JPH05115695A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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Publication number
JPH05115695A
JPH05115695A JP3277786A JP27778691A JPH05115695A JP H05115695 A JPH05115695 A JP H05115695A JP 3277786 A JP3277786 A JP 3277786A JP 27778691 A JP27778691 A JP 27778691A JP H05115695 A JPH05115695 A JP H05115695A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
clogging
filter device
temperature
detection
Prior art date
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Pending
Application number
JP3277786A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Hirota
達哉 廣田
Yozo Kawamura
要藏 河村
Tamotsu Kawamura
保 川村
Takafumi Hamano
孝文 濱野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP3277786A priority Critical patent/JPH05115695A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファン16の回転数を変化するように制御し
たときでもフィルター装置28の目詰まり検知を、検知
バラツキを生じることなく、正確に行えるようにした、
使用しやすい衣類乾燥機1を得る。 【構成】 回転ドラム8、該回転ドラム8に半導体ヒー
タ33で加熱された乾燥風を供給するファン16、前記
回転ドラム16の排気出口23に設けられたフィルター
装置28、該フィルター装置28の目詰まりを検知する
目詰まり検知素子33、前記ファン16の回転数を制御
するとともに、前記ファン16の回転数に応じて設定さ
れた検知レベルに前記目詰まり検知素子33からの検知
信号レベルが達したときに目詰まりを検知する手段を有
してなることを特徴とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣類乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開昭57−96699号公報に
は正温度抵抗特性の半導体ヒータを有し、この半導体ヒ
ータを通過した乾燥風(熱風)の温度を検知することに
よってフィルター装置の目詰まりを検知するようにした
衣類乾燥機が示されている。
【0003】然し乍ら、このような従来の技術では、回
転ドラムに半導体ヒータで加熱された乾燥風を供給する
ファンの回転数が一定でないと正確な目詰まり検知がで
きない。これは、半導体ヒータは通過する乾燥風の風量
によって発熱量が変化するので、フィルター目詰まり程
度が全く同じでも、ファンの回転数が高いときと低いと
きとでは半導体ヒータの発熱量が異なるからで、従って
ファンの回転数を変化するようにした衣類乾燥機におい
ては目詰まり検知のバラツキが大きくなって正確な目詰
まり検知ができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ファンの回
転数を変化するように制御したときでもフィルター装置
の目詰まり検知を、検知バラツキを生じることなく、正
確に行えるようにした、使用しやすい衣類乾燥機を得る
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の衣類乾燥機は、回転自在に設けられ、衣類
を収納する回転ドラム、該回転ドラムに半導体ヒータで
加熱された乾燥風を供給するファン、前記回転ドラムの
排気出口に設けられたフィルター装置、該フィルター装
置の目詰まりを検知する目詰まり検知素子、前記ファン
の回転数を制御するとともに、前記ファンの回転数に応
じて設定された検知レベルに前記目詰まり検知素子から
の検知信号レベルが達したときに目詰まりを検知する手
段を有してなることを特徴としている。
【0006】
【作用】上記構成により、ファンの回転数を制御するこ
とにより半導体ヒータを通過する乾燥風の風量が変化し
て乾燥風温度が変化しても、前記ファンの回転数に応じ
て設定した検知レベルに前記目詰まり検知素子からの検
知信号レベルが達したときにフィルター装置の目詰まり
を検知し、これにより、ファンの回転数の変化があって
も、検知バラツキを生じない。
【0007】
【実施例】以下、本発明衣類乾燥機の実施例を、図面に
基づき説明する。
【0008】衣類乾燥機1の機枠2は、その前部の中央
に衣類の投入口3を設け、その後部に外部空気の導入口
4と導出口5を設けた後面板6を取り付けている。前記
投入口3は樹脂製のドア7を左右方向に回動することに
より、開閉される。
【0009】前記機枠2内にあって、衣類を収納する樹
脂製で横軸型の回転ドラム8は、その前部内周縁が環状
のドラム支持板9の外周縁にフエルト等を介して回転自
在に支持され、後面中央が支軸10に回転自在に軸支さ
れている。
【0010】前記ドラム支持板9は、投入口3の口縁に
固定され、支軸10は、機枠2の後部の後面板6と、そ
の内側に横方向に架設された支持板11とに固定されて
いる。
【0011】支持板11と後面板6との間にはファンケ
−シング12で被われたファン室13が形成されており
このファン室13は仕切部材14で仕切られている。
【0012】前記仕切部材14の中央開口15内には、
前後面に羽根を有した合成樹脂製両面ファン16が、支
軸10に回転自在に軸支されて収納されている。この両
面ファン16の外周部分17は前記中央開口15内周縁
に形成された環状覆い部18で覆われ、該環状覆い部1
8にラビリンス結合により非接触状態で遊嵌される。そ
して前記仕切部材14と両面ファン16とにより前記フ
ァン室13を両面ファン16前面側の乾燥風路19と後
面側の冷却風路20とに区画している。
【0013】前記乾燥風路19には、前記ドラム支持板
9の下部一側に設けられた回転ドラム8への入口21に
至る循環ダクト22を連通配設している。回転ドラム8
の後面及び支持板11には、ファン室13の乾燥風路1
9に通じる出口23、24が設けてあり、これらの出口
23、24をシ−ル材25が囲んでいる。前記冷却風路
20は、導入口4と導出口5を介して機枠2外部と連通
している。前記両面ファン16及び仕切部材14が乾燥
風を外気と熱交換して除湿する除湿装置を構成する。
【0014】入口21近くの循環ダクト22内には、セ
ラミック材料をハニカム状にした正温度抵抗特性の半導
体ヒータ26が設けられ、循環ダクト22の最下部に
は、機枠2外に通じるドレン口27が設けられ、回転ド
ラム8内には出口23を被うフィルター装置28が着脱
自在に設けられ、回転ドラム8及び両面ファン16に
は、モータ29の回転力がドラムベルト30及びファン
ベルト31を介して伝達されるようになっている。
【0015】フィルタ−装置28及び出口23の下流側
の支持板11には、除湿前の乾燥風温度を検知する乾燥
検知用第1温度検知素子32が配置してあり、循環ダク
ト22内の半導体ヒータ26の下流に位置する半導体ヒ
ータ26と入口21の間には、半導体ヒータ26で再加
熱された乾燥風温度を検知する第2温度検知素子33を
配置している。そしてこの第2温度検知素子33は、フ
ィルター装置28の目詰まりの程度を検知する目詰まり
検知素子としての働きを有している。即ち、加熱乾燥時
に衣類から出る綿ゴミや塵埃等はフィルター装置28で
捕捉され、これにより、乾燥風の循環風量が変化して半
導体ヒータ26を通過する乾燥風の風量が変化し、これ
に伴い半導体ヒータ26の発熱量が変化して乾燥風温度
が変化するので、第2温度検知素子33でその乾燥風温
度を検知することによってフィルター装置28の目詰ま
りの程度を検知することができるものである。
【0016】ここで、図4は前記半導体ヒータ26の通
過風量とヒータ出口温度との関係を示す温度特性図であ
る。
【0017】図2は概略回路ブロック図で、図2に基づ
いて説明すると、34は乾燥制御手段としての働きをす
るマイクロコンピュ−タ(マイコン)、35はスタ−ト
スイッチ等を有するキ−入力部、32は前記第1温度検
知素子、33は前記第2温度検知素子、36は表示部で
ある。37は前記モ−タ29を駆動するインバータ回路
(図示せず)も含めたモータ駆動回路、38は半導体ヒ
ータ26を駆動するヒ−タ駆動回路である。そして、両
面ファン16は、モ−タ駆動回路37内のインバータ回
路の働きにより600rpm.の静音運転と900rp
m.の高速乾燥運転を行う。
【0018】図3は前記マイコン34に記憶されている
乾燥運転のプログラムの概略のフローチャートで、図3
に沿って乾燥運転を説明する。
【0019】まず電源をオンし、衣類乾燥コースを設定
する。ここで、「静音コース」であれば、マイコン34
は両面ファン16の回転数を600rpm.フィルター
装置28目詰まり検知温度を160℃に設定し、「高速
乾燥コース」であれば、マイコン34は両面ファン16
の回転数を900rpm.フィルター装置28目詰まり
検知温度を120℃に設定する。
【0020】その後、スタ−トスイッチの操作により、
マイコン34がモータ29及び半導体ヒータ26を作動
させ、モータ29の作動により回転ドラム8及び両面フ
ァン16が回転し、半導体ヒータ26は加熱する。回転
ドラム8内の乾燥風は、フィルタ−装置28、出口2
3、24、両面ファン16の循環側、循環ダクト22、
半導体ヒータ26、入口21、回転ドラム8の順に循環
し、外部空気(外気)は、導入口4、両面ファン16の
冷却側、導出口5の順に流れる。回転ドラム8内での乾
燥作業で生じた綿ゴミや塵埃等はフィルター装置28で
捕捉される。高温多湿の乾燥風は、両面ファン16で外
気と熱交換し、冷却されて水分を凝縮させ、その後半導
体ヒータ26で再加熱されて回転ドラム8に供給され続
ける。凝縮水は、ドレン口27から排出される。
【0021】この乾燥運転の途上において、第2温度検
知素子33は半導体ヒータ26を通過した乾燥風温度を
検知してその乾燥風温度に対応した信号レベルの温度信
号をマイコン34に送り、この温度信号レベルが、「静
音コース」であればそのコ−スに対応して設定された目
詰まり検知温度160℃に達したとき、「高速乾燥コー
ス」であればそのコースに対応して設定された目詰まり
検知温度120℃に達したときにマイコン34はフィル
ター装置28が目詰まりであると判断し、前記表示部3
6に「目詰まり」表示をし、その後、半導体ヒータ26
を停止してモータ29のみを運転し、回転ドラム8を冷
却する送風運転(ク−ルダウン)を行う。
【0022】前記第2温度検知素子33の検知した乾燥
風温度が前記目詰まり温度に達していないときは、前記
第1温度検知素子32により除湿前の乾燥風温度を検知
し、これによりマイコン34は衣類乾燥が終了したかど
うかを判断し、衣類乾燥が終了したと判断したときに半
導体ヒータ26を停止してモータ29のみを運転し、回
転ドラム8を冷却する送風運転(ク−ルダウン)を行
う。
【0023】このように、本実施例においては、衣類乾
燥コースの「静音コース」あるいは「高速乾燥コース」
に応じて設定される両面ファン16の回転数600rp
mあるいは900rpm.に対応してフィルター装置2
8の目詰まり検知温度を160℃あるいは120℃にレ
ベル設定し、これにより両面ファン16の回転数に変化
があっても、回転数に応じて設定された目詰まり検知温
度を採用することにより、フィルタ−装置28の目詰ま
り検知のバラツキが生じない。
【0024】また、本実施例においては両面ファン16
の回転数を2段階に切り換えたが、両面ファン16の回
転数を多段階にし、夫々に応じて目詰まり検知温度を多
段階に設定してもよく、更に、衣類乾燥の進行に従い両
面ファン16の回転数を変化させ、これに対応して目詰
まり検知温度が変化するように設定してもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上の如く構成しているの
で、ファンの回転数に応じて設定した検知レベルに目詰
まり検知素子からの検知信号レベルが達したときにフィ
ルター装置の目詰まりを検知し、これにより、ファンの
回転数を変化するように制御したときでもフィルター装
置の目詰まり検知を、検知バラツキを生じることなく、
正確に行える、使用しやすい衣類乾燥機を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明衣類乾燥機の実施例の側断面図である。
【図2】同概略回路ブロック図である。
【図3】同乾燥運転のプログラムの概略のフローチャー
トである。
【図4】同半導体ヒータの通過風量とヒータ出口温度と
の関係を示す温度特性図である。
【符号の説明】
1 衣類乾燥機 8 回転ドラム 33 第2温度検知素子(目詰まり検知素子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱野 孝文 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在に設けられ、衣類を収納する回
    転ドラム、該回転ドラムに半導体ヒータで加熱された乾
    燥風を供給するファン、前記回転ドラムの排気出口に設
    けられたフィルター装置、該フィルター装置の目詰まり
    を検知する目詰まり検知素子、前記ファンの回転数を制
    御するとともに、前記ファンの回転数に応じて設定され
    た検知レベルに前記目詰まり検知素子からの検知信号レ
    ベルが達したときに目詰まりを検知する手段を有してな
    ることを特徴とする衣類乾燥機。
JP3277786A 1991-10-24 1991-10-24 衣類乾燥機 Pending JPH05115695A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3277786A JPH05115695A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 衣類乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3277786A JPH05115695A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 衣類乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05115695A true JPH05115695A (ja) 1993-05-14

Family

ID=17588281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3277786A Pending JPH05115695A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 衣類乾燥機

Country Status (1)

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JP (1) JPH05115695A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100702992B1 (ko) * 2001-07-24 2007-04-05 주식회사 엘지이아이 건조기의 제어방법
KR100756446B1 (ko) * 2001-07-24 2007-09-07 주식회사 엘지이아이 린트필터 막힘감지방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100702992B1 (ko) * 2001-07-24 2007-04-05 주식회사 엘지이아이 건조기의 제어방법
KR100756446B1 (ko) * 2001-07-24 2007-09-07 주식회사 엘지이아이 린트필터 막힘감지방법

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