JPH0464389A - 乾燥洗濯機 - Google Patents

乾燥洗濯機

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Publication number
JPH0464389A
JPH0464389A JP2175128A JP17512890A JPH0464389A JP H0464389 A JPH0464389 A JP H0464389A JP 2175128 A JP2175128 A JP 2175128A JP 17512890 A JP17512890 A JP 17512890A JP H0464389 A JPH0464389 A JP H0464389A
Authority
JP
Japan
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water
temperature
washing
tank
tub
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Pending
Application number
JP2175128A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Shimano
島野 正義
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0464389A publication Critical patent/JPH0464389A/ja
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、洗濯物の洗濯、すすぎ、脱水及び乾燥の各動
作を実行可能な乾燥洗濯機に関するものである。
[従来技術〕 この出願の発明者らは、既に以下に述べるような脱水乾
燥洗濯機を創案した。この脱水乾燥洗濯機は、本体内に
水を収容可能な外槽を配設し、その外槽の内部には垂直
軸線の周りで回転可能な支持体を設けると共に、その支
持体には洗濯物を収容するための内槽を水平軸線の周り
で回転可能に配設した構成となっている。
そして、洗濯物を収容した内槽の内部に水位か達するよ
うに、外槽内に水を供給した状態で、内槽を前記水平軸
線の周りで回転させることにより、洗濯物の洗濯を行う
ようになっている。
この時、温水での洗濯を可能とするために外槽の底部と
支持体の底部との間の空間内に、洗濯水を加温するため
の水加熱ヒータを設けている。
又、外槽内の水を排出した後、支持体を内槽と一体的に
前記垂直軸線の周りで高速回転させることにより、洗濯
物の脱水を行うようになっている。
さらに、空気加熱ヒータから内槽の内部に温風を供給し
て洗濯物の乾燥を行うようになっている。
[発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、洗濯水を加温するための水加熱手段には
、洗濯水温度を衣類の洗濯に適した温度にコントロール
するために洗濯水温度の検知か必要となる。
また、洗濯物を乾燥させるための温風を供給する空気加
熱手段には、槽内温度が衣類を傷めるような温度になら
ないようにコントロールするために槽内雰囲気温度の検
知か必要となる。
従って、温度センサーか最低2個必要となり、制御手段
が複雑となり、コスト高の要因ともなる。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、その目的とするところは最少限の温度センサ
ーで水加熱ヒータ及び空気加熱ヒータをコントロールす
るための温度を検知し、水温あるいは槽内雰囲気温度の
過昇による衣類の損傷かおこらないようにすると共に、
制御手段を安価に構成できる乾燥洗濯機を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために本発明は、洗濯機本体と、そ
の洗濯機本体内に設けられ洗濯水を貯溜するための外槽
と、その外槽内に垂直軸線の周りで回転可能に支持され
た支持体と、その支持体に水平軸線若しくは水平軸線に
対して所定角度で傾斜した傾斜軸線の周りで回転可能に
支持されると共に、周壁に多数の小孔を透設し、かつ洗
