JPH0759276B2 - 乾燥機 - Google Patents

乾燥機

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JPH0759276B2
JPH0759276B2 JP1118045A JP11804589A JPH0759276B2 JP H0759276 B2 JPH0759276 B2 JP H0759276B2 JP 1118045 A JP1118045 A JP 1118045A JP 11804589 A JP11804589 A JP 11804589A JP H0759276 B2 JPH0759276 B2 JP H0759276B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B40/00Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、衣類等の被乾燥物を乾燥させる例えばドラム
式の乾燥機に関し、特に、乾燥動作時の静音化を図る場
合に有用である。
〔従来の技術〕
従来のこの種の乾燥機の構造例を第4図に示す。
上記従来の乾燥機Aでは、同図に示す如く、衣類等の被
乾燥物9を収容するドラム1(乾燥室)が軸受2,2によ
り水平軸芯回りに回転自在に支持されており、該ドラム
1は、ベルト5を介してモータ3により回転駆動される
プーリ4に連結されている。
上記ドラム1の両側部には、各々空気流入口6及び空気
流出口7が配設されており、該空気流入口6と空気流出
口7とはドレン口15を具備した循環ダクト10により接続
されている。
上記空気流入口6近傍にはヒータ8が配備されており、
上記空気流出口7近傍には湿度センサ17が配備されてい
る。そして、上記空気流出口7と対向する位置に、熱交
換及び空気循環用の両翼ファン14が上記ドラム1と同軸
に回転自在に配備されている。該両翼ファン14にはプー
リ12が取り付けられており、該プーリ12がベルト13を介
して上記モータ3により回転駆動されるプーリ11に連結
されている。
上記構成による従来の乾燥機Aにおいては、被乾燥物9
を収容したドラム1と両翼ファン14とがモータ3により
回転駆動されると共に、ヒータ8が加熱制御されると、
上記空気流入口6を通してドラム1内に加熱空気が流入
する。そして、上記加熱空気は、被乾燥物9から水分を
蒸発させて多湿空気となった後、空気流出口7を通って
ドラム1外へ流出する。
上記空気流出口7から流出した多湿空気は両翼ファン14
の表面上で外気との間で熱交換され、水分が凝縮され
る。上記水分はドレン口15を通して機外へ排出されると
共に、水分の除去された空気は、循環ダクト10を通って
上記ヒータ8近傍まで搬送される。
そして、上記空気は、上記ヒータ8により加熱され、再
びドラム1内に流入する。
上記のような空気の循環動作と平行して、上記被乾燥物
9は、ドラム1の回転に伴って該ドラム1内の側壁に沿
って上方へ持ち上げられると共に自重により落下する。
上記のようにしてドラム1の回転に伴って該ドラム1内
で被乾燥物9を上下運動させることにより、上記被乾燥
物9の位置の入れ換えを行う作用をいわゆるタンブリン
グという。
そして、上記タンブリングにより上記被乾燥物9は加熱
空気と接触しながら水分を蒸発させ、該被乾燥物9全体
がむらなく乾燥される。
上記ドラム1は上記被乾燥物9が乾燥されるまで回転数
Fにて連続的に回転駆動される。そして、上記被乾燥物
9が乾燥されたか否かの判断は、湿度センサ17により検
出される空気流出口7近傍の空気湿度H0の値に基づいて
行われる。
上記空気湿度H0は第5図に示すように経時的に変化し、
乾燥終了に近づくに従って低下する。そこで、上記空気
湿度H0が予め設定された所定の値になると乾燥が終了し
たものとみなされ、当該乾燥室Aの運転が停止される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、従来の乾燥室Aでは、上記したように、乾燥
運転開始から運転終了までの間、一定の回転数Fにてド
ラム1が連続的に回転駆動されるため、該ドラム1の回
