JP2004209141A - 乾燥機能付き洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】温風供給ユニットを構成する加熱源に対し、その保守点検を容易にして安全性及び信頼性を確保する。
【解決手段】乾燥運転時に予め設定された乾燥に有効な所定温度に対し、温風供給ユニット18から吹出された温風温度が高い場合には、送風機19の回転速度を上昇させ、逆に所定温度よりも低い場合には送風機19の回転速度を低下させるようにして、風量を複数段階に可変することにより加熱源たるPTCヒータ20の温度制御を行なう構成とする。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、温風供給ユニットを備えた乾燥機能付き洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、洗濯物の洗濯及び乾燥を1台で行なえるようにした乾燥機能付き洗濯機が供されている。この種洗濯機の特徴を概述すると、これは従前の洗いや脱水等行なう洗濯機に対し、洗濯物を乾燥するための温風を生成し供給する温風供給ユニットを付加した構成にあって、洗濯運転と乾燥運転とを択一的に、更には連続して実行可能としたものである。
【0003】
そして、この温風供給ユニットは、通常送風機及び加熱源として例えばPTCヒータを具備した構成からなり、乾燥運転時のみ通電駆動され洗濯物に向けて温風を供給するようにしている。しかるに、その温風温度の制御手段としては、一般的には温度センサを設けて前記PTCヒータを通断電して温度制御しているが、例えば乾燥専用の衣類乾燥機にあっては、ヒータの通断電による寿命の影響も考慮して、例えば位相制御により実効電圧を変更したり、或は送風量を変更することによってPTCヒータの発熱量を可変して、温風温度を変更することが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−80195号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
確かに上記特許文献1に記載のものによれば、PTCヒータへの実効電圧の変更と併せて送風量可変による温度制御を可能としているが、具体的には電流制限容量のぎりぎりの電流を用いて乾燥できるようにしたものであり、しかも温度や電流が所定値を超えた場合には、実効電圧を下げ或は送風量を低下させてPTCヒータの発熱量を減少させるようにしたものである。従って、PTCヒータに対し送風量の可変手段に加えて実効電圧を少なくとも3段階に変更可能な制御手段を必須とし、更には室温に応じた制御手段も行なう場合には一層複雑な制御手段を策定せねばならない。
【0006】
また、上記したように乾燥機能付き洗濯機は、洗濯運転機能のみとする通常の洗濯機には見られない温風供給ユニットを備え、中でもPTCヒータなどの加熱源を有した点で大きく異なり、該加熱源に対する熱的な安全性や信頼性について、通常の洗濯機以上に配慮されてしかるべきである。しかしながら、加熱源たるPTCヒータはもとより、その通電回路等も含めた保護(寿命)や点検及びメンテナンスについては通常一般家庭では不可としており、特に上記特許文献1記載のように木目細かな制御を行なうほど重要で、長期使用における信頼性や安全性を確保するには十分とは云えない。
【0007】
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、加熱源に対する保護や点検及びメンテナンス等を容易にできて安全性や信頼性を確保できる乾燥機能付き洗濯機を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の乾燥機能付き洗濯機は、第1の手段として、外殻を形成する筐体内に弾性支持された水槽と、この水槽内に回転可能設けられ洗濯物を収容する回転槽と、乾燥運転時に駆動され前記回転槽内の洗濯物を乾燥するために温風を供給する温風供給ユニットと、この温風供給ユニットからの温風温度を検知する温風温度検知手段とを備え、洗濯運転コースと乾燥運転コースとを択一的に実行可能としたものにおいて、前記温風供給ユニットは、送風機及びPTCヒータを具備してなり、乾燥運転時に前記温風温度検知手段による検知結果が、予め設定された所定温度以上の場合には前記送風機の回転速度を上昇させ、所定温度以下の場合には前記送風機の回転速度を低下させるよう制御することを特徴とする(請求項1の発明)。
【0009】