濯物を収容可能な内槽と、前記洗濯機本体内に設けられ
、前記外槽内に温風を供給し、前記内槽内の洗濯物を乾
燥させるための空気加熱ヒータと、外槽の底部と支持体
の底部との間の空間内に設けられ、洗濯水を加温するた
めの水加熱ヒータとよるなる乾燥洗濯機において、外槽
底面から上方に間隔を置いた前記空間内に、1個の温度
センサーを設け、洗濯時には洗濯水温を検知し、それに
基づいて水加熱ヒータを制御し、乾燥時には温風温度を
検知し、それに基いて空気加熱ヒータを制御する制御手
段を備えていることである。
[作用] 上記の構成を有する本発明の乾燥洗濯機においては、洗
濯時には洗濯水を加温するための水加熱ヒータが作動さ
れると、洗濯水が加温される。さらに洗濯用駆動手段が
間歇的に作動されると、内槽が水平軸線の周りで回転さ
れて洗濯水が適度に撹拌され、洗濯水温度が均一になる
外槽底部に設けられた温度センサーはこの時の洗濯水温
を検知し、その情報を制御手段に伝え、洗濯水温を適切
にコントロールさせる。
次に乾燥時には温風を供給する空気加熱ヒータが作動さ
れて内槽か水平軸線の周りで回転されると内槽内に収容
した洗濯物の乾燥が行われる。このとき、前記温度セン
サーは今度は槽内の雰囲気温度を検知し、その情報を制
御手段に伝え乾燥温度を適切にコントロールさせる。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。
(本体ケース、外槽及び支持体(中槽)等の関連構成) 本体1はほぼ箱型に形成され、その上部には洗濯物を出
し入れするための開口3を有する本体カバー2が取着さ
れている。本体開閉蓋4は前記開口3に開閉回動可能に
取着され、その下面には熱気や湿気等が外部に漏れるの
を防止するためのパツキン6が取り付けられている。第
4図に示すロック部材7は閉鎖位置の本体開閉蓋4をそ
の位置にロックする。
洗濯水を貯溜するための外槽15は合成樹脂によりほぼ
有底円筒状に形成され、図示しない緩衝支持装置を介し
て前記本体1内に吊下げ支持されており、その上面には
本体カバー2の開口3と対向する開口17か形成されて
いる。可撓性を有するンールド部材18は本体カバー2
の開口3と外槽15の開口17との周縁部間に介装され
、前記外槽15の揺動にかかわらず、常に本体カバー2
と外槽15との間を機密状態に連結して、外槽15内の
熱気や湿気が外槽15と本体1との間に侵入しないよう
にしている。
支持体21は合成樹脂により前記外槽15とほぼ近値の
有底円筒状に形成され、その上端部には環状のバランサ
22が取着されている。支持体21の底部中央は補強用
の全板製の支持板23により形成され、その下面には土
中空軸24が突出固定されている。そして、支持体21
は外槽15内において、土中空軸24を外槽15の底部
のシール部材25を介して貫通させた状態で、垂直軸線
Z−2の周りで回転可能に支持されている。
多数の小孔27は、支持体21の周壁及び底壁並びに支
持板23にそれぞれ所定間隔をおいて透設されている。
又、一対の軸受部28は、支持体21の周壁の中間部に
前後に対向して形成されている。
(内槽の関連構成) 洗濯物を収容するための内槽30は合成樹脂によりほぼ
球状に形成され、二〇内槽30の両側外面には短円筒状
の軸部31が一体に突出形成されている。両軸部31に
は内槽30内の洗濯物の飛び出しを防止するための保護
網32が装着され、一方の軸部31により内槽30内に
温風を導入する導入口33が、他方の軸部31により内
槽30内の温風を排出する排出口34が形成されている
そして、この両軸部31を支持体21の軸受部28にそ
れぞれ嵌合させることにより、内槽30が支持体21内
において水平軸線の周りで回転可能に支持されている。
後述する説明で明らかになるが、洗濯及びすずき時には
、内槽30は前後方向水平軸線X−Xの周りで回転され
、乾燥時には左右方向水平軸線Y−Yの周りで回転され
る。
多数の小孔35は内槽30の周壁に所定間隔をおいて透
設されている。洗濯物を出し入れするための出入口36
は外槽15の開口17と対向するように、前記内槽30
の周壁に形成されている。
多数の小孔38を有する合成樹脂製の蓋体37は内槽3
0の出入口36に開閉回動可能に取着されている。係止
