JPH0130520B2 - - Google Patents
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- JPH0130520B2 JPH0130520B2 JP59112775A JP11277584A JPH0130520B2 JP H0130520 B2 JPH0130520 B2 JP H0130520B2 JP 59112775 A JP59112775 A JP 59112775A JP 11277584 A JP11277584 A JP 11277584A JP H0130520 B2 JPH0130520 B2 JP H0130520B2
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Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
この発明は、湿潤衣類を入れて回転する乾燥ド
ラム、循環フアン、除湿用熱交換器及び加熱源に
より温風の循環風路を形成し、熱交換器を冷却す
ることによつて乾燥ドラム内に収納した衣類から
の水分を凝縮回収する、いわゆる、除湿型の衣類
乾燥機の制御装置に関し、特に、この種の除湿型
衣類乾燥機における衣類の乾燥状態を監視して一
定の仕上りの乾燥でその運転を自動的に停止する
ようにした衣類乾燥機の制御装置に関するもので
ある。
ラム、循環フアン、除湿用熱交換器及び加熱源に
より温風の循環風路を形成し、熱交換器を冷却す
ることによつて乾燥ドラム内に収納した衣類から
の水分を凝縮回収する、いわゆる、除湿型の衣類
乾燥機の制御装置に関し、特に、この種の除湿型
衣類乾燥機における衣類の乾燥状態を監視して一
定の仕上りの乾燥でその運転を自動的に停止する
ようにした衣類乾燥機の制御装置に関するもので
ある。
[従来技術]
従来のこの種の衣類乾燥機を第1〜3図を用い
て説明する。
て説明する。
第1図は、特開昭55−70300号公報に示された
従来の衣類乾燥機の一例を示す断面図である。図
において、1は外箱、2は外箱1内に回転自在に
軸支されたドラムでドラムベルト3を介してモー
タ4により駆動される。5はドラム2の後部に設
けられた排気ダクトで、内部には循環フアン6を
配設し、この循環フアン6はフアンベルト7を介
してモータ4で回転駆動される。8は熱交換器で
一端は排気ダクト5に接続され、他端は吸気ダク
ト9に接続されている。10はヒータで吸気ダク
ト9内に設置され、ドラム2、排気ダクト5、熱
交換器8を通つて吸気ダクト9、ドラム2と導か
れる循環風路内で空気を加熱する。11は熱交換
器8の近傍に設けられ、外気を熱交換器8に向け
送風して熱交換器8を冷却する冷却フアンで、フ
アンベルト12を介してモータ4によつて回転駆
動される。13は吸気ダクト9の底部に設けら
れ、熱交換器8によつて凝縮した水(以下除湿水
と称す)を外部に排出する排水管で、排水管13
の内壁には除湿水の有無を検知する電極14が設
けられている。15は外箱1の前面の衣類投入口
を覆うドアーである。
従来の衣類乾燥機の一例を示す断面図である。図
において、1は外箱、2は外箱1内に回転自在に
軸支されたドラムでドラムベルト3を介してモー
タ4により駆動される。5はドラム2の後部に設
けられた排気ダクトで、内部には循環フアン6を
配設し、この循環フアン6はフアンベルト7を介
してモータ4で回転駆動される。8は熱交換器で
一端は排気ダクト5に接続され、他端は吸気ダク
ト9に接続されている。10はヒータで吸気ダク
ト9内に設置され、ドラム2、排気ダクト5、熱
交換器8を通つて吸気ダクト9、ドラム2と導か
れる循環風路内で空気を加熱する。11は熱交換
器8の近傍に設けられ、外気を熱交換器8に向け
送風して熱交換器8を冷却する冷却フアンで、フ
アンベルト12を介してモータ4によつて回転駆
動される。13は吸気ダクト9の底部に設けら
れ、熱交換器8によつて凝縮した水(以下除湿水
と称す)を外部に排出する排水管で、排水管13
の内壁には除湿水の有無を検知する電極14が設
けられている。15は外箱1の前面の衣類投入口
を覆うドアーである。
第1図に示す衣類乾燥機において、ドラム2内
に被乾燥物を入れ乾燥運転を開始すると、ドラム
2はドラムベルト3を介してモータ4の動力によ
つて水平軸を中心に回転する。同時にモータ4に
より駆動する循環フアン6及び冷却フアン11が
動作し、循環フアン6はドラム2内の空気を吸入
し排気ダクト5、熱交換器8及び吸気ダクト9を
経由して再びドラム2内に送風するよう空気を循
環する(以下、この空気を循環空気と称す)。こ
の時、吸気ダクト9内のヒータ10により熱せら
れた循環空気は、ドラム2に投入された被乾燥物
から水分を蒸発させるため、ドラム2から流出す
る空気は高温多湿となる。一方、冷却フアン11
は外気を吸入し熱交換器8を冷却するように送風
しているので、前記高温多湿空気は熱交換器8を
通過するとき、外気との熱交換作用によつて除湿
され、その除湿水は排水管13から外部に排出さ
れる。
に被乾燥物を入れ乾燥運転を開始すると、ドラム
2はドラムベルト3を介してモータ4の動力によ
つて水平軸を中心に回転する。同時にモータ4に
より駆動する循環フアン6及び冷却フアン11が
