JP2014233514A - 衣類乾燥機 - Google Patents

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和彦 橋本
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Abstract

【課題】衣類の湿り具合、設定値の違いに応じて最適な容量検知を行い、衣類容量に応じた最適な乾燥状態を得る。
【解決手段】衣類投入後、衣類乾燥機の脱水回転数や様々の設定を行い、運転させたい乾燥コースの設定を行う(S1)。これらの設定に対応して容量検知用電極20から得られるセンサ出力の閾値の設定を行い(S2)、乾燥運転がスタートする(S3)。ドラムが回転してから3分間程度の容量検知用電極20から得られるセンサ出力より抵抗率を計測し(S4)、これらの値と設定した閾値より衣類容量を判定する(S5)。この求めた衣類容量より、乾燥検知後の遅延時間を設定する(S6)。乾燥工程が進行し乾燥を判定すると(S7)、遅延時間工程に入り、遅延時間経過すると(S8)、乾燥運転を終了する(S9)。
【選択図】図3

Description

本発明は、洗濯後の非乾燥状態にある衣類等の乾燥を行う、電極センサを備えた衣類乾燥機に関するものである。
近年、衣類乾燥機は使い勝手をよくするために自動的に運転を停止する制御装置を備えたものが主流となってきている。
従来、この種の衣類乾燥機には図9に示すような構成のものがあった。以下その構成について図面を参照しながら説明する。図に示すように、1は乾燥機本体、2は被乾燥物4を投入し乾燥時に回転する回転ドラム、10は電極センサの1種である乾燥検知用電極、20は容量検知用電極を示している。この電極センサは棒状の金属から成っており、長さが2〜10cm程度のものが2本で構成されている。この金属間の抵抗値rを検出することによって被乾燥物の乾燥状態を検知する。
回転ドラム2の前扉9近傍内側の下部には、常に被乾燥物4である衣類と接触するように乾燥検知用電極10が設置されている。この乾燥検知用電極10は、乾燥機の電源が入り、ドラムが回転してから常に、回転ドラム内に投入された衣類の含水率を検知するものである。この位置に設置することによって、電極からの出力から乾燥率、すなわち含水率を検知することができ、電極からの出力が大きいと含水率が多く、出力が中くらいであると含水率は中程度であると判定することができる。
また、前扉9近傍内側の横部に設置されている容量検知用電極20は、衣類の容量を検知することができるものである。容量検知は、この電極センサの信号の単位時間当たりの接触頻度により衣類の量(布量)を検出するようにしている。衣類量検出信号のカウント数Nについて、これが大きい(被乾燥衣類の量が多い)ほど残り乾燥運転時間Tを長くし、逆にNが小さい(被乾燥衣類の量が少ない)ほどTを短くしている。
これら電極センサ10、20は、図示していないが抵抗検知手段に接続されており、これらの情報は制御手段13に入力されている。この抵抗検知手段によって抵抗値が閾値以上であるかどうかを判定し、閾値以上である回数をカウントすることが可能である(例えば、特許文献1、2参照)。
また、図10に示すように、導電部材間の抵抗値rが所定時間T1連続して設定値bよりも大きくなった時刻t2より、一定の遅延時間T3経過した時刻t4において運転を終了するようになっている。
特開平6−54996号公報 特開2001-793号公報
しかしながら上記従来の構成では、電極センサの設置場所によって衣類の接触頻度が異なり、正確な衣類容量を求めることが困難であるという課題があり、1組の電極センサで検知精度を向上させるために電極センサの設置位置の最適化を行うことが必要であるとい
う問題があった。
また、遅延時間T3が一定であるので、被乾燥物の量の大小または湿り度合により、過乾燥または未乾燥になるという課題があった。つまり、この衣類の脱水状態の違いによって乾燥の状態が異なるという課題があった。すなわち、脱水時の回転数が小さく、含水率が多い時は、十分乾燥が進む前に乾燥終了となり、規格値よりも高い値となることがあるという問題があった。
