JPH09285698A - 衣類乾燥機 - Google Patents
衣類乾燥機Info
- Publication number
- JPH09285698A JPH09285698A JP8099963A JP9996396A JPH09285698A JP H09285698 A JPH09285698 A JP H09285698A JP 8099963 A JP8099963 A JP 8099963A JP 9996396 A JP9996396 A JP 9996396A JP H09285698 A JPH09285698 A JP H09285698A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- abnormality
- disorder
- drum
- clothes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヒータに異常電流が流れたときの対異常処理
を直ちに行ない得るようにすると共に、家庭の他の使用
電器に影響を与えるのを回避できるようにもする。 【解決手段】 乾燥室内に供給する温風を生成するヒー
タに流れる電流を検知して、その検知結果から、ヒータ
に流れる電流の増加度をみ、それが所定値以上であった
ときにヒータ異常と判定し、対異常処理を行なうように
した(S6〜S11)。
を直ちに行ない得るようにすると共に、家庭の他の使用
電器に影響を与えるのを回避できるようにもする。 【解決手段】 乾燥室内に供給する温風を生成するヒー
タに流れる電流を検知して、その検知結果から、ヒータ
に流れる電流の増加度をみ、それが所定値以上であった
ときにヒータ異常と判定し、対異常処理を行なうように
した(S6〜S11)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヒータ異常対策を講
じた衣類乾燥機に関する。
じた衣類乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、衣類乾燥機においては、被乾
燥衣類を収容する乾燥室内にファンとヒータとで生成し
た温風を供給して被乾燥衣類を乾燥させるようになって
おり、ヒータに故障、中でも絶縁破壊が生じたときに
は、ヒータに異常電流が流れることによって、衣類乾燥
機に具えられた電流ヒューズが溶断し、もしくは家庭に
具えられた電源ブレーカが作動して、電源を遮断するよ
うになっている。
燥衣類を収容する乾燥室内にファンとヒータとで生成し
た温風を供給して被乾燥衣類を乾燥させるようになって
おり、ヒータに故障、中でも絶縁破壊が生じたときに
は、ヒータに異常電流が流れることによって、衣類乾燥
機に具えられた電流ヒューズが溶断し、もしくは家庭に
具えられた電源ブレーカが作動して、電源を遮断するよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものによれば、ヒータに異常電流が流れ始めてから
電流ヒューズが溶断し、もしくは家庭に具えられた電源
ブレーカが作動するまでにある程度の時間がかかり、直
ちに乾燥機の運転を停止させるということができなかっ
た。
来のものによれば、ヒータに異常電流が流れ始めてから
電流ヒューズが溶断し、もしくは家庭に具えられた電源
ブレーカが作動するまでにある程度の時間がかかり、直
ちに乾燥機の運転を停止させるということができなかっ
た。
【0004】又、電源ブレーカが作動する場合には、衣
類乾燥機の電源が遮断されるだけでなく、家庭の電源が
遮断されるから、他の使用電器に影響が出てしまってい
た。更に、電源遮断後、使用者がそれに気付かずに衣類
乾燥機の運転を開始させてしまい、同じことが繰返され
ていた。
類乾燥機の電源が遮断されるだけでなく、家庭の電源が
遮断されるから、他の使用電器に影響が出てしまってい
た。更に、電源遮断後、使用者がそれに気付かずに衣類
乾燥機の運転を開始させてしまい、同じことが繰返され
ていた。
【0005】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、ヒータに異常電流が流れた
ときに対異常処理を直ちに行なうことができると共に、
家庭の他の使用電器に影響を与えることを回避できる衣
類乾燥機を提供し、併せて、その対異常処理を行なった
後、使用者がそれに気付かずに衣類乾燥機の運転を開始
させてしまうことも避けることのできる衣類乾燥機を提
供するにある。
であり、従ってその目的は、ヒータに異常電流が流れた
ときに対異常処理を直ちに行なうことができると共に、
家庭の他の使用電器に影響を与えることを回避できる衣
類乾燥機を提供し、併せて、その対異常処理を行なった
後、使用者がそれに気付かずに衣類乾燥機の運転を開始
させてしまうことも避けることのできる衣類乾燥機を提
供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の衣類乾燥機においては、第1に、被乾燥衣
類を収容する乾燥室内にファンとヒータとで生成した温
風を供給して被乾燥衣類を乾燥させるものにあって、上
記ヒータに流れる電流を検知するヒータ電流検知手段を
