JPH09117596A - 衣類乾燥機及び衣類乾燥制御方法 - Google Patents

衣類乾燥機及び衣類乾燥制御方法

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JPH09117596A
JPH09117596A JP7280015A JP28001595A JPH09117596A JP H09117596 A JPH09117596 A JP H09117596A JP 7280015 A JP7280015 A JP 7280015A JP 28001595 A JP28001595 A JP 28001595A JP H09117596 A JPH09117596 A JP H09117596A
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JP
Japan
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dryness
dried
cloth amount
drying
cloth
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Application number
JP7280015A
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English (en)
Inventor
Tomoko Asada
朋子 淺田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】被乾燥物の布量の多少にかかわらず、乾燥後、
被乾燥物をシワのない状態で提供できる衣類乾燥機及び
衣類乾燥制御方法を提供する。 【解決手段】被乾燥物を収納するドラム7後面の空気出
口に設けられ、ドラム7から流出される空気の温度を検
知する温度検知手段20と、ドラム7から流出される前
記空気の湿度を検知する湿度検知手段21と、検知され
た温度と電気抵抗値に基づき、ドラム7に収納された被
乾燥物の布量を検知し、予め設定された布量と乾燥度の
関係に基づき、布量に応じて被乾燥物が所定の乾燥度に
なるように、半導体ヒータ13及び両面ファン16を制
御する制御装置24を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する技術分野】本発明は、被乾燥物の布量に
応じて、乾燥状態を制御する衣類乾燥機及び衣類乾燥制
御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の衣類乾燥機は、被乾燥物の布量が
少量、多量にも関わらず、被乾燥物が完全に乾燥した状
態で乾燥運転を終了する方法がある。また、一方では、
被乾燥物の布量が少量、多量にも関わらず、被乾燥物が
まだ湿った状態で乾燥運転を終了する方法もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の衣類乾燥機において、被乾燥物を完全に乾燥させて
から乾燥運転を停止させる方法では、被乾燥物の布量の
少量の場合は、被乾燥物にシワもつかず使用者が何も手
を加えずに、衣類の場合は、そのまま着用できるが、逆
に布量が多量の場合には、アイロン掛けをしても取れな
いほどのシワが衣類についてしまうという問題があっ
た。
【0004】被乾燥物の布量が多量の場合のシワをつか
せない方法として、上述したもう一つの方法のように、
被乾燥物にシワがまだついてない、湿った状態で乾燥運
転を停止させ、被乾燥物を取り出し、天日干しさせる方
法がある。しかし、この方法だと、被乾燥物の布量が少
量の場合でも、天日干しさせるか、或いはもう一度乾燥
させるか等、手間がかかるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、被乾燥物の布量の多少に
かかわらず、乾燥後、被乾燥物をシワのない状態で提供
できる衣類乾燥機及び衣類乾燥制御方法を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、外枠内に被乾燥物を収納するドラムを回
転自在に支持し、ヒータで加熱された温かい空気をファ
ンで循環路を介して前記ドラムに供給し、被乾燥物を乾
燥する衣類乾燥機において、前記ドラム後面の空気出口
に設けられ、前記ドラムから流出する前記空気の温度を
検知する温度検知手段と、前記ドラムから流出する前記
空気の湿度を検知する湿度検知手段と、前記検知された
温度と湿度に基づき、前記ドラムに収納された前記被乾
燥物の布量を検知し、予め設定された布量と乾燥度の関
係に基づき、前記布量に応じて前記被乾燥物が所定の乾