部材42は前記蓋体37に回動可能に支持され、バネ4
3により常には出入口36の開口縁と係合する方向に付
勢されて、この係合により蓋体37を閉鎖位置に係止保
持する。
洗濯物反転用の複数の突条40は前記内槽30の内周面
にその回転軸線とほぼ平行に延びるように、内槽30及
び蓋体37の内面に所定間隔をおいて形成されている。
(駆動機構等の構成) 動力伝達機構としての被動歯車44は内槽30の外周面
に一体に形成されている。
正逆回転可能なモータ51は図示しないブラケット等を
介して前記外槽15の下面に装着され、そのモータ軸に
はモータ冷却用ファン52を備えた駆動プーリ53が固
定されている。
上申空軸54は前記土中空軸24の下方においてそのブ
レーキドラム支持ケース57を介して土中空軸24に連
結されている。そして、この土中空軸24及び上申空軸
54によって、支持体21を回転させる中空の中槽駆動
軸78が構成されている。回転駆動軸58は前記中槽駆
動軸78内にベアリング及び支持メタルを介して相対回
転可能に貫通支持され、その下端には筒状のクラッチ継
手5つと、前記駆動プーリ53にベルト60を介して連
結される被動ブー961とがそれぞれ固定されている。
前記回転駆動軸58の上端には高減速比ハイポイド歯車
機構を構成する駆動側のビニオン63が固定されている
。合成樹脂製の歯車カバー64は支持体21の内底部の
支持板23上に配設されている。横方向に延びる回転軸
66は歯車カバー64内に回転可能に支持され、その一
端には前記ビニオン63に噛み合うハイポイド歯車68
が固定されると共に、他端には前記波動歯車44に噛み
合う駆動歯車69が固定されている。
バネクラッチ71は前記上申空軸54及びクラッチ継手
59に跨かって設けられている。クラッチレバ−107
はバネクラッチ71の近傍に支持されている。そして、
このクラッチレバ−107がクラッチハウジング73か
ら離脱されたときには、回転駆動軸58と中槽駆動軸7
8とがバネクラッチ71を介して連継され、クラッチレ
バ−107がクラッチハウジング73に係合されたとき
には、回転駆動軸58と中槽駆動軸78との連結が解離
される。
なお、前記バネクラッチ71及びクラッチレバ−107
の機構は特公昭48−44343号に記載されたものと
構成、作用が同じなので、詳しくはそれを参照されたい
ブレーキドラム74はドラム支持ケース57の外周に固
設されている。ブレーキレバー109にはブレーキ体7
5が設けられている。そして、このブレーキ体75がブ
レーキドラム74に接合されることにより、支持体21
の回転が上下中空軸24.54及びドラム支持ケース5
7と共に制動される。
洗濯時、すすぎ時及び乾燥時においては、バネクラッチ
71か解離状態になると共に、ブレーキ体75が制動状
態になり、冷部動用モータ51の回転が駆動プーリ53
、ベルト60、被動プーリ61、回転駆動軸58、ビニ
オン63、ハイポイド歯車68、回転軸66、駆動歯車
69及び被動歯車44を介して内槽30に減速状態で伝
達されて、内槽30が水平軸線X−X又はY−Yの周り
で低速回転される。
さらに、脱水時においては、バネクラッチ71か連継状
態になると共に、ブレーキ体75が非制動状態となり、
冷部動用モータ51の回転が駆動プーリ53、ベルト6
0、被動プーリ61を介して回転駆動軸58に伝達され
ると共に、回転駆動軸58上にクラッチ継手59の回転
が、バネクラッチ71を介して中槽駆動軸78にも伝達
される。
このため、支持体21か垂直軸線Z−Zの周りて高速回
転される。一方、回転駆動軸58は中槽駆動軸78と共
に同速度で同方向へ回転されるため、回転軸66、ビニ
オン63及びハイポイド歯車68等が垂直軸線Z−Zの
回りで回転し、駆動歯車69と被動歯車44との噛合を
介して内130が、支持体21と一体的に垂直軸線Z−
Zの周りで高速回転される。
従って、モータ51、回転駆動軸58、ビニオン63、
ハイポイド歯車68等により内Wj30を水平軸線X−
X、Y−Yの周りに回転させる内槽回転用駆動手段が構
成されている。又、前記内槽回転用駆動手段に対して連
継解離可能に構成され、内槽回転用駆動手段より解離さ
れたときには、内槽30の水平軸線の周りの回転を許容
