JP2969972B2 - 衣類乾燥機の布重量検知装置 - Google Patents

衣類乾燥機の布重量検知装置

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JP2969972B2 JP3007155A JP715591A JP2969972B2 JP 2969972 B2 JP2969972 B2 JP 2969972B2 JP 3007155 A JP3007155 A JP 3007155A JP 715591 A JP715591 A JP 715591A JP 2969972 B2 JP2969972 B2 JP 2969972B2
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好豊 見城
正 犬塚
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドラム式衣類乾燥機の
自動制御に用いるものであり、ドラム内の衣類の重量を
検出できる衣類乾燥機の布重量検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、衣類乾燥機は乾燥が終了すると自
動的に停止する制御装置を備えたものが主流となってい
る。この制御装置に必要な性能は、投入される衣類に応
じたドラム回転数,風量,熱風温度といった乾燥行程中
の制御性能と、衣類の乾燥状態をとらえ最適な時間で乾
燥を終了する乾燥検知性能が必要である。そしてこのど
ちらの性能を向上するにもドラム内の衣類の状態を正確
にとらえる必要があり、その一つの要素としての衣類重
量の把握は重要である。
【0003】従来の衣類乾燥機の布重量検知装置につい
て図4を参照しながら説明する。図において、1は乾燥
機本体でその内部に衣類を収容,攪はんするドラム2を
有し、空気を加熱するヒータ3から発生する温風を送風
ファン4によってドラム2内に導入している。ドラム2
の前面側の支持は中央に衣類の投入口を有する円環状の
前支持板5によって回転自在に支持されている。この前
支持板5に衣類表面の抵抗値を検知する電極6を取り付
けた構成である。なお、7はドラム2を駆動する電動機
である。上記構成により、ドラム2内に衣類を投入し運
転すると、湿った衣類が電極6に接触すると抵抗値が低
く検出されることを利用し、一定値以下の抵抗値が一定
時間に検出される頻度により布量を判定する。すなわ
ち、衣類が少ないときは、電極に当たる機会は少なく、
一定値以下の抵抗値を検出する頻度は少なく、また衣類
が多いときはその頻度が多くなり、この頻度で衣類の量
を判定するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、電極6により一定値以下の抵抗値を検出す
る頻度で衣類の量を判定するものであり、たとえば、湿
った少量の衣類をドラム2に投入するときは衣類はドラ
ム内でランダムに回転しているだけで電極に接触する頻
度は非常に少なく少量として判定される。また、生乾き
衣類のようにほとんど乾燥しているものでは多量に入れ
たときには、実際には衣類が電極6に接触する頻度は多
いものの検出される抵抗値が大きく検出されるので、少
量と判定し、結果的に衣類の真の重量を判定することが
できない。すなわち、従来の検知方法では、衣類が湿っ
ている状態での体積は判定できてもドラム内の真の重量
は判定できないという問題があった。
【0005】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、ドラム内に投入された衣類の重量をその乾燥状態に
かかわらず正確に検知することができる衣類乾燥機の布
重量検知装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、電動機の回転数を制御する速度制御装置を
有するドラム式衣類乾燥機において、前記電動機または
ドラムの回転数を検知する回転数検知部と、この回転数
検知部からの信号を入力し周波数を制御する周波数制御
部とを備え、所定回転数の周波数に対するドラム内の衣
類重量をあらかじめ設定し、その設定値に基づいて前記
回転数検知部および周波数制御部からの信号によって衣
類の重量を検出する布量検知手段を有する構成としてい
る。
【0007】
【作用】上記構成により、回転数検知部でドラムまたは
それを回転駆動する電動機の回転数を検知し、その情報
を速度制御装置へフィードバックすることで所定の回転
数で電動機を駆動するように周波数を制御する。このと
きのドラムまたは電動機の回転数と、周波数の関係はド
ラム内の衣類の重量によって決定される。すなわち、衣
類の重量が少ないときは、ドラムを所定の回転数で駆動
するためのトルクは比較的小さく、したがって電動機に
印加される周波数も低くなる。また衣類の重量が多いと
きは、電動機のトルクも必要となり、印加される周波数
も高くなる。
【0008】したがって、ドラムまたは電動機の回転数
と、そのときに電動機に印加されている周波数から、ド
ラム内の衣類重量を連続的に検知する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3を参照
しながら説明する。図に示すように、乾燥機本体9内に
回転自在に軸支された回転ドラム10はVベルト12を
介して電動機11によって駆動される。13は本体9の
前面に設けた衣類投入口、14は回転ドラム10内に流
入する乾燥用空気を加熱するヒータ、15は回転ドラム
10の後部に配設され、電動機11の動力をファンベル
