JPS60215400A - 衣類乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ〉　産業上の利用分野 本発明は乾燥室からの排気を熱交換して除湿し、再加熱
して乾燥室に供給する衣類乾燥機に関する。

（ロ）　従来技術 この種衣類乾燥機は、例えば特開昭５８−１８０１９９
号公報で示されるように、吸気温度と排気温度の差を測
定し、一定時間後のこの温度差を基準値として記憶して
おき、この基準値に所定値を加えた値に測定温度差が達
した時に加熱乾燥を終了させる。ところがこのような衣
類乾燥機においては無負荷や少量負荷の時に乾燥室（ド
ラム）内の温度が異常に上昇してドラムの耐熱温度を越
えることがあり、これを肪止するために乾燥室出口にお
ける熱風の温度を測定してこの測定温度が所定温度以上
になれば送風運転の後、全体の運転を終了することが考
えられるか、この場合、衣類乾燥機が位置している周囲
の外気温が高ければ乾燥室の排気温度が上記所定の値に
達しやすく、このように外気温が高くても、あるいはン
ーンスのような厚目の負荷であっても未乾燥の状態で運
転が終了しないようにするために上記所定温度をできる
だ（す大きくしなければならない。ところがこのように
上記所定温度を大きくずれは特に冬期等、外気温が低く
なった時に上記測定温度が該所定温度に達しなくなり、
運転終了が不可能になる欠点がある。

（ハ〉　発明の目的 本発明は外気温の高低にかかわらず、乾燥室（ドラムン
内が無負荷であることや少量負荷である場合にそれを確
実に検知し、運転を終了させるようにし、以て乾燥室の
過熱を防ぎ且つ無駄な電力消費を行なわないようにする
ことを目的とする。

（ニ）発明の構成 本発明の衣類乾燥機は、乾荒室からの排気を熱交換し−
Ｃ水分を除去し、この後にヒータで再加熱して上記乾燥
室に供給する衣類乾燥機に於いて、上記乾燥室の出口で
のｔＪＰ気温度を測定する第１の感熱手段と、熱交換後
の排気温度或いは熱交換用の外気の熱交換後の温度を測
定する第２の感熱手段と、上記外気の熱交換前の温度を
Ｉ１１定する第３の感熱手段と、運転開始より所定時間
後の上記第１、第２の感熱手段の測定温度の差を基準値
として記憶する記憶手段と、上記第１、第２の感熱手段
の測定温度差が上記基準値より所定値以上に達した時に
加熱乾燥運転を終了せしめる第１の制御手段と、上記第
３の感熱手段で測定した温度が高いときには高い方に、
低いときには低い方に規定される規定温度以上に上記第
１の感熱手段の測定温度が達した時に加熱乾燥運転を終
了せしめる第２の制御手段と、を有してなることを特徴
としており、即ち第１、第２感熱手段の測定温度差が基
準値より所定値以上に達した時に加熱乾燥運転を終える
と共に、外気温の高低によって可変しで規定される規定
温度以上に乾燥室の出口での排気温度が達した時にも加
熱乾燥運転を終えるように構成しである。

（ホ）実施例 第１図、第２図及び第３図に基づいて説明すると、（１
）は衣類乾燥機の金属製の機枠で、前後部の開１１縁に
樹脂製の前面板（２）及び金属製の後面板（３）を止着
している。（４）はｌｉ′ｉＩ而板（２面に形成した衣
類出入［」、（５）はこの出入間を開閉するｌＪＰ、（
６）は機枠（１）内の前部に位置し、機枠（１）及（１
＋前面板（２）に止着された金属製の環状のドラム支持
盤、（７）は機枠（１）内の後部に配置された金属製の
仕切板である。ここで、ドラム支持盤（６）及び仕切板
（７〉は材厚が厚い板金でおり、仕切板（７）は機枠（
１）の両側部に架設され且つ固着され、中心部から放射
状に複数個の通気口（８）・を穿設している。

（９）は仕切板（７）の中心部を前後方向から挿通し七
つ固定された畏い支軸で、その後端を上記後面板（３）
の後方に膨出した中央部のホス（１０）にボルト及びツ
ツジ〜によって固着している。

（１１）は樹脂成型された乾燥室と成るドラムで、ｌ１
ｉｉ而開口縁をドラム支持盤く６）の外周縁にフェル）
（１２）を介し１回転自在に嵌合し１いる。また、この
ドラム（１１）は後面の中心部に軸受（１３）を固着し
、ここを支軸（９）の前端に回転自在に挿着し、ボルト
及びソ・／シャにより抜（′Ｉ止めしている。更に１、
−のドラｌ、（１１）は後面に多数の遼孔或いは放射状
のスリ・ノドから成る熱気出目（１４）を形成している
。