動作し、循環フアン6はドラム2内の空気を吸入
し排気ダクト5、熱交換器8及び吸気ダクト9を
経由して再びドラム2内に送風するよう空気を循
環する(以下、この空気を循環空気と称す)。こ
の時、吸気ダクト9内のヒータ10により熱せら
れた循環空気は、ドラム2に投入された被乾燥物
から水分を蒸発させるため、ドラム2から流出す
る空気は高温多湿となる。一方、冷却フアン11
は外気を吸入し熱交換器8を冷却するように送風
しているので、前記高温多湿空気は熱交換器8を
通過するとき、外気との熱交換作用によつて除湿
され、その除湿水は排水管13から外部に排出さ
れる。
第2図は第1図に示す衣類乾燥機の制御装置を
示すブロツク図で、図において、第1図と同一符
号は対応する同一部分を示している。20は電極
14からの検知信号を入力し除湿水の有無を判定
する判定回路で、判定回路20の出力にはタイマ
ー21が接続されている。タイマー21は除湿水
が無くなつたことを判定回路20が判定すると一
定の時間tを計時した後、モータ4及びヒータ1
0の給電を停止するものである。
示すブロツク図で、図において、第1図と同一符
号は対応する同一部分を示している。20は電極
14からの検知信号を入力し除湿水の有無を判定
する判定回路で、判定回路20の出力にはタイマ
ー21が接続されている。タイマー21は除湿水
が無くなつたことを判定回路20が判定すると一
定の時間tを計時した後、モータ4及びヒータ1
0の給電を停止するものである。
次に、上記構成の衣類乾燥機の作用について第
3図に示す乾燥特性図によつて説明する。第3図
は乾燥時間に対する衣類の乾燥度及び除湿水量を
示したもので、図において、Aで示すグラフは衣
類の乾燥度、Bは単位時間あたりの除湿水量の推
移を示す。乾燥機が運転を開始し、数分後から除
湿水が外部に排出し始める。そして、乾燥度があ
る値以上になると除湿水量は一定となり、その後
乾燥は進行し仕上り乾燥度付近になると徐々にそ
の量が減少し最後はゼロとなる。
3図に示す乾燥特性図によつて説明する。第3図
は乾燥時間に対する衣類の乾燥度及び除湿水量を
示したもので、図において、Aで示すグラフは衣
類の乾燥度、Bは単位時間あたりの除湿水量の推
移を示す。乾燥機が運転を開始し、数分後から除
湿水が外部に排出し始める。そして、乾燥度があ
る値以上になると除湿水量は一定となり、その後
乾燥は進行し仕上り乾燥度付近になると徐々にそ
の量が減少し最後はゼロとなる。
電極14は除湿水が排水管13を通過すると、
これを検出し信号を判定回路20に送出する。除
湿水は排水管13を断続的に流出するため前記信
号はパルスとなる。判定回路20は電極14から
の検出パルスが、単位時間当たり所定量以下とな
つたことを判定すると、タイマー21を作動させ
る。タイマー21はあらかじめ設定されたt時間
を計時すると、モータ4及びヒータ10の給電を
停止し乾燥運転を終了する。
これを検出し信号を判定回路20に送出する。除
湿水は排水管13を断続的に流出するため前記信
号はパルスとなる。判定回路20は電極14から
の検出パルスが、単位時間当たり所定量以下とな
つたことを判定すると、タイマー21を作動させ
る。タイマー21はあらかじめ設定されたt時間
を計時すると、モータ4及びヒータ10の給電を
停止し乾燥運転を終了する。
このように従来のものにおいては、除湿水の変
化量を検出し、除湿水量が単位時間当たり所定量
以下となつたときから、一定時間経過後に乾燥運
転を停止するように制御している。しかしなが
ら、この種の衣類乾燥機の衣類の乾燥工程におい
て、除湿水量が単位時間当たり所定量以下となつ
てから仕上り乾燥状態になるまでの時間は、衣類
の量によつて異なるため、衣類の量によつて過乾
燥であつたり、あるいは、乾燥が不十分であつた
りする等の問題があつた。
化量を検出し、除湿水量が単位時間当たり所定量
以下となつたときから、一定時間経過後に乾燥運
転を停止するように制御している。しかしなが
ら、この種の衣類乾燥機の衣類の乾燥工程におい
て、除湿水量が単位時間当たり所定量以下となつ
てから仕上り乾燥状態になるまでの時間は、衣類
の量によつて異なるため、衣類の量によつて過乾
燥であつたり、あるいは、乾燥が不十分であつた
りする等の問題があつた。
[発明の概要]
この発明は、上記問題を解決することを目的と
してなされたもので、除湿型衣類乾燥機におい
て、被乾燥衣類を乾燥する乾燥ドラムから排出さ
れる循環風路における空気の温度、その1次遅れ
の温度及び熱交換器に送給される外気温度を検出
し、所定の演算を行うことによつて被乾燥衣類の
乾燥状態を検知して、希望する仕上り乾燥状態、
すなわち、アイロン掛けに適したやや湿つた乾燥
状態や通常の標準乾燥状態、または、通常以上の
念入り乾燥状態に達した時点で乾燥運転を終了す
ることのできる衣類乾燥機を提供することを特徴
とするものである。
してなされたもので、除湿型衣類乾燥機におい
て、被乾燥衣類を乾燥する乾燥ドラムから排出さ
れる循環風路における空気の温度、その1次遅れ
の温度及び熱交換器に送給される外気温度を検出
し、所定の演算を行うことによつて被乾燥衣類の
乾燥状態を検知して、希望する仕上り乾燥状態、
すなわち、アイロン掛けに適したやや湿つた乾燥
状態や通常の標準乾燥状態、または、通常以上の
念入り乾燥状態に達した時点で乾燥運転を終了す