具えると共に、そのヒータ電流検知手段による検知結果
から上記ヒータに流れる電流の増加度をみてそれが所定
値以上であったときにヒータ異常と判定するヒータ異常
判定手段とを具え、そのヒータ異常判定手段によりヒー
タ異常が判定されたときに対異常処理を行なうようにし
たことを特徴とする。
に、本発明の衣類乾燥機においては、第1に、被乾燥衣
類を収容する乾燥室内にファンとヒータとで生成した温
風を供給して被乾燥衣類を乾燥させるものにあって、上
記ヒータに流れる電流を検知するヒータ電流検知手段を
具えると共に、そのヒータ電流検知手段による検知結果
から上記ヒータに流れる電流の増加度をみてそれが所定
値以上であったときにヒータ異常と判定するヒータ異常
判定手段とを具え、そのヒータ異常判定手段によりヒー
タ異常が判定されたときに対異常処理を行なうようにし
たことを特徴とする。
【0007】衣類乾燥機においてヒータに異常電流が流
れるのは、既述のごとく、ヒータに絶縁破壊が生じたと
きであり、そのときにはヒータに流れる電流の増加度も
大きい。そこで、上述のごとく、ヒータに流れる電流の
増加度をみて、それが所定値以上であったときにヒータ
異常と判定し、対異常処理を行なうことにより、ヒータ
に異常電流が流れたときの対異常処理を速やかに実行す
ることができ、家庭の電源ブレーカが作動することもな
い。
れるのは、既述のごとく、ヒータに絶縁破壊が生じたと
きであり、そのときにはヒータに流れる電流の増加度も
大きい。そこで、上述のごとく、ヒータに流れる電流の
増加度をみて、それが所定値以上であったときにヒータ
異常と判定し、対異常処理を行なうことにより、ヒータ
に異常電流が流れたときの対異常処理を速やかに実行す
ることができ、家庭の電源ブレーカが作動することもな
い。
【0008】本発明の衣類乾燥機においては、第2に、
不揮発性メモリを具え、運転を停止させると共に異常報
知を行なう対異常処理を行なったときに、ヒータ異常の
発生を不揮発性メモリに記憶させて、再電源投入時にそ
の不揮発性メモリの記憶内容から異常報知をすると共に
運転の実行をしないことを特徴とする。
不揮発性メモリを具え、運転を停止させると共に異常報
知を行なう対異常処理を行なったときに、ヒータ異常の
発生を不揮発性メモリに記憶させて、再電源投入時にそ
の不揮発性メモリの記憶内容から異常報知をすると共に
運転の実行をしないことを特徴とする。
【0009】このものによれば、ヒータに異常電流が流
れて対異常処理が行なわれたとき、使用者がそれに気付
かずに運転を開始させようとしても、運転が実行されな
いから、同じことが繰返されることがなく、更に、この
場合、異常報知がなされるから、使用者に運転が実行さ
れない原因が異常の発生であることを認識させることが
できる。
れて対異常処理が行なわれたとき、使用者がそれに気付
かずに運転を開始させようとしても、運転が実行されな
いから、同じことが繰返されることがなく、更に、この
場合、異常報知がなされるから、使用者に運転が実行さ
れない原因が異常の発生であることを認識させることが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につき、
図面を参照して説明する。まず図2には衣類乾燥機の全
体的構成を示しており、外箱1の前面部のほゞ中央部に
衣類出入口2を有し、この出入口2を扉3により開閉す
るようにしている。外箱1の内部には乾燥室を構成する
ドラム4を収容しており、このドラム4は、前部を外箱
1内の前部に固定したドラム前支え5により回転可能に
支承し、後部を外箱1内の後部に固定したドラム後支え
6によりシャフト7を介して同じく回転可能に支承して
いる。
図面を参照して説明する。まず図2には衣類乾燥機の全
体的構成を示しており、外箱1の前面部のほゞ中央部に
衣類出入口2を有し、この出入口2を扉3により開閉す
るようにしている。外箱1の内部には乾燥室を構成する
ドラム4を収容しており、このドラム4は、前部を外箱
1内の前部に固定したドラム前支え5により回転可能に
支承し、後部を外箱1内の後部に固定したドラム後支え
6によりシャフト7を介して同じく回転可能に支承して
いる。
【0011】又、ドラム後支え6とドラム4との間には
ケーシング8を配設しており、このケーシング8内にフ
ァン9を上記シャフト7に回転可能に取付けて配設して
いる。ファン9は詳細には前翼部9aと後翼部9bとを
有する両翼形で、後述のごとく熱交換器及び除湿器とし
ても機能するようになっており、ドラム4外の外箱1内
上部に配設したモータ10により、プーリ11、ベルト
12、及びプーリ13を介して回転駆動されるようにな
っている。又、ドラム4は同モータ10によりプーリ1
4及びベルト15を介して回転駆動されるようになって
いる。
ケーシング8を配設しており、このケーシング8内にフ
ァン9を上記シャフト7に回転可能に取付けて配設して
いる。ファン9は詳細には前翼部9aと後翼部9bとを
有する両翼形で、後述のごとく熱交換器及び除湿器とし
ても機能するようになっており、ドラム4外の外箱1内
上部に配設したモータ10により、プーリ11、ベルト
12、及びプーリ13を介して回転駆動されるようにな
っている。又、ドラム4は同モータ10によりプーリ1