燥度になるように、前記ヒータ及びファンを制御する制
御装置を有することを特徴とする。
【0007】また、本発明の他の特徴は、外枠内に被乾
燥物を収納するドラムを回転自在に支持し、ヒータで加
熱された温かい空気をファンで循環路を介して前記ドラ
ムに供給し、被乾燥物を乾燥する衣類乾燥制御方法にお
いて、前記ドラム後面の空気出口に設けられ、前記ドラ
ムから流出する前記空気の温度を検知する温度検知ステ
ップと、前記ドラムから流出する前記空気の湿度を検知
する湿度検知ステップと、前記検知された温度と湿度に
基づき、前記ドラムに収納された前記被乾燥物の布量を
検知し、予め設定された布量と乾燥度の関係に基づき、
前記布量に応じて前記被乾燥物が所定の乾燥度になるよ
うに、前記ヒータ及びファンを制御する制御ステップを
有することにある。
【0008】本発明によれば、ドラム後面の空気出口に
設けられた温度検知手段は、ドラムから流出される空気
の温度を検知する。同じく、ドラム後面の空気出口に設
けられた湿度検知手段は、ドラムから流出される空気の
湿度を検知する。制御装置は、検知された温度と電気抵
抗値に基づき、ドラムに収納された被乾燥物の布量を検
知し、予め設定された布量と乾燥度の関係に基づき、前
記布量に応じて前記被乾燥物が所定の乾燥度になるよう
に、前記ヒータ及びファンを制御する。
【0009】これにより、被乾燥物の布量が少ない場合
は、乾燥後、使用者にシワのない被乾燥物を提供するこ
とができる。また布量が多い場合でも、被乾燥物にシワ
の発生しない湿り気のある状態で衣類乾燥機の乾燥運転
を終了するため、その後天日干し等の手間は若干かかる
が、シワのない被乾燥物を提供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例に係る衣
類乾燥機及び衣類の乾燥制御方法を、図を用いて説明す
る。
【0011】まず、図1、2、3において、本発明の一
実施例に係る衣類乾燥機の一連の構成を説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例に係る衣類乾燥
機の縦断面を示し、図2は図1の衣類乾燥機の正面外観
を示す。図3は、図1の衣類乾燥機の制御回路を示す。
外枠1の後面に裏ふた2が止着されている。外枠1の前
面には衣類投入口3が形成され、この投入口3を開閉す
るドア4が衣類投入口3の前面に設置されている。外枠
1に止着された金属製の環状のドラム支持体5と外枠1
内の後部に配設された後部軸受6に乾燥室となるドラム
7が回転自在に支持されている。
【0013】このドラム7の後面には、多数の穴からな
る熱気出口8が形成されている。ドラム支持体5の下部
に形成された熱気入口9は、ファンケーシング11の通
気口12から連通される循環路10とつながっている。
熱気入口9には正温度特性サーミスタを用いた半導体ヒ
ータ13が備えられ、ドラム支持体5に固着されたL字
型ダクト14内に納められている。また、ファンケーシ
ング11内に熱交換型の両面ファン16が軸支されてい
る。
【0014】外枠1内上部には、モータ18が配設され
ており、アイドラプーリ22,ベルト23を介してドラ
ム7を回転させると共に、両面ファン16をファンベル
ト17により回転させる構成となっている。ドラム7の
熱気出口8を覆うように、内方向から取付けられたフィ
ルタ19が設置されている。
【0015】循環路内であるファンケーシング11の熱
気出口8に面した所に、サーミスタからなる温度検知手
段20と湿度検知手段21が取り付けてある。この温度
検知手段20は、熱気出口8から流出された空気の温度
を検知し、また湿度検知手段21は、本実施例では湿度
センサーを用い、熱気出口8から流出された空気の湿気
の電気抵抗値RXを検知する。
【0016】外枠1の側面部には、図2に示すように、
一連の乾燥状態を制御する制御装置24が配置され、ま
た、一連の乾燥状態を制御する各種データが制御装置2
4のマイクロコンピュータ32に記憶されている。ま
た、外枠1の前面には操作部25が配置されている。操
作部25には、電源スイッチ26,乾燥コース選択スイ
ッチ27,半導体ヒータ13の発熱量を設定するヒータ
切換設定スイッチ28,運転を開始するためのスタート
スイッチ29が配置されている入力装置30を備えてい
る。
【0017】次に、本発明の一実施例に係る衣類乾燥機
の運転操作と乾燥の仕組みを説明する。
【0018】衣類乾燥機の運転を行なう時は、始めに、
ドア4を開け、脱水した被乾燥物をドラム7に収納し
て、電源スイッチ26を入れる。この時、乾燥コース
は、自動運転コースでヒータ13は強に自動設定される
よう、制御装置24のマイクロコンピュータ32にプロ
グラムしてある。