ることのできる衣類乾燥機を提供することを特徴
とするものである。
[発明の実施例]
以下、この発明の一実施例を図を参照して説明
する。図において、第1図と同一符号は第1図の
従来例と同一部分を示すものである。
する。図において、第1図と同一符号は第1図の
従来例と同一部分を示すものである。
第4図はこの発明の一実施例を示す断面図であ
る。図において、31,32はともに排気ダクト
5内に設置されたそれぞれ検出応答性の速い第1
の排気温度検出器と検出応答性の遅い第2の排気
温度検出器であり、33は熱交換器8の冷却用と
して取り入れる外気の温度を検出する外気温度検
出器である。
る。図において、31,32はともに排気ダクト
5内に設置されたそれぞれ検出応答性の速い第1
の排気温度検出器と検出応答性の遅い第2の排気
温度検出器であり、33は熱交換器8の冷却用と
して取り入れる外気の温度を検出する外気温度検
出器である。
第5図は第4図に示す衣類乾燥機の制御装置を
示すブロツク図である。図において、34は第1
の排気温度検出器31と第3の温度検出器である
外気温度検出器33の信号が入力され、その信号
差を検出する第2の温度差検出器で、その出力端
は第2の比較器35に接続されている。第2の比
較器35は第2の温度差検出器34の出力信号と
所定の第2基準信号とを比較する。36は第1の
排気温度検出器31と第2の排気温度検出器32
の信号が入力され、その信号差を検出する第1の
温度差検出器で、その出力端は第1の比較器37
に接続されている。第1の比較器37は第1の温
度差検出器36の出力信号と所定の第1基準信号
を比較し、その出力端は遮断スイツチ39に接続
されている。38は運転開始から所定時間計時す
るタイマーで、その出力端は遮断スイツチ39に
接続されている。この遮断スイツチ39と第2の
比較器35の出力端はともに駆動機構であるモー
タ4とヒータ10に接続されている。
示すブロツク図である。図において、34は第1
の排気温度検出器31と第3の温度検出器である
外気温度検出器33の信号が入力され、その信号
差を検出する第2の温度差検出器で、その出力端
は第2の比較器35に接続されている。第2の比
較器35は第2の温度差検出器34の出力信号と
所定の第2基準信号とを比較する。36は第1の
排気温度検出器31と第2の排気温度検出器32
の信号が入力され、その信号差を検出する第1の
温度差検出器で、その出力端は第1の比較器37
に接続されている。第1の比較器37は第1の温
度差検出器36の出力信号と所定の第1基準信号
を比較し、その出力端は遮断スイツチ39に接続
されている。38は運転開始から所定時間計時す
るタイマーで、その出力端は遮断スイツチ39に
接続されている。この遮断スイツチ39と第2の
比較器35の出力端はともに駆動機構であるモー
タ4とヒータ10に接続されている。
次に第6図の特性図を用いてこの動作を説明す
る。第6図は運転時間に対する排気温度に相当す
る第1の排気温度検出器31の出力信号T1と、
第2の排気温度検出器32の出力信号T2及び外
気温度に相当する第3の温度検出器である外気温
度検出器33の出力信号T3の特性を示したもの
で、図において、イ,ロ,ハ,ニは乾燥する衣類
がそれぞれ定格量、定格量の約1/2、定格量の約
1/8、定格量の約1/10の場合における、それぞれ
の出力信号の推移を示す。
る。第6図は運転時間に対する排気温度に相当す
る第1の排気温度検出器31の出力信号T1と、
第2の排気温度検出器32の出力信号T2及び外
気温度に相当する第3の温度検出器である外気温
度検出器33の出力信号T3の特性を示したもの
で、図において、イ,ロ,ハ,ニは乾燥する衣類
がそれぞれ定格量、定格量の約1/2、定格量の約
1/8、定格量の約1/10の場合における、それぞれ
の出力信号の推移を示す。
各排気温度に相当する信号T1上の◎印は仕上
乾燥時点を示し、この点を結ぶ破線は衣類量によ
る仕上り乾燥時点の信号T1レベルの傾向を表わ
しており、定格量の約1/8近辺に変曲点Pが現わ
れ、変曲点Pより添時間で乾燥する少ない衣類量
では衣類量に反比例し、変曲点Pより長時間かか
る多い衣類量では衣類量に比例して高くなる傾向
を示す。また変曲点Pより短時間で乾燥する少な
い衣類量の場合の信号T1の推移は、途中一定と
なる期間がなく、上昇の一途をたどり、仕上り乾
燥に達する。
乾燥時点を示し、この点を結ぶ破線は衣類量によ
る仕上り乾燥時点の信号T1レベルの傾向を表わ
しており、定格量の約1/8近辺に変曲点Pが現わ
れ、変曲点Pより添時間で乾燥する少ない衣類量
では衣類量に反比例し、変曲点Pより長時間かか
る多い衣類量では衣類量に比例して高くなる傾向
を示す。また変曲点Pより短時間で乾燥する少な
い衣類量の場合の信号T1の推移は、途中一定と
なる期間がなく、上昇の一途をたどり、仕上り乾
燥に達する。
運転が開始されると、第1の排気温度検出器3
1、第3の温度検出器である外気温度検出器33
はそれぞれの検出温度に相当する信号T1,T3
を出力し、予め変曲点Pに相当する時間よりやや
短い時間t1に設定されたタイマー38が計時を
始める。第2の温度差検出器34から信号T1と
信号T3の温度差に相当する信号差△TBが第2
の比較器35に送出され、ここで定格量の約1/10