ト16によって駆動されるファンである。17はドラム
10に多数取り付けた磁石で、18はこの磁石17によ
って回転ドラム10の回転数を検知する磁気センサであ
る。電動機11の回転数を制御する速度制御装置19
は、ドラム10の回転数に応じた信号を発生する回転数
検知部20と、この回転数検知部20および回転数設定
部21の信号より、最適な周波数を制御する周波数制御
部22と、この周波数制御部22からの信号により実際
に電動機11を駆動する駆動部23と、衣類の重量によ
って刻々と変化する周波数を検知する周波数検知部24
などから構成される。そして、布量検知手段25は回転
数検知部20および周波数検知部24からの信号で布量
を検出する。
【0010】上記構成により図2および図3を参照しな
がら動作を説明すると、図2はドラム10の回転数とト
ルクの関係を示す図で、aは衣類重量が小、bは大のと
きにドラム10を回転させるために必要なトルクを示し
ている。例えばドラム10を回転数Nで駆動するにはそ
れぞれTa,Tbのトルクが必要である。一方、このT
a,Tbのトルクを発生するときの電動機の速度制御装
置19の動作は駆動部23により電動機11に設定回転
数に対応する周波数の電源を印加し回転ドラム10を駆
動する。すると、磁気センサ18の信号は回転数検知部
20を経て周波数制御部22へ信号が送られ、同時に回
転数設定部21の所定回転数Nと比較して電動機11に
印加する周波数を増減して所定回転数Nになるように制
御する。このとき、トルクTaを発生しているときの周
波数制御部22の周波数は図3の(A)で示すように
(1/ta)となり、比較的低く、また衣類重量が大き
いときの周波数制御部22の周波数は図3の(B)に示
すように(1/tb)となり、トルクTbが必要なため
大きくなる。
【0011】したがって、ある回転数Nのときの、周波
数に対するドラム10内の衣類重量をあらかじめ記憶し
ておけば、回転数検知部20からの信号と、周波数検知
部24からの信号を布量検知手段25に入力して検出す
ることで、電動機11が発生しているトルクを検知する
ことができ、ひいては、ドラム10内衣類の重量を判定
することができる。
【0012】このように本発明の実施例によれば、衣類
の乾燥状態に左右されることなく、少量から定格容量ま
で広い範囲で衣類重量を正確に判定することができる。
【0013】なお、上記実施例では、速度制御装置19
の回転数検知部20への回転数の信号はドラム10の回
転数を用いたが、電動機11とドラム10間のVベルト
12のスリップが少ないとき、またはスリップ分を補正
すれば、電動機11の回転数をフィードバック信号とし
て用いても同様の作用効果を得ることができる。
【0014】さらに、上記実施例では、電動機は1個で
ドラム10およびファン15の両方を同時に駆動してい
るが、ドラム10およびファン15をそれぞれに独立し
た電動機を使用しドラム側の電動機において、実施例と
同様な構成の速度制御装置を設けることにより同じ作用
効果を得ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなように
本発明の衣類乾燥機の布重量検知装置は電動機またはド
ラムの回転数を検知する回転数検知部と、この回転数検
知部からの信号を入力し周波数を制御する周波数制御部
とを備え、所定回転数の周波数に対するドラム内の衣類
重量をあらかじめ設定し、その設定値に基づいて前記回
転数検知部および周波数制御部からの信号にっよて衣類
の重量を検出する布量検知手段を有するものであり、こ
の構成により、ドラム内に乾燥率の異なる衣類の種類が
混在しているようなときでも、少量から定格容量に至る
広い範囲で正確に布重量を検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における衣類乾燥機の布重量
検知装置のブロック回路図
【図2】同布重量検知装置のドラム回転数−トルクの関
係を示す図
【図3】同布重量検知装置の電動機を制御するときの電
源波形図
【図4】従来の衣類乾燥機の縦断面図
【符号の説明】
10 ドラム 11 電動機 19 速度制御装置 20 回転数検知部 22 周波数制御部 25 布量検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荘司 彰 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−136174(JP,A) 特開 平1−160592(JP,A) 特開 昭62−117596(JP,A) 特開 平3−70591(JP,A) 特開 平4−156892(JP,A) 実開 昭63−150697(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 58/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機の回転数を制御する速度制御装置を
    有するドラム式衣類乾燥機において、前記電動機または
    ドラムの回転数を検知する回転数検知部と、この回転数
    検知部からの信号を入力し周波数を制御する周波数制御
    部とを備え、所定回転数の周波数に対するドラム内の衣
    類重量をあらかじめ設定し、その設定値に基づいて前記
    回転数検知部および周波数制御部からの信号によって衣
    類の重量を検出する布量検知手段を有する衣類乾燥機の
    布重量検知装置。
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