JPH07158B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JPH07158B2
JPH07158B2 JP62120806A JP12080687A JPH07158B2 JP H07158 B2 JPH07158 B2 JP H07158B2 JP 62120806 A JP62120806 A JP 62120806A JP 12080687 A JP12080687 A JP 12080687A JP H07158 B2 JPH07158 B2 JP H07158B2
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達哉 廣田
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、衣類乾燥機に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、乾燥ドラムからの排気を熱交換して水分を除去
し、この後にヒータで再加熱して前記乾燥ドラムに供給
する衣類乾燥機に於いて、前記乾燥室の出口での排気温
度を測定する第1の感熱手段と、熱交換後の排気温度を
測定する第2の感熱手段とを設けて、この第1及び第2
の感熱手段を用いて測定した温度の差に基づいて、加熱
乾燥運転を制御するようにしたものが、特公昭62-6836
号公報(D06F 58/28)に示されている。
斯かる乾燥機は、少量負荷時でも的確に乾燥を制御すべ
く、前記温度差に応じてヒータへの通電を制御している
が、乾燥ドラムの回転数が一定であるために、これら少
量負荷や生乾きの負荷のように軽量のものは、ドラムが
回転すると、ドラムの内壁にへばり付き、乾燥風が有効
に作用せず、乾燥効率が通常負荷時に比べて約20%低下
していた。
そこで、ドラムの回転数を低下させると、衣類のへばり
付きが解消され、乾燥風が衣類に当りやすくなるが、今
度は大きな熱量が少ない衣類に集中する分、衣類の縮み
や損傷が生じやすくなってしまう。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明は、衣類乾燥機に於いて、少量負荷及び生乾きの
負荷等の軽量負荷時での乾燥効率の向上と衣類の縮み、
損傷の防止を図るものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明の衣類乾燥機は、機枠内に回転自在に支持された
被乾燥物収容用のドラムと、該ドラムの回転駆動手段
と、前記ドラムの前面に設けられた吸気口と、前記ドラ
ムの後面に設けられた排気口と、送風装置と、該送風装
置からの風を前記吸気口から前記ドラム内に導入するた
めの送風路と、該送風路内に配設された加熱手段と、前
記ドラム内の負荷量を検知する検知手段と、該検知手段
により検知された負荷量の大小を判断する判断手段と、
該判断手段により負荷が軽量と判断されると、前記ドラ
ムの回転数を低下させ且つ前記加熱手段の発熱量を低下
させる制御手段とを備えたものである。
(ホ) 作用 即ち、ドラム内の負荷が軽量である場合には、ドラムの
回転数が低下し且つ加熱手段の発熱量が低下し、ドラム
がゆっくりと回転しながら低温で乾燥が行われる。
(ヘ) 実施例 本発明の実施例を各図面に基づいて説明する。
第1図に於いて(1)は角筒状の機枠、(2)は該機枠
(1)内に回転自在に軸支持された円筒状のドラム、
(3)……は該ドラム内に等間隔に形成された衣類撹拌
用のバッフル、(4)は前記ドラム(2)の前面に装着
され、衣類投入口(5)を形成するシリンダカバー、
(6)は前記機枠(1)前面に枢支され、前記衣類投入
口(5)を施蓋するための蓋体、(7)は前記ドラム
(2)の後面に装着されたフィルター、(8)は該フィ
ルター(7)を保持するフィルターカバー、(2a)はド
ラム(2)の後面中央に設けられた排気口である。
(9)は前記機枠(1)の後面に装着された後カバーで
あり、中央部に吸気孔(10)……、下部に排気孔(11)