転に伴う摺動音や被乾燥物9のタンブリング音が常時発
生する。そして、これは、乾燥運転中に装置から発生す
る騒音の大きな原因となっている。
そこで、本発明の目的とするところは、被乾燥物の乾燥
度合に応じて乾燥室の回転数を制御し、乾燥運転中に発
生する騒音を低減させ得る機能を備えた乾燥機を提供す
ることである。
〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明が採用する主たる手
段は、その要旨とするところが、被乾燥物を収容した乾
燥室に加熱空気を流通させると共に該乾燥室を回転さ
せ、上記被乾燥物を乾燥させる乾燥機において、上記被
乾燥物の乾燥に伴って上記乾燥室から排出される多湿空
気の湿度を検出する検出手段と、該検出手段により検出
される多湿空気の湿度が第1設定値以上になったときに
上記乾燥室の回転数を停止若しくは低下させ、その後、
多湿空気の湿度が上記第1設定値より小さい第2設定値
以下になたときに上記乾燥室をもとの回転数で回転させ
る制御手段とを具備してなる点に係る乾燥機である。
尚、上記構成に係る乾燥機では、乾燥室から排出される
多湿空気の乾燥度合を検出する検出手段として、例えば
上記多湿空気の湿度を直接的に検出する湿度センサや、
乾燥室出口と空気を加熱する例えばヒータの空気搬送方
向上流側との温度差から上記多湿空気の湿度を間接的に
検出する為の温度センサ等を用いることができる。
〔作用〕
乾燥室から排出される多湿空気の湿度が高い間は、被乾
燥物に含まれている水分が加熱空気により順次蒸発され
ている状態にあることから、上記乾燥室をあえて連続回
転させて被乾燥物のタンブリングを行う必要はない。
そこで、上記乾燥室を低速回転させるか停止させる。そ
して、乾燥室内で加熱空気に直接さらされた被乾燥物の
部分が乾燥されるに伴って、該乾燥室から排出される多
湿空気の湿度が低くなってきたとき、上記乾燥室を回転
させ、上記被乾燥物のタンブリングを行う。
その結果、上記被乾燥物の湿った部分に加熱空気が直接
接触するようになり、水分の蒸発が活発化される。
このような制御動作を繰り返すことにより、乾燥室を停
止若しくは低速回転させることができ、当該乾燥機の乾
燥運転中における静音化を図ることができる。
〔実施例〕
以下添付図面を参照して、本発明を具体化した実施例に
つき説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施例
は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的
範囲を限定する性格ものではない。
ここに、第1図は本発明の一実施例に係る乾燥機の模式
的構成図、第2図は上記乾燥機の制御要素のタイムチャ
ート、第3図(a),(b)はそれぞれ本発明の他の実
施例に係る乾燥機の制御要素のタイムチャートである。
また、第4図に示した前記従来の乾燥機Aと共通する要
素には、同一の符号を使用して説明する。
この実施例に係る乾燥機Bは、第1図に示す如く、従来
の乾燥機Aと基本的構造を略同様とし、上記従来の乾燥
機Aとの相違点は、両翼ファン14をドラム1とは別に回
転駆動する為のモータ3′を備えると共に、被乾燥物9
の乾燥に伴ってドラム1の空気流出口7から排出される
多湿空気の乾燥度合を検出する検出手段19と、上記検出
手段19により検出される多湿空気の湿度が第1設定値以
上になったときに上記ドラム1の回転数を停止若しくは
低下させ、その後、多湿空気の湿度が上記第1設定値よ
り小さい第2設定値以下になったときに上記ドラム1を
もとの回転数で回転させる制御手段20とを具備してなる
ことである。
上記検出手段19は、上記従来の乾燥機Aの湿度センサ17
(第4図)と同様、空気流出口7近傍に配備され、上記
空気流出口7から排出される多湿空気の湿度を直接的且
つリアルタイムで検出することのできる湿度センサが用
いられている。そして、上記検出手段19は、後述する制
御回路18に接続されている。
上記制御手段20では、上記ドラム1を回転駆動するモー
タ3の回転数を変化させるインバータ回路16を有し、該
インバータ回路16は、制御回路18に接続されている。上
