JPH0790090B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

Info

Publication number
JPH0790090B2
JPH0790090B2 JP61293950A JP29395086A JPH0790090B2 JP H0790090 B2 JPH0790090 B2 JP H0790090B2 JP 61293950 A JP61293950 A JP 61293950A JP 29395086 A JP29395086 A JP 29395086A JP H0790090 B2 JPH0790090 B2 JP H0790090B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
clothes
temperature sensor
heater
heat exchange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61293950A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63145700A (ja
Inventor
哲夫 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP61293950A priority Critical patent/JPH0790090B2/ja
Publication of JPS63145700A publication Critical patent/JPS63145700A/ja
Publication of JPH0790090B2 publication Critical patent/JPH0790090B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は温度センサーにより乾燥検知を行う衣類乾燥機
に関するものである。
従来の技術 従来の衣類乾燥機の構成は第6図に示すように、回転ド
ラム2とファン3をモータ1により回転させる。ファン
3はヒータ4を介して熱風を回転ドラム2内に導入する
と同時に、ファン3のブレードの両面の温度差により熱
交換し、回転ドラム2から導出した高温多湿の空気を除
湿する。ファン3の入口には、ヒータ4からの風の温度
を検知する第1の温度センサー5が設けられ、ファン3
により熱交換された後の風の温度を検知する第2の温度
センサー6がファン3の出口とヒータ4間を連結するダ
クト内に配されている。図中の矢印aは風の流れを示
す。
以上の構成における衣類乾燥機に少量の衣類を投入した
ときの第1の温度センサー5の温度イと第2の温度セン
サー6の温度ロとの関係は第7図に示す特性となる。ま
た、温度イ,ロの温度差ハは第8図に示す特性となる。
すなわち、運転開始後t1時間以内に温度差がT1を越えた
ときには、布量が少量であると判断し、設定された遅延
時間t2だけ運転を行なうように制御する。なお、第7図
のT2は温調温度であり、温度イがT2を越えないようにヒ
ータ4の通電を制御する。
発明が解決しようとする問題点 しかし従来の構成では、温度差ハがT1を越えた後は、衣
類の乾燥度に関係なく遅延時間t2だけ運転を行なうた
め、この遅延時間t2では乾きにくい衣類に対して設定す
る必要があり、乾きやすい衣類、たとえば化繊の小物な
どに対してはt2が長すぎ、過乾燥になってしまうという
問題があった。
本発明はこのような問題点を解決するもので、少量と判
断した場合にも、過乾燥にならないように運転を終了さ
せることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、衣類を収納して撹
拌させる回転ドラムと、この回転ドラムからの排気を熱
交換する熱交換手段と、この熱交換手段により冷却さ
れ、ヒータにより加熱された熱風を回転ドラムへ導入す
るファンと、回転ドラムの排気温度を検知する第1の温
度センサーと、熱交換手段により冷却されヒータに導入
される吸気温度を検知する第2の温度のセンサーと、第
1と第2の温度センサーの検知した温度差により乾燥終
了の制御を行う制御手段とを備え、前記制御手段は、第
1と第2の温度センサーが検知した温度差が運転開始後
一定時間内に所定値を越えた場合、第1の温度センサー
により回転ドラムの庫内温度を一定に保ちつつ運転を継
続し、第2の温度センサーによる検知温度が下降から上
昇へ移行する時点を経た後乾燥を終了するように構成し
たものである。
作用 この構成により、少量の乾きやすい衣類を投入した場
合、乾燥状態となれば熱交換器の出口の温度が上昇を始
めるため、この温度上昇を検知して乾燥運転を停止させ
れば乾きやすい衣類でも過乾燥にならず、正確な乾燥検
知を行なうことができる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、第1図〜第5図を参
照して説明する。
本発明の一実施例における衣類乾燥機の構成は第1図に
示すように、モータ11により回転駆動される回転ドラム
12とファン13を設けられている。ファン13はヒータ14を
介して熱風を回転ドラム12内に導入すると同時に、ブレ
ードの両面の温度差により熱交換を行う。ファン13の入
口には、回転ドラム12からの温度を検知する第1の温度
センサーが設けられ、ファン13により熱交換された後の
風の温度を検知する第2の温度センサー16がヒータ14と
ファン13の出口間を連結するダクト内に設けられてい
る。図中の矢印bは風の流れを示す。
上記構成における衣類乾燥機に通常の量の衣類を投入し
たときの第1の温度センサー15の温度ニと第2の温度セ
ンサー16の温度ホの時間変化は第2図に示すようにな
る。温度ニは恒率乾燥時において一定となり、衣類が乾
いてくると上昇を始める。また、温度ホは温度ニの空気
がファン13によって熱交換された後の温度であり、恒率
乾燥時において一定となり、衣類が乾いてくると下降を
始める。衣類が乾いてくると、ファン13によって循環し
ている風bに含まれる水分が少なくなり、比熱が小さく
なって冷やされやすくなるからである。第3図のヘは温
度ニと温度ホの温度差の時間変化を示したもので、この
温度差ヘが一定した部分からT3だけ上昇した時刻t3にお
いて、運転を終了させるように構成してある。次に、こ
の衣類乾燥機に少量の衣類を投入した場合の第1の温度
センサー15の温度トと第2の温度センサー16の温度チの
時間変化を第4図に示す。また、温度トとチの温度差リ
を第5図に示す。運転開始後、t4時間以内に温度差リが
T4を越えたため、少量と判断し、温度差リによる乾燥検
知は中止する。T5は温調温度であり、第1の温度センサ
ー15の温度トがT5を越えないようにヒータ14を制御す
る。ここで、第2の温度センサー16の温度チに着目する
と、衣類の乾燥が進むにつれて、第2図のホと同様に下
降してくるが、乾燥してしまうと、循環している風bに
ほとんど水分が含まれていない状態になり、ヒータ14に
よって発生する熱は衣類乾燥機本体全体の温度を上げて
しまい、第2の温度センサー16の温度チは下降から上昇
へ移行する傾向をみせる。この温度チが最低値よりT6だ
け上昇した時刻t5にて運転を終了させるように構成した
ものである。したがって従来のように、少量検知した時
刻から一定の遅延時間を設けるよりも、正確な乾燥検知
が行なえる。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、乾き
やすい衣類が少量で運転された場合でも熱交換器の出口
に設けた温度センサーの温度上昇を検知して運転終了す
るため、種々の衣類の乾燥度に合った適切な運転時間が
自動的に設定され、最適な衣類乾燥を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における衣類乾燥機の縦断面
図、第2図は同衣類乾燥機に通常量の衣類を投入した場
合の2つの温度センサーの時間変化を示した図、第3図
はその場合の2つの温度センサーの温度差の時間変化を
示した図、第4図は同衣類乾燥機に少量の衣類を投入し
た場合の2つの温度センサーの時間変化を示した図、第
5図はその場合の2つの温度センサーの温度差の時間変
化を示した図、第6図は従来の衣類乾燥機の縦断面図、
第7図は同衣類乾燥機に少量の衣類を投入した場合の2
つの温度センサーの時間変化を示した図、第8図はその
場合の2つの温度センサーの温度差の時間変化を示した
図である。 11……モータ、12……回転ドラム、13……ファン、14…
…ヒータ、15……第1の温度センサー、16……第2の温
度センサー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】衣類を収納して撹拌させる回転ドラムと、
    この回転ドラムからの排気を熱交換する熱交換手段と、
    この熱交換手段により冷却され、ヒータにより加熱され
    た熱風を回転ドラムへ導入するファンと、回転ドラムの
    排気温度を検知する第1の温度センサーと、熱交換手段
    により冷却されヒータに導入される吸気温度を検知する
    第2の温度センサーと、第1と第2の温度センサーの検
    知した温度差により乾燥終了の制御を行う制御手段とを
    備え、前記制御手段は、第1と第2の温度センサーが検
    知した温度差が運転開始後一定時間内に所定値を越えた
    場合、第1の温度センサーにより回転ドラムの庫内温度
    を一定に保ちつつ運転を継続し、第2の温度センサーに
    よる検知温度が下降から上昇へ移行する時点を経た後乾
    燥を終了する衣類乾燥機。
JP61293950A 1986-12-10 1986-12-10 衣類乾燥機 Expired - Lifetime JPH0790090B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61293950A JPH0790090B2 (ja) 1986-12-10 1986-12-10 衣類乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61293950A JPH0790090B2 (ja) 1986-12-10 1986-12-10 衣類乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63145700A JPS63145700A (ja) 1988-06-17
JPH0790090B2 true JPH0790090B2 (ja) 1995-10-04

