JP2946814B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JP2946814B2 JP3098807A JP9880791A JP2946814B2 JP 2946814 B2 JP2946814 B2 JP 2946814B2 JP 3098807 A JP3098807 A JP 3098807A JP 9880791 A JP9880791 A JP 9880791A JP 2946814 B2 JP2946814 B2 JP 2946814B2
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転ドラム内の衣類の質
と乾燥度合に応じて加熱手段の加熱量を制御する衣類乾
燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、衣類乾燥機は乾燥効率の向上と乾
燥時間の短縮が強く求められている。従来、この種の衣
類乾燥機は図7および図8に示すような構成が一般的で
あった。以下、その構成について説明する。
【0003】図に示すように、機器本体1内の回転ドラ
ム2は前面をドラム前板3で回転自在に支持し、このド
ラム前板3の平面部に多数の熱風穴4を設け、バーナ5
の燃焼による熱風を燃焼筒6により熱風穴4まで導き、
回転ドラム2内に流入させる。また、回転ドラム2の後
部には送風ファン7を設け、衣類乾燥後の湿気を排気ガ
イド8を介して機器本体1の外に排出する。なお、9は
機器本体1の前面の衣類投入口を覆うドアである。
【0004】ドラム前板3に電極10を固着し、この電
極10を乾燥度合検知部11に接続し、乾燥度合検知部
11は、回転ドラム2が回転することにより回転ドラム
2内の衣類が電極10に接触し、衣類の抵抗値が衣類の
乾燥度合と相関があることを利用して衣類の乾燥度合を
検知する。排気ガイド8にサーミスタ12を取りつけ、
このサーミスタ12を排気温度検知部13に接続してい
る。乾燥度合検知部11の出力と排気温度検知部13の
出力を制御部14に入力し、制御部14の出力は熱源制
御部15を介して開閉弁16を制御する。開閉弁16は
バーナ5に供給するガスの供給、停止を制御する。24
は回転ドラム2内の糸屑を回収するフィルタである。
【0005】上記構成において動作を説明すると、衣類
を回転ドラム2に入れ回転させ、バーナ5の燃焼による
熱風を燃焼筒6を介して回転ドラム2内に流入させ、衣
類を乾燥させる。このとき衣類の乾燥率は時間とともに
図9のように変化する。一方サーミスタ12により検知
する排気ガイド8内の温度、すなわち排気温度は図10
のように変化する。排気温度がTHに達すると、制御部
14は開閉弁16をオフにしてバーナ5へのガスの供給
を停止し、排気温度がTLになると開閉弁16をオンに
してバーナ5へガスを供給し回転ドラム2へ熱風を供給
する。したがって、ガス消費量は図11に示すように排
気温度によってのみ制御されるもので、衣類の乾燥度合
には関係しない。いいかえれば、衣類に当たる熱風の温
度は常に一定で、乾燥が進行し、殆ど乾燥した状態の衣
類にも最大ガス消費量で燃焼は制御され、高温の熱風が
衣類に断続的に当たることになる。電極10により目標
の乾燥度合を検知すると、制御部14は回転ドラム2の
回転とバーナ5の燃焼を一定時間継続した後、停止する
ようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の衣類
乾燥機では、バーナ5をオン、オフ制御をするため、熱
量の調整範囲が限られたものであり、温度調節動作時の
非燃焼時間の増加で乾燥時間が長くなるという問題を有
しており、また、乾燥率が100%付近の殆ど乾燥した
状態で衣類に高温の熱風が当たり、衣類の収縮、傷みを
起こすという問題を有していた。また、衣類の種類(木
綿、化繊など)のフィードバックがなく、衣類の種類、
乾燥状態に応じた熱量制御ができないものであり、具体
的には、温度調節温度を比較的熱に強く、乾燥しにくい
木綿に合わせて設定すると、化繊類は縮み、傷みなどの
悪影響がでる。逆に、化繊に合わせて温度調節温度を低
く設定すると、木綿類は温度調節動作回数の増加で乾燥
時間が増加するという問題を有していた。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、衣類
