JPH10235093A - 乾燥装置 - Google Patents

乾燥装置

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JPH10235093A
JPH10235093A JP9037593A JP3759397A JPH10235093A JP H10235093 A JPH10235093 A JP H10235093A JP 9037593 A JP9037593 A JP 9037593A JP 3759397 A JP3759397 A JP 3759397A JP H10235093 A JPH10235093 A JP H10235093A
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JP
Japan
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temperature
hot air
dried
heat exchanger
detecting means
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JP9037593A
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Eiji Matsuda
栄治 松田
Katsuhiko Sumiya
勝彦 角谷
Shoichi Matsui
正一 松井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • D06F58/02Domestic laundry dryers having dryer drums rotating about a horizontal axis
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    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • D06F58/34Control of operations performed in domestic laundry dryers  characterised by the purpose or target of the control
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    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転ドラム内の温風を熱交換器を含む循環経
路に循環させ、熱交換器内で除湿して被乾燥物を乾燥さ
せる乾燥装置において、熱交換器の除湿能力を向上して
乾燥時間を短縮するとともに小型にし、被乾燥物の乾燥
度合いを精度よく検知する。 【解決手段】 略水平方向に回転軸を有する回転ドラム
1内に被乾燥物を収納し、送風ファン19により回転ド
ラム1内の温風を循環する循環経路16内に、回転ドラ
ム1内の湿気を含む温風を水で直接熱交換する熱交換器
18と、温風ヒータ22とを設け、熱交換器18で熱交
換作用に供した水の温度と、循環経路16を循環する温
風の温度との差温で、回転ドラム1内の被乾燥物の乾燥
度合いを検知するように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転ドラム内の温
風を熱交換器を含む循環経路に循環させ、熱交換器内で
除湿して被乾燥物を乾燥させる乾燥装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の乾燥装置は、回転ドラム
内の温風を循環させる循環経路にヒータと熱交換器を設
け、熱交換器を冷却ファンによって外部から冷却し、熱
交換器内で湿気を含む温風を結露させ、回転ドラム内の
被乾燥物に含まれる水分を除湿し、除湿した空気をヒー
タにより加熱して再度回転ドラムに供給して乾燥するよ
うに構成していた。
【0003】また、回転ドラム内の温風を循環させる循
環経路にヒータと熱交換型両翼ファンを設け、熱交換型
両翼ファンによって循環経路内に湿気を含む温風を循環
させるとともに、外部から冷却して湿気を含む温風を結
露させ、回転ドラム内の被乾燥物に含まれる水分を除湿
し、除湿した空気をヒータにより加熱して再度回転ドラ
ムに供給して乾燥するように構成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このよう従来の構成で
は、熱交換器または熱交換型両翼ファンは、空冷によっ
て冷却するため、放熱面積を大きくする必要があること