記制御回路18は、上記検出手段19により検出される上記
空気流出口7からの多湿空気の湿度に応じ、上記インバ
ータ回路16により発生される周波数を制御するものであ
る。
即ち、上記制御回路18を構成するメモリ(不図示)内に
は、上記検出手段19により検出される多湿空気の湿度H0
の値に応じ、上記インバータ回路16から上記モータ3に
対して所定の周波数を出力させ得るような一連の動作プ
ログラムが予め記憶されている。
引き続き、第1図及び第2図に基づいて、上記構成によ
る乾燥機Bを用いて被乾燥物9を乾燥させる場合の動作
手順の一例について説明する。
まず、ヒータ8をONすると共に、モータ3,3′により被
乾燥物9を収容したドラム1,両翼ファン14を各々回転さ
せる。
この場合、上記両翼ファン14は、乾燥開始から乾燥終了
に至るまでの間、予め設定された所定の回転数にて連続
運転される。また、上記ドラム1の回転数Fは、上記ド
ラム1に設けられた重量センサ(不図示)により計測さ
れる上記被乾燥物9の重量に対応して予め上記動作プロ
グラム内に設定された所定の最適回転数の値が選択され
る。
この場合、上記のように先ずドラム1を回転させるの
は、該ドラム1内に収容された被乾燥物9をタンブリン
グさせ、該被乾燥物9に含まれている水分を確実に蒸発
させ得る状態とする為である。従って、上記空気流入口
6からの加熱空気が上記ドラム1内の被乾燥物9に直接
当たり、該被乾燥物9に含まれている水分を確実に蒸発
させ得るような構造とすることにより、上記ドラム1を
先ず回転させることは必ずしも必要とされない。
上記のようにして被乾燥物9に含まれている水分が蒸発
し始めると、検出手段19により検出される多湿空気の湿
度H0の値が徐々に増加していく。そして、上記湿度H0
値が時間T0経過後において、予め制御回路18で設定され
た第1設定値H1の値に等しくなった時、上記制御回路18
からインバータ回路16にドラム1に対する停止指令信号
が出力され、該ドラム1の回転は停止される。
その後、上記湿度H0の値は僅かに上昇した後、しばらく
の間略一定の値にて推移する。そして、時間T1経過後、
上記湿度H0の値は低下し始め、時間T2経過後に上記湿度
H0の値が予め上記制御回路18で設定された上記第1設定
値H1よりも小さい第2設定値H2の値に等しくなる。この
時、上記制御回路18からインバータ回路16に対してドラ
ム1の回転指令信号が出力され、該ドラム1は再び回転
し始める。
これは、ドラム1から排出される多湿空気の湿度H0の値
が高い間は、被乾燥物9に含まれている水分が加熱空気
により順次蒸発されている状態にあることから、上記ド
ラム1をあえて連続回転させて被乾燥物9のタンブリン
グを行う必要がない。そこで、上記ドラム1を停止させ
る。そして、上記ドラム1内で加熱空気に直接さらされ
た被乾燥物9の部分が乾燥されるに伴って、該ドラム1
から排出される多湿空気の湿度H0の値が低くなってきた
時、上記ドラム1を再度回転させ、上記被乾燥物9のタ
ンブリングを行う。その結果、上記被乾燥物9の湿った
部分に加熱空気が直接接触するようになり、水分の蒸発
が活発化される。
上記のようにしてドラム1の回転に伴って上記湿度H0
値は再び上昇し始め、時間T3経過後において、再び第1
設定値H1の値に等しくなる。すると、上記制御回路18か
らはインバータ回路16に対してドラム1の停止指令信号
が出力され、該ドラム1の回転が停止される。
上記のようにしてドラム1に対するON・OFF制御が被乾
燥物9の重量や種類に応じて適宜回数繰り返される。
そして、時間T4経過後において、湿度H0の値が第2設定
値H2の値に等しくなり、ドラム1が回転数Fにて再び回
転駆動されても、被乾燥物9がむらなく乾燥された状態
にあることから上記湿度H0の値が上昇せずに低下し続け
ることとなる。
そして、時間T5経過後において、湿度H0の値が予め制御
回路18で設定された上記第2設定値H2よりも小さい第3
設定値H3の値となった時、上記被乾燥物9は完全に乾燥
されたと判断され、当該乾燥機Bの運転が停止される。
この場合、上記第1設定値H1,第2設定値H2,第3設定