4及びベルト15を介して回転駆動されるようになって
いる。
【0012】ケーシング8内の後半部は、中央部が、ド
ラム後支え6に形成した外気通し口16と、外箱背板1
7の中央部に形成した外気取入口18とにより機外と連
通しており、下部が、外箱背板17の下部に形成した外
気戻し口19により同じく機外と連通している。
ラム後支え6に形成した外気通し口16と、外箱背板1
7の中央部に形成した外気取入口18とにより機外と連
通しており、下部が、外箱背板17の下部に形成した外
気戻し口19により同じく機外と連通している。
【0013】他方、ケーシング8内の前半部は、中央部
が、ケーシング8に形成した吸気口20と、ドラム4の
後部中央部に形成した排気口21とにより、フィルタ2
2を間に置いてドラム4内と連通し、下部が、ケーシン
グ9に形成した吐気口23と、これに接続した連結ダク
ト24、この連結ダクト24に接続したヒータダクト2
5、及び前記ドラム前支え5の前部下部に形成した温風
吹出口26により、ドラム4内と連通している。
が、ケーシング8に形成した吸気口20と、ドラム4の
後部中央部に形成した排気口21とにより、フィルタ2
2を間に置いてドラム4内と連通し、下部が、ケーシン
グ9に形成した吐気口23と、これに接続した連結ダク
ト24、この連結ダクト24に接続したヒータダクト2
5、及び前記ドラム前支え5の前部下部に形成した温風
吹出口26により、ドラム4内と連通している。
【0014】ヒータダクト25内にはヒータ27を配設
しており、このヒータ27は、この場合、詳細には図3
に示すように、第1のヒータ27a及び第2のヒータの
27bの2つから成るもので、そのいずれもがPTC
(正の温度係数を有する)ヒータから成っている。
しており、このヒータ27は、この場合、詳細には図3
に示すように、第1のヒータ27a及び第2のヒータの
27bの2つから成るもので、そのいずれもがPTC
(正の温度係数を有する)ヒータから成っている。
【0015】ここで、ファン9が回転されれば、前翼部
9aにより、ドラム4内の空気がフィルタ22を通っ
て、ドラム4の排気口21からケーシング8の吸気口2
0、ケーシング8内前半部、吐気口23、連結ダクト2
4、ヒータダクト25を順に通り、ドラム4内に戻され
る。又、後翼部9bにより、機外の空気が外箱背板17
の外気取入口18から外気通し口16、ケーシング8内
後半部、外気戻し口19を順に通って外箱1外に戻され
るもので、これらにより、ケーシング8内ではドラム4
内の空気と機外の空気とがファン9を境に接して熱交換
されると共に、ドラム4内の空気の除湿が行なわれる。
しかして、その熱交換され且つ除湿された空気はヒータ
ダクト25を通る過程で、ヒータ27により熱せられて
温風と化し、ドラム4内に供給されて被乾燥衣類の乾燥
に供する。
9aにより、ドラム4内の空気がフィルタ22を通っ
て、ドラム4の排気口21からケーシング8の吸気口2
0、ケーシング8内前半部、吐気口23、連結ダクト2
4、ヒータダクト25を順に通り、ドラム4内に戻され
る。又、後翼部9bにより、機外の空気が外箱背板17
の外気取入口18から外気通し口16、ケーシング8内
後半部、外気戻し口19を順に通って外箱1外に戻され
るもので、これらにより、ケーシング8内ではドラム4
内の空気と機外の空気とがファン9を境に接して熱交換
されると共に、ドラム4内の空気の除湿が行なわれる。
しかして、その熱交換され且つ除湿された空気はヒータ
ダクト25を通る過程で、ヒータ27により熱せられて
温風と化し、ドラム4内に供給されて被乾燥衣類の乾燥
に供する。
【0016】ドラム前支え5の下部には、対をなす電極
28をドラム4内に臨ませて取付けている。この電極2
8は、被乾燥衣類との接触により、被乾燥衣類の乾燥度
を検知するものである。又、ケーシング8の吸気孔20
部分には例えばサーミスタから成る温度センサ29を配
設しており、この温度センサ29は、ドラム4(乾燥
室)の排気温度を検知する温度検知手段として機能す
る。
28をドラム4内に臨ませて取付けている。この電極2
8は、被乾燥衣類との接触により、被乾燥衣類の乾燥度
を検知するものである。又、ケーシング8の吸気孔20
部分には例えばサーミスタから成る温度センサ29を配
設しており、この温度センサ29は、ドラム4(乾燥
室)の排気温度を検知する温度検知手段として機能す
る。
【0017】更に、前記プーリ11とモータ10との間
には回転センサ30を配設している。この回転センサ3
0は、詳細にはプーリ11のモータ10側の面に取付け
た磁性体31と、この磁性体31の回転軌跡に対応して
モータ10の支持枠10aのプーリ11側の面に取付け
た磁気センサ32とから成っている。
には回転センサ30を配設している。この回転センサ3
0は、詳細にはプーリ11のモータ10側の面に取付け
た磁性体31と、この磁性体31の回転軌跡に対応して
モータ10の支持枠10aのプーリ11側の面に取付け
た磁気センサ32とから成っている。
【0018】この場合、モータ10で前述のごとくプー
リ11、ベルト12、及びプーリ13を介しドラム4を
回転駆動したときのドラム4の回転速度は、ドラム4内
に収容した被乾燥衣類の量に応じた速度となり(被乾燥
衣類の量が多いほどドラム4の回転速度は低くなる)、
