JPH0332957Y2 - - Google Patents

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JPH0332957Y2
JPH0332957Y2 JP12264386U JP12264386U JPH0332957Y2 JP H0332957 Y2 JPH0332957 Y2 JP H0332957Y2 JP 12264386 U JP12264386 U JP 12264386U JP 12264386 U JP12264386 U JP 12264386U JP H0332957 Y2 JPH0332957 Y2 JP H0332957Y2
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duct
chamber
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cold air
control board
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JP12264386U
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、乾燥装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、乾燥室に操作室を並設した靴乾燥機が本
出願人により実願昭60−171206号にて提案されて
いる。これは、操作室の前面側に操作スイツチを
実装した制御基板を取付け、且つ操作室内に送風
用のフアンヒータを配している。
然しながら、これでは、前記乾燥室から壁面を
介して伝わる熱や前記フアンモータ自身の熱の影
響により前記制御基板が加熱され、故障すること
があつた。
そこで、斯かる不具合を解消する手段として、
前記フアンモータに連結されるダクトを分岐して
前記制御基板に向けて吹出させたり、フアンモー
タの吸気通路に制御基板を配することが考えられ
る。ところが、斯かる手段では、吹出口や吸気口
の面積が非常に広くなるので、フアンモータの回
転にばらつきが生じ、所定の送風量を確保するた
めのフアンモータの回転制御が困難で、結果とし
てコスト高になる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案の乾燥装置は、制御基板の冷却機能を低
コストに実現するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案の乾燥装置は、被乾燥物を収容する乾燥
室と、該乾燥室に並設された操作室と、該操作室
内の前面側に取り付けられ、且つ操作スイツチ等
が実装された制御基板と、前記乾燥室及び操作室
の後面に設けられ、前記乾燥室内に通じるダクト
Aと、前記操作室内に配設された送風装置と、前
記操作室内に形成され、後面側が前記ダクトAに
連通し、前面側が前記送風装置の吹出口に接続さ
れたダクトBと、前記ダクトA又はダクトB内に
設けられたヒータと、前記ダクトBの前面であつ
て、前記ダクトAとの連通部及び前記吹出口より
も下方で且つその開口面積が前記ダクトA及びダ
クトBの断面積よりも小なる小孔とを具備したも
のである。
(ホ) 作用 即ち、送風装置から吹出す風の一部が、ダクト
Bの内壁に反射し、小孔から加圧されて制御基板
へ向けて噴出し、制御基板を冷却する。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を各図面に基づいて説明する。
1は靴乾燥機であり、2はその機枠、3は前後方
向に開口した角筒を前記機枠2内に配設すること
により設けられた乾燥室、4は該乾燥室3に並設
された操作室である。該操作室4の前面板5には
各種操作釦(図示しない)が配列され、該操作釦
に対応する操作スイツチや各種制御回路を実装し
た制御基板6が、該前面板5の裏側に取付けられ
ている。
7は前記乾燥室3及び操作室4の後端面を端板
7aで仕切り、この端板7aをカバー8で囲むこ
とにより形成された箱状の送風ダクト(ダクトA
に該当する)、9は前記操作室3の前面側を施蓋
する蓋体、10は前記操作室4に通じる吸気口、
11は該吸気口10を覆うフイルター、12は前
記乾燥室3からの排気ダクト、そして13は前記
操作室4に内設した送風装置としてのフアンモー
タ、14はフアンケーシングである。
15…は前記端板7aの乾燥室3に面する部分
に前方に向けて突設した靴保持筒であり、夫々四
方4ケ所の対称位置に設けられている。16…は
前記保持筒15…内と送風ダクト7内とを連通す
る送気孔、17…は前記保持筒15の先端に設け
た噴出口である。
18及び19は前記送風ダクト7と操作室4と
を連通するために前記端板7aに設けた熱風口
(端寄り)及び冷風口(中央寄り)で、夫々縦長
の長方形状の開口であり、2本平行に設けてあ
る。
前記熱風口18の操作室4側にはダクト状の熱
風路20が設けてあり、この熱風路20及び前記
冷風口19を箱状の冷風ダクト21(ダクトBに
該当する)によつて囲み、この冷風ダクト21の
