JP2024010874A - 衣類処理装置 - Google Patents

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啓太 丹羽
Keita Niwa
具典 内山
Tomonori Uchiyama
和則 神沢
Kazunori Kamisawa
賢 磯永
Masaru Isonaga
風海 濱野
Kazumi Hamano
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Abstract

Figure 2024010874000001
【課題】乾燥検知の精度を向上し、乾燥効率を良くした衣類処理装置を提供する。
【解決手段】衣類処理装置の乾燥工程は、衣類の温度を上げる第1乾燥工程と、第1工程中に上昇した衣類の温度を維持しつつ除湿動作を実行する第2乾燥工程と、第2乾燥工程中に上昇した筐体内部の湿度を低下させる第3乾燥工程と、を含んで構成される。乾燥運転処理部は、第1乾燥工程実行時に槽温度センサの検知温度が所定の第1条件を満たすと判定処理部が判定した場合第1乾燥工程を終了して第2乾燥工程に移行し、第2乾燥工程実行時に槽温度センサの検知温度が所定の第2条件を満たすと判定処理部が判定したら第2乾燥工程を終了して第3乾燥工程に移行し、第3乾燥工程実行時に槽温度センサの検知温度が所定の第3条件を満たすと判定処理部が判定したら第3乾燥工程を終了して仕上げ工程に移行する。
【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、衣類処理装置に関する。
衣類処理装置として、例えば衣類の洗濯機能と乾燥機能とを備えた洗濯乾燥機が知られている。例えば特許文献1には、筐体と、前記筐体内に支持され内部に洗濯水を溜める外槽と、前記外槽内に回転自在に支持され洗濯物を収容する洗濯槽と、前記洗濯槽の底部に設置した回転翼と、前記洗濯槽および前記回転翼を回転させる駆動部と、前記洗濯槽内に温風を供給する温風供給部と、冷却水を給水することにより温風を冷却する水冷除湿手段と、前記水冷除湿手段により熱交換した後の水の温度を検出する水温検知手段を設け、前記駆動部、温風供給部、水冷除湿手段、水温検知手段を制御する制御部とを備えた、洗濯乾燥機が開示されている。
特開2016-241857号公報
近年の共働きの増加等の生活環境の変化に伴い、乾燥運転の短時間化が求められている。また、環境への意識の高まりから、省エネルギー化のニーズもある。衣類処理装置の乾燥効率の向上が求められている。
乾燥検知の精度を向上し、乾燥効率を良くした衣類処理装置を提供する。
衣類処理装置は、筐体と、前記筐体内部に設けられた外槽と、前記外槽内に回転可能に設けられて内部に衣類を収容可能である内槽と、前記外槽からの空気出口と前記外槽への給気口とを繋ぐ循環風路と、前記循環風路の途中に設けられて前記外槽に空気を送風する送風装置と、前記循環風路の途中に設けられて前記空気を加熱する加熱装置と、前記循環風路の途中に形成されて前記筐体外部に連通した外気吸気口と、前記外気吸気口を開閉するダンパと、前記外槽の温度を検知する槽温度センサと、前記送風装置と前記加熱装置とを駆動して温めた空気を前記外槽に送り前記ダンパを閉じ又は開度を小さくして外気の導入を抑制する乾燥工程と、前記乾燥工程の後に実行する工程であって前記送風装置を駆動して空気を前記外槽に送り前記ダンパを開き又は開度を大きくして前記循環風路への外気の導入を促進する仕上げ工程と、を含む乾燥運転を実行可能な乾燥運転処理部と、前記乾燥運転処理部によって実行される各前記工程の終了を判定する判定処理部と、を備える。前記乾燥工程は、前記衣類の温度を上げる第1乾燥工程と、前記第1乾燥工程中に上昇した前記衣類の温度を維持しつつ除湿動作を実行する第2乾燥工程と、前記第2乾燥工程中に上昇した前記筐体内部の湿度を低下させる第3乾燥工程と、を含んで構成される。前記乾燥運転処理部は、前記第1乾燥工程実行時に前記槽温度センサの検知温度が所定の第1条件を満たすと前記判定処理部が判定した場合前記第1乾燥工程を終了して前記第2乾燥工程に移行し、前記第2乾燥工程実行時に前記槽温度センサの検知温度が所定の第2条件を満たすと前記判定処理部が判定したら前記第2乾燥工程を終了して前記第3乾燥工程に移行し、前記第3乾燥工程実行時に前記槽温度センサの検知温度が所定の第3条件を満たすと前記判定処理部が判定したら前記第3乾燥工程を終了して前記仕上げ工程に移行する。
一実施形態による衣類処理装置の一例としての洗濯乾燥機の外観を示す斜視図 一実施形態による衣類処理装置の一例としての洗濯乾燥機の内部構成をダンパを半開状態にして概略的に示す図 一実施形態による衣類処理装置の一例としての洗濯乾燥機の電気的構成を示すブロック図 一実施形態による衣類処理装置について、乾燥運転に含まれる各工程を示す図 一実施形態による衣類処理装置について、乾燥運転処理部による乾燥工程の制御内容を示すタイミングチャート 一実施形態による衣類処理装置について、乾燥運転処理部による仕上げ工程の制御内容を示すタイミングチャート 一実施形態による衣類処理装置について、重量ランクの一例を示す表 一実施形態による衣類処理装置について、衣類の重量と初期環境温度とに従って設定された第1温度t1の一例を示す表 一実施形態による衣類処理装置について、衣類の重量と初期環境温度とに従って設定された第1温度差d1の一例を示す表 一実施形態による衣類処理装置について、衣類の重量と初期環境温度とに従って設定された第2温度差d2の一例を示す表
以下、一実施形態による衣類処理装置について、図面を参照して説明する。図1に示すように、衣類処理装置として機能する洗濯乾燥機10は、筐体11、外槽12、内槽13、駆動部14、トップカバー15、バックカバー16、蓋部材17、排水機構18、給水機構19、外槽カバー21、及び循環風路30を備えている。なお、図1の左側を洗濯乾燥機10の前側とし、図1の右側を洗濯乾燥機10の後側とする。また、洗濯乾燥機10の設置面つまり鉛直下側を、洗濯乾燥機10の下側とし、設置面と反対側つまり鉛直上側を、洗濯乾燥機10の上側とする。そして、洗濯乾燥機10の前後方向及び上下方向に対して直角方向を、洗濯乾燥機10の幅方向即ち左右方向とする。洗濯乾燥機10は、内槽13の回転軸が鉛直方向を向いたいわゆる縦軸側の洗濯乾燥機である。
筐体11は、例えば鋼板等によって略矩形の箱状に形成されており、上側が開口している。外槽12は、上側が開口した有底円筒形状に形成されており、上部開口121と、筒状の周壁122とを有する。同様に、内槽13も、上側が開口した有底円筒形状に形成されている。内槽13は、内底部にパルセータ131を回転可能に有している。