また、乾燥後の遅延時間は衣類容量に関係なくある一定時間に設定されているので、含水率が少ない衣類容量の時も長い設定遅延時間で運転されてしまい、エネルギーロスが大きいという課題があった。
本発明は、上記従来の衣類乾燥機が有している課題を解決するものであり、衣類の湿り具合や設定値の違いに応じて衣類の容量を正確に判定し、乾燥検知後に衣類容量に応じた最適な遅延時間を設定でき、最適な乾燥状態を得ることができ、効率良く衣類の乾燥を行うことができ、省エネに貢献できる衣類乾燥機を提供することを目的としているものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明の衣類乾燥機は、被乾燥物である衣類を収容する回転ドラムと、前記回転ドラム内に配設された回転補助手段と、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記回転ドラム内に収容された衣類の容量を判定する容量検知手段と、前記回転ドラム内の被乾燥物の乾燥度合いを検出する乾燥検知手段と、前記容量検知手段と前記乾燥検知手段に基づき乾燥運転を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記容量検知手段により衣類の容量検知を行った後、前記乾燥検知手段により乾燥終了を判定し、その後に衣類の容量に応じた遅延時間を設定する衣類乾燥機を提供するものである。
このようにすることによって、制御手段は抵抗検知手段の情報を取り込んで、衣類の湿り具合や設定値の違いに応じて衣類の容量を正確に判定し、乾燥検知後に衣類容量に応じた最適な遅延時間を設定でき、それにより最適な乾燥状態を得ることができ、効率良く衣類の乾燥を行うことができ、衣類乾燥に対する省エネ性、正確性、信頼性を高めるようにしたものである。
以上のように、本発明の衣類乾燥機によれば、衣類容量を正確に判定し、この衣類容量をもとに乾燥検知後の最終遅延時間を設定することによって、衣類の重量、湿り具合、設定値に応じて最適な乾燥状態を得ることができ、効率良く衣類の乾燥を行うことができ、衣類容量の検知精度を向上させることができ、衣類乾燥機の運転制御において最適な乾燥状態にすることができ、衣類乾燥に対する省エネ性、正確性、信頼性を確実に向上させることができるという効果を有するものである。
本発明の第1の実施の形態で用いる衣類乾燥機の正面から見た概略模式図 同実施の形態における1組の電極から得られる出力と衣類容量との関係を示すグラフ 同実施の形態で用いる衣類乾燥機の処理手順を示すフローチャート 同実施の形態における衣類の脱水回転数と含水率との関係を示すグラフ 同実施の形態における1組の電極から得られる出力と衣類容量との関係を示すグラフ 本発明の第2の実施の形態で用いる衣類乾燥機の処理手順を示すフローチャート 同実施の形態における乾燥の予約時間と含水率との関係を示すグラフ 本発明の第3の実施の形態で用いる衣類乾燥機の処理手順を示すフローチャート 従来の衣類乾燥機の概略断面図 同衣類乾燥機の電極の検出抵抗値と時間変化との関係を示すグラフ
第1の発明は、被乾燥物である衣類を収容する回転ドラムと、前記回転ドラム内に配設された回転補助手段と、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記回転ドラム内に収容された衣類の容量を判定する容量検知手段と、前記回転ドラム内の被乾燥物の乾燥度合いを検出する乾燥検知手段と、前記容量検知手段と前記乾燥検知手段に基づき乾燥運転を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記容量検知手段により衣類の容量検知を行った後、前記乾燥検知手段により乾燥終了を判定し、その後に衣類の容量に応じた遅延時間を設定する衣類乾燥機を提供するものである。
これによって、本発明は衣類容量を正確に判定し、この衣類容量をもとに乾燥検知後の最終遅延時間を設定することによって、衣類の重量、湿り具合、設定値に応じて最適な乾燥状態を得ることができ、効率良く衣類の乾燥を行うことができ、衣類容量の検知精度を向上させることができ、衣類乾燥機の運転制御において最適な乾燥状態にすることができ、衣類乾燥に対する省エネ性、正確性、信頼性を確実に向上させることができるものである。