の種類、乾燥度合に応じて衣類が熱風による悪影響を受
けない最大熱量を常に制御し、多用化した衣類において
も衣類を傷めることなく、かつ乾燥時間を短縮させるこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、衣類を出し入れするためのドアの開閉状態
を検知するドア開閉検知手段と、衣類を収容する回転ド
ラム内に熱風を供給する加熱手段と、前記加熱手段の加
熱量を調整する加熱制御手段と、前記回転ドラム内の衣
類の乾燥度合を検知する乾燥度合検知手段と、前記回転
ドラムから排出される排気温度を検出する排気温度検知
手段と、前記排気温度検知手段の出力より排気温度の変
化率を検知する排気温度変化率検知手段と、前記乾燥度
合検知手段の出力と排気温度変化率検知手段の出力を入
力し、前記乾燥度合検知手段が所定の乾燥率を検知する
までの時間と前記排気温度変化率検知手段からの温度変
化率に応じて、前記回転ドラムに供給する熱量を小方向
に変化を開始する時刻と熱量変化率を決定し、前記加熱
制御手段を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、
ドア開閉後の乾燥再開時に前記排気温度検知手段で検知
する温度が、前記ドア開閉検知手段でドア開を検知した
ときの前記排気温度検知手段の出力温度に達するまで
は、前記排気温度変化率検知手段からの温度変化率デー
タを無視する衣類乾燥機としたことを第1の課題解決手
段としている。
【0009】また、衣類を収容する回転ドラム内に熱風
を供給する加熱手段と、前記加熱手段の加熱量を調整す
る加熱制御手段と、前記回転ドラム内の糸屑を回収する
フィルタの目詰まりを検知する目詰まり検知手段と、前
記回転ドラム内の衣類の乾燥度合を検知する乾燥度合検
知手段と、前記回転ドラムから排出される排気温度を検
出する排気温度検知手段と、前記排気温度検知手段の出
力より排気温度の変化率を検知する排気温度変化率検知
手段と、前記乾燥度合検知手段の出力と排気温度変化率
検知手段の出力を入力し、前記乾燥度合検知手段が所定
の乾燥率を検知するまでの時間と前記排気温度変化率検
知手段からの温度変化率に応じて、前記回転ドラムに供
給する熱量を小方向に変化を開始する時刻と熱量変化率
を決定し、前記加熱制御手段を制御する制御手段を備
え、前記制御手段は、前記目詰まり検知手段でフィルタ
の目詰まりを検知したときに送風運転を行った後、運転
を停止させるようにし、目詰まりを検知した後の送風運
転中、および目詰まり状態が解消された後の乾燥再開時
に前記排気温度検知手段で検知する温度が、前記目詰ま
り検知手段で目詰まりを検知したときの前記排気温度検
知手段の出力温度に達するまでは、前記排気温度変化率
検知手段からの温度変化率データを無視する衣類乾燥機
としたことを第2の課題解決手段としている。
【0010】
【作用】本発明は上記した課題解決手段により、乾燥度
合検知手段が所定の乾燥率を検知するまでの時間と、排
気温度変化率検知手段からの温度変化率により衣類の量
と質を推定、判別でき、運転途中で使用者がドアを開け
閉めしても、衣類の量と質に応じて熱量を制御して、衣
類を傷めることなく、かつ乾燥時間を短縮させることが
できる。また運転途中でフィルタが目詰まりしても、同
様に衣類を傷めることなく、かつ乾燥時間を短縮させる
ことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1を参照しなが
ら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号
を付して説明を省略する。
【0012】図に示すように、バーナ(加熱手段)5は
回転ドラム内に熱風を供給する。比例制御弁(加熱制御
手段)17は入力電流によってバーナ5に供給するガス
量を制御するものである。乾燥度合検知部(乾燥度合検
知手段)18は電極10に接続し、回転ドラム内の衣類
の乾燥度合を検知するもので、電極10間の抵抗値の単
位時間当りの変化をとらえ、乾燥度合を検知できるよう
にしている。この乾燥度合の判定は、それぞれの設定抵
抗のしきい値以上になったことで判断する。排気温度変
化率検知部(排気温度変化率検知手段)19は、排気温
度検知部(排気温度検知手段)13の出力を入力し、排
