通させることにより、乾燥室内空気の除湿をして被乾燥
物の乾燥をさせるようにし、且つその乾燥運転を、前記
熱交換器を通る機外空気の流通量を減じて行なう静音コ
ースの実行を可能としたものにあって、その静音コース
の実行時に、機外空気の熱交換器を通ったところの温
度、又は乾燥室から出た乾燥室内空気の温度、若しくは
熱交換器に通す機外空気の温度を検知して、その検知温
度が所定値以上に達したときにヒータの発熱量を減じる
ようにしているから、静音コースでの機外空気の流通量
や温度に応じた効率の良い乾燥運転を行なうことができ
るという優れた効果が得られる。
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示したもの
で、第1図は乾燥運転のフローチャート、第2図は乾燥
機全体の縦断側面図、第3図はドラム前面側の内面図、
第4図は操作パネルの正面図、第5図は電気的概略構成
図である。又、第6図は本発明の異なる実施例を示した
第1図相当図であり、そして第7図は本発明の更に異な
る実施例を示した第2図相当図、第8図は同実施例の第
1図相当図である。 図面中、4はドラム(乾燥室)、12はファン(熱交換
器)、17はヒータ、21は第1の温度センサ(検温手
段)、22は第2の温度センサ(検温手段)、30はマイク
ロコンピュータ(制御手段)、36は第1の温度センサ
(検温手段)を示す。
で、第1図は乾燥運転のフローチャート、第2図は乾燥
機全体の縦断側面図、第3図はドラム前面側の内面図、
第4図は操作パネルの正面図、第5図は電気的概略構成
図である。又、第6図は本発明の異なる実施例を示した
第1図相当図であり、そして第7図は本発明の更に異な
る実施例を示した第2図相当図、第8図は同実施例の第
1図相当図である。 図面中、4はドラム(乾燥室)、12はファン(熱交換
器)、17はヒータ、21は第1の温度センサ(検温手
段)、22は第2の温度センサ(検温手段)、30はマイク
ロコンピュータ(制御手段)、36は第1の温度センサ
(検温手段)を示す。
Claims (3)
- 【請求項1】乾燥室内の空気を熱交換器及びヒータを順
に通して循環させると共に、機外空気を前記熱交換器を
通して流通させることにより、前記乾燥室内空気の除湿
をして被乾燥物の乾燥をさせるようにし、且つその乾燥
運転を、前記熱交換器を通る機外空気の流通量を減じて
行なう静音コースの実行を可能としたものであって、前
記ヒータの発熱量を複数段に切換可能に構成すると共
に、前記熱交換器を通った機外空気の温度を検知する検
温手段を具え、且つ前記静音コースの実行時に、前記検
温手段による温度検知結果に基づいてその検知温度が所
定値以上に達したときに前記ヒータの発熱量を減じる制
御手段を具えて成ることを特徴とする乾燥機。 - 【請求項2】乾燥室内の空気を熱交換器及びヒータを順
に通して循環させると共に、機外空気を前記熱交換器を
通して流通させることにより、前記乾燥室内空気の除湿
をして被乾燥物の乾燥をさせるようにし、且つその乾燥
運転を、前記熱交換器を通る機外空気の流通量を減じて
行なう静音コースの実行を可能としたものであって、前
記ヒータの発熱量を複数段に切換可能に構成すると共
に、前記乾燥室から出た乾燥室内空気の温度を検知する
検温手段を具え、且つ前記静音コースの実行時に、前記
検温手段による温度検知結果に基づいてその検知温度が
所定値以上に達したときに前記ヒータの発熱量を減じる
制御手段を具えて成ることを特徴とする乾燥機。 - 【請求項3】乾燥室内の空気の熱交換器及びヒータを順
に通して循環させると共に、機外空気を前記熱交換器を
通して流通させることにより、前記乾燥室内空気の除湿
をして被乾燥物の乾燥をさせるようにし、且つその乾燥
運転を、前記熱交換器を通る機外空気の流通量を減じて
行なう静音コースの実行を可能としたものであって、前
記ヒータの発熱量を複数段に切換可能に構成すると共
に、前記熱交換器に通す機外空気の温度を検知する検温
手段を具え、且つ前記静音コースの実行時に、前記検温
手段による温度検知結果に基づいてその検知温度が所定
値以上に達したときに前記ヒータの発熱量を減じる制御
手段を具えて成ることを特徴とする乾燥機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1-164486 | 1989-06-27 | ||
JP16448689 | 1989-06-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03109100A JPH03109100A (ja) | 1991-05-09 |
JP2753081B2 true JP2753081B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=15794081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1282146A Expired - Fee Related JP2753081B2 (ja) | 1989-06-27 | 1989-10-30 | 乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2753081B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4727389B2 (ja) * | 2005-11-01 | 2011-07-20 | 三菱重工業株式会社 | 電子線殺菌装置 |
MX342236B (es) | 2010-07-23 | 2016-09-21 | Mabe S A De C V * | Metodo y perfil de secado. |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5971787A (ja) * | 1982-10-15 | 1984-04-23 | シャープ株式会社 | 衣類乾燥機 |
JPS59228895A (ja) * | 1983-06-08 | 1984-12-22 | 松下電器産業株式会社 | 衣類乾燥機 |
JPS60220100A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-11-02 | 三洋電機株式会社 | 衣類乾燥機 |
JPS62101296A (ja) * | 1985-10-28 | 1987-05-11 | 株式会社東芝 | ドラム式乾燥機 |
-
1989
- 1989-10-30 JP JP1282146A patent/JP2753081B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03109100A (ja) | 1991-05-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |