JPH0251360B2 - - Google Patents

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JPH0251360B2
JPH0251360B2 JP60144763A JP14476385A JPH0251360B2 JP H0251360 B2 JPH0251360 B2 JP H0251360B2 JP 60144763 A JP60144763 A JP 60144763A JP 14476385 A JP14476385 A JP 14476385A JP H0251360 B2 JPH0251360 B2 JP H0251360B2
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JP
Japan
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electrical resistance
clothes
humidity
time
amount
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60144763A
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English (en)
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JPS628799A (ja
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Kenji Natsuno
Hiroshi Kinoshita
Toshio Suzuki
Tooru Ozawa
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS628799A publication Critical patent/JPS628799A/ja
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、衣類乾燥器に係り、回転ドラム内で
衣類を熱風乾燥させる衣類乾燥機の自動運転、停
止に関するものである。
〔発明の背景〕
衣類を乾燥させた場合、衣類の量が少なくなる
と、熱風の吹き抜けが多く、衣類に当たる量が減
るため乾きが悪く、特に、ドラム出口近傍に取付
けるようにした湿度検出素子でドラムの相対湿度
を測定する場合、熱風の吹き抜け量が多いので熱
損失が多く、エネルギーの無駄であり、また相対
湿度が低くなり、乾いたと判断して停止する。
ところが、実際は乾いていないということが生
じる不具合があつた。
さらに、熱風の吹き抜けにより排気の湿度が高
くなり、プラスチツク部品が熱変形を起すおそれ
がある。またコンデンスタイプのものにおいて
は、湿度の高い循環風により回転ドラム内の衣類
が傷むことにもなるのである。
〔発明の目的〕
本発明は、上記の欠点に対処し、その目的とす
るところは、衣類の少量負荷において、よく乾燥
ができ、さらに熱損失をおさえるとともにプラス
チツク部品の熱変形や衣類の傷も防止できるもの
を提供せんとするものである。
〔発明の概要〕
本発明は、回転ドラムの排気出口近傍に湿度検
出手段を設け、この湿度検出手段は湿度に応じて
電気抵抗が変化するものにて形成し、湿度検出手
段の電気抵抗が、衣類乾燥機の運転開始後の所定
時間に衣類の任意の乾燥度に対応して設定した電
気抵抗基準値における最小基準値を越えていると
きには衣類の量を少量と判断し、また前記の所定
時間に湿度検出手段の電気抵抗値が最小基準値を
越えないときには、所定時間径過後に前記電気抵
抗値が最小基準値になつてから上位の乾燥度に対
応する電気抵抗基準値に達するまでの時間を測定
し、この時間が設定時間内のときにも先と同様に
衣類の量を少量と判断し、これら少量判断をうけ
て加熱手段の発熱量を弱に切換えるように構成し
たことを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
本発明に係る衣類乾燥方法の一実施例を、その
実施に供される衣類乾燥機の一実施例をあわせ、
各図を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る衣類乾燥方
法の実施に供せられる一実施例に係る除湿形の衣
類乾燥機の一部開被縦断面図、第2図は、その湿
度センサーを用いた制御回路のブロツク図、第3
図は、その自動運転、停止メカニズムの説明図、
第4図は、その湿度センサーによる電気抵抗値と
相対湿度との関係説明図である。
図で、1は外枠、2は回転ドラムに係るドラ
ム、3は熱源、4はドラム空気出口、5は、フア
ン熱交入口、6はダクト、7は両翼フアン、8は
フアンケーシング、9はフエルト、10は湿度検
出手段に係る湿度センサー、11は気密用フエル
ト、12は仕切り板、13は円板、14はモー
タ、15はベルト、16はフアン用プーリ、17
はフアン用ベルト、18はダクト、19は裏蓋、
20はドラム支持部、Cは、外部から操作しうる
ようにした、指示制御手段、Fはフイルターであ
る。
そして、上記のドラム空気出口4とフアン熱交
入口との間は、ドラム出口近傍の例示に係るドラ
ム出口風路間に相当するもである。
すなわち、第1図に示すものは、外枠1内に回
転自在に軸支されたドラム2と、熱風を得るため
のヒータに係る熱源3と、ドラム2を駆動するた
めのベルト15、モータ14と、ドラム2の循環
風(実線の矢印)出口に係るドラム空気出口4に
対向させて入口を設けた、両翼フアン7を収納し
たフアンケーシング8を、ドラム2と気密用フエ
ルト11によつて気密に保ち、そのフアンケーシ
ングの仕切りは、フアンケーシング8の内周に全
周にわたつて設けた仕切り板12と、両翼フアン
7の外周にわたつて設けた接触面に接触抵抗の小
さいフエルト9を貼り付けた円板13とを、非接
触あるいは接触させて、循環風路側と後述の冷却
風路側とに、気密に仕切つたものである。
そして、フアンケーシング8の、第1図の下方
右側の循環側出口は、途中に排気口を設けたダク
ト6と、ダクト18とでつながれて循環風路を形
成しているものである。
また、冷却風は、裏蓋19の中央部に設けた吸
気口から吸込み、裏蓋19の上部から排気するも
のであり(点線の矢印)、これにより冷却風路を
形成しているものである。
そして、さきに述べたように、ドラム空気出口
4と、フアンケーシング8の入口に係るフアン熱
交入口5との風路間に湿度センサー10が取付け
てある。
第2図は、前記の湿度センサー10を使用した
制御回路のブロツク図である。
なお、第2図で、ヒータ3、湿度センサー1
0、モータ14などを除いた諸構成により、さき
に述べた指示制御手段Cを形成するものである。
いま、電源スイツチを入れると、マイクロコン
ピユータは初期状態に設定され、ドアスイツチの
信号がフオトカプラを介してマイクロコンピユー
タに入力されると、乾燥モード設定持ちの状態に
なるものである。
そして、乾燥モード選択回路における、後述す
る、例えば「アイロン」、「標準」、「念入り」乾燥
のいずれかの乾燥モードが選択されると、予め各
乾燥モードに対応して設定された各電気抵抗値
と、湿度センサー10からの検出湿度を電気抵抗
値に変換する湿度検知回路よりの電気抵抗値と
を、比較回路で比較し、その湿度センサー10か
らの電気抵抗値が大きければ、マイクロコンピユ
ータ内で処理され、次の処理に進むようにするも
のである。
次に、第3図により、自動運転、停止のメカニ
ズムを説明する。
すなわち、まず、衣類の任意の乾燥度に対応し
た、さきの第2図の乾燥モード選択回路における
各乾燥モードの電気抵抗値を、それぞれR1、
R2、R3とし、例えば、R1は、ある程度湿り気が
残る乾燥度に係る電気抵抗基準値とし、R2は、
湿りのない乾燥度に係る電気抵抗基準値とし、ま
たR3は、過乾燥気味の乾燥度に係る電気抵抗基
準値とするように、それぞれの電気抵抗基準値を
設定し、それらの関係をR1<R2<R3の関係とし
て、例えば、R1を「アイロン」、R2を「標準」、
R3を「念入り」乾燥と、それぞれ呼んで、その
設定した乾燥度の電気抵抗基準値になつたら、仕
上乾燥を行い停止する仕組としたものである。
そして、第3図の初期工程というのは、湿度検
知回路で変換された電気抵抗値を比較回路で比較
しても、その設定値との比較結果により次の指示
を、特にマイクロコンピユータが行わない時間T
1に該当する工程であり、また湿度センサー検知
工程というのは、湿度に係る電気抵抗値をマイク
ロコンピユータに取込み、指示制御を行う時間T
2に該当する工程である。
ここで、少量の衣類を乾燥させる場合について
説明すると、次のとおりである。
少量の衣類の場合、熱風が吹き抜けるため、運
転開始からの負荷量が多い場合に比べて相対湿度
が低く、しかも乾き始めてくると、急激に変化す
る。そして終りに近づくと、第3図のA1のごと
く曲線が緩やかになり乾きにくい様相を呈するも
のであり、これを「念入り」乾燥に係る電気抵抗
基準値R3を検出するまで乾燥させると、充分な
乾きを得ることができるものである。
すなわち、いま、化繊、木綿等からなる少量負
荷を乾燥させた場合、第3図のA1のとおり、初
期工程T1を過ぎたあたりから、熱風の吹き抜け
により急激に電気抵抗値が変化する。A2は木綿
100%の少量負荷に係る電気抵抗値の変化を示し
ている。木綿は吸水率が高いので回転ドラム2内
での衣類の広がりが悪く、このために熱風の吹き
抜け量が最初から多いのである。初期工程T1に
おいても最少の電気抵抗基準値より高い低抗を示
すのである。
このように、少量負荷のときは熱風の吹き抜け
が多いので、「標準」乾燥モードに選択された場
合に、その電気抵抗基準値に対応した乾燥度と、
回転ドラム2中の衣類の乾燥度とは合致しない。
すなわち、衣類は未乾燥の状態にあり、「標準」
乾燥の設定であつても未乾燥防止のため、「念入
り」乾燥まで乾燥させる必要があるものである。
そこで、少量負荷を判断するため、最初に、初
期工程T1後に電気抵抗基準値R1の信号がある
か否かを調べて、ない場合と、次に初期工程T1
に電気抵抗基準値R1の信号がなく、センサー検
知工程T2にその信号があり、そして、次に電気
抵抗基準値R2の信号が入力されるまでの時間が
予め設定された時間t(分)以内である場合との、
いずれの場合も少量負荷と判断して「念入り」乾
燥まで乾燥させるようにしたものである。
なお、第3図のA3は、定格容量の衣類を乾燥