それとプーリ11の回転速度とは比例するから、プーリ
11の回転速度を上記磁性体31と磁気センサ32とで
検知することにより、ドラム4の回転速度ひいてはドラ
ム4内に収容した被乾燥衣類の量が検知できるもので、
すなわち、回転センサ30は被乾燥衣類量検知手段とし
て機能する。
リ11、ベルト12、及びプーリ13を介しドラム4を
回転駆動したときのドラム4の回転速度は、ドラム4内
に収容した被乾燥衣類の量に応じた速度となり(被乾燥
衣類の量が多いほどドラム4の回転速度は低くなる)、
それとプーリ11の回転速度とは比例するから、プーリ
11の回転速度を上記磁性体31と磁気センサ32とで
検知することにより、ドラム4の回転速度ひいてはドラ
ム4内に収容した被乾燥衣類の量が検知できるもので、
すなわち、回転センサ30は被乾燥衣類量検知手段とし
て機能する。
【0019】一方、図3には制御装置33を示してい
る。この制御装置33はマイクロコンピュータから成る
もので、制御手段として機能するようになっており、ヒ
ータ異常判定手段34を含んで構成されている。この制
御装置33には電源35から整流回路36を介して必要
な電源が供給され、各種スイッチから成るスイッチ入力
部37より各種スイッチ信号が入力されるようになって
いる。又、制御装置33には、前記扉3の開閉に応動す
るドアスイッチ38より扉開閉検知信号が入力されると
共に、前記電極28から被乾燥衣類の乾燥度に応じた信
号が検知回路39を介して入力されるようになってい
る。従って、それら電極28及び検知回路39は乾燥度
検知手段として機能するものである。
る。この制御装置33はマイクロコンピュータから成る
もので、制御手段として機能するようになっており、ヒ
ータ異常判定手段34を含んで構成されている。この制
御装置33には電源35から整流回路36を介して必要
な電源が供給され、各種スイッチから成るスイッチ入力
部37より各種スイッチ信号が入力されるようになって
いる。又、制御装置33には、前記扉3の開閉に応動す
るドアスイッチ38より扉開閉検知信号が入力されると
共に、前記電極28から被乾燥衣類の乾燥度に応じた信
号が検知回路39を介して入力されるようになってい
る。従って、それら電極28及び検知回路39は乾燥度
検知手段として機能するものである。
【0020】更に、制御装置33には前記回転センサ3
0から回転検知信号(被乾燥衣類量検知信号)が入力さ
れると共に、クロックパルス発生回路40からクロック
信号が入力され、前記温度センサ29から温度検知信号
が入力されるようになっており、そして、変流器41よ
り検知回路42を介して電流検知信号が入力されるよう
になっている。
0から回転検知信号(被乾燥衣類量検知信号)が入力さ
れると共に、クロックパルス発生回路40からクロック
信号が入力され、前記温度センサ29から温度検知信号
が入力されるようになっており、そして、変流器41よ
り検知回路42を介して電流検知信号が入力されるよう
になっている。
【0021】ここで、上記変流器41は、前記電源35
からヒータ27(第1のヒータ27a、第2のヒータの
27b)、モータ10、及び異常報知手段であるブザー
43へと至る回路中の、ヒータ27へ至る回路に、図4
にも示すごとく、該ヒータ27に流れる電流を検知する
ように設けたもので、検知回路42はその出力を半波整
流して、制御装置33の特にヒータ異常判定手段34に
入力するものであり、従って、それら変流器41及び検
知回路42はヒータ電流検知手段として機能するもので
ある。
からヒータ27(第1のヒータ27a、第2のヒータの
27b)、モータ10、及び異常報知手段であるブザー
43へと至る回路中の、ヒータ27へ至る回路に、図4
にも示すごとく、該ヒータ27に流れる電流を検知する
ように設けたもので、検知回路42はその出力を半波整
流して、制御装置33の特にヒータ異常判定手段34に
入力するものであり、従って、それら変流器41及び検
知回路42はヒータ電流検知手段として機能するもので
ある。
【0022】しかして、制御装置33は、上述の入力並
びにあらかじめ記憶された制御プログラムに基づいて、
上記ヒータ27、モータ10、及びブザー43を駆動す
るための駆動回路44に駆動制御信号を与えると共に、
記憶手段である不揮発性メモリ45に書込み信号を与え
るようになっている。又、電源35からヒータ27、モ
ータ10、及びブザー43へと至る回路には電源スイッ
チ46を介挿接続している。
びにあらかじめ記憶された制御プログラムに基づいて、
上記ヒータ27、モータ10、及びブザー43を駆動す
るための駆動回路44に駆動制御信号を与えると共に、
記憶手段である不揮発性メモリ45に書込み信号を与え
るようになっている。又、電源35からヒータ27、モ
ータ10、及びブザー43へと至る回路には電源スイッ
チ46を介挿接続している。
【0023】次に、上記構成のものの作用を述べる。図
1に示すように、制御装置33は電源が投入されてその
作動が開始(スタート)されると、最初に不揮発性メモ
リ44の記憶内容を読出して、前回の運転で運転を停止
させると共に異常報知を行なう対異常処理を行なったか
否かの判断をする(ステップS1)。ここで、対異常処