内槽13の側面及びパルセータ131を含めた底面には、図示しない多数の後部が形成されている。当該孔部は、洗い工程、濯ぎ工程、及び脱水工程を含む洗濯運転時には通水孔として機能し、乾燥運転時には通気口として機能する。外槽12は、排水口123と、空気出口124とを有する。排水口123は、外槽12の底部に形成された開口であり、外槽12の内部と外部とを連通し、外槽12からの水の出口となる。空気出口124は、外槽12の周壁122の下部に設けられた開口であり、乾燥運転時に外槽12からの空気の出口となる。外槽12及び内槽13は、内部に衣類を収容して、洗濯運転時には洗濯槽として、乾燥運転時には乾燥室として機能する。
駆動部14は、外槽12の外底部に設けられており、内槽13及び又はパルセータ131を回転させる。駆動部14は、軸部141と、槽モータ142と、クラッチ機構143とを含んで構成される。軸部141は、槽モータ142に連結されて、外槽12を貫いて内槽13及びパルセータ131に接続されている。槽モータ142は、軸部141を回転させる。クラッチ機構143は、パルセータ131を内槽13と一体に回転させるか、パルセータ131を内槽13から独立して回転するかを切り替える機能を有する。すなわち、クラッチ機構143を接続した場合には、内槽13とパルセータ131との双方に槽モータ142の駆動力が印加され、クラッチ機構143を切断した場合には、パルセータ131に槽モータ142の駆動力が印加される。内槽13が回転することにより、内部に収容された衣類は内槽13と共に回転移動するとともに、遠心力により内槽13の周壁に押し付けられ易くなる。パルセータ131が回転することにより、内部に収容された衣類は攪拌される。
トップカバー15は筐体11の外形に沿った形状に形成されて筐体11の上部に設けられている。トップカバー15の中央部には開口部151が形成され、開口部151は内槽13内部と洗濯乾燥機10外部とを連通する。バックカバー16は、全体として洗濯乾燥機10の左右方向に長い矩形状に形成されて、トップカバー15の後方に設けられている。
蓋部材17は、トップカバー15に回動可能に支持されており、トップカバー15の開口部151を開閉する。なお、本実施形態では、蓋部材17は前後方向の中心部で2つに折り曲げ可能に構成されているが、これに限らない。他の実施形態では、蓋部材17は折り曲げ不可能な板状に形成されていても良い。
排水機構18は、排水弁181と排水経路182とを有する。排水弁181は、電磁駆動可能な液体用の開閉弁である。排水弁181は排水経路182の途中に設けられて、排水経路182を開閉する。排水経路182は、外槽12内に貯留されている水を機外の外部に排水する経路であり、外槽12の排水口123から洗濯乾燥機10の外部まで延びている。
給水機構19は、外槽12の上方でかつトップカバー15及びバックカバー16の内部に設けられている。給水機構19は、図2に示すように、接続口191と、メイン給水経路192と、冷却水給水経路193と、メイン給水弁194と、冷却水給水弁195と、注水ケース196と、を含んで構成される。
接続口191は、詳細は図示しないが、給水ホース等を介して水道の蛇口等外部の水源に接続される。メイン給水弁194と冷却水給水弁195とは、電磁駆動可能な液体尾用の開閉弁である。メイン給水弁194はメイン給水経路192の途中に設けられてメイン給水経路192を開閉する。冷却水給水弁195は冷却水給水経路193の途中に設けられて冷却水給水経路193を開閉する。メイン給水経路192は、接続口191から外槽12の上部に向けて延び、外槽12に外部の給水源からの水を供給する経路である。冷却水給水経路193は、接続口191から循環風路30に向けて延び、循環風路30の途中に外部の給水源から冷却水を供給する経路である。注水ケース196は、メイン給水経路192の途中であって水の流れる方向に関してメイン給水弁194の下流であって外槽12の上流に設けられている。注水ケース196の内部には詳細は図示しない洗濯処理剤の投入ケースが配置されている。
外槽カバー21は、トップカバー15の下方であって外槽12の上部に設けられている。詳細は図示しないが、外槽カバー21は外形が概ね円形に形成されて、外槽12の上部開口121を覆っている。外槽カバー21の中央部には内蓋で開閉される開口部が形成され、外槽12の内部と洗濯乾燥機10の外部とを連通する。外槽カバー21は、いずれも厚み方向に貫通して形成された、給水口22と、給気口23と、連通口24とを有する。給水口22は、メイン給水経路192の下流端が接続されて、外部の水源からの水の外槽12への入口となる。給気口23は、循環風路30の下流端が接続されて、循環空気の外槽12への入口となる。連通口24は、循環風路30の途中に位置して、空気出口124から排出された空気を外槽カバー21の上方に供給する。
図2に示すように、循環風路30は、外槽12の外部に形成されて空気出口124と給気口23とを接続する経路である。なお、循環風路30は、密閉された経路ではなく、筐体11の内部及び外部と直接的又は間接的に連通している。
循環風路30は、排気風路31と、中間部32と、加熱部33と、給気風路34とを含んで構成される。また、循環風路30は、第1フィルタ装置35と、第2フィルタ装置36と、送風装置37と、加熱装置38と、を有する。排気風路31は、外槽12の外周面に上下方向に延びて形成されており、空気出口124と連通口24とを接続する。中間部32は、排気風路31と加熱部33との間に位置している。加熱部33は、空気の流れる方向に関して中間部32の下流に位置し、内部に第2フィルタ装置36と、送風装置37と、加熱装置38と、を有する。給気風路34は、加熱部33の下流端部と給気口23とを接続する。
本実施形態において、中間部32と加熱部33とは直接接続されていない。すなわち、中間部32の下流端と加熱部33の上流端との間には隙間が空いており、排気風路31から中間部32に至った排気の一部は、加熱部33に流れ込まず、筐体11内部に流れ出る。
排気風路31は外槽12からの排気を冷却して除湿する熱交換部として機能する。冷却水給水弁195が開くと、排気風路31には上方から冷却水給水経路193を通して冷却水が滴下される。冷却水は、排気風路31内の温かく湿った空気を冷却して排気から湿気が除去される。
