JPS6317439Y2 - - Google Patents

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JPS6317439Y2
JPS6317439Y2 JP1978153701U JP15370178U JPS6317439Y2 JP S6317439 Y2 JPS6317439 Y2 JP S6317439Y2 JP 1978153701 U JP1978153701 U JP 1978153701U JP 15370178 U JP15370178 U JP 15370178U JP S6317439 Y2 JPS6317439 Y2 JP S6317439Y2
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drying
clothes
circuit
dried
drive circuit
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JP1978153701U
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【考案の詳細な説明】 本考案は被乾燥物に対して熱風乾燥後に冷風乾
燥を行なう乾燥機の改良に関する。
従来の衣類乾燥用のドラム式乾燥機は、乾燥室
たる回転ドラム内に衣類を投入した後タイマーを
所望の時間にセツトすることによつて、先ず回転
ドラム内に電気ヒータ及び送風機の作動による熱
風が供給されて熱風乾燥が行なわれ、その後電気
ヒータの作動が停止されて送風機の作動のみによ
る冷風が供給されて冷風乾燥が行なわれ、この冷
風乾燥によつて熱風乾燥時に衣類に生じた皺を取
る構成である。ところが、上記従来の構成による
と、乾燥時間は使用者によつてセツトされるタイ
マーによつて決定されるので、衣類は乾燥率が90
%を超える乾燥完了状態、若しくは過乾燥状態ま
で熱風乾燥されることが多く、このように衣類が
過乾燥状態は勿論のこと乾燥完了状態になるとそ
の衣類に生じた皺は熱風によつて例えばズボンに
折目を付けるべくアイロンがけを行なつた場合と
同様に強固なものとなり、その後に冷風乾燥が行
なわれてもその皺を取ることができなくなる不具
合があつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、被乾燥物の乾燥率を検出する制御回路
を設け、この制御回路が乾燥率約80乃至90%を検
出した時に熱風を生成するための熱源及び送風機
の内の熱源の作動を停止させその後は送風機のみ
の作動による冷風を前記被乾燥物に供給する負荷
駆動回路を設ける構成とすることによつて、被乾
燥物たる衣類に熱風乾燥時に生じた皺を確実に取
ることができる乾燥機を提供するにある。
以下本考案をドラム式乾燥機に適用した一実施
例について図面を参照して説明する。
先ず、全体の概略的構成について第1図に従つ
て述べる。1は前面板2及び背面板3を夫々取着
した外箱であり、その前面板2の略中央部に被乾
燥物の出入口4を形成し、この出入口4の直下に
フイルタ口5を形成し、このフイルタ口5に集塵
フイルタ6を装着している。7は前面板2に取着
した出入口4の開閉用のドアで、これの裏面側に
は出入口4の周縁部との間に空隙8を生ぜしめる
ドアバツク9を突設している。一方、前記背面板
3には周囲に多数の吸気孔10を形成し、それの
内方側には熱源たる電気ヒータ11を有する拡風
板12を取着している。13は外箱1内の下部に
配管したダクトで、これの一端部13aをフイル
タ口5まで延設し他端部13bを背面板3の下部
から後方に臨ませている。14はダクト13の一
部であるフアンケーシング部15に内設した送風
機たるフアンで、フアンケーシング部15外の駆
動モータ16によつて回転駆動される様になつて
いる。17は外箱1内に回転可能に設けた回転ド
ラムで、内部を乾燥室18としており、この回転
ドラム17の前部を、前記出入口4の周縁部19
に嵌め込んだフエルト等の軸受部材20を介して
前面板2に支承せしめ、一方回転ドラム17の後
部を軸21及び軸受22を介して背面板3に支承
せしめている。又、回転ドラム17の後部には多
数の吸気孔23を形成ている。24は駆動モータ
16の反フアン14側端に取着したプーリで、こ
れと回転ドラム17との間には、テンシヨンプー
リ25によつて一定の張力を与えるようにしてベ
ルト26を張架せしめている。一方、27は前記
ドア7のドアバツク9に乾燥室18内に臨んで取
付けた検出器であり、これは絶縁基板28に電極
29,29を突設してなる。30は外箱1内上部
に配設した制御ボツクスであり、この内部に制御
回路31を配設している。
さて、制御回路31を含む電気回路の概略的構
成について第2図に従い述べる。即ち、制御回路
31は比較回路32,駆動回路33及びタイマー
回路34からなり、前記検出器27の電極29,
29を比較回路32の入力端子に接続し、この比