第2の発明は、乾燥検知手段は回転ドラム内の下部に臨んで設置されるとともに、容量検知手段は回転ドラム内の横部に臨んで設置され、前記回転ドラム内に収容された衣類の容量を判定するようにした衣類乾燥機を提供するものである。
これによって、本発明は、制御手段に抵抗検知手段の情報を取り込んで、衣類の湿り具合や設定値の違いに応じて衣類の容量を正確に判定し、乾燥検知後に衣類容量に応じた最適な遅延時間を設定でき、それにより最適な乾燥状態を得ることができ、効率良く衣類の乾燥を行うことができ、衣類乾燥に対する省エネ性、正確性、信頼性を確実に向上させることができるものである。
第3の発明は、制御手段は、乾燥機の開始予約時間や衣類の脱水回転数の設定値を変えることによって、容量検知手段から得られる情報に対する閾値を変動させるようにした衣類乾燥機を提供するものである。
これによって、本発明は、衣類の湿り具合や設定値の違いに応じて衣類の容量に関する閾値を可変とし、センサ出力の初期の値で衣類容量を正確に判定し、この衣類容量をもとに乾燥検知後の最終遅延時間を設定することによって、衣類の重量、湿り具合、設定値に応じて最適な乾燥状態を得ることができ、効率良く衣類の乾燥を行うことができ、衣類容量の検知精度を向上させることができ、衣類乾燥機の運転制御において最適な乾燥状態にすることができ、衣類乾燥に対する省エネ性、正確性、信頼性を確実に向上させることができるものである。
第4の発明は、制御手段は、乾燥機の開始予約時間や衣類の脱水回転数の設定値を変えることによって、容量検知手段から得られる出力に補正を加えるようにした衣類乾燥機を提供するものである。
これによって、本発明は、衣類の湿り具合や設定値の違いに応じてセンサ出力を補正して、センサ出力の初期の値で衣類容量を正確に判定し、この衣類容量をもとに乾燥検知後の最終遅延時間を設定することによって、衣類の重量、湿り具合、設定値に応じて最適な乾燥状態を得ることができ、効率良く衣類の乾燥を行うことができ、衣類容量の検知精度を向上させることができ、衣類乾燥機の運転制御において最適な乾燥状態にすることができ、衣類乾燥に対する省エネ性、正確性、信頼性を確実に向上させることができるものである。
第5の発明は、制御手段は、最大許容衣類容量を基準値として容量検知手段から得られる出力に補正を加えるようにした請求項1または2に記載の衣類乾燥機を提供するものである。
これによって、本発明は、基準値を用いてセンサ出力に補正を加えることにより、センサ出力の初期の値で衣類容量を正確に判定し、この衣類容量をもとに乾燥検知後の最終遅延時間を設定することによって、衣類の重量、湿り具合、設定値に応じて最適な乾燥状態を得ることができ、効率良く衣類の乾燥を行うことができ、衣類容量の検知精度を向上させることができ、衣類乾燥機の運転制御において最適な乾燥状態にすることができ、衣類乾燥に対する省エネ性、正確性、信頼性を確実に向上させることができるものである。
また、衣類乾燥機の運転方法において、衣類の容量を検知する検知工程、及び、前記検知工程の後、乾燥状態と衣類重量を判定する判定工程と、前記判定結果をフィードバックさせて前記衣類乾燥機の乾燥後の遅延時間を制御する乾燥工程とを少なくとも一部をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供するものである。
そして、これら制御方法はプログラムであるので、電気・情報機器、コンピュータ、サーバ等のハードリソースを協働させて本発明の衣類乾燥機の運転方法の少なくとも一部を容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明の実施の形態の図面は、従来例で示した図面と共通の部分については共通の符号を付している。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態の衣類乾燥機において、本発明の動作について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態で用いる衣類乾燥機を正面から見た概略模式図を、図2は同実施の形態における1組の電極から得られる出力と衣類容量との関係を示すグラフを示すものである。以下に本実施の形態における構成を説明する。