前面部22を前記フアンケーシング14の吹出口
23に接続している。
24…は前記熱風路20中に夫々縦方向に等間
隔で配設された3個のヒーター、25は前記冷風
口19に取付けた整流板である。
26…は前記送風ダクト7内に於ける前記送気
孔16…の近傍に夫々上下方向に亘つて設けたリ
ブであり、断面L字状の板材の一端面を前記端板
7a及びカバー8に接着することにより形成して
いる。
即ち、前記熱風口18からの熱風及び冷風口1
9からの冷風がこれらリブ26…に衝突する度に
適温に混合され、送気孔16…に均一な温度の風
を送り込む仕組みである。
さて、前記冷風ダクト21の前面部22に於け
る前記吹出口23の下方で、且つ前記熱風口18
及び冷風口19の最下位よりも低い位置には、小
孔27,27を開設している。そして、この小孔
27,27の開口面積は、前記送風ダクト7や冷
風ダクト21、更には前記熱風口18及び冷風口
19の面積(断面積、開口面積)に比べて、はる
かに小さいものとしている。
斯かる構成に基づいて、動作を説明する。
靴を乾燥させるために、前記保持筒15…に靴
を引掛け、蓋体9を閉じた後、図示しないタイマ
ーの設定により前記フアンモータ13及びヒータ
24…に通電を開始する。而して、フアンモータ
13により矢印Aの如く吹出された冷風がヒータ
24…により熱せられて熱風となり、矢印Bの如
く前記乾燥室3内に送出され、靴を乾燥させる。
この際、前記フアンモータ13の自己熱、ヒー
タ24の熱及び前記乾燥室3から伝わる熱によ
り、前記操作室4内の温度が上昇するが、矢印A
の如く前記冷風ダクト21内に導入された風の一
部が冷風ダクト21の内壁面に反射し、面積の小
さい前記小孔27,27から加圧されて、矢印C
の如く前記制御基板6上に噴射される。従つて、
この冷風により制御基板6が冷却され、熱による
故障の発生を防止している。
特に、本実施例では、前述の如く、前記小孔2
7,27を、前記吹出口23からの風の吹出方向
と反対の方向、即ち前記冷風ダクト21の前面部
22に設け、且つ前記吹出口23や熱風、冷風口
18,19よりも下位に位置させたので、前記吹
出口23から吹出す風が、直接前記小孔27,2
7から噴出することなく、一度冷風ダクト21の
壁面に反射したものが、謂わば間接的に噴射す
る。従つて、前記熱風口18や冷風口19への送
風量も劣ることなくほぼ従来通りに確保できる。
尚、本実施例では、前記送風ダクト7及び冷風
ダクト21を別体に設けたが、組立作業性を考え
て、一体に設けてもよい。
また、靴乾燥機に限らず、一般の衣類等の乾燥
機にも適用できるものである。
(ト) 考案の効果 本考案の乾燥装置の構成にあつては、ダクトB
内の風の一部を、ダクトBに開設した小孔から噴
出させて、制御基板の冷却用に利用したので、熱
による制御基板上の回路の故障を防止できる。
しかも、吹出口からの風が直接小孔から出るこ
とを防止し、ダクトA内に導入された乾燥風量を
ほぼ従来通り確保できるので、送風装置の出力を
上げる必要がなく、コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の乾燥装置を採用した靴乾燥
機の平面断面図、第2図は第1図に於けるP−
P′断面図、第3図は第1図に於けるQ−Q′断面図
である。 3……乾燥室、4……操作室、6……制御基
板、7……送風ダクト(ダクトA)、13……フ
アンモータ(送風装置)、21……冷風ダクト
(ダクトB)、23……吹出口、27,27……小
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被乾燥物を収容する乾燥室と、該乾燥室に並設
    された操作室と、該操作室内の前面側に取り付け
    られ、且つ操作スイツチ等が実装された制御基板
    と、前記乾燥室及び操作室の後面に設けられ、前
    記乾燥室内に通じるダクトAと、前記操作室内に
    配設された送風装置と、前記操作室内に形成さ
    れ、後面側が前記ダクトAに連通し、前面側が前
    記送風装置の吹出口に接続されたダクトBと、前
    記ダクトA又はダクトB内に設けられたヒータ
    と、前記ダクトBの前面であつて、前記ダクトA
    との連通部及び前記吹出口よりも下方で且つその
    開口面積が前記ダクトA及びダクトBの断面積よ
    りも小なる小孔とを具備したことを特徴とする乾
    燥装置。
JP12264386U 1986-08-08 1986-08-08 Expired JPH0332957Y2 (ja)

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JP12264386U JPH0332957Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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JPS6329089U JPS6329089U (ja) 1988-02-25
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