し得、内槽回転用駆動手段に連継されたときには、支持
体21と内槽30とを同速、同方向に一体的に垂直軸線
z−2の周りに高速回転させると共に中槽に対する内槽
30の相対的な回転を規制して脱水動作を行わせる脱水
用駆動手段が構成されている。
(給水、排水、溢水及び加熱の構成) 給水口82は外槽開口17の上方に位置している。そし
て、給水時及びすすぎ時において、給水弁(図示せず)
の開放動作により給水口82から内槽30の外周上面に
向けて給水が行われる。
排水口84は前記外槽15の底部に設けられ、排水弁8
5を介して排水ホース86に連結されている。そして、
この実施例では、排水弁85か前記クラッチレバ−10
7及びブレーキ体75と連動して開閉され、洗濯時及び
乾燥時において、バネクラッチ71が遮断状態でブレー
キ体75が制動状態にあるときには、排水弁85が閉鎖
され、脱水時等において、バネクラッチ71が連結状態
でブレーキ体75が非制動状態にされたときには、排水
弁85が開放される。
溢水ホース87は前記溢水口(図示せず)と排水ホース
86との間に接続されている。前記溢水口は外槽15の
周壁に設けられ、外槽15内の水位を設定するようにな
っている。
洗濯水を加熱するための水加熱ヒータ89は、外槽15
の底部に装着されている。
前記水加熱ヒータ89は第2図に示すように垂直軸線Z
−Zを中心とするほぼ円環状に配設され、その両端部は
外槽15の底部を貫通して外槽15外部に導出され、図
示しない電源に接続される。
第5図に示すように外槽15の底部15aには取付孔1
5bが透設され、この取付孔15bに取付台90かパツ
キン91を介して嵌入され、ボルト92により締付固定
されている。前記取付台90の上面には、前記水加熱ヒ
ータ89が支持され、その水加熱ヒータ89がヒータ押
え部93及びボルト100によって固定されている。
前記取付台90の裏面には温度ヒユーズ108が取付け
られ、前記水加熱ヒータ89か異常に加熱された時、水
加熱ヒータ89への通電を停止し得るようにしている。
洗濯水温を検知するための温度センサ106は、前記取
付台90の上面に立設されており、外槽15の底面から
上方に間隔を置いた空間R内に配置され、温度センサ1
06からの信号に基づき洗濯水温を適切にコントロール
し得るようになっている。この温度センサ106は、後
で述べる乾燥雰囲気温度を検知する時にも作動する。
(乾燥動作及び除湿動作を除く動作の概要)次に、上記
のように構成された脱水乾燥洗濯機の動作の概要を説明
する。
まず、本体開閉蓋4及び内槽蓋体37を開放した状態で
、内槽30内に洗濯物を投入した後、内槽蓋体37及び
本体開閉蓋4を閉じてスタートスイッチ(図示路)を操
作すると、制御回路(図示路)の制御のもとて一連の動
作が順次自動的に遂行される。
さて、内槽30内に洗濯物を収容した状態で洗濯か行わ
れる場合には、排水弁85が閉鎖され、かつバネクラッ
チ71か遮断状態になって、内槽回転用駆動手段が形成
されると共に、ブレーキ体75か制動状態になって支持
体21の回転が規制される。この状態で、給水弁が開放
されて、給水口82から外槽15内に水が供給される。
そして、外槽15内の水位が内槽30の内部に達した通
常水位Wnになったとき、種部動用モータ51が回転さ
れ、内槽回転用駆動手段を介して内槽30が前後方向水
平軸線X−Xの周りで回転されて、洗濯動作が開始され
る。
この時、制御回路(図示路)から温水洗濯の指令が出さ
れると、水加熱ヒータ89が作動され、洗濯水が加温さ
れる。さらに洗濯用駆動手段が間歇的に作動されると、
内槽が水平軸線X−Xの周りで回転されて洗濯水が適度
に撹拌され洗濯水温度か均一になる。
温度センサ106は、はぼ均一となった洗濯水温度を検
知し、設定値以上になると洗濯水の加温を終了し、温水
洗濯動作に移る。
この洗濯動作中には、洗濯物を収容した球形状の内槽3
0の前後方向水平軸線X−Xの周りの回転にともない複
数の反転用突条40によって洗濯物が転動されながら、
いわゆる叩き洗いが行われる。
又、洗濯物の洗濯後にすすぎが行われる場合には、前記
洗濯時と同様に、種部動用モータ51により、内槽回転
用駆動手段により内槽30が回転される。又、給水口8