図1において、1は衣類乾燥機本体、2は被乾燥物を投入し乾燥時に回転する回転ドラム、図示しない回転ドラムを駆動するモータ、20は電極センサの1種である容量検知用電極、8は回転ドラム2の回転時に衣類を攪拌しながら回転させる回転補助手段、9は前扉、10は電極センサの1種である乾燥検知用電極を示している。これらの電極センサは棒状の金属から成っており、長さが2〜10cm程度のものがそれぞれ2本で構成されている。
回転ドラム2の扉近傍内側の下部には、常に被乾燥物である衣類4と接触するように乾燥検知用電極10が設置されている。今、ドラムの回転方向100が正面向かって時計方向、すなわち右回りであるとすると、回転ドラムの断面における垂線に対してドラムの回転方向と逆方向に30度の位置になるように容量検知用電極20が設置されている。この
容量検知用電極20は、乾燥機の電源が入り、ドラムが回転してから1分から5分程度の初期の間に、回転ドラム内に投入された衣類容量を検知するものである。この位置に設置することによって、電極からの出力と衣類容量とが図2に示すようにほぼリニアな関係になっており、電極からの出力が大きいと衣類容量が多く、出力が中くらいであると衣類容量は中程度であると判定することができる。
これら電極センサ10、20は、図示していないが抵抗検知手段に接続されており、これらの情報は制御手段に入力されている。この抵抗検知手段によって抵抗値が閾値以上であるかどうかを判定し、閾値以上である回数をカウントすることが可能である。例えば、1秒間に10回カウントできるとすると、閾値以上の値は10秒間で最大100回ということになる。この10秒間に得られる値の1分間の平均値をカウントすることによって衣類容量を判定することができる。また、乾燥検知用電極10および容量検知用電極20を用いて、例えば閾値以上のカウントが0になった状態が3分継続したら乾燥終了を検知することができる。
標準乾燥においては、下部の電極を乾燥検知用、上部の電極を容量検知用とすることによって、運転初期に衣類容量を検知し、乾燥を正確に検知することができると、その後の遅延時間を衣類容量に合わせて最適に設定することができる。通常、遅延時間は衣類容量に関係なく5分間と設定されているが、衣類容量を検知でき、その値を遅延時間にフィードバックさせると、1分から20分の自動設定が可能となり、衣類容量が小さい時、例えば1kgの時は遅延時間を1分としたり、8kgの時は20分としたりする運転を行うことが可能となる。
次に、図1に示された衣類乾燥機において、本発明の動作について図面を参照しながら説明する。図3は同実施の形態に係る衣類乾燥機の処理手順を示すフローチャートを示すものである。以下に本実施の形態におけるフローを説明する。
まず、抵抗検知手段を持った衣類乾燥機1において、乾燥検知用である電極10が回転ドラム2内におけるドア近傍の下部に設置されており、また容量検知用である電極20が回転ドラムの垂線に対して左30度の位置に設置されており、ドラム内で衣類4が接触した時の衣類の表面抵抗を検知するようになっている。この電極センサは衣類の湿度が高いと抵抗が小さく、湿度が低くなると抵抗が高くなるものである。
まず、この衣類乾燥機1の回転ドラム2内に乾燥させたい非乾燥状態の衣類4を投入する(ステップS0)。衣類乾燥機の脱水回転数や様々の設定を行い、運転させたい乾燥コースの設定を行う(ステップS1)。これらの設定に対応して容量検知用電極20から得られるセンサ出力の閾値の設定を行い(ステップS2)、乾燥運転がスタートする(ステップS3)。ドラムが回転してから3分間程度の容量検知用電極20から得られるセンサ出力より抵抗率を計測し(ステップS4)、これらの値と設定した閾値より衣類容量を判定する(ステップS5)。この求めた衣類容量より、乾燥検知後の遅延時間を設定する(ステップS6)。乾燥工程が進行し乾燥を判定すると(ステップS7)、遅延時間工程に入り、遅延時間経過すると(ステップS8)、乾燥運転を終了する(ステップS9)。
