JPH06233898A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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Publication number
JPH06233898A
JPH06233898A JP5012318A JP1231893A JPH06233898A JP H06233898 A JPH06233898 A JP H06233898A JP 5012318 A JP5012318 A JP 5012318A JP 1231893 A JP1231893 A JP 1231893A JP H06233898 A JPH06233898 A JP H06233898A
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JP
Japan
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clothes
dried
drum
humidifying device
static electricity
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Application number
JP5012318A
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English (en)
Inventor
Yoshio Tanaka
美穂 田中
Kinya Hayashi
欽也 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乾燥運転後に静電気除去のために被乾燥衣類
に湿気を与える運転を必要に応じて効果的且つ効率良く
行ない得るようにする。又、衣類のしわ取り、臭い取り
が単独で効果的にできるようにもする。 【構成】 ドラム式の衣類乾燥機にあって、加湿装置に
よる湿気をドラム内の被乾燥衣類に与えて静電気を除去
する運転を乾燥運転後に引き続き行なって運転を終了す
るコースと、乾燥運転のみを行なって運転を終了するコ
ースとを選択実行し得るようにした。又、加湿装置を水
を加熱することにより発生する蒸気により加湿するもの
とし、それによる湿気を衣類に与えてしわ取り、臭い取
りをする運転を行なうコースを乾燥運転を行なうコース
とは別個に選択実行し得るようにもした。更に、静電気
除去のための加湿運転については、湿気の発生状況や静
電気の実際の有無に応じて行ない得るようにもした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加湿装置を具えた衣類乾
燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、衣類乾燥機、中でもドラム式
の衣類乾燥機においては、被乾燥衣類がそのドラム内に
収容されて熱風の供給を受け、同時にドラムの回転によ
り撹拌されるようになっているため、次第に乾燥されな
がら他の被乾燥衣類やドラム内のバッフルといったプラ
スチック部品と接触を続け、よって、その接触摩擦によ
り帯電し、取り出す折りに被乾燥衣類に触れる使用者の
手指との間で放電が生じて、使用者を大層不快にさせる
ということが間々あった。
【0003】そこで、特開平3−55100号公報に示
されるように、加湿装置を具えて、この加湿装置による
湿気を被乾燥衣類に与える運転を乾燥運転後に引き続き
一定時間だけ行なうものが考えられた。このものによる
と、被乾燥衣類が吸湿することによって電気抵抗が下が
り、水分が電気の通り道となるため、帯電電気(静電
気)が漏洩して、取り出し時に使用者の手指との間で放
電が生じるということがなくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように乾燥運転後に被乾燥衣類に必然的に湿気を与える
と、被乾燥衣類の乾燥度が落ち、特に吸湿性の高い木綿
や麻など天然繊維から成る被乾燥衣類ではその乾燥度の
落ちが大きくて、乾燥の仕上り具合を損ねるという問題
点を有していた。
【0005】又、そのような加湿運転を一定時間だけ行
なうため、加湿装置が水を加熱することにより発生する
蒸気により加湿するものでは、水温が低いときに、蒸気
を充分に発生させ得ず、従って、必要な加湿運転も充分
に行なわれないという問題点を有していた。
【0006】更に、被乾燥衣類の量が少ないときや、被