から大型になるという問題があり、また、周囲温度が高
くなると、冷却能力が低下するため、除湿能力が低下し
て乾燥時間が長くなり、さらに、熱交換器または熱交換
型両翼ファンを冷却した空気は、室内に放散するため、
室内の温度が上昇するという問題を有していた。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、熱交
換器の除湿能力を向上して乾燥時間を短縮するとともに
小型にし、被乾燥物の乾燥度合いを精度よく検知するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、略水平方向に回転軸を有する回転ドラム内
に被乾燥物を収納し、送風手段により回転ドラム内の温
風を循環する循環経路内に、回転ドラム内の湿気を含む
温風を水で直接熱交換する熱交換器と、加熱手段とを設
け、熱交換器で熱交換作用に供した水の温度と、循環経
路を循環する温風の温度との差温で、回転ドラム内の被
乾燥物の乾燥度合いを検知するように構成したものであ
る。
【0007】これにより、回転ドラム内の湿気を含む温
風を水で直接熱交換することで、熱交換器の除湿能力を
向上することができて、乾燥時間を短縮できるとともに
小型にすることができ、被乾燥物の乾燥度合いを精度よ
く検知することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、被乾燥物を収納し略水平方向に回転軸を有する回転
ドラムと、送風手段を有する循環経路に設け前記回転ド
ラム内の湿気を含む温風を水で直接熱交換する熱交換器
と、前記循環経路に設けた加熱手段とを備え、前記熱交
換器で熱交換作用に供した水の温度と前記循環経路を循
環する温風の温度との差温で、前記回転ドラム内の被乾
燥物の乾燥度合いを検知するように構成したものであ
り、一般に、水の冷却能力は空気の冷却能力より高いた
め、回転ドラム内の湿気を含む温風を水で直接熱交換す
ることで、熱交換器の除湿能力を向上することができ、
乾燥時間を短縮できるとともに熱交換器を小型にするこ
とができ、また、被乾燥物の減率乾燥期間に入ると、熱
交換器で熱交換作用に供した水の温度は低下し、循環経
路を循環する温風の温度は上昇するため、これらの温度
の差温で、回転ドラム内の被乾燥物の乾燥度合いを精度
よく検知することができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、熱交換器は、底部に回転ドラムと
連結する温風入口部を有し上部に温風出口部を有する略
縦型とし、前記温風入口部近傍に熱交換作用に供した水
の温度を検知する第1の温度検知手段を装着するととも
に、温風出口部近傍に循環する温風の温度を検知する第
2の温度検知手段を装着し、前記第1の温度検知手段の
出力と第2の温度検知手段の出力の差温で、前記回転ド
ラム内の被乾燥物の乾燥度合いを検知するようにしたも
のであり、温風入口部より熱交換器内に入った回転ドラ
ム内の湿気を含む温風は、熱交換器内を上昇しながら水
と熱交換されて温風の湿気分が結露し、この結露した水
は熱交換作用に供した水とともに温風入口部より排出さ
れ、除湿された温風は温風出口部より排出される。熱交
換作用に供した水の温度を第1の温度検知手段により検
知し、循環経路を循環する除湿された温風の温度を第2
の温度検知手段により検知し、これらの温度の差温で、
回転ドラム内の被乾燥物の乾燥度合いを精度よく検知す
ることができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、上記請求項2に
記載の発明において、第2の温度検知手段に代えて、回
転ドラムの出口近傍に循環する温風の温度を検知する第
3の温度検知手段を装着し、第1の温度検知手段の出力
と前記第3の温度検知手段の出力の差温で、前記回転ド
ラム内の被乾燥物の乾燥度合いを検知するようにしたも
のであり、循環経路を循環する温風の温度を回転ドラム
の出口近傍で検知した場合には、熱交換器の温風出口部
近傍で検知した場合に比して、熱交換に供する水の温度
の影響を受けないため、精度よく検知することができ、
回転ドラム内の被乾燥物の乾燥度合いを一層精度よく検
知することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例として洗濯機能を有す
る乾燥装置について、図面を参照しながら説明する。
【0012】(実施例1)図1および図2に示すよう
に、回転ドラム1は、外周部に多数の通水孔2を全面に
設け、外槽3内に回転自在に配設し、回転ドラム1の回
転中心に略水平方向に設けた回転軸4の一端を固定し、