気温度の変化率を検知する。制御部(制御手段)20は
マイクロコンピュータなどで構成し、乾燥度合検知部1
8の出力と排気温度変化率検知部19の出力、ドア9の
開閉状態を検知するドア開閉検知部22の出力、フィル
タ24の目詰まり状態を検知する目詰まり検知部23の
出力とを入力し、熱源制御部21を介して比例制御弁1
7を制御するもので、乾燥度合検知部18が所定の乾燥
率を検知するまでの時間と排気温度変化率検知部19か
らの温度変化率に応じて、回転ドラム2に供給する熱量
を小方向に変化を開始する時刻と熱量変化率を決定し、
比例制御弁17を制御するようにしている。
【0013】上記構成において図2から図4を参照しな
がら動作を説明すると、図2から図4の各図の実線
(A)は化繊が混合された衣類(以下、化繊類という)
の特性を示しており、破線(B)は木綿の比率が多い衣
類(以下、木綿類という)の特性を示している。すなわ
ち、乾燥率は図2のように、木綿類(B)は繊維内に含
む水分量が多いため乾燥しにくく、化繊類(A)の場合
と比較して同じ衣類の量であっても乾燥率の上昇は低
く、乾燥終了までの時間は長くなる。また、熱風による
衣類への悪影響が出る乾燥率は、繊維内の含水量の差に
より木綿類の方が高い。したがって、木綿類が多い場合
は、同じ乾燥率であっても大きな熱量を投入できる。一
方、排気温度は図3に示すように、木綿の比率が高くな
るにつれて温度変化率が小さい恒率乾燥区間が現れる。
したがって、排気温度変化率の大小によって木綿比率を
推定できる。
【0014】このような考え方に基づいて、本実施例で
は、乾燥度合検知部11は化繊類が最大熱量時の高温の
熱風でも影響を受けない所定の乾燥率を時間Tで検出す
ると、制御部14は同時間T時の排気温度変化率検知部
19の出力により、排気温度変化率が比較的大きいθ1
の場合は化繊類であると推定し、比較的小さいθ2の場
合は木綿類であると推定する。その結果、木綿比率が少
ない化繊類では、乾燥度合検知部18が所定の乾燥率を
検知するまでの時間Tと排気温度変化率θ1から、熱量
を小方向に変化を開始する時刻T1とその後の熱量変化
率φ1を決定する。また、木綿類では、所定の乾燥率に
達する時間Tが同じであっても、排気温度変化率θ2
値に応じて熱量を小方向に変化を開始する時刻T2を長
くし、熱量変化率φ2を大きく決定する。したがって、
衣類を傷めることなく、同時に最大熱量時間が長いため
乾燥時間を短縮できる。
【0015】上述のように、化繊類が多いか木綿類が多
いかを区別して、比例制御弁17によってガス消費量を
制御する衣類乾燥機において、運転途中に使用者がドア
を開けた場合について5図を用いて説明する。5図は排
気温度検知部13で検知する温度Thの経時変化を示し
ており、T2でドアが開けられて乾燥運転を停止し、T 4
でドアが閉められて乾燥運転を再開し、T4でドア開時
の温度Tdに復帰したことを表している。制御部20は
ドアが開けられた瞬間のThをTdとして記憶し、ドアが
閉められて乾燥運転を再開しても、Thがドア開時の温
度Tdに復帰するまでは、排気温度変化率検知部19か
らの温度変化率データを無視するようにしている。すな
わち木綿類が多い乾燥運転において、ドア開閉による大
きい温度変化率により化繊類が多いと誤判定することを
防ぐためである。
【0016】また運転途中にフィルタ目詰まりが発生し
た場合について、6図を用いて説明する。フィルタ目詰
まりについては、バーナ5近傍に、例えば、温度過昇防
止装置等で構成された目詰まり検知部23を設け、目詰
まりによって回転ドラム2内の風量が低下することによ
り、バーナ5近傍の温度上昇が著しくなり、その結果温
度過昇防止装置が動作して制御部20に入力するように
している。6図は排気温度検知部13で検知する温度T
hの経時変化を示しており、T5で制御部20は目詰まり
検知部23がフィルタ目詰まりを検知して、送風運転を
行った後運転を停止し、T6で使用者がドアを開けてフ
ィルタの掃除をした後ドアを閉めて乾燥運転を再開し、
T7でフィルタ目詰まりを検知した瞬間の温度Tmに復帰
したことを表している。制御部20はフィルタが目詰ま
りした瞬間のThをTmとして記憶し、目詰まり状態が解
消されて乾燥運転を再開しても、Thがフィルタが目詰
まりした瞬間の温度Tmに復帰するまでは、排気温度変