の時に仕上乾燥となる信号差に相当する第1基準
信号△TB′とが比較され、△TB′≦△TBの関係
に達すると“High”の信号を送出する。
1、第3の温度検出器である外気温度検出器33
はそれぞれの検出温度に相当する信号T1,T3
を出力し、予め変曲点Pに相当する時間よりやや
短い時間t1に設定されたタイマー38が計時を
始める。第2の温度差検出器34から信号T1と
信号T3の温度差に相当する信号差△TBが第2
の比較器35に送出され、ここで定格量の約1/10
の時に仕上乾燥となる信号差に相当する第1基準
信号△TB′とが比較され、△TB′≦△TBの関係
に達すると“High”の信号を送出する。
一方、第1の排気温度検出器31と第2の排気
温度検出器32はそれぞれの検出温度に相当する
信号T1,T2を第1の温度差検出器36に送出
する。乾燥するまでの時間が変曲点Pより長くか
かる衣類量イ,ロ,ハに対する信号T1の運転後
期の上昇推移は、衣類量の多いほど、上昇勾配は
小さく、上昇を始めてから仕上り乾燥に達するま
でに長い時間を要する。信号T1と信号T2の
差、すなわち、第1の温度差検出器36から出力
される信号差△TAは、衣類量の多いほど、その
信号差が開くのに長い時間を要する。このことか
ら、第2の排気温度検出器32の応答速度(時定
数)を適切に選定することにより、衣類量の多少
にかかわらず、共通した一定の信号差に相当する
第2基準信号△TA′で仕上り乾燥時点を捕えるこ
とができる。すなわち、信号差△TAは、衣類量
の少ない時には短時間で、衣類量の多い時には長
時間かかつて第2基準信号△TA′に達する。第1
の比較器37は、上記のように設定された第2基
準信号△TA′と信号差△TAを比較し△TA′≦△
TAの関係に達すると“High”の信号を遮断スイ
ツチ39に送出する。この遮断スイツチ39は運
転開始t1時間後にタイマー38の指令によつ
て、第1の比較器37の信号を通過させる。
温度検出器32はそれぞれの検出温度に相当する
信号T1,T2を第1の温度差検出器36に送出
する。乾燥するまでの時間が変曲点Pより長くか
かる衣類量イ,ロ,ハに対する信号T1の運転後
期の上昇推移は、衣類量の多いほど、上昇勾配は
小さく、上昇を始めてから仕上り乾燥に達するま
でに長い時間を要する。信号T1と信号T2の
差、すなわち、第1の温度差検出器36から出力
される信号差△TAは、衣類量の多いほど、その
信号差が開くのに長い時間を要する。このことか
ら、第2の排気温度検出器32の応答速度(時定
数)を適切に選定することにより、衣類量の多少
にかかわらず、共通した一定の信号差に相当する
第2基準信号△TA′で仕上り乾燥時点を捕えるこ
とができる。すなわち、信号差△TAは、衣類量
の少ない時には短時間で、衣類量の多い時には長
時間かかつて第2基準信号△TA′に達する。第1
の比較器37は、上記のように設定された第2基
準信号△TA′と信号差△TAを比較し△TA′≦△
TAの関係に達すると“High”の信号を遮断スイ
ツチ39に送出する。この遮断スイツチ39は運
転開始t1時間後にタイマー38の指令によつ
て、第1の比較器37の信号を通過させる。
以上のように第2の比較器35または第1の比
較器37から“High”信号がモータ4とヒータ
10に送出されると、両者への給電が停止され、
衣類乾燥機の運転を終了する。
較器37から“High”信号がモータ4とヒータ
10に送出されると、両者への給電が停止され、
衣類乾燥機の運転を終了する。
なお、タイマー38を設けた理由は、運転初期
に排気温度が急上昇する衣類のまだ乾いていない
期間に上記の関係△TA′≦△TAに達してしまう
ため、この期間の第1の比較器37の“High”
信号を遮断するために設けている。また、ひとつ
の仕上り乾燥の検知ルートとして単に一定の排気
温度レベルではなく、排気温度と外気温度差によ
る検知方法を採用したのは、排気温度が外気温度
にスライド的に上下するため、外気温度の高い時
には短時間に設定レベルに達し未乾燥のままで、
また、冬期には反対に長時間かかつて設定レベル
に達し過乾燥で運転が終了されることを防止する
ためである。
に排気温度が急上昇する衣類のまだ乾いていない
期間に上記の関係△TA′≦△TAに達してしまう
ため、この期間の第1の比較器37の“High”
信号を遮断するために設けている。また、ひとつ
の仕上り乾燥の検知ルートとして単に一定の排気
温度レベルではなく、排気温度と外気温度差によ
る検知方法を採用したのは、排気温度が外気温度
にスライド的に上下するため、外気温度の高い時
には短時間に設定レベルに達し未乾燥のままで、
また、冬期には反対に長時間かかつて設定レベル
に達し過乾燥で運転が終了されることを防止する
ためである。
第7図はこの発明の他の実施例の衣類乾燥機の
制御装置を示すブロツク図である。図において、
第4図及び第5図の衣類乾燥機と同一符号は、こ
の発明の第一実施例の衣類乾燥機と同一部分を示
すものである。
制御装置を示すブロツク図である。図において、
第4図及び第5図の衣類乾燥機と同一符号は、こ
の発明の第一実施例の衣類乾燥機と同一部分を示
すものである。
この実施例の衣類乾燥機で特徴的な点は、第4
図における検出応答性の遅い第2の排気温度検出
器32を用いていない点である。このため、この