乾燥衣類の質が天然繊維であるとき、更には季節が雨季
や夏季などであるときには、静電気が起きにくいのであ
るが、それにかかわらず加湿運転を一定時間だけは行な
うため、電力や水を無駄に消費するという問題点をも有
していた。
【0007】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその第1の目的は、乾燥運転後に被乾燥
衣類に湿気を与える運転を必要に応じてのみ行なうこと
のできる衣類乾燥機を提供するにある。
【0008】本発明の第2の目的は、衣類のしわ取り、
臭い取りができる衣類乾燥機を提供するにある。
【0009】本発明の第3の目的は、加湿を効率良く行
なうことのできる衣類乾燥機を提供するにある。
【0010】本発明の第4の目的は、乾燥運転後に被乾
燥衣類に湿気を与える運転を、加湿装置からの蒸気の発
生状況に合わせて充分に行なうことのできる衣類乾燥機
を提供するにある。
【0011】本発明の第5の目的は、乾燥運転後に被乾
燥衣類に湿気を与える運転を、加湿装置からの湿気の発
生状況をより正確に検出して充分且つより的確に行なう
ことのできる衣類乾燥機を提供するにある。
【0012】本発明の第6の目的は、乾燥運転後に被乾
燥衣類に湿気を与える運転を、被乾燥衣類の静電気の帯
び具合に合わせて行なうことのできる衣類乾燥機を提供
するにある。
【0013】本発明の第7の目的は、乾燥運転後に被乾
燥衣類に湿気を与える運転を、被乾燥衣類の静電気の帯
び具合に合わせてより効率良く行なうことのできる衣類
乾燥機を提供するにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の衣類乾燥機においては、下記のことを特徴
とする。
【0015】1.被乾燥衣類を収容して回転されるドラ
ムを乾燥室として具え、このドラムの内部に熱風を供給
して被乾燥衣類を乾燥させるようにしたものにあって、
加湿装置を具え、この加湿装置による湿気を前記被乾燥
衣類に与える運転を前記乾燥運転後に引き続き行なって
運転を終了するコースと、乾燥運転のみを行なって運転
を終了するコースとを選択実行し得るようにした。
【0016】2.被乾燥衣類を収容した乾燥室に熱風を
供給して被乾燥衣類を乾燥させるようにしたものにあっ
て、水を加熱することにより発生する蒸気により加湿す
る加湿装置を具え、この加湿装置による湿気を衣類に与
える運転を行なうコースを前記乾燥運転を行なうコース
とは別個に選択実行し得るようにした。
【0017】3.上記両構成にあって、加湿装置を乾燥
室に対する送風経路に臨ませて設けた。
【0018】4.被乾燥衣類を収容して回転されるドラ
ムを乾燥室として具え、このドラムの内部に熱風を供給
して被乾燥衣類を乾燥させるようにしたものにおいて、
水を加熱することにより発生する蒸気により加湿する加
湿装置を具えると共に、その発生湿度を検出する湿度検
出手段を具え、その湿度検出手段による検出結果に基づ
いて、発生湿度が所定値以上であると判断されたことを
条件に、前記加湿装置による湿気を前記被乾燥衣類に与
える運転を前記乾燥運転後に所定時間実行するようにし
た。
【0019】5.上記構成にあって、湿度検出手段を、
加湿装置とこれによる湿気をドラム内に供給するドラム
の入気口との間に設けた。
【0020】6.被乾燥衣類を収容して回転されるドラ
ムを乾燥室として具え、このドラムの内部に熱風を供給
して被乾燥衣類を乾燥させるようにしたものにおいて、
加湿装置を具えると共に、前記被乾燥衣類の静電気を検
出する静電気検出手段を具え、その静電気検出手段によ
る検出結果に基づいて静電気があると判断されたときに
前記加湿装置による湿気を前記被乾燥衣類に与える運転
を前記乾燥運転後に実行するようにした。
【0021】7.上記構成にあって、制御手段が、静電
気検出手段により検出される静電気が所定の量以下とな
るまで加湿装置による湿気を被乾燥衣類に与える運転を
実行するようにした。
【0022】
【作用】前述のように、木綿や麻等の天然繊維から成る
被乾燥衣類では、吸湿性が高いことから、乾燥運転後に
被乾燥衣類に湿気を与えると、乾燥度の落ちが大きいも
のの、元来、繊維の水分率が高く、静電気を帯びにく
い。これに対して、化学繊維は、繊維の水分率が低く、
静電気を帯びやすい。しかし、この化学繊維は吸湿性が
低く、乾燥運転後に被乾燥衣類に湿気を与えても、乾燥
度の落ちは少ない。よって、被乾燥衣類の種類別に、加
湿装置による湿気を前記被乾燥衣類に与える運転を前記
