JPH05269298A - 乾燥機 - Google Patents

乾燥機

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JPH05269298A
JPH05269298A JP4070676A JP7067692A JPH05269298A JP H05269298 A JPH05269298 A JP H05269298A JP 4070676 A JP4070676 A JP 4070676A JP 7067692 A JP7067692 A JP 7067692A JP H05269298 A JPH05269298 A JP H05269298A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の乾燥機は、被乾燥物の縮みを少なく
すると共に、風合いの低下も少なくする。 【構成】 マイクロコンピュータ25によって構成され
る制御手段は、乾燥運転開始に基づきヒータ16a,1
6bに通電し乾燥率が第1の乾燥率であるほぼ60〜7
0%に達するとこれ以後所定の第2の乾燥率であるほぼ
85〜95%に達するまで温度に応じて該ヒータ16a
を通電および断電制御し、第2の乾燥率に達すると該ヒ
ータ16aを間欠通電制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被乾燥物の乾燥制御に
改良を施した乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、乾燥機では、ヒータおよびフ
ァンを備え、これにより生成された温風を、ドラムによ
り形成された乾燥室内に供給し、もって乾燥室内の被乾
燥物を乾燥させるようにしている。この場合、従来で
は、乾燥率検出手段によりその被乾燥物の乾燥率を検出
し、この乾燥率が所定値に達したときにこれに基づいて
乾燥運転を終了するようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、乾燥運転開始から終了までヒータおよびフ
ァンが通電されるため、乾燥室内が高温度状態となり、
被乾燥物がアクリルおよびポリエステル等のような合成
繊維である場合には、布が縮んだり、風合いが損なわれ
たりする問題があった。
【0004】また、被乾燥物が天然繊維(例えば綿等)
のように親水性繊維(繊維自体に水分を含むもの)であ
る場合には、合成繊維のような疎水性繊維(繊維自体に
水を含まないもの)と違って、いわゆる恒率乾燥の後期
から減率乾燥期にかけて過度の熱量が与えられると縮ん
だり、風合いが損なわれたりすることがあった。
【0005】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従って、その目的は、被乾燥物の縮みを少なく
できると共に、風合いの低下も少なくできる乾燥機を提
供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の乾燥機は、乾燥
室内に収容された被乾燥物を、ヒータおよびファンにて
生成された温風により乾燥するようにしたものにおい
て、前記被乾燥物の乾燥率を検出する乾燥率検出手段
と、乾燥室から出る温風の温度を検出する温度検出手段
と、乾燥運転開始に基づき前記ヒータに通電し乾燥率が
第1の乾燥率であるほぼ60〜70%に達するとこれ以
後所定の第2の乾燥率に達するまで温度に応じて該ヒー
タを通電および断電制御し、第2の乾燥率に達すると該
ヒータを間欠通電制御する制御手段とを設けたところに
特徴を有する。
【0007】この場合第2の乾燥率はほぼ85〜95%
としても良い。
【0008】
【作用】被乾燥物を乾燥させるとき、これが天然繊維の
ように親水性繊維の場合には、繊維に含まれない水分が
先に蒸発し、次に繊維に含まれる水分が繊維外部へ移動
して蒸発する。このように水分の移動が発生するときの
被乾燥物の乾燥率はほぼ60〜70%である。しかして
このようなときに過度の熱量が与えられると、繊維外部
の蒸発速度と繊維内部から外部への水分移動速度とにア
ンバランスが生じ、繊維が縮み、また風合いも低下す
る。
【0009】しかるに上記手段によれば、乾燥運転開始
に基づきヒータに通電し乾燥率が第1の乾燥率であるほ
ぼ60〜70%に達するとこれ以後所定の第2の乾燥率
に達するまで温度に応じてヒータを通電および断電制御
するから、第1の乾燥率に達したところで、温度制御が
開始されることにより温風温度が過度に高くなることは
なく、この結果、被乾燥物が天然繊維の場合の布縮みが
少なくなる。
【0010】この場合、乾燥運転開始から第1の乾燥率
となるまでは温度に無関係に被乾燥物が乾燥されるか
ら、比較的高い温度の温風にて被乾燥物が乾燥され、乾
燥効率が良い。
【0011】また、第1の乾燥率に達した以後に第2の
乾燥率に達するとヒータを間欠通電制御するから、それ