第7図の制御装置では、演算回路132で第1の
排気温度検出器31の検出出力信号から等価的に
検出応答性の遅い温度検出信号T2を得ている。
また他の特徴的な点は、第5図において第1の比
較器37の出力信号を運転開始後の所定時間だけ
遮断する遮断スイツチの接続位置である。この第
7図の実施例の制御装置では、第1の温度検出器
31の温度検出信号T1を運転開始後の所定時間
だけ第2の温度差検出器に送出しないようにする
位置に接続してある。基本的には、この第2の温
度差検出器による制御信号が運転開始後の所定時
間だけ送出されないように、所定の制御信号の系
統に挿入すれば良く、第5図と同様なものであ
る。演算回路132は、入力信号を受けてその1
次遅れ信号を出力する回路で、例えば、抵抗とコ
ンデンサより構成されるものである。この実施例
でさらに特徴的な点は、第1、第2の比較器3
7,35から出力される乾燥運転の停止信号を受
けて制御される衣類乾燥機の駆動機構であるモー
タ4とヒータ10への信号の供給を、ヒータ10
とモータ4をそれぞれに分けて行つている点であ
る。ここでは、モータ10の運転を停止してから
も余熱が残つているので、それを有効に利用する
ため駆動機構のモータのみ所定時間運転を続ける
ように第2タイマー制御回路40を設けている。
図における検出応答性の遅い第2の排気温度検出
器32を用いていない点である。このため、この
第7図の制御装置では、演算回路132で第1の
排気温度検出器31の検出出力信号から等価的に
検出応答性の遅い温度検出信号T2を得ている。
また他の特徴的な点は、第5図において第1の比
較器37の出力信号を運転開始後の所定時間だけ
遮断する遮断スイツチの接続位置である。この第
7図の実施例の制御装置では、第1の温度検出器
31の温度検出信号T1を運転開始後の所定時間
だけ第2の温度差検出器に送出しないようにする
位置に接続してある。基本的には、この第2の温
度差検出器による制御信号が運転開始後の所定時
間だけ送出されないように、所定の制御信号の系
統に挿入すれば良く、第5図と同様なものであ
る。演算回路132は、入力信号を受けてその1
次遅れ信号を出力する回路で、例えば、抵抗とコ
ンデンサより構成されるものである。この実施例
でさらに特徴的な点は、第1、第2の比較器3
7,35から出力される乾燥運転の停止信号を受
けて制御される衣類乾燥機の駆動機構であるモー
タ4とヒータ10への信号の供給を、ヒータ10
とモータ4をそれぞれに分けて行つている点であ
る。ここでは、モータ10の運転を停止してから
も余熱が残つているので、それを有効に利用する
ため駆動機構のモータのみ所定時間運転を続ける
ように第2タイマー制御回路40を設けている。
第6図の特性図を参照して、第7図の制御回路
の動作を説明する。基本的には第5図の制御回路
の場合と同様である。ここで、信号T2は演算回
路132の排気温度T1に対する一次遅れ温度に
相当する応答信号となつている。
の動作を説明する。基本的には第5図の制御回路
の場合と同様である。ここで、信号T2は演算回
路132の排気温度T1に対する一次遅れ温度に
相当する応答信号となつている。
ヒータ10から供給される熱は、運転前期には
水を含んだ衣類の温度を上げる顕熱として費やさ
れるので信号T1は上昇し、それから水を蒸発さ
せるための潜熱として費やされる運転中期には信
号T1は変化しない。そして、衣類に含まれる水
が少なくなる運転後期になると再び顕熱として費
やされるようになるため、再度信号T1は上昇
し、やがて衣類は仕上り乾燥に達する。
水を含んだ衣類の温度を上げる顕熱として費やさ
れるので信号T1は上昇し、それから水を蒸発さ
せるための潜熱として費やされる運転中期には信
号T1は変化しない。そして、衣類に含まれる水
が少なくなる運転後期になると再び顕熱として費
やされるようになるため、再度信号T1は上昇
し、やがて衣類は仕上り乾燥に達する。
各排気温度に相当する信号T1上の◎印は仕上
乾燥時点を示し、この点を結ぶ破線は衣類量によ
る仕上り乾燥時点の信号T1レベルの傾向を表わ
しており、定格量の約1/8近辺に変曲点Pが現わ
れ、変曲点Pより短時間で乾燥する少ない衣類量
では衣類量に反比例し、変曲点Pより長時間かか
る多い衣類量では衣類量に比例して高くなる傾向
を示す。また変曲点Pより短時間で乾燥する少な
い衣類量の場合の信号T1の推移は、途中一定と
なる期間がなく、上昇の一途をたどり、仕上り乾
燥に達する。
乾燥時点を示し、この点を結ぶ破線は衣類量によ
る仕上り乾燥時点の信号T1レベルの傾向を表わ
しており、定格量の約1/8近辺に変曲点Pが現わ
れ、変曲点Pより短時間で乾燥する少ない衣類量
では衣類量に反比例し、変曲点Pより長時間かか
る多い衣類量では衣類量に比例して高くなる傾向
を示す。また変曲点Pより短時間で乾燥する少な
い衣類量の場合の信号T1の推移は、途中一定と
なる期間がなく、上昇の一途をたどり、仕上り乾
燥に達する。
運転が開始されると、第1の排気温度検出器3
1、第3の温度検出器である外気温度検出器33
はそれぞれの検出温度に相当する信号T1,T3
を出力し、予め変曲点Pに相当する時間よりやや
短い時間t1に設定されたタイマー38と遮断ス
イツチ39が動作を始める。第2の温度差検出器
34から信号T1と信号T3の温度差に相当する