Family

ID=17801274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61293950A Expired - Lifetime JPH0790090B2 (ja) 1986-12-10 1986-12-10 衣類乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0790090B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07158B2 (ja) * 1987-05-18 1995-01-11 三洋電機株式会社 衣類乾燥機
JP2598800B2 (ja) * 1987-12-16 1997-04-09 松下電器産業株式会社 衣類乾燥機
JP5597373B2 (ja) * 2009-09-04 2014-10-01 株式会社東芝 衣類乾燥機

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58212498A (ja) * 1982-06-02 1983-12-10 三洋電機株式会社 衣類乾燥機
JPS60215400A (ja) * 1984-04-10 1985-10-28 三洋電機株式会社 衣類乾燥機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63145700A (ja) 1988-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1978731B (zh) 滚筒式洗衣烘干机及烘干时间确定方法
KR940006249B1 (ko) 의류건조기의 건조시간 설정방법
JPH0361474B2 (ja)
JPH0790090B2 (ja) 衣類乾燥機
JPS6244299A (ja) 回転数制御衣類乾燥機
US11346043B2 (en) Dryer appliance and a method of operating the same in response to restricted air flow
JPH0557000B2 (ja)
JPH0583279B2 (ja)
JPH0817875B2 (ja) 衣類乾燥機
JP7303973B2 (ja) 浴室暖房乾燥機
JPS63145699A (ja) 衣類乾燥機
JP2532569B2 (ja) 衣類乾燥機
JP2537885B2 (ja) 衣類乾燥機
JP2598800B2 (ja) 衣類乾燥機
JPH0759276B2 (ja) 乾燥機
JPH0130520B2 (ja)
JPH03149098A (ja) 衣類乾燥機
JPH01119298A (ja) ドラム式衣類乾燥機
JP2518213B2 (ja) 衣類乾燥機
JPH0113880B2 (ja)
JPH0251360B2 (ja)
JPH0654997A (ja) ドラム式衣類乾燥機
JPH0790088B2 (ja) 衣類乾燥機の制御装置
JPS6325000A (ja) 衣類乾燥機
JPS6324398B2 (ja)