これにより、乾燥運転を通してPTCヒータの通断電を繰り返すことなく風量を可変することで有効な乾燥温度を制御できるので、急激な温度変化を呈することなく木目細かな温度制御ができて乾燥効率が良く、しかも当該PTCヒータを長期保護(寿命)するに有効で、且つ送風機による複数段階の風量可変に基づく簡易な手段にて温風制御ができるなど実用に好適する。
【0010】
そして、請求項1記載のものにおいて、室温を検知する室温検知手段を備え、この室温検知手段により検知された室温が低い場合は、同高い場合より所定温度を低く設定するようにしたことを特徴とする(請求項2の発明)。
【0011】
斯かる手段によれば、室温が低い場合は、同高い場合より乾燥に有効な所定温度を低く設定し、従って室温が高い場合は所定温度を高く設定するようにしたので、室温の変化に応じた一層木目細かな効率の良い乾燥運転ができる。
【0012】
また、上記目的を達成するために本発明の乾燥機能付き洗濯機は、第2の手段として、外殻を形成する筐体内に弾性支持された水槽と、この水槽内に回転可能設けられ洗濯物を収容する回転槽と、この回転槽内の洗濯物を乾燥するために温風を供給する温風供給ユニットとを備え、洗濯運転コースと乾燥運転コースを択一的に実行可能としたものにおいて、前記温風供給ユニットは、送風機及びPTCヒータを具備してなり、且つ前記PTCヒータの電流を検出するヒータ電流検知手段を設け、洗濯運転時に前記送風機を駆動した条件で前記ヒータ電流検知手段によりPTCヒータの電流検知を行ない、該ヒータへの通電異常の有無を確認できるようにしたこと特徴とする(請求項3の発明)。
【0013】
斯かる手段によれば、検知された電流入力値を所定値と比較することで、PTCヒータの通電異常の有無が容易に確認できる。しかも、これを一般的に乾燥運転の前に行なう洗濯運転時に予め確認できるとともに、乾燥運転は必ずしも実行するとは限らないので使用頻度の多い洗濯運転時に確認することで、PTCヒータの通電異常に対する点検を早期に確実に確認でき、以って熱的な安全性を確保できる。更には、PTCヒータに対し送風状態で電流検知するようにしたので、電流入力値を明確に検出でき且つ検出精度を高めるにも有効である。
【0014】
更に、上記目的を達成するために本発明の乾燥機能付き洗濯機は、第3の手段として、外殻を形成する筐体内に弾性支持された水槽と、この水槽内に回転可能設けられ洗濯物を収容する回転槽と、この回転槽内の洗濯物を乾燥するために温風を供給する温風供給ユニットと、この温風供給ユニットからの温風温度を検知する温風温度検知手段とを備え、洗濯運転コースと乾燥運転コースを択一的に実行可能としたものにおいて、前記温風温度検知手段として温度センサを有し、前記乾燥運転コースの設定後、前記温風供給ユニットが駆動される以前に前記温度センサによる現状の温度検知を実行し、この検知結果に基づき該温度センサの異常有無を確認できるようにしたことを特徴とする(請求項4の発明)。
【0015】
斯かる手段によれば、温風供給ユニットが実働する前に温度センサの異常有無を確認できるので、該温度センサに基づく温度制御が不能なまま乾燥運転に移行することを未然に防ぐことができ、加熱源を有する乾燥機能付き洗濯機における特には過昇温度に対する安全性を確保できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を示す図1ないし図7を参照して説明する。
まず、図4は乾燥機能付き洗濯機全体の概略構成を示したもので、洗濯機の外殻を形成する箱状の匡体1は、矩形の外箱2と、その上面を覆うように被着されたトップカバー3とから構成されている。
トップカバー3は、ほぼ中央部に洗濯物の投入口4を有し、該投入口4には蓋5が開閉可能に設けられ、また正面前方には詳細は後述するが各種の操作キーを有する操作パネル6が配設されるとともに、その内方には洗濯及び乾燥運転等の運転全般を制御すべくマイクロコンピュータ等からなる制御装置7を内蔵している。
【0017】
そして、前記外箱2の内部には、上面を開口した貯水可能な有底筒状の水槽8が、4隅部の弾性支持機構9(図4では2個所のみ図示)を介して弾性支持されている。この水槽8の底部には、排水弁10を有する排水管路11が連通接続され、水槽8内の洗濯水等を機外に排水可能な構成とし、一方、上端部には上面の開口を閉鎖するように円盤状の槽カバー12が水密に嵌合固定されている。
この槽カバー12のほぼ中央には、開閉可能な内蓋13が設けられ、洗濯物を出し入れ可能にするとともに、内蓋13が閉鎖状態にあるとき水槽8の内外は該内蓋13の中央部位に設けられたフィルター部14を通してのみ連通し、水槽8内は閉鎖的な空間として形成される。
【0018】