乾燥運転後に引き続き行なって運転を終了するコース
と、乾燥運転のみを行なって運転を終了するコースとを
選択実行することにより、静電気を帯びず、又、乾燥度
も高いバランスの取れた仕上り具合を得ることができ
る。
【0023】一方、しわの付いた衣類に適当な温度と湿
気を与えると、繊維が弾性を回復して、しわが取られ
る。又、衣類に付いた煙草や焼き肉あるいは各種薬用品
等の臭いは、その原因物質が揮発性物質であり、徐々に
揮発することから感じられるが、それを全部揮発させて
やることにより取り除かれる。この揮発性物質を全部揮
発させるには、熱を効率良く与えることが必要であり、
それについては、熱エネルギーを伝導する媒体として、
水を加熱することにより発生した蒸気が、空気を加熱し
て熱エネルギーを伝導するより効率良く働く。よって、
水を加熱することにより発生する蒸気により加湿する加
湿装置を具え、この加湿装置による湿気を衣類に与える
運転を行なうコースを実行することにより、効果的にし
わ取りができると共に、臭いの原因物質に熱エネルギー
を効率良く伝導し得てその揮発を促進させ得、もって、
臭い取りも効率良くできる。
【0024】そして、それらの場合、加湿装置を乾燥室
に対する送風経路に臨ませて設けることにより、その送
風経路を経る風に湿気を与えて乾燥室に運ばせることが
できる。
【0025】又、加湿装置が水を加熱することにより発
生する蒸気により加湿するものでは、水温が低いとき
に、蒸気を充分に発生させ得ないものの、その発生湿度
を検出して、該発生湿度が所定値以上であると判断され
たことを条件に、上記加湿装置による湿気を被乾燥衣類
に与える運転を乾燥運転後に所定時間実行するようにす
ることにより、必要な加湿運転を所定時間でも所定値以
上の湿度で充分に行なうことができる。
【0026】この場合、湿度検出手段を、加湿装置とこ
れによる湿気をドラム内に供給するドラムの入気口との
間に設けることにより、加湿装置で発生してドラム内に
供給される湿気の検出がより正確にできる。
【0027】更に、被乾燥衣類の量や質あるいは季節の
如何で、静電気が起きやすかったり起きにくかったりす
るから、被乾燥衣類の静電気を検出して、静電気がある
と判断されたときに前記加湿装置による湿気を被乾燥衣
類に与える運転を前記乾燥運転後に実行するようにする
ことにより、静電気が実際にある状況でのみ加湿運転を
行なうことができ、ない状況では加湿運転を行なわない
で済むから、電力や水を無駄に消費することを避けるこ
とができる。
【0028】加えて、その場合、加湿装置による湿気を
被乾燥衣類に与える運転を、検出される静電気が所定の
量以下となるまで実行するようにすることにより、静電
気が所定の量以下となってからの加湿運転を行なわずに
済ませ得、電力や水を無駄に消費することを更に避ける
ことができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の第1実施例につき、図1ない
し図5を参照して説明する。まず図2には、衣類乾燥機
全体の外箱1を示しており、前面部のほゞ中央に衣類出
入口2を開閉する扉3を枢設している。外箱1の内部に
は乾燥室を構成するドラム4を収容しており、収容した
ドラム4は、その前面部に形成した径大な開口部5を、
外箱1内の前部に設けたドラム支え6に回転可能に支承
せしめ、後面部の中心部に設けた軸7を、外箱1内の後
部に設けた支持板8に同じく回転可能に支承せしめてい
る。ドラム4外の外箱1内上部にはモータ9を配設して
おり、このモータ9によりベルト10を介してドラム4
を回転させるようにしている。
【0030】又、ドラム4の後部には多数の小孔を穿設
して出気口11を形成しており、この出気口11をドラ
ム4内側でフィルタ12により覆い、他方、ドラム4外
の後方でファンケーシング13を連通させ、該ファンケ
ーシング13には下方でダクト14を連通させて、この
ダクト14の先端部を、前記ドラム支え6の下部に多数
の小孔を穿設して形成した入気口15に連通させてい
る。上記ファンケーシング13内には、それを前後に仕
切るように両翼形の熱交換器を兼ねるファン16を配設
しており、このファン16を、前記モータ9により、ベ
ルト17を介して回転させるようにしている。
【0031】ここで、ファン16が回転されると、矢印
で示すように、ドラム4内の空気が出気口11からファ
ンケーシング13内の前部に吸入されて、ダクト14内
へと吐出される一方、機外の空気が外箱背板18の中央