回転ドラム1の開口部に蓋5を開閉自在に設けている。
外槽3は、ランドリー本体6よりばね体7で吊り下げ、
防振ダンパー8により脱水時の振動がランドリー本体6
に伝達されないように防振支持するとともに、脱水時の
振動を低減するバランサー9を設けている。ヒータ10
は、外槽3内の洗濯水を加熱するものである。
【0013】第1のモータ11は、回転ドラム1を低速
N1(たとえば、53rpm)で回転させるもので、第
2のモータ12は、回転ドラム1を高速N2(たとえ
ば、1000rpm)で回転させる。第1のモータ11
と第2のモータ12は、それぞれベルト13、14を介
して従動プーリー15に連結している。なお、第1のモ
ータ11および第2のモータ12は、進相用コンデンサ
を接続したインダクションモータで構成している。
【0014】従動プーリー15は、2種の減速比を有し
ており、第1のモータ11をベルト13を介して減速比
が大きい従動プーリー15aと連結し、第2のモータ1
2をベルト14を介して減速比が小さい従動プーリー1
5bと連結し、回転ドラム1の回転中心に一端を固定し
た回転軸4の他端に固定している。
【0015】循環経路16は、回転ドラム1内の湿気を
含む温風を循環させるもので、回転ドラム1を外包する
外槽3の側面に接続したホース17と、このホース17
に接続した逆L字状の熱交換器18と、送風ファン(送
風手段)19を回転自在の収納したファンケース20
と、このファンケース20と回転ドラム1の前面とを接
続するダクト21とで構成し、ダクト21内に温風ヒー
タ(加熱手段)22を設けている。送風ファン19はフ
ァンモータ23により回転させるように構成している。
【0016】熱交換器18は、図3に示すように、垂直
部18aを有する逆L字状で、底部に回転ドラム1を外
包する外槽3にホース17を介して連結する温風入口部
24を設け、上部に温風出口部25を設けている。給水
口26は、第1の給水弁27と給水ホース28を介して
接続し、熱交換作用に供する水を給水する。温風入口部
24の近傍に熱交換作用に供した水の温度を検知する第
1の温度検知手段29を装着し、温風出口部25の近傍
に循環する温風の温度を検知する第2の温度検知手段3
0を装着している。なお、第1の温度検知手段29およ
び第2の温度検知手段30は、サーミスタで構成してい
る。
【0017】制御装置31は、第1のモータ11、第2
のモータ12などを制御するもので、図4に示すように
構成している。制御手段32は、マイクロコンピュータ
で構成し、双方向性サイリスタなどで構成したパワース
イッチング手段33を介して、ヒータ10、第1のモー
タ11、第2のモータ12、温風ヒータ22、ファンモ
ータ23、第1の給水弁27、第2の給水弁34、排水
ポンプ35などを制御し、洗濯、すすぎ、脱水の一連の
洗濯行程を逐次制御し、洗濯行程につづいて乾燥行程を
制御する。ヒータ10は、外槽3内の洗濯水を加熱し、
第2の給水弁34は洗濯行程で外槽3内の給水し、排水
ポンプ35は外槽3内の洗濯水を排水するものである。
【0018】入力設定手段36は、使用者が必要な設定
コース、動作のスタートなどを入力するもので、制御手
段32に入力している。表示手段37は、入力設定手段
36による設定内容、動作状態などを表示する。水位検
知手段38は、洗濯行程で外槽3内の水位を検知し、水
温検知手段39は、外槽3内の水温を検知して、それぞ
れ制御手段32に入力している。回転数検知手段40
は、第1のモータ11の回転数を検知することで回転ド
ラム1の回転数を検知し、制御手段32に入力してい
る。記憶手段41は、一連の制御に必要なデータなどを
記憶している。なお、42は電源スイッチ、43は商用
電源である。
【0019】制御手段32は、温風入口部24の近傍に
装着し熱交換作用に供した水の温度を検知する第1の温
度検知手段29の出力と、温風出口部25の近傍に装着
し循環する温風の温度を検知する第2の温度検知手段3
0の出力とを入力し、第1の温度検知手段29の出力と
第2の温度検知手段30の出力の差温で、回転ドラム1
内の被乾燥物の乾燥度合いを検知するようにしている。
【0020】上記構成において動作を説明する。なお、
洗濯行程での動作は説明を省略する。
【0021】蓋5を開いて回転ドラム1内に被乾燥物を
投入し、電源スイッチ42をオンした後、入力設定手段
36により所定の設定をしてスタートスイッチ(図示せ
ず)をオンして動作を開始すると、回転ドラム1は第1
のモータ11によって低速N1で回転駆動され、回転ド
ラム1内の被乾燥物は持ち上げられて落下される。
【0022】このとき、ファンモータ23により送風フ
