JP2004278956A - 空調装置 - Google Patents

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JP2004278956A
JP2004278956A JP2003072581A JP2003072581A JP2004278956A JP 2004278956 A JP2004278956 A JP 2004278956A JP 2003072581 A JP2003072581 A JP 2003072581A JP 2003072581 A JP2003072581 A JP 2003072581A JP 2004278956 A JP2004278956 A JP 2004278956A
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bathroom
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air conditioner
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Masahiko Kowase
雅彦 小和瀬
Takayuki Masuno
貴之 増野
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Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Abstract

【課題】広範囲に送風して均一に洗濯物を乾かすことができる空調装置を提供する。
【解決手段】この発明の浴室換気乾燥機20の吹出口27には空気の送風方向を決める吹出グリル30が設けられ、この吹出グリル30は室内の幅方向に関して真っ直ぐ及びその斜め両側方向に空気を吹出可能とする吹出風向板31〜33を有していることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は浴室等に設置され、暖房、乾燥等の機能を有する空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、浴室等に設置されて、浴室乾燥機能を有する浴室換気乾燥機が公開されている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
この浴室換気乾燥機は、浴室内の空気を送風機により吸い込んで、ヒータを通して吹出口グリルから空気を浴室内に吹き出すことにより、浴室内に設けた物干し竿に掛けた衣類を乾燥させようとするものである。この吹出口グリルは円形開口部とされており、この円形開口部の縁部に円形の縁部を有する風向き板を嵌着したものである。風向き板は円形開口部の中心軸に対して傾斜しており、風向き板を円形開口部の中心軸の周りに回転させることによって、風向きを変えることが出来るようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−292148号公報(段落0007〜0012、図3,図4)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の空調装置では、円形の吹出グリルを回転させても、一方向にしか送風できないため、浴室の左右両壁に物干し竿を掛け渡して洗濯物を乾燥させる場合、吹出方向をその都度洗濯物の方向に向けなければならないという問題があった。
【0006】
また、洗濯物がタオルケットのように幅広いものやたくさんの衣類を乾燥させる場合には、タオルケットの一部や一部の衣類のみに風が当たることとなって、洗濯物の乾きが不均一になるという問題があった。
【0007】
本発明は、このような問題に着目してなされたものであり、浴室にて洗濯物を乾燥させる場合に手間がかからず、しかも、たくさんの衣類を均一に乾燥することが可能な空調装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の空調装置は、取り入れた空気を室内へ送風するための吹出口に、空気の送風方向を定める吹出グリルが設けられ、該吹出グリルには複数方向に空気を誘導する吹出風向板が設けられていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて実施の形態にかかる空調装置を説明する。
【0010】
図1及び図2において浴室用の空調装置としての浴室換気乾燥機20は浴室の浴槽3(図5参照)の上方に配設され、浴槽3の洗い場4側の上方にランドリーパイプ13が取り付けられている。
【0011】
浴室換気乾燥機20は、予め天井Tに設けた開口部t内に収納される換気装置本体21を有する。換気装置本体21は天井Tに図示しないねじで固定穴位置THに固定される。更に、換気装置本体21の浴室側に臨む部位にはフロントパネル25がねじNによって取付穴KSを介して換気装置本体21に固定される。このフロントパネル25には、浴室2(図5参照)内の空気を吸い込む吸込口22と浴室2内へ風を吹き出す吹出口23とが設けられている。
【0012】
換気装置本体21の吹出口27内にはセラミックヒータH(図2参照)が設けられており、吹出口23から吹き出す空気をセラミックヒータHによって暖めることが出来るようになっている。
【0013】