までよりさらにヒータ発熱量が低く温風の温度が下げら
れ、特に合成繊維の被乾燥物の縮みおよび風合い低下が
少なくなる。
【0012】この第2の乾燥率がほぼ85〜95%であ
れば、合成繊維の被乾燥物の縮みおよび風合い低下の防
止に、より有効となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図面を参照し
て説明する。
【0014】まず図2には乾燥機全体の外箱1を示して
おり、これの前面部の中央部に被乾燥物出入口2を形成
し、且つ、その出入口2を開閉する扉3を枢設してい
る。外箱1の内部には、内部を乾燥室4aとしたドラム
4を収容しており、収容したドラム4は、その後面部の
中心部に設けた軸5を、外箱1の後部に設けた支持板6
に回転可能に支承せしめ、前面部に形成した径大な開口
部7を、外箱1の前部に設けたドラム支え8に同じく回
転可能に支承せしめている。ドラム4外の外箱1内上部
には、該ドラム4をベルト9を介して回転させるモータ
10を配設している。
【0015】また、上記ドラム4に対して、その後部か
ら外下方そして前部にかけては、ドラム4内すなわち乾
燥室4aに温風を供給する温風供給装置11を設けてお
り、この温風供給装置11は、詳細には、ドラム4の後
部中央部に多数の小孔を穿設して形成した出気口12、
出気口12に連通したファンケーシング13、ファンケ
ーシング13内を前後に仕切るように配設した両翼形の
ファン14、ファンケーシング13の前部に連通したダ
クト15、ダクト15の先方に位置してドラム支え8に
取付けたヒータ16a,16b(図3参照)、ドラム支
え8に多数の小孔を穿設して形成した温風吹出口である
入気口17、そしてファン14に前記モータ10の回転
を伝達するプーリー18,18aおよびベルト19から
成っている。
【0016】なお、この温風供給装置11の上記出気口
12部分には乾燥室4aに位置してフィルタ20を装設
している。また、外箱1の背面の開放部を塞いだ背板2
1には、中央部に外気取入口22を形成しており、下部
に外気戻し口23を形成している。
【0017】外箱1内の上部には、回路基板24を配設
しており、この回路基板24に、図1に示す制御回路の
主構成部品を実装している。しかして、その制御回路に
あっては、マイクロコンピュータ25を制御手段として
具えており、このマイクロコンピュータ25に、電源2
6から電源スイッチ27及び整流回路28を介して直流
電源を供給するようにしている。
【0018】また、マイクロコンピュータ25には、前
記ドラム4内に臨ませてドラム支え8の下部に取付けた
電極29(図2参照)から検出回路30を介して、ドラ
ム4内での被乾燥物との接触如何に基づく乾燥率検出信
号が入力されるようにしており、従って、それら電極2
9及び検出回路30によって乾燥率検出手段31を構成
している。
【0019】そしてそのほか、マイクロコンピュータ2
5には、運転を開始するための「スタート」スイッチ3
2からスタート信号が、また、乾燥室4aから出る温風
の温度を検出するように設けた温度検出手段たる温度セ
ンサ33(図2参照)からその温度検出信号が、更にク
ロックパルス発生回路34からクロックパルスがそれぞ
れ入力されるようにしており、その入力並びにあらかじ
め記憶した制御プログラムに基づいて、マイクロコンピ
ュータ25は、前記モータ10,19及びヒータ16
a,16b並びにブザー35を通電駆動するための駆動
回路36にその各通電制御信号を与えるようにしてい
る。このマイクロコンピュータ25は制御手段として機
能するものである。
【0020】そこで、以下に、上記マイクロコンピュー
タ25の制御に基づく作用について、図3および図4を
参照しながら説明する。
【0021】まず電源スイッチ27が操作されて、次に
「スタート」スイッチ32が操作されると、マイクロコ
ンピュータ25は、ヒータ16a,16bに通電すると
共に、モータ10に通電する(ステップS1)。これに
てファン14により風が生成され、この風はヒータ16
a,16bにより加熱されて温風となって乾燥室4aに
供給される。そして、と乾燥室4a内に収容された被乾
燥物の乾燥に寄与して出気口12から出てファン14部
分に至るという循環が繰返される。
【0022】次いで、マイクロコンピュータ25は乾燥
率検出手段31の電極29から検出回路30を介して入
力される乾燥率Xを読込んで(ステップS2)、この乾
燥度Xが予め設定された第1の乾燥率Kaに達したか否
かを判断する(ステップS3)。この場合その第1の乾
燥率Kaはほぼ60〜70%のある値に設定されてい
る。
【0023】そして、乾燥率Xが第1の乾燥率Kaに達
すると、ヒータ16a,16bを断電する(ステップS
4)。この後、温度センサ33からの温度検出信号(こ
れをtとする)を読込んで(ステップS5)、この温度
検出信号tが設定温度例えば40℃以下であるか否かを