較回路32の出力端子を二分岐して、その第1の
分岐端を駆動回路33の入力端子に接続し且つ第
2の分岐端をタイマー回路34の入力端子に接続
し、このタイマー回路34の出力端子を前記駆動
回路33の制御端子に接続し、そして駆動回路3
3の出力端子を前記電気ヒータ11及び駆動モー
タ16を作動させる負荷駆動回路35に接続して
いる。而して、前記比較回路32は電極29,2
9間の検出抵抗値と基準抵抗値(例えば10KΩ)
とを比較し、両者が不一致の時には不一致信号を
出力し、両者が一致した時には一致信号を出力す
るようになつている。又、駆動回路33は比較回
路32から不一致信号が与えられると作動信号を
出力してこれを負荷駆動回路35に与えることに
よりその電気ヒータ11及び駆動モータ16を通
電作動させ、タイマー回路34は比較回路32か
ら一致信号が与えられると計時作動を開始してタ
イマー開始信号を出力し、所定時間後に計時作動
を終了してタイマー停止信号を出力するようにな
つている。更に、駆動回路33は、タイマー回路
34からタイマー開始信号が与えられると第1の
停止信号を出力してこれを負荷駆動回路35に与
えることによりその電気ヒータ11を断電させ、
タイマー回路34からタイマー停止信号が与えら
れると第2の停止信号を出力してこれを負荷駆動
回路35に与えることにより駆動モータ16を断
電停止させるようになつている。
次に、上記構成の本実施例の作用について第3
図の乾燥特性図を参照して説明するに、第3図に
おいては横軸に被乾燥物たる衣類の乾燥率及び縦
軸に電極29,29間の抵抗値を夫々とつて示
す。而して、洗濯終了後の被乾燥物たる衣類を回
転ドラム17内に投入した後制御回路31に電源
を供給すると、検出器27の電極29,29はそ
の衣類の抵抗値を検出するようになり、そしてそ
の衣類の抵抗値は含浸している水分量即ち乾燥率
によつて大きく変化するものであり、衣類が湿つ
ていて乾燥率が小である程小さく乾燥して乾燥率
が大である程大となるのが一般的である。従つ
て、洗濯終了後の衣類は多量に水分を含浸してい
て乾燥率が極めて小であることから検出器27の
電極29,29が検出する検出抵抗値は小で一般
に比較回路32の基準抵抗値(例えば10KΩ)よ
り小であり、比較回路32は不一致信号を出力し
て駆動回路33に与える。これによつて、駆動回
路33は作動信号を出力して負荷駆動回路35に
与えるので、電気ヒータ11及び駆動モータ16
が通電され、その電気ヒータ11が発熱作動する
とともに、駆動モータ16が回転してフアン14
及び回転ドラム17を回転作動させる。そして、
回転ドラム17の回転によつて衣類が上下に撹拌
されるとともに、フアン14の回転により背面板
3の吸気孔10から外部の空気が外箱1内に吸引
され、これが拡風板12の周縁部に至つたところ
で電気ヒータ11によつて加熱されて熱風と化
し、この熱風が吸気孔23から回転ドラム17内
たる乾燥室18に吸引されてその内部の衣類を乾
燥させ、更に衣類を乾燥させた後の排気は空隙8
及び集塵フイルタ6を通過してダクト13の他端
部13bから外部に放出され、以つて熱風乾燥が
行なわれる。このようにして、衣類の熱風乾燥が
進行されると、その衣類の乾燥率は次第に大とな
るが乾燥が活発に行なわれている所定時間は衣類
に相当の水分が含浸されていることから検出器2
7の電極29,29の検出抵抗値は、第3図に示
すように略一定であるが、ある程度乾燥が進行す
るとその検出抵抗値は次第に大となるように変化
するようになる。そして、衣類の乾燥率が約80%
になると、第3図に示すように衣類の抵抗値即ち
検出器27の電極29,29の検出抵抗値は通常
10KΩになるものであり、従つて比較回路32は
一致信号を出力してタイマー回路34に与えるこ
とになる。タイマー回路34はこれによつて計時
作動を開始してタイマー開始信号を出力して駆動
回路33に与えるようになり、該駆動回路33は
第1の停止信号を出力して負荷駆動回路35に与
えるようになり、電気ヒータ11が断電されて発
熱作動を停止する。従つて、その後は駆動モータ
16のみが通電されて作動することになり、フア
ン14によつて冷風が乾燥室18内に供給され、
冷風乾燥が行なわれる。このようにして、タイマ
ー回路34が所定時間の計時作動を終了すると、
そのタイマー回路34はタイマー停止信号を出力
して駆動回路33に与えるので、該駆動回路33
は第2の停止信号を出力して負荷駆動回路35に
与えるようになり、駆動モータ16が断電されて
回転作動を停止し、以上により乾燥運転が終了す
る。
このように本実施例によれば、検出器27及び
制御回路31により被乾燥物たる衣類の乾燥率を
検出して、衣類の乾燥率が80%未満の時には衣類
を熱風乾燥させ、衣類の乾燥率が約80%になつた
時に衣類を冷風乾燥させるように切換えるように
したので、従来とは異なり衣類を乾燥率90%を超
える乾燥完了状態若しくは過乾燥状態まで熱風乾
燥させることはなく、従つて熱風乾燥中に衣類に
生じた皺をその後の冷風乾燥によつて確実に取る