斯かる水槽8の内部には、洗濯物を収容し撹拌洗浄等するための回転槽15が垂直軸周りに回転可能に設けられている。具体的には、上記水槽8と同様の上面を開口した有底筒状をなし、且つ周壁に多数の透孔15aを有し、上部にバランスリング15bを備え、また内底部には洗濯物を撹拌するための撹拌体16を備えた構成としている。特に、撹拌体16は内底面に沿って径大で多くの表面積を有する皿状をなし、洗濯時に該撹拌体15を正逆回転することで洗濯物を回転移動させ有効な撹拌洗浄を可能とするとともに、本実施例では乾燥時においても回転駆動され洗濯物を撹拌する撹拌機能を有している。
【0019】
そして、上記水槽8の外底部中央には駆動モータ17が設けられ、その回転動力は図示しないクラッチ機構を介して前記回転槽15及び前記撹拌体16に選択的に伝えられ、洗いや脱水等の洗濯運転及び乾燥運転を夫々有効化する。この駆動モータ17は、例えばアウタロータ形のDCブラシレスモータが用いられ、前記制御装置7からの駆動信号を受けて予め記憶された制御プログラム等に基づき駆動制御される。
【0020】
一方、前記トップカバー3の後部には、外気を取り込み温風化するとともに、この温風を水槽8から回転槽15内に供給可能とした温風供給ユニット18が設けられている。この温風供給ユニット18は、ファン及びDCモータからなる送風機19と、加熱源であるPTCヒータ20を具備してなり、これらを内蔵するユニットケーシング21は、トップカバー3の外方から外気を取り込む吸気口21a、そして加熱後の温風を水槽8側に向けて吹出す吹出口21bを備えている。従って、ユニットケーシング21の吹出口21bは、水槽8の上方に臨んだ位置にあって、これに連結された送風ダクト22によって水槽8内に連通接続されている。
【0021】
具体的には、上記送風ダクト22は屈曲自在な蛇腹状をなし、弾性支持された水槽8の振動を吸収可能とするとともに、前記槽カバー12の後部に開口した給気口12aに接続されている。そして、斯かる構成の温風供給ユニット18には、PTCヒータ20の下流側である温風吹出し側のユニットケーシング21内に臨んで、例えばサーミスタからなる温度センサ23が設けられ、本来的には加熱後の温風温度を測定する検知手段として機能するが、前記PTCヒータ20の非通電時にあっては外気温度たる室温検知手段としても機能するもので、詳細な作用説明は後述する。
尚、上記ユニットケーシング21の後部である外気の吸気口21aには、対向配置のフィルタ部24aを備えたフィルタ部材24を挿脱可能に設けている。
【0022】
従って、乾燥運転時における温風は図中矢印Eで示すような送風経路を経て流れ、具体的には矢印E1は温風化前の外気の流れを示し、矢印E2は取り込まれた外気が加熱された後の乾燥用の温風の流れを示し、矢印E3は洗濯物の乾燥寄与後の所謂排気風の主な排出方向を示している。
また、上記トップカバー3の後部には、上記温風供給ユニット18に隣接して水道の蛇口に連通接続された給水弁25(後述する図6参照)が設けられ、図示しないがやはり蛇腹状の給水ダクトを介して槽カバー12に接続され、水槽8及び回転槽15内に給水可能とした給水手段を備えている。
【0023】
ここで、前記したトップカバー3の前方に設けられた操作パネル6につき詳述すると、これは図5に拡大した平面図に示されるように、キースイッチ26として機能する電源操作キー26a、押す毎に切換わる一時停止機能を兼ねたスタートキー26b、運転コース選択キーとしての洗濯運転コースキー26cと乾燥運転時間の設定も兼ねた乾燥運転コースキー26d、押す毎に温度が切換わる乾燥温度設定キー26e等を有し、その他運転時間等を表示する表示部27、個々の洗濯条件を設定できる各種の操作キー等を備えた構成としている。
【0024】
次に、図6に基づき電気的構成につき説明する。前記制御装置7は、上記キースイッチ26からの入力信号や予め記憶された制御プログラム等に基づき洗濯運転や乾燥運転等の運転全般を制御する所謂制御手段として機能する。
この制御装置7は、AC商用電源28をDC電源回路29によりDC電圧に変換し、制御装置7からの指令に基づきインバータ回路30を駆動して所定の回転速度にて前記駆動モータ17を駆動制御する。また、制御装置7には前記した温風温度や外気温度の室温を検知する温度センサ23や操作パネル6のキースイッチ26から入力信号を受ける他に、詳細な説明は省略するが公知の洗濯物量検知手段31や水位検知手段32、及び前記PTCヒータ20の電流を検知する変流器(CT)を用いたヒータ電流検知手段33等からの検知信号を入力する構成としている。
【0025】