を有している。
(12)は前記機枠(1)内を、前記ドラム(2)を収容
する乾燥室(13)と後述するフェン装置を収容するファ
ン室(14)とに区画形成すべく配設された後述する循環
ファンのケーシングであり、中央部に、前記乾燥室(1
3)とファン室(14)とを連通する吸入口(15)を有す
る端板(16)が装着されている。前記ケーシング(12)
には、一体に循環風路(17)が形成されており、該風路
(17)は、前記ドラム(2)の下部に配設され、その風
路出口(17a)が前記シリンダカバー(4)に穿設した
吸気口(4a)……に当てがわれている。(18)は前記循
環風路(17)内に配設された正温度特性ヒータ(PTCヒ
ータ)、(19)は該風路(17)の底部に設けられた排水
口である。(20)は後述する冷却ファンのケーシングで
あり、このケーシング(20)と前記循環ファンのケーシ
ング(12)との間で、金属性の仕切板(21)の外縁部を
挟持固定している。即ち、この仕切り板(21)により前
記ファン室(14)が循環部(14a)と冷却部(14b)とに
区画形成されている。前記仕切板(21)には、その外縁
寄りに、前記冷却部(14b)内に突出する環状の凹所(2
2)が加工されてある。(23)……及び(24)……は夫
々前記仕切板(21)の上半分冷却部(14b)側と下半分
循環部(14a)側に放射状に形成された送風ガイドリブ
である。
さて、(25)は円板状の循環ファンであり、前記凹所
(22)とほぼ同径で、その外周縁に沿って放射状に循環
羽根(26)……が形設されている。前記循環羽根(26)
……は方形状を為し、その半径方向の径Aは前記凹所
(22)のそれよりも小さく設定されてある。前記循環フ
ァン(25)の軸穴部には、ファンボス(25a)が前記循
環羽根(26)と同方向に突設され、該ファンボス(25
a)の周りに、透孔(27)……が開設されてある。
(28)は円板状の冷却ファンであり、前記凹所(22)の
内径よりも径小で、その外周縁に沿って放射状に冷却羽
根(29)が形設されている。前記冷却ファン(28)に
も、その軸穴部に、ファンボス(28a)が前記冷却羽根
(29)と同方向に突設されてあり、該ファンボス(28
a)の周りに、透孔(30)……が開設されてある。
而して、円筒状のオイルレスメタル(31)を、前記循環
ファン(25)のファンボス(25a)に圧入し、前記ドラ
ム(2)を枢支する前の支軸(32)に嵌める。そして、
この支軸(32)を前記仕切板(21)中心部の挿通孔(3
3)に前記循環部(14a)側から挿入し、この時、前記循
環羽根(26)……を前記凹所(22)内に収容する。次
に、前記冷却ファン(28)を前記冷却側(14b)から、
前記冷却羽根(29)……が前記循環羽根(26)……と相
対する向きにして前記メタル(31)に圧入する。この
時、前記冷却羽根(29)を前記凹所(22)の外壁と前記
支軸(32)とで構成された空間部(34)内に収容するよ
うにして、前記循環羽根(26)……と冷却羽根(29)…
…とを垂直線上にオーバーラップさせる。(35)は前記
メタル(31)に固着されたプーリである。
こうして組立てられたファン装置を前記機枠(1)内に
組込むには、前記仕切板(21)の外縁部を、前記機枠
(1)内に固定される前記ケーシング(12)(20)にて
挾持し、前記支軸(32)の一端を前記後カバー(9)に
螺子止めする。前記支軸(32)の他端には前記ドラム
(2)を枢支する。
(36)は駆動モータであり、両端から駆動軸を突出さ
せ、一方の駆動軸(37a)に固定された小プーリ(38)
には前記ドラム(2)の外周に巻回されたベルト(39)
が連結され、他方の駆動軸(37b)に固定された小プー
リ(40)と前記プーリ(35)とがベルト(41)を介して
連結されている。(42)は前記端板(16)の前記循環部
(14a)側に配設された負特性サーミスタ、(43)は前
記乾燥風路(17)内に配設された負特性サーミスタであ
り、夫々後述する第1及び第2の温度検知回路の一部を
構成する。