加熱部33は、機内吸気口331、332と、外気吸気口333と、ダンパ334とを有する。機内吸気口331、332と、外気吸気口333とは、加熱部33の下流部に形成された開口であって、加熱部33の内部と外部とを連通する。機内吸気口331、332及び外気吸気口333は、循環風路30内を流れる空気の流れに関して、排気風路31よりも下流であって、送風装置37及び加熱装置38よりも上流に位置する。機内吸気口331、332は、加熱部33内部と筐体11内部とを連通する。外気吸気口333は、加熱部33内部と筐体11外部とを連通する。機内吸気口331は、中間部32の下流端この場合第1フィルタ装置35に対向する位置この場合第1フィルタ装置35を上方に延長した領域内に形成されている。機内吸気口332と外気吸気口333とは、中間部32の下流端この場合第1フィルタ装置35に対向しない位置に形成されている。
ダンパ334は、少なくとも外気吸気口333を開閉する。本実施形態では、機内吸気口332と外気吸気口333とは、隣接して概ね内角が90°となるように直交して配置されており、ダンパ334によって開閉される。この場合、例えばダンパ334の開度が0°の場合、機内吸気口332は全開であり、外気吸気口333は閉じている。図2に示すようにダンパ334が半開である状態つまりダンパ334の開度が0°より大きく90°未満である例えば45°の場合、機内吸気口332と外気吸気口333とのいずれもが半開となる。更に、ダンパ334の開度が90°の場合、機内吸気口332は閉じており、外気吸気口333は全開である。
なお、本実施形態において外気吸気口333は、概ね前後方向に対して垂直な面上に形成されており、ダンパ334の開度とは、ダンパ334と上下方向との間の内角によってあらわされる。ダンパ334の開度が小さい時、外気吸気口333の開口面積は小さくなり、ダンパ334の開度が大きい時、外気吸気口333の開口面積は大きくなる。
第1フィルタ装置35と第2フィルタ装置36とは、循環空気に含まれる異物を捕集するフィルタを内部に含んで構成される。第1フィルタ装置35は、中間部32の下流端部に設けられている。第2フィルタ装置36は、加熱部33の下流部に設けられている。
送風装置37は、空気の流れる方向に関して、第2フィルタ装置36の下流であって加熱装置38の上流に配置されている。送風装置37は、各吸気口331、332、333を通して加熱部33内部に空気を吸い込み、加熱装置38に送る。送風装置37は、例えばシロッコファンであり、ファン371とファンモータ372とを有する。他の実施形態では、送風装置37はプロペラファンやターボファンであっても構わない。
加熱装置38は、送風装置37によって送られた空気を加熱する機能を有する。加熱装置38は、例えば一又は複数この場合2個ヒータすなわち第1ヒータ381と、第2ヒータ382とによって構成されている。ヒータ381、382は、制御装置50に電気的に接続されて、制御装置50の制御を受けて駆動する。加熱装置38は、出力を可変に構成されている。例えば、ヒータ381、382のいずれにも通電駆動した場合は高出力となるため外槽12に供給する空気の温度が高くなる傾向があり、ヒータ381、382のいずれか一方に通電駆動した場合は低出力となるため外槽12に供給する空気の温度が低くなる傾向がある。
洗濯乾燥機10は、槽温度センサ41と、環境温度センサ42とを備える。槽温度センサ41は、外槽12の温度を検知することで、検知温度から外槽12内部の空気や衣類の温度が推定される。環境温度センサ42は、洗濯乾燥機10の設置されている室内温度を検知する。なお、洗濯乾燥機10が屋外に設置されている場合には、環境温度センサ42は外気温を検知する。槽温度センサ41と環境温度センサ42とは、例えば温度によって抵抗値が変化するサーミスタによって構成される。
槽温度センサ41は、外槽12の周壁122において上下方向の中央部に設けられている。槽温度センサ41は、例えば0.6秒ごとにそれぞれ外槽12の温度又は環境温度を測定する。環境温度センサ42は、筐体11の内部であってかつ外槽12の外部に設けられている。なお、環境温度センサ42は、筐体11外部に設けられていても良いし、環境温度センサ42の代わりに洗濯乾燥機10の外部から環境温度を取得する取得部を設ける構成であっても良い。
図3に示すように、洗濯乾燥機10は、制御装置50と、重量検知部51と、乾燥運転処理部52と、判定処理部53と、を備える。制御装置50は、CPU501や、ROM、RAM、不揮発性メモリなどの記憶領域502を有するマイクロコンピュータを主体として構成されている。制御装置50は、洗濯乾燥機10全体の動作を制御する。槽モータ142と、クラッチ機構143と、排水弁181と、メイン給水弁194と、冷却水給水弁195と、送風装置37と、加熱装置38と、槽温度センサ41と、環境温度センサ42とは、制御装置50に電気的に接続されて制御装置50による制御を受けて動作する。洗濯乾燥機10は、洗い工程、濯ぎ工程、及び脱水工程のうち少なくとも1つ又は複数の工程を含む洗濯運転と、乾燥工程を含む乾燥運転と、洗濯運転及び乾燥運転を含む洗濯乾燥運転とを実行可能である。
重量検知部51は、内槽13内に収容された衣類等の洗濯物の重量を検知する機能を有する。重量検知部51は、例えば槽モータ142に流れる電流を計測する図示しない電流計によって実現することができる。重量検知部51は、例えば内槽13を回転させた際に槽モータ142に流れる電流を計測することで槽モータ142に印加されている負荷を測定し、その負荷に基づいて内槽13内に収容されている洗濯物の重量を検知することができる。また、重量検知部51は、例えば槽モータ142の回転数を検知するエンコーダ等を用いて実現することもできる。この場合、重量検知部51は、目標回転数とその実際の回転数との差から槽モータ142の負荷を測定し、その負荷に基づいて洗濯物の重量を検知する。
また、制御装置50の記憶領域502は、例えば乾燥運転処理部52と判定処理部53とを実現するためのプログラムを記憶している。制御装置50は、記憶領域502に記憶されている上記プログラムをCPU501において実行することにより、乾燥運転処理部52と判定処理部53とをソフトウェアによって仮想的に実現する。なお、乾燥運転処理部52と判定処理部53とは、制御装置50と一体の集積回路としてハードウェア的に実現しても良い。
乾燥運転処理部52は、送風装置37を駆動して、空気を図2の矢印の向きに送風する。乾燥運転処理部52は、加熱装置38を通電駆動し、送風装置37によって送風された空気を加熱する。これにより、加熱された空気が循環風路30を通って外槽12及び内槽13に供給されて、衣類が加熱乾燥する。
乾燥運転処理部52は、駆動部14を駆動して、パルセータ131を内槽13と共に又は内槽13から独立して回転させる。これにより、内槽13内部の衣類が攪拌され、衣類全体の乾燥が促進される。