（１５）はドラム後面に接着剤等により固着されたフェ
ルト等から成るシール部材で、仕切板（７）の前面に摺
接する。

（１６）はドラム支持盤く６）の下部左側に形成きれた
熱気人口〈１７）を、仕切板（７）の通気「＋　（８）
に板の後側から連通させる循環路で、熱気人口（１７〉
に対向して正特性ザーミスタから成るハニカム状ヒータ
（１８）を設け、ドラム支持盤（６）に固着されたＬ字
型のダクト（１９）と、仕切板〈７）の後面に気密に覆
着され且−っｌＪ：、Ｒされた円筒状の循環ウーシング
（２０）とから成る。循環ケーシング（２ｏ）は樹脂成
型品であり、下向きの循環管り２１）を一体形成し、こ
れを上記ダクト（１９）に機枠（１）の内底部で連結、
連通し、ダクト（１９）は底部に機外に突出するドレン
孔（２２）を垂設している。

（２３）は循環ケーシング（２ｏ）の後面側に連続する
」、うに１に１着されたほぼ同形のＦｉ１脂製の冷ｇり
一−ソ、・りＣ１循環管（２１）と区画きれた下向さの
υ１気管（２４）を一体形成し、これを機枠（１）の底
面のＨト気口（２５）に連通している。そして、この冷
却ケ−／７り（２３）及びυ１気管（２４）の後部は［
，２後面板（３）によって覆蓋されている。

（２６）は循環クーソング（２０）及び冷却ケーシング
（２３）内に跨って配設された熱交換型の両面ソアン″
Ｃ１支軸（９）の後部にメタルを介して回転自在に軸支
されている。（２７）はこのファン（２６）に連設さｆ
ｉ、た回転伝達用ブーりである。

（２８）は機枠（１）の内ｊ良部に配設された七−タ℃
、アイドラブーりを含むプーリ及びヘルドにより１記ド
ラム（１１）を回転すると共に、上記プーリ及びファン
（２６）をベルトを介して回転する。

（２９）　・は上記後面板（３）の中央膨田部に放射状
に穿設された吸気口、（３０〉はベルトが張っである部
分を覆うために後面板（３）に膨出形成したカバーであ
る。

（３１）はドラム（１１）の後面の熱気出口（１４）を
覆うように内方から取付けられたフィルター装置である
。

また、（３２）は仕切板（７）の裏面に位置してドラム
出口（１４）の排気温度を検出する第１リ−−ミスタ、
（３３）はダクト（１９）内に位置して熱交換、除湿後
の排気温度を検出する第２ザーミスタ℃ある。

尚、この第２サーミスタ（３３）は両面ファン（２６）
での熱交換後の外気温度を検出して羊）良く、また除湿
機を別途設けたものであれば除湿機通過後の冷却用外気
の温度を検出しても良い。

さらに（３４）は上記後面板（３〉裏面の吸気１−１（
２９）・　・に対向する位置に取り付Ｃフられた第３ザ
ーミスタで、吸気口（２９）・・・から取り入れられた
外気の両面ファン（２６〉での熱交換面の外気温度を検
出する。

次に第４図に基づいて回路構成を説明すると、（３５〉
は電源スィッチ、（３６）は第１扉スイ・／チ、７ （ｔ２）は直流化回路である。（３８）は波形整形回路
で、商用周波数の交流電圧を矩形波パルスにしτマイク
ロコンピュータ（以下マイコンと云う＞（３９）に印加
し、時間カウントに利用−Ｊる。＜４０）（：ｌりＬｌ
ツク発振回路で、マイコン（３９）内のプログラムを、
進行さける。（４１）はイニンヤルリセント回路（、′
、−１−配電源スイッチ（３５）か押された時にマイコ
／（３９）内のブ［７グラムを初期状態に十ノドする。

＜　４２　）＜４３　＞（４４）は−上記第１、第２　
第３−リーーミスク（３２ｊ（３３）（３４）の電圧値
を抵抗で分圧して入力され（いＺ）１に圧比較回路で、
他方の入力端子にはマイＩノ（３９）からの出力を受り
で階段波を発生するラター回路（４５〉の出力信号が人
力され１−いる。ここＣ、ンダー回路（４５）は上記マ
イコン（３９）の出力端ｆ−＜イ）〜（ト）に接続され
でおり、各出力端子から順次信号が出されるにつれ−Ｃ
ラダー出力を階段状に変イヒさせる。マイコン（３９）
は電圧比較回路（４２）（４３＞＜４４＞が導通ずるこ
とにより入力端子（ブ）（す）（メ）に入力があったと
き、それは出力端子（イ）〜（１）のいずれの端子から
信号が出た時であるかをンイーフン（３９）自身が判断
し、夫々の温度を知るようになっている。り４６〉は扉
（５）が閉しているか否かを判断するための第２ｓスイ
ング、（４７〉はスタートスイッチで」）る。（４８）
はマイコン（３９〉からの出力信号によりＯＮＬ、てモ
ータ（２８）に通電するトライアック、（４９）はマイ
コン（３９）からの出力信号によりＯＮしてし一タ（１
８）に通電するトライアック、（５０）は運転終了を報
知するノザーである。