一方、出力ポートには前記した排水弁17、送風機19、PTCヒータ20、給水弁25、操作パネル6の表示部27等が接続される他に、運転の異常や終了を告げる報知手段としてのブザー34が接続され、これらは駆動回路35からの駆動制御信号に基づき駆動制御され、特にDCモータからなる送風機19は、制御装置7からの電圧指令に応じて可変速可能に、即ち風量を可変可能に制御される。この可変制御についての詳細は後述するが、乾燥運転時の温風温度が予め設定された所定温度と比較され、その結果に応じて風量が加減するよう可変制御される。
【0026】
しかして、図7は上記した送風機19及びPTCヒータ20を有する温風供給ユニット18が駆動された場合の、即ち乾燥運転時における風量と、温風温度たる吹出し温度との関係を示した特性図である。
通常この種PTCヒータ20は、風量が増すに伴ない発熱量が増大する正特性を有したものが採用されている。ところが、一般的に乾燥効率の向上には風量(この場合には温風量)が多いのが好ましいことはもとより、本実施例の如き風量を可変制御するためには風量範囲を大きくするのが有効であることから、例えば送風機19は2000〜4000rpmの回転速度の範囲で可変制御されるようにしている。
【0027】
図7は、そのような風量領域における実測結果を示したものであるが、当該領域では風量が増すに伴ない吹出し温度が低下する逆特性の傾向を呈した。これは、風量に伴なうPTCヒータ20の発熱量の増大に対し、風量増大に伴ない該ヒータ20を逸早く通過して風量が加速的に多くなるため、PTCヒータ20による熱伝達が十分になされないまま通過し、所謂加熱効率が低下することによるものと思われる。尚、この場合の吹出し温度は、図4に示すPTCヒータ20の吹出し側に配置された温度センサ23により検知される温風温度に相当する。
【0028】
次に、上記構成の作用について、図1ないし図3のフローチャートに基づき説明する。尚、これらフローチャートは、特に温風供給ユニット18の動作内容及び温度制御内容に関連して示すとともに、乾燥機能付き洗濯機を使用する際の手動操作による条件設定等の操作手順も含めて開示している。
この種乾燥機能付き洗濯機にあっては、一般的には洗いや脱水等を自動的に行なう洗濯運転を行ない、その洗濯を終えた後の洗濯物の乾燥を行なうべく乾燥運転を行なうようにしているが、単独に乾燥運転のみ行なうことも可能であることは云うまでもない。
【0029】
しかして、まず図1に示すフローチャートに沿って説明すると、最初に洗濯機を使用するための各種の設定操作として、図5に示す操作パネル6のキースイッチ26により手動操作され、その設定操作に基づく信号が制御装置7に入力される。
即ち、まず最初にキースイッチ26のうちの電源操作キー26aを操作して電源ONとし(ステップS1)、次に洗濯運転または乾燥運転コースのいずれかを選択設定する(ステップS2)。この場合、最初に本発明の主要部の多くの特徴を有する後者の乾燥運転について説明すべく、乾燥運転コースキー26dを押圧操作してコース設定するとともに、続いて同一キー操作にて所望の乾燥運転時間(例えば、30分〜200分)も選択設定する。従って、洗濯運転コースを選択した場合については、以降その要部の作用説明について別途後述する。
【0030】
上記乾燥運転コース設定の入力操作に伴ない、続くステップS3では温度センサ23による現状の周囲温度たるユニットケーシング21内の温度検知が行なわれる。この場合の現状温度は、ユニットケーシング21内が外気と連通状態にあるのでほぼ室温に相当するもので、該温度が所定温度の例えば「100°C〜−10°C」の正規の値の範囲内であるか否か確認される。
【0031】
所謂、温風供給ユニット18が駆動される前に予め温度センサ23自体の機能点検を行なうようにしたもので、温風供給前の現状の周囲温度を測定し、その測定温度が仮に範囲外とした場合(NOW:Nと略記する)、異常(故障)と判断されてステップS4に移行し、ブザー34により直ちに異常報知して使用者に警告するようにしている。このことは、後述する乾燥運転時におけるPTCヒータ20等に対する温度制御が正常に、且つ安全に制御できることを確保する。
【0032】
一方、温度の測定結果が正常と判断される範囲内にある場合には(YES:Yと略記する)、そのままステップS5に移行して乾燥温度設定キー26eによる設定操作が行なわれる。従って、設定操作が行なわれた場合(Y)には、ステップS6にて所望の乾燥温度「高・中・低」のいずれかに選択設定される(図5参照)。但し、ステップS5にて使用者が設定操作を行なわなかった場合(N)には、ステップS7に移行し、最も標準的な乾燥温度「中」に自動的に決定されるようにしている。この結果、上記ステップS5ないしS7を経ることで必ず乾燥温度の設定が行なわれる。
【0033】