乾燥運転処理部52は、冷却水給水弁195を開いて、排気風路31に冷却水を滴下する。これにより、空気出口124を通って外槽12及び内槽13から排出された温かく湿った空気が冷却されて、排気から蒸気が除去される。この際、制御装置50は排水弁181を開いて、冷却水と冷却水により取り除かれた蒸気とを共に排水経路182から機外に排出する。
判定処理部53は、以下に詳細を示す乾燥運転における各工程の終了を判定する。
洗濯乾燥機10の乾燥運転について、図4~図6に示すチャートも参照して、より詳細に説明する。乾燥運転は、複数の工程を含んでいる。本実施形態では、乾燥運転は、乾燥工程と、仕上げ工程とを含んでいる。乾燥工程は、主に衣類の温度を上げて衣類から水分を除去する工程である。仕上げ工程は、乾燥工程後に実行される工程で、主に衣類並びに外槽12及び内槽13の温度を下げる工程である。
乾燥工程は、更に複数のサブ工程を含んで構成される。本実施形態では、乾燥工程は、第1乾燥工程と、第2乾燥工程と、第3乾燥工程と、を含んで構成される。第1乾燥工程は、主に衣類の温度を上げる工程である。第2乾燥工程は、主に第1乾燥工程中に上昇した衣類の温度を保ちながら除湿動作を行う工程である。第3乾燥工程は、主に第2工程中に上昇した筐体11内部の湿度を低下させる工程である。
図5は、乾燥工程における乾燥運転処理部52の各構成に対する制御内容を示している。乾燥運転が開始すると、乾燥運転処理部52は第1乾燥工程を実行する。乾燥運転処理部52は第1乾燥工程において、送風装置37を駆動し加熱装置38に空気を送ると共に、加熱装置38を高出力で駆動し送風装置37によって送風された空気を加熱する。第1乾燥工程において、制御装置50は、ダンパ334の開度を0°に維持する。これにより、外気吸気口333は閉じた状態となり、機内と比較して低温である外気を取り込まないため、加熱装置38によって温めた洗濯乾燥機10内部の熱の消失を抑制する。
第1乾燥工程において乾燥運転処理部52は、冷却水給水弁195と排水弁181とを閉じた状態に維持する。すなわち、第1乾燥工程においては、衣類が十分に加熱されていないため、排気に含まれる蒸気もそれほど多くないと考えられるため、排気に対する除湿冷却は行わなくともよい。
第1乾燥工程において乾燥運転処理部52は、クラッチ機構143の接続と切断とを繰り返しながら槽モータ142を駆動して、内槽13及びパルセータ131の回転とパルセータ131の回転とを交互に繰り返す。図5においてクラッチ機構143のONは、クラッチ機構143を接続していることを意味し、OFFはクラッチ機構143が切断されていることを意味する。乾燥運転の初期段階である第1乾燥工程においては、衣類の含む水分が多いため、パルセータ131を回転させても十分に撹拌しない虞がある。内槽13が回転することにより、内槽13内の衣類も内槽13と一緒に回転するため、衣類全体に温風が当たりやすくなる。更に、衣類に遠心力が働いて内槽13の周壁に押し付けられるため、下側の衣類にも加熱した空気が当たりやすくなる。また、内槽13の回転と停止とを繰り返すことによって、回転時には遠心力によって内槽13の周壁に押し付けられた衣類が停止時には遠心力が働かなくなって下方に落下し易くなるため、衣類の上下方向の攪拌が促進される。
なお、第1乾燥工程~第3乾燥工程の間、乾燥運転処理部52はヒータ381、382のいずれにも通電駆動する。また、乾燥運転処理部52は、第1乾燥工程~第3乾燥工程の間、送風装置37のファン371の回転数を一定に維持する。
判定処理部53が第1乾燥工程が終了したと判定すると、乾燥運転処理部52は、第2乾燥工程を開始する。第2乾燥工程において乾燥運転処理部52は、第1乾燥工程と同様に、送風装置37を駆動し加熱装置38に空気を送ると共に、加熱装置38を高出力で駆動し送風装置37によって送風された空気を加熱する。第2乾燥工程において乾燥運転処理部52は、ダンパ334の開度を0°に維持する。すなわち、第2乾燥工程において外気吸気口333は閉じた状態に維持される。
第2乾燥工程において乾燥運転処理部52は、冷却水給水弁195と排水弁181とを開いた状態に維持する除湿動作を実行する。すなわち、第2乾燥工程は、衣類の温度を維持しつつ主に衣類に含まれる水分の蒸発を促進させる工程である。第1乾燥工程を経て、衣類の温度はある程度まで上昇しているため、乾燥工程開始前に比較して衣類から水分が蒸発し易くなっている。そのため、乾燥運転処理部52は、外槽12からの温かく湿った排気に冷却水を接触させて冷却除湿する。
第2乾燥工程において乾燥運転処理部52は、クラッチ機構143を切断して槽モータ142を駆動してパルセータ131を回転させる。これにより、徐々に水分が除去されつつある衣類が攪拌されて、衣類全体に温風が当たりやすくなる。
判定処理部53が第2乾燥工程が終了したと判定すると、乾燥運転処理部52は、第3乾燥工程を開始する。第3乾燥工程において乾燥運転処理部52は、送風装置37を駆動し加熱装置38に空気を送ると共に、加熱装置38を高出力で駆動し送風装置37によって送風された空気を加熱する。第3乾燥工程において乾燥運転処理部52は、ダンパ334の開度を0°より大きく90°未満である半開状態に維持する。これにより、外気吸気口333は若干開いた状態となり、機内と比較して低湿度である外気を取り込むため、衣類からの水分の蒸発により高湿度となっている機内の湿度が低下する。ダンパ334の開度は、例えば15°~75°の範囲内に設定することができる。外気が機内に導入される分、循環風路30外の湿度の高い空気は筐体11とトップカバー15とバックカバー16との隙間などから機外に逃がされる。これにより、機内ひいては外槽12及び内槽13と、衣類との湿度は更に低下する。
第3乾燥工程において乾燥運転処理部52は、冷却水給水弁195と排水弁181とを閉じた状態に維持する。すなわち、第2乾燥工程において衣類から水分が十分に蒸発したと考えられるため、第2乾燥工程の後の工程である第3乾燥工程では、排気の冷却除湿を行わなくとも良い。
第3乾燥工程において乾燥運転処理部52は、クラッチ機構143を切断して槽モータ142を駆動してパルセータ131を回転させる。これにより、水分が概ね除去された衣類が攪拌されて、衣類全体に温風が当たりやすくなる。
判定処理部53が第3乾燥工程が終了したと判定すると、乾燥運転処理部52は、仕上げ工程を実行する。仕上げ工程は、複数のサブ工程を含んで構成される。本実施形態では、仕上げ工程は、第1仕上げ工程と、第2仕上げ工程とを含んで構成される。