部に形成した外気取入口19からファンケーシング13
内の後部に吸入されて、外箱背板18の下部に形成した
外気戻し口20から機外へ排出されるものであり、これ
らによって、ファンケーシング13内では、ドラム4内
の空気と機外の空気とがファン16を境に接して熱交換
され、ドラム4内空気の除湿が行なわれる。よって、ダ
クト14内には除湿されたドラム4内空気が通り、それ
が入気口15からドラム4内に供給される。
【0032】しかして、ダクト14先端部の入気口15
裏側部分にはヒータ21を配設しており、これが発熱す
るときに、ダクト14内を通る上記ドラム4内の空気が
加熱されて、ドラム4内には熱風が供給され、発熱しな
いときには、ダクト14内を通る上記ドラム4内の空気
は加熱されず、ドラム4内には冷風が供給されるように
なっている。
【0033】又、ダクト14の途中部の下部には、主と
して上述のファンケーシング13内での除湿により生成
されて滴下する露を排出する排水口22を形成すると共
に、加湿装置23を設けている。この加湿装置23は、
貯水タンク部24と、この貯水タンク部24の内底部に
シール材25を介し挿通して設けた例えばシーズ線ある
いは防水構造のセラミックヒータから成るヒータ26、
及び貯水タンク部24の前部から突設されて外箱1の前
方に突出した給水口27から成るものであり、ダクト1
4内、すなわち該ダクト14による前記ドラム4内(乾
燥室)への送風経路に臨んでいる。なお、給水口27か
ら供給される水が貯水タンク部24から溢れると、それ
は上記排水口22から排出されるようになっている。
又、貯水タンク部24内には水温センサ28をも設けて
いる。
【0034】以上に対して、図3には、外箱1の前面部
に設けた操作パネル29を示しており、「コース切換」
用キースイッチ30と、これにより設定される「標
準」,「念入」,「アイロン」,及び「吸湿」の各コー
スをそれぞれに表示する表示部31〜34、「吸湿運
転」用キースイッチ35、これにより設定される「吸湿
仕上げ」の運転を表示する表示部36、「スタート・一
時停止」用キースイッチ37、電源の「ON」用キース
イッチ38、同「OFF」用キースイッチ39を有して
いる。
【0035】又、図4には、図2に示す回路基板40に
実装されて外箱1内の上部に設けた制御回路の主要構成
部品を示しており、その中枢であるマイクロコンピュー
タ41は制御手段として機能するようになっていて、電
源42から整流回路43を介して必要な直流電源が供給
されるようになっている。又、このマイクロコンピュー
タ41には、前記ドラム4内に臨ませてドラム支え6の
下部に取付けた電極44から検出回路45を介して被乾
燥衣類の乾燥率検出信号が入力されるようになってい
る。
【0036】そしてそのほか、マイクロコンピュータ4
1には、前記操作パネル29の電源スイッチ38,39
を除く各種スイッチから成るスイッチ入力部より各種ス
イッチ信号が、又、ドラム4内の温度を検出するように
設けた温度センサ46(図2参照)からその温度検出信
号が、更に、クロックパルス発生回路47からクロック
パルスが、そして、前記加湿装置23の水温センサ28
から水温検出信号がそれぞれ入力されるようになってお
り、それらの入力並びにあらかじめ記憶した制御プログ
ラムに基づいて、マイクロコンピュータ41は、前記モ
ータ9とヒータ21,26並びにブザー48を駆動する
ための駆動回路49にその駆動制御信号を与えるように
なっている。又、電源42から上記モータ9及びヒータ
21,26並びにブザー48へと至る回路には前記電源
スイッチ38,39を介挿接続している。
【0037】次に、上記構成のもののマイクロコンピュ
ータ41の機能に基づく作用について説明する。まず、
電源スイッチ(「ON」用キースイッチ)38が操作さ
れて、スタートスイッチ37が操作されると、マイクロ
コンピュータ41は、図1に示すように、乾燥運転を開
始(スタート)して、その最初に、使用者による操作入
力の読込みをする(ステップS1)。次に、その読込み
結果から、設定コースが「吸湿コース」であるか(「コ
ース切換」用キースイッチ30で「吸湿コース」が設定
されたか)否かの判断をし(ステップS2)、「吸湿コ
ース」ではない(「吸湿コース」以外の「標準コース」
や「念入コース」あるいは「アイロンコース」である)
と判断されれば、モータ9に通電すると共に、ヒータ2
1に通電する(ステップS3)。これによって、ドラム
4が回転されると共に、ファン16が回転され、ドラム
4内には熱風が供給される。