化率検知部19からの温度変化率データを無視するよう
にしている。すなわち木綿類が多い乾燥運転において、
フィルタ目詰まりが発生した場合の大きい温度変化率に
より、化繊類が多いと誤判定することを防ぐためであ
る。
【0017】なお、上記実施例は加熱手段にバーナ5を
使用し、比例制御弁17によってガス消費量を制御する
ようにしているが、加熱手段にヒータなどを使用して電
力量を制御するようにしてもよい。また、上記実施例で
は、乾燥度合検知の一手段として、回転ドラム2内の電
極10間の抵抗変化で行っているが、排気温度または湿
度の変化などを利用してもよく、要は、回転ドラム2内
の衣類の乾燥状態を把握できればよい。
【0018】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、衣類を出し入れするためのドアの開閉状態を
検知するドア開閉検知手段と、衣類を収容し乾燥する回
転ドラム内に熱風を供給する加熱手段と、前記加熱手段
の加熱量を調整する加熱制御手段と、前記回転ドラム内
の衣類の乾燥度合を検知する乾燥度合検知手段と、前記
回転ドラムから排出される排気温度を検出する排気温度
検知手段と、前記排気温度検知手段の出力より排気温度
の変化率を検知する排気温度変化率検知手段と、前記乾
燥度合検知手段の出力と排気温度変化率検知手段の出力
を入力し、前記乾燥度合検知手段が所定の乾燥率を検知
するまでの時間と前記排気温度変化率検知手段からの温
度変化率に応じて、前記回転ドラムに供給する熱量を小
方向に変化を開始する時刻と熱量変化率を決定し、前記
加熱制御手段を制御する制御手段を備え、前記制御手段
は、ドア開閉後の乾燥再開時に前記排気温度検知手段で
検知する温度が、前記ドア開閉検知手段でドア開を検知
したときの前記排気温度検知手段の出力温度に達するま
では、前記排気温度変化率検知手段からの温度変化率デ
ータを無視する衣類乾燥機としたから、衣類の量および
種類、乾燥度合に応じて衣類が熱風による悪影響を受け
ない最大熱量を常に制御することができ、多用化した衣
類においても衣類を傷めることなく、かつ乾燥時間を短
縮させることができ、また、衣類の乾燥度合に応じて加
熱手段の熱量を徐々に低減することで温度調節動作をす
ることがなく、乾燥効率を向上できる。さらに運転中に
ドアが開けられても、それを正確に検知して、木綿類が
多い場合に化繊類が多いと誤判定することもない。
【0019】また、衣類を収容し乾燥する回転ドラム内
に熱風を供給する加熱手段と、前記加熱手段の加熱量を
調整する加熱制御手段と、前記回転ドラム内の糸屑を回
収するフィルタの目詰まりを検知する目詰まり検知手段
と、前記回転ドラム内の衣類の乾燥度合を検知する乾燥
度合検知手段と、前記回転ドラムから排出される排気温
度を検出する排気温度検知手段と、前記排気温度検知手
段の出力より排気温度の変化率を検知する排気温度変化
率検知手段と、前記乾燥度合検知手段の出力と排気温度
変化率検知手段の出力を入力し、前記乾燥度合検知手段
が所定の乾燥率を検知するまでの時間と前記排気温度変
化率検知手段からの温度変化率に応じて、前記回転ドラ
ムに供給する熱量を小方向に変化を開始する時刻と熱量
変化率を決定し、前記加熱制御手段を制御する制御手段
を備え、前記制御手段は、前記目詰まり検知手段でフィ
ルタの目詰まりを検知したときに送風運転を行った後、
運転を停止させるようにし、目詰まりを検知した後の送
風運転中、および目詰まり状態が解消された後の乾燥再
開時に前記排気温度検知手段で検知する温度が、前記目
詰まり検知手段で目詰まりを検知したときの前記排気温
度検知手段の出力温度に達するまでは、前記排気温度変
化率検知手段からの温度変化率データを無視する衣類乾
燥機としたことにより、衣類の量および種類、乾燥度合
に応じて衣類が熱風による悪影響を受けない最大熱量を
常に制御することができ、多用化した衣類においても衣
類を傷めることなく、かつ乾燥時間を短縮させることが
でき、また、衣類の乾燥度合に応じて加熱手段の熱量を
徐々に低減することで温度調節動作をすることがなく、
乾燥効率を向上できる。さらに運転中にフィルタの目詰
まりが発生しても、それを正確に検知して、木綿類が多
い場合に化繊類が多いと誤判定することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の衣類乾燥機のブロック図