換気装置本体21の側方には排気口24が設けられており、この排気口24は図示しないダクトを介して室外に連通されている。換気装置本体21内にはダンパDが設けられており、このダンパDは図2に示すように実線位置P1と鎖線位置P2と破線位置P3とに切り換え可能となっている。ダンパDが実線位置P1に切り換わると、吸込口22、26と吹出口23とが連通されてセラミックヒータHの通電により暖房モードとなる。ダンパDが破線位置P3に切り換わると、吸込口22、26と排気口24とが連通されて、換気モードとなる。また、ダンパDが中間位置である鎖線位置P2に切り換わると、セラミックヒータHの通電により乾燥モードとなり、洗濯物の乾燥が行えるようになっている。さらに、セラミックヒータHを非通電状態にすると、涼風モードとして風を吹出口23から吹き出すようになっている。浴室換気乾燥機20の運転を停止させたときには、ダンパDが実線位置P1に切り換えられるとともにセラミックヒータHが非通電状態となるようになっている。
【0014】
なお、換気、暖房、乾燥、涼風モード等の運転モードは図示しない操作手段(リモートコントローラ)に設けられたそれぞれのモード毎の選択手段(選択ボタン)が選択された時に各運転モードが実行されるようになっている。操作手段は有線式でも良いし、赤外線や電波式のように無線式でも良い。
【0015】
暖房モードは入浴前に浴室を暖めておくときの予備暖房として利用できる。又、入浴モードを設けて図示しない遠赤外線ヒータを利用して輻射熱により入浴者を暖めるようにしても良い。換気モードは浴室内の換気及び図示しない浴室扉等に設けたガラリを介して、脱衣所及び居室等の室内の換気を行うことも出来る。涼風モードは、夏場などの蒸し暑いときに、湿気を排出しつつ、浴室内に涼しい空気を供給するため、涼しく入浴できる。乾燥モードは、浴室内を衣類乾燥室として利用できる。浴室内の乾燥も行え、湿気の多い浴室内のカビの発生等を抑制することも可能である。
【0016】
フロントパネル25には図3及び図4に示すような吸気グリル28が取り付けられており、この吸気グリル28には吸入口22が設けられていて、浴槽3上から浴室内部の空気を吸引する。
【0017】
浴室換気乾燥機20の吹出口27には吹出グリル30が取り付けられ、この吹出グリル30の吹出口23が形成されている。この吹出口23には幅方向(図5のB方向)に配列された吹出風向板31〜33が形成されている。これら吹出風向板31〜33は浴室2の奥行き方向及び幅方向の吹出方向を決め、洗い場方向に送風するようにその向きが設定されるとともに、浴室2の幅方向の吹出方向を決めるものとされている。3つの吹出風向板31〜33のうち中央部の吹出風向板31は幅方向に関して洗い場方向に真っ直ぐに風を誘導するものであり、この吹出風向板31の左側(図3において)の吹出風向板32は浴室2の洗い場の斜め左側(図5において)に風を方向付けるものであり、吹出風向板31の右側(図3において)の吹出風向板33は浴室2の洗い場の斜め右側(図5において)に風を方向付けるものである。
【0018】
したがって、浴室換気乾燥機20は、浴室2の幅方向(図5において矢印B方向)について洗い場に向け真っ直ぐ及び左右方向に送風できるため、浴室の全幅範囲に風を振りまくことができることとなる。
【0019】
これにより浴室2に洗濯物14を干した場合、これがタオルケットのような幅の広いものや、多数の洗濯物14であって広範囲に亘って乾燥風を送風できることとなり、洗濯物14の全域を均一に早く乾かすことができることとなる。
【0020】
以上説明した実施形態においては、吹出口グリル30が室内の幅方向に関して3方向に空気を吹き出すようになっているが、4方向以上でも良い。
【0021】
浴室の洗い場方向並びにその方向の両側というように吹出風向板を異なった方向にすることにより、同時に異なった方向への送風を可能としている。
【0022】
尚、洗い場側とその方向の両側の2方向としているが、複数方向であれば良く、4方向でも良い。又、吹出風向板の角度は、手動や電動で調整できるようにしても良く、その場合は洗濯物の量に応じて、適切に吹出方向を設定することが出来る。
【0023】
ダンパにより風路を切り換える空調装置について説明したが、ダンパを用いず換気ファンと循環ファンを用いるものでも良い。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、浴室の広範囲にほぼ均一に送風することができ、衣類等を乾燥する場合に、むら無く均一に乾燥させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る空調装置の概観を示した斜視図である。
【図2】図1に示す空調装置の構成を概略的に示した断面図である。
【図3】図1、2に示す空調装置のフロントパネルの構成を示した平面図である。
【図4】図3に示すフロントパネルの構成を示した断面図である。
【図5】図1〜図4に示す空調装置の作用を説明するための説明図である。
【符号の説明】
2 浴室
3 浴槽
4 洗い場
20 空調装置
26 吸込口
24 排気口
27 吹出口
30 吹出グリル
31〜33 吹出風向板
D ダンパ
F1 送風ファン

Claims (1)

  1. 取り入れた空気を室内へ送風するための吹出口に、空気の送風方向を定める吹出グリルが設けられ、該吹出グリルには複数方向に空気を誘導する吹出風向板が設けられていることを特徴とする空調装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010029578A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Panasonic Corp 衣類乾燥装置
JP2013094199A (ja) * 2011-10-28 2013-05-20 Lixil Corp 送風装置
CN106224267A (zh) * 2016-08-31 2016-12-14 佛山市海顿灯饰电器有限公司 一种超薄多功能送风排气电器
CN114293350A (zh) * 2021-09-29 2022-04-08 金华好哥信息技术有限公司 具有烘干功能的晾衣机

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