2から内槽30の外周上面に向けて水か供給されると共
に、外槽15内のすすぎ水か溢水口及び溢水ホース87
を通って排出されて、水位が前記通常水位Wnよるも高
い一定位置に保たれる。従って、すすぎ水が順次入れ替
えられながら、すすぎが行われる。
以上のように、内槽30の水平軸線X−Xを中心とした
回転により、旋回水流によることなく洗濯、すすぎか行
われるため、洗濯物にねじれや絡みを生じることがほと
んどないと共に、水量が少なくてよい。なお、内槽30
が前後方向水平軸線X−X上を回転しているときには、
その内槽30の出入口36が被動歯車44の前方に位置
するとともに、同出入口36及び蓋体37の向きか本体
ケース1の開口3の向きと同じになり、停止時にはそれ
らが合致し、洗濯物の出し入れが容易である。
さらに、洗濯物の洗濯やすすぎの終了後に脱水が行われ
る場合には、バネクラッチ71が連結状態にされて脱水
用駆動手段が内槽回転用駆動手段に連継されると共に、
ブレーキ体75が非制動状態にされて支持体21の回転
が許容される。この状態で、種部動用モータ51が回転
されると、支持体21と内槽30とが一体的に垂直軸線
z−Zの周りで高速回転されて、洗濯物の脱水が行われ
る。従って、洗濯動作又はすすぎ動作から脱水動作への
移行を、槽の姿勢を変更することなく、洗濯物を収容し
た内槽30の回転軸線を水平軸線XXから垂直軸線z−
2に変更することによって行うことができる。脱水終了
時には支持体21は内槽30の出入口36と本体1の開
口3とが一致したところで停止する。
なお、上記の各動作の間においては、図示しないセンサ
からの検出信号に基づいて、前記制御回路(図示時)に
よる支持体21若しくは内槽30の停止位置決めが行わ
れる。
(除湿装置及び加熱手段の関連構成) 第1図及び第4図に示すように導入口101及び導出口
102が前記前後方向水平軸線X−Xと水平に交差する
左右方向水平軸線Y−Y上において外115の周壁に透
設されている。従って、内槽30の両軸部31か左右方
向水平軸線Y−Y上に配置されたときには、その内槽3
0の導入口33及び排出口34が外槽15の導入口10
1及び導出口102にそれぞれ対向する。なお、外槽1
5の導入口101は内槽30の導入口33よりも若干小
径である。泡導下板103は外槽15の左右内面に下方
に延びるように固定され、そこには前記導入口101及
び導出口102とそれぞれ対向し、前記導入口33.排
出口34及び導入口101、導出口102より大径の泡
導下口104が透設されており、両泡導下口104には
目の細かい網状体よりなるフィルタ105か張設されて
いる。そして、泡導下板103の上端及び左右両側端は
外槽15の内面に密閉固着されていて、泡導下板103
と外槽15との間には下端のみを開放した空間か形成さ
れており、その下端開放部は外槽15の下端部に位置し
ている。前記フィルタ105は外槽15内の泡が外部に
出るのを阻止するとともに、泡を水滴化し、かつ空気の
通過を許容する程度の大きさの目を有している。なお、
フィルタ105上での水滴化された泡の水は泡導下板1
03を伝って導下される。
ファンケース111は本体コ内において外槽15の一側
方に配置固定され、その内部には外周に波状部112を
有するファン113が水平軸114により回転可能に支
持されている。吸引口115は前記導出口102と対向
する位置においてファンケース111のほぼ中央部に形
成されており、その吸引口115と導出口102との間
を包被するように外槽15とファンケース111との間
には筒状の可撓性を有するベローズ116が介装されて
る。なお、板体131は前記水平軸114の一端を支持
するためにファンケース111の外側面に固定されたも
のである。空気通過孔118゜119はファンケース1
11の外側板部においてその中央及び外周部にそれぞれ
透設されている。
温風供給管120はファンケース111の外周上部に接
続されている。プーリ121は前記ファン113の中央
部に形成されている。一方、モータ122は本体1内底
而に固定され、その出力軸にはプーリ123か取り付け
られており、プーリ12B、121間にはベルト124
が掛装されていて、このモータ122によりファン11
3が回転される。