信号差△TBが第2比較器35に送出され、ここ
で定格量の約1/10の時に仕上り乾燥となる信号差
に相当する第2基準信号△TB′とが比較され、△
TB′≦△TBの関係に達すると“High”の信号を
送出する。
1、第3の温度検出器である外気温度検出器33
はそれぞれの検出温度に相当する信号T1,T3
を出力し、予め変曲点Pに相当する時間よりやや
短い時間t1に設定されたタイマー38と遮断ス
イツチ39が動作を始める。第2の温度差検出器
34から信号T1と信号T3の温度差に相当する
信号差△TBが第2比較器35に送出され、ここ
で定格量の約1/10の時に仕上り乾燥となる信号差
に相当する第2基準信号△TB′とが比較され、△
TB′≦△TBの関係に達すると“High”の信号を
送出する。
一方、運転開始後t1時間経過すると、タイマ
ー38の出力により遮断スイツチ39が第1の排
気温度検出器31の信号T1を通過させ演算回路
132に送り、演算回路132からは信号T1に
対応した一次遅れ温度に相当する応答信号T2が
第1温度差検出器36に送出される。乾燥するま
での時間が変曲点Pより長くかかる衣類量イ,
ロ,ハに対する信号T1の運転後期の上昇推移
は、衣類量が多いほど上昇勾配は小さく、上昇を
始めてから仕上り乾燥に達するまでに時間が長く
かかる。また、信号T1と信号T2の差を検出す
る第1温度差検出器36より出力される信号差△
TAは衣類量の多いほど、その信号差が開くのに
長時間を要する。このことから、演算回路132
の伝達係数、すなわち、時定数を適切に設定する
ことにより、衣類量の多少にかかわらず、共通し
た一定の信号差に相当する第1基準信号△TA′で
仕上り乾燥時点を捕えることができる。すなわ
ち、信号差△TAは衣類量の少ない時には短時間
に、衣類量の多い時には長時間かかつて第1基準
信号△TA′に達する。第1比較器37は上記のよ
うに設定された第1基準信号△TA′と信号差△
TAを比較し、△TA′≦△TAの関係に達すると
“High”信号を出力する。
ー38の出力により遮断スイツチ39が第1の排
気温度検出器31の信号T1を通過させ演算回路
132に送り、演算回路132からは信号T1に
対応した一次遅れ温度に相当する応答信号T2が
第1温度差検出器36に送出される。乾燥するま
での時間が変曲点Pより長くかかる衣類量イ,
ロ,ハに対する信号T1の運転後期の上昇推移
は、衣類量が多いほど上昇勾配は小さく、上昇を
始めてから仕上り乾燥に達するまでに時間が長く
かかる。また、信号T1と信号T2の差を検出す
る第1温度差検出器36より出力される信号差△
TAは衣類量の多いほど、その信号差が開くのに
長時間を要する。このことから、演算回路132
の伝達係数、すなわち、時定数を適切に設定する
ことにより、衣類量の多少にかかわらず、共通し
た一定の信号差に相当する第1基準信号△TA′で
仕上り乾燥時点を捕えることができる。すなわ
ち、信号差△TAは衣類量の少ない時には短時間
に、衣類量の多い時には長時間かかつて第1基準
信号△TA′に達する。第1比較器37は上記のよ
うに設定された第1基準信号△TA′と信号差△
TAを比較し、△TA′≦△TAの関係に達すると
“High”信号を出力する。
以上のように、第1比較器37または第2比較
器35から“High”信号が送出されると、ヒー
タ10は給電を停止され、第2のタイマー制御回
路40は計時を始め、所定時間t2に達すると、
モータ4への給電停止指令を出し、衣類乾燥機の
運転を終了する。
器35から“High”信号が送出されると、ヒー
タ10は給電を停止され、第2のタイマー制御回
路40は計時を始め、所定時間t2に達すると、
モータ4への給電停止指令を出し、衣類乾燥機の
運転を終了する。
なお、変曲点Pより短い時間で乾燥する衣類量
では、信号T1は運転開始後一定となる期間もほ
とんどなく、急上昇の一途をたどり仕上り乾燥に
達する。この場合、演算回路132を含む回路で
は衣類が未乾燥の状態で所定の関係△TA′≦△
TAに達してしまう。これを防止し、かつ、少量
衣類でも仕上り乾燥時点を捕えられるようにと、
タイマー38帯び遮断スイツチ39を設け、ま
た、別の仕上り検出手段として第2温度差検出器
34、第2比較器35を設けている。これは、排
気温度は外気温度の影響を受けるため、一定信号
T1で仕上り乾燥時点を捕えてみると、外気温度
の高い夏期には未乾燥の状態で、冬期には過乾燥
の状態で運転が終了されるという不都合を生ず
る。これを防止するために信号T1と信号T3と
の信号差による検出方法を採用している。
では、信号T1は運転開始後一定となる期間もほ
とんどなく、急上昇の一途をたどり仕上り乾燥に
達する。この場合、演算回路132を含む回路で
は衣類が未乾燥の状態で所定の関係△TA′≦△
TAに達してしまう。これを防止し、かつ、少量
衣類でも仕上り乾燥時点を捕えられるようにと、
タイマー38帯び遮断スイツチ39を設け、ま
た、別の仕上り検出手段として第2温度差検出器
34、第2比較器35を設けている。これは、排
気温度は外気温度の影響を受けるため、一定信号
T1で仕上り乾燥時点を捕えてみると、外気温度
の高い夏期には未乾燥の状態で、冬期には過乾燥
の状態で運転が終了されるという不都合を生ず
る。これを防止するために信号T1と信号T3と