図6は、乾燥工程における乾燥運転処理部52の各構成に対する制御内容を示している。第1仕上げ工程は、乾燥工程よりも低温空気を外槽12に供給しつつ、機外の低湿度の空気を積極的に機内に取り入れて、機内及び衣類の湿度を下げる工程である。第2仕上げ工程は、加熱しない空気を外槽12に供給しつつ、機外の低湿度の空気を積極的に機内に取り入れて、機内及び衣類の湿度を下げる工程である。
第1仕上げ工程において乾燥運転処理部52は、加熱装置38を低出力で駆動する。すなわち乾燥運転処理部52は、ヒータ381又はヒータ382のいずれか一方を通電駆動した方は通電駆動しない。これにより、第1仕上げ工程において外槽12に供給される空気の温度は、乾燥工程の後半とりわけ第3乾燥工程において外槽12に供給される空気の温度よりも低くなる。
第1仕上げ工程において乾燥運転処理部52は、送風装置37を駆動する。この場合、ファン371の回転数は、乾燥工程におけるファン371の回転数と同等に設定されている。
第1仕上げ工程において乾燥運転処理部52は、ダンパ334の開度を第3乾燥工程における開度よりも大きくする。この場合、ダンパ334の開度を75°よりも大きく設定することができる。本実施形態では、ダンパ334の開度は90°に設定されている。これにより、加熱部33に外気吸気口333を通して機内よりも低温低湿である外気が一層導入され易くなるため、循環風路30ひいては外槽12及び衣類の湿度と温度とが低減される。
第1仕上げ工程及び第2仕上げ工程において乾燥運転処理部52は、クラッチ機構143を切断して槽モータ142を駆動する。これにより、仕上げ工程においても衣類の攪拌が促進される。
第1仕上げ工程及び第2仕上げ工程において乾燥運転処理部52は、冷却水給水弁195と排水弁181とを閉じた状態に維持する。すなわち、乾燥工程を経て実行される仕上げ工程においては、衣類からの水分の蒸発は少なくなっているため、排気の冷却除湿を行わなくとも良い。
判定処理部53が第1仕上げ工程が終了したと判定すると、乾燥運転処理部52は第2仕上げ工程を実行する。第2仕上げ工程において乾燥運転処理部52は、加熱装置38を駆動しないで送風装置37を駆動する。これにより、加熱されない空気が外槽12に供給され、外槽12及び内槽13並びに衣類が冷却される。
第2仕上げ工程において乾燥運転処理部52は、ファン371の回転数を、第1仕上げ工程におけるファン371の回転数よりも低く設定する。これにより、消費電力を抑制することができる。
第2仕上げ工程において乾燥運転処理部52は、ダンパ334の開度を第1仕上げ工程における開度と同等かそれ以上に設定する。本実施形態では、ダンパ334の開度を90°に設定する。これにより、外気吸気口333から積極的に機内よりも低温低湿の外気が取り込まれる。第2仕上げ工程では加熱装置38を駆動しないため、加熱しない低温の外気を外槽12及び内槽13並びに衣類に供給することができる。
判定処理部53が第2仕上げ工程が終了したと判定すると、乾燥運転処理部52は、乾燥運転を終了する。
続いて、乾燥工程の各サブ工程の終了を判定する判定処理について図7~図10も参照して説明する。第1乾燥工程と、第2乾燥工程と、第3乾燥工程との終了の判定は、槽温度センサ41が検知した外槽12の温度tと、環境温度センサ42が検知した初期環境温度uと、内槽13に収容された衣類の重量wと、に基づいて判定される。
第1乾燥工程の終了を判定するにあたり、判定処理部53は、槽温度センサ41の検知温度tが所定の第1温度t1に至ったか否かを判定する。槽温度センサ41の検知温度tが所定の第1温度t1以上となった場合、判定処理部53は第1乾燥工程が終了したと判定する。槽温度センサ41の検知温度tが所定の第1温度t1未満であった場合、判定処理部53は第1乾燥工程が終了していないと判定する。
所定の第1温度t1は、乾燥運転開始前又は開始時における環境温度センサ42の検知温度である初期環境温度uと、内槽13内に収容された衣類の重量wに応じて予め設定されている。判定処理部53は、記憶領域502に格納された各重量ランクと各初期環境温度uとによる第1温度t1のチャートに基づいて、槽温度センサ41の検知温度tが所定の第1温度t1以上となったか否かを判定する。
図7は、衣類の重量に応じた重量ランク1~7の一例を示す。この場合、衣類の重量が重いほど、重量ランクは小さくなるように設定されている。例えば、重量ランク1は5.0kg以上、重量ランク2は4.0kg以上5.0kg未満、重量ランク3は3.0kg以上4.0kg未満、重量ランク4は2.0kg以上3.0kg未満、重量ランク5は1.0kg以上2.0kg未満、重量ランク6は0.5kg以上1.0kg未満、重量ランク7は0.0kg以上0.5kg未満に設定されている。
図8は、各重量ランクと各初期環境温度uとによる第1温度t1のチャートの一例である。初期環境温度uは、例えば温度ランク1~4までに区分けされている。例えば、温度ランク1は25℃以上、温度ランク2は17℃以上25℃未満、温度ランク3は12℃以上17℃未満、温度ランク4は12℃未満に設定されている。
同じ重量ランクで比較すると、温度ランクが小さいほどつまり初期環境温度uが高いほど、第1温度t1は高く設定されている。同じ温度ランクで比較すると、重量ランクが小さいほどつまり衣類の重量wが重いほど、第1温度t1は高く設定されている。重量ランク1では、第1温度t1は55℃~70℃の範囲内に設定されている。重量ランク2では、第1温度t1は55℃~70℃の範囲内に設定されている。重量ランク3では、第1温度t1は45℃~60℃の範囲内に設定されている。重量ランク4では、第1温度t1は45℃~55℃の範囲内に設定されている。重量ランク5では、第1温度t1は45℃~55℃の範囲内に設定されている。重量ランク6では、第1温度t1は45℃~55℃の範囲内に設定されている。重量ランク7では、第1温度t1は45℃~55℃の範囲内に設定されている。
第2乾燥工程の終了を判定するにあたり、判定処理部53は、第2乾燥工程開始後所定の第1期間Y経過時に、槽温度センサ41の検知温度を第1基準温度tave1として、第1基準温度tave1から所定の温度上昇の値つまり温度差d1が検知されたか否かを判定する。温度差d1が検知された場合、判定処理部53は第2乾燥工程が終了したと判定する。温度差d1が検知されなかった場合、判定処理部53は第2乾燥工程が終了していないと判定する。第1期間Yは、例えば5分から15分の範囲内に設定することができる。本実施形態では、第1期間Yは10分に設定されている。