そして、このファン113か回転されると、前記泡導下
口104、導出口102、ベローズ116及び吸引口1
15等を介して外槽15内及び内槽30内の湿気を含ん
た空気がファン113の内面側からその中心部に吸引さ
れ、そのファン113の回転に伴い遠心力によりファン
113の外周側へ送られて、温風供給管120内に至る
。一方、ファン113の外面側においても、本体1の通
気口125から本体1内に入ってきた空気が空気通過孔
118からファンケース111内に吸引されて外周側の
空気通過孔119から放出される。従って、ファン11
3の内面側及び外面側の間で熱交換が行われ、内面側の
空気が高温で湿気を多く含んでいる場合、その空気が冷
却されて、同空気内の水分が結露して水滴化され、その
水滴はファン113の回転に伴って同ファン113の外
周側へ飛ばされる。従って、前記排出口34.導出口1
02、ベローズ116等により洗濯物の乾燥に使用した
水分を含んた空気を外?!15外へ導くための排気通路
が構成されている。又、前記ファンケース111.ファ
ン113、モータ122等により排気通路に導びかれた
空気中の水分を結露させて水滴化する除湿手段が構成さ
れている。
複数の突条126はファン113の外周に同ファン11
3を中心とした同心上に形成されている。
環状の案内部材127はファンケース111の外周部に
固定され、そこには前記ファン113の突条126間に
位置する複数の突条128が形成されている。そして、
両突条126,128間の間隔は極めて狭く、これによ
りファン113を間にした内外の空気か混じる合うのが
防止される。
案内部129は前記案内部材127に形成され、ファン
113の回転により飛ばされて湿った空気中より抽出さ
れた水滴を受は止めてその水滴を下方へ自重落下させる
。可撓性部材よりなり、排出通路を構成する配水管13
0はファンケース1]1の下部と前記排水ホース86の
排水弁85の下部側との間に接続され、案内部129に
よって集められた結露水分が排水ホース86内に排出さ
れる。
前記温風供給管120はファンケース111から本体ケ
ース1内の側部及び上部そして側部を通って先端開口か
前記導入口101に接続されている。蛇腹部]41は温
風供給管120の一部に形成され、この部分において外
槽15の振動等に伴う振動を吸収するようになっている
。加熱手段としての空気加熱ヒータ142は温風供給管
120の上流側内部に設けられ、同供給管120内を通
る空気を加熱するようになっている。従って、前記ファ
ンケース111内で除湿された空気がこの空気加熱ヒー
タ142によって加熱されて、外槽15側に供給され、
導入口101.33から大部分が内槽30内に、導入口
101から一部が外槽15内に供給される。そして、内
槽30内及び外槽15内を通った温風は前記排出通路か
らファンケース111内に導かれ、そこで除湿されて再
び空気加熱ヒータ142へと送られる。このため、空気
加熱ヒータ142と外Il!15との間の温風供給管1
20により温風供給通路が、温風供給管120、内槽3
0及び外槽15の内部、排出通路、ファンケース111
の内部等により循環通路が構成されている。
[乾燥動作及び除湿動作コ さて、乾燥動作時には、まず、排水弁85か開放されて
外槽15内の水が排出される。そして排水弁85が再び
閉じられるとともに、支持体21か僅かに回転されて、
内槽30の軸部31が左右方向水平軸線Y=Y上に位置
して、その軸部31が外槽15の導入口101及び導出
口102にそれぞれ対向する。この状態において内槽回
転用駆動手段により、モータ51の回転に伴い内槽30
が水平軸線Y−Yの周りで回転されるとともに、モータ
122が回転されて除湿装置のファン113が回転され
、さらに空気加熱ヒータ142が加熱作動する。
従って、ファン113の回転による吸気及び遠心力送風
に基づき、空気加熱ヒータ142で加熱された空気か温
風供給通路120を介して導入口101、泡導下口10
4及び内槽軸部31の導入口33から内槽30内に送給
され、同円?!30内で撹拌されている衣類の乾燥を行
う。そして、ファン113の回転により内槽30内の高
温で水分を多量に含んた空気は内槽軸部の排出口34、
