JP2537885B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents
衣類乾燥機Info
- Publication number
- JP2537885B2 JP2537885B2 JP62180427A JP18042787A JP2537885B2 JP 2537885 B2 JP2537885 B2 JP 2537885B2 JP 62180427 A JP62180427 A JP 62180427A JP 18042787 A JP18042787 A JP 18042787A JP 2537885 B2 JP2537885 B2 JP 2537885B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- heater case
- prevention device
- overheat prevention
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ヒータを収納するヒータケースに温度過昇
防止装置を取り付けた衣類乾燥機に関するものである。
防止装置を取り付けた衣類乾燥機に関するものである。
従来の技術 一般的な衣類乾燥機の構成は、第２図に示すように、
本体１内に、衣類９を収納撹拌する回転ドラム４を設
け、その前方をドラム前板５により軸支している。この
ドラム前板５の下方にはヒータ２を収納したヒータケー
ス３を取り付け、また回転ドラム４の後部には送風ファ
ン６を設け、送風ファン６および回転ドラム４をモータ
７で回転駆動する。乾燥運転を開始すると、モータ７が
回転ドラム４および送風ファンを駆動するため、外気12
がヒータケース３内において加熱され、熱風13となって
回転ドラム４内に入り、衣類から湿気を奪った後、排気
口８から排気されるようになっていた。
本体１内に、衣類９を収納撹拌する回転ドラム４を設
け、その前方をドラム前板５により軸支している。この
ドラム前板５の下方にはヒータ２を収納したヒータケー
ス３を取り付け、また回転ドラム４の後部には送風ファ
ン６を設け、送風ファン６および回転ドラム４をモータ
７で回転駆動する。乾燥運転を開始すると、モータ７が
回転ドラム４および送風ファンを駆動するため、外気12
がヒータケース３内において加熱され、熱風13となって
回転ドラム４内に入り、衣類から湿気を奪った後、排気
口８から排気されるようになっていた。
次にヒータ２の取り付け状態を第３図により説明す
る。すなわちヒータケース３の前後面には吸気口3a,3b
を設けており、吸気口3aはドラム前板５に設けられた複
数の吸気穴5aに対向して位置しており、また吸気口3bは
複数の吸気穴を有するヒータケース前板11を介して外気
取入口ａに臨ませている。ヒータケース３の内部上方に
は、温度過昇防止装置10の感温部10aが突出して取り付
けられている。そしてこの感温部10aが直接ヒータ２か
らの熱伝達がないように仕切壁3cがヒータケース３内に
形成されていた。そして通常時における乾燥運転では、
矢印ｃのように空気が移動し、ヒータ２で加熱した熱風
を回転ドラム内に導入していた。万一、モータ７の故障
等により送風が行われなくなると、ヒータケース３内は
異常に温度上昇を始めるため、ヒータ２からの熱が第３
図の矢印Ａのように温度過昇防止装置10の感温部10aに
到達し、温度過昇防止装置10が動作してヒータ２への通
電を断つ構成であった。
る。すなわちヒータケース３の前後面には吸気口3a,3b
を設けており、吸気口3aはドラム前板５に設けられた複
数の吸気穴5aに対向して位置しており、また吸気口3bは
複数の吸気穴を有するヒータケース前板11を介して外気
取入口ａに臨ませている。ヒータケース３の内部上方に
は、温度過昇防止装置10の感温部10aが突出して取り付
けられている。そしてこの感温部10aが直接ヒータ２か
らの熱伝達がないように仕切壁3cがヒータケース３内に
形成されていた。そして通常時における乾燥運転では、
矢印ｃのように空気が移動し、ヒータ２で加熱した熱風
を回転ドラム内に導入していた。万一、モータ７の故障
等により送風が行われなくなると、ヒータケース３内は
異常に温度上昇を始めるため、ヒータ２からの熱が第３
図の矢印Ａのように温度過昇防止装置10の感温部10aに
到達し、温度過昇防止装置10が動作してヒータ２への通
電を断つ構成であった。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、送風ファン６が回転不能
になった場合や、ドラム前板５の吸気穴5aが閉塞された
場合等の異常時には、ヒータ２からの熱が矢印Ａのよう
に伝播し温度過昇防止装置10に到達するため、ヒータ２
の通電を遮断することができるが、送風ファン６が回転
不能で、かつ、回転ドラム４が回転（衣類９が回転）し
ている場合等では、第３図に示すように矢印Ｘ方向の風