【0019】次に、乾燥コース選択スイッチ27を2回
押下すると、乾燥コースは「シワなしコース」に設定さ
れ、スタートスイッチ29を押下すると「シワなしコー
ス」が実行される。まず、モータ18及び半導体ヒータ
13に通電され、ドラム7が回転し、また、両面ファン
16が高速でそれぞれ回転する。
【0020】循環路10の空気は、半導体ヒータ13に
より加熱され、熱気入口9よりドラム7内へ送られ、ド
ラム7内の被乾燥物と接触し、被乾燥物に含まれた水分
の蒸発を促し、高温多湿の空気となり、フィルタ19で
布くずが捕集された後、ファンケーシング11内の両面
ファン16に吸い込まれる。
【0021】そうすると、高温多湿の空気は、裏ふた2
の冷却風入口2aから両面ファン16により吸い込まれ
た機外空気で、露点温度以下に冷却され、両面ファン1
6の循環路側に凝縮する。この凝縮により生じた凝縮水
は、循環路10の排水口15より機外へ排出される。
【0022】両面ファン16を通過する際に、水分の一
部を失った循環空気は、L字形ダクト14内に設けてあ
る半導体ヒータ13により加熱された後、高温の乾燥空
気として再びドラム7内へ送られ、被乾燥物の乾燥に利
用されて、被乾燥物の乾燥が繰り返し行われていく。
【0023】次に、本発明の一実施例に係る衣類乾燥制
御方法を、図4、図5を用いて説明する。
【0024】図4は、図2の衣類乾燥機の制御装置24
の機能構成を示し、図5は本発明の一実施例に係る衣類
の乾燥処理のフローチャートを示す。
【0025】乾燥運転の操作で「シワなしコース」が設
定され、運転開始されると、まず、制御装置24と信号
的に接続されている温度検知手段20により、熱気出口
8から流出される空気の温度を検知する(ステップ50
1)。図8は、本実施例の乾燥過程(乾燥時間)におけ
る温度検知手段20により検知された熱気出口8の流出
される空気の温度変化の例を示したものである。
【0026】「シワなしコース」運転開始時の熱気出口
8の空気の温度T0を検知し、運転開始から時間t1にお
ける熱気出口8の空気の温度T1を検知し、図9に示す
ように、予めデータ記憶部308に記憶されている布量
Gと上記温度の差T1−T0の関係データ、すなわち布量
算出データを基に、布量算出手段301によりドラム7
内の布量Gを算出する(502)。
【0027】図9に示す布量Gと温度差T1−T0の関係
は、予め種々の布量について実験的に求めたデータがデ
ータ記憶部308に記憶されている。温度差T1−T0
差が小さければドラム7内の布量は多く、温度差T1
0の差が大きければドラム7内の布量は少ないと判別
する。
【0028】次に、算出した布量Gが、予め設定した定
格布量に対して1/2未満か以上かを、布量判定手段3
02により判別する(503)。布量判定手段302で
布量Gが定格の1/2未満と判定した場合、予め実験的
に求めたデータによればドラム7内の被乾燥物を完全に
乾燥させてもシワのない状態とすることができるため、
ドラム7内の被乾燥物を完全に乾燥させる処理を進め
る。
【0029】すなわち、布量Gが定格の1/2未満と判
定されたら、湿度検知手段21により、熱気出口8から
流出された空気の湿気に対応する電気抵抗値RXを検知
する(504)。図10は、本実施例の乾燥過程(乾燥
時間)における湿度検知手段21により検知された電気
抵抗値変化のデータを示したものである。湿度検出手段
21は、布量Gが定格の1/2未満と判定されてから
は、乾燥運転中は常に電気抵抗値RXを検知する。
【0030】次に、乾燥度算出手段306で、図11に
示すような予めデータ記憶部308に記憶されている電
気抵抗値と乾燥度の関係データ、すなわち実際乾燥度算
出データにより実際乾燥度を算出し(505)、乾燥度
判定手段303で実際乾燥度が所定乾燥度A1に達した
か否かを判定する(506)。
【0031】すなわち、所定乾燥度A1は、ドラム7内
の被乾燥物が完全に乾燥している状態1と被乾燥物が湿
っている状態2の境目を示し、このときの電気抵抗値の
値はR1である。湿度検知手段21で電気抵抗値R1を検
知すると(504)、乾燥度算出手段306は、検知さ
れた電気抵抗値R1に対応する実際乾燥度を算出する
(505)。
【0032】次に、乾燥度判定手段303で実際乾燥度
が所定乾燥度A1に達したと判定すると(506)、運
転制御手段307は、半導体ヒータ13をOFFし、被
乾燥物を冷ますための冷風運転を約10分間行なった
後、モータ18を停止する制御を行ない、乾燥運転を終
了し、使用者に乾燥運転が終了したことを報知する。
【0033】一方、布量判定手段302で布量Gが定格
の1/2以上と判定した場合、被乾燥物を完全に乾燥さ
せるとシワが顕著に発生してしまうことが、予め実験的