理を行なっていないと判断されれば、スイッチ入力部3
7からの入力内容により「スタートスイッチ」が操作さ
れたか否かの判断をし(ステップS2)、操作されたと
判断されたところで、ヒータ27に通電すると共にモー
タ10に通電し、前述の乾燥運転を開始する(ステップ
S3)。
1に示すように、制御装置33は電源が投入されてその
作動が開始(スタート)されると、最初に不揮発性メモ
リ44の記憶内容を読出して、前回の運転で運転を停止
させると共に異常報知を行なう対異常処理を行なったか
否かの判断をする(ステップS1)。ここで、対異常処
理を行なっていないと判断されれば、スイッチ入力部3
7からの入力内容により「スタートスイッチ」が操作さ
れたか否かの判断をし(ステップS2)、操作されたと
判断されたところで、ヒータ27に通電すると共にモー
タ10に通電し、前述の乾燥運転を開始する(ステップ
S3)。
【0024】そしてその後、制御装置33は、ヒータ2
7の出力状態が切り替わった時点から所定時間Ts 経過
したか否かの判断をする(ステップS4)。ヒータ27
の出力状態の切り替わりとは、ヒータ27の出力状態の
変化を意味するもので、上述の乾燥運転の開始時のほ
か、途中一時停止時と再開時、途中開扉時と閉扉時、温
度制御による通電時と断電時、瞬時停電時と復電時な
ど、ヒータ27の出力が変化したときのことである。
7の出力状態が切り替わった時点から所定時間Ts 経過
したか否かの判断をする(ステップS4)。ヒータ27
の出力状態の切り替わりとは、ヒータ27の出力状態の
変化を意味するもので、上述の乾燥運転の開始時のほ
か、途中一時停止時と再開時、途中開扉時と閉扉時、温
度制御による通電時と断電時、瞬時停電時と復電時な
ど、ヒータ27の出力が変化したときのことである。
【0025】又、これらの変化(切り替わり)があった
とき、ヒータ27に流れる電流も変化するもので、特に
ヒータ27がPTCヒータから成ることから、ヒータ2
7に接する風の温度が上昇していない各通電直後にはヒ
ータ27に流れる電流は図5に示すごとく急上昇し、そ
の後、下降して安定する。このヒータ27に流れる電流
が下降して安定するまでの時間は30秒を見越していれ
ば充分であり、従って、上記ステップS4での待ち時間
Tsは例えば30秒とする。
とき、ヒータ27に流れる電流も変化するもので、特に
ヒータ27がPTCヒータから成ることから、ヒータ2
7に接する風の温度が上昇していない各通電直後にはヒ
ータ27に流れる電流は図5に示すごとく急上昇し、そ
の後、下降して安定する。このヒータ27に流れる電流
が下降して安定するまでの時間は30秒を見越していれ
ば充分であり、従って、上記ステップS4での待ち時間
Tsは例えば30秒とする。
【0026】次いで、制御装置33はヒータ27の出力
状態の切り替わりがあったか否かの判断をし(ステップ
S5)、切り替わりがあったと判断されれば、ステップ
S4に戻るが、なかったと判断されれば、ヒータ電流検
知手段である変流器41及び検知回路42による検知結
果から、ヒータ異常判定手段34によりヒータ27が異
常であるか否かの判定をする(ステップS6)。
状態の切り替わりがあったか否かの判断をし(ステップ
S5)、切り替わりがあったと判断されれば、ステップ
S4に戻るが、なかったと判断されれば、ヒータ電流検
知手段である変流器41及び検知回路42による検知結
果から、ヒータ異常判定手段34によりヒータ27が異
常であるか否かの判定をする(ステップS6)。
【0027】この判定は、詳細には図6に示すように、
上記変流器41及び検知回路42によるヒータ電流の検
知を時間ta(例えば0.4秒)ごとに行ない、その平
均値Vbから前回分の平均値Vaを減じて(Vb−V
a)、その差(増加度)が大きい方の所定値であるVe
rr以上であるか、少ない方の所定値であるVe1 以上
であるか、更にはそのVe1 未満であるか否かの判断を
するものである。
上記変流器41及び検知回路42によるヒータ電流の検
知を時間ta(例えば0.4秒)ごとに行ない、その平
均値Vbから前回分の平均値Vaを減じて(Vb−V
a)、その差(増加度)が大きい方の所定値であるVe
rr以上であるか、少ない方の所定値であるVe1 以上
であるか、更にはそのVe1 未満であるか否かの判断を
するものである。
【0028】ここで、図5はヒータ27に異常が発生し
た時の電流の変化をも示している。ヒータ27の異常は
ヒータ27が絶縁破壊されることに起因する。このヒー
タ27の絶縁破壊は、油汚れのひどい衣類を乾燥させた
ときに可能性のある、油、ガソリン、有機溶剤など、油
脂が付着することによるPTC特性の劣化や、あるいは
洗濯時の漂白剤に含まれる塩素、硫化水素、塩化水素、
亜硫酸ガス等による還元性雰囲気によるPTC特性の劣
化が原因と考えられ、そのほか、PTCヒータでなくて
もそれらが付着したりリントの付着したりすることによ
ってヒータ27は劣化し、絶縁破壊に至る。
た時の電流の変化をも示している。ヒータ27の異常は
ヒータ27が絶縁破壊されることに起因する。このヒー
タ27の絶縁破壊は、油汚れのひどい衣類を乾燥させた
ときに可能性のある、油、ガソリン、有機溶剤など、油
脂が付着することによるPTC特性の劣化や、あるいは