判断する(ステップS6)。この温度検出信号tが設定
温度例えば40℃以下になると、ステップS7からステ
ップS21までに示される温度制御を実行する。
【0024】このように温度検出信号tが40℃以下に
なるのを待つ理由は、ステップS1ないしステップS3
による乾燥運転で乾燥室4a内が高温度になっているか
ら、次の温度制御に入る前に温度状態を一義的に40℃
の初期状態にしておくためである。
【0025】しかして、ステップS7からステップS2
1までの温度制御においては、まず、ヒータ16aを通
電し(ステップS7)、そして、乾燥率検出手段31か
ら乾燥率Xを読込み(ステップS8)、この乾燥率Xが
予め設定された第2の乾燥率Kbに達したか否かを判断
する(ステップS9)。この場合、第2の乾燥率Kb
は、ほぼ85〜95%のある値に設定されている。
【0026】このときの乾燥率Xが第2の乾燥率Kbに
達していないと、次に温度検出信号tを読込んで(ステ
ップS10)、この温度検出信号tが予め設定された上
限温度53℃以上か否かを判断する(ステップS1
1)。上限温度53℃以上であればヒータ16aを断電
する(ステップS12)。
【0027】次に、乾燥率Xを読み込んで(ステップS
13)、この乾燥率Xが第2の乾燥率Kbに達したか否
かを判断する(ステップS14)。達していなければ、
温度検出信号tを読み込んで(ステップS15)、この
温度検出信号tが上限温度53℃以上か否かを判断する
(ステップS16)。上限温度53℃以上であればヒー
タ16aを断電する(ステップS17)。上限温度53
℃を下回れば、温度検出信号tが予め設定された下限温
度40℃以下か否かを判断し(ステップS18)、下限
温度40℃以下であれば、ヒータ16aを通電し(ステ
ップS19)、下限温度40℃を上回ればステップS1
3に戻る。
【0028】上記ステップS14において乾燥率Xが第
2の乾燥率Kbを超えたことが判断されると、ステップ
S22に移行する。また上記ステップS9において乾燥
率Xが第2の乾燥率Kbを超えたことが判断されると、
ステップS20に移行し、このステップS20にて、温
度検出信号tを読み込み、そしてステップS21にて上
限温度53℃まで達することが判断されると、ステップ
S22に移行する。
【0029】しかして、上記ステップS8〜ステップS
11、ステップS20およびステップS21を設けた趣
旨、つまり、温度が上限温度53℃に上がらないまま乾
燥率Xが第2の乾燥率Kbを超えた場合に、必ず上限温
度53℃となるまでヒータ16aを通電しておく趣旨
は、次にある。
【0030】すなわち、例えば乾燥率検出手段31の故
障によりあまり乾燥率が上がっていないにもかかわら
ず、第2の乾燥率Kbに達したと誤判断されると、乾燥
が行なわれないままで運転が進行するおそれがあり、こ
れを防止するために、温風温度を53℃まで上げて念の
ために再加熱するところにある。
【0031】上述したステップS21で、上限温度53
℃に達したことが判断されると、ヒータ16aを断電し
(ステップS22)、検出温度信号tを読込んで(ステ
ップS23)、この温度信号tが40℃以下になるのを
待って(ステップS24にて判断)、ステップS25〜
ステップS32のヒータ間欠通電制御を実行する。
【0032】すなわち、まず、タイマー時間Tを「0」
にリセットしてタイムカウントを開始する(ステップS
25)。そして、タイマー時間Tが30分以上となった
か否かを判断し(ステップS26)、30分に達してい
なければ、ヒータ16aを3分間通電し1分間断電する
といった間欠通電を実行する(ステップS27)。
【0033】この場合、温度検出信号tを読込み(ステ
ップS28)、この温度検出信号tが53℃以上であれ
ば(ステップS29にて判断)、ヒータ16aを断電し
(ステップS30)、温度検出信号tが40℃以下であ
れば(ステップS31にて判断)、ヒータ16aを断電
して(ステップS32)ステップS26に戻る。この場
合、この間欠通電制御により、ヒータ16aの熱量が上
述の温度制御時よりも小さくなり、しかも、この間欠通
電制御がヒータ16aが40℃以下(ステップS24)
となった後実行されるから、温風の温度上昇は少ない。
【0034】しかして、タイマー時間Tが30分を超え
ると(前記ステップS26にて判断)、ヒータ16aを
断電し(ステップS33)、そして10分間が経過する
と(ステップS34にて判断)、モータ19を断電し
(ステップS35)、乾燥運転を終了する。
【0035】ここで、図5には、被乾燥物が綿等のよう
な天然繊維である場合における、乾燥室4aの温度変化
を示している。また、図6には、被乾燥物が合成繊維で
ある場合における、乾燥室4aの温度変化を示してい
る。
【0036】この図5および図6から分かるように、乾
燥運転開始から乾燥率Xが第1の乾燥率Kaに達するま
では、ヒータ16a,16bの通電により高い温度の温
