JPH0210976Y2 - - Google Patents

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JPH0210976Y2
JPH0210976Y2 JP17120685U JP17120685U JPH0210976Y2 JP H0210976 Y2 JPH0210976 Y2 JP H0210976Y2 JP 17120685 U JP17120685 U JP 17120685U JP 17120685 U JP17120685 U JP 17120685U JP H0210976 Y2 JPH0210976 Y2 JP H0210976Y2
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air
hot air
heater
hot
cold
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、乾燥機に関する。
(ロ) 従来の技術 従来例として、実開昭55−8495号公報に示され
る靴乾燥機があり、これを第4図に基づいて説明
する。
51は靴乾燥機の本体で、外周縁に上方に突出
して設けた熱風供給筒52を備えている。53は
前記本体51に内蔵する送風装置であり、該送風
装置53からの風はヒーター54で暖められ、前
記熱風供給筒52の先端より熱風として噴出す
る。
而して、前記熱風供給筒52の先に靴55を引
掛けて乾燥させるわけであるが、この場合前記ヒ
ーター54で暖められた熱風は約90度にも達し、
これが直接靴に当たり靴の布地を傷める恐れがあ
る。特に、最近ジヨギングシユーズ等の靴底とし
て発泡性のゴムが使用されておりこのようなゴム
材は約70度以上の熱風で変質し、靴の寿命が短か
くなる。
そこで、風量を下げずに熱風の温度を下げる手
段として、熱風に冷風を混合させることが考えら
れるが、うまく混合しないと靴の乾燥効率に差が
生じる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案の乾燥機は、熱風と冷風とを充分に混合
し、乾燥室内へ均一な温度の風を送り込み、過熱
を避けると共に均一な乾燥効率を得るものであ
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案の乾燥機は、乾燥室内に連通する送風路
と、送風装置からの風をヒーターを介して前記送
風路内に導入する熱風口と、同じく送風装置から
の風をヒーターを介さずに前記送風路内に導入す
る冷風口と、前記送風路中に設けられた送風の抵
抗となるリブとを具備したものである。
(ホ) 作用 即ち、送風路中を通過する熱風と冷風とがリブ
に当接し、充分に混合されて適温の風となる。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
1は靴乾燥機であり、2はその機枠、3は前後
方向に開口した角筒を前記機枠2内に配置した乾
燥室となる筒体、4は該乾燥室3に隣接する送風
室、5は前記筒体3(乾燥室)及び送風室4の後
端面を端板5aで仕切り、この端板5aをカバー
5bで囲むことにより形成された箱状の送風路、
6は前記筒体3の前面側を旋蓋する蓋体、7は前
記送風室4の前面側を覆うコントロールパネル、
8は前記送風室4に通じる吸気口、9は該吸気口
8を覆うフイルター、10は前記乾燥室3からの
排気ダクト、そして11は前記送風室4に内設し
た送風装置としてのフアンモータ、12はフアン
ケーシングである。
13…は前記端板5aの筒体3に面する部分に
前方に向けて突設した靴保持筒であり、夫々四方
4ケ所の対称位置に設けられている。14…は前
記筒体13…内と送風路5内とを連通する送気
孔、15…は前記筒体13の先端に設けた噴出口
である。
16及び17は前記送風路5と送風室4とを連
通するために前記端板5aに設けた熱風口(端寄
り)及び冷風口(中央寄り)で、夫々縦長の長方
形状の開口であり、2本平行に設けてある。
前記熱風口16の送風室4側にはダクト状の熱
風路18が設けてあり、この熱風路18及び前記
冷風口17をダクト状の冷風路19によつて囲
み、この冷風路19を前記フアンケーシング12
の送風口に接続している。
20…は前記熱風路18中に夫々縦方向に等間
隔で配設された3個のヒーター、21は前記冷風
口19に取付けた整流板である。
さて、22…は前記送風路5内に於ける前記送
気孔14…の近傍に夫々上下方向に亘つて設けた
リブであり、断面L字状の板材の一端面を前記端
板5a及びカバー5bに接着することにより形成
している。
即ち、前記熱風口16からの熱風及び冷風口1
7からの冷風がこれらリブ22…に衝突する度に
適温に混合され、送気孔14…に均一な温度の風
を送り込む仕組みである。