の流れが発生し、ヒータ２からの熱はＡ方向の伝播より
Ｂ方向の伝播が速くなるため、異常温度を温度過昇防止
装置10で検出できなくなり、熱がヒータケース前板11、
本体１と伝達、伝導し、本体１が熱変形をきたすといっ
た問題があった。
になった場合や、ドラム前板５の吸気穴5aが閉塞された
場合等の異常時には、ヒータ２からの熱が矢印Ａのよう
に伝播し温度過昇防止装置10に到達するため、ヒータ２
の通電を遮断することができるが、送風ファン６が回転
不能で、かつ、回転ドラム４が回転（衣類９が回転）し
ている場合等では、第３図に示すように矢印Ｘ方向の風
の流れが発生し、ヒータ２からの熱はＡ方向の伝播より
Ｂ方向の伝播が速くなるため、異常温度を温度過昇防止
装置10で検出できなくなり、熱がヒータケース前板11、
本体１と伝達、伝導し、本体１が熱変形をきたすといっ
た問題があった。
本発明はこのような問題点を解決するためのもので、
逆方向の風の流れがヒータケース内に発生した場合で
も、すみやかに異常温度を検出することを目的とする。
逆方向の風の流れがヒータケース内に発生した場合で
も、すみやかに異常温度を検出することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は衣類を収納する回
転ドラムと、この回転ドラム内に送風ファンと、ヒータ
と、このヒータを収納固定し前後面に吸気口、上方に外
部に通じる通気口による通気バイパス経路を有するヒー
タケースと、このヒータケース内の温度過昇時に前記ヒ
ータの通電を遮断する温度過昇防止装置とを備え、この
温度過昇防止装置は前記ヒータケース内上方でかつ前記
通気口による通気バイパス経路の途中に設けたものであ
る。
転ドラムと、この回転ドラム内に送風ファンと、ヒータ
と、このヒータを収納固定し前後面に吸気口、上方に外
部に通じる通気口による通気バイパス経路を有するヒー
タケースと、このヒータケース内の温度過昇時に前記ヒ
ータの通電を遮断する温度過昇防止装置とを備え、この
温度過昇防止装置は前記ヒータケース内上方でかつ前記
通気口による通気バイパス経路の途中に設けたものであ
る。
作用 第１の技術的手段による作用として、異常時に逆方向
の風がヒータケース内に発生しても、ヒータケース上部
に設けた通気口からも一部風が流出し、その風の流れに
沿って熱も伝播され、温度過昇防止装置は確実に異常温
度を検出できる。
の風がヒータケース内に発生しても、ヒータケース上部
に設けた通気口からも一部風が流出し、その風の流れに
沿って熱も伝播され、温度過昇防止装置は確実に異常温
度を検出できる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。す
なわち、ヒータケース103は、衣類を収納撹拌する回転
ドラム４の前方を支持するドラム前板５の吸気穴5aに対
向して取付けられている。また、ヒータケース103内に
はヒータ２が収納固定されており、前後面には吸気口10
3a,103bを設けている。吸気口103aはドラム前板５の吸
気穴5a側に、吸気口103bは外気取入口ａを覆い、複数の
吸気穴を有する金属製のヒータケース前板11側にそれぞ
れ位置している。ヒータケース103の上部には温度過昇
防止装置10が取り付けられ、この近傍には通気口103dが
形成されている。103cはヒータ２からの熱を直接、温度
過昇防止装置10に伝達させないようにしている。
なわち、ヒータケース103は、衣類を収納撹拌する回転
ドラム４の前方を支持するドラム前板５の吸気穴5aに対
向して取付けられている。また、ヒータケース103内に
はヒータ２が収納固定されており、前後面には吸気口10
3a,103bを設けている。吸気口103aはドラム前板５の吸
気穴5a側に、吸気口103bは外気取入口ａを覆い、複数の
吸気穴を有する金属製のヒータケース前板11側にそれぞ
れ位置している。ヒータケース103の上部には温度過昇
防止装置10が取り付けられ、この近傍には通気口103dが
形成されている。103cはヒータ２からの熱を直接、温度
過昇防止装置10に伝達させないようにしている。
そして、通常の乾燥運転時においては、矢印Ｃのよう
な空気流が発生して熱風を回転ドラム４内に送り込む。
また、ファンケース103内が無風状態となれば、ヒータ
２からの熱が上方に移動し、温度過昇防止装置10を動作
させる。次に、何らかの原因で矢印Ｘ方向の空気流が発
生しても、その空気流の一部は矢印Ｄ方向に流れ、通気
口103dを介して外部に流出する。この矢印Ｄの流れは温
度過昇防止装置10の感温部10dに当たり、熱を伝達する
ため、異常温度を検出できる。
な空気流が発生して熱風を回転ドラム４内に送り込む。
また、ファンケース103内が無風状態となれば、ヒータ
２からの熱が上方に移動し、温度過昇防止装置10を動作
させる。次に、何らかの原因で矢印Ｘ方向の空気流が発