に求めたデータから分かっているため、被乾燥物にシワ
の発生しない湿り気のある状態で乾燥運転を終了させ
る。
【0034】すなわち、布量Gが定格の1/2以上と判
定されたら、布量対応乾燥度設定手段304で布量に対
応した所定乾燥度を設定する(507)。図12は布量
と乾燥度の関係を示したものである。この布量Gと乾燥
度の関係は、予め種々の布量について実験的に求めたデ
ータ、すなわち布量対応乾燥度設定データがデータ記憶
部308に記憶されている。例えば布量がG2と算出さ
れた場合、被乾燥物にシワの発生しない湿り気のある状
態の最適乾燥度として所定乾燥度A2を設定することが
できる。
【0035】次に、湿度検知手段21により、空気の湿
気に対応する電気抵抗値RXを検知する(508)。湿
度検知手段21は、布量判定手段302で布量Gを判定
してからは、乾燥運転中は常に電気抵抗値RXを検知し
ている。乾燥度算出手段306は、検知された電気抵抗
値RXに基づいて実際乾燥度を算出し(509)、乾燥
度判定手段305は、算出された実際乾燥度が乾燥度A
2に達したかどうか判定する(510)。
【0036】もう少し詳しく説明すると、電気抵抗値検
出手段21で、図11に示すように電気抵抗値R2を検
知すると(508)、乾燥度算出手段306は、検知さ
れた電気抵抗値R2に基づいて実際乾燥度は乾燥度A2
算出する(509)。そうすると乾燥度判定手段305
は、実際乾燥度が先に布量乾燥度設定手段304で設定
した所定乾燥度の乾燥度A2に達したと判定する(51
0)。
【0037】次に、所定乾燥度A2に達したと判定され
ると、運転制御手段307は、半導体ヒータ13をOF
Fし、被乾燥物を冷ますための冷風運転を約10分間行
なった後、モータ18を停止する制御を行ない、乾燥運
転を終了し、使用者に乾燥運転が終了したことを検知す
る。その後、使用者は、被乾燥物が湿っているため、天
日干し等をして被乾燥物を乾燥させる。
【0038】次に、本発明の他の実施例に係る衣類の乾
燥制御方法を、図6、図7を用いて説明する。
【0039】図6は、図2の衣類乾燥機の制御装置24
の他の機能構成を示し、図7は本発明の他の実施例に係
る衣類の乾燥処理のフローチャートを示す。
【0040】乾燥運転の操作で「シワなしコース」が設
定され、運転開始すると、まず、制御装置24と信号的
に接続されている温度検知手段20により、運転開始時
の熱気出口8の空気の温度T0と、運転開始から時間t1
における熱気出口8の空気の温度T1を検知する(ステ
ップ601)。
【0041】次に、図9に示すような布量算出データを
基に、布量算出手段401によりドラム7内の布量Gを
算出する(602)。次に、図12に示す布量対応乾燥
度設定データに基づき、算出した布量Gに対応し被乾燥
物にシワの発生しない最適な設定乾燥度を、布量対応乾
燥度設定手段402により設定する(603)。
【0042】次に、設定乾燥度対応時間設定手段403
により最適な所定乾燥度になる設定時間を設定し(60
4)、次に、設定時間判定手段404で、実際の乾燥時
間が先に設定した設定時間を経過したか否かを判定を行
う(605。) 図12、13を用いて、もう少し具体的に説明すると、
温度検知手段20(ステップ601)で温度差を検知し
(601)、布量算出手段401により布量G1と算出
した場合(602)、図12に示すように、布量G1
予め設定した定格布量に対して1/2未満であるため、
ドラム7内の被乾燥物を完全に乾燥させても大丈夫と判
断し、布量対応乾燥度設定手段402により最適な所定
乾燥度をA1と設定する(603)。
【0043】次に、図13に示すような予めデータ記憶
部406にデータとして記憶されている乾燥度と乾燥時
間の関係、すなわち乾燥時間設定データを基に、対応時
間設定手段403により乾燥度A1になる設定乾燥時間
をt3と判断し、設定乾燥時間をt3と設定する(60
4)。次に、設定時間判定手段404で、実際の乾燥時
間が、運転開始からt3時間が経過したか否かを判定し
(605)、経過した場合には、運転制御手段405に
より、半導体ヒータ13をOFFし、被乾燥物を冷ます
ための冷風運転を約10分間行なった後、モータ18を
停止するよう制御を行ない、乾燥運転を終了し、使用者
に乾燥運転が終了したことを報知する。経過してない場
合には、半導体ヒータ13がONの状態で更に乾燥運転
を行なう。
【0044】また、布量算出手段401で布量G3と算
出した場合(602)、布量が定格の1/2以上である
ため、ドラム7内の被乾燥物をシワの発生しない湿った
状態で乾燥運転を停止すると判断し、布量対応乾燥度設
定手段402により最適な設定乾燥度をA3と設定する