以上の構成に於いて、前記ドラム(2)内に被乾燥物を
投入し、駆動モータ(36)およびヒータ(18)に通電す
ると、ドラム(2)、循環ファン(25)及び冷却ファン
(28)が回転する。前記循環ファン(25)の回転によ
り、前記ドラム(2)内に前記風路出口(17a)から前
記ヒータ(18)で熱せられた乾燥風が引き込まれ、被乾
燥物と熱交換を行なった後、湿気と共に前記吸入口(1
5)から前記循環部(14a)内に入り、再び前記乾燥風路
(17)を通ってドラム(2)内に循環する。一方、前記
冷却ファン(28)の回転により外気が吸込口(10)……
→冷却部(14b)→排気孔(11)→機外と循環され、こ
れにより前記仕切板(21)が常時冷却されている。従っ
て、前記乾燥風が前記循環部(14a)内に入った際前記
仕切板(21)に衝突して、乾燥風の含む湿気が前記仕切
板(21)の表面に露結する。こうして、乾燥風が除湿さ
れる。前記仕切板(21)上に露結した水は、仕切板(2
1)を伝って下降し、前記風路(17)内の排水口(19)
から機外に排出される。
斯かる衣類乾燥機に於いて、本実施例では前記仕切板
(21)に環状の凹所(22)を設け、この凹所(22)内に
前記循環羽根(26)……を収容し、更に、前記冷却羽根
(29)……を前記凹所(22)(循環羽根(26)……)よ
りも径小とし、循環羽根(26)……と冷却羽根(29)…
…とが垂直線上にオーバラップするように配設したの
で、このオーバラップさせた分だけ、乾燥機本体の奥行
Hを、ドラム(2)の容量を減少させることなく狭くす
ることができる。
第2図は他の形態を示し、前記凹所(22)、循環羽根
(26)……及び冷却羽根(29)……にテーパ部(44)
(45)(46)を設けたものである。これにより、前記乾
燥風や冷却風の循環がより円滑になる上に、循環羽根
(26)……と冷却羽根(29)……とを水平線上にも幾分
オーバラップすることができるので、冷却ファン(28)
の径を極力大きく設計できる。
尚、以上の実施例に於いて、冷却効果を高める意味か
ら、前記冷却ファン(28)を前記凹所(22)よりも径大
とし、冷却羽根(29)……を前記凹所(22)よりも外周
側に配設するようにしてもよく、また、前記仕切板(2
1)に前記冷却羽根(29)……を収容する凹所をも設け
てもよい。
次に、第3図は乾燥機の具体的回路図を示し、以下これ
を説明する。
(47)は電源スイッチ、(48)は前記蓋体(6)の開閉
に連動して回路を断続する蓋スイッチ、(49)は定電圧
回路、(50)は波形整形回路で、高用周波数の交流電圧
を矩形波パルスに整形してマイクロコンピュータ(以下
マイコンと称す)(51)に印加し、時間カウントに利用
する。(52)はクロックパルス発振回路で、前記マイコ
ン(51)内のプログラムを進行させる基準信号を発信す
る。(53)は初期リセット回路で、前記電源スイッチ
(47)が投入された時に前記マイコン(51)内のプログ
ラムを初期状態に設定する。(54)(55)は第1及び第
2温度検知回路であり、夫々前記サーミスタ(42)(4
3)の電圧値を抵抗で分圧した値と、前記マイコン(5
1)からの出力を受けて階段波を発生するラダー回路(5
6)からの出力とを比較回路(57)(58)にて比較し
て、比較出力を前記マイコン(51)に入力する。これら
第1及び第2温度検知回路(54)(55)が本発明の検知
手段に相当する。ここで、前記ラダー回路(56)は、前
記マイコン(51)の出力ポートイ〜トに接続されてお
り、各出力端子から順次信号が出されるに従ってラダー
出力を階段状に変化させる。前記マイコン(51)は、前
記比較回路(57)(58)が導通して入力された時の、前
記ラダー回路(56)への出力状態により夫々の温度を判
断する。(59)は前記蓋体(6)の開閉動作を判断する
ためのマイクロスイッチ、(60)は運転コースを切換え
るコース切換スイッチ、(61)はスタート/一時停止ス
イッチ、(62)はヒータ容量の可変スイッチである。
(63)(64)は前記マイコン(51)からの出力信号によ