より具体的には、第1基準温度tave1は、第2乾燥工程開始時から第1期間Y経過後までの第1期間Y例えばこの場合10分間の平均温度である。また、判定処理部53は、第2乾燥工程開始から第1期間Y経過後、槽温度センサ41の検知温度を1分毎に平均して平均検知温度taveを算出する。判定処理部53は、平均検知温度taveと第1基準温度tave1との温度差Δt1が所定の温度差d1以上となった場合、第2条件が満たされたと判定する。判定処理部53は、平均検知温度taveと第1基準温度tave1との温度差Δt1が所定の第1温度差d1未満であった場合、第2条件は満たされないと判定する。
判定処理部53は、複数回、第1温度差d1以上の温度差Δt1が検知された場合、第2条件を満たすと判定する。すなわち、2以上の所定の回数第1温度差d1以上の温度差Δt1が検知されるまでは、第2乾燥工程を終了しない。本実施形態では、2以上の所定の回数は2回である。これにより、槽温度センサ41の誤検知によって第3乾燥工程に移行してしまい、結果的に乾燥運転終了時に衣類が半乾きであるという事態が抑制される。
所定の第1温度差d1は、初期環境温度uと、内槽13内に収容された衣類の重量wに応じて予め設定されている。判定処理部53は、記憶領域502に格納された各重量ランクと各初期環境温度uとによる第1温度差d1のチャートに基づいて、平均検知温度taveと第1基準温度tave1との温度差Δt1が所定の第1温度差d1以上となった否かを判定する。
図9は、各重量ランクと各初期環境温度uとによる第1温度差d1のチャートの一例である。重量ランク1~4すなわち比較的衣類の重量が重いランクにおいては、同じ重量ランクで比較すると、温度ランクが小さいほどつまり初期環境温度uが高いほど、第1温度差d1は低く設定されている傾向にある。本実施形態では、初期環境温度uが12℃未満の温度ランク4では、第1温度差d1は15℃に、それ以外の温度ランク1~3では第1温度差d1は10℃に設定されている。
重量ランク5~7すなわち比較的衣類の重量が軽いランクにおいては、温度ランク4つまり初期環境温度uが最も低い場合、第1温度差d1は最も大きく設定されている。温度ランク1つまり初期環境温度uが最も高い場合、第1温度差d1は温度ランク4よりは小さく温度ランク2~3よりは大きく設定されている。温度ランク2~3つまり初期環境温度uが中央値である場合、第1温度差d1は最も小さく設定されている。本実施形態では、初期環境温度uが12℃未満の温度ランク4では第1温度差d1は15℃に、初期環境温度uが25℃以上の温度ランク1では第1温度差d1は10℃に、それ以外の温度ランク2~3では第1温度差d1は8℃に設定されている。
温度ランク毎に比較すると、温度ランク1と4に関しては、重量ランクに関わらずに同一の第1温度差d1が設定されている。温度ランク2~3では、重量ランクが小さいつまり衣類の重量が重い方が重量ランクが大きいつまり衣類の重量が軽い場合と比較して、第1温度差d1は大きく設定されている。これは、乾燥する衣類の総量が多いほど、衣類から水分を蒸発させる第2工程において必要な熱量が大きくなるためである。
第3乾燥工程の終了を判定するにあたり、判定処理部53は、第3乾燥工程開始後所定の第2期間Z経過時に、槽温度センサ41の検知温度を第2基準温度tave2として、第2基準温度tave2から所定の温度上昇の値すなわち第2温度差d2が検知されたか否かを判定する。第2温度差d2が検知された場合、判定処理部53は第3乾燥工程が終了したと判定する。第2温度差d2が検知されなかった場合、判定処理部53は第3乾燥工程が終了していないと判定する。第2期間Zは、例えば5分から15分の範囲内に設定することができる。本実施形態では、第2期間Zは10分に設定されている。
より具体的には、第2基準温度tave2は、第3乾燥工程開始時から第2期間Z経過後までの第2期間Z例えばこの場合10分間の平均温度である。また、判定処理部53は、第3乾燥工程開始から第2期間Z経過後、槽温度センサ41の検知温度を1分毎に平均して平均検知温度taveを算出する。判定処理部53は、平均検知温度taveと第2基準温度tave3との温度差Δt2が所定の第2温度差d2以上となった場合、第3条件が満たされたと判定する。判定処理部53は、平均検知温度taveと第2基準温度tave2との温度差Δt2が所定の第2温度差d2未満であった場合、第3条件は満たされないと判定する。
判定処理部53は、複数回、第2温度差d2以上の温度差Δt2が検知された場合、第3条件を満たすと判定する。すなわち、所定の2以上の回数第2温度差d2以上の温度差Δt2が検知されるまでは、第3乾燥工程を終了しない。本実施形態では、所定の2以上の回数は2回である。これにより、槽温度センサ41の誤検知によって仕上げ工程に移行してしまい、結果的に乾燥運転終了時に衣類が半乾きであるという事態が抑制される。
所定の第2温度差d2は、初期環境温度uと、内槽13内に収容された衣類の重量wに応じて予め設定されている。判定処理部53は、記憶領域502に格納された各重量ランクと各初期環境温度uとによる第2温度差d2のチャートに基づいて、平均検知温度taveと第2基準温度tave2との温度差Δt2が所定の第2温度差d2以上となった否かを判定する。
図10は、各重量ランクと各初期環境温度uとによる第2温度差d2のチャートの一例である。本実施形態では、第2温度差d2は、すべての重量ランク1~7及びすべての温度ランク1~4において同一に設定されている。本実施形態では、第2温度差d2は15℃である。
判定処理部53は、第1仕上げ工程と第2仕上げ工程の終了の判定のために、例えば、各工程開始からそれぞれ所定の期間が経過したか否かを判定しても良い。例えば、第1仕上げ工程の所定の期間は5分から10分の範囲内に設定しても良い。例えば、第1仕上げ工程の所定の期間は7分である。例えば、第2仕上げ工程の所定の期間は1分から3分の範囲内に設定しても良い。例えば、第2仕上げ工程の所定の期間は2分である。また、別の実施形態では、槽温度センサ41の検知温度が所定の温度以下であることを検知した場合に、判定処理部53は、第1仕上げ工程又は第2仕上げ工程が終了したと判定しても良い。
このようにして、乾燥運転処理部52と判定処理部53とによって乾燥運転が実行される。
ここで、乾燥機能を有する衣類処理装置において、乾燥運転終了時に衣類が半乾きであるという事態を回避するために、乾燥運転の期間を長めに設定することが考えられる。この場合、衣類が半乾きとなることを抑制できるが、過度に乾燥運転の期間を長期化してしまう虞がある。すなわち、例えば実際には衣類の乾燥が進んでいるにもかかわらず、必要以上に加熱を続けてしまい、運転期間の長期化や、過熱による衣類の傷みの発生、消費電力の増加の虞がある。