斯くして、乾燥運転コースを実行するための条件設定等の準備を終え、次ステップS8においてスタートキー26bを押圧操作して、乾燥運転をスタートさせる。すると、まず温風供給ユニット18を構成するうちの送風機19のみが駆動され(ステップS9)、所定時間(例えば、3分間)外気を取り込む送風運転が行なわれ、その間(若しくはその運転直後でも可)に温度センサ23にて吹出し側の周囲温度を測定する(ステップS10)。この周囲温度は、取り込まれた外気温度であり所謂室温に該当するもので、これを測定して記憶する。
【0034】
そして、ステップS11に移行すると、PTCヒータ20及び送風機19共に駆動されて、取り込まれた外気がPTCヒータ20を通過する間に加熱されて温風として生成され、送風ダクト22を経て水槽8及び回転槽15内に供給される。即ち、温風供給ユニット18が通電駆動され、温風は水槽8内に供給され、該水槽8は槽カバー12や内蓋13にて閉鎖された空間、この場合乾燥室として機能し、そして内部の回転槽15内に収容された洗濯物の乾燥を開始する。この乾燥運転では、詳細な説明は省略するが駆動モータ17が駆動され回転槽15及び撹拌体16を低速回転駆動して洗濯物を撹拌し、温風が洗濯物全体にむらなく行き渡るよう制御される。
【0035】
続いて、図2には上記した図1に続く乾燥運転の開始以後の制御内容を示しており、そこでステップS12以降は、先のステップS5〜S7にて設定された乾燥温度に応じた温度制御のもとに運転が進められる。
即ち、ステップS12では温度設定が「低」であるか否か判断され、「低」以外であれば(N)、ステップS13に移行し温度設定が「中」であるか否か判断され、従ってこのステップS13に至っては乾燥温度「中」か「高」かいずれかが判断され、以ってステップS12及びステップS13にて「高・中・低」のいずれかの温度設定であるかが確定され、以降これら乾燥温度の設定に応じて夫々の乾燥に好適する温度制御が実行される。
【0036】
例えば、今ステップS12にて乾燥温度「低」の設定であると確認された場合には、ステップS14に移行し室温を加味した温度制御が行なわれる。即ち、先のステップS10にて取得された室温結果に基づき、当該ステップS14にて室温が「30°C以上」か、「15°C以下」か、その「中間」温度か、の3段階に判定区分され、例えば室温が「30°C以上」であった場合には、ステップS15に移行し乾燥温度として乾燥に有効な70°Cを所定温度として設定されるとともに、温風温度検知手段として機能する温度センサ23により、温風供給ユニット18からの実際の温風吹出し温度を検知し、この検知結果を上記所定温度70°Cと比較される。
【0037】
同様に、上記ステップS14にて室温が「中間」温度と確認された場合にはステップS16に移行し、この場合では所定温度60°Cとして実際の温風吹出し温度と比較される。更に同じく、室温が「15°C以下」と確認された場合にはステップS17に移行し所定温度55°Cとして実際の温風吹出し温度と比較される。
上記のことから明らかなように、乾燥温度が「低」設定の中にあっても(ステップS12)、上記の如く室温が高いほど所定温度たる乾燥温度が高く設定され、実際の温風吹出し温度との比較がなされるようにしている(ステップS14〜S17)。
【0038】
これに対し、先のステップS13にて乾燥温度「中」設定であると確認判定された場合には、ステップS18に移行し上記と同様の3段階に区分判定され、室温が「30°C以上」ではステップS19に移行し所定温度として乾燥温度80°Cとして設定され、実際の温風吹出し温度と比較されるようにしており、また室温が「中間」温度ではステップS20に移行し、所定温度70°Cと設定されて吹出し温度と比較され、更には室温が「15°C以下」と確認された場合にはステップS21に移行し、所定温度60°Cと設定され実際の温風吹出し温度と比較される。
【0039】
このように、乾燥温度「中」設定時にあっても、3段階の室温に応じて乾燥に有効な所定温度が設定され、室温が30°C以上ではステップS19に移行し前記乾燥温度「低」よりも高温度の80°Cに設定され、現状の吹出し温度と比較される。ほか、ステップS18における室温が「中間」温度では、ステップS20に移行し所定温度70°Cに設定され、また室温が「15°C以下」では所定温度60°Cに設定され、夫々現状の吹出し温度と比較されるもので、且つ室温毎に設定された全ての所定温度は前記乾燥温度「低」設定の場合よりも、全体に高い温度設定にあるとともに、やはり室温が高いほど高温度の設定のもとに温度制御され、乾燥作用が効果的に行なわれるようにしている。
【0040】