斯かる構成に基づく動作を説明する。
まず、前記蓋体6を開け、前記靴保持筒15…
の先端に靴を引掛ける。そして、図示しないタイ
マーの時間設定により、前記フアンモータ11及
びヒーター20に通電する。すると、フアンモー
タ11からの風は、ヒーター20により暖められ
て前記熱風口16から約90度の熱風として前記送
風路5内に吹き出すと同時に前記ヒーター20…
を介さずに前記冷風路19を通り、前記冷風口1
7から冷風として前記送風路5内に吹き出す。こ
れら、冷風及び熱風は、前記送気孔14…に至る
までに前記リブ22…に衝突し、お互いが適度に
混ざり合つて約60度の温風となる。この温風は、
前記送気孔14…から靴保持筒13…を通り、噴
出口15…から靴内部に噴出し、靴を内側から乾
燥させる。そして、湿気と共に前記排気ダクト1
0から機外へ排出される。
本実施例は、前記靴保持筒13…の先端に靴を
引掛けるので、該靴保持筒13の基部及び端板5
aに圧力が加わるが、前記リブ22…が前記端板
5aの補強をも兼ねるので、斯かる圧力には充分
耐えうるものである。
しかも、前記3個の内の中央のヒーター20を
前記端板5aの水平方向の中心線上に位置させる
と共に熱風口16及び冷風口17と前記送気孔1
4…間の距離を極力遠ざけたので、送風路5内で
熱風と冷風とが混合され易くなり、しかも前記各
送気孔14…に送り込まれる風量がほぼ等しくな
る。
尚、前記熱風口16と冷風口17とは個別に設
けなくてもよく、一つの大きな開口とし、該開口
の一部にヒーターを取付けたものであつてもよ
い。
更に、本実施例の他に、前記保持筒13…以外
の箇所にも送気孔を設けて、靴を外側から乾燥さ
せるようにしてもよく、また、靴保持筒13…の
周側面にも噴出口を設けてもよい。
例えば、冷風と熱風とを混合させて温風にしな
くても、ヒーターの温度調節により熱風の温度を
下げることが可能であるが、その場合、風の吹出
口全体にヒーターを取付ける必要があり、ヒータ
ーの形状が大きくなり、コスト高となる。また吹
出口を小さくすれば所定の風量が確保できない。
尚、本実施例は、靴乾燥機に採用したものを説
明したが、これに限定するわけではなく、その他
一般に云われている乾燥機にも充分適用できるも
のである。
(ト) 考案の効果 本考案の乾燥機は、リブの存在により冷風と温
風とを充分に混ぜ合わせることができ、乾燥室内
に送り込む風に温度差が生じにくく、乾燥室内の
乾燥物を過熱して傷めることなく、均一な乾燥効
果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である靴乾燥機の要部
断面せる平面図、第2図は第1図に於けるA−
A′断面図、第3図は第1図に於ける一部破断せ
るB−B′断面図、第4図は従来例の示す靴乾燥
機の要部断面図である。 3……筒体(乾燥室)、5……送風路、11…
…フアンモータ(送風装置)、16……熱風口、
17……冷風口、20……ヒーター、22……リ
ブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 乾燥室内に連通する送風路と、送風装置からの
    風をヒーターを介して前記送風路内に導入する熱
    風口と、同じく送風装置からの風をヒーターを介
    さずに前記送風路内に導入する冷風口と、前記送
    風路中に設けられた送風の抵抗となるリブとを具
    備してなる乾燥機。
JP17120685U 1985-11-07 1985-11-07 Expired JPH0210976Y2 (ja)

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JP17120685U JPH0210976Y2 (ja) 1985-11-07 1985-11-07

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JP17120685U JPH0210976Y2 (ja) 1985-11-07 1985-11-07

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JPS6278865U JPS6278865U (ja) 1987-05-20
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JPH0832258B2 (ja) * 1987-10-22 1996-03-29 松下電器産業株式会社 靴乾燥装置

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JPS6278865U (ja) 1987-05-20

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