洗濯時の漂白剤に含まれる塩素、硫化水素、塩化水素、
亜硫酸ガス等による還元性雰囲気によるPTC特性の劣
化が原因と考えられ、そのほか、PTCヒータでなくて
もそれらが付着したりリントの付着したりすることによ
ってヒータ27は劣化し、絶縁破壊に至る。
【0029】このようになると、ヒータ27の通電回路
には短絡電流が流れ、急峻な変化が生じる。このヒータ
電流の急峻な変化には、急峻であるもののピークの低い
変化と、一層急峻でピークの高い変化とがあり、前者は
ヒータ27に部分的な絶縁破壊が生じたときで、その変
化(増加度)はVe1 以上となり、後者はヒータ27に
全体的な絶縁破壊が生じたときで、その変化(増加度)
はVerr以上となる。
には短絡電流が流れ、急峻な変化が生じる。このヒータ
電流の急峻な変化には、急峻であるもののピークの低い
変化と、一層急峻でピークの高い変化とがあり、前者は
ヒータ27に部分的な絶縁破壊が生じたときで、その変
化(増加度)はVe1 以上となり、後者はヒータ27に
全体的な絶縁破壊が生じたときで、その変化(増加度)
はVerr以上となる。
【0030】そこで、ヒータ電流の増加度がVerr以
上となった場合、先のステップS6では、Verr以上
(ヒータ異常である)と判定され、対異常処理として、
ヒータ27を断電すると共にモータ10を断電して運転
を停止させ(ステップS7)、更に、ブザー43と図示
しない表示装置とによる異常の報知をする(ステップS
8)。そして更に、この場合、上述の対異常処理を行な
ったことを不揮発性メモリ45に書込む(ステップS
9)。
上となった場合、先のステップS6では、Verr以上
(ヒータ異常である)と判定され、対異常処理として、
ヒータ27を断電すると共にモータ10を断電して運転
を停止させ(ステップS7)、更に、ブザー43と図示
しない表示装置とによる異常の報知をする(ステップS
8)。そして更に、この場合、上述の対異常処理を行な
ったことを不揮発性メモリ45に書込む(ステップS
9)。
【0031】これに対して、ヒータ電流の増加度がVe
1 以上となった場合、先のステップS6では、Ve1 以
上(ヒータ異常である)と判定され、対異常処理とし
て、この場合、異常の発生カウント数Nに1を加算し
(ステップS10)、その後、そのカウント数Nが所定
回数例えば10回以上であるか否かの判断をし(ステッ
プS11)、10回以上であると判断されれば、ステッ
プS7に進む。
1 以上となった場合、先のステップS6では、Ve1 以
上(ヒータ異常である)と判定され、対異常処理とし
て、この場合、異常の発生カウント数Nに1を加算し
(ステップS10)、その後、そのカウント数Nが所定
回数例えば10回以上であるか否かの判断をし(ステッ
プS11)、10回以上であると判断されれば、ステッ
プS7に進む。
【0032】なお、ヒータ電流の増加度がVe1 未満で
あった場合は、先のステップS6では、Ve1 未満(ヒ
ータ異常ではない)と判定され、この場合と上記ステッ
プS11で10回以上ではないと判断されたときには、
電極28及び検知回路39による検知結果から乾燥が終
了したか否かの判断をし(ステップS12)、乾燥が終
了していないと判断されれば、ステップS5に戻るが、
乾燥が終了したと判断されれば、運転を終了する。
あった場合は、先のステップS6では、Ve1 未満(ヒ
ータ異常ではない)と判定され、この場合と上記ステッ
プS11で10回以上ではないと判断されたときには、
電極28及び検知回路39による検知結果から乾燥が終
了したか否かの判断をし(ステップS12)、乾燥が終
了していないと判断されれば、ステップS5に戻るが、
乾燥が終了したと判断されれば、運転を終了する。
【0033】又、上述の対異常処理を行なった場合、電
源が再投入されたときのステップS1では、対異常処理
を行なったと判断されるもので、この場合にはステップ
S7同様のヒータ27の断電とモータ10の断電をし、
すなわち、運転を実行せず(ステップS13)、更に、
ステップS8同様のブザー43と図示しない表示装置と
による異常の報知をする(ステップS14)。
源が再投入されたときのステップS1では、対異常処理
を行なったと判断されるもので、この場合にはステップ
S7同様のヒータ27の断電とモータ10の断電をし、
すなわち、運転を実行せず(ステップS13)、更に、
ステップS8同様のブザー43と図示しない表示装置と
による異常の報知をする(ステップS14)。
【0034】このように本構成のものでは、ヒータ27
に流れる電流の増加度をみて、それが所定値以上であっ
たときにヒータ異常と判定し、対異常処理を行なうもの
で、従来の衣類乾燥機に具えられた電流ヒューズの溶断
や、家庭に具えられた電源ブレーカの作動を待つものと
違って、ヒータ27に異常電流が流れたときの対異常処
理を速やかに実行することができる。又、家庭の電源ブ
レーカが作動する前に対異常処理を実行するから、他の
使用電器に影響を与えることも回避できる。
に流れる電流の増加度をみて、それが所定値以上であっ
たときにヒータ異常と判定し、対異常処理を行なうもの
で、従来の衣類乾燥機に具えられた電流ヒューズの溶断
や、家庭に具えられた電源ブレーカの作動を待つものと