の信号差による検出方法を採用している。
以上、衣類の水を蒸発させ、熱交換器で凝縮し
排出させる、いわゆる、除湿型衣類乾燥機におい
て説明したが、乾燥に寄与したドラムからの排気
空気を機外に排気する排気型衣類乾燥機において
も、その排気経路中に排気温度検出器1,2をま
たその吸気経路中に外気温度検出器を設置するこ
とで容易に同様な動作が行える。
排出させる、いわゆる、除湿型衣類乾燥機におい
て説明したが、乾燥に寄与したドラムからの排気
空気を機外に排気する排気型衣類乾燥機において
も、その排気経路中に排気温度検出器1,2をま
たその吸気経路中に外気温度検出器を設置するこ
とで容易に同様な動作が行える。
[発明の効果]
この発明は以上に説明したように、循環風路の
排気ダクト内に配設されて乾燥ドラムから排出さ
れる循環空気の温度を検出する第1温度検出手段
と、前記第1温度検出手段の温度検出信号に対し
て1次遅れで、前記循環空気の温度検出信号を得
る前記第1温度検出手段の温度検出応答速度より
遅い第2温度検出手段と、熱交換器に導入される
外気の導入口付近に配置され冷却用外気の温度を
検出する第3温度検出手段と、前記第1温度検出
手段及び第2温度検出手段で検出された夫々の検
出温度の温度差を検出する第1温度差検出手段を
具備することによつて、排気ダクト内に設けた応
答速度の異なる2つの排気温度検出器の温度差に
より仕上り乾燥検知と、外気温度を検知するよう
に設けた外気温度検出器と前記排気温度検出器
(応答速度の速い方)の温度差による仕上り乾燥
検知の並行検知動作により、衣類の量や外気温度
の影響を受けることなく、常に、一定の仕上り乾
燥で乾燥運転を終了するので、過乾燥による電力
消費や未乾燥による不都合が生じることがない。
排気ダクト内に配設されて乾燥ドラムから排出さ
れる循環空気の温度を検出する第1温度検出手段
と、前記第1温度検出手段の温度検出信号に対し
て1次遅れで、前記循環空気の温度検出信号を得
る前記第1温度検出手段の温度検出応答速度より
遅い第2温度検出手段と、熱交換器に導入される
外気の導入口付近に配置され冷却用外気の温度を
検出する第3温度検出手段と、前記第1温度検出
手段及び第2温度検出手段で検出された夫々の検
出温度の温度差を検出する第1温度差検出手段を
具備することによつて、排気ダクト内に設けた応
答速度の異なる2つの排気温度検出器の温度差に
より仕上り乾燥検知と、外気温度を検知するよう
に設けた外気温度検出器と前記排気温度検出器
(応答速度の速い方)の温度差による仕上り乾燥
検知の並行検知動作により、衣類の量や外気温度
の影響を受けることなく、常に、一定の仕上り乾
燥で乾燥運転を終了するので、過乾燥による電力
消費や未乾燥による不都合が生じることがない。
第1図は従来の衣類乾燥機を示す断面図、第2
図は第1図の衣類乾燥機の制御装置を示すブロツ
ク図、第3図は運転時間に対する乾燥度と除湿水
量の関係を示した特性図。第4図は本発明の一実
施例の衣類乾燥機を示す断面図、第5図は第4図
の衣類乾燥機の制御装置を示すブロツク図、第6
図は動作を説明するための運転時間に対する温度
特性図、第7図は本発明の他の実施例の衣類乾燥
機の制御装置を示すブロツク図である。 図中、4はモータ、5は排気ダクト、10はヒ
ータ、31は第1の排気温度検出器、32は第2
の排気温度検出器、33は第3の温度検出器であ
る外気温度検出器、34は第2の温度差検出器、
35は第2の比較器、36は第1の温度差検出
器、37は第1の比較器、38はタイマー、39
は遮断スイツチ、40はタイマー制御回路、13
2は演算回路、である。なお、図中、同一符号及
び同一記号は、同一または相当部分を示す。
図は第1図の衣類乾燥機の制御装置を示すブロツ
ク図、第3図は運転時間に対する乾燥度と除湿水
量の関係を示した特性図。第4図は本発明の一実
施例の衣類乾燥機を示す断面図、第5図は第4図
の衣類乾燥機の制御装置を示すブロツク図、第6
図は動作を説明するための運転時間に対する温度
特性図、第7図は本発明の他の実施例の衣類乾燥
機の制御装置を示すブロツク図である。 図中、4はモータ、5は排気ダクト、10はヒ
ータ、31は第1の排気温度検出器、32は第2
の排気温度検出器、33は第3の温度検出器であ
る外気温度検出器、34は第2の温度差検出器、
35は第2の比較器、36は第1の温度差検出
器、37は第1の比較器、38はタイマー、39
は遮断スイツチ、40はタイマー制御回路、13
2は演算回路、である。なお、図中、同一符号及
び同一記号は、同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外箱内に回転自在に装着され被乾燥衣類を収
容する乾燥ドラムと、前記乾燥ドラムにヒータで
加熱した空気を導く吸気ダクトと、前記乾燥ドラ
ムから排気される多湿空気を導く排気ダクトと、
前記排気ダクトからの空気を除湿して吸気ダクト
に導く循環風路と、前記風路中に配設される空気
循環フアン、除湿用熱交換器及びヒータと、前記
熱交換器に冷却用外気を導入する冷却フアンと、
前記乾燥ドラム、前記循環フアン及び前記冷却フ
アンを回転させる駆動機構とから構成される衣類
乾燥機の制御装置であつて、前記循環風路の排気
ダクト内に配設されて乾燥ドラムから排出される
循環空気の温度を検出する第1温度検出手段と、