させた場合を示すもので、これは、通常の設定さ
れた電気抵抗基準値R3で、所定の乾燥度が得ら
れるものである。すなわち、衣類の布地の種類な
どには無関係に少量でない定格容量乾燥を示すも
のである。
しかして、第4図は、湿度センサーによる電気
抵抗値と相対湿度との関係を示し、φ1>φ2>φ3
の関係にあり、これを電気抵抗値のR1、R2、R3
に、それぞれ対応させてあるものである。
少量負荷で「念入り」乾燥を行なうとき、上記
の熱風吹き抜けで、熱損失、プラスチツク部品の
熱変形、衣類の傷みがともなう。そこで、上記の
少量負荷と判断したときに、ヒータ3を「弱」に
切換える。こうすると、ヒータ3の発熱量が下が
るため、A1はA1′のような電気抵抗値変化に
移行する。A2はA2′のような電気抵抗値変化
に移行する。すなわち、電気抵抗値変化が緩やか
になる。これは吹き抜ける熱風の温度上昇を抑え
ることにもなる。このために熱風吹き抜けによる
熱損失を抑えることができる。プラスチツク部品
の熱変形や衣類の傷みも抑えることができる。ま
た乾燥状態も乾燥設定値に近づけることができ乾
燥のむらも少なくすることができる。
〔発明の効果〕
以上のごとく、本発明によれば、衣類の種類に
かかわりなく少量負荷を確実に判定でき、しかも
その判定をうけて加熱手段の発熱量を弱に切り換
えることにより、熱損失を防ぎ、省エネを計るこ
とができる。併せてプラスチツク部品の熱変形お
よび衣類の傷みをおさえるとともに乾燥むら少な
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る衣類乾燥方
法の実施に供せられる一実施例に係る除湿形の衣
類乾燥機の一部開披縦断面図、第2図は、その湿
度センサーを用いた制御回路のブロツク図、第3
図は、その自動運転停止メカニズムの説明図、第
4図は、その湿度センサーによる電気抵抗値と相
対湿度との関係説明図である。 1……外枠、2……ドラム、3……熱源、4…
…ドラム空気出口、5……フアン熱交入口、7…
…両翼フアン、8……フアンケーシング、10…
…湿度センサー、14……モータ、15……ベル
ト、16……フアン用プーリ、17……フアン用
ベルト、18……ダクト、19……裏蓋、20…
…ドラム支持部、C……指示制御手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 衣類を入れる回転ドラムと、回転ドラムに熱
    風を貫流させる送風手段と、熱風の加熱手段とか
    らなるものにおいて、 回転ドラムの排気出口近傍に湿度検出手段を設
    け、この湿度検出手段は湿度検出手段は湿度に応
    じて電気抵抗が変化するものにて形成し、湿度検
    出手段の電気抵抗値が、衣類乾燥機の運転開始後
    の所定時間に衣類の任意の乾燥度に対応して設定
    した電気抵抗基準値における最小基準値を越えて
    いるときには衣類の量を小量と判断し、また前記
    の所定時間に湿度検出手段の電気抵抗値が最小基
    準値を越えないときは、所定時間経過後に前記電
    気抵抗値が最小基準値になつてから上位の乾燥度
    に対応する電気抵抗基準値に達するまでの時間を
    測定し、この時間が設定時間内のときにも先と同
    様に衣類の量を少量と判断し、これら少量判断を
    うけて加熱手段の発熱量を弱に切換えるように構
    成したことを特徴とする衣類乾燥器。
JP60144763A 1985-07-03 1985-07-03 衣類乾燥機 Granted JPS628799A (ja)

Priority Applications (1)

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JP60144763A JPS628799A (ja) 1985-07-03 1985-07-03 衣類乾燥機

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JP60144763A JPS628799A (ja) 1985-07-03 1985-07-03 衣類乾燥機

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JPS628799A JPS628799A (ja) 1987-01-16
JPH0251360B2 true JPH0251360B2 (ja) 1990-11-07

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JP60144763A Granted JPS628799A (ja) 1985-07-03 1985-07-03 衣類乾燥機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5174538B2 (ja) * 2008-05-30 2013-04-03 日立アプライアンス株式会社 洗濯乾燥機、および乾燥機

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JPS628799A (ja) 1987-01-16

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