また、上記ステップS13にて乾燥温度が「高」設定であるとした場合には、ステップS22に移行し上記と同様の3段階の室温区分に判定され、室温「30°C以上」ではステップS23に移行し所定温度として85°Cが設定され、実際の温風吹出し温度と比較されるようにしており、また室温「中間」温度ではステップS24に移行し、所定温度80°Cと設定され吹出し温度と比較され、更には室温「15°C以下」と確認された場合にはステップS25に移行し所定温度70°Cに設定され実際の温風吹出し温度と比較される。
斯くして、乾燥温度「高」設定時における各室温毎に設定される所定温度(85〜70°Cの範囲)は最も高く設定され、以下乾燥温度「中」、「低」設定の順に低くなるように温度設定されている。
【0041】
そして、上記各室温毎に具体的に設定された所定温度と現状の温風吹出し温度との比較がなされた後は、その結果に応じてステップS26またはステップS28のいずれかに分岐して進行する。
例えば、乾燥温度「低」において各室温毎に設定された所定温度70°Cまたは同60°Cまたは同55°Cに対して、吹出し温度が夫々これらを上回る設定温度以上であることが検知された場合には、いずれも上記ステップS26に移行する。これは、夫々設定された所定温度以上の温風が吹出されている場合に相当し、従って斯かる場合には次ステップS27に移行し、PTCヒータ20に流れる電流をヒータ電流検知手段33にて検知し、その結果が所定値以上の場合(Y)には、直ちにステップS29に移行して温風供給ユニット18への通電を停止し乾燥運転を停止するようにしている。
【0042】
但し、上記ステップS26にてヒータ電流が所定値以下の場合(N)には入力電流に余裕があることから、前記送風機19の回転速度は制御装置7からの電圧指令を受けて予め設定してある回転速度まで上昇させて風量の増大を図り(ステップS27)、図7にて述べたように吹出し温度を低下させる駆動制御のもとに乾燥運転が継続され、しかる後に温風供給ユニット18の駆動を停止し(ステップS29)、温風供給による乾燥運転を停止するようにしている。
【0043】
このことは、乾燥温度「中」、「高」設定においても、やはり夫々の所定温度以上の吹出し温度が検出された場合には、上記同様のステップを踏んだ駆動制御が実行され、所謂基本的にはステップS27に示す風量増大により温風温度を低下させる制御が行なわれる。但し、本実施例ではその前段において過電流に対する保護措置としてヒータ電流制御を行なうステップS26を設け、予め設定した所定値以上の電流が検知された場合に、温風の供給を停止するようにしたものである。
【0044】
これに対し、温風吹出し温度が夫々所定温度以下であった場合、これは有効な乾燥温度より低い温風であることから、いずれもステップS28に移行し送風機19の回転速度を予め設定された回転速度まで低下せしめ、風量減少のもとにPTCヒータ20を経た温風温度を上昇させるよう制御し、しかる後、この温風供給ユニット18は停止され(ステップS29)、温風による乾燥運転を終了するようにしている。
【0045】
これに対し、先の図1に示すステップS2において、洗濯運転コースキー26cの操作にて洗濯運転コースが選択設定された場合につき、以降の要部のフローチャートを示す図3に基づき説明する。
まず、スタートキー26bの押圧操作により洗濯運転がスタートする(ステップS30)。すると、通常では洗濯物量検知手段31による布量検知や、洗剤量及び水量(水位)の決定に伴なう給水弁25による給水動作が行なわれるのであるが、本実施例ではその前に次ステップS31にて送風機19のみが所定時間(例えば、10秒間)駆動され、所謂送風運転が行なわれるようにしている。
【0046】
そして、この送風運転中(若しくは送風運転直後でも可)にヒータ電流検知手段33によりPTCヒータ20の電流検知が行なわれ、その結果が所定値以上か、以下かが判定される(ステップS32)。即ち、ヒータ電流の入力値が所定値以上、例えば1アンペア(A)以上であった場合には、ステップS33に移行しブザー34にて異常報知する。この異常とは、PTCヒータ20自体の故障、或は図示しないが接点回路上の溶着とか短絡等による故障を含むもので、所謂PTCヒータ20への通電異常であることを示す。従って、本来非通電状態のPTCヒータ20が通電(異常)状態にあるとき、送風することによって電流入力の変化を顕著にして明確に検知できるようにしている。
【0047】