(603)。次に、設定乾燥度対応時間設定手段403
により乾燥度A3になる設定乾燥時間をt4と判断し、設
定乾燥時間をt4と設定する(604)。次に、設定時
間判定手段404で、運転開始から、実際の乾燥時間が
4時間経過したか否かを判定し(605)、経過した
場合には、運転制御手段405により、半導体ヒータ1
3をOFFし、被乾燥物を冷ますための冷風運転を約1
0分間行なった後、モータ18を停止するよう制御を行
ない乾燥運転を終了し、使用者に乾燥運転が終了したこ
とを報知する。その後、使用者は、被乾燥物が湿ってい
るため天日干し等をし、被乾燥物を乾燥させる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、被乾燥物の布量に応じ
て乾燥状態を制御することにより、シワのない状態の被
乾燥物を提供することができるので、アイロンがけ等の
シワを取るための手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る衣類乾燥機の縦断面図
である。
【図2】図1の衣類乾燥機の正面外観図である。
【図3】図1の衣類乾燥機の制御回路を示すブロック図
である。
【図4】図2の衣類乾燥機の制御装置の機能構成を示す
ブロック図である。
【図5】本発明の一実施例に係る衣類の乾燥処理のフロ
ーチャート図である。
【図6】図2の衣類乾燥機の制御装置の他の機能構成を
示すブロック図である。
【図7】本発明の他の実施例に係る衣類の乾燥処理のフ
ローチャート図である。
【図8】乾燥時間と熱気出口の空気の温度の特性図であ
る。
【図9】被乾燥物の布量Gと温度差T1−T0の特性図で
ある。
【図10】乾燥時間と電気抵抗値検知手段で検知される
電気抵抗値の特性図である。
【図11】乾燥度と電気抵抗値検知手段で検知される電
気抵抗値の特性図である。
【図12】被乾燥物の布量Gと乾燥度の特性図である。
【図13】乾燥度と乾燥時間の特性図である。
【符号の説明】
7…ドラム、13…半導体ヒータ、16…両面ファン、
20…温度検知手段、21…湿度検知手段、24…制御
装置、32…マイクロコンピュータ、301,401…
布量算出手段、302…布量判定手段、303,305
…乾燥度判定手段、304,402…布量対応乾燥度設
定手段、306…実際乾燥度算出手段、307,405
…運転制御手段、308,406…データ記憶部、40
3…対応時間設定手段、404…設定時間判定手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外枠内に被乾燥物を収納するドラムを回転
    自在に支持し、ヒータで加熱された温かい空気をファン
    で循環路を介して前記ドラムに供給し、被乾燥物を乾燥
    する衣類乾燥機において、 前記ドラム後面の空気出口に設けられ、前記ドラムから
    流出する前記空気の温度を検知する温度検知手段と、前
    記ドラムから流出する前記空気の湿度を検知する湿度検
    知手段と、前記検知された温度と湿度に基づき、前記ド
    ラムに収納された前記被乾燥物の布量を検知し、予め設
    定された布量と乾燥度の関係に基づき、前記布量に応じ
    て前記被乾燥物が所定の乾燥度になるように、前記ヒー
    タ及びファンを制御する制御装置を有することを特徴と
    する衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記制御装置は、予め
    データ記憶部に記憶された布量算出データに基づき前記
    検知された温度に対応した前記被乾燥物の布量を算出す
    る布量算出手段と、予め前記データ記憶部に記憶された
    布量対応乾燥度設定データに基づき前記算出された布量
    に対応した所定乾燥度を設定する布量対応乾燥度設定手
    段と、予め前記データ記憶部に記憶された実際乾燥度算
    出データに基づき前記検知された湿度に対応した実際乾
    燥度を算出する実際乾燥度算出手段と、前記実際乾燥度
    が前記所定乾燥度に達したか否かを判定する乾燥度判定
    手段と、前記実際乾燥度が前記所定乾燥度に達した時に
    前記被乾燥物の乾燥運転を終了する運転制御手段を有す
    ることを特徴とする衣類乾燥機。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2において、前記制
    御装置は、予めデータ記憶部に記憶された布量算出デー
    タに基づき前記検知された温度に対応した前記被乾燥物
    の布量を算出する布量算出手段と、予め前記データ記憶
    部に記憶された布量対応乾燥度設定データに基づき前記
    算出された布量に対応した所定乾燥度を設定する布量対