り点孤されてモータ(36)やヒータ(18)への通電回路
を導通する双方向性サイリスタ、(65)は運転終了及び
異常報知用ブザー回路である。ここで、前記マイコン
(51)の構成は周知であるので、簡単な概要を第4図に
基づいて説明する。
前記マイコン(51)は、CPU(66)、RAM(67)、ROM(6
8)、タイマー(69)、システムバス(70)及び入出力
ポート(71)〜(76)から構成される。前記CPU(66)
は制御部(77)と演算部(78)とから構成され、前記制
御部(77)は命令の取り出し及び実行を行ない、前記演
算部(78)は命令の実行段階に於いて、制御部(77)か
らの制御信号によって入力機器やメモリから与えられる
データに対し、二進加算、論理演算、増減、比較等の演
算処理を行なう。前記RAM(67)は、乾燥機に関するデ
ータを記憶するためのものであり、前記ROM(68)は、
予め乾燥機を動かすめの手段や、判断のための条件の設
定、各種情報の処理をするためのルール等を読み込ませ
ておくものである。
第6図は、前記第1及び第2温度検知回路(54)(55)
にて検知できる温度の特性を示したものである。即ち、
前記第1検知回路(54)は、前記ドラム(2)出口の湿
気を含んだ乾燥温度を検知し(図中実線)、前記第2温
度検知回路(55)は、前記乾燥風路(17)内を通過する
熱交換、除湿後の乾燥温度を検知する(図中点線)。こ
れらの特性は、衣類の量や質によって異なるが、この図
は最も一般的なものであり、運転時間t1(10)が経過す
るまではドラム内の温度及び衣類の温度が上昇する。そ
の後衣類中の水分が蒸発して温度差がほぼ一定と成る恒
常乾燥期間があり、水分が少なくなるとこの状態から再
び温度差が上昇していく。恒常乾燥期間から温度差が再
び上昇していくところでの衣類の乾燥度合は、乾燥率で
85〜90%であり、アイロンを掛けるのに適している。そ
の後は温度差が上昇し続ける減率乾燥期間であり、温度
差が一定値まで上昇すると、乾燥率がほぼ100%とな
る。従って、それ以後の運転は無駄となる。
斯かる構成に基づく動作を第5図のフロ−チャ−トに従
って説明する。
電源スイッチが投入されると、前記マイコン(51)は、
まず前記第1及び第2の温度検知回路(54)(55)から
入力される情報に基づいてその時々の温度(第1の温度
検知回路(54)で検知した温度Ta,第2の温度検知回路
(55)で検知した温度をTbとする)を検知し始める(S-
1)。次に、工程のスタ−トキ−が操作さされると、基
準温度差Bとして10degを設定する(S-2)と共に前記モ
−タ(36)及びヒ−タ(18)に通電し(S-3)、工程を
開始する。工程が開始されると、前記温度Taと温度Tbは
第6図のような特性を示すので、前記マイコン(51)
は、10分経過した時点の前記温度Taと温度Tbの温度差A
(Ta〜b)を計測する(S-4)。
ここで、前出の10分とは、実験に基づいて決定した値で
あり、第6図に於いて、恒常乾燥期間に入る直前の時間
である。更に、被乾燥物がハンカチやタオル数枚程の少
量負荷であったり、生乾きの負荷であったり、前記温度
差Aが10deg以上になることも実験から確認されてい
る。
従って、前記マイコン(51)は、(S-4)で温度差Aを
計測すると、この温度差Aと前記基準温度差Bとを比較
し(S-5)、Aが10deg未満であれば、少量や生乾きの軽
量負荷ではないと判断して、そのまま乾燥運転を続行す
る。そして、前記マイコン(51)は、この乾燥運転を続
行している間も、常時前記温度Taと温度Tbの差(温度差
Cとする)を計測しており、この温度差Cは、恒常乾燥
期間中は前記温度差Aとほとんど変わらないが、乾燥が
進み、減率乾燥期間に入るに従って次第に大きくなる。
そこで、本実施例では、乾燥終了を推定する手段とし
て、前記温度差Cが前記温度差Aよりも前記基準温度差
B(10deg)以上大きくなるか否か(C≧A+B)を調
べ(S-6)、大きくなった時点又は乾燥運転開始から150
分経過した時点で前記ヒ−タ(18)への通電を断ち(S-