これに対し、以上説明した本実施形態の洗濯乾燥機10は、筐体11と、外槽12と、内槽13と、循環風路30と、送風装置37と、加熱装置38と、外気吸気口333と、ダンパ334と、槽温度センサ41と、乾燥運転処理部52と、判定処理部53と、を備える。外槽12は筐体11内部に設けられている。内槽13は、外槽12内に回転可能に設けられて内部に衣類を収容可能である。循環風路30は、外槽12からの空気出口124と外槽12への給気口23とを繋ぐ風路である。送風装置37は、循環風路30の途中に設けられて外槽12に空気を送風する。加熱装置38は、循環風路30の途中に設けられて空気を加熱する。外気吸気口333は、循環風路30の途中に形成されて筐体11外部に連通している。ダンパ334は、外気吸気口333を開閉する。槽温度センサ41は、外槽12の温度を検知する。乾燥運転処理部52は、送風装置37と加熱装置38とを駆動して温めた空気を外槽12に送りダンパ334を閉じ又は開度を小さくして外気の導入を抑制する乾燥工程と、乾燥工程の後に実行する工程であって送風装置37を駆動して空気を外槽12に送りダンパ334を開き又は開度を大きくして循環風路30への外気の導入を促進する仕上げ工程と、を含む乾燥運転を実行可能である。判定処理部53は、乾燥運転処理部52によって実行される各工程の終了を判定する。乾燥工程は、衣類の温度を上げる第1乾燥工程と、第1乾燥工程中に上昇した衣類の温度を維持しつつ除湿動作を実行する第2乾燥工程と、第2工程中に上昇した筐体11内部の湿度を低下させる第3乾燥工程と、を含んで構成される。乾燥運転処理部52は、第1乾燥工程実行時に槽温度センサ41の検知温度が所定の第1条件を満たすと判定処理部53が判定した場合第1乾燥工程を終了して第2乾燥工程に移行し、第2乾燥工程実行時に槽温度センサ41の検知温度が所定の第2条件を満たすと判定処理部53が判定した場合第2乾燥工程を終了して第3乾燥工程に移行し、第3乾燥工程実行時に槽温度センサ41の検知温度が所定の第3条件を満たすと判定処理部53が判定した場合第3乾燥工程を終了して仕上げ工程に移行する。
これにより、乾燥運転の全期間のうち、主要な期間を占める乾燥工程を複数の工程に細分化し、各工程での目標達成を細やかに判定することで、乾燥の達成度を的確に把握し、早期に次の工程に進めることができる。そのため、乾燥運転の運転期間の短期間化ひいては衣類の痛みに抑制や省エネに貢献する衣類処理装置が提供される。
洗濯乾燥機10は、パルセータ131と、駆動部14と、排水経路182と、排水弁181と、熱交換部として機能する排気風路31と、冷却水給水経路193と、冷却水給水弁195と、を備える。パルセータ131は、内槽13の内底部に回転可能に配置される。駆動部14は、パルセータ131を内槽13と共に又は独立して回転駆動可能である。排水経路182は、外槽12から機外に排水する経路である。排水弁181は、排水経路182を開閉する。排気風路31は、循環風路30の途中に設けられて、外槽12から排出された空気を除湿する部位である。冷却水給水経路193は、排気風路31に冷却水を供給する経路である。冷却水給水弁195は、冷却水給水経路193を開閉する。乾燥運転処理部52は、第1乾燥工程において、ダンパ334と排水弁181と冷却水給水弁195とを閉じ、駆動部14を駆動してパルセータ131を含めた内槽13と、パルセータ131単独とで交互に回転駆動する。乾燥運転処理部52は、第2乾燥工程において、ダンパ334を閉じて排水弁181と冷却水給水弁195とを開き、駆動部14を駆動してパルセータ131を回転させる。乾燥運転処理部52は、第3乾燥工程において、ダンパ334を開いて排水弁181と冷却水給水弁195とを閉じ、駆動部14を駆動してパルセータ131を回転させる。
乾燥運転の初期段階に実行される第1乾燥工程においては、衣類が水分を多量に含んでいるため比較的重量が重く、その結果パルセータ131単独では撹拌効率が落ちる虞がある。第1乾燥工程においては、早期に衣類の温度を上昇させる必要があるため、内槽13を回転させることにより内槽13と同時に衣類も回転させ、衣類全体に温風を万遍なく当てることができる。乾燥運転の中期に実行される第2乾燥工程及び第3乾燥工程においては、衣類から水分がある程度蒸発しているため、衣類の重量が第1乾燥工程に比較して軽くなっている。そのため、内槽13を回転させなくとも衣類が混ざりやすいため、パルセータ131を回転させて衣類をかき混ぜることで、衣類全体に温風が当たりやすくする。更に、衣類の温度が高くなり水分が衣類から蒸発する第2乾燥工程では、冷却水によって排気に含まれる蒸気を除去することで、乾燥効率を向上する。
判定処理部53は、槽温度センサ41の検知温度が所定の第1温度t1以上である場合第1条件を満たすと判定する。
第1乾燥工程の終了条件を時間管理とせず、衣類全体に熱が伝わっていることが推定される第1温度t1に達したら早い段階で第2乾燥工程に移行するため、乾燥工程の進行状況に従った適切な乾燥制御ができる。
洗濯乾燥機10は、洗濯乾燥機10が設置された環境の温度を検知する環境温度センサ42を備える。第1温度t1は、前記環境温度センサの検知温度である初期環境温度uに従って予め設定される。
環境温度が低い場合には、同じ熱量を与えても外槽12の温度の上昇は緩やかになる。一方、衣類には概ね同等の熱量の温風が与えられるため、第1温度t1として環境温度によらずに同じ温度を設定した場合、環境温度が低い場合には衣類を加熱し過ぎて衣類の傷みを加速する虞がある。そこで、本実施形態では、例えば環境温度が低い場合には第1温度t1を低く設定し、環境温度が高い場合には第1温度t1を高く設定する。これにより、環境温度が異なっても第1乾燥工程に掛ける期間を比較的同程度に維持し、衣類の痛みを抑制することができる。
判定処理部53は、第2乾燥工程開始後所定の期間Y経過時の槽温度センサ41の検知温度tに基づいて第1基準温度tave1を設定し、槽温度センサ41の検知温度と第1基準温度tave1との温度差Δt1が所定の温度差d1以上となった場合前記第2条件を満たすと判定する。
所定の期間T1温風を当てた後の衣類は、ある程度乾燥が進んでいると考えられる。その後の温度上昇の速度は、環境温度や環境湿度、衣類の重量によって変化するので、所定の温度上昇d1を観測した時点で第2乾燥工程を終了とする。これにより、第2乾燥工程の期間ひいては乾燥運転の期間を抑制しつつ、十分な衣類の乾燥度を達成することができる。
ここで、1回の温度差d1の検知で即座に第2乾燥工程を終了して第3乾燥工程に移行した場合、当該温度差d1の算出の基となった温度tが誤検知であった場合、本来は所望の乾燥度に達していないのに第3乾燥工程に移行してしまい、乾燥運転終了時に衣類が半乾きである可能性がある。