【0038】この状況で、次に、マイクロコンピュータ
41は、電極44から検出回路45を介して入力される
乾燥率信号により、被乾燥衣類が乾燥したか否かの判断
をし(ステップS4)、乾燥したと判断されたところ
で、残り20分間の継続運転をし(ステップS5)、そ
の後、ヒータ21の通電を断って乾燥運転を終了する
(ステップS6)。
【0039】そして更にその後、前記ステップS1での
読込み結果から、「吸湿運転」を行なうのか(「吸湿運
転」用キースイッチ35で「吸湿仕上げ」の運転を行な
うように設定されたか)否かの判断をし(ステップS
7)、行なわないと判断されれば、モータ9のみ通電し
続けてドラム4の回転とドラム4内への送風(冷風)と
を10分間行ない(ステップS8)、その後、モータ9
の通電も断って(ステップS9)、全運転を終了(エン
ド)する。
【0040】これに対して、ステップS7で「吸湿運
転」を行なうと判断されれば、マイクロコンピュータ4
1は、ヒータ26に通電する(ステップS10)。する
と、加湿装置23の貯水タンク部24に給水口27から
あらかじめ供給された水が加熱されてやがて沸騰し蒸気
を発生するから、その蒸気がダクト14内を通る風に運
ばれてドラム4内に供給され、該ドラム4内の被乾燥衣
類に湿気として与えられる。よって、その被乾燥衣類が
吸湿し電気抵抗が下がるから、水分が電気の通り道とな
って、帯電電気(静電気)が漏洩し、取り出し時に使用
者の手指との間で放電が生じるということがなくなる。
【0041】なお、上述のヒータ26の通電は、その
後、所定の20分間が経過したと判断されるまで行なう
もので(ステップS11)、又、その20分間は、水温
センサ28からの水温検出信号に基づいて、貯水タンク
部24内の水温が例えば65[℃]を上回ったらヒータ
26の通電を断ち、55[℃]を下回ったらヒータ26
の通電を再開するという内容で行なう(ステップS1
2)。これらの温度は、入浴時の浴槽内の水温を基準に
して、それより若干高めに設定している。そして、ステ
ップS11で20分間が経過したと判断されるようにな
ると、ヒータ21の通電を断ち(ステップS13)、ス
テップS8,S9に進んで、全運転を終了する。
【0042】一方、先のステップS2で設定コースが
「吸湿コース」であると判断されれば、モータ9にのみ
通電してドラム4の回転とドラム4内への送風(冷風)
とを行ない(ステップS14)、その後、ステップS1
0〜S13に進んで加湿運転を行ない、更にその後、ス
テップS8,S9に進んで、全運転を終了(エンド)す
る。
【0043】このように本構成のものでは、加湿装置2
3による湿気を被乾燥衣類に与える運転を乾燥運転後に
引き続き行なって運転を終了するコースと、乾燥運転の
みを行なって運転を終了するコースとを選択実行できる
もので、これにより、被乾燥衣類の種類別に、静電気を
帯びず、又、乾燥度も高いバランスの取れた仕上り具合
を得ることができる。
【0044】すなわち、木綿や麻等の天然繊維から成る
被乾燥衣類は、元来、繊維の水分率が高く、静電気を帯
びにくい。このような被乾燥衣類については、乾燥運転
のみを行なって運転を終了するコースを実行することに
より、不必要な湿気を与えず、乾燥度を充分なままに仕
上げることができる。これに対して、化学繊維は、繊維
の水分率が低く、静電気を帯びやすい。しかし、この化
学繊維は吸湿性が低く、乾燥運転後に被乾燥衣類に湿気
を与えても、乾燥度の落ちは少ない。従って、このよう
な被乾燥衣類については、加湿装置23による湿気を被
乾燥衣類に与える運転を乾燥運転後に引き続き行なって
運転を終了するコースを実行することにより、静電気を
帯びず、それでいて乾燥度も充分に高いままの仕上がり
効果を得ることができるのである。
【0045】一方、本構成のものでは、加湿装置23の
貯水タンク部24に貯留した水をヒータ26により加熱
することによる高温蒸気により加湿する吸湿運転を単独
にも実行できるもので、これにより下記の効果を得るこ
とができる。
【0046】すなわち、上述の高温蒸気による吸湿運転
を行なうと、衣類には適当な温度と湿気が与えられるも
ので、それにより、しわの付いた衣類については、繊維
が弾性を回復ししわが取られるから、着用することによ
ってしわの付いた衣類のしわ取りが効果的にできる。
又、衣類に付いた煙草や焼き肉あるいは各種薬用品等の
臭いは、その原因物質が揮発性物質であり、徐々に揮発
することから感じられるのであるが、それを全部揮発さ