ァン19を回転させ、温風ヒータ22により加熱した温
風を回転ドラム1に供給し、回転ドラム1内の被乾燥物
を加熱する。この被乾燥物に加熱によって発生した湿気
を含む温風は、外槽3の側面からホース17を通して温
風入口部24より熱交換器18内に入る。
【0023】一方、熱交換器18には、第1の給水弁2
7より給水ホース28、給水口26を通して、たとえ
ば、毎分0.4リッターの給水量で給水している。給水
口26から給水された水は、熱交換器18の底面18b
に沿って流れ、下端部18cより滴下される。この滴下
された水は、温風入口部24より入った温風により吹き
上げられる。
【0024】このため、熱交換器18内に入った回転ド
ラム1内の湿気を含む温風は、水とともに熱交換器18
内を上昇しながら水と熱交換されて温風の湿気分が結露
する。この結露した水は、熱交換作用に供した水ととも
に、下方に流れて温風入口部24より排出され、ホース
17を通って外槽3内に入り、排水ポンプ35により機
外に排出される。また、熱交換器18内で除湿された温
風は、温風出口部25より排出され、循環経路16を通
り、温風ヒータ22で加熱され、回転ドラム1に還流さ
れて、回転ドラム1内の被乾燥物を乾燥する。
【0025】循環経路16を循環する除湿された温風の
温度を検知する第2の温度検知手段30の出力は、予熱
乾燥期間、恒率乾燥期間を経て減率乾燥期間に入ると、
温度が高くなるように変化する。一方、熱交換作用に供
した水の温度を検知する第1の温度検知手段29の出力
は、予熱乾燥期間、恒率乾燥期間は第2の温度検知手段
30の出力と同様の変化をする(温度の絶対値は第2の
温度検知手段30の出力が高い)が、減率乾燥期間に入
ると、温度が低くなるように変化する。
【0026】その結果、第2の温度検知手段30の出力
と、第1の温度検知手段29の出力との差温で、回転ド
ラム1内の被乾燥物の乾燥度合いを精度よく検知するこ
とができる。
【0027】なお、上記実施例では、乾燥行程を設定し
たときの動作を説明しているが、洗濯行程につづいて乾
燥行程に入ったときも、同様に動作する。
【0028】(実施例2)図5に示すように、第3の温
度検知手段44は、サーミスタで構成し、回転ドラム1
を外包する外槽3の側面に接続したホース17に装着
し、循環する温風の温度を回転ドラム1の出口近傍で検
知するようにしている。
【0029】図4における制御手段32は、第2の温度
検知手段30に代えて、第3の温度検知手段44の出力
を入力し、第1の温度検知手段29の出力と第3の温度
検知手段44の出力の差温で、回転ドラム1内の被乾燥
物の乾燥度合いを検知するようにしている。他の構成は
上記実施例1と同じである。
【0030】上記構成において動作を説明する。なお、
温風を循環経路16内に循環させて、回転ドラム1内の
被乾燥物を乾燥させる動作については、上記実施例1と
同じであるので説明を省略する。
【0031】循環経路16を循環する温風の温度を回転
ドラム1の出口近傍で検知した場合は、上記実施例1の
熱交換器18の温風出口部25の近傍で検知する第2の
温度検知手段30の出力と同様に、予熱乾燥期間、恒率
乾燥期間を経て減率乾燥期間に入ると、温度が高くなる
ように変化し、熱交換器18の温風出口部25の近傍で
検知した場合に比して、熱交換に供する水の温度の影響
を受けないため、精度よく検知することができ、回転ド
ラム1内の被乾燥物の乾燥度合いを一層精度よく検知す
ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、被乾燥物を収納し略水平方向に回転軸を
有する回転ドラムと、送風手段を有する循環経路に設け
前記回転ドラム内の湿気を含む温風を水で直接熱交換す
る熱交換器と、前記循環経路に設けた加熱手段とを備
え、前記熱交換器で熱交換作用に供した水の温度と前記
循環経路を循環する温風の温度との差温で、前記回転ド
ラム内の被乾燥物の乾燥度合いを検知するように構成し
たから、回転ドラム内の湿気を含む温風を水で直接熱交
換することで、熱交換器の除湿能力を向上することがで
き、乾燥時間を短縮できるとともに熱交換器を小型にす
ることができ、また、被乾燥物の減率乾燥期間に入る
と、熱交換器で熱交換作用に供した水の温度は低下し、
循環経路を循環する温風の温度は上昇するため、これら
の温度の差温で、回転ドラム内の被乾燥物の乾燥度合い
を精度よく検知することができる。
【0033】また、請求項2に記載の発明によれば、熱
交換器は、底部に回転ドラムと連結する温風入口部を有
し上部に温風出口部を有する略縦型とし、前記温風入口
部近傍に熱交換作用に供した水の温度を検知する第1の