泡導下口104、導出口102、ベローズ116及びフ
ァンケース111の吸引口115からファンケース11
1内にダイレクトに吸引され、そこでファン113の回
転に基づく遠心力により外周側へ送られる。この時、フ
ァン113の外面側にもその中心部から外周部に向かう
空気流が形成され、この外部からの空気流によりファン
113の内部側の空気が冷却されて、そこに含まれる水
分が水滴化される。従って、内槽30から吸引された空
気の除湿が行われ、その除湿された空気は空気加熱ヒー
タ142に送られてそこで再び加熱されて温風供給管1
20を通って導入口101.33から内槽30内に送ら
れ、再び衣類の乾燥を行う。
なお、結露した水分はファンケース111の下部に集め
られ、配水管130を通して排水ホース86より排出さ
れる。
乾燥動作中、温度センサ106は内槽30内の温度とほ
ぼ近似である外槽15内の雰囲気温度を検知し、乾燥物
が高温度のために縮んだり傷んだりしないように空気加
熱ヒータ142の通電をコントロールしている。
以上のように、外槽15内の洗濯水を抜いた状態で内槽
30を左右方向に延びる水平軸線Y−Yの周りで回転さ
せると共に、ファン113等の除湿装置及び空気加熱ヒ
ータ142を作動させて内槽30内を通る高温の循環気
流を形成することにより、内槽30内の洗濯物の乾燥が
行われる。
(制御回路の構成) 第6図に示すように、中央処理装置(CPU)161は
制御手段を構成し、脱水乾燥洗たく機会体の動作を制御
するためのプログラム、洗濯時の水位設定データ、洗た
く、すすぎ、脱水および乾燥の各動作時間の設定データ
等を記憶するためのメモリを内蔵している。このCPU
161には蓋スィッチ148、蓋ロツクスイッチ149
、水位検出センサ157、及び過振動検出用スイッチ1
56から検出信号が入力されると共に、第1内槽位置セ
ンサ94、第2内槽位置センサ95、第3内槽位置セン
サ98からコンパレータ162〜164を介して検出信
号か入力される。
また、温度センサ106からは外槽15内の温度情報が
入力される。
一方、種部動用モータ51の主巻線51aと補助巻線5
1b1給水弁用ソレノイド166、排水弁並びにクラッ
チ用ソレノイド160、蓋ロツク用ソレノイド13、温
風供給装置のファン用モータ122と空気加熱ヒータ1
42および水加熱ヒータ89は、交流電源回路167に
トライアック168〜175を介してそれぞれ並列に接
続されている。そして、各トライアック168〜175
のゲート端子には、CPU161からドライバ177お
よび抵抗等を介して作動信号か出力される。
(制御手段による温水温度及び乾燥動作の制御動作) まず、温水の温度制御について説明する。
第7図のステップ1を経て温水洗濯がスタートされると
、ステップ2で温水温度設定が高温度(例40℃)か低
温度(例30℃)かを判断し、ステップ3でそのどちか
らを記憶する。なおこの温度設定はキー人力で任意に設
定できるものである。
ステップ4から7は温水温度を温度センサー106で検
知し、ステップ5て前記温度設定値と比較を行い、温水
温度が設定値未満であればステップ6で水加熱ヒータ8
9がONされ、かつ、ステップ7において内槽駆動手段
を間歇作動することにより槽内温水温度が均一になるよ
うにしている。
また、ステップ5で温水温度が設定値以上になればステ
ップ8で水加熱ヒータ89がOFFされ、ステップ9で
温水洗たくが開始される。従って、設定された温水温度
での洗たくが行われることになる。
次に、乾燥の温度制御について説明する。
第8図で乾燥がスタートされると、内槽駆動手段がON
され、ステップ1で乾燥温度設定が高温度(例80℃)
か低温度(例60℃)かを判断し、ステップ2でそのど
ちらかを記憶する。なお、この温度設定はキー人力で任
意に設定できるものである。
ステップ3から5は外槽15内の雰囲気温度を温度セン
サー106で検知し、ステップ4て前記乾燥温度設定値
と比較を行い、雰囲気温度が設定値以下であればステッ
プ5で空気加熱ヒータ142及びファンモータ122か
ONされ内槽駆動手段が作動し洗濯物の乾燥を行う。
ステップ6において規定時間か経過したと判断されると
空気加熱ヒータ142がOFFされて所定時間ファンの