かくして、乾燥作業の際にはモータ（２８）及びヒータ
（１８）に給電し、ファン（２６）及びドラム（１１）
を回転きせる。

而して、ヒータ（１８）で加熱された乾燥風は、熱気人
口り１７）−ドラム（１１１−フィルター装置（３１）
−熱気出口〈１４）−通気口（８〉−ファン（２６）−
循環プーリ）グ（２０）−循環管（２１）−ダクト（１
９）−ヒータ（１８〉の順に循環し、ドラム（１１）内
の衣類を乾燥する。一方、外気は吸気口（２９）−冷却
り゛−ンング（２３）−ファン（２６）−冷却管（２４
Ｌ−排気口（２５）の順に流れる。

そして、ファン（２６）の前後面で熱交換が行なわれ、
乾燥風は衣類から出た湿気をダクトク１９）内で吐出し
、ドレンとしてドレン孔（２２）から排出し、自身は湿
度を下げられて循環していく。

次に、制御動作をフローチへ・−トに基ついて説明する
が、それに先たって第１、第２ザーミスタ（３２Ｈ３３
）が検知する温度の差と運転時間との関係と第５図に基
ついて説明しておく。この特性は衣類（負荷）の種類や
量によって異なるが、この図は最・ｔｌ一般的なもので
あり、運転時間（Ｌｌ）が経過するまではドラｌ、内の
温度及び衣類の温度が上層４−る。その後衣類中の水分
が常に蒸発して温度差がほぼ一定と成る恒常乾燥期間が
あり、水分が少・：ρるとこの状態から再び温度差が上
昇していく。恒常乾燥期間から温度差が上昇して（・く
とこ））Ｃの衣類の乾燥度合は、乾燥率で８５％〜９０
％であり、アイロンを掛けるのに適しτいる。その後は
温度差が上昇し続ける減率乾燥期間であり、温１１差が
一定値まで上昇すると、乾燥率がほぼ１００％と成る。

従って、それ以後の運転は本来は無駄なものである。

そご又゛、本発明は運転時間（ｔｌ）経過時、恒常乾燥
期間での温度差（Ａ＞を基準値として上、記憶【７Ｊン
（３９）で記憶し、この基準値（Ａ）から更に温度差が
所定値（Ｂ）たけ大きくなった時、即ち温度差が（Ａ十
Ｂ＞になった時に加熱乾燥運転を終了し、さらにドラム
（１１）内が無負荷工あるときや少量負荷であるときに
急激に上昇するドラム（１１）内温度を測定し、その測
定温度が規定温度以上に達したときにも加熱乾燥運転を
終了するようにしたことを基本構成としており、これら
所定値（Ｂ）及び規定温度を外気温によって上下するこ
とにより完全な乾燥を行なうものである。尚、に記運転
時間（ｔｌ）は種々の実験の結果、１５分に選定しであ
る。

かくして、電源スィッチ（３５）を開成操作すると、第
６区に示す如く第１、第２、第３刃−ミスタ（３２＞（
３３）（３４）によっ工測定された温度がマイ：ノン（
３９）の入力端子くチ）（す）（ヌ）から入力され、次
いでスタートスイッチ（４７〉を押圧操作すると扉（５
〉が閉していることを検知した上でモータ（２８〉、ヒ
ータ＜１８）に通電し、加熱乾燥運転を開始する。

その後、無負荷運転または少量負荷運転を検知４−るた
めに、第６図の（Ａ２）に移イ１し、規定温度（Ｄ＞を
、第３サーミスタ（３４）で測定きれる実際の外気温度
（吸気口（２９）から取り入れられた外気の両面ファン
（２６）での熱交換前の外気温度）か４０°Ｃ以上のと
きには８５℃と、４０℃以下のときには８０℃と、さら
に３０℃以下のときには７５℃と、さらに２０°Ｃ以下
のときには７０℃と、さらに１０℃以下のときには６５
℃と、さらに０℃以下のときには６０℃というように外
気温が低くなるに従っ−Ｃ段階的にドげて規定し、ドラ
ム（１１）からｕト気温度（第１サーミスタ（３２）の
測定温度）がこの規定温度（Ｄ＞を越えればヒータ（１
８）をＯＦＦして加熱乾燥運転から冷風運転に移行し、
５分後に全行程を終えると共に前記排気温度がこの規定
温度（Ｄ）を越えれは第６図の−（ＡＯ）に移行する。