乾燥運転が開始されると、回転ドラムが回転を始め、ヒートポンプによって暖められた熱風がドラム内に導入され、この熱風が衣類を温めた後、ドラムから吹き出される。この吹き出される熱風の最初の3分程度の間の抵抗を容量検知用電極20で計測する。この容量検知用電極20の抵抗は、抵抗検知手段によって抵抗値の逆数が閾値以上であるかどうかを判定し、閾値以上である回数をカウントすることが可能である。今、1秒間に10回カウントできるとすると、閾値以上の値は10秒間で最大100回ということになり、衣類乾燥機の最大容量8kgの場合はほぼ90回から100回程度となる。この10秒間の
値の1分間の平均値をカウントすることによって衣類容量を判定することができる。図2に示すように、この平均出力は衣類の容量が多いと大きく、衣類の容量が少ないと小さくなる。この関係により、ドラムの上方にある電極を用いることによって抵抗を検知し、ある期間におけるこの閾値以上の数をカウントすることによって、ドラム内に投入した衣類の容量を判定することができる。
図4には衣類の脱水時の回転数と含水率との関係を示すグラフを示す。(a)はコットン系綿衣類を、(b)はイージケア系化繊衣類を示している。洗濯機の脱水回転数の設定は400〜1400rpm程度まで存在し、それらの設定によって各衣類の含水率は、コットンの場合90〜45%、イージケア衣類の場合50〜25%と幅をもったものであることがわかる。このように乾燥前の初期含水率が異なってくると、回転ドラム2上部に設置された1組の電極センサ20から得られるセンサ出力は異なってくるものといえる。
図5にはこの電極センサ20から得られる出力と衣類容量との関係を示している。(c)は従来の平均的なセンサ出力で、脱水回転数が800rpmの時のものであり、(d)は脱水回転数を1200rpmにした時のセンサ出力と衣類容量との関係を示している。これらより脱水回転数を速くすることによって含水率は低下し、センサ出力はγ分低下していることがわかる。従って、閾値α、βもγ分低下させる必要がある。これによって、脱水回転数が異なり、乾燥前の初期含水率が異なった衣類を乾燥させる時は、設定された脱水回転数よりセンサ出力の閾値α、βを上下させることによって、正確な容量判定を行うことができる。
この図5の関係により、ドラムの上方にある電極を用いることによって抵抗を検知し、ある期間におけるこの閾値以上の数をカウントすることによって、脱水回転数等の衣類に関する設定値を変更しても、ドラム内に投入した衣類の容量を正確に判定することができる。例えば平均出力の閾値α、βに対して、衣類容量を多、中、少の3段階のレベルの状態に分けることができる。これによって、乾燥検知をした後の遅延時間を衣類容量のレベルに合わせて自動設定することができ、省エネ性の高い衣類乾燥機を構成することができる。
標準乾燥コースにおいて、通常の最終の乾燥遅延時間は衣類容量に関係なく5分間と設定されているが、衣類容量が検知でき、その値を遅延時間にフィードバックさせると、1分から20分の自動設定が可能となり、衣類容量が中くらいの時、例えば4kgの時は遅延時間を10分として運転することが可能となる。このように最適な遅延時間を用いることによってエネルギー消費の少ない最適な乾燥状態で終了させることができる。
例えば、コットン標準コースでタオルやシーツ等の衣類6kgを乾燥させると、最初の1分程度でドラム上部の電極センサへの接触頻度から抵抗を計測し、この抵抗から閾値以上の回数をカウントすることによって衣類の容量を検知することができる。この後ドラム下部に設置された電極センサの抵抗から3分間閾値以上であれば乾燥と判定し、これらより乾燥後の遅延時間を衣類容量6kgに合わせた時間、約15分に自動設定することができる。
このように、衣類の湿り具合や設定値の違いに応じて容量検知手段を制御し、センサ出力の初期の値で衣類容量を正確に判定し、この衣類容量をもとに乾燥検知後の最終遅延時間を設定することによって、衣類の重量、湿り具合、設定値に応じて最適な乾燥状態を得ることができ、効率良く衣類の乾燥を行うことができ、衣類容量の検知精度を向上させることができ、衣類乾燥機の運転制御において最適な乾燥状態にすることができ、衣類乾燥に対する省エネ性、正確性、信頼性を確実に向上させることができる。
