JPS6324398B2 - - Google Patents

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JPS6324398B2
JPS6324398B2 JP57148178A JP14817882A JPS6324398B2 JP S6324398 B2 JPS6324398 B2 JP S6324398B2 JP 57148178 A JP57148178 A JP 57148178A JP 14817882 A JP14817882 A JP 14817882A JP S6324398 B2 JPS6324398 B2 JP S6324398B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
trap
drying
temperature sensor
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57148178A
Other languages
English (en)
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JPS5937998A (ja
Inventor
Makoto Shimizu
Yoshio Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP57148178A priority Critical patent/JPS5937998A/ja
Publication of JPS5937998A publication Critical patent/JPS5937998A/ja
Publication of JPS6324398B2 publication Critical patent/JPS6324398B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、衣類乾燥機に係り、特にその乾燥終
了検知構成に関するものである。
従来の乾燥終了検知構成には、ドラム内に一対
の電極を設けこの間に接触する衣類の電気抵抗を
検出し、ある所定の抵抗値以上になると乾燥終了
の指令を出すものや、ドラムの出口に温度センサ
ーを設け、この出口空気温度がある所定以上に昇
温すると乾燥終了の指令を出すものが考案されて
いる。しかし、前者の場合には衣類の材質による
乾燥速度の違い、衣類の表面状態や不均一な加熱
等から、むら乾きの状態で乾燥終了の指令が出さ
れる恐れが多分にある。また後者の場合には、ド
ラム出口温度や周囲温度に影響され検知精度の低
下を招き、乾燥終了検知時に乾燥不足や過乾燥に
なる不具合を生ずるとともに、時には電力を浪費
する恐れもある。
本発明は、これらの不具合を解消すべくなされ
たもので、乾燥終了検知の精度を向上させようと
するものである。
以下、この発明の一実施例を図に従つて説明す
る。第1図において1はキヤビネツト、2はキヤ
ビネツト1内に設けた回転ドラム、3はニクロム
線ヒータあるいはPTCヒータからなるヒータで、
ドラム前面の通気孔2aに連通した循環ダクト4
内に配設する。5はドラム後面の通気孔2bに対
向するように配した循環用フアン、6は放熱フイ
ン付きのチユーブ式熱交換器で、そのチユーブは
循環ダクト4と他端がフアン5に連通する循環ダ
クト7に連通している。8は熱交換器6のフイン
面に外気空気を通過させる冷却用フアン、9はベ
ルト10a,ベルト10b、ベルト10cを介し
てそれぞれ循環用フアン5、冷却用フアン8、ド
ラム2を回転駆動させるモータであり、11は本
発明の構成の一部となるトラツプで、排水口12
の近傍に設けてある。第2図は本発明の検出部を
示す拡大図で、13はサイホン型をしたトラツプ
11の上頂部に配設するサーミスター等からなる
第1温度センサーであり、14はキヤビネツト1
内に配したサーミスター等からなる第2温度セン
サー、15はトラツプ11内に挿入され、その一
端がトラツプ11の底部に達し、他端が循環ダク
ト4内につき出しトラツプ11内の水を吸い上げ
易い布または織状ないしは多孔質の金属等からな
る蒸発促進物である。第3図は、センサー13,
14信号の受信と指令の送信を行うコントローラ
に係るブロツク線図であり、13,14はそれぞ
れ第1温度センサー、第2温度センサー、Cはセ
ンサー13とセンサー14との温度差を検出する
回路、運転開始指令を受けた後に前記温度差があ
る所定の値以上になつたことを確認する回路、そ
れ以後に前記温度差が前記所定値以下になつたこ
とを受信するとヒータ3モータ9への通電を遮断
する回路、及び遮断器から構成されるコントロー
ラである。第4図は乾燥運転中の第1温度センサ
ー13の検出温度T1と第2温度センサー14の
検出温度T2とこの両者の温度差(T2−T1)およ
び衣類から蒸発される積算蒸発水量Wの時間推移
を示したものである。
以下、本発明の動作について説明する。コント
ローラCが運転指令を受けると、ヒータ3は発熱
し、モータ9が駆動し、ベルト10a,10b,
10cを介して循環用フアン5、冷却用フアン9
および回転ドラム2を回転させる。これによつて
ヒータ3で加熱された循環空気は通気孔2aを通
つてドラム2に流入し、ドラム2で乾燥衣類から
水分を蒸発吸収して高温多湿になつた循環空気は
通気孔2bを通つて循環用フアン5に吸込まれ、
循環ダクトに送り出される。そして熱交換器6の
チユーブ内に送り込まれる。一方冷却用フアン8
により吸込まれた外気は熱交換器6のフイン表面
およびチユーブ外表面を冷却風として通過し外気
に放出されている。従つて高温多湿の循環空気は
熱交換器6のチユーブ内を通過する間に熱交換を
行い、露点温度以下に冷却されるためにチユーブ
内面に水分を露結されて循環ダクト4に入り、再
びヒータ3で加熱され乾燥用空気として通気孔2
aよりドラム2内に入る。
このようにして、循環空気はドラム2内で衣類
から水分の蒸発を促し吸収して、熱交換器6で凝
縮し放出させる。この繰り返しによつて衣類を乾
燥させている。
熱交換器6のチユーブ内に凝縮した露結水は、
チユーブ内底面に沿つて循環ダクト4底面に落下
し、排水口12からトラツプ11を通り機外に排
出される。
運転開始t=0以後の第1温度センサーの温度
T1、第2温度センサーの温度T2および衣類から
の積算蒸発水量Wの時間的推移は第4図のように
なる。すなわち、運転開始(t=0)初期には回
転ドラム2や熱交換器6などからなる循環系構成
物および含水した被乾燥衣類等を昇温させるの
に、ヒータ3加熱量の多くが費やされるので蒸発