其の後運転時間が１５分に達４−ると、その時の第１、
第２ザーミスタ（３２）（３３）の測定温度差を基準値
（Ａ）として設定し、所定値（Ｂ）を５　ｄｅｇで設定
し、第３サーミスタ（３４）で測定された外気温度を外
気温度（Ｃ）とに設定し、さらに運転時間が１５分以上
になるとその時点での第３勺−ミスタ（３４）の測定温
度（その時点での実際の外気温度）をＬ記外気温度（Ｃ
）と比較して測定温度が外気温度（Ｃ）より９℃以上上
昇したときには所定値（Ｂ）を２　ｄｅｇに、６°Ｃ以
上９℃未満−上昇したときには３　ｄｅｇに、３℃以上
６℃未満上昇したときには４　ｄｅｇに、３°Ｃ未満上
昇したときには５　ｄｅｇに、夫々変更し、さらに９°
Ｃ以上低下したときには８　ｄｅｇに、６℃以上９℃未
満低下したときには７　ｄｅｇに、３°Ｃ以上６°Ｃ未
満低下したときには６ｄｅｇに、３℃未満低下したとき
には５　ｄｅｇに、夫々変更し、このようにして定めた
所定値（Ｂ）と＝ヒ記基準値（Ａ）との和の値以上に上
記第１、第２サーミスタ（３２）（３３）の測定温度差
が上昇し、その５図（ロ）の（Ａ３）に移行し１、ヒー
タ（１８）をＯＦＦして加熱乾燥運転から冷風運転に移
行し、５分後に全行程を終える。

尚、安全のために、運転時間が２００分に達すると第６
区の（Ａ３）に移行し、加熱乾燥運転から冷風運転に移
行の後、全行程を終える。

また、運転時間が１５分を越えてからも無負荷・少量負
荷の検知は継続しで行なっており、ドラム（１１）から
の排気温度（第１サーミスタ（３２）の測定温度）が規
定温度（Ｄ＞を越えれは加熱乾燥運転から冷風運転に移
行し、５分後に全行程を終えるようになっている。

（へ）発明の効果 本発明によれば、無負荷運転あるいは少量負荷運転を検
知するために、第１の感熱手段で測定きれる乾燥室の出
口での排気温度と比較きれる規定温度は、第３の感熱手
段により測定される外気？Ｈによって変化する。従って
冬期等、外気温が低くて乾燥室の出口での排気温度がそ
れはと上昇しなく又も確実に無負荷・少量負荷運転を検
知でき、加熱乾燥運転を終了することができると共に夏
期等、外気温が高いときには規定温度が高くなるので、
ある程度の負荷を乾燥室内に入れて加熱乾燥運転をおこ
なった場合に上記排気温度がかなり大きくなっても加熱
乾燥運転を終了することがない。即ち外気温の高低にが
がゎらＶ乾燥室内が無負荷あるいは少量負荷である場合
にそれを確実に検知して運転を終了させることができ、
以って乾燥室の過熱を防ぎ且つ無駄な電の消費を行なわ
ないものである。

【図面の簡単な説明】

図面は何れも本発明衣類乾燥機の実施例に関し、第１図
は側断面図、第２図は後面断面図、第３図は要部の正面
図、第４図は電気回路図、第５図は一般的な温度差一時
間特性図、第６図はフローチャートである。 （１１〉　・ドラム（乾燥室）、（１８）　ヒータ、（
２６）・　・熱交換型の両面ファン、（３２）・　第１
サーミスタ（第１の感熱手段〉、（３３）・・第２サー
ミスタ（第２の感熱手段）、（３４）・・・第３サーミ
スタ（第３の感熱手段）、＜３９）・−・マイコン。 出願人　三洋電機株式会社 代理人　弁理士　佐野靜夫 第２図　１２３

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）乾燥室からの排気を熱交換して水分を除去し、こ
   の後にヒータで再加熱して」二記乾燥室に供給する衣類
   乾燥機に於いて、上記乾燥室の出口での排気温度を測定
   する第１の感熱手段と、熱交換後の排気温度或いは熱交
   換用の外気の熱交換後の温度を測定する第２の感熱手段
   、と、上記外気の熱交換前の温度をＩＩ＋定する第３の
   感熱手段と、運転開始より所定時間後のト記第１、第２
   の感熱手段の測定温度の差を基準値とし又記憶する記憶
   手段と、上記第１、第２の感熱手段の測定温度の差がＦ
   記基準値より所定値以上に達した時に加熱乾燥運転を終
   了ぜしめる第１の制御手段と、上記第３の上記感熱手段
   で１ｉｉｌｌ定した温度が高いときには高い方に、低い
   時には低い方に規定される規定温度以上に上記第１の感
   熱手段の測定温度が達した鴎は加熱乾燥運転を終了せし
   める第２の制御手段と、を有してなる衣類乾燥機。