値H3は、H1>H2>H3なる関係にある。
また、上記実施例においては、上記ドラム1を停止させ
ずに低速回転制御するようにしても良い。
従って、本実施例に係る乾燥機Bでは、被乾燥物9の乾
燥度合に応じてドラム1の回転数が可変制御されること
から、比較的高い回転数にてドラム1が連続回転される
ことはない。その結果、乾燥運転中に発生する該ドラム
1の摺動音やタンブリング音を低減させることができ
る。
更に、本発明に係る乾燥機では、上記ドラム1の出口と
ヒータ8の空気搬送方向上流側との温度差から上記多湿
空気の湿度を間接的に検出し、該ドラム1を回転数制御
するように構成することも可能である。
この場合には、第1図に示すように、前記湿度センサ
(検出手段19)に替えて、検出手段19′として、ヒータ
8の空気搬送方向上流側,空気流出口7近傍に、各々温
度センサ21a,21bが配備される。
そして、第3図(a)に、上記構成に係る乾燥機を用い
て被乾燥物9を乾燥させる場合の制御手順の一例を示
す。
この場合、ヒータ8により加熱される前の空気の温度が
温度センサ21aにより、検出され、空気流出口7から排
出される多湿空気の温度が温度センサ21bにより検出さ
れる。そして、上記温度センサ21aと21bとにより検出さ
れる温度の差は、ΔT(T21b−T21a)により表される。
先ず、ヒータ8がONされると共に、両翼ファン14がモー
タ3′により予め設定された所定の回転数にて連続的に
回転制御される。すると、上記空気流入口6からドラム
1内に流入する空気は、上記ヒータ8により加熱され始
め、温度差ΔTの値は徐々に増加していく。
そして、上記空気流入口6から流入する加熱空気によ
り、被乾燥物9に含まれている水分が蒸発され始め、該
被乾燥物9の表面から略均一に水分が蒸発されている状
態となると、上記温度差ΔTの値はしばらくのあいだ略
一定の値で推移する。
そして、時間T0経過後、温度差ΔTは再び上昇し始め、
時間T1経過後において、上記温度差ΔTが予め制御回路
18で設定されたΔT1の値に等しくなる。
上記のように温度差ΔTの値が時間T0経過後再び上昇し
始めるのは、加熱空気が直接接触する部分に対する乾燥
作用が進行すると、上記温度センサ21bにより検出され
る空気の温度が上昇する為である。
そして、上記温度差ΔTの値が、時間T1経過後におい
て、予め制御回路18で設定されたΔT1の値に等しくなる
と、上記制御回路18からインバータ回路16に対して上記
ドラム1の回転指令信号が出力される。すると、上記ド
ラム1がモータ3により回転数Fにて回転され始め、該
ドラム1内において被乾燥物9がタンブリングされる。
上記のようにドラム1が回転駆動されると、この回転に
伴って温度差ΔTは低下し始める。これは、上記被乾燥
物9がタンブリングされることにより、該被乾燥物9の
湿った部分に加熱空気が直接接し得る状態となり、水分
の蒸発が活発化され、上記温度センサ21bにより検出さ
れる多湿空気の温度が低下し始める為である。
上記のようにして、ドラム1の回転に伴って温度差ΔT
が低下し始め、時間T2経過後において、このΔTの値が
予め設定されたΔT2の値に等しくなると、上記制御回路
18からインバータ回路16に対して再びドラム1の停止指
令信号が出力される。
そして、上記ドラム1の回転は停止され、その状態で上
記被乾燥物9の上記加熱空気が直接当たる部分に対する
乾燥作用が進行する。
上記のようなドラム1のON・OFF制御が被乾燥物9の重
量や種類に応じて適宜回数繰り返される。そして、ドラ
ム1の回転に伴って温度差ΔTの値が低下することなく
上昇し続け、時間T4経過後に、予め設定されたΔT3の値
と等しくなった時、当該乾燥機の運転が停止される。
上記のようにドラム1を回転させても温度差ΔTが低下
せず上昇し続けるのは、被乾燥物9がむらなく乾燥さ
れ、上記温度センサ21bにより検出される空気の温度が
上昇する為である。
この場合、上記設定値ΔT1,ΔT2,ΔT3は、ΔT3>ΔT1
>ΔT2なる関係となる。
更に、下記の条件に基づいて、第3図(b)に示すよう
な手順にてドラム1をON・OFF制御させても良い。
即ち、時間tにおいて温度センサ21aと21bとにより検出