せてやることにより取除くことができる。この揮発性物
質を全部揮発させるには、熱を効率良く与えることが必
要であり、それについては、熱エネルギーを伝導する媒
体として、上述の水を加熱することにより発生した蒸気
が、空気を加熱して熱エネルギーを伝導するより効率良
く働くから、それによる吸湿運転を実行することによ
り、図5に示すように、臭いの原因物質に熱エネルギー
を効率良く伝導し得てその揮発を促進させ得、もって、
臭い取りも効率良く行なうことができる。
【0047】加えて、本構成のものでは、加湿装置23
をドラム(乾燥室)4に対する送風経路であるダクト1
4内に臨ませて設けたことにより、そのダクト14内を
通る風に湿気を与えてドラム4内に効率良く運ばせるこ
とができ、もって、衣類の加湿も効率良く行なうことが
できる。
【0048】以上に対して、図6ないし図8は本発明の
第2実施例を示すもので、上記第1実施例との相違点の
みを述べれば、まず図6に示すように、加湿装置23と
ドラム4の入気口15との間に湿度検出手段として機能
する湿度センサ50を設け、これの湿度検出信号を図7
に示すように検出回路51を介してマイクロコンピュー
タ41に入力し、その入力に基づいてマイクロコンピュ
ータ41を図8に示すごとく機能させるようにしたとこ
ろにある。
【0049】すなわち、ステップS7で「吸湿運転」を
行なうと判断されたとき、マイクロコンピュータ41
は、ヒータ26に通電するステップS10を経た後に、
上記湿度センサ50から検出回路51を介して入力され
る湿度検出信号により、ドラム4内に供給される湿気が
相対湿度で75[%]以上あるか否かの判断をし(ステ
ップS15)、75[%]以上あると判断されて初めて
ステップS11に進むようにしたのである。
【0050】従って、この場合、加湿装置23が水を加
熱することにより発生する蒸気により加湿するものであ
るから、水温が低いときに蒸気を充分に発生させ得ない
という事情を有するものの、ドラム4内に供給される湿
気の相対湿度が75[%]以上になったと判断されて初
めてその後に所定の20分間の加湿運転を行なうように
なるから、必要な加湿運転を所定時間でも所定値以上の
湿度で充分に行なうことができ、静電気の除去を充分に
行なうことができる。
【0051】又、この場合、湿度センサ50を加湿装置
23とドラム4の入気口15との間に設けたことによ
り、加湿装置23で発生してドラム4内に供給される湿
気の検出がより正確にでき、よって、従って上述の加湿
装置23からの蒸気の発生状況に合わせた加湿運転も、
より的確に行なうことができる。
【0052】なお、このような運転の制御は、ステップ
S2で設定コースが「吸湿コース」であると判断された
ときにも同様に行なうようにしている。
【0053】図9は本発明の第3実施例を示すもので、
これについては、上記第2実施例との相違点のみを述べ
る。このものの場合、まず、電極44を前述の被乾燥衣
類の乾燥率を検出する乾燥率検出手段として機能させる
と共に、被乾燥衣類の静電気を検出する静電気検出手段
としても機能させるようにし、よって、該電極44から
は被乾燥衣類の乾燥率検出信号と共に静電気検出信号を
検出回路45を介してマイクロコンピュータ41に入力
するようにしており、その入力に基づいてマイクロコン
ピュータ41を図9に示すごとく機能させるようにして
いる。
【0054】すなわち、ヒータ21の通電を断って乾燥
運転を終了するステップS6の後に、先の「吸湿運転」
を行なうのか否かの判断(ステップS7)に代えて、上
記電極44から検出回路45を介して入力される静電気
検出信号により、被乾燥衣類が静電気を帯びているか否
かの判断をし(ステップS16)、帯びていないと判断
されれば、ステップS8,S9に進んで、全運転を終了
し、帯びていると判断されたときのみ、ステップS10
同様のヒータ26の通電(ステップS17)、ステップ
S15同様の湿度の判断(ステップS18)、ステップ
S12同様のヒータ26の通断電制御(ステップS1
9)を行なって、加湿装置23による湿気を被乾燥衣類
に与える運転を行なう。
【0055】そして、その後、上記電極44から検出回
路45を介して入力される静電気検出信号により、被乾
燥衣類が帯びた静電気が所定の量以下例えば無くなった
か否かの判断をし(ステップS20)、無くなった(所
定の量以下である)と判断されたところで、ステップS
13,S8,S9に進んで、全運転を終了する。
【0056】従って、この場合、被乾燥衣類の量や質あ
るいは季節の如何で、静電気が起きやすかったり起きに