前記第1温度検出手段の温度検出信号に対して1
次遅れで、前記循環空気の温度検出信号を得る前
記第1温度検出手段の温度検出応答速度より遅い
第2温度検出手段と、前記熱交換器に導入される
外気の導入口付近に配置され冷却用外気の温度を
検出する第3温度検出手段と、前記第1温度検出
手段及び第2温度検出手段で検出された夫々の検
出温度の温度差を検出する第1温度差検出手段
と、前記第1温度差検出手段の出力信号を所望値
に設定された基準値と比較し所定の関係に達した
時に乾燥運転の停止信号を出力する第1比較手段
と、運転開始後の所定時間だけ前記第1比較手段
からの出力信号を遮断するタイマースイツチ手段
と、前記第1温度検出手段及び第3温度検出手段
で検出された夫々の検出温度の温度差を検出する
第2温度差検出手段と、前記第2温度差検出手段
の出力信号を所望値に設定された基準値と比較し
所定の関係に達した時に乾燥運転の停止信号を出
す第2比較手段とから構成されることを特徴とす
る衣類乾燥機の制御装置。 2 前記第2温度検出手段は、前記第1温度検出
手段の近傍の循環風路内に配設され、前記第1温
度検出手段より熱容量の大きい温度検出器より構
成されて温度検出応答速度が遅いものであること
を特徴とする前記特許請求の範囲第1項に記載の
衣類乾燥機の制御装置。 3 前記第2温度検出手段は、前記第1温度検出
手段からの温度検出信号を受けて所定の時定数で
その1次遅れ信号を演算出力する演算回路から構
成された等価的に前記第1温度検出手段より温度
検出応答速度が遅いものであることを特徴とする
前記特許請求の範囲第1項に記載の衣類乾燥機の
制御装置。 4 外箱内に回転自在に装着され被乾燥衣類を収
容する乾燥ドラムと、前記乾燥ドラムにヒータで
加熱した空気を導く吸気ダクトと、前記乾燥ドラ
ムから排気される多湿空気を導く排気ダクトと、
前記排気ダクトからの空気を除湿して吸気ダクト
に導く循環風路と、前記風路中に配設される空気
循環フアン、除湿用熱交換器及びヒータと、前記
熱交換器に冷却用外気を導入する冷却フアンと、
前記乾燥ドラム、前記循環フアン及び前記冷却フ
アンを回転させる駆動機構とから構成される衣類
乾燥機の制御装置であつて、前記循環風路の排気
ダクト内に配設されて乾燥ドラムから排出される
循環空気の温度を検出する第1温度検出手段と、
前記第1温度検出手段の温度検出信号に対して1
次遅れで、前記循環空気の温度検出信号を得る前
記第1温度検出手段の温度検出応答速度より遅い
第2温度検出手段と、前記熱交換器に導入される
外気の導入口付近に配設され冷却用外気の温度を
検出する第3温度検出手段と、前記第1温度検出
手段及び第2温度検出手段で検出された夫々の検
出温度の温度差を検出する第1温度差検出手段
と、前記第1温度差検出手段の出力信号を所望値
に設定された基準値と比較し所定の関係に達した
時に乾燥運転の停止信号を出力する第1比較手段
と、運転開始後の所定時間だけ前記第1比較手段
からの出力信号を遮断するタイマースイツチ手段
と、前記第1温度検出手段及び第3温度検出手段
で検出された夫々の検出温度の温度差を検出する
第2温度差検出手段と、前記第2温度差検出手段
の出力信号を所望値に設定された基準値と比較し
所定の関係に達した時に乾燥運転の停止信号を出
す第2比較手段と、前記第1比較手段または第2
比較手段から乾燥運転の停止信号を受けると前記
ヒータのみ停止させ、前記駆動機構は所定時間だ
け運転させた後に運転を停止させる制御信号を出
力するタイマー制御手段とから構成される衣類乾
燥機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59112775A JPS60256497A (ja) | 1984-06-01 | 1984-06-01 | 衣類乾燥機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59112775A JPS60256497A (ja) | 1984-06-01 | 1984-06-01 | 衣類乾燥機の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60256497A JPS60256497A (ja) | 1985-12-18 |
JPH0130520B2 true JPH0130520B2 (ja) | 1989-06-20 |
Family
ID=14595187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59112775A Granted JPS60256497A (ja) | 1984-06-01 | 1984-06-01 | 衣類乾燥機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60256497A (ja) |
-
1984
- 1984-06-01 JP JP59112775A patent/JPS60256497A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60256497A (ja) | 1985-12-18 |
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