そして、上記ステップS32にて電流入力が所定値の1A以下で正常と判断された場合は、以降周知の洗濯運転たる洗い、すすぎ、脱水の各行程が所定時間自動的に行なわれるもので、その詳細な動作説明は省略する。しかるに、斯かる洗濯運転コースでは、その途中及び最終時点で回転槽15を高速回転する脱水運転(行程)が行なわれるが、この脱水運転に対してステップS34で示すように脱水運転が所定時間経過したかが判断され、当初の経過しない間はステップS35に移行し、送風機19のみを駆動し取り込んだ外気をそのまま送風する送風運転を行なう。この送風運転は、所定時間の脱水運転が終了するまで続けられる。
【0048】
このような脱水運転に合わせた送風運転は、脱水運転により発生した噴霧状に放出され飛散した水分がユニットケーシング21内に逆流して侵入し、これが結露しないようにするためで、従って送風機19は逆流(侵入)しない程度の送風作用があれば十分で、乾燥運転時の温風を吹出す場合より低速回転にて駆動され、水槽8側に向けて吹出している。このように、所定時間の脱水運転を終えると送風機19の駆動も停止され、次行程に進行するのであるが以降の説明は省略する。
尚、上記送風運転は、脱水運転(行程)に合わせて実行するようプログラムされた例を示したが、或は回転槽15の脱水高速回転を検知する手段を設けて、所謂回転センサを設けて回転槽15が所定回転数以上のとき送風運転を行なうようにしても良い。
【0049】
このように本実施例によれば、次の効果を有する。
即ち、乾燥運転時に予め設定された乾燥に有効な所定温度に対し、温風供給ユニット18から吹出された温風温度が高い場合には、送風機19の回転速度を上昇させ、所定温度よりも低い場合には送風機19の回転速度を低下させるようにしたもので、送風機19は風量を複数段階に可変できる十分な風量性能を有し、その可変風量に基づき加熱源たるPTCヒータ20を制御し、所望の温風温度に制御できるようにしたものである。
【0050】
これにより、乾燥運転を通してPTCヒータ20の通断電(ON,OFF)を繰り返し行なうことなく有効な乾燥温度として制御でき、しかも完全にOFFすることがなくて急激な温度変化を呈することなく木目細かに温度制御できるなど、乾燥効率が良くて且つ当該PTCヒータ20を長期保護(寿命)するに有効である。また、送風機19に対し制御装置7からの電圧指令に基づき風量を複数段階に可変でき、簡易な手段にて温風制御が可能で容易に実用に供し得る。
【0051】
加えて、本実施例では室温の温度差を考慮して該室温が低い場合は、同高い場合より乾燥に有効な所定温度を低く設定するようにしたので、季節等における大きな温度変化に対して一層木目細かな乾燥運転が効率良くできる。尚、本実施例ではPTCヒータ20の吹出し側に設けた温度センサ23は、上記した温風温度の検知手段として、及び外気たる室温の検知手段としても機能する構成としたので、この点でも簡易な構成とすることができる。
【0052】
また、本実施例における洗濯運転コースでは、運転スタート当初に送風機19のみ駆動した送風運転を行なうとともに、PTCヒータ20の電流を検知し、その結果を予め設定された例えば正規の所定値と比較するようにした。しかして、検知された電流入力値が所定値以上であれば該PTCヒータ20の通電異常であることが、ブザー34の報知にて容易に確認できる。このことは、PTCヒータ20に関する異常有無を、通常乾燥運転する前に行なう洗濯運転時に事前に確認できることであり、乾燥運転を行なわないときでも長時間異常状態のまま放置することを防止でき、安全性や信頼性を確保し及び点検修理に速やかに対応できる点でも有効である。
【0053】
しかも、この異常点検に要する時間(例えば、10秒間)も短くて済むので、当該洗濯運転コースを長引かせることもないとともに、この電流検知はPTCヒータ20に送風した状態で行なわれるので、通電異常状態のPTCヒータ20の電流入力値を明確に検出できる点でも有効で、以ってこの種乾燥機能付き洗濯機として温風供給ユニット18を搭載したことによる安全性や信頼性を十分に確保できる。
【0054】
更に、本実施例では乾燥運転コースを選択設定した後において、温度センサ23による現状温度検知を行なうようにした。即ち、温風供給ユニット18の駆動による温風供給の実行以前に、現状の周囲温度を測定して基準とする正常な所定温度範囲と比較し、温度センサ23自体の点検を可能とした。従って、結果が範囲外の異常状態であったとしても、温風供給ユニット18が実働する前に確認でき、該温度センサ23の異常に伴なう温風温度の制御が不能なまま温風による乾燥運転に移行することを未然に防ぐことができ、加熱源を有する乾燥機能付き洗濯機における特にはPTCヒータ20による過昇温度に対する安全性を確保できる。
【0055】