くかったりするのに対して、静電気が実際にある状況で
のみ加湿運転を行なうことができ、ない状況では加湿運
転を行なわないで済むから、電力や水を無駄に消費する
ことを避けることができる。
【0057】加えて、その場合、加湿装置23による湿
気を被乾燥衣類に与える運転を、検出される静電気が所
定の量以下となるまで実行するようにしたことにより、
静電気が所定の量以下となってからの加湿運転を行なわ
ずに済ませ得、電力や水を無駄に消費することを更に避
けることができる。
【0058】なお、帯電防止のための加湿運転を伴った
乾燥運転コースを選択実行する分には、加湿装置23は
水を加熱するのではなく、超音波等により霧化して加湿
するものであっても良い。又、加湿運転を単独のコース
で実行する分には、乾燥室はドラム4でなくキャビネッ
ト構造で被乾燥衣類をハンガー等により吊り下げ収容す
るものであっても良い。
【0059】そのほか、本発明は上記し且つ図面に示し
た実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱し
ない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0060】
【発明の効果】本発明の衣類乾燥機は以上説明したとお
りのもので、下記の効果を奏する。請求項1の衣類乾燥
機においては、被乾燥衣類を収容して回転されるドラム
を乾燥室として具え、このドラムの内部に熱風を供給し
て被乾燥衣類を乾燥させるようにしたものにあって、加
湿装置を具え、この加湿装置による湿気を前記被乾燥衣
類に与える運転を前記乾燥運転後に引き続き行なって運
転を終了するコースと、乾燥運転のみを行なって運転を
終了するコースとを選択実行し得るようにしたことによ
り、乾燥運転後に被乾燥衣類に湿気を与える運転を必要
に応じてのみ行なうことができ、もって、静電気を帯び
ず、又、乾燥度も高いバランスの取れた仕上り具合を得
ることができる。
【0061】請求項2の衣類乾燥機においては、被乾燥
衣類を収容した乾燥室に熱風を供給して被乾燥衣類を乾
燥させるようにしたものにあって、水を加熱することに
より発生する蒸気により加湿する加湿装置を具え、この
加湿装置による湿気を衣類に与える運転を行なうコース
を前記乾燥運転を行なうコースとは別個に選択実行し得
るようにしたことにより、衣類のしわ取り、臭い取りを
効果的に行なうことができる。
【0062】請求項3の衣類乾燥機においては、上記両
構成にあって、加湿装置を乾燥室に対する送風経路に臨
ませて設けたことにより、その送風経路を経る風に湿気
を与えて乾燥室に効率良く運ばせ得、もって衣類の加湿
を効率良く行なうことができる。
【0063】請求項4の衣類乾燥機においては、被乾燥
衣類を収容して回転されるドラムを乾燥室として具え、
このドラムの内部に熱風を供給して被乾燥衣類を乾燥さ
せるようにしたものにおいて、水を加熱することにより
発生する蒸気により加湿する加湿装置を具えると共に、
その発生湿度を検出する湿度検出手段を具え、その湿度
検出手段による検出結果に基づいて、発生湿度が所定値
以上であると判断されたことを条件に、前記加湿装置に
よる湿気を前記被乾燥衣類に与える運転を前記乾燥運転
後に所定時間実行するようにしたことにより、乾燥運転
後に被乾燥衣類に湿気を与える運転を、加湿装置からの
蒸気の発生状況に合わせて充分に行なうことができて、
静電気の除去効果を充分に得ることができる。
【0064】請求項5の衣類乾燥機においては、上記構
成にあって、湿度検出手段を、加湿装置とこれによる湿
気をドラム内に供給するドラムの入気口との間に設けた
ことにより、加湿装置で発生してドラム内に供給される
湿気の検出がより正確にでき、よって、従って上述の加
湿装置からの蒸気の発生状況に合わせた加湿運転を、よ
り的確に行なうことができる。
【0065】請求項6の衣類乾燥機においては、被乾燥
衣類を収容して回転されるドラムを乾燥室として具え、
このドラムの内部に熱風を供給して被乾燥衣類を乾燥さ
せるようにしたものにおいて、加湿装置を具えると共
に、前記被乾燥衣類の静電気を検出する静電気検出手段
を具え、その静電気検出手段による検出結果に基づいて
静電気があると判断されたときに前記加湿装置による湿
気を前記被乾燥衣類に与える運転を前記乾燥運転後に実
行するようにしたことにより、静電気が実際にある状況
でのみ加湿運転を行なうことができ、ない状況では加湿
運転を行なわないで済むから、電力や水を無駄に消費す