7)、しわ寄り防止のためそのまま冷風により前記ドラ
ム(2)を10分間回転させた後(ク−ルダウン)、運転
を終了する(S-8)(S-9)。
さて、前記(S-5)に於いて、前記マイコン(51)(判
断手段)が10分経過時点の前記温度差Aと基準温度差B
(10deg)とを比較して、A≧10degであった場合、少量
又は生乾きの軽量負荷であると判断して、以下の制御を
行なう。
即ち、マイコン(51)(制御手段)は、まず基準温度差
Bとして今度は6deg設定すると共に(S-10)、前記モー
タ(36)およびヒータ(18)に0.01秒OFF-0.1秒ONの周
期で断続的に通電する(S-11)〜(S-14)。この断続運
転は、乾燥状態が恒常乾燥期間から減率乾燥期間に移行
し、前記温度Taと温度Tbの温度差C(Ta-Tb)が前記温
度差Aよりも基準温度差B(6deg)以上大きくなった
(C≧A+B)時点又は、乾燥運転開始から150分経過
した時点まで行なわれる。
このように断続運転を行なうことで、前記ドラム(2)
の回転数が通常の42r.p.mから38r.p.mに低下し、また、
ヒータ(18)の発熱量も低下する。従って、少量又は生
乾きの負荷のように軽量の負荷が遠心力でドラム(2)
の内壁にへばり付くことも軽減され、且つ通常よりも低
い温度の乾燥風でやさしく乾燥される。
断続運転終了後は、ヒータ(18)のみ断電し(S-15)、
前述と同様のクールダウンを10分間行なった後(S-1
6)、運転を終了する。
尚、前記断続運転に於いては、例えば前記双方向性サイ
リスタ(63)(64)のゲート電流を調整して電源周波数
の半サイクルだけ導通するように制御してもよく、こう
すれば、前記モータ(36)やヒータ(18)が微値的に断
続運転されていることになり、自動的に回転数や発熱量
が低下する。要するに、平均通電時間が短縮されるよう
に制御していればよい。
(ト) 発明の効果 本発明の衣類乾燥機は、少量や生乾きの軽量負荷を検知
して、ドラムの回転数及び加熱手段の加熱能力を低下さ
せるので、この軽量負荷が遠心力でドラムの内壁にへば
り付くことが軽減され、負荷全体に均一に乾燥風の熱が
作用する上に、通常よりも低い温度の乾燥風で乾燥させ
る。従って、乾燥効率を低下させることなく、布地を傷
めることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の衣類乾燥機の要部側断面図、第2図は
衣類乾燥機の他の形態を示す第1図相当図、第3図は衣
類乾燥機の電気回路図、第4図はマイクロコンピュータ
の概要説明図、第5図(イ)(ロ)は動作を示すフロー
チャート、第6図は衣類乾燥機の乾燥特性図である。 (1)……機枠、(2)……ドラム、(2a)……排気
口、(4a)……吸気口、(17)……乾燥風路(送風
路)、(18)……ヒータ(加熱手段)、(25)……循環
フアン(送風装置)、(36)……駆動モータ(駆動手
段)、(51)……マイクロコンピュータ(制御手段、判
断手段)、(54)……第1温度検知回路(検知手段)、
(55)……第2温度検知回路(検知手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機枠内に回転自在に支持された被乾燥物収
    容用のドラムと、該ドラムの回転駆動手段と、前記ドラ
    ムの前面に設けられた吸気口と、前記ドラムの後面に設
    けられた排気口と、送風装置と、該送風装置からの風を
    前記吸気口から前記ドラム内に導入するための送風路
    と、該送風路内に配設された加熱手段と、前記ドラム内
    の負荷量を検知する検知手段と、該検知手段により検知
    された負荷量の大小を判断する判断手段と、該判断手段
    により負荷が軽量と判断されると、前記ドラムの回転数
    を低下させ且つ前記加熱手段の発熱量を低下させる制御
    手段とを備えたことを特徴とする衣類乾燥機。
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