JP2766567B2 - 電気衣類乾燥機 - Google Patents

電気衣類乾燥機

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JP2766567B2
JP2766567B2 JP3216911A JP21691191A JP2766567B2 JP 2766567 B2 JP2766567 B2 JP 2766567B2 JP 3216911 A JP3216911 A JP 3216911A JP 21691191 A JP21691191 A JP 21691191A JP 2766567 B2 JP2766567 B2 JP 2766567B2
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友樹 田村
昌宏 佐藤
紀明 三好
進 北村
孝二 山根
裕二 大西
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヒータによって温められ
た空気により衣類を乾燥させる電気衣類乾燥機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図1は従来の衣類乾燥機の断面図であ
る。1は乾燥用衣類を収納するためのドラムで、このド
ラム1の後面には、排気口7を覆うようにフィルタ6が
設けられている。このフィルタ6はフィルタカバー5に
より保護されている。
【0003】ドラム1の後方には、除温用の熱交換器を
兼ねた両翼ファン8が設けられている。この両翼ファン
8は、ドラムシャフト4に回転自在に支持されている。
ドラム1と両翼ファン8は、ドラムシャフト4を介し
て、駆動モータ9で回転される。両翼ファン8の回転に
より空気は矢印Aの方向、すなわち、ダクト10を通っ
て空気吹出口2からドラム1内に入り、フィルタ6を経
て循環する。
【0004】ダクト10内にあって、空気吹出口2の手
前には、ヒータ11が設けられている。空気はこのヒー
タ11により加熱され、温風となって、ドラム1内の衣
類を加熱し、水分を蒸発させる。
【0005】両翼ファン8の反対側の面では、矢印Bに
示すように外部から冷たい外気を取り入れ、排出するこ
とにより、Aの方向に通過している温風を冷却し、この
温風の除温を行う。
【0006】凝縮水は、ダクト10の下部に設けられた
ドレイン口12から機外へ排出される。また、ダクト1
0内において、排出口7の近傍には、温風温度検出用の
サーミスタ13が設けられており、ヒータ11の手前に
は、同じくサーミスタ14が設けられており、この2つ
のサーミスタの検出温度で、乾燥運転初期の温度勾配つ
まり単位時間当たりの温度の変化を演算し、あらかじめ
記憶させたデータと比較して衣類の容量を判定してい
た。
【0007】また、その他の手段としてドラム1内の固
定面である支持板3に電極(図示せず)を設け、濡れた
衣類がタンブリングにより電極に接触導通する頻度から
衣類の容量を判定する技術やPTC半導体ヒータの特性
を利用し、ドラム1内を通過する風量から衣類の容量を
判定する技術も既に開発されている。
【0008】衣類投入口である前扉15はドラム1に対
して固定壁であり、タンブリングにより衣類が前扉15
の内壁に押し付けられ、布絡みや布傷みの原因になって
おり、これは特に高容量の衣類を乾燥する時に顕著であ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のものは、上記の
ような構成である故、サーミスタを用いた温度によるセ
ンシングでは、特に周囲温度、水温に大きく影響される
ため、少量の衣類でも周囲温度や水温が低い場合、温度
上昇が遅くなるため容量大と判定される場合もあり、現
実に即した正確なセンシングは困難である。
【0010】また、PTC半導体ヒータの特性、つまり
風量や温度でヒータ入力(電流値)が変化することを利
用し衣類の容量の違いに伴う風量の変化を電流値で判定
することも可能であるが、フィルタの糸くずつまりの程
度や温度にも影響を受けるため正確な判定は困難であ
る。
【0011】さらに、支持板に電極を設ける場合も同様
で、接触面積が小さいため、全体の衣類の容量を判定す
るには十分に正確とは云えない。また固定壁である支持
板上に電極という突起物を設けると、タンブリング時に
衣類の傷みにつながるため適当とは云えない。
【0012】なお、前扉の内壁が固定面の場合、運転時
に衣類が押し付けられ布絡みが生じ乾燥性能に悪い影響
を与えると共に布傷みの原因となっていた。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ドラム内への温風の供給とドラムの回転
によって、被乾燥物をタンブリングしつつ乾燥させる電
気衣類乾燥機において、前扉の内側に回転可能に設ける
円盤(ツイスタ)と、該円盤の該ドラム内側の表面に放
射線状に設ける複数の突起(リブ)と、タンブリング時
にドラム内の衣類に接触して該円盤が回転する回転数を
検知する検知手段と、該検知手段により検知された回転
数により該ドラムに投入された衣類の量を判断して衣類
の量に対応した乾燥運転を行う制御手段とを設けた
【0014】また、上記検知手段は、乾燥運転が開始さ
れドラム内を加熱するヒータの出力が安定した後に、上
記円盤の回転数を検知する
【0015】
【0016】
【作用】本発明は、上記のような構成となっているの
で、ドラム回転に伴う衣類のタンブリングによりツイス
タに衣類が接触し、その摩擦によりツイスタが回転す
る。その単位時間当りのツイスタの回転数は衣類の量が
少ないときは少なく、衣類の量が多くなると共に増し、
満量時にはドラムの回転とほぼ同期する。
【0017】ツイスタの回転数は円盤側面に取りつけた
検知手段によって検知することにより、乾燥運転初期の
容量センシングを行う単位時間の回転数を認知したうえ
で、あらかじめ記憶させた各容量に相当する回転数と比
較し衣類の容量を判定する。また、容量判定を終了した
後もツイスタは衣類と共に回転するため、衣類がタンブ
リングに伴い固定壁に押し付けられて布絡みを起こし乾
燥性能に悪影響を与えたり、布傷みを生じたりするのを
防止する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