違って、ヒータ27に異常電流が流れたときの対異常処
理を速やかに実行することができる。又、家庭の電源ブ
レーカが作動する前に対異常処理を実行するから、他の
使用電器に影響を与えることも回避できる。
【0035】更に、ヒータ異常と判定される中でも、ヒ
ータ27に流れる電流の増加度が少ない方の所定値(V
e1 )以上であった場合、それはヒータ27に部分絶縁
破壊が生じたことによるものであり、全体的な絶縁破壊
が生じたときのように即座に運転を停止する必要はな
い。そこで、その場合には、異常の発生回数をカウント
して、例えば10回の所定回数カウントされたときに運
転を停止させると共に異常報知を行なうようにしている
から、それまでの間、運転を実行でき、衣類乾燥機の使
用が極力できる。
ータ27に流れる電流の増加度が少ない方の所定値(V
e1 )以上であった場合、それはヒータ27に部分絶縁
破壊が生じたことによるものであり、全体的な絶縁破壊
が生じたときのように即座に運転を停止する必要はな
い。そこで、その場合には、異常の発生回数をカウント
して、例えば10回の所定回数カウントされたときに運
転を停止させると共に異常報知を行なうようにしている
から、それまでの間、運転を実行でき、衣類乾燥機の使
用が極力できる。
【0036】併せて、ヒータ異常の判定は、ヒータ27
の出力状態が切り替わった時点から例えば30秒の所定
時間Ts 経過後に行なうようにしているから、ヒータ2
7の出力状態が安定しないうちにヒータ異常の判定をし
てしまって誤判定してしまうということがなく、正確な
判定ができる。
の出力状態が切り替わった時点から例えば30秒の所定
時間Ts 経過後に行なうようにしているから、ヒータ2
7の出力状態が安定しないうちにヒータ異常の判定をし
てしまって誤判定してしまうということがなく、正確な
判定ができる。
【0037】そして、運転を停止させると共に異常報知
を行なう対異常処理を行なったときに、ヒータ異常の発
生を不揮発性メモリ45に記憶させて、再電源投入時に
その不揮発性メモリ45の記憶内容から異常報知をする
と共に運転の実行をしないようにしているから、対異常
処理が行なわれたときに使用者がそれに気付かずに運転
を開始させようとしても、運転が実行されず、対異常処
理が繰返し行なわれることを回避でき、更に、この場
合、異常報知によって使用者に運転が実行されない原因
が異常の発生であることを認識させることができる。
を行なう対異常処理を行なったときに、ヒータ異常の発
生を不揮発性メモリ45に記憶させて、再電源投入時に
その不揮発性メモリ45の記憶内容から異常報知をする
と共に運転の実行をしないようにしているから、対異常
処理が行なわれたときに使用者がそれに気付かずに運転
を開始させようとしても、運転が実行されず、対異常処
理が繰返し行なわれることを回避でき、更に、この場
合、異常報知によって使用者に運転が実行されない原因
が異常の発生であることを認識させることができる。
【0038】なお、本発明は上記し且つ図面に示した実
施例にのみ限定されるものではなく、特に衣類乾燥機全
体としては回転ドラム式でなく被乾燥衣類を乾燥室内で
つるして乾燥させるタイプのものであっても良いもので
あり、更に、温風も循環させるのではなく乾燥室内を単
に通過させるタイプのものであっても良いなど、要旨を
逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
施例にのみ限定されるものではなく、特に衣類乾燥機全
体としては回転ドラム式でなく被乾燥衣類を乾燥室内で
つるして乾燥させるタイプのものであっても良いもので
あり、更に、温風も循環させるのではなく乾燥室内を単
に通過させるタイプのものであっても良いなど、要旨を
逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0039】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおりのもので、
下記の効果を奏する。請求項1の衣類乾燥機によれば、
ヒータに異常電流が流れたときに対異常処理を直ちに行
なうことができると共に、家庭の他の使用電器に影響を
与えるのを回避することもできる。
下記の効果を奏する。請求項1の衣類乾燥機によれば、
ヒータに異常電流が流れたときに対異常処理を直ちに行
なうことができると共に、家庭の他の使用電器に影響を
与えるのを回避することもできる。
【0040】請求項2の衣類乾燥機によれば、対異常処
理のうちの運転の停止と異常報知とを必要な状況でのみ
行なうことができて、むやみに運転を停止させるのを避
けることができ、衣類乾燥機の使用が極力できる。
理のうちの運転の停止と異常報知とを必要な状況でのみ
行なうことができて、むやみに運転を停止させるのを避
けることができ、衣類乾燥機の使用が極力できる。
【0041】請求項3の衣類乾燥機によれば、ヒータの
出力状態が安定しないうちにヒータ異常の判定をしてし
まって誤判定してしまうのを避けることができて、正確
な判定ができる。
出力状態が安定しないうちにヒータ異常の判定をしてし
まって誤判定してしまうのを避けることができて、正確
な判定ができる。
【0042】請求項4の衣類乾燥機によれば、運転を停