    応乾燥度設定手段と、予め前記データ記憶部に記憶され
    た乾燥時間設定データに基づき前記設定された所定乾燥
    度に対応した設定乾燥時間を設定する対応時間設定手段
    と、実際の乾燥時間が前記設定乾燥時間に達したか否か
    を判定する設定時間判定手段と、前記実際の乾燥時間が
    前記設定乾燥時間に達した時に前記被乾燥物の乾燥運転
    を終了する運転制御手段を有することを特徴とする衣類
    乾燥機。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3において、前記被
    乾燥物の布量が、予め設定した定格布量に対して1/2
    未満の時は、前記被乾燥物を完全に乾燥させた状態で乾
    燥運転を終了し、1/2以上の時は、前記被乾燥物を湿
    り気のある状態で乾燥運転を終了することを特徴とする
    衣類乾燥機。
  5. 【請求項5】外枠内に被乾燥物を収納するドラムを回転
    自在に支持し、ヒータで加熱された温かい空気をファン
    で循環路を介して前記ドラムに供給し、被乾燥物を乾燥
    する衣類乾燥制御方法において、 前記ドラム後面の空気出口に設けられ、前記ドラムから
    流出する前記空気の温度を検知する温度検知ステップ
    と、前記ドラムから流出する前記空気の湿度を検知する
    湿度検知ステップと、前記検知された温度と湿度に基づ
    き、前記ドラムに収納された前記被乾燥物の布量を検知
    し、予め設定された布量と乾燥度の関係に基づき、前記
    布量に応じて前記被乾燥物が所定の乾燥度になるよう
    に、前記ヒータ及びファンを制御する制御ステップを有
    することを特徴とする衣類乾燥制御方法。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記制御ステップは、
    予めデータ記憶ステップに記憶された布量算出データに
    基づき前記検知された温度に対応した前記被乾燥物の布
    量を算出する布量算出ステップと、予めデータ記憶ステ
    ップに記憶された布量対応乾燥度設定データに基づき前
    記算出された布量に対応した所定乾燥度を設定する布量
    対応乾燥度設定ステップと、予めデータ記憶ステップに
    記憶された実際乾燥度算出データに基づき前記検知され
    た湿度に対応した実際乾燥度を算出する実際乾燥度算出
    ステップと、前記実際乾燥度が前記所定乾燥度に達した
    か否かを判定する乾燥度判定ステップと、前記実際乾燥
    度が前記所定乾燥度に達した時に前記被乾燥物の乾燥運
    転を終了する運転制御ステップを有することを特徴とす
    る衣類乾燥制御方法。
  7. 【請求項7】請求項5または請求項6において、前記制
    御ステップは、予めデータ記憶ステップに記憶された布
    量算出データに基づき前記検知された温度に対応した前
    記被乾燥物の布量を算出する布量算出ステップと、予め
    データ記憶ステップに記憶された布量対応乾燥度設定デ
    ータに基づき前記算出された布量に対応した所定乾燥度
    を設定する布量対応乾燥度設定ステップと、予めデータ
    記憶ステップに記憶された乾燥時間設定データに基づき
    前記設定された所定乾燥度に対応した設定乾燥時間を設
    定する対応時間設定ステップと、実際の乾燥時間が前記
    設定乾燥時間に達したか否かを判定する設定時間判定ス
    テップと、前記実際の乾燥時間が前記設定乾燥時間に達
    した時に前記被乾燥物の乾燥運転を終了する運転制御ス
    テップを有することを特徴とする衣類乾燥制御方法。
  8. 【請求項8】請求項5ないし請求項7において、前記被
    乾燥物の布量が、予め設定した定格布量に対して1/2
    未満の時は、前記被乾燥物を完全に乾燥させた状態で乾
    燥運転を終了し、1/2以上の時は、前記被乾燥物を湿
    り気のある状態で乾燥運転を終了することを特徴とする
    衣類乾燥制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013202069A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Panasonic Corp ドラム式洗濯乾燥機
KR101414624B1 (ko) * 2007-11-21 2014-07-03 엘지전자 주식회사 건조기 및 이의 제어방법

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