生しても、その空気流の一部は矢印Ｄ方向に流れ、通気
口103dを介して外部に流出する。この矢印Ｄの流れは温
度過昇防止装置10の感温部10dに当たり、熱を伝達する
ため、異常温度を検出できる。
発明の結果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、い
かなる異常時、たとえば、ヒータケース内を逆向きに風
が流れる場合でも、速やかに異常温度を検出し、ヒータ
の通電を遮断し、本体、ヒータケースの熱変形を確実に
防止することができる。
かなる異常時、たとえば、ヒータケース内を逆向きに風
が流れる場合でも、速やかに異常温度を検出し、ヒータ
の通電を遮断し、本体、ヒータケースの熱変形を確実に
防止することができる。
第１図は本発明の一実施例におけるヒータ部の詳細断面
図、第２図は衣類乾燥機の縦断面図、第３図は従来のヒ
ータ部の詳細断面図である。 １……本体、２……ヒータ、４……回転ドラム、６……
送風ファン、10……温度過昇防止装置、10d……感温
部、103……ヒータケース、103a,103b……吸気口、103d
……通気口、104……連結材。
図、第２図は衣類乾燥機の縦断面図、第３図は従来のヒ
ータ部の詳細断面図である。 １……本体、２……ヒータ、４……回転ドラム、６……
送風ファン、10……温度過昇防止装置、10d……感温
部、103……ヒータケース、103a,103b……吸気口、103d
……通気口、104……連結材。
Claims (1)
- 【請求項１】衣類を収納する回転ドラムと、この回転ド
ラム内に送風ファンと、ヒータと、このヒータを収納固
定し前後面に吸気口、上方に外部に通じる通気口による
通気バイパス経路を有するヒータケースと、このヒータ
ケース内の温度過昇時に前記ヒータの通電を遮断する温
度過昇防止装置とを備え、この温度過昇防止装置は前記
ヒータケース内上方でかつ前記通気口による通気バイパ
ス経路の途中に設けた衣類乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62180427A JP2537885B2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | 衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62180427A JP2537885B2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | 衣類乾燥機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6422299A JPS6422299A (en) | 1989-01-25 |
| JP2537885B2 true JP2537885B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=16083065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62180427A Expired - Lifetime JP2537885B2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | 衣類乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2537885B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5571581A (en) * | 1991-06-14 | 1996-11-05 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Long sandwich molded article |
| DE4219344C2 (de) * | 1991-06-14 | 1997-05-07 | Toyoda Gosei Kk | Langes Sandwich-Formteil |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5891397U (ja) * | 1981-12-17 | 1983-06-21 | 松下電器産業株式会社 | 衣類乾燥機 |
| JPS58136395A (ja) * | 1982-02-09 | 1983-08-13 | 松下電器産業株式会社 | 半導体ヒータ |
-
1987
- 1987-07-20 JP JP62180427A patent/JP2537885B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6422299A (en) | 1989-01-25 |
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