ことができる。しかも、本実施例によれば、衣類
の乾燥率が約80%になつた時に電気ヒータ11を
断電することによつて冷風乾燥を行なわせるの
で、乾燥率が90%を超える乾燥完了状態若しくは
過乾燥状態まで熱風乾燥を行なう従来に比しそれ
だけ電力消費量を少なくし得る利点もある。
尚、上記実施例では衣類の抵抗値を検出するこ
とによりその衣類の乾燥率を検出する制御回路3
1を設けるようにしたが、代りに乾燥室18から
の排気の温度或いは湿度を検出することにより衣
類の乾燥率を検出する制御回路を設けるようにし
てもよい。
又、上記実施例では衣類の乾燥率が約80%にな
つた時に冷風乾燥に切換えるようにしたが、衣類
の乾燥率が約80乃至90%になつた時に冷風乾燥に
切換えるようにすれば充分に衣類の皺取り効果が
得られるものである。
その他、本考案は上記し且つ図面に示す実施例
にのみ限定されるものではなく、例えばドラム式
乾燥機に限らず各種乾燥機に同様にして適用し得
る等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変形して実
施し得ることは勿論である。
本考案は以上説明したようになり、被乾燥物た
る衣類に熱風乾燥時に生じた皺をその後の冷風乾
燥によつて確実に取ることができるという実用的
効果を奏する乾燥機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体
の縦断側面図、第2図は電気的構成を示すブロツ
ク線図、第3図は作用説明用の乾燥特性図であ
る。 図面中、11は電気ヒータ(熱源)、14はフ
アン(送風機)、16は駆動モータ、17は回転
ドラム、18は乾燥室、27は検出器、29は電
極、31は制御回路、32は比較回路、33は駆
動回路、34はタイマー回路、35は負荷駆動回
路を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被乾燥物を乾燥させる熱風を生成するための熱
    源及び送風機と、前記被乾燥物の乾燥率を検出す
    るように設けられ乾燥運転開始時には作動信号を
    出力し乾燥率約80乃至90%を検出した時に前記熱
    源に対する停止信号を出力する制御回路と、この
    制御回路からの前記作動信号に基づいて前記熱源
    及び送風機を作動させその後前記停止信号に基づ
    いて前記熱源の作動を停止させることにより前記
    送風機の冷風によつて前記被乾燥物を乾燥させる
    負荷駆動回路とを具備してなる乾燥機。
JP1978153701U 1978-11-08 1978-11-08 Expired JPS6317439Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978153701U JPS6317439Y2 (ja) 1978-11-08 1978-11-08

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JP1978153701U JPS6317439Y2 (ja) 1978-11-08 1978-11-08

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Publication Number Publication Date
JPS5570095U JPS5570095U (ja) 1980-05-14
JPS6317439Y2 true JPS6317439Y2 (ja) 1988-05-17

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ID=29141125

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS615897A (ja) * 1984-06-19 1986-01-11 東京電力株式会社 ヒ−トポンプ式衣類乾燥機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4833673A (ja) * 1971-09-06 1973-05-11
JPS5516071B2 (ja) * 1974-12-31 1980-04-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS551595Y2 (ja) * 1973-09-08 1980-01-17
JPS5516071U (ja) * 1978-07-19 1980-02-01

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4833673A (ja) * 1971-09-06 1973-05-11
JPS5516071B2 (ja) * 1974-12-31 1980-04-28

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