尚、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、例えば乾燥用の温風は外気を取り込み温風化し、そして機外に排出する所謂給排気タイプの構成に限らず、温風を途中に除湿器を経由して再加熱する循環タイプの構成としても良いし、また温度センサは温風温度及び室温検知兼用でなく夫々専用に設けても良いなど、実施に際して本発明の要旨を逸脱しない範囲にて種々変更可能である。
【0056】
【発明の効果】
以上述べたことから明らかなように、本発明の乾燥機能付き洗濯機は、乾燥運転時に予め設定された乾燥に有効な所定温度に対し、温風供給ユニットから吹出された温風温度が高い場合には、送風機の回転速度を上昇させ、逆に所定温度よりも低い場合には回転速度を低下させるようにして、この送風機の風量を複数段階に可変することに基づき加熱源たるPTCヒータを制御し、所望の温風温度に制御できるようにしたものである。
【0057】
この結果、乾燥運転を通してPTCヒータの通断電(ON,OFF)を繰り返し行なうことなく有効な乾燥温度として制御でき、しかも完全にOFFすることがなくて急激な温度変化を呈することなく木目細かな温度制御が可能となり、乾燥効率が良くて且つ当該PTCヒータを長期保護(寿命)するに有効である。加えて、送風機による複数段階の風量可変に基づく簡易な手段にて温風制御ができるなど、実用に好適する乾燥機能付き洗濯機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す乾燥機能付き洗濯機における操作手順を含む要部の制御内容を示すフローチャート
【図2】乾燥運転コースの要部の制御内容を示すフローチャート
【図3】洗濯運転コースの要部の制御内容を示すフローチャート
【図4】洗濯機全体の概略構成を説明するため要部を破断して示す側面図
【図5】操作パネルの平面図
【図6】電気的構成図
【図7】風量と吹出し温度との関係を示す特性図
【符号の説明】
1は筐体、2は外箱、3はトップカバー、6は操作パネル、7は制御装置(制御手段)、8は水槽、12は槽カバー、13は内蓋、15は回転槽、17は駆動モータ、18は温風供給ユニット、19は送風機、20はPTCヒータ(加熱源)、21はユニットケーシング、22は送風ダクト、23は温度センサ(温風温度検知手段、室温検知手段)、26はキースイッチ、33はヒータ電流検知手段、及び34はブザー(報知手段)を示す。

Claims (4)

  1. 外殻を形成する筐体内に弾性支持された水槽と、この水槽内に回転可能設けられ洗濯物を収容する回転槽と、乾燥運転時に駆動され前記回転槽内の洗濯物を乾燥するために温風を供給する温風供給ユニットと、この温風供給ユニットからの温風温度を検知する温風温度検知手段とを備え、洗濯運転コースと乾燥運転コースとを択一的に実行可能としたものにおいて、
    前記温風供給ユニットは、送風機及びPTCヒータを具備してなり、乾燥運転時に前記温風温度検知手段による検知結果が、予め設定された所定温度以上の場合には前記送風機の回転速度を上昇させ、所定温度以下の場合には前記送風機の回転速度を低下させるよう制御することを特徴とする乾燥機能付き洗濯機。
  2. 室温を検知する室温検知手段を備え、この室温検知手段により検知された室温が低い場合は、同高い場合より所定温度を低く設定するようにしたことを特徴とする請求項1記載の乾燥機能付き洗濯機。
  3. 外殻を形成する筐体内に弾性支持された水槽と、この水槽内に回転可能設けられ洗濯物を収容する回転槽と、この回転槽内の洗濯物を乾燥するために温風を供給する温風供給ユニットとを備え、洗濯運転コースと乾燥運転コースを択一的に実行可能としたものにおいて、
    前記温風供給ユニットは、送風機及びPTCヒータを具備してなり、且つ前記PTCヒータの電流を検出するヒータ電流検知手段を設け、洗濯運転時に前記送風機を駆動した条件で前記ヒータ電流検知手段によりPTCヒータの電流検知を行ない、該ヒータへの通電異常の有無を確認できるようにしたことを特徴とする乾燥機能付き洗濯機。
  4. 外殻を形成する筐体内に弾性支持された水槽と、この水槽内に回転可能設けられ洗濯物を収容する回転槽と、この回転槽内の洗濯物を乾燥するために温風を供給する温風供給ユニットと、この温風供給ユニットからの温風温度を検知する温風温度検知手段とを備え、洗濯運転コースと乾燥運転コースを択一的に実行可能としたものにおいて、
    前記温風温度検知手段として温度センサを有し、前記乾燥運転コースの設定後、前記温風供給ユニットが駆動される以前に前記温度センサによる現状の温度検知を実行し、この検知結果に基づき該温度センサの異常有無を確認できるようにしたことを特徴とする乾燥機能付き洗濯機。
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