特に、衣類乾燥機においては、衣類に熱を加えて乾燥させるためエネルギー消費量が大変大きく、このエネルギー消費をできるだけ少なくする必要がある。また、温度が高いので、時間が長いと衣類を傷めてしまう恐れがあるので、乾燥時間もできるだけ短い方がいい。従って、衣類の容量を正確に検知することによって、乾燥検知後の遅延時間を最適にすることは、乾燥に対して非常に効率良く、省エネ性、信頼性の優れた衣類の乾燥を行うことができる。
これによって、本実施の形態によると、制御手段に抵抗検知手段の情報を取り込んで、衣類の湿り具合や設定値の違いに応じて衣類の容量を正確に判定し、乾燥検知後に衣類容量に応じた最適な遅延時間を設定でき、それにより最適な乾燥状態を得ることができ、効率良く衣類の乾燥を行うことができ、衣類乾燥に対する省エネ性、正確性、信頼性を確実に向上させることができるものである。
また、本実施例では脱水回転数等の設定値に応じて容量検知手段の閾値α、βを上下させているが、閾値を上下させる代わりに容量検知センサから得られるセンサ出力を上下させる補正を加えるようにしてもいい。
本発明は、業務用の衣類乾燥機でもよく、また乾燥手段のある洗濯乾燥機にも適用できる。
(実施の形態2)
次に、図1に示された衣類乾燥機において、本発明の動作について図面を参照しながら説明する。図6は本発明の第2の実施の形態に係る衣類乾燥機の処理手順を示すフローチャートを示すものである。以下に本実施の形態におけるフローを説明する。
まず、抵抗検知手段を持った衣類乾燥機1において、乾燥検知用である電極10が回転ドラム2内におけるドア近傍の下部に設置されており、また容量検知用である電極20が回転ドラムの垂線に対して左30度の位置に設置されており、ドラム内で衣類4が接触した時の衣類の表面抵抗を検知するようになっている。この電極センサは衣類の湿度が高いと抵抗が小さく、湿度が低くなると抵抗が高くなるものである。
まず、この衣類乾燥機1の回転ドラム2内に乾燥させたい非乾燥状態の衣類4を投入する(ステップS0)。衣類乾燥機の運転開始時間の予約の設定を行い、運転させたい乾燥コースの設定を行う(ステップS11)。これらの設定に対応して容量検知用電極20から得られるセンサ出力の閾値の設定を行い(ステップS12)、設定した乾燥開始時間が経過したら(ステップS13)、乾燥運転がスタートする(ステップS3)。
実施の形態1と同様のステップS4からステップS9は省略する。
このように、乾燥機の予約時間の違いによって衣類の容量に関する閾値を可変とし、センサ出力の初期の値で衣類容量を正確に判定し、この衣類容量をもとに乾燥検知後の最終遅延時間を設定することによって、衣類の重量、湿り具合、設定値に応じて最適な乾燥状態を得ることができ、効率良く衣類の乾燥を行うことができ、衣類容量の検知精度を向上させることができ、衣類乾燥機の運転制御において最適な乾燥状態にすることができ、衣類乾燥に対する省エネ性、正確性、信頼性を確実に向上させることができる。
図7には乾燥の予約時間と衣類の含水率との関係を示すグラフを示している。予約時間が長くなるにつれて、衣類が大気にさらされる時間が長くなるので、衣類の含水率が低下していることがわかる。この関係より容量検知の閾値を変更することによって、正確な容量検知を実現することができる。
例えば、コットンコースでタオルやシーツ等の衣類5kgを予約時間24時間で乾燥させると、まず容量検知の閾値を通常より下げて設定し、24時間経過後ドラムの回転が開始し、最初の1分程度でドラム上部の電極センサへの接触頻度から抵抗を計測し、この抵抗から閾値以上の回数をカウントすることによって衣類の容量を検知することができる。次に、この衣類容量に応じた乾燥後の遅延時間を衣類容量5kgに合わせた時間、約12分に自動設定することができる。