ることを避けることができる。
【0066】請求項7の衣類乾燥機においては、上記構
成にあって、制御手段が、静電気検出手段により検出さ
れる静電気が所定の量以下となるまで加湿装置による湿
気を被乾燥衣類に与える運転を実行するようにしたこと
により、静電気が所定の量以下となってからの加湿運転
を行なわずに済ませ得、電力や水を無駄に消費すること
を更に避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す作用説明用のフロー
チャート
【図2】一部を破断した衣類乾燥機全体の縦断側面図
【図3】操作パネルの正面図
【図4】概略電気構成図
【図5】衣類の臭い取りの原理を示す説明図
【図6】本発明の第2実施例を示す図2相当図
【図7】図4相当図
【図8】図1相当図
【図9】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【符号の説明】
4はドラム(乾燥室)、9はモータ、14はダクト(送
風経路)、16はファン、21はヒータ、23は加湿装
置、24は貯水タンク部、26はヒータ、30は「コー
ス切換」用キースイッチ、35は「吸湿運転」用キース
イッチ、41はマイクロコンピュータ(制御手段)、4
4は電極(静電気検出手段)、50は湿度センサ(湿度
検出手段)を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被乾燥衣類を収容して回転されるドラム
    を乾燥室として具え、このドラムの内部に熱風を供給し
    て被乾燥衣類を乾燥させるようにしたものにおいて、加
    湿装置を具え、且つ、この加湿装置による湿気を前記被
    乾燥衣類に与える運転を前記乾燥運転後に引き続き行な
    って運転を終了するコースと、乾燥運転のみを行なって
    運転を終了するコースとを選択実行する制御手段を具え
    たことを特徴とする衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】 被乾燥衣類を収容した乾燥室に熱風を供
    給して被乾燥衣類を乾燥させるようにしたものにおい
    て、水を加熱することにより発生する蒸気により加湿す
    る加湿装置を具え、且つ、この加湿装置による湿気を衣
    類に与える運転を行なうコースを前記乾燥運転を行なう
    コースとは別個に選択実行する制御手段を具えたことを
    特徴とする衣類乾燥機。
  3. 【請求項3】 加湿装置を、乾燥室に対する送風経路に
    臨ませて設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    衣類乾燥機。
  4. 【請求項4】 被乾燥衣類を収容して回転されるドラム
    を乾燥室として具え、このドラムの内部に熱風を供給し
    て被乾燥衣類を乾燥させるようにしたものにおいて、水
    を加熱することにより発生する蒸気により加湿する加湿
    装置を具えると共に、その発生湿度を検出する湿度検出
    手段を具え、且つ、その検出結果に基づいて発生湿度が
    所定値以上であると判断されたことを条件に前記加湿装
    置による湿気を前記被乾燥衣類に与える運転を前記乾燥
    運転後に所定時間実行する制御手段を具えたことを特徴
    とする衣類乾燥機。
  5. 【請求項5】 湿度検出手段を、加湿装置とこれによる
    湿気をドラム内に供給するドラムの入気口との間に設け
    たことを特徴とする請求項4記載の衣類乾燥機。
  6. 【請求項6】 被乾燥衣類を収容して回転されるドラム
    を乾燥室として具え、このドラムの内部に熱風を供給し
    て被乾燥衣類を乾燥させるようにしたものにおいて、加
    湿装置を具えると共に、前記被乾燥衣類の静電気を検出
    する静電気検出手段を具え、且つ、その検出結果に基づ
    いて静電気があると判断されたときに前記加湿装置によ
    る湿気を前記被乾燥衣類に与える運転を前記乾燥運転後
    に実行する制御手段を具えたことを特徴とする衣類乾燥
    機。
  7. 【請求項7】 制御手段が、静電気検出手段により検出
    される静電気が所定の量以下となるまで加湿装置による
    湿気を被乾燥衣類に与える運転を実行することを特徴と
    する請求項6記載の衣類乾燥機。
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