止させると共に異常報知を行なう対異常処理を行なった
ときに、同じことが繰返されるのを回避することができ
ると共に、使用者に運転が実行されない原因が異常の発
生であることを認識させることもできる。
止させると共に異常報知を行なう対異常処理を行なった
ときに、同じことが繰返されるのを回避することができ
ると共に、使用者に運転が実行されない原因が異常の発
生であることを認識させることもできる。
【図1】本発明の一実施例を示す作用説明のためのフロ
ーチャート
ーチャート
【図2】一部を切除した全体の縦断側面図
【図3】概略電気構成図
【図4】ヒータ電流の検知をする部分の電気回路図
【図5】ヒータの通断電のタイムチャート(a)とヒー
タ電流の経時変化図(b)
タ電流の経時変化図(b)
【図6】ヒータ電流の検知方法を説明するための波形図
4はドラム(乾燥室)、9はファン、27はヒータ、3
3は制御装置、34はヒータ異常判定手段、41は変流
器(ヒータ電流検知手段)、42は検知回路(ヒータ電
流検知手段)、43はブザー(異常報知手段)、45は
不揮発性メモリを示す。
3は制御装置、34はヒータ異常判定手段、41は変流
器(ヒータ電流検知手段)、42は検知回路(ヒータ電
流検知手段)、43はブザー(異常報知手段)、45は
不揮発性メモリを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 博志 名古屋市西区名西二丁目33番10号東芝エ ー・ブイ・イー株式会社名古屋事業所内 (72)発明者 長谷川 弘一 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内
Claims (4)
- 【請求項1】 被乾燥衣類を収容する乾燥室内にファン
とヒータとで生成した温風を供給して被乾燥衣類を乾燥
させるものにおいて、前記ヒータに流れる電流を検知す
るヒータ電流検知手段と、このヒータ電流検知手段によ
る検知結果から前記ヒータに流れる電流の増加度をみて
それが所定値以上であったときにヒータ異常と判定する
ヒータ異常判定手段とを具え、そのヒータ異常判定手段
によりヒータ異常が判定されたときに対異常処理を行な
うようにしたことを特徴とする衣類乾燥機。 - 【請求項2】 対異常処理は、ヒータに流れる電流の増
加度が少ない方の所定値以上であったときに、それをカ
ウントして、所定回数カウントされたときに運転を停止
させると共に異常報知を行なう内容であることを特徴と
する請求項1記載の衣類乾燥機。 - 【請求項3】 ヒータ異常判定手段によるヒータ異常の
判定は、ヒータの出力状態が切り替わった時点から所定
時間経過後に行なうことを特徴とする請求項1記載の衣
類乾燥機。 - 【請求項4】 不揮発性メモリを具え、運転を停止させ
ると共に異常報知を行なう対異常処理を行なったとき
に、ヒータ異常の発生を不揮発性メモリに記憶させて、
再電源投入時にその不揮発性メモリの記憶内容から異常
報知をすると共に運転の実行をしないことを特徴とする
請求項1記載の衣類乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8099963A JPH09285698A (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | 衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8099963A JPH09285698A (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | 衣類乾燥機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09285698A true JPH09285698A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14261340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8099963A Pending JPH09285698A (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | 衣類乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09285698A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009061164A (ja) * | 2007-09-07 | 2009-03-26 | Toshiba Corp | ランドリー機器 |
-
1996
- 1996-04-22 JP JP8099963A patent/JPH09285698A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009061164A (ja) * | 2007-09-07 | 2009-03-26 | Toshiba Corp | ランドリー機器 |
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