このように、衣類の湿り具合や設定値の違いに応じてセンサ出力に対する閾値を補正して、センサ出力の初期の値で衣類容量を正確に判定し、この衣類容量をもとに乾燥検知後の最終遅延時間を設定することによって、衣類の重量、湿り具合、設定値に応じて最適な乾燥状態を得ることができ、効率良く衣類の乾燥を行うことができ、衣類容量の検知精度を向上させることができ、衣類乾燥機の運転制御において最適な乾燥状態にすることができ、衣類乾燥に対する省エネ性、正確性、信頼性を確実に向上させる。
すなわち、非乾燥状態の衣類を回転ドラム槽内に入れ、予約時間を設定すると、予約開始時間が経過するまで衣類は大気中に放置されるので、衣類の含水率が低下し、ドラムが回転した時の容量検知に用いるセンサ出力が低下するので、容量検知閾値を補正することによって、正確な容量検知を行うことができ、この衣類の容量に応じて乾燥後の遅延時間を設定することができる。
また、本実施例では予約開始時間等の設定値に応じて容量検知手段の閾値α、βを上下させているが、閾値を上下させる代わりに容量検知センサから得られるセンサ出力を上下させる補正を加えるようにしてもいい。
このように制御手段に各電極からの抵抗検知手段の情報を取り込んで、衣類の湿り具合や設定値の違いに応じてセンサ出力を補正して、センサ出力の初期の値で衣類容量を正確に判定し、この衣類容量をもとに乾燥検知後の最終遅延時間を設定することによって、衣類の重量、湿り具合、設定値に応じて最適な乾燥状態を得ることができ、効率良く衣類の乾燥を行うことができ、衣類容量の検知精度を向上させることができ、衣類乾燥機の運転制御において最適な乾燥状態にすることができ、衣類乾燥に対する省エネ性、正確性、信頼性を確実に向上させることができる。
(実施の形態3)
次に、図1に示された衣類乾燥機において、本発明の動作について図面を参照しながら説明する。図8は本発明の第3の実施の形態に係る衣類乾燥機の処理手順を示すフローチャートを示すものである。以下に本実施の形態におけるフローを説明する。
まず、抵抗検知手段を持った衣類乾燥機1において、乾燥検知用である電極10が回転ドラム2内におけるドア近傍の下部に設置されており、また容量検知用である電極20が回転ドラムの垂線に対して左30度の位置に設置されており、ドラム内で衣類4が接触した時の衣類の表面抵抗を検知するようになっている。この電極センサは衣類の湿度が高いと抵抗が小さく、湿度が低くなると抵抗が高くなるものである。
まず、含水率60%で8kg重量のコットン標準衣類をドラム内に投入し(ステップS20)、乾燥運転を行う。この時の初期の容量検知用電極のセンサ出力を測定し(ステップS21)、このセンサ出力を基準値として保存し、補正値を求めておく(ステップS22)。
次に、この衣類乾燥機1の回転ドラム2内に乾燥させたい非乾燥状態の衣類4を投入す
る(ステップS0)。衣類乾燥機の脱水回転数や様々の設定を行い、運転させたい乾燥コースの設定を行う。これらの設定に対応して容量検知用電極20から得られるセンサ出力の閾値の設定を行い、乾燥運転がスタートする(ステップS23)。ドラムが回転してから3分間程度の容量検知用電極20から得られるセンサ出力より抵抗率を計測し(ステップS24)、保存している補正値を用いて電極出力を補正する(ステップS25)。これらの補正された出力値と設定された閾値より衣類容量を判定する(ステップS5)。
実施の形態1と同様のステップS6からステップS9は省略する。
この平均出力は衣類の容量が多いと大きく、衣類の容量が少ないと小さくなる。センサ出力値として8kgコットンを基準として、この時の出力を80とする。最初に8kgコットンを用いてセンサ出力が80になるように補正値を求めておき、実際の衣類を用いて行う時にこの補正値を用いて、センサ出力を補正して衣類容量を求める。
特に、8kgコットンを用いて行った場合、出力が大きくなる時は、補正値として1以下を用い、また出力が小さくなった時は、補正値として1以上とすることによって、センサ出力の機体間バラツキを抑制しようとするものである。
例えば、まず最初に8kgコットンを用いてセンサ出力を測定すると60しかなかった場合、補正値として1.3を保存しておく。次に、4kgのコットンを乾燥させる時、センサ出力として30しか得られなかったら、補正値を用いてセンサ出力として40を得ることができる。これより衣類容量として4kgを得ることができ、正確な衣類容量を実現することが可能である。