【図2】同衣類乾燥機の乾燥率変化特性図
【図3】同衣類乾燥機の排気温度変化特性図
【図4】同衣類乾燥機のガス消費量変化特性図
【図5】同衣類乾燥機のドア開時の排気温度変化特性図
【図6】同衣類乾燥機のフィルタ目詰まり時の排気温度
変化特性図
【図7】従来の衣類乾燥機の縦断面図
【図8】同衣類乾燥機のブロック図
【図9】同衣類乾燥機の乾燥率変化特性図
【図10】同衣類乾燥機の排気温度変化特性図
【図11】同衣類乾燥機のガス消費量変化特性図
【符号の説明】
5 バーナ(加熱手段) 17 比例制御弁(加熱制御手段) 18 乾燥度合検知部(抵抗検知手段) 19 排気温度変化率検知部(排気温度変化率検知手
段) 20 制御部(制御手段) 22 ドア開閉検知部(ドア開閉検知手段) 23 目詰まり検知部(目詰まり検知手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 宏有 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−319000(JP,A) 特開 平4−176496(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 58/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類を出し入れするためのドアの開閉状
    態を検知するドア開閉検知手段と、衣類を収容する回転
    ドラム内に熱風を供給する加熱手段と、前記加熱手段の
    加熱量を調整する加熱制御手段と、前記回転ドラム内の
    衣類の乾燥度合を検知する乾燥度合検知手段と、前記回
    転ドラムから排出される排気温度を検出する排気温度検
    知手段と、前記排気温度検知手段の出力より排気温度の
    変化率を検知する排気温度変化率検知手段と、前記乾燥
    度合検知手段の出力と排気温度変化率検知手段の出力を
    入力し、前記乾燥度合検知手段が所定の乾燥率を検知す
    るまでの時間と前記排気温度変化率検知手段からの温度
    変化率に応じて、前記回転ドラムに供給する熱量を小方
    向に変化を開始する時刻と熱量変化率を決定し、前記加
    熱制御手段を制御する制御手段を備え、前記制御手段
    は、ドア開閉後の乾燥再開時に前記排気温度検知手段で
    検知する温度が、前記ドア開閉検知手段でドア開を検知
    したときの前記排気温度検知手段の出力温度に達するま
    では、前記排気温度変化率検知手段からの温度変化率デ
    ータを無視する衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】 衣類を収容する回転ドラム内に熱風を供
    給する加熱手段と、前記加熱手段の加熱量を調整する加
    熱制御手段と、前記回転ドラム内の糸屑を回収するフィ
    ルタの目詰まりを検知する目詰まり検知手段と、前記回
    転ドラム内の衣類の乾燥度合を検知する乾燥度合検知手
    段と、前記回転ドラムから排出される排気温度を検出す
    る排気温度検知手段と、前記排気温度検知手段の出力よ
    り排気温度の変化率を検知する排気温度変化率検知手段
    と、前記乾燥度合検知手段の出力と排気温度変化率検知
    手段の出力を入力し、前記乾燥度合検知手段が所定の乾
    燥率を検知するまでの時間と前記排気温度変化率検知手
    段からの温度変化率に応じて、前記回転ドラムに供給す
    る熱量を小方向に変化を開始する時刻と熱量変化率を決
    定し、前記加熱制御手段を制御する制御手段を備え、前
    記制御手段は、前記目詰まり検知手段でフィルタの目詰
    まりを検知したときに送風運転を行った後、運転を停止
    させるようにし、目詰まりを検知した後の送風運転中、
    および目詰まり状態が解消された後の乾燥再開時に前記
    排気温度検知手段で検知する温度が、前記目詰まり検知
    手段で目詰まりを検知したときの前記排気温度検知手段
    の出力温度に達するまでは、前記排気温度変化率検知手
    段からの温度変化率データを無視する衣類乾燥機。
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