風が生成される。この場合には温度制御はなされないか
ら、高温の温風により効率良く被乾燥物が乾燥されてゆ
く。この場合には、繊維外部の水分が蒸発されてゆく。
乾燥率Xが第1の乾燥率Ka(60〜70%)となる
と、親水性繊維である天然繊維では、繊維内部の水分が
繊維外部に移動して蒸発するようになるが、このとき、
上限温度53℃と下限温度40℃とに基づいて温度制御
が開始されるから、温風の温度が低められる。
【0037】従って、温風温度と、繊維内部の水分の繊
維外部への移動速度とがバランスし、もって、被加熱物
が親水性の良い天然繊維であっても、繊維が縮むことが
防止されると共に、風合いが低下することもない。この
場合、合成繊維では、親水性ではないから、この時点で
縮みが発生することはなく、そして、図6から分かるよ
うに、第1の乾燥率Kaに至るまでは短時間となる。
【0038】また、乾燥率が第2の乾燥率Kbに至る
と、ヒータ16aの間欠通電運転により、さらに温風の
温度が下げられてゆき、特に乾燥終了時期において縮み
や風合い低下が発生しがちな合成繊維である場合に、そ
の縮みが防止されると共に、風合いの低下も防止され、
また静電気発生も防止される。
【0039】特に、その第2の乾燥率Kbがほぼ85〜
95%に設定されていることから、縮み防止および風合
い低下防止についてより一層有効となる。
【0040】
【表1】 いま、表1には、被乾燥物が天然繊維の場合と合成繊維
の場合とにおける、乾燥時間および収縮率の関係を、従
来および室内平干しの場合と比較して示している。この
表1から分かるように、まず、従来の場合には、乾燥時
間は短いものの、収縮率が天然繊維および合成繊維のい
ずれの場合も大きい。これに対して、室内平干し(水平
配置されたネットの上に被乾燥物を載せて室内にて干す
干し方)の場合には、収縮率は小さいものの、乾燥時間
が過度に長い。
【0041】しかるに本実施例の場合、従来の場合に比
して収縮率を抑えることができ、乾燥時間もさほど長く
ならない。
【0042】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施できるものである。
【0043】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、乾燥室内に収容された被乾燥物を、ヒータおよびフ
ァンにて生成された温風により乾燥するようにしたもの
において、前記被乾燥物の乾燥率を検出する乾燥率検出
手段と、乾燥室から出る温風の温度を検出する温度検出
手段と、乾燥運転開始に基づき前記ヒータに通電し乾燥
率が第1の乾燥率であるほぼ60〜70%に達するとこ
れ以後所定の第2の乾燥率に達するまで温度に応じて該
ヒータを通電および断電制御し、第2の乾燥率に達する
と該ヒータを間欠通電制御する制御手段とを設けたこと
を特徴とするものであり、これにて、被乾燥物が天然繊
維および合成繊維のいずれであっても、被乾燥物の縮み
を少なくできると共に、風合いの低下も少なくできると
いう優れた効果を奏する。
【0044】この場合、第2の乾燥率をほぼ85〜95
%としておけば、特に合成繊維の被乾燥物に対してより
一層の縮み防止効果および風合い低下防止効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気的構成のブロック
【図2】乾燥機全体の縦断側面図
【図3】制御内容を示すフローチャート
【図4】制御内容を示すフローチャート
【図5】被乾燥物が天然繊維である場合の温度変化の一
例を示す図
【図6】被乾燥物が合成繊維である場合の温度変化の一
例を示す図
【符号の説明】
4はドラム、4aは乾燥室、10はモータ、11は温風
供給装置、14はファン、16a,16bはヒータ、2
5はマイクロコンピュータ(制御手段)、31は乾燥率
検出手段、33は温度センサ(温度検出手段)を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥室内に収容された被乾燥物を、ヒー
    タおよびファンにて生成された温風により乾燥するよう
    にしたものにおいて、前記被乾燥物の乾燥率を検出する
    乾燥率検出手段と、乾燥室から出る温風の温度を検出す
    る温度検出手段と、乾燥運転開始に基づき前記ヒータに
    通電し乾燥率が第1の乾燥率であるほぼ60〜70%に
    達するとこれ以後所定の第2の乾燥率に達するまで温度
    に応じて該ヒータを通電および断電制御し、第2の乾燥
    率に達すると該ヒータを間欠通電制御する制御手段とを
    設けたことを特徴とする乾燥機。
  2. 【請求項2】 第2の乾燥率はほぼ85〜95%である
    ことを特徴とする請求項1記載の乾燥機。
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