される温度T21aとT21bとの差をΔT(t)とした場合、 ΔT(t)<ΔT2,ΔT2≦ΔT(t)≦ΔT1且つΔT
(t)<ΔT(t−Δt)(ΔTの値が減少傾向)、Δ
T(t)≧ΔT3の各条件下ではドラム1の回転を停止さ
せる。
他方、ΔT2≦ΔT(t)≦ΔT1且つΔT(t)≧ΔT
(t−Δt)(ΔTの値が増加傾向)、ΔT1<ΔT
(t)<ΔT3の各条件下ではドラム1を回転させる。
従って、上記乾燥機においても、前記乾燥機Bの場合と
同様、被乾燥物9の乾燥度合に応じてドラム1の回転数
が可変制御されることから、比較的高い回転数にてドラ
ム1が連続回転されることはない。その結果、乾燥運転
中に発生する騒音が低減される。
尚、上記各実施例においては、ドラム1に対して、多湿
空気を除湿して循環させるいわゆる除湿型乾燥機を例に
説明したが、上記実施例構造は、空気流出口7から排出
される多湿空気を循環させることなく機外へ排気するい
わゆる排気型乾燥機にも適用可能である。
〔発明の効果〕
本発明は、上記したように、被乾燥物を収容した乾燥室
に加熱空気を流通させると共に該乾燥室を回転させ、上
記被乾燥物を乾燥させる乾燥機において、上記被乾燥物
の乾燥に伴って上記乾燥室から排出される多湿空気の湿
度を検出する検出手段と、該検出手段により検出される
多湿空気の湿度が第1設定値以上になったときに上記乾
燥室の回転数を停止若しくは低下させ、その後、多湿空
気の湿度が上記第1設定値より小さい第2設定値以下に
なったときに上記乾燥室をもとの回転数で回転させる制
御手段とを具備してなることを特徴とする乾燥機である
から、乾燥機から排出される多湿空気の湿度が第1設定
値以上になると、被乾燥物に含まれている水分が加熱空
気により良好に蒸発されている状態となるので、乾燥室
の回転数を停止若しくは低下させることが可能となり、
多湿空気の湿度が第2設定値以下になると、被乾燥物の
加熱空気に直接さらされている部分が乾燥され、この部
分からの水分の蒸発が減少するので、乾燥室をもとの回
転数で回転させ被乾燥物のタンブリングを行うことによ
り、被乾燥物の乾燥をムラなく行うことができ、しか
も、被乾燥物が良好に乾燥されているときには乾燥室の
回転数を停止若しくは低下させているので、乾燥室の回
転を必要最小限に抑えることができ、乾燥室の回転によ
る騒音の発生を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る乾燥機の模式的構成
図、第2図は上記乾燥機の制御要素のタイムチャート、
第3図(a),(b)はそれぞれ本発明の他の実施例に
係る乾燥機の制御要素のタイムチャート、第4図は従来
の乾燥機の模式的構成図、第5図は上記従来の乾燥機の
湿度とドラム回転数との関係を示すタイムチャートであ
る。 〔符号の説明〕 1……ドラム(乾燥室)、3……モータ 6……空気流入口、7……空気流出口 8……ヒータ、9……被乾燥物 16……インバータ回路、18……制御回路 19,19′……検出手段、20……制御手段 21a,21b……温度センサ B……乾燥機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被乾燥物を収容した乾燥室に加熱空気を流
    通させると共に該乾燥室を回転させ、上記被乾燥物を乾
    燥させる乾燥機において、上記被乾燥物の乾燥に伴って
    上記乾燥室から排出される多湿空気の湿度を検出する検
    出手段と、該検出手段により検出される多湿空気の湿度
    が第1設定値以上になったときに上記乾燥室の回転数を
    停止若しくは低下させ、その後、多湿空気の湿度が上記
    第1設定値より小さい第2設定値以下になったときに上
    記乾燥室をもとの回転数で回転させる制御手段とを具備
    してなることを特徴とする乾燥機。
JP1118045A 1989-05-10 1989-05-10 乾燥機 Expired - Fee Related JPH0759276B2 (ja)

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