みのクーリング運転を行った後、乾燥運転が終了される
また、ステップ4て外槽15内の雰囲気温度か所定値以
上であればステップ7で空気加熱ヒータ142のみかO
FFされ乾燥運転が継続される。
従って、ステップ4から7の間で雰囲気温度かほぼ設定
値に近い値でコントロールされることになる。また、ス
テップ4の比較ではある程度のヒステリシスをもたせて
あり、空気加熱ヒータ142のON・OFFか頻繁に行
われないようにしである。
以上のように1個の温度センサー106は洗濯時の温水
温度および乾燥時の雰囲気温度を適切に検知できる位置
に取付けられており、洗濯時には温水温度を検知し水加
熱ヒータ89をコントロルし、乾燥時には雰囲気温度を
検知し、空気加熱ヒータ142をコントロールさせるこ
とができる。
[発明の効果コ 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
、1個の温度センサーにより洗濯水温と乾燥雰囲気温度
とを検知し、制御できるため、製造コストも安価で、し
かも構造的に簡単なものとなる。また、水温あるいは槽
内雰囲気温度の過昇による衣類の損傷を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第8図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第1図は脱水乾燥型洗濯機の左右方向の垂直
断面図、第2図は脱水乾燥型洗たく機の前後方向の垂直
断面図、第3図は脱水乾燥型洗たく機の内槽を乾燥位置
に切り換えた状態の左右方向の垂直断面図、第4図は内
槽を乾燥位置に切り換えた状態の脱水乾燥型洗濯機全体
の平面図、第5図は温度センサー付近の部分拡大断面図
、第6図は制御回路を示すブロック図、第7図は温水洗
濯時の温度センサーの働きを示すフローチャート、第8
図は乾燥時の温度センサーの働きを示すフローチャート
である。 図中、1は本体、15は外槽、21は支持体、30は内
槽、35は小孔、89は水加熱ヒータ、106は温度セ
ンサー、142は空気加熱ヒータ、X−Xは水平(回転
)軸線、Y−Yは水平(回転)軸線、Z−Zは垂直(回
転)軸線である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、洗濯機本体(1)と、 その洗濯機本体(1)内に設けられ、洗濯水を貯溜する
    ための外槽(15)と、 その外槽(15)内に垂直軸線(Z−Z)の周りで回転
    可能に支持された支持体(21)と、その支持体(21
    )に水平軸線(X−X,Y−Y)若しくは水平軸線に対
    して所定角度で傾斜した傾斜軸線の周りで回転可能に支
    持されると共に、周壁に多数の小孔(35)を透設し、
    かつ洗濯物を収容可能な内槽(30)と、 前記洗濯機本体(1)内に設けられ、前記外槽(15)
    内に温風を供給し、前記内槽(30)内の洗濯物を乾燥
    させるための空気加熱ヒータ(142)と、 前記外槽(15)の底部と支持体(21)の底部との間
    の空間(R)内に設けられ、洗濯水を加温するための水
    加熱ヒータ(89)とよりなる乾燥洗濯機において、 外槽(15)底面から上方に間隔を置いた前記空間(R
    )内に、1個の温度センサー(106)を設け、洗濯時
    には、洗濯水温を検知し、それに基づいて前記水加熱ヒ
    ータ(89)を制御し、乾燥時には温風温度を検知し、
    それに基づいて前記空気加熱ヒータ(142)を制御す
    る制御手段を備えていることを特徴とする乾燥洗濯機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100825954B1 (ko) * 2001-12-27 2008-04-29 주식회사 엘지이아이 세탁기
US8168004B2 (en) * 2005-03-25 2012-05-01 Lg Electronics Inc. Method for controlling operation of the washing machine

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