量は少なく徐々に増加し循環系の空気温度がほぼ
一定になるT1時付近から一定になり、長くこの
状態を維持する。そして、衣類の水分のなくなる
乾燥終了付近では蒸発潜熱に費される熱量が少な
くなり循環系の空気温度が急速に上昇する。この
推移と関連して、排水口12から排出される露結
水の排出状況は次のようになる。
即ち、乾燥開始(t=0)初期には蒸発量も少
なく、また熱交換器6チユーブ内面に露結した水
は流れ出までには至らず、しばらくしてから露結
水が熱交換器6チユーブより流下して排水口12
からトラツプ11に溜まり始め、ついには排水口
12を通して外気に漏出していた高温の循環空気
を遮断される。このため第1温度センサー13の
温度T1が急低下して第2温度センサー14との
温度差(T2−T1)が急大されてコントローラC
は検知レベル△Tc以上になつたことを認知する。
以後、ほぼ一定速度で流下する露結水はトラツプ
11を乗り越えて排水され、露結水のなくなる乾
燥終了付近においてトラツプ11に溜つていた露
結水が再蒸発してトラツプを解消するので第1温
度センサー13の温度T1がほぼ第2温度センサ
ー14の温度T2レベルに達し、両者の温度差
(T2−T1)が急小されてコントローラCは検知レ
ベル△Tc以下になつたことを認知する。この時
点T2において、コントローラCは乾燥終了指令
を出しヒータ3、モータ9への通電を遮断し乾燥
運転を終了させる。
なお、乾燥終了検知を迅速にかつ精度よく行わ
せるためにトラツプ11の貯水量は出来るだけ小
さくするとともに、トラツプ11内の溜水を迅速
に蒸発させるための蒸発促進板15をトラツプ1
1内に挿入するとより効果的対策となる。
また本発明の構成の一部となつているトラツプ
11は、従来の除湿タイプ衣類乾燥機に見られる
排水口からの高温多湿な循環空気の漏出を防止し
ており、衣類乾燥機の設置されている部屋の湿度
上昇を防止する利点を有している。また上記実施
例にあつては、乾燥が終了するとヒータ3及びモ
ータ9を停止させるようにしたが、同時にブザー
等にて通報させるように構成してもよいことはい
うまでもない。
以上説明したように本発明は、衣類から水分を
蒸発させ、熱交換器で露結され排出する水の有無
を直接的に検知しているので、乾燥終了検知精度
を向上させることができるとともに、居住室内の
湿度が高くならず室内の快適性を損なわないとい
う効果も大きい。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示す図であり、第1
図は除湿タイプ衣類乾燥機の構造を示す切断断面
図、第2図は検出部の拡大断面図、第3図はブロ
ツク線図、第4図は温度センサー温度と蒸発量の
時間的推移を示す図である。 2……ドラム、4,7……循環ダクト、6……
熱交換器、11……トラツプ、12……排水口、
13……第1温度センサー、14……第2温度セ
ンサー、C……コントローラ、15……蒸発促進
板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被乾燥衣類が投入され回転するドラム、ダク
    ト及び熱交換器より形成される高温多湿空気の循
    環風路を有し、循環風路中の水蒸気を前記熱交換
    器で露結し排水させる除湿タイプ衣類乾燥機にお
    いて、排水口近傍の排水経路にトラツプを設け、
    このトラツプ以後の排水経路中に第1温度センサ
    ーを配設すると共に前記排水口近傍の循環風路中
    に第2温度センサーを配設し、かつ前記両温度セ
    ンサーの差温が所定値を下まわつたときに乾燥を
    終了させる乾燥終了検知装置を設けたことを特徴
    とする除湿タイプ衣類乾燥機。 2 被乾燥衣類が投入され回転するドラム、ダク
    ト、及び熱交換器より形成される高温多湿空気の
    循環風路を有し、循環風路中の水蒸気を前記熱交
    換器で露結し排水させる除湿タイプ衣類乾燥機に
    おいて、排水口近傍の排水経路にトラツプを設け
    ると共に、蒸発促進板をこのトラツプ内に一端が
    位置し他端が前記循環風路中に突出するよう設
    け、かつ前記トラツプ以後の排水経路中に第1温
    度センサーを、また前記排水口近傍の循環風路中
    に第2温度センサーを夫々配設すると共に、前記
    両温度センサーの差温が所定値を下まわつたとき
    に乾燥を終了させる乾燥終了検知装置を設けたこ
    とを特徴とする、除湿タイプ衣類乾燥機。
JP57148178A 1982-08-26 1982-08-26 除湿タイプ衣類乾燥機 Granted JPS5937998A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57148178A JPS5937998A (ja) 1982-08-26 1982-08-26 除湿タイプ衣類乾燥機

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JP57148178A JPS5937998A (ja) 1982-08-26 1982-08-26 除湿タイプ衣類乾燥機

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JPS5937998A JPS5937998A (ja) 1984-03-01
JPS6324398B2 true JPS6324398B2 (ja) 1988-05-20

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ID=15446991

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JP57148178A Granted JPS5937998A (ja) 1982-08-26 1982-08-26 除湿タイプ衣類乾燥機

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JPS6198298A (ja) * 1984-10-19 1986-05-16 松下電器産業株式会社 衣類乾燥機
JP5297322B2 (ja) * 2009-09-30 2013-09-25 日立アプライアンス株式会社 洗濯乾燥機および乾燥機

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JPS5937998A (ja) 1984-03-01

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