温度検知手段を装着するとともに、温風出口部近傍に循
環する温風の温度を検知する第2の温度検知手段を装着
し、前記第1の温度検知手段の出力と第2の温度検知手
段の出力の差温で、前記回転ドラム内の被乾燥物の乾燥
度合いを検知するようにしたから、温風入口部より熱交
換器内に入った回転ドラム内の湿気を含む温風は、熱交
換器内を上昇しながら水と熱交換されて温風の湿気分が
結露し、この結露した水は熱交換作用に供した水ととも
に温風入口部より排出され、熱交換作用に供した水の温
度を第1の温度検知手段により検知し、循環経路を循環
する除湿された温風の温度を第2の温度検知手段により
検知し、これらの温度の差温で、回転ドラム内の被乾燥
物の乾燥度合いを精度よく検知することができる。
【0034】また、請求項3に記載の発明によれば、第
2の温度検知手段に代えて、回転ドラムの出口近傍に循
環する温風の温度を検知する第3の温度検知手段を装着
し、第1の温度検知手段の出力と前記第3の温度検知手
段の出力の差温で、前記回転ドラム内の被乾燥物の乾燥
度合いを検知するようにしたから、循環経路を循環する
温風の温度を回転ドラムの出口近傍で検知することで、
熱交換に供する水の温度の影響を受けることなく精度よ
く検知することができ、回転ドラム内の被乾燥物の乾燥
度合いを一層精度よく検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の乾燥装置の一部切欠し
た斜視図
【図2】同乾燥装置の断面図
【図3】同乾燥装置の熱交換器の一部切欠した正面図
【図4】同乾燥装置のブロック回路図
【図5】本発明の第2の実施例の乾燥装置の一部切欠し
た斜視図
【符号の説明】
1 回転ドラム 4 回転軸 16 循環経路 18 熱交換器 19 送風ファン(送風手段) 22 温風ヒータ(加熱手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被乾燥物を収納し略水平方向に回転軸を
    有する回転ドラムと、送風手段を有する循環経路に設け
    前記回転ドラム内の湿気を含む温風を水で直接熱交換す
    る熱交換器と、前記循環経路に設けた加熱手段とを備
    え、前記熱交換器で熱交換作用に供した水の温度と前記
    循環経路を循環する温風の温度との差温で、前記回転ド
    ラム内の被乾燥物の乾燥度合いを検知するように構成し
    た乾燥装置。
  2. 【請求項2】 熱交換器は、底部に回転ドラムと連結す
    る温風入口部を有し上部に温風出口部を有する略縦型と
    し、前記温風入口部近傍に熱交換作用に供した水の温度
    を検知する第1の温度検知手段を装着するとともに、温
    風出口部近傍に循環する温風の温度を検知する第2の温
    度検知手段を装着し、前記第1の温度検知手段の出力と
    第2の温度検知手段の出力の差温で、前記回転ドラム内
    の被乾燥物の乾燥度合いを検知するようにした請求項1
    記載の乾燥装置。
  3. 【請求項3】 第2の温度検知手段に代えて、回転ドラ
    ムの出口近傍に循環する温風の温度を検知する第3の温
    度検知手段を装着し、第1の温度検知手段の出力と前記
    第3の温度検知手段の出力の差温で、前記回転ドラム内
    の被乾燥物の乾燥度合いを検知するようにした請求項2
    記載の乾燥装置。
JP9037593A 1997-02-21 1997-02-21 乾燥装置 Pending JPH10235093A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9037593A JPH10235093A (ja) 1997-02-21 1997-02-21 乾燥装置
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JP9037593A JPH10235093A (ja) 1997-02-21 1997-02-21 乾燥装置

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JP9037593A Pending JPH10235093A (ja) 1997-02-21 1997-02-21 乾燥装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113756055A (zh) * 2021-09-28 2021-12-07 珠海格力电器股份有限公司 一种洗涤筒组件、洗衣机和烘干降温方法

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