以上のように、基準となる衣類に対して出力を取得し、それに対して補正値を求め、実際に乾燥するときにセンサ出力に補正を加えることにより、センサ出力の初期の値で衣類容量を正確に判定し、この衣類容量をもとに乾燥検知後の最終遅延時間を設定することによって、衣類の重量、湿り具合、設定値に応じて最適な乾燥状態を得ることができ、効率良く衣類の乾燥を行うことができ、衣類容量の検知精度を向上させることができ、衣類乾燥機の運転制御において最適な乾燥状態にすることができ、衣類乾燥に対する省エネ性、正確性、信頼性を確実に向上させることができる。
また、これらの衣類乾燥機の制御手段で上記運転方法を行うためには、CPUコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な独自のプログラムが必要である。本実施の形態で説明した手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバ等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回線を用いて配信することで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以上のように、本発明は、制御手段に抵抗検知手段の情報を取り込んで、衣類の湿り具合や設定値の違いに応じて衣類の容量を正確に判定し、乾燥検知後に衣類容量に応じた最適な遅延時間を設定でき、それにより最適な乾燥状態を得ることができ、効率良く衣類の乾燥を行うことができ、衣類乾燥に対する省エネ性、正確性、信頼性を確実に向上させることができ、家庭用の衣類乾燥機に対して有用である。
また、家庭用に限らずオフィスや工場等の業務用などにおいても利用可能である。
1 衣類乾燥機本体
2 回転ドラム
4 衣類
10 乾燥検知手段(乾燥検知用電極)
20 容量検知手段(容量検知用電極)

Claims (5)

  1. 被乾燥物である衣類を収容する回転ドラムと、
    前記回転ドラム内に配設された回転補助手段と、
    前記回転ドラムを回転駆動するモータと、
    前記回転ドラム内に収容された衣類の容量を判定する容量検知手段と、
    前記回転ドラム内の被乾燥物の乾燥度合いを検出する乾燥検知手段と、
    前記容量検知手段と前記乾燥検知手段に基づき乾燥運転を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記容量検知手段により衣類の容量検知を行った後、前記乾燥検知手段により乾燥終了を判定し、その後に衣類の容量に応じた遅延時間を設定する衣類乾燥機。
  2. 乾燥検知手段は回転ドラム内の下部に臨んで設置されるとともに、容量検知手段は回転ドラム内の横部に臨んで設置され、前記回転ドラム内に収容された衣類の容量を判定するようにした請求項1記載の衣類乾燥機。
  3. 制御手段は、衣類乾燥機の開始予約時間や衣類の脱水回転数の設定値を変えることによって、容量検知手段から得られる情報に対する閾値を変動させるようにした請求項1または2に記載の衣類乾燥機。
  4. 制御手段は、衣類乾燥機の開始予約時間や衣類の脱水回転数の設定値を変えることによって、容量検知手段から得られる出力に補正を加えるようにした請求項1または2に記載の衣類乾燥機。
  5. 制御手段は、最大許容衣類容量を基準値として容量検知手段から得られる出力に補正を加えるようにした請求項1または2に記載の衣類乾燥機。
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JP2018510031A (ja) * 2015-03-31 2018-04-12 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. 衣類乾燥機及びその制御方法
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