述するが、この発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。図1は、本発明の一実施例に係る電気衣類乾燥
機の概略断面図である。図2は実施例に係る容量センシ
ング用の円盤(ツイスタ)の側面図で、図3は同じく平
面図である。なお、図1に示す実施例は、以下の点を除
いては図5に示す従来例と同様であり、相当する部分に
は同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0019】図1に示す本発明の実施例が図5に示す従
来例と異なる点は、前扉15に回転自在なツイスタ16
が取り付けられている点である。ツイスタ16には、衣
類と接触する側つまりドラム側に突起物(リブ)17を
配しており、そのリブ17と衣類の摩擦によりツイスタ
16が回転する。一方反対側には、ツイスタ16を自由
に回転保持するために回転軸18がツイスタ16に垂直
に設けてある。回転軸18の表面は回転に支障がないよ
う十分に研磨され、また、十分な強度を備えていること
は云うまでもない。またツイスタ16は乾燥運転中のド
ラム内温度や布の回転応力に十分耐えられる耐熱PP等
の樹脂材料または金属で構成されている。
【0020】上記ツイスタ16は、前扉15の中心部に
設けられたベアリングまたはメタル等の軸受け機構19
によって軸支されている。また軸受け機構19は軸18
を円滑に回転可能で強度,耐熱ともに問題がないように
設計されている。ツイスタ16の回転検知手段として
は、前扉15側の面にマグネット20を取り付け、前扉
15内面には前記マグネット20の回転軌道上に検知用
のリードスイッチ21を設け、単位時間当たりの回転数
をカウントする。ツイスタ16は回転体であるため検知
用のリードスイッチ21を設けるのは困難であるため固
定壁である前扉15側に設けるものである。
【0021】次に、図4に示すフローチャートに基づ
き、容量センシングの動作を具体的に説明する。先ず、
乾燥運転スタートすると、ドラム1および両翼ファン8
の駆動モータ9に通電され、ドラム1に送風されると同
時にドラム1が回転し衣類がタンブリングされる。次
に、ヒータ11に通電され空気吹き出し口2からは加熱
された乾燥用空気がドラム1内に供給される。
【0022】ところで、ドラム1は低速(40〜60r
pm)で回転しており、自重により落下するというタン
ブリングを繰り返して、温風と衣類の接触を良好に保っ
ている。その後ヒータ11の出力が安定する5分後(一
例である)経過後、ツイスタ16の回転数のカウントが
開始されt1分後回転数Nがn1より小さい場合は極少量
表示され、n1以上でn2未満の場合は少量表示される。
また、n2以上でn3未満の場合は中量表示され、n3
上の場合は満量表示される。これで、容量センシングを
終了し、その後容量に適合した乾燥手段、例えばドラム
1,両翼ファン8の回転数制御,ヒータパワー,乾燥終
了検知のセンシング温度等を決定して最適な乾燥運転が
可能となる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、上記のような構成である故、
次のような効果を奏する。周囲温度の変化によって左右
されることなく、ドラムに投入した衣類の容量を正確に
かつ迅速に判定する。
【0024】また、ドラム内に多量の被乾燥物を入れて
た高容量時でも、タンブリングによる衣類のねじれ,絡
み,傷みなどを軽減する。
【0025】さらに、本発明による正確かつ迅速な容量
センシングにより、被乾燥物の容量に適した最適な乾燥
運転、すなわち、ドラムや両翼ファン回転の制御や正確
な乾燥終了センシングをおこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電気衣類乾燥機の断面
図である。
【図2】同じく実施例に係る容量センシング用の円盤
(ツイスタ)の側面図である。
【図3】同じく図2の正面図である。
【図4】同じく実施例に係る容量センシングの方法を示
すフローチャートである。
【図5】従来の電気衣類乾燥機の断面図である。
【符号の説明】
1 ドラム 2 空気吹出口 8 両翼ファン 9 駆動モータ 10 ダクト 11 ヒータ 16 円盤(ツイスタ) 17 突起(リブ) 20 マグネット 21 リードスイッチ
フロントページの続き (72)発明者 北村 進 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャー プ株式会社内 (72)発明者 山根 孝二 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャー プ株式会社内 (72)発明者 大西 裕二 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャー プ株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−178696(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 58/28 D06F 58/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラム内への温風の供給とドラムの回転
    によって、被乾燥物をタンブリングしつつ乾燥させる電
    気衣類乾燥機において、 前扉の内側に回転可能に設ける円盤と、該円盤の該ドラ
    ム内側の表面に放射線状に設ける複数の突起と、タンブ
    リング時にドラム内の衣類に接触して該円盤が回転する
    回転数を検知する検知手段と、該検知手段により検知さ
    れた回転数により該ドラムに投入された衣類の量を判断
    して衣類の量に対応した乾燥運転を行う制御手段と を設
    けたことを特徴とする電気衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】 上記検知手段は、乾燥運転が開始されド
    ラム内を加熱するヒータの出力が安定した後に、上記円
    盤の回転数を検知することを特徴とする請求項1記載の
    電気衣類乾燥機。
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