これに対して、判定処理部53は、所定の温度差d1が複数回検知された場合に第2条件を満たすと判定する。
誤検知が複数回引き続いて起こる可能性は低いため、複数回温度差d1が繰り返された場合には、検知が正しいことが推測される。したがって、誤検知による衣類の半乾きを抑制し、乾燥判断の精度を向上することができる。
仕上げ工程は、第1仕上げ工程と第1仕上げ工程の後に実行される第2仕上げ工程とを含む。乾燥運転処理部52は、第1仕上げ工程において、ダンパ334の開度を乾燥工程におけるダンパ334の開度よりも大きく設定し、加熱装置38の出力を乾燥工程における加熱装置38の出力よりも低く設定する。乾燥運転処理部52は、第2仕上げ工程において加熱装置38を停止し、送風装置37の回転数を第1仕上げ工程よりも低く設定する。
これにより、低温低湿の外気を循環風路30に取り込むと共に、第1仕上げ工程では加熱装置38の出力を弱め、第2仕上げ工程では加熱装置38を停止することで、外槽12及び内槽13並びに衣類が徐々に冷却される。更に、送風装置37の回転数を下げることで、消費電力が抑制される。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…洗濯乾燥機(衣類処理装置)、11…筐体、12…外槽、124…空気出口、13…内槽、131…パルセータ、14…駆動機構、181…排水弁、182…排水経路、193…冷却水給水経路(給水経路)、195…冷却水給水弁(給水弁)、23…給気口、30…循環風路、31…排気風路(熱交換部)、33…加熱部、331…機内吸気口、332…機内吸気口、333…外気吸気口、334…ダンパ、37…送風装置、38…加熱装置、41…槽温度センサ、42…環境温度センサ、50…制御装置、52…乾燥運転処理部、53…判定処理部

Claims (7)

  1. 筐体と、
    前記筐体内部に設けられた外槽と、
    前記外槽内に回転可能に設けられて内部に衣類を収容可能である内槽と、
    前記外槽からの空気出口と前記外槽への給気口とを繋ぐ循環風路と、
    前記循環風路の途中に設けられて前記外槽に空気を送風する送風装置と、
    前記循環風路の途中に設けられて前記空気を加熱する加熱装置と、
    前記循環風路の途中に形成されて前記筐体外部に連通した外気吸気口と、
    前記外気吸気口を開閉するダンパと、
    前記外槽の温度を検知する槽温度センサと、
    前記送風装置と前記加熱装置とを駆動して温めた空気を前記外槽に送り前記ダンパを閉じ又は開度を小さくして外気の導入を抑制する乾燥工程と、前記乾燥工程の後に実行する工程であって前記送風装置を駆動して空気を前記外槽に送り前記ダンパを開き又は開度を大きくして前記循環風路への外気の導入を促進する仕上げ工程と、を含む乾燥運転を実行可能な乾燥運転処理部と、
    前記乾燥運転処理部によって実行される各前記工程の終了を判定する判定処理部と、を備え、
    前記乾燥工程は、前記衣類の温度を上げる第1乾燥工程と、前記第1乾燥工程中に上昇した前記衣類の温度を維持しつつ除湿動作を実行する第2乾燥工程と、前記第2乾燥工程中に上昇した前記筐体内部の湿度を低下させる第3乾燥工程と、を含んで構成され、
    前記乾燥運転処理部は、前記第1乾燥工程実行時に前記槽温度センサの検知温度が所定の第1条件を満たすと前記判定処理部が判定した場合前記第1乾燥工程を終了して前記第2乾燥工程に移行し、前記第2乾燥工程実行時に前記槽温度センサの検知温度が所定の第2条件を満たすと前記判定処理部が判定したら前記第2乾燥工程を終了して前記第3乾燥工程に移行し、前記第3乾燥工程実行時に前記槽温度センサの検知温度が所定の第3条件を満たすと前記判定処理部が判定したら前記第3乾燥工程を終了して前記仕上げ工程に移行する、
    衣類処理装置。
  2. 前記内槽の内底部に回転可能に配置されるパルセータと、
    前記パルセータを前記内槽と共に又は独立して回転駆動可能な駆動部と、
    前記外槽から機外に排水する排水経路と、
    前記排水経路を開閉する排水弁と、
    前記循環風路の途中に設けられて、前記外槽から排出された空気を除湿する熱交換部と、
    前記熱交換部に冷却水を供給する給水経路と、
    前記給水経路を開閉する給水弁と、を備え、
    前記乾燥運転処理部は、前記第1乾燥工程において、前記ダンパと前記排水弁と前記給水弁とを閉じ、前記駆動部を駆動して前記パルセータを含めた前記内槽と前記パルセータ単独とで交互に回転させ、
    前記乾燥運転処理部は、前記第2乾燥工程において、前記ダンパを閉じて前記排水弁と前記給水弁とを開き、前記駆動部を駆動して前記パルセータを回転させ、
    前記乾燥運転処理部は、前記第3乾燥工程において、前記ダンパを開いて前記排水弁と前記給水弁とを閉じ、前記駆動部を駆動して前記パルセータを回転させる、
    請求項1に記載の衣類処理装置。
  3. 前記判定処理部は、前記槽温度センサの検知温度が所定の第1温度以上である場合前記第1条件を満たすと判定する、
    請求項1に記載の衣類処理装置。
  4. 前記衣類処理装置が設置された環境の温度を検知する環境温度センサを備え、
    前記第1温度は、前記環境温度センサの検知温度に従って予め設定される、
    請求項3に記載の衣類処理装置。
  5. 前記判定処理部は、前記第2乾燥工程開始後所定の期間経過時の前記槽温度センサの検知温度に基づいて基準温度を設定し、前記槽温度センサの検知温度と前記基準温度との温度差が所定の温度差以上となった場合前記第2条件を満たすと判定する、
    請求項1に記載の衣類処理装置。
  6. 前記判定処理部は、前記所定の温度差が複数回検知された場合に前記第2条件を満たすと判定する、
    請求項5に記載の衣類処理装置。
  7. 前記仕上げ工程は、第1仕上げ工程と前記第1仕上げ工程の後に実行される第2仕上げ工程とを含み、
    前記乾燥運転処理部は、前記第1仕上げ工程において、前記ダンパの開度を前記乾燥工程における前記ダンパの開度よりも大きく設定し、前記加熱装置の出力を前記乾燥工程における前記加熱装置の出力よりも低く設定し、
    前記乾燥運転処理部は、前記第2仕上げ工程において前記加熱装置を停止し、前記送風装置の回転数を前記第1仕上げ工程よりも低く設定する、
    請求項1に記載の衣類処理装置。
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